2018-12-07 21:08:52 更新

概要

『四題噺』とは人の名前・場所・品物等の四つのお題で話を作る事。
これは暇なくぅが幕間と同じような感じで四つのお題で一頁(100000文字)に収まる様にアドリブトレーニングの為に作るSSである。
しかし、三つのお題は最初の様な指定されたモノではなくαと孝太と彩都とマネージャーに1つずつお題を聞いて作る(それぞれのお題は知らない筈
一応、世界は泊地開発。悪ノ世界の設定は今やDr.Tと孝太に魔改造されているから。

ちなみに章タイトルなどは無い。章タイトルのアレを入れる作業が意外と手間取るから。
ネット環境が無いからワードで原稿を書いてます。
原稿と言っても誤字を確認だけサラッとして投稿してるけど。時々、誤字無視るけどw
世界観や補足の説明などは『』で囲むので探索者の皆は見ておく事。
逆説で見学者の方は飛ばしても構いませんw

と言う訳でノリ良くぼっちでやって行こう!


前書き

一頁完結型四題噺、6話目。艦娘の出演率がダンガンロンパに侵食されてるお。
Dr.Tからのお題・脱出…脱出ホラーか!絶望学園か?
孝太からのお題・殺人鬼…やっぱダンガンロンパだろwwあ、でも殺人【鬼】ではないか
彩都からのお題・酸っぱい…味覚攻め、再び。酸っぱいってレモンと酢しか思い浮かばん
拓□からのお題・水…水、水、水攻め?
…よし、決めた。今回の主人公は殺人…食人鬼にしよう。あとジェノ…
それではくぅの幕間劇場これよりさっさと開幕です!
四題噺まで3 2 1 Q!SceneStart


CHAOSな配役過ぎてどうもヤバイ未来しか見えないw艦娘じゃなく深海棲艦(イッキュン達しか出てこない)

メインはダンガンロンパの腐川冬子とフェイトエクストラのマクドナルド…じゃなくピエロのランルーくんとおぜうさま、そして本編で出てくる悪食鬼の斧男です。ちなみにタイトルのピエロの酸っぱいは空腹で胃液が喉元まで来てるから胃液で酸っぱいのです!他に意味はありません(大嘘)

舞台は深海棲艦が初めて確認された日。場所はとある船。


それでは皆さんお待ちかね。幕間劇場イッテミヨー!

