2015-08-07 18:05:42 更新

概要

時間軸的には「変わりたい」の前位です。にこ視点が多いお話です!もうちょっと書きます


にことにこにーの精神世界


にこ 「ハァハァ…ク…」


にこにー 「にこにーの勝ちニコ?」


にこ 「ハァハァ…にこにー…まだよ…まだ…ハァハァ」フラフラ


にこにー 「そんなフラフラでにこにーとまだ戦うニコ?結果は見え見えニコ」クスクス


にこ 「まちなさい…ハァハァ…」


にこにー 「にこ…しつこいニコ」


にこ 「にこは強くなるの…強くならなくちゃいけないの!!!」


にこにー 「わかったニコ」


にこ 「ハァハァ…」


にこにー 「今、楽にしてあげるニコ」ドス


にこ 「グファ…」バタ シューン


にこにー 「この程度じゃあにこにーには到底勝てないニコ」


現世


にこ 「ハァ…また駄目だった…何で勝てないのよ…しょうがない…水でも飲みましょう」ムク


あんじゅ 「その様子じゃあ…また駄目だったみたいね」


にこ 「あんじゅちゃん…そうよ!また駄目だったわよ…」ハァ


あんじゅ 「それで水を飲みに来たと…」


にこ 「そうよ…何か悪いかしら!!!」イライラ


あんじゅ 「何で私が当てられてか、にこちゃんは分かるかしら?」


にこ 「知らないわよ!にこがイライラしてるからかしら?」


あんじゅ 「それは…私も同じく駄目で…気分転換がてら水を飲みに来たからよ」


にこ 「そう…あんたも駄目だったのね…ごめんね…にこやっぱりイライラしてたニコ」


あんじゅ 「お互い様ね!私もイライラしててにこちゃんの事からかっちゃったし…こっちこそごめんなさい」


にこ 「あの力があれば…にこは…にこの夢が叶うのに…」


あんじゅ 「にこちゃんの夢ってなにかしら?」


にこ 「あれ…あんじゅちゃん…知らなかったっけ?にこはアイドルになるニコ」


あんじゅ 「にこちゃんがアイドル…クスクス」


にこ 「もう…失礼ね!にこだって夢くらい見るわよ」プンスカ


あんじゅ 「ごめんなさい!それは難しい夢ね…なんせここは…」


にこも分かってるにこ達がいるのは戦闘員育成要請学校…何でにこがこんな所にいるかって?そんなのにこが聞きたいぐらいよ!!!


にこ 「でも…夢を見るのは自由ニコ」


あんじゅ 「でも…そんな事してたら…ここじゃあ生きていけないわ」


にこ 「それは…分かってるわよ」


あんじゅ 「そんな事より…もう週末よ…期末試験」


にこ 「だから…にこ…頑張ってるんじゃない」


あんじゅ 「そうね…でもあれってなんかおかしいと思わない?」


にこ 「そうね…二日間で一試合ずつやって勝った方が師匠で負けた方が弟子ってどういう意味よ!!!」


あんじゅ 「それに師弟の関係は絶対服従…あれは見ていて酷いものね」


にこ 「そうね!それにはにこも同感ね…あんなのただの奴隷よ」


あんじゅ 「ええ…まぁ私は今の状態でも大丈夫だけどね!」


にこ 「そうね…あんたとは戦いたくないし…それと師弟関係もいやね」


あんじゅ 「そういえば…私友たち少ないわね!まぁなれ合うのは好きじゃないけど…」


にこ 「少ないともにこ以外と話てる所見たことなんだけど」


あんじゅ 「…」


にこ 「にこ以外に…友達いるの?」


あんじゅ 「…いるわよ」


にこ 「あんじゅちゃん…少し間があったわよ」


あんじゅ 「間なんかないわよ!友達なら腐るほどいるわよ」


にこ 「じゃあ教えてもらおうかしら…その友達って人達を」


あんじゅ 「いいわよ!じゃあ来週…合わせてあげるわ」


にこ 「約束よ」


あんじゅ 「いいわ!約束してあげる」


期末試験 朝


にこ 「おはよう!あんじゅちゃん…ってあんた何でそんなにボロボロなのよ」


あんじゅ 「あっにこちゃんおはよう!やったわやっとあの人の力の一部をコントロール出来るようになったの」


にこ 「え…それはすごいわね!!!じゃあ今日の期末試験は確実に二人の弟子が付くわね」


あんじゅ 「ええ…どんな子が私の弟子になるのかしら…楽しみね」


にこ 「そういえば…怖くて聞けなかったけど…弟子が出来たら何する気よ?」


あんじゅ 「そうね!人は不向き得意があるけど毎日の料理と掃除、洗濯、話し相手遊び相手!それと荷物持ちなんかもしてもらいましょう」


にこ 「にこ…あんたの弟子にだけはなりたくないニコ」


あんじゅ 「それとそれと…などなど」


にこ (もうあれね…本当にあんじゅちゃん友達いないのね)


あんじゅ 「にこちゃん聞いてる?まぁ私の弟子なんだしこれくらいは軽くこなしてもらわないとね」


にこ 「それで…ちゃんと修行もしてくれるんでしょうね」


あんじゅ 「修行はあんじゅちゃん特製メニューだから大丈夫…3か月もやればムキムキよ」


にこ 「そう…万能で可愛い子が弟子になるといいわね」


あんじゅ 「そうね!にこちゃんは弟子出来たらどうするの?」


にこ 「私は…そうね…考えてなかったわ」


あんじゅ 「考えてない?え…何で?」


にこ 「まったく…あんたと違ってにこは中の下だから…弟子を取るというよりは多分師匠が二人できると思うわ」


あんじゅ 「師匠が二人いる生徒でこの学校卒業した人なんか聞いたことないわよ」


にこ 「いいわよ!にこが第一号になってやるわよ!その方が話題豊富でいいわ」


あんじゅ 「にこちゃんの前向き姿勢わるくないわね!弟子に欲しいわ」


にこ 「さっきも言ったけどあんたの弟子だけはお断りするわ」


あんじゅ 「もう!手厳しいわね」クスクス


にこ 「さて…冗談はこれくらいにしてそろそろ対戦表でも見に行かない?もう張り出されてる時間よ」


あんじゅ 「そうね!あぁ~私の可愛い弟子ちゃんは誰かしら?」


にこ 「にこももう少し強ければ…こんなに嫌な汗かかなくていいのに…」


あんじゅ 「ええっと…一回戦の相手はっと…」


にこ 「あ、見つけた!あんじゅちゃんの一回戦は…エリーチカだって」


あんじゅ 「最悪じゃない…」


にこ 「最悪ね…にこも同情するわ」


あんじゅ 「何でよりによって同じレベルの子と会うのよ…」ガク


にこ 「にこの相手は…マッキー?誰かしら?」


あんじゅ 「にこちゃんはラッキーな相手ね!」


にこ 「マッキーってどんな子か知ってるの?」


あんじゅ 「知ってるもなにも天才よ!まぁ…でも医療関係だけどね」


にこ 「ってことは…戦闘の方は」


あんじゅ 「にこちゃんの敵ではないわ」


にこ 「よし…ってことは最悪な結果はないわけね」


あんじゅ 「やっぱり…内心ヒヤヒヤだったみたいね」


にこ 「ももう…からかわないで!!!」


あんじゅ 「クスクス…はいはい分かってるって」


にこ 「もう~」


あんじゅ 「じゃあね!またお昼にここで会いましょう!!!」


にこ 「了解ニコ!絶対に勝ってね!健闘を祈るわ」


あんじゅ 「にこちゃんこそ!足すくわれないでね」


にこ 「分かってるわよ」


試合 にこにー VS マッキー


審判 「それではこれより第9試合を始めます!両者…礼!」


にこ 「よろしくお願いします」(この子の目…死んだ様な色してる)ぞわぞわ


真姫 「よろしく」(背の小さい子…)


審判 「それでは…試合開始」バーン


にこ 「さっさと終わらせるわよ!」チャキン


真姫 (面倒ね!あなたに代わるわ…私は寝てるから勝手にやって頂戴)


マッキー (分かったわ!…寝てていいわよ私に任せなさい…そのかわりこの子は私の実験材料にするわよ)


にこ (あれ…雰囲気が変わった!さっきと違って目に生気は感じられるけど…嫌な感じはさっきの比にならないほどね)


マッキー 「あなた可愛いわね!」


にこ 「!!!」(いきなりこいつ何言ってるのよ!心理作戦?)


マッキー 「うんうん…気に入ったわ…あなたには私のモルモットになってもらうわ」


にこ 「モルモット…って実験でよく使われる動物じゃない」


マッキー 「へぇーよく知ってるわね!頭はあまり悪くない…と…貴重なデータが取れたわ」


にこ 「それにあんた人をモルモット呼ばわりって…頭いかれてるわよ」


マッキー 「私は正常よ!ただ他の人より少し人間に興味があるだけよ」


にこ 「十分いかれてるわよ」


マッキー 「まぁいいわ!他人の意見で変わるほどやわな神経してないわ」


にこ 「そうみたいね!」(こんな奴…師匠も弟子もどっちも嫌ね)


マッキー 「じゃあ始めましょうか!殺し合いを」チャキン


にこ (心拍数 筋肉の動き 癖 視野 そして武器…ある程度はさっきの会話の間で掴めたわ…いける)


マッキー (出来るだけ無傷で捕らえたいから…毒麻痺系でいこうかしら)クスクス


にこ (不気味に笑うわね…武器はメスと小型銃っていう情報だけど…あってるみたいね!)


マッキー 「もう…この心の鼓動をどう抑えればいいのかしら」ドキドキ


にこ (だんだん変態に見えてきたわ…)シュ


マッキー 「あら!あぶないじゃいこんな切れるナイフ投げちゃあ…あなたは私のモルモットさんなんだからおとなしく私の実験に付き合ってくれればいいのよ」キーン


にこ 「生憎だけどにこは人にほいほい頭下げて付いてくるような軟な人じゃないの…モルモットなら他を当たってくれるかしら」(近距離はあぶなそうだから距離を取って戦闘ね)


マッキー 「やっぱり私の眼に狂いはなかったようね!ますます気にいったわ…研究後はホルマリン漬けにしましょう」


にこ 「ホルマリン漬け…本当に変態ね」


マッキー 「大丈夫よ!痛くしないから…どうしましょう…早くこの子を使って実験したいわ」


にこ 「もう付き合ってられないわ…にこ特製乱雑投げ」フュフュフュ


マッキー (近距離にこないつもりね!いいわよこっちから仕掛けるから)ダッシュ


にこ (あっちから近づいてきたわ!こうなったら受けて立とうじゃない)構え


マッキー (はぁ~楽しみだわ!)メス構え


キーンカン…シュシュ…ギギギギ…バーン…カンカン


にこ (かすり傷程度で…体が痺れてきてる…メスに何か塗ってあるわね)ビリビリ


マッキー (もうそろそろ効いてきてもいい頃ね!…あの子の動きも少しずつ鈍くなってるわ…もう少しね)


にこ (こうなったら…無理してまでも短期戦に持ち込むわ)スピード上昇


マッキー (さっきより攻撃のスピードが上がった…この傾向は弱ってきてる証拠ね!もう少しもう少しね♪)ジュル


にこ (落着きなさい!私…ハァハァ…焦っては駄目よ!攻撃は当たってる…敵も弱ってる…はず)


マッキー (顔をみればわかるわ!焦ってる時の顔ね…息も切れてるみたいこれは時間の問題かしら)


にこ (にこはまだ…動ける…今度は一か八か…賭け事は嫌いだけど…最後の攻撃を仕掛けるしかないような)スク


マッキー 「ねぇあなた…えぇっとにこちゃんだっけ?棄権してくれないかしら?」(精神力で立ってるようなものね!こういう相手は…)


にこ 「にこは棄権なんかしない」


マッキー 「私のモルモット…あまり傷を付けたくないのよ…それにあなた」


にこ 「誰があんたのモルモットよ!にこは誰のものでもないわ」


マッキー 「でも…誰がどう見てもボロボロじゃない!戦える状態じゃないわよ」


にこ 「にこはまだ戦える」


マッキー 「それにこれ以上戦っても私の勝ちは揺るがないわ」


にこ 「そんなの…やってないと分からないでしょう…」(でもボロボロなのは確かね…)


マッキー 「それに今降参するなら…モルモットじゃなくて奴隷として扱ってあげるわ…どう?」


にこ 「言わせておけば…」(あれ?)ドサ


マッキー 「どうやらこれで終わりみたいね!薬も効いてきたみたいね」ニヤ


にこ (あれ…声もでない…体も動かない…意識がなくなって…いく)クラクラ


マッキー 「終わりのようね!あら可愛いリボンね…今日の戦利品としてもらっていこうかしら」


にこ 「…駄…目………これ…は…たい……せつ…な」


マッキー 「あの毒を受けてまだしゃべれるなんであなた本当にすごいわね」


にこ 「……リ…ボン……は…なし…な…さい」


マッキー 「そんなに大切なリボンなのね!分かったわ…さてどうしょうかな…そうだいいこと思うついたわ」


にこ 「……?」


マッキー 「このリボン燃やそうかしら?」


にこ 「!!!…だ…め」


マッキー 「でもにこちゃんがこの場で私の靴を舐めて降参を宣言してくれれば返してあげるわ」(さてプライドとどっちが勝つかしら?私なら人の靴を舐めるくらいなら自殺するけどね)


にこ 「…」ぺろぺろ


マッキー 「あはは!本当に舐めてるわ…そんなに大切な物なのでこのリボン…」ヒラヒラ


にこ 「…」ペロペロ


マッキー 「にこちゃんのおかげで綺麗になったわ!ありがとう…そうね~これを日課にしましょう」


にこ 「…」(私…何やってるんだろう…こんなことするためにここに来たの?)


マッキー 「じゃあ今度は…降参宣言してもらおうかしら」


にこ 「…」(はぁこれからこいつの研究モルモットか…)


マッキー 「うまくしゃべれないのね!体起こしてあげる」ヨッコイショ


にこ 「…」(あんじゅちゃんに何て言おうかしら…絶対に引かれるわね)


マッキー 「さぁ審判に向かっていいなさい…降参ってね♪」


にこ 「…こう…さん…」(…)


マッキー 「うんうん」(この子には何かあるわね!久しぶりに良い実験材料に巡り合えたわ)


にこ 「し…ま…」


マッキー 「うんうん」


あんじゅ 「せ~ん~…にこちゃんは降参し~ま~せ~ん」大声


マッキー 「なによびっくりした!外野ね!静かにしてくれなかしら」


あんじゅ 「にこにー見てるんでしょ!にこちゃんはプライドよりあなたと家族を取ったのよ躊躇なく…今度はあんたの番じゃないかしら」


マッキー 「もう台無しね!誰かしらあれ?」


あんじゅ 「もしこれで力を貸さないようなら私はあなたを一生恨んで恨んで恨み通すわ」


にこ (何か聞こえる…誰か叫んでるのかしら?)うつらうつら


マッキー 「あの子のせいでにこちゃんの降参宣言は聞けないみたいね!なら私の手で終わらせてあげる」キラン


あんじゅ 「聞いてんの!にこにー…あなたの流儀はどうしたの!このままでいいと思っているの」


マッキー 「大丈夫よ…すぐに直してあげる!終わらないパーティ始めましょう!」ズシャ


ブシャー 


あんじゅ 「にこちゃん…」唖然


??? 「まったく!しょうがないニコね」ヒョイ


あんじゅ 「にこにー!!!もう遅いのよあなたは…もう」


にこにー 「本当はもっとギリギリのピンチに登場する予定だったのに誰かさんのせいで台無しニコ」


あんじゅ 「あなたは遊びすぎよ!ハラハラしてるこっちの身にもなりなさい」


にこにー 「ごめんニコ!でもこれで分かったニコ…にこちゃんはプライドより私と家族を本当に大事にしてることを」


あんじゅ 「やっぱり…あなたにこちゃんを試したのね」


にこにー 「にこにー…不安だったニコ!もしかしてにこにーの事…力しか興味がないのかと…」


あんじゅ 「そんなわけないでしょ…ただ今はあなたの力が必要なだけよ…もう」


にこにー 「にこ~」あせあせ


あんじゅ 「にこもあなたも…私が鍛え直してあげるから…だからさっさと倒してきなさい」


にこにー 「?…修行を付けるってことニコ?」


あんじゅ 「明日になればわかるわ…行きなさい」


にこにー 「よく分からないニコ?けど…とりあえず分かったニコ」


マッキー 「急に元気になったわね!いいわまた相手してあげる」


にこにー 「あなたじゃあにこにー相手にならないニコ!」シュ


マッキー 「え…」ツゥー (見えなかった?)


