2019-05-07 06:50:49 更新

概要

『提督が鎮守府に着任しました!…1週間遅れで』での1ヶ月のお話
※短編集です
現在登場予定の艦娘は
ちとちよ、金剛型、鈴谷、蒼龍、瑞鶴、扶桑型、長門、武蔵
その他もろもろ(増えるかもしれません)


前書き

何気ない日常のお話


【空母になりたい千代田】

バーン

千代田「ちょっと提督!どういうことよ!」


提督「びっくりした…もっと静かに入ってきて…」


千代田「そんなことはどうでもいいの!」


千代田「なんで千歳お姉が明日の秘書艦なの!?」


提督「え…これの結果だけど」ヒョイ


千代田「千歳お姉を騙すためにこれに不正したんでしょ!千歳お姉のボールしか入ってないとか!」


提督「そんなことしないよー」

コンコン

提督「はーい」


千歳「失礼しますね」ガチャ


千歳「あの、千代田知りませ…いたわね」ハァ


千代田「千歳お姉!」キラキラ


提督(めっちゃきらきらしてる)


千歳「なにやってるのよ千代田。提督のお邪魔になってるかもしれないじゃない」


千代田「私は千歳お姉が秘書艦やることについて抗議しにきたの!」


千歳「まさかとは思ったけど本当にそんなことしてたのね…」


千代田「大事なことよ!」


千歳「私がいいって言ったんだから、千代田が抗議しなくていいでしょ?」


千代田「だって!」


千歳「だってじゃありません。これ以上提督にご迷惑をかけるなら今日はお風呂いっしょに入らないわよ?」


千代田「そんな…!」ガクブル


千歳「それがいやなら提督に謝りなさい」


千代田「うぅ…提督、ごめんなさい」ペコ


千歳「うちの千代田がごめんなさい」ペコ


提督「いいよー騒がしいのも嫌いじゃないし!」


提督「2人仲良いんだね。うらやましい」


千歳「そうですか?うふふ」


千代田「お姉!早くいこ!」グイグイ


千歳「はいはい」


千歳「提督?明日、よろしくお願いします♪」

パタン





千歳「提督、おはようございます」ニコニコ


提督「おはよー」


千歳「ふふ、ねむそうですね」


提督「うーん、ぼーっとしてたら夜更かししちゃって」


千歳「目覚めのコーヒーお入れします♪」






提督「やっぱり千歳達は仲良いんだね」


千歳「うれしいです」


提督「昨日も言ったけど、ホントうらやましいよ」


提督「誰かとお風呂なんて記憶ないもん」


千歳「そうなんですか?」


提督「うん、昔すぎてねー」


千歳「へ、へー」


千歳(この人見た目10代だけど!どういうこと?)







提督「そうだ、ちょっと聞きたいんだけど」


提督「千歳型の艤装って今は水上機母艦だけど少し練度上げると軽空母になれるじゃん」


千歳「はい」


千歳「昔も軽空母になりました」


提督「でしょ?」


提督「それで、どっちがいいかなーって。オレとしては2人の意見で決めようって思ってるんだ」


千歳「…そうですね」ウーン


千歳「私は空母になりたいかな」


提督「そっか、おっけー」


千歳「ちゃんと千代田にも聞いてあげてくださいね?」


提督「大丈夫だよーまかせて!」


提督「せっかくだから明日の秘書艦は千代田にお願いしようかな?」


千歳「あら、いいですね♪」


千歳「私も協力します」ウフフ


千歳「ちょっと耳貸してください」ゴニョゴニョ


提督「あ、それいい!」


千歳「では交渉してきますね!」パタン


提督(今度から千歳の言ってた方法使お)




コンコン

千歳「失礼します」ガチャ


千代田「失礼しまーす」


提督「いらっしゃい」


千歳「…」グッ


提督「…!」ヨシ


千代田「2人ともなにやってるの?」


千歳「なんでもないわよー」


提督「ねー」


千代田(2人ともなんかむかつく)イラ


千代田(まぁいっか)