首吊りSESSION SEQUENCE

PROGRAM UPDATE …

CLEAR NOWLOADING…

WORLDDATA…CLEAR

ACTIONDATA…CLEAR

ITEMDATA…CLEAR

STANDBY…3…2…1…QUE

SCENESTART



*Scene00…NODATA*


これは1つの世界の始まり。この時から、この世界は始まり、この世界はこの世界に成った。


数多に存在する世界のDATA。


入力されたDATAにより改変され何かを引き起こす。


しかし、人類というDATAは環境に適応し環境を作り変え自分の環境に変える事が出来る。


彼等は既に世界の環境に染まらず自分の環境を持っていた人達だ。


そんな彼等は最初の災厄をどう過ごしたのか。



*Scene01…冬子orジェノ*



冬子「白夜様ぁ…何処に行っちゃったのかしら…あら?メール…えぇ…休暇ですって…一人で?」


冬子「白夜様の指示通りに船に乗ったら居なかった…」


東京発の豪華客船に乗った冬子。しかし、目的の人物は来ず一人で船に過ごす事になった。


冬子「しょうがないわね。部屋に戻って原稿でも…ハックシュッ」


ジェノ「アレ?アレアレアレ?ここは何処?私はジェノサイダー!!翔!」


くしゃみをした途端、別人の様に饒舌?に。


ジェノ「イヤイヤそんな事言ってる場合じゃない。ゲゲゲのゲ!やっぱり船!!あのアホンダラ!騙されてるじゃないのよ!!」


ジェノ「一人で船の上ってオカシクナーイ?つーか部屋何処よ!!アイツ部屋も知らずに何処に行くつもりだったのよ!」


ジェノ「本当に何処よ!!」


ジェノ「あーもうヘックシュ」


冬子「部屋は…こっち?メールにも書かれてないし」


冬子「何処に行けば…」


轟音が鳴り船が揺れる。


冬子「え?何々?何が起きたの!?」


足を滑らせ頭を壁にぶつけ。


冬子「」キュゥ


夢の世界へ飛び立って行った。



*Scene01…ランルー&斧男*



ランルー「お腹減った…お腹減ったよぉ」


ランルー「どうして、ここに居るんだっけ?」


ランルー「ま、いっかぁ。考えても仕方ないし」


ピエロが斧を担いだ男と衝突する図。


斧男「…すまんな」


ランルー「ううん。所で聞きたいんだけど…ここはぁ?」


斧男「うん?船の上だけど、どうかしたのか?」


ランルー「いや、うん。うん。あり…がと」


斧男「大丈夫か?体調が悪いなら医務室に行くか?」


ランルー「食べてない…だけだから」


斧男「そうか」


砲撃音が聞こえ斧男は目の前のピエロを引き寄せ衝撃に耐えた。


斧男「おいおい、平和な日本で戦争か?」


ランルー「何が起きたの…?」


斧男「不吉な匂いがするのは確かだな」


二人が通路を進むと腐女子が落ちていた。


斧男「…おい、そこのお前大丈夫か?」



*Scene01…おぜうさま&羊(執事)*



おぜう「来る日も来る日も船の上!もうする事が無いわ!!」


羊「落ち着いて下さいおぜうさま」


おぜう「これが落ち着いてられません!羊何か一発芸しなさい」


羊「そんな無茶振りを仰らないでください…」


おぜう「なら何時も通りヒューマンウォッチャーをするわよ!」


羊「変な人に話しかけないでくださいよ…前回も変な白衣着た人に話しかけて大変な目にあったんですから」


おぜう「大丈夫です」


羊「そう言ってる時に限って…お嬢様、失礼します」


おぜうさまをベッドに放り投げる羊。次に大きな揺れが船を襲った。


羊「何かあったのでしょうか。銃火器の音が聞こえました」


おぜう「ま、まさかテロ!?」


羊「テロに大砲は使わないと思いますが」


おぜう「大砲?大砲なの?海賊船?」


羊「私掠船ですか?無くは無いと思いますが…囲まれている様なので違うと思いますね」



*Scene02…冬ジェノ&ランルー&斧男*



斧男「結局、医務室か…」


ランルー「この子起きないねぇ」


斧男「何か知らんが外は囲まれてるみたいだな。四方から発砲音が聞こえるし」


ランルー「へーそれは大変だぁ」


斧男「緊張感ねぇな!」


冬子「あれ?ここ何処?」


斧男「おう、起きたか。廊下で寝っ転がってたんで医務室に連れて来たんだ。まぁ、誰も居ねえけどな」


冬子「そう言えば凄い音が聞こえた様な」


ランルー「うん、今も継続中」


斧男「囲まれてるし何処に逃げるんだって話だけどな!」


ランルー「そうだねぇ」


冬子「え?逃げれないの?」


斧男「砲撃をしてる奴等を何とか出来ればいけんじゃね?」


冬子「船に囲まれてるの?」


斧男「気配とかからして小型ボートとかに乗ってんのかもな。この階層で下の方から聞こえるって事は」


この船は8層に分かれている。一番下の8層目の地下5階は機関部、地下1~4までが客室。1階と2階はステージやプール等娯楽関係。3階はVIPルーム。この医務室は地下2階にある。