にこにー 「さっきの斬撃…5回見えたニコ?」


マッキー 「早いわね!見えなかったわ」


にこにー 「それで…にこにーと戦うニコ?」


マッキー 「戦うわ!」構え


にこにー 「その意気に免じて一発で決めるニコ」


マッキー 「…」スゥ


にこにー 「構えても無駄ニコ…だってにこにーの気配は誰にも分からないから」スゥー


マッキー (嘘…気配が消えた…目の前にいるはずなのに…認識できないなんて…)


にこにー 「にこにーのこと見えるニコ?目の前の正面にいるニコよ」クスクス


マッキー (正面…誰もいない…認識できない…)ガタガタ


にこにー 「行くニコ…にこパンチ…ニコ」にここにこにー


マッキー 「グファ…ク…ハァハァ」バタ


にこにー 「私の勝ちニコ」にこ


あんじゅ 「まったく本当に…もう」


審判 「勝者 矢澤 にこ」バサ


保健室


にこ 「ハッ…私…負けたのかしら…記憶を辿っても…考えるのはやめましょう」


真姫 「お体は大丈夫ですか!にこ様」


にこ 「えぇって!あれ…にこ様?どういうこと?」


真姫 「私はにこ様に負けましたのでこれからはあなたが上で私が下の師弟関係です」


にこ 「にこ…勝ったの?」


真姫 「はい…勝ちました」


にこ 「ってことはにこに絶対服従ってわけね」


真姫 「はい…」


にこ 「えぇっと…真姫ちゃん…にこ様って言うのやめてくれない?」


真姫 「では何と呼べばよろしいですか?」


にこ 「そうね~親しくにこちゃんと呼んでくれない?」


真姫 「はい!分かりました…にこちゃん…」


にこ 「それであなたの名前は真姫だったわね…真姫ちゃんって呼ぶわ…良いわよね?」


真姫 「はい…にこさま…にこちゃんがそう呼びたいのであれば私に拒否権はありません…」


にこ 「…」(絶対服従だからってこんなに畏まらなくてもいいと思うんだけど…怖いわね師弟関係…)


にこ 「さてと…じゃあ…あれ…体が動かない」(相当なダメージだったのかしら?)


真姫 「安静にしてないと駄目です!3日は動けません…私があなた様の手となり足となりますので遠慮なくお申し付け下さい」


にこ 「それもそうね!そうさせてもらうわ」


真姫 「…はい」


にこ 「…」(すごく気まずいわね…無理もないか…)


真姫 「…」


にこ 「ねぇ…」


真姫 「はい!なんでしょうか?」ビク


にこ 「なんでそんなに怯えてるニコ?」


真姫 「怯えてなんていないです!」


にこ 「…」(良く見ると可愛いわねこの子…暇だしちょっと意地悪してみようかしら!!!)


真姫 「…」ビクビク


にこ 「真姫ちゃん…確認だけど…にこの命令は絶対なのよね?」


真姫 「はい…そうです…」シュン


にこ 「じゃあにこの為に…神田明神の神社のお守り貰ってきてもらおうかしら…私と私の友達の分二つね」


真姫 「…」おろおろ


にこ 「どうしたの…真姫ちゃん?」


真姫 「…」俯き


にこ 「返事は?」


真姫 「…はい」ボソ


にこ 「真姫ちゃん声小さいニコ…じゃあお願いね!期限は三日後ね…もし遅れたれ出来なかった時は分かってるわよね」ニコ


真姫 「はい…分かりました…」俯き


にこ 「じゃあ…今からスタートニコ!真姫ちゃん頑張ってね」ファイト


真姫 「はい…」トボトボ


真姫退出 1時間後


あんじゅ 「にこちゃん!一戦目見事に勝利…おめでとう!!!」


にこ 「あんじゅちゃん!ありがとう…あんじゅちゃんの方はどうだったの?」


あんじゅ 「私?私の方は…異例の引き分けよ」


にこ 「引き分けだとどうなるの?」


あんじゅ 「どうも…審判の話だとライバルみたいな関係になるらしいのよ」


にこ 「そうなものなのね!処であんじゅちゃん…約束忘れてないでしょうね…」


あんじゅ 「約束…なにか約束してたかしら…」(やばい…エリーチカさんに勝って友達になってもらう作戦だったのに…ライバルになってしまったし…)


にこ 「なにとぼけてるのよ!あんじゅちゃんの友達を紹介する約束でしょ」


あんじゅ 「そうだったわね!えぇっと…」(こうなったら)


にこ 「もしかして…あんじゅちゃん…本当に…にこしか友達いないニコ?」


あんじゅ 「明後日…明後日合わせるはお昼に」(ライバルも漢字で書けば戦友…友達みたいなもん…だと私は思う…大丈夫よね?)


にこ 「分かったわ!明後日の昼ね…楽しみにしてるニコ」(気まずくならないように何か悼めもの買ってこうかしら!)


あんじゅ 「楽しみにしてなさい」(大丈夫…もしエリーチカさんに断られても…私には最終手段が残ってるもの…仮だけど)


にこ 「楽しみにしてるニコ~」(あんじゅちゃん…この会話の間にコロコロ表情が変わって面白いニコ)


あんじゅ 「あれ…そういえば…あの下衆は?近くにいないみたいね」きょろきょろ


にこ 「下衆?誰の事?」キョトン


あんじゅ 「下衆っていったらにこちゃんにあんな事した奴に決まってるじゃない…真姫よ」


にこ 「流石に下衆はひどくない?」


あんじゅ 「あれは人間のクズみたいなものよ!弱ってるとはいえあんな事させるなんて…」激オコプンプン


にこ 「あ~あの子なら…神田明神にお使いに行かせたわ!」


あんじゅ 「…それ…本当なの?」唖然


にこ 「本当ニコ!!!」にこにこにー


あんじゅ 「そう…にこちゃんもやるわね…」ヒクヒク


にこ 「まぁボロボロで帰ってくるか…そのまま戻って来ないか…かしら」


あんじゅ 「そうね…戻ってこないんじゃないかしら…」


にこ 「そうね…まぁこれくらいの罰は受けてもらわないとにこの気が収まらないニコ」


あんじゅ 「まぁ…にこちゃんの弟子だから口出しはあまりしたくないけど…ちょっとひどくないかしら?」


にこ 「人の弟子を下衆呼ばわりするあんたには言われたくないわ!」


あんじゅ 「何ですって言わせておけば~…ってあれ…その言い方だと一応弟子っていうのは認めているのね?」


にこ 「そうよ!悪い?」


あんじゅ 「いえ、悪くないわ…もしかして…さっきのにこちゃんの言葉」


にこ 「流石はあんじゅちゃん…察しがいいわね」


あんじゅ 「ボロボロになって帰ってくる…お守り持って…って事かしら?」


にこ 「正解ニコ」にこにこにー


あんじゅ 「そんなの無理に決まってるじゃない!!!」


にこ 「あの子は戻ってくるわ!必ず…何たって私の弟子なんだから」


あんじゅ 「弟子になって何時間よ…」


にこ 「じゃあ賭けるニコ…にこは真姫ちゃんがお守りを持って帰ってくる」


あんじゅ 「私は帰ってこない又は失敗する」


にこ 「賭けは成立ニコ」


あんじゅ 「負けた方はどうするの?賭けるってことは何かあるのよね?」


にこ 「そうね!じゃあにこは真姫ちゃんを下衆呼ばわりしたのを謝って仲良くして欲しいニコ」


あんじゅ 「いいわよ!じゃあ私は一日私に付き合ってもらうわよ…文句なしで」


にこ 「えぇ~あんじゅちゃんと買い物~地獄ニコ」


あんじゅ 「そんなこと言わないで…傷つくわ…」


にこ 「あ…嘘ニコ…楽しいニコ」あせあせ


あんじゅ 「にこちゃん…今は優しさが痛いわ…ものすごく…痛いわ」ヨロヨロ


にこ 「はいはい…もう分かったから…にこが悪かったわよ」


あんじゅ 「来週の日曜日…空いてるかしら…」


にこ 「あんじゅちゃん…この会話の後のその内容はズルくない?」


あんじゅ 「ズルくないわよ!どうなの来週の日曜日空いてるの?空いてないの?どっちなの?」


にこ 「えぇっと…空いてるニコ…」


あんじゅ 「空いてるのね…私とお買いもの行かない~?」


にこ 「お買いもの…あんじゅちゃんと…」ガタガタ


あんじゅ 「やっぱり…私とお買いものするの嫌なんだ…」シュン


にこ (もう…そんな態度見せられたら…)


にこ 「いいわよ!買い物行きましょう」(断れないじゃない)


あんじゅ 「にこちゃんならそう言ってくれると思ったわ!ありがとう…楽しみね」パァ


にこ 「本当…楽しみね」ヒクヒク


あんじゅ 「やっぱり…私と…嫌なんだ…」シュン


にこ 「冗談冗談ニコ!ちょっとからかっただけニコ」にこにこにー


あんじゅ 「もう…脅かさないでよ!にこちゃん」パァ


にこ 「にこにこにー」(やばい…一瞬あんじゅちゃんの目の光が消えた気がしたわ…あまりあんじゅちゃんのことからかうのやめよう…)


その頃 神田明神


真姫 「はぁ…神田明神に来ちゃったわ…私にどうしろって言うのよ!…もういっそうバッククレようかしら…」


??? 「怖いにゃあ…何でこんなに暗いの~」ガタガタ


真姫 (猫かしら…でもさっき日本語だったし…まさか化け猫)ガタガタ


??? 「幽霊出ませんように…幽霊でませんように…」


真姫 (見た感じ…人間ね…しっぽとかはやっぱり服の下に隠してあるのかしら?…ちょっと興味が出て来たわ)


??? 「もう…師匠は何考えてるか分からないにゃ…もう何が高尾山に山頂アタックだ…にゃ」プンスカ


真姫 (何か一人事多いわね!たまに語尾がにゃってなるのね)メモメモ


??? 「あれ…だれか凛の事みてるような…」キョロキョロ


真姫 (勘の鋭さは流石は化け猫ね!それにさっき凛って言ってたけど…名前かしら?そう考えるのが妥当ね)メモメモ


凛 「気のせいみたいだにゃ…」


真姫 (本当気になって来たわ…少し付けて見ましょう…)コソコソ


凛 「ここってほんと何処~?あっ看板がありにゃ~」タッタッタッ


真姫 (あんな所に看板なんかあったかしら?)


看板 「この先100Mに神宮有り………」


凛 「神宮有り…?その後はちょっとかすれてて読めないにゃ!でもでも人がいるって事だよね」


真姫 (どうしたのかしら?あの子あんな中途半端な所で止まって…?)


凛 「よ~し!張り切っていくにゃ~」タッタッタッ


真姫 (いきなり走り出しわ…私も急がないと…)


凛 「にゃ♪にゃ♪にゃ♪」スタスタ


真姫 (上機嫌になるとにゃの回数が多くなると…)メモメモ


凛 「あっ…師匠発見にゃ!良かった~これで安心だよ~」パァ


真姫 (今度は何か発見したみたいね…あれは…操り人形?)


凛 「師匠~♪探しましたよ!どこに行ってたんですか?」


真姫 (あの子なんで操り人形?に元気に話かけているのかしら?人形と話が出来るとか?)う~ん


師匠? 「凛…ここで何をしてるのですか?」


凛 「何って凛は師匠とはぐれてさがしてたにゃ」


師匠? 「私と登山に来てついてくることさえできないのですか?あなたは…」


凛 「違うよ!師匠がいきなりいなくなっちゃったんじゃん」


師匠? 「ハァ…まったくあなたはどれだけ落ちこぼれれ気が済むのですか…がっかりさせないで下さい」


凛 「師匠…ひどいにゃ!凛知ってるよ…人には言っていい事と悪い事があるにゃ!」


師匠? 「酷い…酷いのはあなたの方です!この間の任務のあの無様な姿はなんですか?それでも私の弟子ですか」


凛 「あの時は…調子が悪かっただけだよ!今度は出来るにゃ」


師匠? 「失敗したら終わり…といつも言ってるではありませんか…本当に話を聞かないですね」


凛 「…」


師匠? 「使えると思って大事に育てていましたがどうやら私の思い違いのようでしたね」


凛 「…」


師匠? 「使えないようですから…ここで処分しましょう…あなたの変わりなんてたくさんいますから」シュ


凛 「…っ」シュ


真姫 (武器を取り出したわ…人形と戦うのかしら?…意味分かんない!!!)