千代田「ねえ提督!明日秘書艦やれば千歳お姉と同じ日にお休みくれるんだよね!?」


提督「うん」


千代田「ならやるわ!お姉とお休みー♪なにしよっかなー♪」


千歳「気が早いわね」


提督「まぁいいんじゃない?」


千代田「休みになにをするか考えるから一旦帰るわ!提督!くれぐれも千歳お姉に変なことしないでね!」


提督「しないって」


千代田「じゃあね!」バーン


千歳「…悪い子じゃないんですよ」


提督「うん…」





提督「よし、やりたいことは終わったからもう帰っていいよ!」


千歳「お疲れ様でした」


千歳「って話してただけですけどね」


提督「うん」


提督「千歳のことよく知れてよかったよ」ニコ


千歳「それなら私もよかったです♪」


千歳「ところで提督、今夜お時間あります?」


提督「ん?なんで?」


千歳「提督とたくさんお話したいなって思いまして。お酒でも飲みながらどうですか?」


提督「オレお酒飲めないんだよね…まだ18なの」


千歳「あら…ジュースでもいいのでお付き合いしていただけませんか?」


提督「千歳がそれでいいならいいよ」


千歳「じゃあ鳳翔さんのお店に集合しましょう!」





ガラガラガラ

鳳翔「いらっしゃいませ提督」


提督「こんばんはー」


提督「鳳翔さん、お酒以外の飲み物ってあります?」


鳳翔「そうですね、駆逐艦の子達用にソフトドリンクをいくつか置いてます」


提督「それはよかった」


鳳翔「おひとりですか?」


鳳翔(提督は1人で飲んでてもみんな集まってきそうですけどね)


提督「千歳がくるはずなんですよー」


鳳翔「あら」


鳳翔「もしかしてデートですか?」ウフフ


??「はい、そうです♪」


提督「え」


千歳「提督、お待たせしました!」


鳳翔(千歳さん少し気合い入ってますね)フフ


提督「オレもさっききたから大丈夫だよ」


千歳「そんなこと言ってたくさんの女の子をたぶらかしてきたんですよねー?」ウリウリ


提督「まじでさっききたばっかだし。ねー鳳翔さ…あれ?鳳翔さん?」


鳳翔(逢い引きの邪魔はしないようにしましょう。うふふ)コソコソ


提督「てかオレモテないからねー」


千歳「またまたぁそんなこと言って」


提督「ホントホント。18年で1回も彼女いた事ないんだよね、もう恋愛結婚は諦めてる」


千歳「へ?」


提督「あ、鳳翔さん注文お願いしまーす」


鳳翔「はーい!」


千歳(…あれ?すごいモテそうなんだけどな)


千歳(少なくとも顔は問題ないっていうかすごいかっこいいし、性格もまだ1週間ぐらいしかいないけどいい感じに見える)


提督「オレは烏龍茶にしよ。あと唐揚げ食べたいです!千歳は?」


千歳(それとも…実はヤバい人だったりするのかな)


提督「おーいちとせーどうしたの?」フリフリ


千歳「…はっ!?」


提督「千歳大丈夫?具合悪いの?」ノゾキコミ


千歳「い、いえ、大丈夫ですっ!」


千歳(ち、ちかい!ちかいです!)グルグル


鳳翔「お飲み物はどうします?」


鳳翔(千歳さんの余裕がなくなってますね…少しおもしろいです)クスクス


千歳「えー、えーっと」


千歳「烏龍茶で!」


鳳翔「あら。提督と同じですね」ウフフ


千歳「お、同じですか!?いっしょに飲むっえ!?」ワタワタ


鳳翔「では一旦失礼します」クスクス


提督「千歳大丈夫?顔真っ赤だよ?」ピト


千歳(あ…提督の手あったかい)


千歳(落ち着くなぁ…って!)


