2019-01-19 19:37:27 更新

我こそはオタク戦士なり


――――兄の部屋。


キモ兄「ふふ、ははは、あーっはっはっは」


ドンッ!


キモ兄「ウヒィ!」


「うるさい!キモ兄!!」


キモ兄「も、申し訳ないでござる、妹君」


ドンッ!


キモ兄「んふぉ!」


「話しかけんな!」


キモ兄「・・・」


「・・・」


――――妹の部屋。


妹「うへぇ、朝から気持ち悪すぎ。何を騒いでるんだか・・・」チラッ


イケメンの写真「・・・」ニコッ


妹「うへへ、星矢様カッコ良すぎ・・・チッ、キモ兄じゃなくて星矢様が兄ちゃんだったら良かったのに」イライラ


――――リビング。


妹「おはよーお母さん」


母「あら、おはよう。お父さんならもう仕事に行ったわよ?」


妹「え?なんの話?」


母「お父さんに会えなくて寂しいでしょ」フフ


妹「いや、別に」


母「私は寂しいわ」シュン


妹「のろけたいだけじゃん!」


母「ところで、お兄ちゃんは起きてたかしら?」


妹「え?死んだと思うけど?」


母「あら、今度は死体役なのかしら?」


妹「何を言ってるの?もとから死体じゃん」


母「フフ、私に似てどんどん上手くなってるわね」


妹「…意味がわからないよ。会話になってないよ」ピッ


妹がテレビをつけると、有名なイケメン俳優がインタビューを受けているところだった。


星矢「そうですね、演技だと分かっていますけどオタク役はとても難しくて・・・」


妹「はぁああああ、星矢さまカッコいい。」


母「あら、お」


ドダドタ。ガチャ。


キモ兄「お、おはようでござる!」


母「あらあら、グットタイミングよ。今ね」


妹「うるさいよ!今星矢さまのインタビューなんだから静かにして!」


キモ兄「も、申し訳ない妹君、母上、あの事で話があるなり」


母「分かってるわ!お兄ちゃんの内緒話ね!」


キモ兄「分かってないじゃん!・・・でござる!」


妹「キャラぶれてるんですけど?」


キモ兄「も、申し訳ないでござる」


妹「髪ボサボサだし、お腹は出てるしデブだし、臭そうだしサイテー」


母「んー、匂いには気をつけなさいって言ってるから大丈夫よ?妹ちゃん」


妹「お母さんはさっきから何の話ししてるの?」


母「お兄ちゃんの事よ」フフ


妹「・・・う、うん。そうなんだけど(お母さんって超が付くほど天然だから何を言ってるのか理解できない時があるんだよね)」


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