??? 「あなたも試練受けなあかんよ」プシュ


真姫 「えっ誰…」バダ


真姫とマッキーの世界 精神世界


マッキー 「あら、どうしたの真姫!あなたがここに来るなんて珍しいわね…何かあったのかしら?」


真姫 「いや…何ていうか…勝手にこっちに送られたというか…」


マッキー 「そうなの…まぁ寛いでいきなさい!時間は待ってはくれないけど休息の時間は大事よ」


真姫 「うん!ありがとう」


マッキー 「そうそう…あなたに謝らないといけない事があったのだわ」


真姫 「謝らないといけない事?」


マッキー 「そうそう!二つあるのよ…一つは前の試合負けちゃってごめんなさい…」


真姫 「気にしてないわ…まぁこの私が弟子になるのはしゃくに触るけど」


マッキー 「そうね!それと二つ目はこれから私がすることにごめんなさいよ…」カチャ


真姫 「何する気よ!銃口をこっちに向けて…まさか打つつもりじゃないでしょうね…マッキー!!!!」


マッキー 「…」カチン


真姫 「ねぇ…何か言ってよ!マッキー!!!」


マッキー 「…」バーン


マッキー 「もしこれで帰ってくることがあれば…私は…ううん…それは私が望んだ事後悔はしてないわ…頑張って来なさい!真姫…私の可愛い愛娘」


公園


真姫 「…ここは…何処かしら?そうだった私は確か…そうよ!マッキーに打たれて…」


??? 「お姉さま!こっちですよ!早く来てください」


??? 「お姉ちゃん早く早く!こっちこっち!」


??? 「もう…もう少し落ち着きなさい!公園は逃げないわよ」


??? 「ひろい~」


??? 「もう私もおばさんね!娘たちは今日も元気だわ」


真姫 「四人組の家族?一人は…にこちゃんかしら?大人の人はお母さんで小さい子は兄弟ってところね」


にこ 「ここら辺にシート引こうかしら!こころ!ここあ!…手伝って」


こころ 「わかりました!ここあシートの端を持ってください」


ここあ 「了解」バサ


にこ 「虎太郎は…ここに座ってなさい」


虎太郎 「分かった~」


にこママ 「子供の成長ってなんでこんなに早いのかしら?にこはもうしっかりしたお姉ちゃんね」


にこ 「そんなことないわよ///」


にこママ 「これは…もうそろそろ子離れの時期かしら!寂しくなるわ」


にこ 「にこは…もっとママに構ってほしい」ぎゅ


虎太郎 「ずるい~」とてとて


にこママ 「あらあら…今日のにこは甘えん坊ね」


にこ 「だってママ…仕事で家にはたまにしか帰ってこないしにこには妹達の面倒みないといけないから…今日くらい甘えたいのよ///」


にこママ 「にこには迷惑かけてるわね!久しぶりの家族サービスだもの…今日はいっぱい甘えていいわよ!」なでなで


にこ 「ふぁ~」ポカポカ


虎太郎 「僕も~」ぎゅ


にこママ 「あらあら虎太郎も?はいはい」なでなで


虎太郎 「ふぁ~」ポカポカ


こころ 「あ~お姉さま達ずるいです!私もなでなでしてもらいたいです」タッタッタ


ここあ 「ここあもなでなでして~」タッタッタ


にこママ 「順番順番…もうママの手は二つしかないのよ!」ウフフ


ビュー バッサー


にこ 「あっ…シートが…」


こころ 「両方の端を杭で留めるのわすれてました…」


ここあ 「ここあも…」


虎太郎 「飛んでった~」ピコピコ


にこ 「もうしょうがないわね!こころ!ここあ!引き直すわよ」


こころ 「ごめんなさい!お姉さま…」ペコリ


ここあ 「了解!」


にこママ 「これからもすくすく育ちなさい…私がいなくなっても」ボソ


真姫 「見ていて微笑ましいわ…でも今にこちゃんって…どういうことなのかしら?それにこのにこちゃん全然殺気が感じられない…」


にこ 「よし!これでいいわね…さぁ遊びましょう」


ここあ 「よーし!縄跳びしようよ~」


こころ 「私はあやとりがしたいです」


にこ 「う~ん…そうね~時間もあるしこうしましょう!最初にあやとりしてお昼食べたあとになわとびで遊びましょう」


こころ 「分かりました!」


ここあ 「了解!」


あやとり中


ここあ 「レインボーブリッチ」


こころ 「スカイツリー」


にこ 「にっこにっこにー」


虎太郎 「四段橋~」


にこママ 「かにさんよ」


真姫 「こころちゃんとここあちゃん…そして虎太郎君…特に変わった感じはしない…ってことは…いきなり場面が変わったわ!!!」


ここあ 「こころ~いくよ~」


こころ 「いいですわよ!虎太郎ブロックです」


虎太郎 「ブロック~」とてとて


ここあ 「そんなんじゃあここあは止められないよ」


虎太郎 「抜かれた~」


こころ 「こころがゴールを守ってみせますわ」


にこ 「はぁ…にこも年かしら?妹達の元気についていけないわ…休憩しましょう」


にこママ 「にこはまだそれを言う年じゃないわよ!それは…私のセリフかしら」


にこ 「ばてばてニコ」


にこママ 「そんなんじゃあアイドルは遠いわね」


にこ 「にこはこれから頑張るの!!!」


にこママ 「そう!頑張りなさい…ママは応援してるわ」


にこ 「頑張るニコ」


にこママ 「急だけど…あなたに話さないといけないことがあるの…」


にこ 「どうしたのよ?ママ…いきなり…顔が怖いよ」


にこママ 「すぐに終わるからよく聞きなさい!にこ」


にこ 「は はい」


にこママ 「真剣な話よ!これからの事について…」


にこ 「うん」


にこママ 「ママは明日から最後の仕事に行くわ…期間は半年くらい」


にこ 「半年くらいなら今までも何回くらいあったから大丈夫よ!妹達のことはまかせて」


にこママ 「今日、にこのお姉さんぷりを見てそれは心配してないのよ!よろしくたのむわ」


にこ 「うん///」


にこママ 「それで心配してるのは…ママ自身のことなのよ」


にこ 「ママの事?」


にこママ 「そう…今回の仕事はどうも一筋縄にはいかないと思ってるのよ!失敗も視野に入れてるわ」


にこ 「ママが失敗…仕事の内容は何なの?そんなに大変なの?」


にこママ 「仕事の内容は残念ながら話せないの…だからにここれから成功した時と失敗した時のこれからの話をするわ…いいかしら?」


にこ 「うん」


にこママ 「まずはこの仕事が成功した時は大体半年くらいで今の家に戻ってあとは主婦としてあなた達の成長を見ていくつもりよ!もうお金も貯まったし今まで離れていた分償うわ」


にこ 「…」


にこママ 「そして失敗した場合…私達一家は追われる身になるわ…だからにここれを…」


にこ 「…カプセル?」


にこママ 「にこ…飲んで」


にこ 「うん」ゴク


にこママ 「もしにこがピンチになったら助けてくれるわ」


にこ 「結局なんなの?」


にこママ 「大丈夫よ!愛娘に変な薬飲ませないわよ…必ずにこの力になるわ」


にこ 「うん?」


にこママ 「だからもし失敗したら…妹と逃げてなさい!」


にこ 「ママは…死なないよね?」


にこママ 「…」


にこ 「ねぇ…答えてよ!ママは…戻ってくるのよね?ちゃんと戻ってくるわよね?」


にこママ 「当たり前じゃない…戻ってくるわ」


にこ 「約束よ!約束だからね」


にこママ 「はいはい!約束よ…必ず戻るわ」


真姫 「やっぱり…この人!裏の家業の人ね…さっきのカプセルどっかでみたような?…そうだ私も!飲まされたやつと同じじゃない」


にこの家


にこ 「こころもここあも虎太郎もいっぱい遊んだもんね!」なでなで


にこママ 「にこ…ママは明日の早朝に出るわ…また寂しくなるけど…体に気を付けて」


にこ 「うん…ママお休み」


にこママ 「お休みなさい」


朝方


にこママ 「さてと準備はこれでいいわね…じゃあにこ…行ってくるわ」


にこ 「…うん」ぎゅ


にこママ 「絶対帰ってくるからね」ぎゅ


にこ 「うん…にこもアイドルになれるように頑張る!」


にこママ 「じゃあにこ笑顔で」


にこ 「うん!せ~の」


にこ&にこママ 「にっこにっこに~」二パ~


真姫 「今のにこちゃんの状態を見ると…帰ってこなかったのね…でもにこちゃんの事少し分かった…それにあのカプセルの事…私の推測が正しければ…」


真姫 「体が光だした…どうやら終わりみたいね」シューン


真姫とマッキーの世界 精神世界


マッキー 「…」


真姫 「マッキー…いや…ママと呼んだ方がいいのかしら」


マッキー 「そうね!私はあなたのママよ真姫…隠しててごめんなさい」


真姫 「質問に答えて…なんでこんなことするの?あのカプセルは一体なんの為に作ったの?」


マッキー 「その話をするのは今じゃないわ」


真姫 「じゃあいつ教えてくれるのよ!」


マッキー 「もう時間みたいね!今度会ったときに話すわだから今は…」


真姫 「次っていつよ!何でいつも大切なことは私に教えてくれないの?」


マッキー 「ママを信じて…これはあなたを守るためなの」


真姫 「信じられるわけないじゃない」シューン


マッキー 「真姫…」


神田明神


真姫 「なんで大人って自分勝手なのよ!」


凛 「きゅ~」


真姫 「あれ…えぇっと凛だっけ…負けてるじゃない」キューン


真姫 「体全体にダメージがあるけど…応急処置で大丈夫ね!あれじゃあ二・三日は動けないけど命には別状ない…」


真姫 「あれ…何で私こんな遠くから分かるのかしら?それに手当の仕方まで頭の中でイメージ出来てる…何でかしら?」


凛 「いや…死にたくないよ!誰か助けて…かよちん」


真姫 「精神状態も悪いみたい…早く助けないと」バシュ


凛 「助けてよ~かよちん…かよちん」


真姫 「誰よ!かよちんって…こいつの彼氏かしら」


凛 「う~んう~ん」


真姫 「今治してあげるから頑張りなさい!凛」


十分後


真姫 「不思議な感じ…本当に出来ちゃった…自分でもびっくりだわ」


凛 「スゥスゥスゥ」


真姫 「表情もさっきより柔らかくなってる…成功みたいね」


凛 「う~ん…あれ…凛倒れてる…師匠に捨てられたにゃ」ツゥー


真姫 「大丈夫よ!さっきのは幻覚だから」


凛 「にゃ…痛、体が動かない…」ズキン


真姫 「安静にしてなさい…幻覚だったとはいえ戦って負傷したのは事実なんだから」


凛 「凛…負けちゃったの?」


真姫 「さぁ私には分からないわ…私も起きたのはさっきだから…私が起きた時には倒れていたわよ」


凛 「そうなの…あなたは優しい人だね」


真姫 「…」髪クルクル


凛 「自己紹介…まだだったね…凛 みんな凛って呼んでる」


真姫 「そう…私は真姫よ!私も真姫でいいわ」


凛 「うん!真姫ちゃん…手当してくれてありがとうにゃ」


真姫 「どういたしまして…ところで気になったんでけどあなた化け猫の類のものかしら?」


凛 「凛が化け猫?にゃ?凛は人間にゃ!」


真姫 「そうよね!しっぽもなかったし」


凛 「治療と称してセクハラされたにゃ…」


真姫 「いや違うの…ちょっと興味があって…調べずにはいられなかったのよ…」


凛 「…今後気を付けてね」


真姫 「はい…」


凛 「それで真姫ちゃん…肩を貸してほしいにゃ」


真姫 「ごめんなさい…それは出来ないわ」


凛 「え…」


真姫 「私は進まないといけないからよ…私はこの先に用があるの」


凛 「…進むの?」


真姫 「そうよ!」


凛 「やめた方が良いにゃ…思い出したけどここの神社 神隠しで有名な場所だよ…自殺するようなもんだにゃ」


真姫 「そんなのわかってるわよ」


凛 「凛と来ない?事情は分からないけどこんなところに送り出す意地悪な依頼主なんか見限って…」


真姫 「それは…出来ないわ」


凛 「弱みでも握られてるの?」


真姫 「いや…そういうことじゃないけど…」


凛 「それなら凛と来なよ!真姫ちゃんならみんなも歓迎するにゃ」


真姫 「私もさっきまでバックレようとしたけど…事情が変わったのよ」


凛 「真姫ちゃんも変わってるね」


真姫 「凛に言われたくないわ」


凛 「にゃにゃにゃ!そうだね…これ撃ってくれない?上に」


真姫 「信号弾ね!いいわよ」


凛 「あっちょっと待って…凛のポケットから鈴を取って欲しいにゃ」


真姫 「分かったわ…あったこれね」リンリン


凛 「治療のお礼にその鈴あげるにゃ」


真姫 「そうね!貰っておくわ」


凛 「また会おうね!真姫ちゃん」


真姫 「そうね…」バーン


真姫 「また会いましょう…」タッタッタッ


凛 「…」


師匠 「ボロボロみたいですね…凛」


凛 「師匠…凛強くなれるかな~」


師匠 「今のあなたなら…強くなれますよ!今の気持ちがあれば…」


凛 「凛…強くなりたい…もっと強くなりたいよ強くなりたいよ」ポロポロ


師匠 「そうですか…もう少し力を付けてからと思ってましたけど…その気持ちを持っているなら大丈夫でしょう…あなたにはいまから覚悟を決めてもらいます!」


凛 「…覚悟?」


師匠 「はい!凛がこれからつらいことがいっぱいあると思います…それに挑む覚悟があるのなら…このカプセルと薬を飲んでください」


凛 「覚悟はできてるよ…師匠!凛に飲ませて」


師匠 「本当に良いのですか?」


凛 「うん」


師匠 「あなたの覚悟…私が見届けました 飲んで下さい」


凛 「…」ゴク


師匠 「では…私は下山します…のであなたは…ってもういませんか…頑張って下さい!私もうかうかして入られませんね…良い事です」フフフ


凛 (体が軽い…傷も癒えてる…行ける待っててね!真姫ちゃん)


神主 「そんなんじゃうちには勝てへんよ」


真姫 「姿をみせないさい!ずるいわよ」


神主 「ずるいのはそっちやん!さっき神社燃やそうとしたやん」


真姫 「あんたが出てこないからでしょう」


神主 「確かにうち隠れてるけど…それで神社を燃やそうとするのはなんか違うやん」


真姫 「もう一度やってやるわ」カチカチ


神主 「させない」プシュ


真姫 「あ、ライターが…」


神主 「もうやめて…帰りな!あんたには無理やん」


真姫 「そんなことない…そんなこと…ない…私は天才なの何でも出来る真姫ちゃんなの」


神主 「母親に捨てられた…可哀そうな子」


真姫 「…っそんなの関係ないでしょ」


神主 「関係あるやん…普通お腹痛めて生んだ子を捨てたりしないで」


真姫 「何かあったはずよ…なにか…」


神主 「何ってなんやん…?」


真姫 「知らないわよ!私知りたいくらいよ」


神主 「出来底ないだからじゃない?」


真姫 「…っ」


神主 「図星のようやん」


真姫 「違う…私は天才真姫ちゃん…天才なんでから」


神主 「初めての解剖実習…手が震えて解剖できず」


真姫 「…」


神主 「五回目の実習…血を見て気絶…医者として絶対的な欠点やん」


真姫 「…」


神主 「外科は絶望的…その後内科に転科…三回目の実習…カルテを書き間違える」


真姫 「…」


神主 「三十回目の実習…中間テスト…十点…内科も駄目やん!医者向いてないやん」


真姫 「そんな…こと…ない…私は…天才…なんだから…」


神主 「そして捨てられる…母親もあんたを見限ったと考えるのが妥当やね」


真姫 「…そうよ…私はママみたいに天才じゃない…落ちこぼれよ」


神主 「過去を見る限りそうみたいやん」


真姫 「私だって努力したわ…でも…」


神主 「努力しても…結果が出ないと駄目やん結果がすべてやで」


真姫 「そんな事知ってるわよ…でも…」


神主 「今…楽にしてあげる…知ってる?ここ神隠しで有名なんよ」


真姫 「…」


神主 「じゃあね!西木野真姫ちゃん」プシュ


バーン プシャー 


神主 「ミッションコンプリートやん…これでまた一人浄化出来たみたいやん」


凛 「ハァハァ…真姫ちゃ~ん!どこにゃ…凛も一緒に行くにゃ~真姫ちゃ~ん」


神主 「星空凛…はっと…リストにあるけど情報が少ないから今回はパスやん」シュ


凛 「真姫ちゃ~ん…真姫ちゃん!頭から血…止めないと…真姫ちゃんしっかりして真姫ちゃん!あわわわわ…頭から血…凛には手当できないにゃ」


??? 「この子の友達?」


凛 「誰にゃ…真姫ちゃんが二人?…良く見たら雰囲気が違うにゃあ」


??? 「私はマッキー…医者よ…その子助けたい?」


凛 「助けたい…真姫ちゃんには命救ってもらったにゃ!今度は凛が助ける番だよ」


マッキー 「そう…じゃあ治すわ」


凛 「!!?…治せるの?」


マッキー 「治せるわ!そのかわり…この子とコンビを組んでくれないかしら?」


凛 「コンビ?あぁカップリングのことだにゃ!うんいいよ!」


マッキー 「あぶなっかしい子だけどよろしくね」


凛 「うん…分かったにゃ」


マッキー 「じゃあ行くわよ!見てなさい私の技術を」


そう言い終わるとメスを取り出して手術が始まった…凛はあまり興味ないからあまり見たことはなかったけど、この人の手術には夢中になって見てた鮮やかな手つき…無駄のない動き的確な処置医者の知識がない凛でも感覚的に分かった…これが最善で最高峰の技術で絶対に成功するのだと…


