2019-03-01 13:26:13 更新

あかり「結衣ちゃんの家でお泊まり楽しいね〜」


ちなつ「うん! 私、楽しみすぎてこんなに荷物持ってきちゃった」


あかり「すごい大きいスーツケースだねぇ」


ちなつ「あかりちゃんのカバンも可愛いね」


あかり「えへへー、お姉ちゃんに買ってもらったんだぁ」


京子「このっ このっ!」ピコピコ


結衣「おりゃ!」ピコピコ


『ゲームセット』


京子「かー、やっぱ結衣は強いなぁ」


結衣「なもブラでお前に負けるわけないだろ」


あかり「結衣ちゃん凄いね!」


ちなつ「かっこいいです結衣先輩!」


京子「もー! 悔しいなぁ。悔しいからトイレ行ってくる」


結衣「なんでだよ…w」


ちなつ「でも結衣先輩って本当にゲーム上手ですよね」


結衣「普通だよ普通。京子が下手なだk…」


『キャーーーーー!!!!!』


結衣「なんだこの叫び声!?」


ちなつ「この声は」


あかり「京子ちゃん!?」


結衣「ちょっと様子見てくる!」


ちなつ「あかりちゃん、私たちも行こ!」


あかり「うん!」


結衣「京子! どうした!?」


京子「ゆ、結衣… あ、あれ…」ガタガタ


結衣「ん?」


ちなつ「キャーーーーー!!!」


あかり「あれは…」ガタガタ


京子「なんで… 綾乃の死体が…」ガタガタ


あかり「杉浦先輩が… 血だらけで… 目も半開き… なんで…?」


結衣「…3人」


京子「? 結衣、何…?」


ちなつ「3人…?」


結衣「あと3人… いや、あと3つの死体がこの家の中に隠されています。さて、どこでしょう」


京子「どういうこと…?」


結衣「会長を除く生徒会の4人は私が殺しておいた。綾乃は見つかっちゃったね。他3人の死体もこの家のどこかにある」


ちなつ「結衣先輩… 冗談ですよね…? 結衣先輩は、人を殺すような人じゃないですもん…」


結衣「ちなつちゃん、私はね、ゲームと現実の区別がついていないらしいんだ。精神科医の先生が言ってた。だから、生徒会のメンバーを惨殺してるときも、またリセットしたら生き返る、そう思ってやってた」