千歳「あ、あの!お手洗いにいってきますね!!」ビューン


提督「いっちゃった…」


提督「まぁいっか。鳳翔さーん」


鳳翔「なんですか?」パタパタ


提督「枝豆食べたいです」


鳳翔「わかりました。すぐお持ちしますね」





千歳「…」フー


千歳(落ち着こう…)


千歳(さっきはいろいろ混ざってパニックになったのよね。落ち着け私)





提督「ん、帰ってきた」モグモグ


千歳「すみません、少し取り乱しました…」ストン


提督「いいよいいよー」


提督「枝豆いっしょに食べよう」モグモグ


千歳「あ…ありがとうございます…」


提督「ところで千歳はお酒飲まなくていいの?」


千歳「そうですね…烏龍茶飲み終わったら頼もうかな」





千歳「ところで提督、少しお願いがあるんです」


提督「いいよー。なに?」


千歳「今日話していた改装の件、千代田にちゃんと聞いてほしいんです」


提督「どういうこと?」


千歳「あのですね、たぶん」


千代田『千歳お姉といっしょがいい!』


千歳「って言うと思うんですよ」


提督(さすが姉妹、すごい似てる…)ムム


千歳「…提督、聞いてます?」


提督「もちろんもちろん!それで?」


千歳「えっと、あの子わりと空母になりたい願望?っていうかそういうのがあるみたいで」


千歳「でも」


千歳「いつも私のことを気にかけるあまり自分の気持ちをガマンして私に合わせてくれるんです」


提督「なるほどね」


千歳「今回は私も空母になりたいからいいんですけど」


千歳「ちゃんと自分の意見も言えるようになってほしいんです。今後の為にも」


提督「…そっか。わかったよ」


提督「オレにまかせて!」


千歳「ありがとうございます!」


提督「千歳はいいお姉ちゃんだねー」フフ


千歳「千代田にはいつも助けてもらってますから」






千歳「今日はありがとうございました」


千歳「とっても楽しかったです」ウフフ


提督「こちらこそありがとね」


千歳「また今度いっしょに飲みましょう!」


千歳「それでは!」フラフラ


提督(大丈夫かな…)


千歳「きゃあ!」ドタ


提督「あーもー」スタスタ


提督「送ってくよ」オヒメサマダッコ


千歳「へっ?」


千歳「あ…あの…///」カオマッカ


提督「ん?千歳顔真っ赤じゃん…」ズイ


千歳「ちかぃ…!」


提督「お酒飲みすぎちゃダメだよー」


千歳「ご、ごめんなさい?」


千歳(一気に酔いが覚めちゃったわ///)





千代田(お姉いないなー)キョロキョロ


提督「〜♪」テクテク


千代田(あ、提督だ)


千代田(ってあれ?なんか千歳お姉の頭みたいの見えるんだけど)


提督「千代田いた!」


千代田「っ!」ビク


提督「おーい千代田ー!」


千代田「な、なに?提督…ってお姉!?」


千代田(なんで…?なんでお姉がお姫様抱っこされてるの!?)