1階の甲板より上なら外の状況も解るんだろうがそれより下は窓が少ない。あっても小さな窓だけで嵌め殺してあるから外の様子は解らない。


斧男「さて、どうしたモノか」



*Scene02…おぜうさま&羊*



おぜう「ねぇ、羊。どうなってるの?」


羊「私にも状況は分かりませんがどうやら小型艦艇からの攻撃の様ですね」


おぜう「平和な日本から出たばかりで大変ですわね」


羊「何か楽しんでません?」


おぜう「いや、もうこんな船暮らしをしなくて済むと思うとむせび泣きます」


羊「どんだけ暇だったんですか」


おぜう「その為にも早く外に行きましょう」


羊「それに関しては同意出来かねますね」


おぜう「あら、どうして?」


羊「水流の音が聞こえるので恐らく下に行っても危ないだけだと思います。それに砲撃も止んでないので運悪く命中と言うのもおぜうさまならあり得ます」


二人が居る場所は3階。つまり窓の外を見れば甲板である1階のプールが見える位置だ。ちなみに一番上のフロアでもある。


おぜう「それもそうね。あとお嬢様と言いなさいお嬢様と」


羊「でしたらおぜうさまもちゃんと執事と呼んでください。メーですよ」


おぜう「羊は羊でしょう」


羊「でしたらおぜうさまもおぜうさまですね」


二人の間に静電気が走っている。パチパチと。電流程ではない。


おぜう「…止めましょう不毛だわ」


羊「えぇ、そうですね」


おぜう「所で、何だか傾いていない?」


羊「傾いてますね」


おぜう「良くある沈没のSceneでは船が真ん中からへし折れてるけど、ここに居て大丈夫なのかしら?」


羊「…急いで逃げましょうおぜうさま」


おぜう「羊…貴方さっきと言ってる事が違うわよ…」


羊「あ、そう言えば旦那様がこの部屋は独立して船に出来ると言っていましたね」


おぜう「どうやって?」


羊「水に浮かべれば?」


おぜう「船が沈んだとき一緒に沈まないかしら?」


羊「そう言えば。こう、クレーンで操作して救命ボートの様にいけるのでは?」


おぜう「そのクレーンの操作方法は?」


羊「存じておりません」


おぜう「私の不幸は貴方が本当の羊だった事かしらね」


羊「すみません。所でそんな話をするより逃げた方が良いのでは?」


おぜう「避難誘導はされてるのかしら…」


羊「されてない様ですね」


おぜう「一体何をしているのかしら」


羊「おや?甲板にボールが…あ、砲弾だったみたいです。下に行かなくて良かったですね」


おぜう「これは人がゴミの様だーとか言ってれば良いのかしら?」


羊「あ、操舵室に直撃しました」


おぜう「もう終わりの様ね」


羊「私達もですか?」


おぜう「この船がよ」


羊「そうですねーって眺めてるだけでいいんですかね?」


おぜう「取り敢えず砲弾の嵐が止む前に船が真っ二つにならない事を祈りましょう」


羊「おぉジーザッス」


おぜう「祈りの意思を欠片とも感じないわね。1点」


羊「いや、宴会の一発芸ではないんですけど」


おぜう「私が神です」


羊「デスノートの真似ですか?」


おぜう「…そういう時は突っ込んじゃダメなのよ」


羊「私がLです」


おぜう「あっそう」


羊「この件要ります?」


おぜう「要らないわね。デスノートごっこは止めましょう」


羊「まだ、終わりませんね」


おぜう「まだなのね。船よ!どうか耐えて!」


羊「www必死ですね」


おぜう「アタシ、まだ死にたくないので、そういう羊は冷静ね」


羊「足掻いても人は死ぬものですから」



*Scene03…冬ジェノ&ランルー&斧男*



冬子「それでどうするのよ」


斧男「そうだな。先ずは医務室の瓶詰薬を全部バックパックに突っ込もう」


ランルー「なんでぇ…」


斧男「瓶詰のモノは割れると大変だが海水に浸かる程度なら十分持つからな」


冬子「そうね。私は聴診器とかの器具を持って行くわ」


ランルー「これはぁ?」


斧男「それは氷嚢と言って氷を詰めて患部に当てる奴だ」


ランルー「水筒替わりなる?」


斧男「そこの冷蔵庫に氷がある筈だ。詰めて持ってこう」


ランルー「はぁい」


冬子「あ、ミネラルウォーターがあるわね。あらかた持ったわよ。それで次はどうするのよ?」


斧男「二つルートがある。一階から飛び降りるかそこの嵌め殺してある窓を割って飛び降りるか。どっちがいい?」


冬子「え?上に行けば救命ボートに乗れるんじゃ?」


斧男「救命ボートを待ってる間に砲弾の餌食になるかもな」


冬子「そ…それは嫌ね…」


斧男「まぁそれでも良いなら好きにしろ」


ランルー「ランルークンはどっちでもいいよぉ」


冬子「そ、それでも海に直接落ちるのは嫌ね…」


斧男「なら、上に行くと良い。早くしないと水路を進む事になりそうだがな。ほら外を見ろ海面が近くなってないか?沈んでる」


冬子「こんな所で話してる場合じゃないじゃない!」


斧男「至極当然だな」


冬子「私は上に行くわよ」


斧男「頑張れ。さて、ガラスを割るぞ」



*Scene03…おぜうさま&羊*



おぜう「羊、音は?」


羊「まだ、止んでませんね。と言うか外を見れば分かりますよ。人が吹っ飛んでいってますし」


おぜう「意外とこの船持ってるわね」


羊「そうですね。まぁ、船体が大きいですから小さい砲弾で沈めるには時間が掛かると思いますが」