マッキー 「これで終了…もう大丈夫よ」


凛 「マッキーちゃん!すごいにゃ…惚れ惚れするにゃ」


マッキー 「ありがとう!そういってもらえるとうれしいわ」


凛 「真姫ちゃんも凛に手当してたけど…それよりすごいにゃ」


マッキー 「この子が…ね!成長したわね」


凛 「そういえば…真姫ちゃんの知り合いの人かにゃ?」


マッキー 「まだ言っていなかったわ!私はこの子の母親よ」


凛 「母親?あぁ真姫ちゃんのお母さんだにゃ」


マッキー 「そうね」クスクス


凛 「ってことは真姫ちゃんも医者の卵ってことだね」


マッキー 「そうだけど…本当は継いでほしくないのよ」なでなで


凛 「なんでかにゃ…その技術があればどこでもやっていけるにゃ」


マッキー 「そう何処でもやっていけるわ!大げさに言うとなんでも治せる医師…そんな人がいたら凛ちゃんはどうする?」


凛 「そんなの仲間にするに決まってるにゃ」


マッキー 「正解よ!それば何十何百規模になると…」


凛 「血祭りにゃ」ガタガタ


マッキー 「それが嫌なの…だから私は真姫を医者の道から遠ざけて隠した」


凛 「ってことは真姫ちゃん…腕はいいんだね」


マッキー 「そうね…でも医者の試験は百回くらい落ちてるわ!」クスクス


凛 「凛と同じ…落ちこぼれにゃ」


マッキー 「う~ん?あなたが落ちこぼれ?」


凛 「そうにゃ…まだ一回も師匠に勝てたことにゃ…」


マッキー (おかしいわ…私がみた限りだと発展途上とはいえA+…師匠が見ていたいわ)


マッキー 「大丈夫よ!努力は報われる…最初から万能な人なんていないわ」


凛 「そういって貰えるとうれしいにゃ」


マッキー 「この子は本当は…私を超えるほどの技術を持ってるわ」


凛 「さっきの技術以上…すごいにゃ…でもなんで試験あんなにいっぱい落ちたの?」


マッキー 「私が力を内側から抑制してたから…この子もすごく努力してた!それはもう毎日のように…」


凛 「そこまでして守りたかったんだね…真姫ちゃんのこと」


マッキー 「でもその力も弱まってきてる…だから凛ちゃん!真姫を頼むわ…間違った方向に進まないように支えてあげてくれない?」


凛 「うん!分かったにゃ」


マッキー 「良い返事ね!じゃあ特別にこれをあげるわ」ポン


凛 「神田明神のお守り…2つ」


マッキー 「じゃあね凛ちゃん…くれぐれも約束の件忘れないでね」シューン


凛 「分かってるにゃ…じゃあね!マッキー」


マッキー 「じゃあね!」


凛 「さてと…じゃあ行こうか真姫ちゃん!凛達の組織にようこそ」よっこらせ


次の日 朝 ちゅんちゅん


にこ 「朝か…真姫ちゃんは…いないみたいね…逃げたのかしら?」


あんじゅ 「ふぁぁ!おはよう…にこちゃん!昨日は激しかったね…」ポォ


にこ 「いきなり朝から…すごい冗談飛ばすわね…おかげで目が覚めたわ…おはよう」


あんじゅ 「ふふふ!それは良かったわ…西木野さんは…いないみたいね」キョロキョロ


にこ 「神田明神は一日やそこらで攻略できるほど甘い所じゃないことはにこも知ってるわよ」


あんじゅ 「私が言うのもなんだけど…あそこは人間が行くところじゃないわよ…」クルクル


にこ 「なぜかにこにも分からないけど…そう言ってたのよ」


あんじゅ 「こんな無責任な師匠じゃこの先完全にフルハウスね!!!」


にこ 「なぁにが完全にフルハウスよ!朝から喧嘩売ってるニコ?格安で買うニコ」ニコ


あんじゅ 「えぇ売ってるわよ…かかって来なさい!会場で」


にこ 「会場?…?」


あんじゅ 「あぁそうね!にこちゃん寝てたもんね…はいこれ」ポイ


にこ 「う~んと…今日の対戦表ね…ウソ…」


あんじゅ 「勝負よ!にこちゃん」


にこ 「にこの対戦相手…あんじゅちゃん…ニコ」


あんじゅ 「友達だからと言って手加減しないわよ」


にこ 「…にこ…体調悪いニコ」バサ


あんじゅ 「そんなこと言わないで…私と戦いなさいよ~」


にこ 「何であんたそんなににこと戦いたいのよ…もう戦わなくったって結果は見えてるでしょ」


あんじゅ 「結果は見えてる?にこちゃん本気で言ってるの?」


にこ 「誰もそう思うわよ!優等生のあんたと中途半端な私…分かるでしょ!」


あんじゅ 「そんなのやって見ないと分からないでしょ…勝負は時の運よ」


にこ 「実力でもう…決まるニコ」


あんじゅ 「…にこちゃんがそんなに臆病だとは思わなかったわ」


にこ 「…」


あんじゅ 「いまなら…友達のよしみで撤回することが出来るわよ」髪クルクル


にこ 「…」


あんじゅ 「返事がないって事は肯定と取って良いのね…そう分かったわ!にこちゃんの好きにすればいいわ」


にこ 「…好きにするニコ」


あんじゅ 「私の弟子になったら覚えてなさい!地獄を見せてあげるわ…今の内に自由を満喫することね!さよなら」ガチャ


にこ 「はぁ…これって相当まずいんじゃないのかしら?で…あんたの依頼は受けたから約束守りなさいよ…絵里」


絵里 「ここではエリチカなんだけどまぁにこにはロシアでの借りがあるしまぁいいわ!本名の方が私的には好きだし」


にこ 「なにが目的なのよ!あんじゅちゃん相当怒ってたわよ!」


絵里 「あれは本気で怒ってたわね!だからこそよ…あの子の本気が見てみたいのが目的なの」


にこ 「本気?確か絵里はあんじゅちゃんと戦って引き分けだったのよね?」


絵里 「そうなんだけど…あの子…私の勘だと奥の手を隠しているようだったの!」


にこ 「奥の手?引き分けだったのに全力じゃなかったって事?」


絵里 「いや…そういう事じゃないんだけど…そうね…もしその技を序盤で使われていたら少なくともあんなギリギリで勝負がつかなかったと思うの」


にこ 「う~ん…にこ難しい話分からないニコ」


絵里 「まぁいいわ!それが見たくてにこに依頼したのだから…体で体験してもらいましょう」


にこ 「そんなことより…報酬のにこが今の数倍強くなる方法…教えて欲しいニコ」


絵里 「いいわよ!今は…何時かしら」チラ


にこ 「午前七時ね」


絵里 「にこの試合は午後4時の第15試合…制限時間は今から準備するから8時間って所かしら」


にこ 「絵里…まさか今から修行するつもりニコ?」


絵里 「当然よ!にこと私しかできない修行よ」


にこ 「にこと絵里の共通点…まさか…」


絵里 「行くわよ!」抱っこ


にこの部屋


絵里 「じゃあまず…ご飯の準備ね!にこは何がいいかしら?」キュ


にこ 「にこも手伝うニコ!!!絵里は何が食べたいのある?」


絵里 「そうね~ピロシキかペリメニかしら」


にこ 「絵里は食生活が偏ってるニコ!そうだニコ直伝のオムライスを作るニコ」


絵里 「そうね!早く作れた方が良いわね!じゃあ作りましょう」


10分後


絵里 「ハラショー!やっぱりにこの料理はおいしいわね!」


にこ 「そうでしょう!腕上げたんだから」


絵里 「本当ね!腕が上がってるわ…じゃあお腹も膨れた事だし…本題に入りますしょう」


にこ 「そうね!時間もないし…にこの命も危ないし…早く始めるニコ」


絵里 「お休み!にこ」シュン


にこ 「夢の中で会うニコ!」シュン


にことにこにー 絵里とエリチカ 精神世界


にこ 「ここに来るとなんか口調が戻るのよね!何でかしら?」


絵里 「それは多分にこにーとリンクが明白に区切りがつくからだと思うわ」


にこ 「あんたは…変わらないわね」


絵里 「あはは…まぁ私のはあれだからね…」


エリチカ 「あ~絵里ちゃん久しぶりチカ」


にこにー 「にこも昨日ぶりニコ」


絵里 「エリチカ…」


エリチカ 「どうしたの?絵里ちゃん?」


絵里 「もっとしゃきっと出来ないかしら?」


エリチカ 「シャキ…プルプル」


絵里 「もういいわ…楽にしなさい…」


にこ (絵里も大変ね!あれがパートナーなんて)


にこにー (絵里ちゃんの語尾…チカになる時あるニコか?)


エリチカ 「エリチカには堅いのは無理チカ~」


絵里 「あなたにはそういうことは期待してないから大丈夫よ」


エリチカ 「ガーン…もしかしてエリチカ残念な子?」


にこにー 「絵里ちゃんは可愛い子ニコ~」


エリチカ 「にこにー~ありがとう!」


にこ (にこにーとエリチカはすごく仲がいいわね)


絵里 「挨拶はこれくらいでいいかしら!」


にこ 「そうよ!時間ないんだからさっさと始めましょう」


絵里 「じゃあ…整列!…点呼」


にこにー 「1」


エリチカ 「2」


にこ 「え…え……3?」


絵里 「にこ…点呼が遅いわよ」


にこにー 「にこちゃん油断し過ぎニコ」


エリチカ 「点呼は軍人の嗜みチカ」


にこ (ぐぬぬ…油断していたわ!エリチカに言われるとなんか腹立つわね)


絵里 「じゃあ行きましょう!」


にこ 「ちょっとまって!絵里」


絵里 「なにかしら」


にこ 「これからどこに行くの?ここで修行するんじゃないの?」


絵里 「そんな修行しても強くなれないわよ!あなたの場合…もっと画期的にかつ短時間で強くなるにわね」


にこ 「まぁ時間がないのは分かってるけど…じゃあどんな修行よ!」


絵里 「それはね…っと…あっちからお出ましみたいよ!挑発してたのはこっちだけど…」


にこにー 「そうみたいニコ!!!」


エリチカ 「感じるチカ」


にこ 「なんか私だけついていけないんだけど…なにが来たのよ?」


一同(にこ除き) 「にこ(ちゃん)」


にこ 「にこは…私よ?」


絵里 「良いわよ…理解しなくてすぐに姿をみることになるから」


にこにー 「そうニコ!前交えた時はにこちゃん気絶してたニコね」


エリチカ 「あの時もきつかったチカ」


にこ 「え…みんな前そのにこと戦ったことあるの?」


一同 「あるわ(ニコ・チカ)よ)」


にこ (ここにきてにこ以外のシンクロ率が高い気がするわ)


絵里 「構えた…斬撃3秒後にくるわよ!しゃがんで!!!!」シュ


にこにー エリチカ シュ


にこ 「え…え…斬撃…来るの?」オロオロ


にこにー 「にこちゃん…しゃがむニコ!そのままだと真っ二つニコ」グイ


にこ 「うわぁ」ヨロ


シュルルル ザァァァァァ バァァァァァァ


にこ 「…」アングリ


にこにー 「流石の斬撃ニコ!」キラキラ


エリチカ 「強敵相手だとやっぱり血が騒ぐチカ」ギンギン


絵里 「何時みても凄まじい一振りね」シュン


にこ (あの威力で一振り…体が動かない…にげなっきゃ…勝てるはずない…)ガタガタ


絵里 「お出ましみたいね!みんな気合い入れなさい!」


エリチカ 「言われなくてももう万全チカ」


にこにー 「にこにーもOKニコ」


にこ 「…」(腰が抜けて動けないよ)カタカタ


絵里 (にこは…動けないみたいね)


絵里 「にこにー、エリチカ!作戦はにこにこにーで行くわよ」


にこにー 「了解ニコ」


エリチカ 「しょうがないチカ!了解」


にこ (逃げたい…怖い…体が動かない…嫌だ死にたくない)ガタガタ


絵里 「姿を現したわね!にこ…いや黒にこって呼んだ方が良いかしら?それとも称号で死神の方が良い?」


そこに現れたのはにこと同じツインテール…リボンの色は黒でゴスロリの服を着たにこがいた違う処といえば背中にある身の丈に合わない大きな黒い鎌


黒にこ 「誰かしら?私の寝床を邪魔して騒いでるヤカラは?…と思って出てきたらいつぞやのボロボロでやられた三人…いや今日は一人多いようね!まぁ人数が一人や二人増えた程度では結果などかわらないがな」


絵里 「その節はどうも!でも私達もあのままじゃないわよ…覚悟しなさい」


にこにー 「絵里ちゃん…戦う前に黒にこちゃんと話をさせて欲しいニコ!」


絵里 「良いわよ!でもあまり長くは…」


にこにー 「分かってるニコ」


エリチカ 「にこにー…にこはエリチカに任せるチカ!だから…納得するまで話合いをすればいいチカ!良いよね?絵里ちゃん」


絵里 「良いわよ!にこを頼んだわよ」


エリチカ 「了解チカ」シュ


にこにー 「ねぇ黒にこちゃん…またやり直そうニコ?今度はにこちゃんも混ぜて三人で…」ニコ


黒にこ 「その話なら昔に終わったはず…何であなたが今もにこ側についている方が不思議でしょうがないくらいよ」


にこにー 「それは…にこちゃんが可哀そうニコ!こんなのおかしいニコ」


黒にこ 「可哀そうね~…ただあなたが消えたくないだけじゃないの?」


にこにー 「それも…あるニコ…でもにこにーはにこちゃんのことの方が大事ニコ」(今度はにこにーの番…見ててね!にこちゃん)


黒にこ 「そう!にこの方が大事なのね!なら…ここで消してあげるわ…覚悟しなさいにこにー」ジャララ


にこにー 「最後にもう一度聞くニコ…にこにー達…やる直せないニコ?」


黒にこ 「無理よ…」


にこにー 「そう…ありがとうニコ」


絵里 「交渉決裂ね!じゃあにこにー切り替えていくわよ…」


にこにー 「分かってるニコ!…戦うニコ」カチャ


エリチカ 「にこちゃんのことは任せるチカ!命に代えても守るチカ」


黒にこ 「ウワォォォォ」振りかざし


絵里 「にこにー!私は右から行くわ…あなたは左から後は臨機応変に対応して頂戴」


にこにー 「了解ニコ!」


エリチカ 「いきなり大鎌チカ!もう少し離れた方が良いチカ」ダキ


黒にこ 「消えろ」シュルルル ザァァァァァ バァァァァァァ


にこにー 「そんな大技にこにーには効かないニコ」シュ


絵里 「私も問題ないわ」シュ


にこ 「なんで…あいつらあんな化け物と戦っているの…?」ガタガタ


エリチカ 「そんなのにこちゃんの修行の為に決まっているチカ…その為にここにいるんだから…チカ」


にこ 「にこが言ってるのはなんでにこの為に命かけて戦ってるのかってことよ!この世界で死んだらどうなるか分かってるんでしょ」


エリチカ 「そんなの知ってるに決まってるチカ!ここでの死ぬと現実世界で植物状態になるくらい」


にこ 「あんなのどう考えても戦うべき相手ではないわ」


エリチカ 「そうチカ!でも…賭けに出ないいけない時もあるチカ」


にこ 「賭けって何よ…それにこのことはあんた達事前に知ってたみたいじゃない!なんでにこだけ仲間はずれなのよ」


エリチカ 「じゃあ聞くチカ!もし分かっていたらあの子と正面から戦えるチカ?」


にこ 「そんなの戦わないに決まってるわ」


エリチカ 「でしょ!そういう事チカ」


にこ 「なに!あんた達はにこをあいつと戦わせたいわけ?」


エリチカ 「最初っからそういってるチカ」


にこ 「いやよ!まだにこは死にたくないもの!」


エリチカ 「はぁ…にこちゃん!それ…本気で言ってるチカ?」


にこ 「本気も何も当たり前じゃない!」


エリチカ 「う~ん…あれ…にこちゃん…もしかして一年前の記憶なかったりするチカ?」


にこ 「記憶?ママ…お母さんと別れた当たりから記憶なんてないわよ!気づいたらこの学校にいたんだから」


エリチカ 「そうなんだ~チカ!なるほど…」


にこ 「何の話か知らないけど…逃げた方がいいわ!いや…逃げるべきよ」


エリチカ 「だからさっきから言ってるチカ!黒にこちゃんと戦うチカ」グイ


にこ 「いや…戦いたくない!にこ嫌だ嫌だ嫌だ」ジタバタ


エリチカ 「そう…なら!エリチカも戦いに行くチカ!にこちゃんは心行くまでそこでガタガタ震えていればいいチカ」


にこ 「あんた…にこを守ってくれるんじゃないの?」ガタガタ


エリチカ 「エリチカも最初そう思ってたけど…不甲斐ないにこちゃんなんか…もうにこちゃんのことは守らないチカ!仕事放棄するチカ」シュ


にこ 「え…どういう事よ!にこを置いていかないでよ…にこを一人にしないで…誰かにこの近くに居てよ…もう嫌嫌嫌…一人は嫌」ボロボロ


前線


黒にこ 「ちょこまかと動くわね!これでも食らいなさい!」シュ


絵里 「させないわ」ギリギリ


にこにー 「背後ががら空きニコ」サッ


黒にこ 「させない!」ドス


絵里 「グファ…ク…」


黒にこ 「ハアァァァ」スパン


にこにー 「ク…」ギリギリ


絵里 「…ク…食らいなさい!」ザシュ


黒にこ 「グアァァ…」シュ


絵里 「ハァハァ…やっと一撃与えられたわね!」


にこにー 「そうみたいニコ!…絵里ちゃんお腹大丈夫?」


絵里 「大丈夫…とは言えないけど今はそんな事言ってられないでしょ!」


黒にこ 「あはは…あははははは…あははははははははは…私が一撃食らっちゃうとわね!面白い…面白いよ!」


絵里 「怒ってるわね!」(ここまで計算通りね…)


にこにー 「怒りは攻撃を単純にするニコ!避けやすくはなるけど…食らったら今度こそひとたまりのないニコ」


絵里 「そのようね…」


エリチカ 「なるほど!了解チカ」


にこにー 「うん…ってなんでエリチカここにいるニコ?にこちゃんは?」えぇぇ?


