2018-12-03 18:45:17 更新

概要

次の目的地へ向かう途中、森の中で昼食を取ることに。役割分担で木の実を集めるアーシェの前に、とあるポケモンが姿を現す。


前書き

サン・ムーンより前に登場するアチャモやコマタナみたいなポケモンの厳選・孵化作業をするとき、Yのソフトを使って
作業用BGMとして、ようつべで好きな曲を聴きながら育て屋さんの前の道路を自転車で行ったり来たりしているのですが

まぁ……あれですね。BGMを聞きながら一緒に歌ったりしてると、手元が狂ってるというか……何か斜めに色とりどりの花畑に突っ込んで野生のポケモンと遭遇することもあれば
キャンパスに向かって前のめりの姿勢で絵を描いている男性の芸術家さんの、突き出された尻に自転車の前輪が激突することも……

ながら作業というのは恐ろしいですね。

どうも!御無沙汰してます、柔時雨です。

ようやく2桁突入なのです!いやぁ、10話ですか。何かやっとって感じです。

今回は……まぁ、またあまり語らず、早速本文へと参りたいと思います。語るのは後書きで。

では!今回もまた覘きに来てくださった方々。ゆっくりなさっていってくださいね。


フィリア大陸最東端の町・ハイルドベルグから北に進むか、南に進むか話し合った結果、『 フィリアの綺麗な海が見たい 』 というティアの意見により、此処から南下することに決まった。


正直な話、地元民の私も南方には行った事が無かったりする。


大陸の東と西を行ったり来たり……前に居た施設は確か北方にあった筈……だから、南方のリゾート地に行くのは、これが本当に初めてなのです。


……とはいえ、そんなすぐに景色が変わるはずもなく、ハイルドベルグを出て南下するしばらくの道中は、樹木が生い茂った森の中の補正されていない道を歩く事になる。



アーシェ 「こりゃ、昼飯は此処で食うことになりそうだな。」


ティア 「そうね。ちょっと早いけど、もう昼食にしましょうか。」



それぞれ支度のために荷物を開き、食料やらアウトドア用品を支度する。



アーシェ 「ん?あ……木の実が残り少ないな。」


ティア 「本当。無くても大丈夫とはいえ、やっぱりあると何かと助かるのよね。」


アーシェ 「ん~……ちょうど森の中に居るんだし、ちょっと探してくるよ。ティアは昼飯の準備の方、よろしく。」


ティア 「えぇ。大丈夫?迷子になっちゃ駄目よ。」


アーシェ 「え?あぁ……うん、たぶん大丈夫だと思う。とりあえず、行ってくる。」



* * * * *



ティアと別れて少し森の中を歩いただけで、まぁ……見つかるわ、見つかるわ。


オボンやモモン、ナナシなど割とメジャーな物から、ソクノやイアの実などのそこそこ珍しい木の実が収穫できた。



アーシェ 「マトマ……マトマの実かぁ……う~ん……あのティアが、辛さで悶える姿も見てみたいような気もするけど、友人にそんな真似するのもなぁ……けどまぁ、ポケモンの中には辛い味が好きな奴も居るそうだし……ポロックの材料に……ん?」