おぜう「小さい砲弾?」


羊「砲にしては小さいですね。視認は十分に出来ますが。何と言うか弾の大きさに見合った威力でないと言うか…」


おぜう「そう言えば私には弾見えないわね」


羊「私の視力は2以上ありますから」


おぜう「鷹の目?」


羊「そんな役に立たない物より今、この現状をどうにかする物が欲しいですね」


おぜう「何を言っているの長所と言うモノはそれだけで自分の宝よ」


羊「おぜうさまがおぜうさまなのも?」


おぜう「そう言えば私はどうしておぜうさまなの?」


羊「それはとても哲学的な質問ですね」


おぜう「そこまでかしら…」



*Scene04…冬ジェノ*


冬子「上に行くにはこっちよね…あれ?こっちだったかしら…」


冬子「多分こっちね。…多分」


医務室を出て彼女は通路を左に進んだ。


冬子「…水音、本当に浸水してるのね。早く行かなきゃ」


冬子「階段…やっと登れ…ヘックシュ」


階段を見つけ登る途中、くしゃみをした瞬間に船が揺れる。彼女は階段から転げ落ち。また夢の世界へと旅立って行った。



*Scene04…ランルー&斧男*


二本の斧を嵌め殺しの窓に叩きつける。


斧男「ヒビが入っただけか…意外と硬いな強化ガラスか…」


ランルー「割れないのぉ?」


斧男「どうやらその様だ」


ランルー「水が入って来たみたいだよぉ」


斧男は今、ヒビが入った窓と足元の水を確認して。


斧男「よし、早く上に行くぞ!!」


ランルークンを抱え上げ医務室を後にする。斧男は通路を右手に進んで行った。



*Scene04…おぜう&羊*



おぜう「あら、凄い揺れ。まだ折れては無さそうだけど」


羊「そうですね。揺れの原因は砲撃ではなく浸水でしょうか?」


おぜう「それならシャッターが作動する筈ね」


羊「逃げ遅れた方が居ないと良いですね」


おぜう「甲板で人が吹っ飛んでるのに今更ですわね」


羊「…そうでした。もう手遅れでしたね」


おぜう「あら、それは私達もじゃないかしら?」


羊「いえ、ここは安全ですから」


おぜう「嫌に余裕ね」


羊「えぇ、十神白夜様の秘書がこちらに向かっているという事ですから」


おぜう「白夜の秘書って事はあの子ね…大丈夫かしら?幸薄そうな顔でしたけど」


羊「いえいえ、人とは二面性を持っているモノです。表側だけで判断しない方が良いと思いますよ。おぜうさま」


おぜう「それもそうね」


羊「それに私一度お相手をして貰って負けてます」


おぜう「本当に私の執事はどうして羊なのかしら。」


羊「私もどうして執事をしているのか不思議でなりません」


おぜう「…あら?羊、その秘書が来るって連絡何時に来たのかしら?」


羊「砲撃の来る直前辺りですかね」


おぜう「甲板の吹っ飛んでる中に居たらどうしましょう」


羊「彼女なら大丈夫でしょう」


おぜう「では、待ちましょう」



*Scene05…冬ジェノ*



ジェノ「ゴボゴボゴボ…グルジイ!」 


海水が気管に入り込みジェノの意識は起動した。


ジェノ「ひゃっはーあぁ?え?何この状況!?しょっぱい!?びしょ濡れ!」


ジェノサイダー翔が周りを見渡すと1つの部屋の扉が吹っ飛んだ。


ジェノ「…マジで!?って、さっきアイツらと別れた部屋じゃん。本当に窓割って出たのね!とってもクレイジィ!!」


ジェノ「そんな事言ってる暇ないじゃん!!」


扉を吹っ飛ばすほどの水流がジェノサイダーに向かって迫ってくる。


ジェノ「逃げなきゃコレはガチで死ぬ!!」


腰元まで来ている水を頑張って蹴散らすジェノサイダー。


ジェノ「セーフ!セーフ!荷物全部流されたけどセェエエフ!」


ジェノサイダーは階段を上り切った模様。


ジェノ「取り敢えず階段上る?どうしましょー!」


ジェノ「…あ、携帯鳴ってる」


ジェノ「ハイ!ハイ!モシモーシ!」


白夜<ジェノサイダーか…お前に言ってもあいつは覚えてないんだが。まぁしょうがない決してくしゃみをするなよ>


ジェノ「生理現象なので保証は出来ませー!ん!」


白夜<電話で大声を出すな。取り敢えずVIPルームに向かえ。着いたらリダイヤルしろ>


ジェノ「VIPルームって何処ヨ!!」


白夜<3階にある。今はエレベーターは止まっているだろうから非常階段を探して登れ、1階の非常階段でないと行けないからな>


ジェノ「ハイハーイ!分かりまっした!!」


白夜<了解の返事よりも早く行け>ブツッ


ジェノ「まずは一階まで駆け上がりまーっす!!」



*Scene05…斧男&ランルー*



斧男「ふむ…」


ランルー「上に行けないねぇ」


斧男「どうやら下に行くしか無さそうだな」


彼等が歩いてきた通路は防火扉の向こう。やっと見つけた階段も登った先は防火扉が降りている。


ランルー「でも…水凄いよぉ?」


斧男「浸水対策のシャッターならこっちには浸水している所がある筈だ。水流は凄いだろうが外に出れる穴が有る筈」


ランルー「息が続かないと思うなぁ…」


斧男「ふむ…ならこの氷嚢を幾つか使おう」


ランルー「それぉ?」


斧男「こういう時は迅速に行動した方が良いからな」


斧男「これに空気を入れる。息が苦しくなったら吸え」


ランルー「えぇ…」


斧男「蓋を下にして開けないと空気が零れるからな」