エリチカ 「良く考えたらエリチカ守るより戦いの方が得意チカ」


にこにー 「そんなことにこにーは聞いてないニコ!!!エリチカの仕事はにこちゃんを守ることニコよ!今の状態は危険ニコ」


エリチカ 「要するにここで黒にこを止めれば良いチカ」


にこにー 「どうするニコ?斬撃がにこちゃんの方に行ったらにこちゃん死んじゃうニコ!!!早く戻って欲しいニコ」激オコ


エリチカ 「そんなに怒んなくても大丈夫チカ」


にこにー 「何を基準に大丈夫って言ってるニコ?もういいニコ…にこにーがにこちゃんを守るニコ!前線は任せたニコ…え…」ガシュ


にこにー 「絵里ちゃん…腕放して欲しいニコ!さっきも言ったけど前線は二人に…」


絵里 「あなたをにこの所に行かせるわけにはいかないわ!」


にこにー 「どういう事にニコ?まさか黒にこの方に付くニコ?」


絵里 「いえ、そういうわけじゃないけど…」


にこにー 「じゃあ放して欲しいニコ!」


絵里 「それは出来ないわ!」


にこにー 「絵里ちゃん…この状況を分かってるニコ?」


絵里 「えぇ分かってるわ!分かってての判断よ…」


にこにー 「絵里ちゃん放してよ!は~な~し~て~」グイ~


絵里 「そろそろフィナーレみたいね」


黒にこ 「絶対ゆるさない…絶対許さない…決めてやるわ」キュィィィン


にこにー 「あれは…まずいニコ!!!絵里ちゃんはどっちの味方なの黒にこ?それともにこにー?どっちなの?」


黒にこ 「みんな…死んじゃえ~~」


シュルルル ザァァァァァ バァァァァァァ


絵里 「そんなこと最初から決まってるわ!…私は黒にこでもにこにーの味方でもないわ…にこの味方よ」にこ


にこ (なにか…来るわ…あぁもう…私…解放されるのね…ひとりぼっちの世界から…)


にこにー 「に~こ~ち~ゃ~ん~よ~け~て」


絵里 「…」(にこ…ここで死ぬようならあなたはここまでの人間という事よ…)


エリチカ (パスタ…食べたい)


にこ (なにか…聞こえるわ…どうでもいいか…早くにこを解放して…)


にこ (欲をいえば最後にママと妹達に会いたかったわ…)


??? (そこのお姉ちゃん…本当に死んで良いの?…死んだらもうなにも出来ないよ!笑うことも悲しむこともできないんだよ)


にこ (もうにこは疲れたの…もう生きる希望がないの…あんたがにこに生きる希望でも与えてくれるの?)


??? (本当に弱ってるね!お守りのおかげで出てこれたけどタイミングばっちりみたいだね!…うんじゃあお姉ちゃん!希望と絶望どっちが聞きたい?)


にこ (そうね…どっちでもいいわ)


??? (元気だしてよ!そんなんじゃ生きていけないよ?)


にこ (いいのよ!にこは疲れたの!…もうほっといて!!!)


??? (これは本当に弱ってるね!そんなお姉ちゃんには…生きる希望をあげるよ)


にこ (あんたに何が出来るっていうの…なにが生きる希望よ…そんなの無理に決まってるじゃない…)


??? (よかった!)


にこ (なによ…)


??? (僕の話を聞いてくれるってことはまだ諦めてないんだね…生きることに)


にこ (…)


??? (心残りがあるんだよね!僕知ってるよ…だから僕が保障するよ!お姉ちゃんの妹さん達は生きてるよ…だから…死ぬなんていわないで)


にこ (!!!なんであんたがそのこと知ってるのよ…証拠はあるの!こころとここあが生きてるって証拠が)


??? (う~ん!僕の口からはそれしかいえないけど…信じて!)


にこ (そんなの…信じられるわけないじゃない…)


??? (そうすれば…信じてもらえるかな?…あ!そうだ…)


??? (この宝箱を…開けてみて)にこ


にこ (この小さい箱を開ければいいのね!)パカ ピカピカ


にこ (この光…すごく暖かい…ポカポカする…記憶…何か頭に入ってくる…)


にこ (この記憶が正しいのなら…)


??? (どう?信じてくれた?)


にこ (駄目…だけど…でも今は信じるしかないわね…うん…信じるわ…あんたのこと)


??? (よかった!あと…預かってたものを返すね)


??? (それじゃあ…また会おうね!お姉ちゃん)


にこ (え?預かってた物ってなによ?もう行くの?…うん?…じゃあね)ひらひら


にこ 「情けない…お姉ちゃんでごめんね…虎太郎…そしてありがとう」ボソ


にこ 「さてと…にこの逆転劇の始まり…と行きますか!その前に…笑顔の魔法っと…」


にこ 「せーの…にっこにっこにー」にこ


にこ 「勝負よ!」


にこ 「まずはこの斬撃からね!避けてもいいけど…ここは景気付けに」バキーン


にこにー 「!!!…弾いた?…今…弾いたニコ?」


絵里 「そうみたいね!…どうやら修行は成功みたいだわ…行ってあげなさい!にこにー」


にこにー 「え…うん」きょとん


エリチカ 「絵里ちゃんは…初めから分かっていたチカ?こうなることを」


絵里 「こんなにスムーズにいくととは思わなかったけど…また大体予定通りね!」 


エリチカ 「流石!絵里ちゃん…感服チカ」


絵里 「本当に感服するのはにこ自身よ!だって言ってないけどこの修行は八割方死んじゃうもの」


エリチカ 「チカ…」ガタガタ


絵里 「まぁ運命なんてこんなもんよね!にこは神様に愛されているみたい」


エリチカ 「まぁ…結果おおらいチカ」


絵里 (あのタイミングで真姫が戻ってくるとは思わなかったわ!)


にこにー 「にこちゃん…大丈夫?痛い所ない?」


にこ 「ええ!大丈夫よ…むしろ清々しい気分よ」


にこにー 「それはなの?よかったニコ」


にこ 「にこにー…にこ…あんた達に守られていたのね」


にこにー 「にこちゃ…お姉さま…記憶が戻られたのですか?」


にこ 「まだ…あいまいだけど…でも…これだけは言えるはありがとうこころ!」


にこにー 「もったいないです!こころはお姉さまの力になれてうれしかったのです」


にこ 「そう…そしてこれからもよろしく頼むわよ!今のにこは生きるのが精一杯みたいでから」


にこにー 「えぇ…こころは何処までもお姉さまに付いていきます」


にこ 「ありがとう!こころ」


にこにー 「お姉さま~」ダキ


にこ 「っと…もう…甘えん坊なんだから」ナデナデ


にこにー 「ふぇ~」


にこ 「…この続きはこれが終わったあとで」


にこにー 「そうでした!…」よろ


にこ 「大分疲れているみたいね…休んでいなさい」


にこにー 「っとすみません!お姉さま…少し休ませてもらいます」


にこ 「えぇ…ゆっくり休んでなさい!こころ」ナデ


にこにー 「はい…お姉さま…」スゥスゥ


にこ 「お休み」シュ


絵里 「やっときたみたいね!にこ」


にこ 「悪いわね!家族の問題にあんたまでつき合せちゃって…大きい借りができたわね」


絵里 「いいの!この世界は持ちつ持たれつよ」


にこ 「そう行ってもらえると気が楽になるわ」


絵里 「それよりも…早く…黒にこの相手してもらわないと…エリチカが危ないのだけど…」


エリチカ 「うわ…いや~!助けてチカ…もう無理チカ…いや少し…やっぱり…無理チカ」シュシュ


にこ 「いつも思うんだけど…エリチカって強いのか弱いのか分からないわね…」


絵里 「私が言うのもなんだけど…強いわよ」


にこ 「そう…なの?」


絵里 「なんなら今度戦ったら?百聞は一見にしかずよ」


にこ 「あんた本当にロシア人なの?」


絵里 「正確にはクウォーターだけどね」


にこ 「そうらしいわね…」


エリチカ 「ねぇ…助けてほし…あぶないチカ…」シュ


にこ 「忘れてたわ!」


絵里 「じゃあ…あとはにこが戦うってことでいいのかしら?」


にこ 「そうするわ!エリチカは下がって頂戴」


絵里 「だそうよ!エリチカ」


エリチカ 「そう…したいとこチカだけど…結構キツイチカ」


絵里 「そう…みたい!隙を作るわ」


エリチカ 「助かるチカ!」


絵里 「あとは…にこに任せるわ!死ぬも生きるもあなた次第よ!」シュン


エリチカ 「にこちゃんなら大丈夫チカ」グゥ シュン


現世


にこ 「スゥスゥスゥ…」


絵里 「会場で見てるわよ!にこ…」ガチャ


会場 


審判 「これより第15試合を始めます…両者…礼」


にこ 「よろしく…ニコ」にこ


あんじゅ 「よろしく」クルクル


にこ 「…」ガチャ


あんじゅ 「逃げなかった事は褒めてあげるわ!」


にこ 「何でにこが逃げるニコ?逃げる理由ががないニコ」にこにこにー


あんじゅ 「あなたのそれが感に障るのは今日が初めてだわ」ピクピク


にこ 「にこわかんな~い」ニコ


あんじゅ 「あ~もうはいはい…もう黙りなさい!」シュパン


にこ 「あんじゅちゃん…許しなさい!まだにこ自身あまりコントロール出来ていないのよ」サッザー


あんじゅ 「あら、にこちゃん出てきたのね!てっきりにこにーに任せるのかと思ったわ!」


にこ 「この試合は期末試験にこ自身で戦うって決めてたのよ!ずっと前から」


あんじゅ 「そう…ならもう私の勝ちは決まったようなものかしら?だってにこちゃん私に勝てるとはおもわないもの」クスクス


にこ 「悔しいけどあんたの言う通り今まであんたに勝ったことはないわ」ぐぬぬ


あんじゅ 「分かってるじゃない…それでもここに来たのは評価に値するとは思うけど…個人的には朝のことは許す気にはなれないわ」ゴゴゴゴゴゴ


にこ 「でも…それも今日まで今日であんじゅちゃんとの連敗記録に終止符を打つわよ!この試合で」


あんじゅ 「あら!強気ね…やっぱりあれかしら…にこちゃんってドMなのかしら?Sっ気をくすぐるわ!」クスクス


にこ 「そう!いいわ…なんとでも言いなさい。どうせこの試合で勝った方の言い分が正しいものになるのだから」


あんじゅ 「さぁ始めましょう!完全にフルハウスな試合を」じゃらじゃら


にこ 「にこは最初っからそのつもりよ!」カチャリ


あんじゅ (とは…大口叩いたけど何か雰囲気が違うのよね!いつもと…これはまず様子を見るしかないわね)


あんじゅ (にこちゃんの戦闘スタイルはスピード重視の速効型確かに厄介だけど裏を返せば多少食らっても確実に大きいダメージを食らわせればそれで終わり)


あんじゅ (現にこれまでのにこちゃんの敗因は本人のスタミナ切れもしくはクリーンヒットによる戦闘不能が多数だったわけだし)


あんじゅ (もう少し力がとスタミナを付ければ状況が変わると思うけどこればかりは無理ね!)


あんじゅ (でも…私の眼はごまかせないわよ!あきらかに昨日とは何かが違う…)


あんじゅ (とりあえず鎖鎌で攻めようかしら)ヒュンヒュンヒュン


にこ (今日でにこは変わるわ…自分でもわかってるにこに足りないものそれはスタミナと力…ぶっつけ本番になっちゃったけど)


にこ (こころ!ここあ!おねえちゃんに力を貸して…)


にこにー (えぇ存分に発揮してください!!!)


黒にこ (もともとはお姉ちゃんの力なわけだしな)


にこ (いつもはナイフなんだけど今日は大鎌で行くわ)


あんじゅ (黒い鎌みたいね!いつのまに武器を変えたのかしら?それともあれがにこちゃんの適応してる武器なのかしら)


にこ (見た目以上重いわ…この鎌!これにこのスタミナ持つかしら?)


黒にこ (大丈夫だよ!用は使い方なんだよ…遠心力や体の使い方ひとつで変わるよ)


にこ (そういうものなの?)


黒にこ (そいういものなの!!!)


にこにー (馴れろです!お姉さま!!!)


にこ (見よう見まねでやってみようかしら)


にこ (確かこんな感じだったと思うけど)振りかざし


あんじゅ (あんな遠くから鎌を振りかざしてどうするつもりかしら?まさか…斬撃でもだすつもり?)


にこ 「ウオォォォォ」


あんじゅ (にこちゃんがなにしたいのか分からないわ…)髪イジイジ


にこ 「ダッシャァァァ」シューン


シュルルル ザァァァァァ バァァァァァァ


あんじゅ 「…」ツゥー


にこ 「撃てたけど…ハァハァ…やっぱり疲れるわね!この技…それにコントロールもまるでできてない」


黒にこ (撃つ時に技名とか言うと気持ちが定まって段違いに強くなるよ!)


にこ (この技…名前あるの?)


黒にこ (名前はまだない…お姉ちゃんが考えていいよ)


にこ (う~んどうしょうかな~可愛いのがいいから~ラブにこアタックってどうかしら?)


にこにー (流石はお姉さま!)


