2019-02-19 20:02:34 更新

概要

この作品は恋に落ちた魔理沙の続きになるぜ!
見てってくれだぜ!


前書き

江西気郁弥

幻想郷全体に広まっている殺人鬼
過去に何千と超える数の人や妖怪を殺してきたと言われている大犯罪
右腰にはいつも刀を付けている
能力 結界を張る(主に存在を知られないようする)程度の能力
能力 ?


霧雨魔理沙

普通の人間で普通に魔法を使う魔法使い
元気でよく盗みをするが根はいい人 強い奴と弾幕勝負するのが好き
能力 魔法を使う程度の能力


牢屋



慧音 「…だいじょうぶか?郁弥 痛くないか?」チョンチョン…ペタッ 郁弥の治療をしている


郁弥 「…平気ですよ このくらいのケガなんともありません」ペタッ


慧音 「ムリはするな ほんとは痛いんだろ?変なところでやせ我慢はするな」


慧音 「お前を何年見てきたと思ってる?お前がガマンしてるところなんて丸わかりなんだぞ」


郁弥 「…」


慧音 「…すまないな わたしが頼りないばかりに、こんなことに…」


郁弥 「慧音さんのせいじゃありませんよ 悪いのは全部あの呉服屋店主ですから」


慧音 「だから謝っているんだ わたしが騒ぎが起こる前にあやつを止めていれば、こんなことにはならなかったんだ」


慧音 「もしくは騒ぎが起こっても、すぐにお前の潔白を証明していれば、こんなことには…」


郁弥 「慧音さんが気づいた時にはもうみんなの記憶を書き換えられていたんですから仕方ありません 自分と慧音さんの記憶は変えてなかったみたいですが…」


慧音 「…それと権利に健斗もな わたしの記憶を変えないのはわかるが、なぜあいつらの記憶を変えていないのかがわからない 全員変えた方が都合がいいはずなのに…」ウーム


郁弥 「魔理沙も変えてませんでした ルーミアはその…頭があれなので、書き換えられてたとしても、覚えてない可能性が……」


慧音 「…まぁ、可能性的にはあるな あやつの場合は」


郁弥 「…にしても、なんで俺や魔理沙の記憶を変えなかったんでしょうか 霊夢や紅魔館の人達の記憶は書き換えられていたのになんで…」


慧音 「…謎だな 人数制限があるとは思えないし、種族制限があるとも思えない」


慧音 「もし人数制限があるのだとしたら、霊夢は書き換えるとしても紅魔館の連中らの記憶を書き換える意味がわからない あの者達は人里に住む者達と関係があるわけじゃない むしろ恐れられているから記憶を変える必要性がない」


慧音 「種族制限も人里に住む者たちの記憶は書き換えられてるし、寺子屋に通っている妖怪妖精の者達の記憶も書き換えられてるから種族制限があるとも思えない」


慧音 「…それじゃ 一体、なんの為に……?」


郁弥 「…」



ギィィ…


呉服屋の店主 「…よぉ郁弥 久しぶりだな」タッタッタッ…パタンッ


郁弥 「っ! 店主!!」


慧音 「っ!」


呉服屋の店主 「ずいぶんと逃げ続けてくれたじゃないか おかげでこっちは大変だったんだぞ?」


呉服屋の店主 「お前が俺の店の元店主を殺してから、他の従業員も殺してくれたおかげで警護人を雇わざるえなかったんだぞ まったく無駄な出費だ」


呉服屋の店主 「…まっ最終的には捕まえることができたからいいか 今まで高い金を払ってきた甲斐があったよ 無駄金にならなくてな!」ニヤッ


郁弥 「ーっ…」ギロッ


慧音 「…きさま どの口が開いておる?いい加減にしろよ!」


慧音 「貴様の考えていることは全てお見通しなんだぞ!自分の罪を郁弥に押し付けて、自分の野望を叶えるためにいろんなやつを殺していたのも!!」


呉服屋の店主 「…やはりお気づきでしたか まぁわかっていましたがね」


呉服屋の店主 「ですが、今さらわかったところでもうどうしようもできませんがね?この人里内の者共はみーんな記憶を書き換えましたからね」


呉服屋の店主 「対処するのが遅すぎましたね 慧音さん?」ニタァ


慧音 「ーっ…キサマァ!!」ギリッ!!