ランルー「分ったぁ」



*Scene05…おぜう&羊*


羊「いや、しかし遅いですね」


おぜう「遅いわね。羊、貴方探してきなさい」


羊「いえ、行き違いになるかもしれませんし。おぜうさまの傍に居るのが私の仕事ですから、行きませんよ」


おぜう「それもそうね。別に貴方が居なくても良いけど一人は寂しいし」


羊「寂しいならおぜうさまの趣味のなんでしたっけ?蟻んこ観察でもしたらどうですか」


おぜう「外を見たら蟻の様に見えるからって止めなさい」


羊「解るおぜうさまも相当ですね」


おぜう「人間性何て掃いて捨てたわ」


羊「捧げるんではなく?」


おぜう「捧げても神は私だもの」


羊「おぜうさまは蜘蛛姫ですね分かります」


おぜう「火防女よね?」


羊「でしたらグウィンドリンの方が良いですか?」


おぜう「何で陰の方なのよ。せめて太陽の方にしてよ」


羊「おっと失礼。おぜうさまはソラールでしたね」


おぜう「…」グリコのポーズ


羊「…」グリコのポーズ


おぜう「羊、中々やるわね」


羊「おぜうさまこそ」



*Scene06…冬ジェノ*



ジェノ「取り敢えず1階には着いたけど…通路が無くなってる!!アラヤダ!凄くね!」


ジェノ「良くある脱出物みたいに通路が無い所は飛び越えられないわね!」


ジェノ「迷路の様にゴールを探しましょ!」


ジェノ「ここもペケ、こっちもペケ、あっちもそっちもペケペケ!ピンポーン!こっちが行ける!と言うか草食動物の皮を被ってる雑食の奴の臭いがした!!」


怖ろしい嗅覚で哀れな獲物(羊)の臭いをキャッチ。迷うことなく非常階段を見つける。


ジェノ「この状況なら殺ってもバレなくね?あ、バレるか!」


非情階段を凄い勢いで登って行った。



*Scene06…ランルー&斧男*



斧男がピエロを脇に抱えて水中を進む。水流の流れを感じ取り穴のある方へまるで魚の様に泳いでいく。


ランルー「ゴボゴボゴボ」


ランルークンは斧男にしがみ付くのに必死だ。


斧男「…」


斧男はランルークンが死なない程度に氷嚢の空気を与える。空気が残っている所を見つけ浮上。


斧男「大丈夫か?」


ランルー「だいじぉぶ」


斧男「穴なんだが想像よりも小さい。お前、海中でも目を開けられるか?」


ランルー「うん」


斧男「後ろから押してやるから先に出ろ」


ランルー「分かったぁ」


斧男が潜る。ランルークンは決して大きくない穴をくぐり抜け外に脱出した。



*Scene06…おぜう&羊*


おぜう「まだかしら」


羊「大丈夫ですよ」


おぜう「羊、鳴きなさい」


羊「メー」


おぜう「もうちょっとリアルに泣けないの?」


羊「メェエェエ」


おぜう「そうそう、そんな感じつまんないわね」


羊「突然やらされてそんな評価を頂けるとは…嬉しくて涙が…おや?何か背筋に悪寒が」


おぜう「あらやだ、風邪?体調管理も出来ないなんて…」


羊「…いえ、これは殺気です」



*Scene07…冬ジェノ&おぜう&羊*


ジェノ「到着!!そしてサヨナラ!!」


羊「させません!!」


扉を開いて飛びかかって来たジェノサイダーに対して羊が投げたモノは…


ジェノ「辛いとてもスッパイシィィィィヘックシュ」


冬子「…あぁ、私どうしたのかしら…確か階段を上ってる途中だった気が」


胡椒を投げつけた様です。


羊「ようやく到着しましたね」


おぜう「遅かったわね」


冬子「貴方、白夜様の従姉妹の放蕩娘…」


おぜう「誰が放蕩よ!!」


冬子「いや、だって白夜様にそう紹介されたモノ」


羊「失礼、所でここに来てどうするか指示は受けてますか?」


冬子「え?そう言えばどうして私…ここに居るの…?」


おぜう「え?」


羊「…えっ?」



*Scene07…ランルー*



ランルー「ぷはぁ」


息をする。無駄に動かないコレだけで体は浮いて行く。ピエロの化粧は水では落ちにくい様だが酷い状態だ。


ランルー「あれぇ?あの人は?」


海に浮いて周りを見るけどあちらこちらに廃材は浮いているが浮いてくる者は居ない。


どうやら斧男とははぐれた様だ。


ランルー「おーい誰か居ないのぉ―」


ザプンと音がして何かが海から顔を出した。


ランルー「…シャチ?」


黒い頭を見てそう思ったが口がガパリと開き中に銃口らしき物が見えた。


ランルー「敵ぃ?」



*Scene07…斧男*



斧男「…やばいな。肩が入らん。穴を広げるか」


息継ぎをし、水に潜る。両手に持った斧を穴に向けて振るうが水に邪魔をされ威力が減り穴を広げるには至らない。


斧男「流石に分厚い鉄の板に開いた穴をコレで広げるのは無理があるか…他の場所を探すか?いや、探してる時間は無いな」


斧男「しょうがない。持ってくれよ相棒」


もう一度水に潜り、穴に斧の刃を噛ませ壁に足を着き力一杯、柄を引く。すると穴に亀裂が入っていく。

何度か繰り返し、自分の身体が通り抜けられる程の大きさになった。


斧男「ぷはぁ、まさか相棒を缶切りに使うとはすまんな」


そう言って呑気に刃を撫でる斧男。


斧男「おっとそう言えばピエロの事を忘れてた」


潜水し、穴を通り外に出る。



*Scene08…冬ジェノ&おぜう&羊*



羊「十神白夜様から何か指示を受けてるとかありませんか?」