黒にこ (うん!ナイスネーミングセンスだね)


にこ (ふっふーん!そうでしょ…今日からこの技は『ラブにこアタック』決定ね)


あんじゅ (!!!????なに…さっきの技…反応できなかったというよりびっくりしたー!後半歩右にずれていたら確実に死んでたわ)ぞわぞわ


絵里 「ハラショー!もうあの技を会得したのね…流石と言わざるおえないわ」


あんじゅ 「み みない間にすごい技を覚えたみたいね!まぁ私には効かないけど…」


にこ 「そう?にこには強がりにしか聞こえないけど!」(一歩も動かずに…ってことは外れることが分かったって事?…やっぱりあんじゅちゃんは強い)


あんじゅ (あの威力からしてそんなに使えないはず…悪いけどさっさと決めさせてもらうわ)ヒュンヒュン


にこ (変幻自在の鎖鎌…今まであれに捕まってたけど今なら見切れる…大鎌は駄目ねあのスピードにはついていけない…)シャキン


あんじゅ (今度はナイフに持ち替えた…いいわ受けてもらおうじゃない)ヒュンヒュン


あんじゅ (いつも通り『ウサギ狩り』ね)ヒユルゥゥゥウ


絵里 (どうやらあんじゅは『ウサギ狩り』でいくみたいね!あれは私も前回に試合でやられたけど右手の鎌で相手の攻撃を受けながら先に飛ばした左の鎌で相手の死角から攻撃する)


絵里 (死角からの攻撃に意識してると前から…前の攻撃に集中してると死角から…避けるもしくは防御するのが難しい技よ!)


絵里 (守るのも難しい技…でもさらにそれを自在に操っているあんじゅは針に糸を通す如く繊細な神経を使ってるはず…にこが鎖鎌の餌食になるかあんじゅの集中が切れるのが早いかさぁどっちかしら)


絵里 (そして…仮に攻撃が見切れても…)


にこ (これは『ウサギ狩り』…)


あんじゅ (さぁ今日のにこちゃんはどっちの餌食になるのかしら)フフフ


にこ (前と違う…今なら音・風の流れ・感覚で見えない方の鎌のスピード・襲ってくる方向が分かる…避けられるわ)ダッシュ


あんじゅ (にしても…明らかににこちゃんの動きのキレがおかしい)ジャラリ


にこ (スピードならにこも負けないわ)


あんじゅ (近距離の短期決戦に持って行くみたいね!)カーン


にこ (まだ後ろからは来ない…大丈夫にこの今の感覚なら避けれる)シュシュ


あんじゅ (後ろを気にしながらこのレベルの攻撃が出来るようになってる…明らかに昨日より段階的に上がってる!この数時間の間に何がにこちゃんをここまでさせたの?)サッサッキーン


にこ (もう少し…もう少し)カンキーンシュシュ


あんじゅ (後ろからの攻撃が完全に読まれてるなら…)


にこ (今ね…)シュ


にこ (やったわ!初めてこの攻撃を避けられた…え…鎖がにこの右手に絡まった…)グルグル


あんじゅ 「引っかかったわね!飛んでけー」


にこ 「にこ~~」


絵里 (避けた時に腕に鎖が絡まりそのまま引っ張られて宙に舞いそして…地面に思いっきり叩きつけられる…初回んら防御はほぼ不可能ね)


にこ 「ゴホゴホゴホ…カハァ…ハァハァハァ」(いったー絶対アバラ折れたニコ)


あんじゅ 「どうやら勝負ありのようね」ツカツカツカ


にこ (ハァハァ…が体動かない…)


あんじゅ (正直今日の試合は驚くことが多かったけど…これで分かったでしょ…にこちゃん!私に勝つことはあなたには無理なのよ!)


にこ (また…にこ…意識が無くなってい…く)グッタリ


あんじゅ 「あら…気絶したみたい…トドメはお預けみたいね」


あんじゅ 「審判さん!にこちゃんを見てもらっていいかしら?この試合の勝敗を」


審判 「うむ!分かっている…少しその場で待機してな」


あんじゅ 「は~い!」髪イジイジ


にこ 「ハハハハハアアァァァァァァ」


あんじゅ 「!!!!…まさかあれを受けてまだ立つっていうの?」ザワザワ


にこ 「あれ…にこ何でこんなとこいるのかしら?」


あんじゅ 「そんなの私と試合してるからに決まってるじゃない」(衝撃で記憶が混乱してる?)


にこ 「ふ~ん…にこあんたと戦ってる最中なのね!いいわやりましょう…えぇっとにこの武器はっとあんなところにあった」


あんじゅ 「えっにこちゃん…動けるの?どうして」


にこ 「あんた変なこと聞くわね…これくらいの傷どうって事ないってことよ!にこにとっては」


あんじゅ (そんなことあるはずない…アバラは確実に折れてるはず…それに何であんなへいきに動いてるの?)


にこ 「もうグダグダうるさいわね~にこが大丈夫っていったら大丈夫なの」


にこ 「じゃあ!行くニコ」


あんじゅ (大鎌を振りかざしてる…さっきのが来るわ…撃たせない)シュルルルル


にこ 「ウオォォォ」シュパーン


あんじゅ (クゥゥ…危なかった!この鎖事切ってくるなんて…判断が間違ってたら…)ポロポロ


あんじゅ (この鎖は特注で特殊な鋼を使ってるのにこんなあっさり砕けるなんて…なんなのもう~)


にこ 「にっこにっこにー」


あんじゅ 「ふっいいわ!そうでなくっちゃ面白くないわ」


にこ 「ガードだけ…ならまだまだにこのターンのようね」


あんじゅ 「させない!」(あの斬撃を連続で食らうのは流石に無理ね!)シュンシュン


にこ 「こんな鎌投げてもにこには当たらないニコ」シュシュ


あんじゅ 「避けることなんて想定済みよ」(鎖が壊れても糸で操れるように改造してるのよ!肉眼では見ることが出来ないほど薄いけどね)クイ


にこ 「だ~か~ら…にこには当たらないって」スパン パシ


にこ 「この鎌あんなに返すわ!!」シュ


あんじゅ 「!!!」(これもあっさり看破された…)タンタン


にこ 「じゃあ…もう勝負付けようかしら!」ぴょんぴょん


あんじゅ 「まだ私は降参してないわ!」


にこ 「すごいすごい!あんなに力の差を見せたのにまだやるなんて」


あんじゅ 「切り札…使うしかないようね」


にこ 「まだ力を隠してるようね!さっさとだしなさい…ぶったおしてあげる」


あんじゅ 「行くわよ!完全にフルハウスね」


にこ 「…」


フルハウス 「…」ゴゴゴゴゴゴ


にこ 「待ってたわ!あんたが出てくる時を」カチャ


フルハウス 「私…も…待って…た…矢澤…さん」ヒュー


にこ 「でも…あんたの出番はもう終わりよ」サッサッ


シュルルル ザァァァァァ バァァァァァァ


フルハウス 「私…には…効か…ない」カーン


にこ 「一撃ならね」


シュルルル ザァァァァァ バァァァァァァ


シュルルル ザァァァァァ バァァァァァァ


フルハウス 「そんな…の…卑…怯…私…の…出番…終わり?」ザクザクザク


にこ 「えぇ…終わりよ…すごく短いけど」


フルハウス 「覚え…て…おきな…さい…回…復…したら」


にこ 「そうね!楽しみに待ってるわ」


フルハウス 「…」にこ


あんじゅ 「ハァハァ…」(まだフルハウスの力を制御しきれてない…もう手詰まりね)


にこ 「さぁあんたのいう切り札はもう終わりかしら?」


あんじゅ 「えぇ悔しいけどもうないわ」


にこ 「そう…まぁ本当のようね」キュイーン ぴょんぴょん


あんじゅ 「もう私の負けね…こうs


にこ 「…」壁ドン


あんじゅ 「ヒェ…なに!!!」


にこ 「あんたに今から大事な話をするわ」コソコソ


あんじゅ 「え…」


にこ 「あなたの中にいるフルハウスにも内緒の話…未来の話よ」コソコソ


あんじゅ 「…」


にこ 「~~~~~~~」


あんじゅ 「!!!」


にこ 「~~~~~~~~~」


あんじゅ 「そんな…」


にこ 「~~~~~~」


あんじゅ 「…」


にこ 「~~ってこと…時間がないから簡潔に説明したけど」


あんじゅ 「それが本当なら…」


にこ 「今は信じろとは無理に言わないわ!でも二回目の任務で信じるはずよ」


あんじゅ 「なら…あなたが…やれば」


にこ 「にこには無理なの…運命に囚われたにこには…だからお願い」


にこ 「運命に縛られていない今のにこをあなたに頼むわ」


あんじゅ 「私でいいの?」


にこ 「うん!あんじゅちゃんが良い!!!」


あんじゅ 「…分かったわ」コク


にこ 「ありがとう!あんじゅちゃんなら快諾してくれると信じてたわ」


にこ 「じゃあね!にこをよろしくね」ドサ


あんじゅ 「私の…勝ちなのかしら?」


審判 「第15試合 勝者 優木 あんじゅ」バサ


あんじゅ 「勝ったみたいね…全然勝った気しないけど…」パタン

次の日


にこ 「…このパターンデジャブかしら?ってことはにこ勝ったのかしら?また試合の途中までしかないわ!ボロボロになって…考えるのやめましょう」


絵里 「おはよう…にこ!もう朝の九時よ」


にこ 「絵里!おはよう」イテテテ


絵里 「あまり動かない方がいいわ!今回のダメージは前の比にならないみたいだし」


にこ 「そうみたい!ものすごく体が痛いわ…ところで絵里…」


絵里 「なにかしら?」


にこ 「にこってあんじゅちゃんの試合に勝ったのかしら?」


絵里 「短答直入に言うわ!あんたは負けたわ」


にこ 「…そうにこ負けたのね」


絵里 「そう落ち込まないで!あなたは良く戦ったわ…修行の成果も予想以上に出てた…けして悪い結果ではなかったはずよ」


にこ 「でも…負けは負けだしこれが練習じゃなかったらにこは死んでたわ」


絵里 「そうね本番ならね…でもこれは練習、訓練よ!失敗してもいいのよ」


にこ 「でも…」


絵里 「でもじゃないわ!あなたは今生きてるの次があるのよ…無様に死なないように前だけみて歩きなさい!」


にこ 「それも…そうね!」ぱぁ


絵里 「やっとにこらしい顔になったわ!あなたの希望に満ちている顔…私は好きよ」


にこ 「もう…///茶化さないで///」


絵里 「そんなつもりはないわ!私はそう思ったから言っただけよ」


にこ 「そう///」(もぅなんなのよ!調子狂うわ)


絵里 「ところでにこって私の弟子でもあるのよね?」


にこ 「それってどういうこと?」


絵里 「今回あんじゅににこは負けたわよね」


にこ 「そうみたいね」


絵里 「それで私とあんじゅは引き分けということは…」


にこ 「にこの師匠は絵里とあんじゅちゃん…てことは真姫ちゃんはにことあんじゅちゃんが師匠ってこと?」


絵里 「いえそういうわけじゃないみたいよ!真姫の師匠はにこだけよ」


にこ 「え…そうなの?」


絵里 「えぇ二回戦目に真姫と戦うはずだった人が任務で試合の一週間前に行方不明になっててで真姫も今どっかに行っちゃったでしょだから真姫の師匠はにこだけよ」


にこ 「…」(真姫ちゃんの二回戦の事考えてなかった…)マズイ


絵里 「だからあんじゅに嫌な事されたら私にいいなさい!立場はあんじゅと同じなんだからガツンと言ってあげる」


にこ 「そうするわ!でも何でにこにそこまで肩入れしてくれるの?」


絵里 「前も言ったけどにこにはロシアでの大きな借りがあるの!だから少しでもにこの助けになりたいのよ」


にこ 「にこ…覚えてないのに?」


絵里 「えぇ知ってるわ!にこが覚えてなくても私が助けられたのは事実…だから助けたいの」


にこ 「そういうものなの?」


絵里 「そういうものなのよ!」


ガチャ


あんじゅ 「おじゃましま~す」ソローリ


絵里 「あら…なんの用かしら?」


あんじゅ 「何の用って自分の弟子の傷を見に来ただけよ」


絵里 「そう!ならにこの師匠の私が見てるから大丈夫よ」


あんじゅ 「なにがにこの師匠よ!私もにこちゃんの師匠なんだから」グウゥ


絵里 「そうみたいだけど!あんじゅ…あなたどう見ても師匠って感じではないわ…にこの師匠は私に任せなさい」


あんじゅ 「なに勝手な事いってんのよ!私がにこちゃんを修行すればあなたなんて一週間もあれば勝てるようになるわ」ゴゴゴゴゴゴゴゴ


にこ 「…」


絵里 「えっそうなの!ならお願いしようかしら」ニシシ


あんじゅ 「あっ…」青ざめ


絵里 「流石に私には無理だわ!じゃあその後に私と修行しましょうね!にこ」ニコニコ


あんじゅ 「ちょっとまちn」


絵里 「じゃあ私忙しいからいくわ!じゃあね」ふりふり


あんじゅ 「…ハメられたわ」 


にこ 「…」


あんじゅ 「…」


にこ (正直…気まずいわ!昨日喧嘩したままだし…嫌われてないかしら?)


あんじゅ (うわぁ~気まずい!気まずい!気まずい!これは気まずい)


にこ (何か話題ふらないと…昨日の試合は…絶対駄目ね)


あんじゅ (どうしよう…どうしよう)あわあわ


にこ (ぷぷぷ何か今日のあんじゅちゃん慌てて面白い!そうだ…)


あんじゅ (う~んと何か面白い事いわないと)う~ん


にこ 「そういえばあんじゅちゃん…」


あんじゅ 「う~ん…ハッななにかしらにこちゃん」


にこ 「そういえば友達に合わせてくれるのよね!今日のお昼」


あんじゅ 「えぇ…そうよ」(ピーンチ!やばい全然考えてなかった…わけじゃにけどさっき絵里には逃げられたし)


にこ 「どうしたの?あんじゅちゃん顔色悪いよ?大丈夫?」


あんじゅ 「顔色?いつも通りよ」(私の友達…友達ってなんなのかしら?)