千代田「て、提督!お姉になにして…」


提督「千歳立てる?」


千歳「はい///」


提督「よっと」オロシ


千歳「…」スタ


提督「千代田、千歳のことお願いしていい?」


千代田「え…うん…」


提督「じゃあよろしくね?千歳は飲みすぎちゃダメだかんね!んじゃ、また明日!」


千代田「ち、ちょっとまって…」


千歳「…」カオマッカ


千代田「お姉?提督になに「聞かないで!」…え?」


千歳「聞かないで…恥ずかしい///」カオマッカ


千代田「気になるー!」






コンコン

提督「どーぞ」


千代田「おはようございます」ガチャ


提督「千代田おはよ、そこ座って」


提督「お茶とコーヒーどっちがいい?」


千代田「んー、コーヒーおねがいします」ストン


提督「はいよ」カチャカチャ


提督「おまたせ」コト


千代田「ありがと」


提督「よっと」ギシ


千代田「ん、おいしい」


提督「だろー?」


千代田「まぁお姉には適わないけどね!」フフン





提督「ねぇねぇ千代田」


千代田「なに?提督」


提督「千歳のモノマネしてみてくれない?」


千代田「…なんで?」


提督「いやーなんとなく?」


千代田「まあ、いいけど」


千代田「…」コホン


千代田「『千代田?提督にご迷惑をおかけしちゃだめよ?』…どう?」


提督「…」


千代田「ちょっと、なにかいってよ」


提督「すげー!」


千代田「っ!」ビク


提督「いやまじですごいよ!千歳がそこにいるのかと思ったもん!なんか感動した!」


千代田「そ、そんなに似てる?」


提督「ホントまじで似てるよ!」


千代田「そうかな、えへへ」テレ


提督「もう1回やってよ!もう1回!」


千代田「しょうがないなー」ウフ








提督「…さてと」フー


提督「千代田、ちょっと真面目な話するね」


千代田「はい」


提督「たぶん知ってると思うんだけど、千歳型の艤装って改造で大きく変えられるんだよ」


千代田「うん」


提督「水上機母艦と」


千代田「…」


提督「軽空母」


千代田「…!」キラキラ


提督「この2つな」


提督「オレとしては、千代田のことは千代田の意見で決めたいんだよ」


提督「千歳にはもう聞いたのね」


提督「それで。千代田、どっちがいい?」


千代田「…」


千代田「千歳お姉といっしょがいいわ」


提督「…本当にそれでいいの?」


千代田「?」


提督「もし、千歳が水母のままがいいって言ってたとしても、それでいい?」


千代田「!?」


千代田「そ、それでもいいよ!」


千代田(たぶんいつでも空母になれるでしょ)


提督「あ、言い忘れてたけど」


提督「艤装には改造に適した期間があって、それを過ぎるともう改造できないんだ」


千代田「えっ!?」


提督「実はそれがもう少しで終わるんだよね」


千代田「そんな…」


千代田(私は空母になりたい…けど)


提督「千代田」


千代田「っ!な、なに?」


提督「もしオレがお兄ちゃんだったらね」


提督「自分のしたいことを全部ガマンしてオレに合わせてくれる弟とか妹は」


提督「きらい」


千代田「!」


提督「オレのこと好きでいてくれるのはうれしい。でもね、その人にはその人の人生があるんだ」


提督「って思ってる」


提督「まあオレ個人の意見だけどね」


千代田「…」


千代田「千代田の、私のしたいこと、か」ボソ


千代田「…よし!」


千代田「提督、私空母になりたい!」


提督「本当に?それで後悔しないね?」


千代田「っ…しない!しないわ!」


千代田「もしお姉と違う艦種になったとしても、私は千歳型二番艦の千代田だもん!」


提督「…そっか」フフフ


提督「よく言ったよ千代田!」


提督「よーし、じゃあネタばらしするかー!」


千代田「…は?」





提督「すいませんでしたぁー!」ペコ


千代田「もう!もう!ドキドキしたんだからね!」ポカポカ


千代田「お姉といっしょに空母になれる!って思ったのに!」


千代田「しかも改造に適した期間とか聞いてないし!そんなの迷うに決まってるじゃない!」


提督「あ、それも嘘です」


千代田「う…そ?」


提督「うん。あ、空母から水母にはなれないけど」


千代田「…」プルプルプル


千代田「もー!!!」

コンコン

提督「あ、はーい」


??「失礼します♪」ガチャ


千代田「お姉!」


千歳「提督、千代田、お疲れ様」ニコニコ


千歳「外まで聞こえてきましたよ?」ウフフ


千歳「『提督、私空母になりたい!』って」


千代田「お姉も提督も…バカー!」




千代田(でも。ありがとう、2人共)