冬子「無い…わね…」


おぜう「どうしてここに来たのよ」


冬子「気付いたら居たのよ…」


羊「何てことでしょう」


おぜう「連絡は取れないの?」


冬子「あ、取れるわね。何かごつい携帯持たされてた」


おぜう「それなら、さっさと取りなさいな」


冬子「あれ?着信が残ってる。白夜様から!かけ直さないと!」


不在着信ではない事に気付かないままかけ直す。


白夜<遅い。何をしていたんだ>


冬子「ごめんなさい白夜様!気付かなかったわ…」


白夜<お前は今VIPルームに居るのか?>


冬子「ここってVIPルーム?」


おぜう「そうよ」


冬子「VIPルームです」


白夜<そうか、実はその船は十神製だ。VIPルームは独立して救命船になる。操作方法は羽姫の部屋で出来る>


冬子「はねひめって誰…?」


おぜう「私よ私」


羊「尾瀬 羽姫(おぜ はねひめ)お嬢様です。略して尾瀬羽(おぜう)様です」


おぜう「主を略す執事なんて聞いた事無いわ…」


羊「私は羊ですから」


冬子「それで何すれば良いの?この携帯、羊に渡せば良いの?」


キラーパス過ぎる。


白夜<誰だ羊…あぁ、あいつか。代われ>


冬子「どうぞ」


羊「お電話変わりました。尾瀬家のSP兼羊の執事と申します。」


おぜう「とうとう名前と職業が入れ替わったわね」


羊「はい…はい」


羊が何やら壁に手をついていると壁がズレた。


おぜう「ふぁ!?隠し通路的な?」


羊「あぁ、ありました。大丈夫です。えぇ、はい」


現れたのはコンソール的なメカメカしい何か。それを白夜の指示によって操作する羊。



*Scene08…ランルー&斧男*



開いた口に斧が刺さる。


イッキュン「!?」


イ級は口を閉じようとするが斧を咥えこむ形となった。


斧男「大丈夫か?」


ランルー「え?うん…」


斧男「コレ硬すぎるな。鉄じゃない様だ」


もう一つの斧でイ級を斬ろうとするが傷すら付かない。


ランルー「それじゃ、駄目だよぅ。――」


ランルー君がイ級の頭に手を乗せる。その掌がイ級の頭にめり込んだ。


斧男「!?何だ。それは」


ランルー「ただの魔術…」


斧男「魔術?」


ランルー「…海の上だし陸を探そうよ」


斧男「それもそうだな。本土に向けて泳ぐのは体力が尽きる可能性が高い。つまり、近くの島を目指そう」


ランルー「近くの島ってあそこ?」


斧男「そうだな。見える範囲ではあそこか」


二人は近くの島に向けて泳ぎ始めた。



*Scene09…冬ジェノ&おぜう&羊*



羊「これで良し」


操作が終わったようで。クレーンで運ばれるVIPルーム…ならぬVIP船は無事に海に着水しました。


おぜう「水に浮いているわ!!」


羊「どうやらおぜうさまの部屋だけこの仕様の様ですね」


おぜう「お父様ね」


冬子「お嬢様と執事の禁断の愛…良いわね。採用」


おぜう「私が羊と?あり得ないわね」


羊「えぇ、ありえませんね」


冬子「ただのネタよネタ、本気にしないで」


羊「そうですか」


おぜう「それよりも何か黒っぽい奴が海に浮いてるのだけど」


冬子「…遠隔砲台かしら?」


羊「あ、口開いた。どうやらその様ですね」


おぜう「その様ですねじゃないわよ!照準こっちじゃないの!」


羊「あぁ、そうでした。回頭します。捕まってて下さい」


冬子「きゃー」


おぜう「とても棒読みね」


壁に叩きつけられる冬子に対しておぜうはベッドの上をトランポリン宜しく跳ねていた。


羊「おぜう様器用ですね」


おぜう「私は元から器用よ」


冬子「…余所見してる場合じゃないんじゃないの?」


羊「そうでした。これより当該海域より離脱します」


おぜう「羊は海洋生物だった…?」


羊「今は任務モードですから」


スピードを上げ客船から離れる。向かうは本土へ。



*Scene9…ランルー&斧男*



斧男「ふぅ、大丈夫か?」


ランルー「大丈夫だよぉ」


斧男「しかし、何も無さそうだな。お、向こうにも島が見えるな」


ランルー「あ、小屋があるよぅ」


斧男「中は…網…とバケツ、ビニールシートしかないな。物置か?」


ランルー「漁師小屋みたいな?」


斧男「取り敢えずコレを外にだして中で過ごすか」


ランルー「そうだね」


斧男「雨風が凌げるのは有難いな。あとは水と食料をどうするか…いや、水は何とかなるかもな」


ランルー「近くに川あるかな」


斧男「バケツとビニールシートで水は確保できる。網も使えるな。後は重しに使える石や流木を探すぞ」


ランルー「分かったぁ」



斧男「よし、見つけたな。それじゃ、水を確保する装置を作ろう。そう言えばさっきの魔術とやらで水や食料を作り出す事は出来ないのか?」


ランルー「ランルー君には無理だよぅ」


斧男「そうか、なら良い」


斧を使って砂を彫り始める。


ランルー「何してるの?」


斧男「穴を掘ってる」


バケツが収まる程の深さでバケツの直径の3倍ほどの広さの穴を掘り終える。


斧男「よし、砂が崩れない様に網を張るか」


網を二重にして砂の穴に海水をかけつつ固める。


斧男「後はバケツを真ん中に置いて…周りに海水を回しかけてビニールシートを穴に被せる。周りに重しを置いて真ん中に小石を乗せるっとこれで水分は手に入るな。時間は掛かるが」