にこ 「もしかして友達来れないとか?」


あんじゅ 「う~ん」(もうこれはいっそう…)


にこ 「にこ楽しみにしてたんだけどな~」(あまり期待はしてないけど…)


あんじゅ 「そそうなの~何か急に任務入っちゃって来れないみたい…」(くるしいわ…ものすごくくるしい言い訳)あはは


にこ 「あぁそうなんだ!残念ニコ~」(もぅ正直に言ってくれればいいのに…意地悪するニコ)


にこ 「じゃあ…せめて友達の名前と写真何か見せてくれないかな?一枚や二枚もってるよね?」


あんじゅ 「あぁごめ~ん!写真とかないのよ」(あるわけないじゃない!友達っていう友達がいないんだもん…)


にこ 「…」(強情ニコ)


あんじゅ 「…」(これ以上は本当にやばいわね…そろそろ切り札を切ろうかしら)


にこ 「それじゃ~」


あんじゅ 「それ以上検索かけるのを今を持って禁止します」ビシ


にこ 「え…どういうこと?」


あんじゅ 「師匠権限よ!そして意味は言葉の通り…今後一切この話題には触れてはいけない」


にこ 「…ずるくない?」


あんじゅ 「はいはい!終わりよ…この話題はこの時を持って終わり」


にこ (納得いかないニコ)


あんじゅ (強引だけど…しょうがないわよね!…そういう事にして頂戴)


にこ 「…分かったわよ」


あんじゅ 「流石にこちゃん!理解が早くて助かるわ」モギュ


にこ 「もぅ~離れなさい!暑いわよ///」


あんじゅ 「にこちゃんのツンデレさん!まんざらでもないくせに」


にこ 「何言ってるのよ///」


あんじゅ 「顔が赤いわよ!」


にこ 「///…体が完全に治ったら覚えてなさい~」


あんじゅ 「あ~怖い怖い」クスクス


にこ (でもよかった!なんか少し話したら仲直りできたニコ)


あんじゅ (良かった~これで友達の件と仲直りどうじにやってのけたわ)


にこ 「具体的にあんじゅちゃん…師匠って呼んだ方がいいのかしら?」


あんじゅ 「そんな堅いのはいらないわ!私とにこちゃんの仲じゃない」


にこ 「それもそうね!じゃあ改めてあんじゅちゃん…にこを責任もって強くしなさい」


あんじゅ 「はいはい!わかってるって…じゃあ今日はもう遅いから明日からね!」


にこ 「明日?…この傷治るの?」


あんじゅ 「さっき専属医に聞いたら治るみたいよ!にこちゃんの傷…明日までに」


にこ 「何か不思議ニコ」


あんじゅ 「まぁあまり悩まないで今日はゆっくり休みなさい」


にこ 「そうするニコ!じゃあね」フリフリ


あんじゅ 「じゃあ明日の9時くらいに起こしに来るわ」フリフリ


にこ 「りょ~かいニコ」ニコ


にこ 「…」


にこ 「あんた…ロッカーの中気に入ってるの?」


ギィー


絵里 「まぁいいじゃない…気になったんだから」


にこ 「でも…どうやって入ったニコ?」


絵里 「ここのロッカーの上!私が昔開閉できるように改造したのよ」


にこ 「あんたも物好きね」


絵里 「まぁいいじゃない!それよりにこ私少し任務で空けるから頑張ってね♪修行」


にこ 「あんた…にこを助ける気ないでしょ…」


絵里 「あるわよ!だから私の任務中に助けて欲しい時はこれをを押しなさい」ボタン


にこ 「これを押せばいいのね!分かったわ…貰っとく」


絵里 「それとこれも」ポィ


にこ 「お守り?…あっ神田明神のお守り…ってことは…」


絵里 「そうよ!真姫はあんたの任務ちゃんと成功させたわ」


にこ 「…そう~ちゃんと褒めてやらないとね」ボソ


絵里 「にこは可愛いわね~」


にこ 「からかわないで///」


絵里 「からかってないわよ」クスクス


にこ 「そんなことより//真姫ちゃんはどこにいるのよ」


絵里 「そう!それをさっき言い忘れたのよ」


にこ 「どういう事?」


絵里 「真姫なんだけど…お守りをにこに届けた後に拉致じゃないみたいだけど…」


にこ 「なによ…その濁した言い方わ」


絵里 「客観的にみれば拉致にもみえるけどそうでないようにもみえるのよ」


にこ 「絵里らしくないわよ!はっきりいいなさい」


絵里 「そうね!これじゃあらちがあかないわ」


絵里 「結果的にいえばどちらか分からない」


にこ 「…」


絵里 「だから持ってきたわ!真姫に意志を知るための任務」スゥ


にこ 「…」パシュ


にこ 「園田家の潜入?真姫ちゃんここにいるの?」


絵里 「そうよ!任務は園田家の現状把握と噂では西に勢力を広めようとしてるみたい…でその情報が欲しいって事」


にこ 「分かったわ!」


絵里 「礼には及ばないわ」スク


絵里 「じゃあ!今度こそ本当に任務に行くわ」


にこ 「絵里ありがとう!」


絵里 「ハラッショー」フリフリ


にこ 「お休みニコ」zzz


次の日


AM4:00


にこ 「本当に治ってるわ…不思議ニコ~」スク


にこ 「うん!痛い所もないし行ける」クルクル


にこ 「あんじゅちゃんには悪いけどにこ行くね」置手紙カキカキ


にこ 「あとは荷物は…あそこならこの時間でもやってるわね…急がないと」タッタッタ


喫茶店


メイド 「いらっしゃいませ!お嬢様」


にこ 「メイドさん!悪いんだけどこのメモに書いてある物ってあるかしら?出来るだけ急いで用意してもらえる」


メイド 「急ぎですね!承りました…ではこちらでお待ちください」ススス


にこ 「うん」


メイド 「こちらブルーベリートレインになります」


にこ 「ありがとう」ズズズ


メイド 「お待たせしました」


にこ 「ブッファァァ」


メイド 「…大丈夫ですか?お嬢様」ビチャビチャ


にこ 「ごめんごめん!」フキフキ


メイド 「私のコーヒーなにかお気に召しませんでしたか」


にこ 「そうじゃなくて…」フキフキ


メイド 「なにか至らなかったところがあれば何なりと」あわあわ


にこ 「準備が早くて驚いただけよ!あんたの接客はにこからみても完璧よ」フキフキ


メイド 「良かった~ではあとは私がやっておきますのでどうぞ急いでください」


にこ 「いいの?すごく汚し散ったけど…服も…」


メイド 「掃除と洗濯はメイドのお仕事ですから!どうぞ気にしないで下さい…またお越しください」


にこ 「悪いわね!また来るわ」


メイド 「いってらっしゃいませ!お嬢様」


カランカラン


にこ 「…」


あんじゅ 「…」デエェェン


にこ 「…」


あんじゅ 「…」


にこ 「…あんじゅちゃんおはよう」ブルブル


あんじゅ 「はい!にこちゃんおはよう」ゴゴゴゴ


にこ 「じゃあにこ急いでるから…じゃ」


あんじゅ 「待ちなさい!にこちゃん何処にいくつもり?」


にこ 「そんなの部屋に決まってるじゃない」


あんじゅ 「じゃあそのリュックはなに?」


にこ 「あぁこれ?次の任務の準備早くした方がいいかな~と思って…」


あんじゅ 「それは関心するわ!じゃあこの任務表はなにかしら?」ヒラヒラ


にこ 「!!!!???嘘…いつの間に内ポケットにいれた…あれ…ある」


にこ 「まさか…」ガタガタ


あんじゅ 「そうよ!カマをかけたわ…これは私の任務表…内ポケットにあるのね」ツカツカツカ


にこ 「そんな簡単に渡さないわよ」シュ


あんじゅ 「…」スゥ


にこ (あれ消えた?)


あんじゅ 「…なになに園田家の潜入ね…ここで何をするつもり」


にこ 「潜入っていったら敵の情報収集に決まってるじゃない」


あんじゅ 「昨日の今日で動くってなるとただの潜入じゃないはず」


にこ 「…」


あんじゅ 「そうね!もしかして首にかけてるお守りも関係してるのかしら?」チラ


にこ 「…」ビク


あんじゅ 「なるほどね!どうやらここに真姫がいるのね…あわよくば奪還したいと」


にこ 「なによ!悪いの?にこのかってじゃない」


あんじゅ 「別に悪いとは言ってないわ!ただ…」


にこ 「ただ…?」


あんじゅ 「命を捨てに行くようなものよ…にこちゃん悪い事は言わないわ諦めなさい」


にこ 「だ~か~ら…にこも勝手でしょ!話が分からないみたいならにこはもう行くわ」


あんじゅ 「じゃあ!私を倒していきなさい」バッ


にこ 「こんなに早く再戦できると思わなかったわ!」大鎌シュ


あんじゅ 「でも…今回の相手は私じゃないわ」スウゥゥゥ


にこ 「にこ~~」スウゥゥゥ


にことにこにーと黒にことあんじゅとフルハウス 精神世界


にこ 「3対2みたいね」


黒にこ 「楽勝だよ」


にこにー 「えぇ私達ならいけます」


あんじゅ 「3対2じゃないわ!3対1よ」


にこ 「3対1?どういうことよ」


あんじゅ 「にこちゃんにはわるいけど私これから任務なのよ!だからこっち側はフルハウス一人」


フルハウス 「…頑張る」


あんじゅ 「ここから出る方法は至って簡単!フルハウスを倒すか3日間立つかの2つ」


にこ 「さっさと倒すわよ!」


黒にこ 「分かってるって」


にこにー 「はい!お姉さま」


あんじゅ 「じゃあせいぜい頑張りなさい!」キュィィィン


あんじゅ 「…」 


フルハウス 「かわい…がって…あげる」


にこにー 「お姉さま…フルハウスさんの情報ってありますか?」


にこ 「残念だけどないわ!」


黒にこ 「じゃあまず私が戦って集めますか!」


にこにー 「いえ…機動性がある私がいきます!ここあは力を温存してください」


黒にこ 「分かったよ」


にこ 「頼むわね!こころ」


にこにー 「はい!」シュ


フルハウス 「まず…は…あな…たから…みたい…ね!にこに…-」


にこにー 「えぇそうですわ!行きますよ」


シュキーン…サッサツ…キーン…カンカン…バキシュシュ


にこ 「動きをみる限るだとこころとは五分五分ってところかしら」


黒にこ 「う~んお姉ちゃんなんか二人の動きってなんかおかしく見えない?」


にこ 「おかしい?」


黒にこ 「見た感じ互角に見えるけど…なにかおかしい」


にこ 「う~んにこはそうはみえないけど」


黒にこ 「何か手がかりにはなればいいけど…」


にこ (動きがおかしい…)


1日目終了


にこ 「とりあえず今日のまとめしましょう」


にこにー 「zzz」


黒にこ 「zzz」


にこ 「結果的に3人単独で戦ってにこが7時間こころとここあが3時間戦ったと」


にこ 「得られた情報は…武器は鎖鎌あんじゅちゃんと同じね」


にこ 「戦って分かったけどスピードは速い方だけどついていけないほどじゃない…でも攻撃はあたらない」


にこ 「それくらいしか分からなかったわ!」バサ


にこ 「3日まてばでれるのよね…いや…そんな悠長なことはいえないわ」


にこ 「明日は3人で行きましょう」


にこ 「それにしても可愛い寝顔ね」なでなで


にこにー 「くすぐったいzzz~ニコ~」


黒にこ 「zzz…クゥ…zzz」

 

にこ 「いっそう!このまま時間が止まればいいのに」


にこ 「なんてね!お休みニコ~」zzz


2日目~3日目


にこにー 「3日目になりますが…一撃も与えられてないなんて…」


黒にこ 「絶対に…」


にこ 「おかしい」


にこにー 「昨日話し合ったけど各自の作戦を実行しましょう」


黒にこ 「そうだね」


にこ 「そうね!じゃあまずここあの作戦からいきましょう」


黒にこ 「了解!」


フルハウス 「ひとり…ぼっち…」


黒にこ (私からだね!ここあの作戦)


回想 ここあの作戦


2日目の夜


黒にこ 「ここあ考えたんだけどもしかしてフルハウス…空間を飛んでると思うんだけど」


にこにー 「空間を飛んで攻撃を避けたりしてると…現実味がありませんわ」


黒にこ 「だって絶対おかしいじゃんあんなに避けるのは達人でも無理だよ!こころのスピードにもついて来てるわけだし」


にこ 「ここあの意見一理あると思うわ」


にこにー 「お姉さま!」


にこ 「昨日今日の戦いを見てるとここあの大技は避けて威力の弱いのは防御…それはこころの時も同じだったわ」


黒にこ 「だから!攻撃を見極めて大技の時は空間を飛んで逃げて弱攻撃は防御してるってわけ」ドヤ


にこにー 「理屈は分かりました!じゃあどうしましょう?」


黒にこ 「それも考えてるよ!避けられないように…全体攻撃を仕掛ければいいんだよ」


にこにー 「全体攻撃ですか?」


黒にこ 「そう!まずお姉ちゃんがある程度領域を広げてフルハウスの存在をキャッチする」


黒にこ 「そしてここあがラブにこアタックとした0.03秒後にこころがありったけのナイフを全方向になげて移動したところでお姉ちゃんが死角から打ち取るって感じ」


にこにー 「…わたくしの仕事が多くありません?ねぇお姉さま」チラ


にこ 「わるくないわね!こころどう無理ならしょうがないけどできる?」


にこにー 「えぇやらせていただきます!必ず」


にこ 「大丈夫なの?」


にこにー 「えぇもうこころにとっては造作もない事です」


にこ 「ありがとう!こころ」なでなで


にこにー 「ふにゃ~」ホクホク


回想終了


黒にこ 「スゥスゥ~…ラブにこアタック~」シュー


シュルルル ザァァァァァ バァァァァァァ


にこにー 「ハァ~」


シュシュシュシュシュ


にこ 「…」カチャ


フルハウス 「私には…きか…ない」シュ


作戦 失敗


黒にこ 「ごめん!作戦失敗みたい~」


にこにー 「当たり前です!人間が空間を飛べるわけないでしょう」


にこ 「切り替えていきましょう!今度はこころの作戦よ」


にこにー (今度は私の作戦)


回想 こころの作戦


にこにー 「ここあの作戦は分かりました!でも私のも聞いてください」ツヤツヤ


にこ 「こころにもなんかあるのね!言ってみなさい」


にこにー 「はい!私は一斉攻撃がいいとおもいます」


黒にこ 「そんな普通の事?」


にこにー 「2日目はタック攻撃をしても当たらなかったので今度は3人で…です」


にこ 「それもそうね…行きましょう」


回想終了 


作戦開始からの失敗


にこにー 「ごめんなさい…」おずおず


黒にこ 「どうする?お姉ちゃん」


にこ 「…」う~ん


にこにー 「お姉さま?どうかなさいましたか」


にこ 「こころ…ここあ」ギュ


にこにー 「どどうしたのでしか?お姉さま痛いです」


黒にこ 「大丈夫お姉ちゃん…」


にこ 「えぇにこは…」ツゥー


にこにー 「お腹が痛いんです?」


にこ 「ううん痛くないわ」


にこにー 「でも涙が…」


にこ 「これは痛いからじゃなくて幸せだから涙が…」


黒にこ 「…」ギュ


にこ 「私達はどこにいようとどんなに離れていても家族で姉妹よ」ポタポタ


にこにー 「ッ…そんなの…グズグズ…当たり前です!」


黒にこ 「うん…当たり前だよ!」ポタポタ


にこ 「だからこれからお姉ちゃんがすること許してね」フキフキ


にこにー 「お姉さま…気持ちを決めたのですね!」グズグズ


黒にこ 「分かってよ!こうなる事…」フキフキ


にこにー 「お姉さまの門出です!湿っぽいのはなしです…」フキフキ


黒にこ 「そうだよ!笑って…祝うよ」


にこ 「すぐに会えるようににこ頑張るから…ちゃんとお留守番してるのよ」ギュ


にこにー 「お姉さまも…お体に気を付けて」ギュ


黒にこ 「お姉ちゃんもね」ギュ


にこ 「じゃあ幸せの魔法…今日から私は魔法使いになるわ…みんなを笑顔にする魔法」


にこにー 「はい…お姉さま」ポロポロ


黒にこ 「うん」ポロポロ


にこ 「せ~の」ツゥー


にこ/にこにー/黒にこ/??? 「にっこにっこ…にー」


キュィィィン


にこ 「…」


フルハウス 「…」


にこ 「またせて悪かったわね!フルハウス」


フルハウス 「待ってない…」


にこ 「もうあんたの事は見抜いてる…」キュイン


フルハウス (目の色が…変わった…)