提督「もしかして昨日オレが思ってたこと気付いてた?」


千歳「うふふ、さぁどうでしょう?」ニコニコ





幕間のお話

元帥と提督


プルルルル

提督「もしもし?」


元帥『ワシじゃ』


提督「おーじーちゃん。どしたの?」


元帥『ちゃんと食べてるか確認したくてな』


提督「食べてるよ!それにしてもあんなにいっぱいお金もらってホントによかったの?」


元帥『いや…ワシそんなにあげてないぞ』


提督「なにいってんの!あんだけあったら5年はもつよ!」


元帥『もつか!1万円しかあげてないんだぞお前、本当にちゃんと食べてるのか?』


提督「うん。食堂あるし」


元帥『それはたしかに…』


元帥(いやそれでも足りないけどこいつはもう…)


元帥『とりあえず給料が出たらちゃんと使いなさい。腹が減っては戦が出来ぬと言うからな』


提督「オレは戦わないし」


元帥『お前が作戦たてるんだろう?頭働かないぞ』


提督「まぁそうねー」






【金剛型とティータイム】

バーン

金剛「Hey!テイトクー!」


提督「んぅっ!?」ビクン


提督「なにかと思った…金剛か…」ノビー


金剛「oh,ソーリーネ。お昼寝してたデス?」


提督「うん」ゴシゴシ


提督「それで、どうしたの?」


金剛「Tea partyのお誘いにきまシタ!」


金剛「お時間大丈夫デスカ?」


提督「うん、大丈夫だけど…」


提督「オレが行ってもいいの?」


金剛「Of course!提督と仲良くなりたいんデス」


提督「そっか…それじゃあお邪魔します」


金剛「やりました!」


金剛「今日はワタシの部屋でやってマス!いきまショー!」





比叡「お姉様!司令も来てくれるんですか?」


金剛「oh 比叡!」


比叡「金剛お姉様の紅茶、すごいおいしいんですよ!」


提督「へー!」


金剛「テイトク、楽しみにしてくだサイ!」


比叡「それでは私は先にお部屋に戻りますね!」







ガチャ

金剛「I’m home!」


霧島「金剛お姉様、おかえりなさい」


榛名「提督!今日はよろしくお願いします!」


提督「お邪魔しまーす。よろしくね」ペコ





霧島「司令はここにおすわり下さい」


提督「はい」ストン


比叡「あ!司令の分は私が淹れてあげましょうか?」


提督「お。じゃあおねが…」


榛名「比叡お姉様!」


霧島「今日は金剛お姉様のおいしい紅茶を飲んでいただきましょう?」


比叡「それもそうだね!」


提督以外「…」ホッ


金剛「準備しますネ!」





提督「…」ジー


金剛(そんなに見られたら恥ずかしいネ///)カチャカチャ






金剛「はい、ドウゾ」カタン


提督「ありがと…」


金剛「みんなのもできたよ!」


金剛「Tea partyスタートデス!」


提督「…」ジー


榛名「提督、どうしました?」


比叡「せっかくお姉様が淹れてくれたのに冷めちゃいますよー!」


提督「…」ジー


霧島「司令」ポンポン


提督「は、はい!」ビクーン


金剛「提督、もしかしてお気に召さなかったデスカ…?」


提督「そんなことないよ!ただ」


提督「オレ紅茶飲んだことなくて…」


提督「これ普通に飲んでいいの?」


金剛「あ、ハイ。特に気にしないで飲んでください」


提督「ふーん」カタ


榛名「熱いので気をつけてくださいね!」


提督「うん」


霧島(カップから目を離しませんね。そんなに気になるのでしょうか)