ランルー「これだけぇ?」


斧男「これだけだ。もう一つ作っておこう」


二つの蒸留装置を作って小屋に戻る。


ランルー「ヒョウノーに入ったお水は飲む?」


斧男「一口ずつ飲めよ。アレが成功しなかったらヤバイからな」


ランルー「分かったぁ」


斧男「この後、島を見回るがお前も来るか?」


ランルー「うん、いくぅ」


斧男「分かった」



*Scene10…冬ジェノ&おぜう&羊*



冬子「白夜様!」


白夜「遅かったな…」


おぜう「待たせたわね!!」


羊「お待たせしました。白夜様」


白夜「海沿いに居るのは危険だ。移動するぞ」


羊「おぉ、コンドル…」


おぜう「あんまり飛行機は好きじゃないんだけど、しょうがないわね」


白夜「置いてくぞ」


冬子「あ、待ってください白夜様!!」


おぜう「さっき言ってた禁断の愛。自分の事…?」


羊「…かも知れませんね」


おぜう「私達も乗りましょう」


羊「畏まりました」



*Scene10…ランルー&斧男*


斧男「成程、上に登るのは厳しそうだな」


ランルー「一周してみたけど殆ど崖みたいだねぇ。上の方は木が茂ってるみたいだけどぉ」


斧男「一回上がれたら上の木を加工して梯子かなんか作れるんだがな。流石に登るのは厳しいか」


ランルー「斧で登れる?」


斧男「良さそうな所があればな。一旦戻るぞ」


ランルー「分かったぁ」


一旦戻って。小屋。


斧男「さて、少しばかり水が出来てるな。水分補給だ。」


ランルー「ぬるい…」


斧男「冷やせないからな」


ランルー「冷やそう」


斧男「どうやって?」


ランルー「―――――。冷えた」


斧男「え?本当だ。マジで冷えてやがる…」


ランルー「飲もぅ」


斧漢「あぁ」


ランルー「美味しい?」


斧漢「冷たい水は癒されるな」



*Scene11…ダンガンロンパ一行*



現在、ここに居る人物はおぜう、羊、十神白夜、腐川冬子、苗木誠、霧切響子。


おぜう「そういえばどうしてこの子を私のところに送ったの?」


白夜「保険だ。知り合いに5割程度の確率で当てる占い師が居てな」


誠「その占い師が今日、世界に決定的な綻びが現れるとか言う神託を半年位前にしたんだよね」


白夜「残念ながら一月程前から連絡が取れなくなっているがな。信用の出来る人物に死んでもらうと困るから呼んだんだ」


おぜう「あれ?白夜にも信用できる人物居るんだ?」


白夜「お前もその一人だから呼んだんだ」


おぜう「嘘…私も?働きたくないわよ?」


白夜「ふん、働きたくなくても働いてもらうぞ」


眼蛇夢「待たせたな。捕まえるのに手間取ってしまってな」


冬彦「招集されるのは久しぶりだな」


ペコ「そうですね」


眼蛇夢が連れて入ってきたのは九頭龍冬彦と辺古山ペコの二人だ。


響子「説明に入っても良いかしら?」


白夜「他の者は捕まってないからこれで全員だ」


響子「では説明するわ」


響子「現状、何が起こるのか解らなかったのだけれども現在海に鮫等よりも凶暴な何かが出現して船を襲っているようね」


和一「ちっす!お呼びです…か…すんません」


白夜「左右田遅れてきたお前は空気だ。発言をするな。良いな」


和一「…」


響子「続けて良いかしら?」


響子「では続けるわね。自称天才占い師の葉隠君が今日何か起こると予見したのは半年前。そして今日現在迄分かったことは殆ど無かったわ。大手企業や、政治の動きも今日の事に関わっている動きでは無かったけど、細々とした企業が関わってるかもしれない。でも零細企業がこんな事を起こせる筈が無いしそもそも通商を破壊したって言う事は企業が関わってないとも言える。なので一番はカルト集団によるテロなのかも知れないわ」


