2018-12-28 02:24:09 更新

概要

奉仕部にてデュエル!!!


前書き

奉仕部デュエルさせてみようという何番煎じのSSなんだろうか。


今日は放課後、部活終わりに大会があるために俺は鞄の中に遊戯王のデッキを入れていた。


まさか奉仕部の面々でだけでなく、三浦達とデュエルするとはこの時の俺は思っていなかった。


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ー総武高校/放課後ー


八幡「うーっす。」


雪ノ下「こんにちは。由比ヶ浜さんは遅れてくるそうよ。」


八幡「あぁ。三浦達と喋っていたのを見たよ。」


雪ノ下「そう。」


その後俺達に会話はなく、お互いに本を読んで過ごしていた。まぁいつもの事だが。


しばらくして雪ノ下がお茶の準備を始めた。由比ヶ浜が来る頃の合図だ。


由比ヶ浜「やっはろ~!」


部室の扉が開き聞きなれたアホっぽい挨拶をする我が部のアホの子、由比ヶ浜結衣。ってか雪ノ下はなんで由比ヶ浜が来るタイミングがわかるのん?


八幡「うす。」


雪ノ下「こんにちは。今お茶淹れてるわ。もう少し待ってちょうだい。」


由比ヶ浜「ありがとう~!そうだ。これってヒッキーの?」


そう言って由比ヶ浜が生徒手帳から出したのは遊戯王のカードだった。


八幡「あ、そうだ。ありがとう。」


由比ヶ浜から受け取ると一応確認をしてデッキケースに入れた。それを見た由比ヶ浜が、


由比ヶ浜「それって遊戯王のデッキ?」


と食いついてきたので


八幡「あぁ。」


とだけ答えた。


由比ヶ浜「ヒッキーもデュエルやってるんだ~。デッキ見せて~」


八幡「ん?【も】って事は由比ヶ浜もやってるのか?ほらよ。」


由比ヶ浜「ありがとう~。優美子や戸部っち達とやってるよ。」


八幡「三浦までやってるのか。人は見かけによらないものだな。」


由比ヶ浜と喋っていると、


雪ノ下「どうぞ。」


と雪ノ下が俺と由比ヶ浜の前に紅茶を置いてくれた。


八幡「サンキュ。・・・・やっぱ美味いな。」


雪ノ下「そ、そう。」


褒められたのが嬉しいのか恥ずかしいのか顔を真っ赤にしたまま自分の席に戻ってしまった。


雪ノ下「ところで比企谷君。」


八幡「ん?」


雪ノ下「比企谷君はデュエルをするのよね?」


八幡「あぁ。今日もこの後大会があるからデッキを鞄に入れてきてたんだ。」


雪ノ下「まだ時間はあるし私とデュエルしないかしら?」


八幡「え?雪ノ下もデュエルやってんの?」


由比ヶ浜「うん。ゆきのんともやってるよ。はいヒッキー。見せてくれてありがとう。」


八幡「おう。」


雪ノ下「で、やるのかしら?今日は持ってきているのだけれど。大会があるならデュエルをしておきたいのではないかしら?」


八幡「マジでか。じゃあ頼むわ。」


雪ノ下「マッチではなくシングル1本でいいかしら?」


八幡「あぁ。由比ヶ浜はどうする?」


由比ヶ浜「あたしも後でやるよ~」


八幡「了解。じゃあ始めるか。」


八幡&雪ノ下「「デュエル!!」」


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八幡「俺から先攻だな。俺は手札から魔導書士バテルを通常召喚。効果でデッキからグリモの魔導書を手札に加える。


雪ノ下「比企谷君のデッキは魔導デッキの様ね。」


八幡「使いやすいからな。魔導じゃないカードも入っているが。俺はグリモの魔導書を手札に加え、手札からフィールド魔法、魔法都市エンディミオンを発動。」


由比ヶ浜「魔法を使うテーマだからエンディミオンは相性よさそうだね。」


八幡「グリモの魔導書を発動して、デッキから魔導書廊エトワールを手札に加える。エンディミオンの効果で魔力カウンターを1つ乗せるぜ。エトワールも発動しておこう。さらにエンディミオンに魔力カウンターを1つ乗せる。カードを1枚伏せてターンエンドだ。」


雪ノ下「では私のターンね。ドローするわ。私は手札からジェネクス・ウンディーネを通常召喚する。」


八幡「召喚成功時に永続罠、魔導変換を発動するぜ。相手がモンスター効果を発動するたびにこのカードに魔力カウンターを1つ乗せるが、ウンディーネの効果は発動するか?」


雪ノ下「一つだけだし構わないわ。効果発動。デッキから海皇の竜騎隊をコストにしてジェネクス・コントローラーを手札に加えるわ。」


八幡「海皇水精鱗かよ・・・・・魔導変換に魔力カウンターを1つ乗せる。」


由比ヶ浜「ゆきのん新しいデッキ作ったんだ~今まで使ってたのは幻影騎士団だったよね?」


八幡「幻影騎士団もガチすぎるだろ・・・」


雪ノ下「えぇ。一時期は組んでいたのだけれど、また組みたくなってね。続けるわよ。コストで送られた竜騎隊の効果でデッキから深海のディーヴァを手札に加えるわ。バトルフェイズ。ジェネクス・ウンディーネで魔導書士バテルを攻撃。」