ちなつ「結衣先輩…」


結衣「さぁ、ゲームを始めようか」


京子「ゲーム…?」


結衣「そう。ルールは簡単。30分以内に残りの3人の死体を見つけることが出来れば君達の勝ち。見つけられなかったら私の勝ち。君達が勝ったら賞金として3万円あげるよ」


ちなつ「で、でも、そんなゲーム… そんなゲーム出来ませんよね京子先輩! あかりちゃん!」


京子「3万円!?」


あかり「わぁい3万円」


ちなつ「え…?」


京子「よーし見つけるぞー!」


ちなつ 「嘘でしょ… 人が4人も死んでるのに、なんでこんなテンションになれるわけ…?」


あかり「あ!! 櫻子ちゃんみーっけ!!」


結衣「お、あかり早いな〜」


あかり「櫻子ちゃん、体がグニャグニャになってタンスに押し込まれてる〜」


結衣「あはは… なかなか入らなくてさぁ、全身の骨を折ったんだよね〜」


京子「あかりすごいな〜 私も頑張らなくちゃ!」


~15分経過〜


京子「全然見つからないよ〜」


ちなつ「こんなこともう止めませんか…?」


京子「ちなつちゃん、3万円だよ3万円。ここで止めたら勿体ないよ」


あかり「そうだよちなつちゃん!」


ちなつ「狂ってる…」


ポタ…


京子「ん? 天井から水が落ちてきた」


あかり「水?」


京子「いや、これは水じゃなくて、血だ…」


あかり「ほんとだ…」


京子「!? 千歳!?」


あかり「天井に、池田先輩が貼り付けてある!?」


結衣「いやー、見つかっちゃったなぁ」


京子「でも、天井は盲点だったよ…」


あかり「じゃあこれで、あとは向日葵ちゃんだけだね!」


~15分後〜


結衣「はいゲームセットー!!」


京子「うわー! 結衣! あと5分! あと5分延長!!」


結衣「ダメだよー」


あかり「負けちゃった〜」


京子「やっぱ結衣は強いなぁ」


結衣「ゲームでお前に負けるわけないだろ」


京子「ところで、ひまっちゃんはどこに隠したんだ?」


結衣「じゃあそろそろ答え合わせをしようか。ちなつちゃん」


京子「ちなつちゃん…? なんでちなつちゃんに言ったんだ…?」


あかり「どういうこと?」


ちなつ「…先入観。その先入観こそが、ゲームでは命取り」


あかり「ちなつちゃん何言ってるの?」


ちなつ「私がこのゲームに関与しているわけがないという先入観。我ながら良い演技だったと思います」


結衣「うん。すごく良かったよ」


ちなつ「結衣先輩に褒めてもらえて嬉しいです!」


京子「2人とも、さっきから何を言ってるんだ?」


ちなつ「まだ分からないんですか? 私が隠したんですよ。向日葵ちゃんのことを」


あかり「えぇ!?」


ちなつ「昨日、結衣先輩と2人で打ち合わせしたの。京子先輩とあかりちゃんを楽しませるにはどうしたらいいかって」


結衣「それで、生徒会メンバーを殺害して、その死体を探すゲームをやったら楽しいんじゃないかってなったんだ」


あかり「うん! すっごく楽しかった!」


京子「まさか、ちなつちゃんが関わってたなんて… でも、ひまっちゃんは?」


あかり「もしかして、その大きいスーツケース…」


ちなつ「流石あかりちゃん。大正解〜」


パカッ


あかり「うわぁ… 向日葵ちゃんがバラバラにされてて、もはや何なのか分からない…」


京子「人間って、こんなにグチャグチャになるもんなんだな…」


あかり「でも、結衣ちゃん、ちなつちゃん、こんなに楽しいゲーム企画してくれてありがとう!」


ちなつ「いえいえ〜」


結衣「ちなつちゃん…」


ちなつ「なんですか結衣先輩?」


結衣「自首、しないかい…?」


ちなつ「自首…?」


結衣「うん。どうせ、見つかるのも時間の問題だよ。だったら、自分たちで警察に言った方が良い」


ちなつ「結衣先輩… そうですね… 自首しましょう」


結衣「うん。じゃあ、110番するね」


ピポパポピ


結衣「もしもし、警察ですか? 今すぐ来てください」


~10分後〜


ピンポーン


結衣「あ、警察が来たみたいだ」


ちなつ「じゃあ、行きますか」


京子「結衣…!!」


結衣「ん…?」


京子「私は… 私は、どんなことがあっても結衣の味方だから!! 結衣が、どんなに悪いことをしても、私の1番の親友は、結衣だから!! だから、ちなつちゃんも、罪をしっかり償って、そしたらまたみんなで遊ぼ」


結衣「京子…」


あかり「そうだよ! 結衣ちゃんもちなつちゃんも、ごらく部に欠かせない大事なメンバーだよ!! いつまでも待ってるから!!」


ちなつ「あかりちゃん…」


結衣「ありがとう。それじゃあ、警察の人を家に入れるね」


ガチャ


警察「どうされましたか! ん!? なんだこの遺体は…!? 誰がやったんだ!!!」


結衣「あそこにいる赤座あかりって人が全部やりました」


ちなつ「はい。あの人を捕まえてください」


あかり「えええええええ!?!?!?」


警察「君か!! じゃあ、署まで行こう」


あかり「そんな〜〜〜〜!!!」


京子「あかり、連れてかれちゃったな」


結衣「よし、じゃあひと段落ついたところで、なもブラで勝負しようぜ」


京子「よーし! 次は負けないぞ〜!」


ちなつ「私もやりたいでーす!」


かくして警察に連行されたあかり。後日、あかりは少年院に入所することになるが、そこで突然奇声を上げながら脱糞して死んだのはまた別のお話…


おわり


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