羊「自律型の兵器ですか…そんなのがカルト集団に作れるんでしょうか。私が見たのは100は超えてましたよ。」


響子「金の流れ的に言うと日本はシロね。そうなると他の国が関わっている可能性もあるわ」


誠「外国の動きなんだけど特に怪しい国とかは…あったや。ウィルキアって所なんだけど。軍部の方でクーデターのにおいがあるとか」


『本編の誠元帥と名前被ったwww別人なので把握yrw』


響子「今回はそのクーデターに巻き込まれたって事?現実的じゃないわね」


誠「一応、日本はウィルキアの同盟国ではあるらしいし可能性はあると思う」


和一「あー、ちょっと良いか?」


白夜「何かあるのか?」


和一「いや、さっきチラっとドローンで偵察してきたんだけど。アレは多分兵器じゃないと思うんすよ」


眼蛇夢「成程、ドローンを貸してくれと言ってきたがそういう事だったのか」


白夜「それで、どうなんだ」


和一「見た感じ生き物っすね。機械的な動きをしてないアトランダムで設定してるにしては動きに統一性も見られる。群れで行動するように設定されててもアレは無いっす。ただ、目的を持って攻撃をする意思が見えたんでもしかすると遠隔操作の兵器って可能性はありますが。流石に量が多すぎる。なので生体ってのが一番可能性としては妥当です」


『左右田が見たのはイッキュンです。人が沢山海に沈んでから人型は出てきます。ゲスゥ』


白夜「…魚の亜種みたいなモノか?」


和一「あくまでも機械専門なので上手く言えないですけどそう思った方が良いなぁ」


羊「お待ち下さい。ただの魚が船を沈める事が可能ですか?」


和一「だから、ただの魚じゃないんだって。あくまでも機械ではなく生物だって言ってるだけだから」


響子「分かってる事はこれくらいね」


冬彦「海の事だと陸自で出来ることは無いんじゃないか?」


白夜「海だけじゃないかも知れない。だから呼んだんだ」


冬彦「陸でも変異種が出てくるのか…」


白夜「空海の方では混乱が予想される。江ノ島と戦場達も駆り出されて捕まらなかった」


冬彦「分かった。陸の方は任せろ」


響子「私たちは次は何を調べれば良いのかしら?」


白夜「お前たちは引き続きあのバカな占い師を探せ」


誠「分かった。にしても何処に行っちゃったんだろう葉隠君」


響子「もしかしたら何かに巻き込まれてたりして」


白夜「何かを見て逃げたのかも知れんな」


おぜう「…私何のためにここに居るの?」


白夜「お前にはお前の役割がある」



SceneCut



*Scene11…ランルー&斧男*



ランルー「ここからどうするのぉ?」


斧男「取り敢えず上に上る。清水があれば良いんだがな」


ランルー「待ってていい?」


斧男「あぁ、何か見つけたら戻ってくる」


ランルー「分かったぁ」


斧男「では行ってくる」


ランルー「いってらっしゃぃ」



*Scene12…斧男*



斧男「よしよし、行くぞ」


斧をピッケル代わりに命綱も無しに崖を登っていく男。


斧男「登り終えた。さて、何があるかな」


男が回りを探すと木に銅色の果実がついているのを見つける。


斧男「何ぞ…茶色のリンゴなんて見たことが無いな」


斧男「もぐっ酸っぱいが食えなくは無い。腹の足しになるし持って帰るか」


斧男は斧をブーメランよろしく投げまくりリンゴを収穫していく。


斧男「こんなもので良いか…帰るか」



*Scene12…ランルー*



ランルー「あ、やっぱり。自分の魔力を使わなくても魔術が使えてる…?」


ランルー君、魔術の行使中。


ランルー「アレはもしかしたら魔術で作られた生物?」


ランルー「それにしても熱で蒸発した水蒸気を外気で冷やして水を作る何て思いつかなかったなぁ。冷やすだけで良いなら楽だけど」


ランルー「このくらい水があれば暫くは大丈夫かなぁ」


ドサドサとモノが落ちる音がした。


ランルー「…?何の音だろう」



*Scene13…斧男&ランルー*


斧男「戻ったぞ」


ランルー「お帰りぃ、リンゴ…」


斧男「あ、やっぱリンゴなのか?」


ランルー「それ多分食べない方が良いよぉ」


斧男「しかし、他に食料になりそうなものは無かったからな」


ランルー「そっかぁしょうがないねぇ。それよりあれぇ」


斧男「…船が完全に沈んだな」


ランルー「いや、そうじゃなくて水沢山作ったぁ」


斧男「ん?おぉ、早いな。魔術って言ってたな。詳しく教えてくれよ」


ランルー「んー、良いよぉ?」



*SceneXX…NODATA*


消えた葉隠、斧男は魔術を習得できたのか。


葉隠について一つ言える事はダンガンロンパ勢について説明したのはその日に何かがある事。


本編では海軍が深海棲艦がその日に現れる事を知っていた動き。


自称天才占い師葉隠君はどう関わっているのか!


それでは皆様また次回!には続かない。



SceneCut


後書き

相変わらずの尻切れトンボ。何故なら本編に関係するような事なのでそう易々と…って思ったけど易々と情報公開してますよねー。

久しぶりの更新ですが。そろそろPCが逝きそうです。
DATAが吹っ飛ぶと言う事故がありましたが大丈夫大丈夫。


このSSへの評価

このSSへの応援

このSSへのコメント


このSSへのオススメ


オススメ度を★で指定してください