木の実を求めて森の中を歩いていくうちに、気が付くと綺麗な泉の前に出ていた。



アーシェ 「へぇ……此処にも泉があるのか……」



泉の存在を確認し……そして、私は今の自分の姿を見る。


頑張って木の実を集めた代償として、泥や汗でちょっと汚れてしまっていた。


このまま飯を食うのもなぁ……かといって、ポケモンセンターの風呂もまだまだ先だし……



アーシェ 「……周りに人も居ないし……よし!」



私は木の実を地面にそっと置き、着ている物を全て脱いで泉の中に入った。



アーシェ 「冷たっ……でも、はぁぁ……気持ち良いな……」



透明で澄んだ水はとても冷たく、直接肌を刺激する。


全身の力を抜いて、水の上に浮かんで宙を眺めていた時、足の先にある茂みが動く音がしたので、慌てて泉の底に足を着けた。



茂みの揺れが止まり……上手くやり過ごしたかと思った瞬間、茂みの中から1匹のエネコロロが姿を見せた。



アーシェ 「エネコロロ?」



【 エネコロロ 】


おすましポケモン / 高さ : 1.1m / 重さ : 32.6kg / ノーマルタイプ


決まった住処を持たずに、マイペースで自由気ままな暮らしを好むポケモン。

他のポケモンが寝床に近寄って来ても、決して争わずに寝る場所を変える。

夜行性で、日暮れから行動を始める。

流行に敏感な女性トレーナーに好まれる。エネコロロ同士のスタイルや毛並みの美しさを競う。




野生のポケモンか?だったら、結構珍しいし……しかも、よく見たら色違いだ。


マジでゲットしたいけど、荷物は全部ティアの所に置いて来ちまったしなぁ……持参してるモンスターボールには既に3匹の仲間が入っている。


せめて、少しでも近くで眺めようと泉から岸へと出た瞬間———————……



??? 「シャーリー、駄目だろ。勝手に行ったら……」



色違いエネコロロのトレーナーらしき男性が同じ茂みの中から出てきた。



アーシェ 「あ……」

??? 「あ……」



その場の空気が一瞬にして凍りついた。絶対零度状態である。


私はエネコロロを見るために、水の中から完全に出た状態で……いきなりの事で、大事な場所を隠す事もできないまま、完璧な全裸を初対面の男性の前に晒してしまい……


男性は男性で、いきなり見ず知らずの女性の一糸纏わぬ姿を目撃してしまい、驚きと戸惑いを隠せないでいる……。



アーシェ 「えっと………その、見られても減るモンじゃねぇとはいえ、そんなに見つめられると、さすがに恥ずかしいんだけど…………」/////


??? 「あ……いや、すまん!まさか女の子が居るとは思わなくって……!!」/////


アーシェ 「いっ、いや!私の方も……ちょっと警戒が緩んでたみたいで……!!あの、服を着るから、少し後ろを向いててくれないか?」/////


??? 「え?あっ……あぁ、わかった!!」/////



男性がシャーリーという名のエネコロロをボールに戻し、慌てて私に背を向けてくれたので、その間に急いで服を着てしまう。



アーシェ 「も……もう、大丈夫。こっち向いてくれて良いぜ……」/////


??? 「その……本当に悪かった!何せ、この地には来たばかりで……南下しようと、この森を突っ切る途中で、野生のポケモン相手に出してたエネコロロが……」


アーシェ 「ん?お前、旅行客なのか?」


??? 「まぁ、そうなるかな……俺は『 コルボー 』。シンオウで働いてたんだが、自分の強さを磨きったくて……な。有給休暇をフル活用して、観光がてら旅をしてるんだ。」


アーシェ 「そうなのか。私はアーシェ・バーンハルウェン。私も今、仲間と一緒に……あ。」


コルボー 「どうした?」


アーシェ 「やっべぇ……そういや、ティアを待たせたままだった。そうだ!せっかくだし、コルボーも一緒にどうだ?さっきのあの調子じゃ、昼飯まだ食ってねぇんだろ?」


コルボー 「え?いや、まぁ……そうなんだけど、良いのか?急に邪魔しちまって。」


アーシェ 「うん。こういうのは人数が多い方が楽しいだろうしな。最悪、足りなかったら私のを分けてやるよ。」



* * * * *



アーシェ 「ごめん、ティア。待たせちまって。」


ティア 「いいのよ。丁度今、できたところだし……あら?そちらの方は?」


アーシェ 「シンオウ地方からのお客さん。森の中で迷子になってたのを助けた。」


コルボー 「迷子って言い方は勘弁してくれ。えっと……初めまして、コルボーといいます。」


ティア 「ティアです。アーシェちゃんの旅の仲間兼保護者をやってます。」


アーシェ 「旅の仲間ってのは認めるけど、保護者は勘弁してくれねぇかな?」



とりあえず……談笑を含んでの楽しい昼食を済ませ、再出発の準備をする。



アーシェ 「あっ……なぁ、コルボーは南下するんだったよな?」


コルボー 「あぁ。南下したら次は西、北……かな。大陸中央にも行ってみたいとは思うが……とりあえず、本土から呼び戻しの連絡があるまでは、道なりに旅をするつもりだ。」