八幡 LP:8000→7300


雪ノ下「私はカードを1枚伏せてターンエンドよ。」


八幡「俺のターン、ドロー。手札からグリモの魔導書を発動。デッキから魔導書士バテルを手札に加える。」


雪ノ下「ドローフェイズ以外で相手が手札にカードを加えた場合、ドロール&ロックバードの効果発動。比企谷君も私もこのターン、デッキから手札にカードを加えられなくなるわ。」


八幡「マジか・・・・魔導変換にカウンターは1つ乗せておこう。これでターンエンドだ。」


雪ノ下「私のターン。深海のディーヴァを通常召喚。ディーヴァの効果でデッキから海皇の重装兵を特殊召喚。」


八幡「ドロール&ロックバードが効いた・・・・・魔導変換にカウンターを1つ乗せる。」


由比ヶ浜「あたしのデッキもサーチが多いからドロール&ロックバードが効くんだよね~。」


雪ノ下「深海のディーヴァをコストに手札のA・ジェネクス・バードマンの効果を発動。特殊召喚するわ。」


八幡「めっちゃいい手札っぽい。魔導変換にカウンターを1つ乗せる。」


雪ノ下「重装兵の召喚権を使って深海のディーヴァを通常召喚。効果でデッキから海皇子ネプトアビスを特殊召喚。」


八幡「動きがガチすぎる・・・ディーヴァの効果が使われたから魔導変換にカウンターを1つ乗せる。」


由比ヶ浜「ゆきのん。もうそろ魔導変換にカウンターが6個溜まっちゃうよ?」


雪ノ下「問題無いわ。海皇子ネプトアビスの効果でデッキから海皇の重装兵をコストに効果発動。海皇の狙撃兵を手札に加えるわ。」


八幡「なるほどな・・・・・それで魔導変換にカウンターが乗っても大丈夫だったのか。」


雪ノ下「水属性モンスターの効果のコストで墓地に送られた海皇の重装兵の効果発動。相手の表側表示のカード1枚を破壊できる。もちろん魔導変換を破壊するわ。」


八幡「どんどんとリソースが減っていく・・・・」


雪ノ下「さらに私は深海のディーヴァと海皇の重装兵で水精鱗ーサラキアビスをリンク召喚。セットされていたアビスフィアーも発動して、サラキアビスのリンク先に水精鱗ーリードアビスを特殊召喚。サラキアビスの効果で攻撃力と守備力が500アップするわ。」


八幡「こりゃ負けたな・・・・」


雪ノ下「リードアビスでダイレクトアタック。」


八幡:LP 7300→4100


雪ノ下「水精鱗ーサラキアビスでダイレクトアタック。」


八幡LP:4100→2500


雪ノ下「海皇子ネプトアビスでダイレクトアタック。」


八幡LP:2500→1700


雪ノ下「A・ジェネクス・バードマンでダイレクトアタック。」


八幡LP:1700→300


雪ノ下「最後はジェネクス・ウンディーネでダイレクトアタック。」


八幡LP:300→0


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~デュエル終了後~


八幡「ドロール&ロックバードが効いたな~・・・対策入れておくか。というかリードアビスって珍しいな。」


由比ヶ浜「あたしも入れてるデッキは見たことないよ~」


雪ノ下「最後の一押しの打点で1枚だけ入れてるわ。」


八幡「なるほどな。雪ノ下のおかげでこのデッキの改善点が分かった。サーチを止められると辛い。」


由比ヶ浜「どのデッキにも言えるけど、魔導は特にね~」


八幡「ちなみに由比ヶ浜はどんなデッキなんだ?」


由比ヶ浜「あたしがよく使ってるのはハーピィかな~。それか幻影彼岸。」


八幡「どっちもガチデッキじゃん・・・・」


由比ヶ浜「ヒッキーは魔導の他にどんなデッキ使ってるの?」


八幡「俺はファンデッキというか、このカードが使いたい!って感じでデッキを組むことが多いな。基本的にテーマ単体のデッキじゃなくて

、この魔導エンディミオンみたいなデッキが多いかな。」


由比ヶ浜「へぇ~。今度は魔導じゃないデッキであたしとデュエルしようね!!」


八幡「おう。それじゃもう俺は行くわ。デッキを改造して大会出たいからな。」


由比ヶ浜「頑張ってね!!!」


雪ノ下「また明日。」


八幡「おう。また明日な。」



―翌日、ショップ大会で準優勝をした比企谷八幡が奉仕部に向かうと、由比ヶ浜と雪ノ下の他に一色ともデュエルをすることになるのだがそれはまた後日という事で―


後書き

棋譜って難しいね。


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