郁弥 「…俺は夜 処刑されんだよな?」


呉服屋の店主 「そうだ 俺の能力を使って、お前を捕まえたのは俺だとみんなの記憶に入れるんだ!」


呉服屋の店主 「そうすれば俺は英雄と称えられる!無差別殺人鬼に臆することなく、勇気を絞って立ち向かった者として一生みんなから称えられる!!」


呉服屋の店主 「なんて最っ高なんだ!そうなれば、俺は一生贅沢な暮らしができる!俺の思うがままにみんなが動く!」


呉服屋の店主 「だれも俺に反抗にる者がいなくなる!もし現れたら 俺の能力で犯罪者にしてしまえばいいだけの話し!」


呉服屋の店主 「そうすれば邪魔者は勝手にいなくなる わざわざ俺が手をかけるまでもない 誰かがやってくれるんだからな!」アッハハハハ


慧音 「ーっ!!!! バカらしいことを!!」ビキッ!!


郁弥 「…そううまくいくと思うなよ 最後に笑うのは俺だ」


呉服屋の店主 「…なに?」


郁弥 「いや、正確に言えば死んだらか 俺が死んだとき、お前は絶望に落ちるだろう」


郁弥 「もう俺は死ぬ覚悟を決めてる 死ぬときに最後のあがきとしてお前を道連れにする!その時は覚悟しておけ!」


呉服屋の店主 「…ほぅ?それはおもしろい 俺も一緒に道連れするか…果たして、そんなことができるのかな?」


呉服屋の店主 「まっなにをするかはどうでもいいとして せいぜい無駄なあがきでもしてるんだな」


郁弥 「余裕ぶっこいてられるのも今のうちだからな 今のうちにでも善行を積んでおくんだな」


呉服屋の店主 「はははっ!!笑わせるな 俺に善行なんて無縁なんだよ!俺の能力で全部いいことづくめに出来るんだからな!」


呉服屋の店主 「今日の夜が楽しみだ それじゃあな!」タッタッタッ…


ギィィ…バタンッ


郁弥 「…」


慧音 「…郁弥 何か良い策があるのか?あいつを道連れにすると言ってたが」


郁弥 「…あります でも…使うとしたら、自分が死ぬときに使います そうじゃないと使えないので…」


慧音 「…お前が死なないと、止められないのか…?」


郁弥 「…」


慧音 「ーっ…そうか 死なないと…いけないのか」


慧音 「…郁弥 わたしは、お前に死んで欲しくない 逆に生きて欲しい!なにも悪いことをしていないのになぜお前は殺されなくてはならない?」


慧音 「私だけではない 魔理沙だってお前に死んで欲しくないと思っているはずだ!それなのに、どうして……」


郁弥 「…」


慧音 「…郁弥 私に何か出来ることはないか?最後まで付き合うぞ!」


慧音 「本当ならお前を生かして、あの者を捕まえたいが…今の状況からして、ムリに等しい……」


慧音 「だが、お主の死を無駄にしたくはない できることならなんだってしてみせる!あの者を絶望に落とすことができるなら!」


郁弥 「…いいんですか?下手したら、慧音さんまで巻き込んじゃいますよ」


慧音 「構わないさ 奴を陥れることができれば、後のことは妹紅に任せる 妹紅も里のみんなから信頼されてるから任せられるだろう」


郁弥 「…そうですか 分かりました」


郁弥 「それじゃ最後に、お願いがあります あのバカを陥れるために手伝ってください!」


慧音 「わかった!!」











深夜ー人里から軽く離れた即席処刑台所



呉服屋の店主 「…おい どうなってんだこれは」


健利 「なにがですか?」


呉服屋の店主 「なにがじゃねぇ!なんで郁弥を処刑するためにわざわざ人里から離れたのに!」スッ




人里の住民 「おい もうすぐで郁弥の処刑が始まるらしいぞ!」ガヤガヤ


人里の住民 「やっとあの殺人鬼も処刑か これでようやく安心できるぜ」ガヤガヤ


人里の住民 「まったくだ!」ガヤガヤ


人里の住民 「早く始まらないかしら」ガヤガヤ