アーシェ 「そっか!じゃあ、どうせなら私達と一緒に行かないか?進む方も一緒だし……何より、地元民が1人でも居たほうが良いだろ?」


コルボー 「いや……そう言ってくれるのは嬉しいけど、お前の独断で決めてしまって良いのか?ティアの意見は……」


ティア 「私?私もアーシェちゃんの意見に賛成。旅の仲間は多い方が楽しいし……何より、男の人が居てくれると心強いわ。」


コルボー 「そうか?じゃあ、ティアの賛同を得られたようだし……アーシェの勧誘を受けるとするかな。しばらくの間、厄介になる。宜しく頼むぜ、アーシェ、ティア。」


アーシェ 「おう!私達の方こそ、よろしく頼む。」ニコッ


ティア 「宜しくね、コルボーさん。」ニコッ



私はコルボーと握手を交わし……そのまま、コルボーの顔を引き寄せる。



コルボー 「うおっ!?」


アーシェ 「(コルボー。その……さっきの泉の件……ティアには内密に……頼む!お互いのためにも……な?)」ヒソヒソ


コルボー 「(あ……あぁ、わかった。)」ヒソヒソ


ティア 「どうしたの?2人共。」


アーシェ ・ コルボー 「「いっ……いや、何でも無い!!」」


ティア 「本当?何か、アーシェちゃんの顔が赤いんだけど……」


アーシェ 「気のせい!!大丈夫、平常運転だから!!ほら、出発しようぜ!!」/////



くっ……思い出しただけで、顔が熱くなってきた。


けどまぁ……うん。衝撃的な出会いだったけど、新しい仲間ができた事は素直に喜ぶべきだろう。


後書き

ポケモンの技である『 猫の手 』という技。手持ちポケモンで使えるポケモンが居ないのですが、個人的におもしろくて好きな技なんですよね。

昔、使っていたエネコロロに使わせていたんですが……同時に手持ちに居たバシャーモのスカイアッパーが選ばれたので
果敢に相手のポケモンにタイガーニャッパーカットを繰り出してました。たまにブレイズキックもしてました。

はい!ここまで読んでくださり、ありがとうございます!

まぁ、タグで薄々気付いていた方も居るかもしれませんが……はい。ゲストキャラ2人目の登場です!
コルボーさんを貸してくださったフォロワーさん、ありがとうございます!ありがとうございます!

出会い方は俺の都合でアレになってしまいましたが、これからまた大切に登場させていただきます。

これはティアさんやコルボーさん、後に控えるキャラクター達にも言えることなのですが
お借りしているキャラクターを登場させていただくとき、そのキャラの個性を活かせているか……殺してしまっていないか
それだけが個人的に気をつけていることであり、また今後の課題でもあると思っています。

さてと!ここまでお付き合いくださりありがとうございます!
次の今作の投稿は未定ですが、ぼちぼち書き溜めはしていますので……まぁ、気長に待っていただければ幸いです。

それでは、お疲れ様でした!また次話で御会いしましょうです。


このSSへの評価

2件評価されています


2018-12-03 21:33:29

のわっちさんから
2018-12-03 19:35:03

このSSへの応援

2件応援されています


のわっちさんから
2018-12-03 19:35:06

2018-12-02 23:55:50

このSSへのコメント

4件コメントされています

1: ミヤビフォックス 2018-12-02 23:59:01 ID: S:A5kvrD

お疲れさまです!

10話おめでとうございます!こちらもなんとか書けている状態の中柔時雨さんの安定した速度痺れます!

色違いエネコロロを持ったラッキースケ・・ゲフンゲフン色男さんことコルボー氏を連れ、次の町へピッピカチュウ(´・ω・`)!

2: 柔時雨 2018-12-03 18:48:02 ID: S:jQqt5t

ミヤビさん
コメントありがとうございます!

いえいえ、そんな……ストックが無くなったら、もう少し投稿速度が落ちますよ。

自分のキャラだからできることって……ありますよね。

3: のわっち 2018-12-03 19:38:40 ID: S:3KpFQd

ぐわぁ、感想が遅れて申し訳ないっ!
どうも、のわっちです。

アーシェちゃんのおっぱいぷるんぷるん!
羨ましなぁ……うん、本当に羨ましい。

色ちがいポケモンはイイですよね。
旧金銀の時の虫ポケモンコンテストで色違いキャタピーを探し回ったのはいい思い出です。……怠かったけど。

それと二人目の仲間加入は実に目出度い!
何時かはうちのレッドちゃんも出してくれると嬉しいなぁと思いつつ次回も楽しみにしております!

4: 柔時雨 2018-12-03 20:29:20 ID: S:oaPXdb

のわっちさん
いえいえ、そんな……コメントなんて、気の向いた時で良いんですよぉ。
でも、いつもコメントをくださり、本当にありがとうございます!

まぁ……胸どころか女の子の大事な場所までガッツリ見られたんですけどね。
Toloveっちゃいましたね。

色違いは俺も野生で何度か遭遇し、ゲットしたことがあるのですが……まぁ、個体値だったり、性格が理想とは違っていたりして……
だからこそ、卵厳選で理想の色違いアチャモが生まれてくれたときは感涙モノでした。

おぉ!レッドちゃん!いいんですか?
ちょっと、先約があるのですぐにとはいきませんが……いずれまた、こちらから申し出させていただきたいです。


このSSへのオススメ

2件オススメされています

1: ミヤビフォックス 2018-12-03 00:01:12 ID: S:CVbjS_

よくよく考えたらアーシェさんの持ちポケ ビジュアルすごくね?

2: のわっち 2018-12-03 19:39:00 ID: S:wIRare

おっぱいぷるんぷるん!


オススメ度を★で指定してください