にこ 「やっぱりそうだったのね…あんたの能力は…」


回想


二日目の夜 夢の中


虎太郎 「お姉ちゃん気づいてるんでしょう…相手能力」


にこ 「攻撃が全然当たらない」


虎太郎 「そうだね」


にこ 「もし明日ここあの作戦が失敗したら…」


虎太郎 「したら」


にこ 「もう…時間止めてるとか…なんて」


虎太郎 「うん!そうだね」


にこ 「…本当なの?」


虎太郎 「うん!フルハウスさん…止めてるよ時間」


にこ 「なおさら…手詰まりじゃない!まぁ…あと一日だしもういいかな」


虎太郎 「そうする方法もあるけど…お姉ちゃんにはそろそろ決めてもらわないといけない事があるんだけど」


にこ 「私が決めること?」


虎太郎 「前に希望と絶望の二択選んだ時あったよね?」


にこ 「あったわね!その時は確か…希望の方を選んで…ってことは今度は…」


虎太郎 「絶望の方を伝えるよ」


にこ 「ねぇ虎太郎…それは今じゃないとダメなの?」


虎太郎 「僕なりに考えて…今が良いと思うんだ!このタイミングが一番良い」


にこ 「…いいわ!言って」


虎太郎 「じゃあ言うね!もうそろそろ僕たち三人はお姉ちゃんの中から消えちゃうんだよ」


にこ 「消える?」


虎太郎 「そう!今はお姉ちゃんの力で辛うじて留まっているけどお姉ちゃんが自分の力を受け入れ初めたから僕たちは消える…あと持って一週間くらいかな」


にこ 「じゃあにこの力をこころやここあに与えることはできないの?」


虎太郎 「それも試したんだけど…お姉ちゃんの力が強すぎて駄目みたい」


にこ 「そう…じゃあチビ達とはもう一週間なのね…でも外では生きてるんでしょ?」


虎太郎 「うん!それは僕が保障する…こころお姉ちゃんもここあお姉ちゃんも生きてるよ」


にこ 「そう!なら少しの期間離れるだけね…しょうがないわね!」


虎太郎 「それでお姉ちゃんに決断してほしい事はギリギリまでみんなといるか今日でお別れするか」


にこ 「そんなのギリギリまで一緒にいるに決まってるじゃない!迷うことじゃないわよ」


虎太郎 「今から一日たつ事にお姉ちゃんの力が段々弱くなっていくんだよ!今ならまだこの力を残したままなんだけど」


にこ 「一般人レベルまで落ちるってこと?」


虎太郎 「そう!そうすると多分僕たちや真姫さんを助ける事が出来なくなっちゃうから…今なら僕がみんなの力を一つにできる」


にこ 「分かったわ!…考えておくわ」シュン


虎太郎 「うん」バイバイ


回想 終わり


にこ (虎太郎の目…相手の能力の解析や基礎値動きの解析)


にこ (こころの速さ…俊敏さと臨機応変に対応出来る感性・気配消し)


にこ (ここあの力…一撃で敵をなぎ倒すほどの力・敵を察知する領域)


にこ 「行くわよ!フルハウス…待たせたわね」


フルハウス 「いい…待つ…のは…なれ…てるか…ら」


にこ 「その前に同じ土俵に立たないとね…まえまえから思ってたんだけどすごく聞きづらいニコ」カチャン


フルハウス 「…」


にこ 「ハアァァァァ」シューン


別次元 上位


フルハウス 「うれしい!ここに来てくれたのはあなたで三人目です」


にこ 「にこ…あんたのこと勘違いしてたみたいね」


フルハウス 「それはどういうことですか?」


にこ 「いや…大体あんたと話す時ってとぎれとぎれできるじゃない…」


フルハウス 「えぇそのようですね」


にこ 「だからいつもゾンビっぽいなって思ったけど…あんたって天使みたいななりだったのね」


フルハウス 「前の二人にも言われました!まぁ下の世界では身なりも死神みたいですから勘違いするのもしょうがないです」クスクス


にこ 「二人ってにこ以外にもここにたどり着いた人がいるニコ?」


フルハウス 「えぇ…っと確か…」ゴソゴソ


にこ 「待って…にこには今時間ないんだった!ここから早くでないと」


フルハウス 「あぁそうでしたね!ごめんなさい私としたことが」


にこ 「で…にこはあんたを倒せばいいのかしら?」シュ


フルハウス 「いいえ…あんじゅさんから受けたのはにこさんがここに来れるかなのでにこさんの自由にでれます」


にこ 「今度ゆっくり話しましょ…フルハウスちゃん」シューン


フルハウス 「はい!お待ちしてます」フリフリ


現世


にこ 「ハッ時間は…えぇっと…あれ?あれから十分しか立ってない時計壊れてるとか?」


にこ 「壊れてない…携帯も同じ時間を指してるわ」


にこ 「まぁいいわ!細かい事は…真姫ちゃん助けにいくわよ」スク


??? 「それ私達も手伝っていいかしら?」


??? 「うちにも声かけて欲しいやん」


にこ 「希に絵里…なんであんた達がここにいるのよ」


絵里 「それは任務が思いのほか早く終わったからに決まってるからじゃない」


希 「うちは面白さうなことがあるってカードがうちに告げたから」


にこ 「気持ちだけ受けとっておくわ…あんた達まで危険な所に飛び込むことはないわ」シュン


絵里 (あらにこが視界から消えたわ!)


希 (やっぱりきて正解みたいやん)


えりのぞ 「でも…」グイ


絵里 「一人で行かせるわけにはいかないわ」


にこ 「え…にこ気配消したはずなのに…」


絵里 「確かに消えたわでもこんなに狭い出口じゃあタイミングさえあえばわかるわよ」


希 「うちもそんな感じかな」


にこ 「絵里/希…放しなさい」ブランブラン


絵里 「だから私達も行くって言ってるでしょ!暴れない暴れない」


にこ 「もう…は~な~し~な~さ~い」ブランブラン


希 「にこっちは強情やな!でも真姫ちゃんどこにいるかわかるん?」


にこ 「…」


希 「そうやろそうやろ…うちは知ってるけどな」


にこ 「何処にいるのよ!」


希 「う~ん」チラ


絵里 「因みに私は相手の戦力を知ってるわよ」


にこ 「…ハァどうなってもにこ知らないわよ」


絵里 「分かってるわよ」パッ


希 「分かってるやん」


にこ 「じゃあ行くわよ!絵里/希」


えりのぞ 「了解(やん)」


4日後 園田家


希 「にこっち/えりち…行ける?」


にこ 「大丈夫よ!イメージは掴んでるわ」 


絵里 「私も大丈夫よ!」


にこ 「まずは私は天井から潜入するは」


絵里 「私は入口から搖動をかける」


希 「うちは外からの援助と情報のまとめとその他もろもろやな」


希 「じゃあきいつけてな」


正面玄関 絵里


ピンポーン


エリチカ 「ごめんくださ~い」


黒服A 「はい!こんな夜分になにようでしょうか?」


エリチカ 「あの~こちらに西木野さんはいらっしゃいますか?」


黒服A 「いえそのような方はここにはおりません…用事がないようなら失礼します」カチャン


エリチカ 「そう!それは残念」ガチャカチカチ


カチカチカチ


エリチカ 「そういえば…この裏に人はいないわよね?」


カチカチカチカチカチ


エリチカ 「まぁいても致命傷位ですむし大丈夫でしょう」


カチカチチチチチチチチチチチチチ


エリチカ 「さーてそろそろね」


チチチ……チ…チ…チ


エリチカ 「3…2…1…」


ドッカーーーン


エリチカ 「あら?いつもより威力が高いわね!…配合間違えたかしら?」チラ


エリチカ 「袋に希パワー注入って書かれてるわ!完全に希の悪戯ね」


希 「ザァーァザァーァどうやったうちの火薬威力すごいうやろ」


エリチカ 「そうね!強さ的には丁度よかったみたいね…あの爆発で扉が半壊で済んですのだもの」


希 「うちの情報より強度が増してたみたいやん!」


エリチカ 「でも潜入とインパクトはクリアしたくら作戦的には第一関門突破ね」


希 「死ぬんやなんで…えりち」


エリチカ 「分かってるは希こそバックアップ頼むわ」


カチコミか?…ざわざわ…一人?…ザワザワ


エリチカ 「さぁかかってきなさい!まとめて相手してあげるわ」


その頃 にこ


ドッカーーーン


にこ 「すごい音ね!でもそのおかげで潜入は成功っと」


にこ 「流石にこ…天才」


にこ 「自画自賛してる場合じゃないわ」


希 「ザァーザァーにこっちそのまま真っ直ぐ」


にこ 「絵里の方は今どんな感じニコ?」


希 「今の所園田の下っ端と戦ってるけど束になってもえりちには勝てんよ!あのレベルなら」


にこ 「わかったわ!にしても屋根裏なのにすごい量のトラップね」


希 「そうみたい…でも大丈夫!にこっちならいけるで」


にこ 「まぁ今のところは…パチン…パチン…行けるわね」


希 「前も話したけど…十分きいつけてな」


にこ 「しつこいわね!分かってるわよ」















































数週間後


またにこは一人ぼっち…この気持ちを味わうのはもう何回目かしら…もう本当に自分が嫌になってくる


なんで神様は与えたにこに与えてくれたものを引きはがそうとするの


にこがこんな性格だから?にこが素直じゃないから?ねぇ答えてよ答えなさいよ答えてよ…


なんでにこは一人なの…グズ…なら失うくらいなら最初から無い方が良い


そっちの方が失う悲しさを味わう必要がないから


悲しみ…苦しい…辛い…負の感情


もういや…これがにこの人生…もうう嫌嫌嫌…行動を起こすといつもなにかを失う


大切なもの…にこの友達…家族…楽しい思うで


じっとしていた方が良いに決まってる動くと疲れる…


今回だって絵里と希は自分を犠牲にしてにこを助けた


なんでみんなにこを助けてくれるの?


にこには記憶がない…なんでなにのかも分からない


分からない事だらけ…世界が怖い分からないのが怖い


聞くのが怖い…まるで冷たいナイフのようなもの


にこはこれからどうすればいいの?にこの正面は真っ黒


にこの後ろも真っ黒…どこを見渡しても真っ黒


だれかにこに道を示してよ!光が欲しい…希望の光


誰もいない…にこは世界にただ取り残された…ただ一人


………………


………………………


………


……


…………


…………




……






……………




………


………


「にっこにっこにー」ボソ


幸せになる魔法…そうみんなを幸せにする魔法でも


自分自身は幸せに出来ない…にこの廻りを幸せにする魔法だから


??? 「にこちゃん…ファイトだよ」


??? 「にこのハート…打ち抜きますよ!ラブアローシュート」バーン


??? 「にこちゃんこんなところにいたら小鳥のおやつにしょうぞ~」


??? 「にこちゃんといえば~にっこにっこに~だよ」にこにこにー


??? 「にこちゃんタスケテー…ってこれじゃあ私の方が助けられちゃうね」あはは


??? 「そんな所でうじうじしてにこちゃんに合わないわ!さっさと立ち上がりなさい」プイ


??? 「にこっちにザアァーパワー注入は~いプシュ…頂いてな」


??? 「にこ…立ちなさいもうあなたは一人じゃないわ」スゥ


にこ 「あなた達は?だれなの?」


??? 「なにってにこちゃんの仲間だよ!U'sだよ」


にこ 「石鹸?」


??? 「違うよ!!私達のチームの名前」


にこ 「ミューズ…思い出した!そうよミューズなんで忘れてたのかしら?」


穂乃果 「やっと思い出したんだね!にこちゃん」


穂乃果 「もう何回目になるんだろうね!この世界は駄目だったけどにこちゃんはちゃんと大切なものを見つけた!だからとりあえず合格みたい」


穂乃果 「いこうみんなのいる世界へミューズが全員いる世界で」


穂乃果 「そこであの人を倒してこの世界からでよう」


にこ 「当たり前でしょう」


おわり?






























にこ 「穂乃果?」


穂乃果 「うん?どうしたのにこちゃん…早く行こうよ!私達の世界へ」


にこ 「このまま…今のにこであの人に勝てるとは思わない」


穂乃果 「大丈夫だよ!穂乃果達は9人で一つみんなで力を合わせれば勝てるよ」


にこ 「あの時も大会もそうだったわね」


にこ 「でも…仲間一人守れないにこが相手になると思う?」


穂乃果 「にこちゃん…」


にこ 「ごめんね!穂乃果…もう少し待ってなさい」なぜなぜ


穂乃果 「うぅ~ん」


にこ 「にこの世界をハッピーエンド…は難しいけど悪くないようにするから」


穂乃果 「今なら…穂乃果と一緒ならもう苦しいことやつらい事もないよ?にこちゃんがこれ以上苦しむことないよ」


にこ 「そうね…でも苦し事やつらい事があるから大切なものが近くにあるんだと分かるの」


にこ 「絶望があるから希望を思い前に進める…すっかり忘れてたわ」


にこ 「穂乃果…にこは絶対ぜっ~たいに追いつくから待ってなさい」


穂乃果 「もぅ~にこちゃんがそんなこと言うからつれていけなくなったじゃない」グズ


にこ 「本当に泣き虫ね」ギュ


穂乃果 「本当に本当に…追い付いてよね」ギュ


にこ 「後輩を置いていけないわよ!特に穂乃果はほっといたらまたふらふらしちゃうし」


穂乃果 「そんなにふらふらしてないよ」プンスカ


にこ 「よしよし…それに先輩を試すなんて100万年早いわよ」


穂乃果 「ばれてた」あわわ


にこ 「お説教は後…ということでもう行くわ!」


穂乃果 「うん!にこちゃんならそういうと思ったよ!」


穂乃果 「にこちゃん…ファイトだよ」


にこ 「あんたのファイト受け取ったわ」にこにこにー


園田家 大広間


にこ (さてと…まずは状況把握からね)キョロキョロ


にこ (結局のところにこは真姫ちゃんの所までいけたけどまさか洗脳されてたとは…まんまと捕まっちゃって今は紐でぐるぐる巻き…動けないわ)


にこ (絵里は途中までは問題はなかったみたいだけど英玲奈と海未を二人を同時に相手して力差で負けてにこの隣で同じく縛られてる)


にこ (何考えてるか分からないのは…希)


にこ (まさかスパイだったなんてリリーホワイトだったかしらまさかにこ以外にチームを組んでたなんて計算外よ!希…あんたはどっちの味方なの?)


にこ (廻りは黒服がいっぱい…視界に入らなくても海未/英玲奈は近くにいるみたいね)


園田 「すまんな!お嬢さん方お二人さん…こんなもてなしで」


絵里 「…」


にこ 「じゃあこの紐解いてくれないかしら?正直痛いわ」


園田 「そう言わないでくれ!大怪盗に元スノーベアの隊長となればこれくらいは当然…これでも甘々の方だぞ」


にこ 「にこは~逃げないニコ」ニコ


絵里 「…」


園田 「まあまあ…もう少しの辛抱だから!もう少し待ってくれ!な?」


絵里 「私達をどうするつもりなのかしら?」


園田 「そうだな!これは相談なんだがどうだうちの組に来ないか?二人とも面倒見るぞ」


絵里 「仲間になる?ヤクザに?認められないわ」


園田 「絵里だったかな?丸くなったと聞いたけどそうでもないな!にこの方はどうだ?」


にこ 「にこは~園田組長の組に入りたいニコ!」


絵里 「にこ!!!あなた誇りってものがないのかしら?」


にこ 「絵里は堅いのよ~だってこのままだと一生牢屋生活か最悪処刑でしょう?なら組長さんに忠誠を誓うニコ」


絵里 「あなたね~…勝手にしなさい!忠誠を誓うくらいなら死んだ方がましよ」


にこ 「もぅそんなムキになって!絵里は堅いわね~」


希 「なぁえりち!うちと一緒でも嫌なん?」ズィ


絵里 「う…元々希が裏切らなければこんなことにならなかたじゃない」


希 「でももしあの時うちが入らなかったらえりち…英玲奈さんと海未ちゃんに確実に殺されてたで」


絵里 「それは…」


にこ 「その傷からすると相当やられたみたいニコね!」


絵里 「…私の負けも認めない」


希 「うち…えりちにもにこっちにも死んでほしくないんよ!なぁえりち考え直してくれへん?」


にこ 「そうよ!あんたはもうスノーベアじゃないのよ…それにあれよ!雇い主がロシアから園田組に代わるだけじゃない」


絵里 「でも私にはおばあ様から代々受け継いでるロシアの誇りが…」ガタガタ


にこ 「分かった