呉服屋の店主 「なんだこの人集りは!!なんで人里の連中がここにいる!だれが教えた!!」


健利 「自分が伝えました 里の者達がいつ郁弥は処刑されるのかを話されていたので、本日の日にちが変わる時に処刑されると教えました」


健利 「親方様も皆さんに見られながら、郁弥を処刑なさった方が英雄として称えられるかと思い そうしました」


呉服屋の店主 「余計なことを…そんなの俺の能力でやればいいだけのことだ ただ、奴を処刑したときの映像がほしいから、誰にも見られずに処刑したかったんだ」


呉服屋の店主 「さすがに記憶を書き換えると言っても、なにもわからない状態で記憶を書き換えるのは難しい どういう風にどういったことで処刑したのかを確実に把握してからの方が記憶を書換える時に楽なんだ 誰かに見られながらなんていらねぇんだよ」


健利 「そうでしたか それはすみませんでした(知ってたよそんなこと)」


呉服屋の店主 「…まぁいい 見られながらの方が余計な手間が省ける 記憶を書き換えるのも楽だからいいか」


健利 「それならよかったです(じゃあいちいち余計なこと言うんじゃねぇよ)」


呉服屋の店主 「…いま何時だ」


健利 「現在時刻は日付が変わる10分前です」


呉服屋の店主 「よし そろそろだな 郁弥を連れてこい」


健利 「はい」スッ…


タッタッタッ…


呉服屋の店主 「…ふふ!これでようやく俺の野望が叶う やっと俺はみんなから英雄として称えられる!」


呉服屋の店主 「長かった……最初は呉服屋の店主の座を奪うために黒田を殺した」


呉服屋の店主 「店主になってようやく楽できると思った…だが、店主になってからも仕入れだの値入れだのと毎日まいにち仕事三昧で楽なんてできなかった」


呉服屋の店主 「しかも俺が元店主を殺したのが郁弥のやつにバレて 一次追われそうになってもう散々だった!」


呉服屋の店主 「…だが、奴は俺が記憶を操ることができることを知らなかったのが誤算だったな 俺のしたことを全部あいつがしたことにしたから、逆にあいつが追いかけられるハメになった!」


呉服屋の店主 「それからも記憶を変えたとはいえ、その時はなんも考えないで無理やり郁弥を殺人鬼にしたから何人かに疑われたな 郁弥のアリバイを証明できるヤツらが俺ん所に押し寄せてきた…」


呉服屋の店主 「…だが、全員俺が殺して郁弥のせいにしたがな!」ニヤッ


呉服屋の店主 「くくく!あぁ…早く英雄になって楽したいぜ 英雄になっちまえば もう俺は優雅な暮らしで過ごしていけるんだ はやく零時にならないかなぁ!」ケケケ!!













郁弥を入れている牢屋



郁弥 「…」


郁弥 「…あと、10分か……俺が処刑される時間まで」


郁弥 「……あいつだけはどうにかしないとな 俺の命と引き換えに…!」


郁弥 「…魔理沙のことは慧音さんに任せてあるから平気だよな なにかあっても…慧音さんに助けを貰えるはずだ」


郁弥 「……魔理沙………」



…ガチャッ


健利 「…郁弥」


郁弥 「…健利か なんの用だ?」


郁弥 「と言いたいが、どうせ俺を処刑する準備ができたから連れに来たんだろ?」


健利 「…あぁ そうだ」


郁弥 「……そうか なら行かねぇとな」スクッ


郁弥 「しかし、なんで自警団でもないお前が囚人を牢屋から出すことができるんだろうな それもあのバカの能力か?」


健利 「…」


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2019-02-02 22:59:26

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2019-02-01 22:48:02

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