提督「…」ドキドキ


提督「んっ」コク


提督「ん!」パアア


比叡「司令!どうですか!?」


提督「おいしい!すごいおいしいよ!」


金剛「よかった…」ホッ





比叡「そーいえば、司令は紅茶飲んだことなかったんですか?」


提督「うん」


提督「なんかお金持ちな人の優雅なおやつタイムで飲むイメージなんだ」


榛名「そ、そうなんですか」


霧島「でもそんなに高くないですよ?ペットボトルで売ってますし。午前の紅茶とか」


提督「あーあれね。軍学校で見たけど500mlで150円だからオレには手が届かなかったんだ」


金剛「えっ」


提督「あっ」


提督「あの、500mlで150万円ね!オレ紅茶は高級なペットボトルしか見たことないんだよ!」


比叡「ひえー、そんなに高い紅茶があるんですか!?」


提督「そうそう!」


金剛「じゃあ提督はなにが好きなんですカ?」


提督「んー、水かな」


霧島「水…ですか」


提督「うん、公園で飲めたし」


霧島「公園?」


提督「あ、あのー」


提督「公園で運動した後飲む水はサイコーだよ!」


比叡「わかります!喉乾いたときのお水おいしいですよね!」


提督「なー!」


提督「あと牛乳も好き」


榛名「牛乳、榛名も好きです!」


提督「やったー!仲間いた!」


提督「オレ朝は牛乳って決めてるんだ」


提督「あと鎮守府に来てコーヒーに挑戦してみたけど、牛乳入れないと飲めないの」


金剛「So Cute!かわいいデス!」


提督「でも千歳のコーヒーおいしかったなー」ホワホワ


金剛・榛名「…」ピタ


比叡「へー、私も飲ませてもらおうかな」






ワイワイ

ピリリリリ

提督「あ、ごめんオレだ」


霧島「お構いなく」


提督「もしもし?」


叢雲『アンタなにやってんのよ!』


提督「な、なになに?」


叢雲『アンタが書かせた演習での発見と振り返りノートとかいうよくわかんないやつ、出しに来たのにいないってどーいうこと!?』


提督「えっ」


叢雲『2時間待ってるの!早く来なさい!』プツ


提督「置いといてくれてよかったのに…」ボソ


金剛(叢雲、テイトクと会いたかったんですネ)


提督「みんなごめんね、オレ抜ける」


比叡「ありがとうございました!」


提督「こちらこそありがとうね」


榛名「あの、もしよかったらまた…」


提督「うん、また呼んでくれたらうれしいな」


榛名「はいっ!」パアア


霧島「そろそろ行かないと叢雲さんが怒りますよ?」


提督「あれ?聞こえてた?」


比叡「全部聞こえてました!」


提督「あー、じゃあ叢雲には内緒な」


提督「ありがと!またね!」


金剛「またデス!」

パタン


比叡「司令がいると楽しかったですねー!」


榛名「はい、とても///」


金剛「また来てくれるのが楽しみデス!」


霧島「そうですね」ウフフ












【鈴谷は純情処女ビッチ】

提督「…」ボー


提督「…」フラフラ


鈴谷「…」タタタ


鈴谷(お茶会に遅れるよー!)タタッ


ドーン


提督「うわっ」ドサ


鈴谷「きゃあ!」ガバ


鈴谷「いったた…もぉー、なに?」


提督「あれ…?鈴谷?」


鈴谷「提督!?ごごごごめん、すぐ…」


鈴谷(でも、ここでどいたら慌ててるって思われるかも…?)


鈴谷(す、鈴谷はこんなことで慌てたりなんてしないんだから!よし!)


鈴谷「すぐ…に、どいてほしいー?」ドキドキ


提督「んー」


提督「あ、ちょっと待って」


鈴谷「へっ?」


提督「鈴谷に伝えたいことがあって」


提督「あした秘書艦お願いできる?」


鈴谷「う、うん。いいけど」


提督「よし決まり!明日よろしくね」


提督「えーっと…」


提督「じゃあどいてくれる?」


鈴谷(そうだ!あたし提督の上に乗ってるんだった!余裕あるように見せなきゃ)


鈴谷「ど、どうしてかな?」コワバリ


提督「それは…その…」カオソムケ


鈴谷(て、照れてる!?もしかして!)


提督「あの…ね?」


鈴谷「あー♪もしかしてもしかして、恥ずかしいとか!?恥ずかしいんだ?」ニヤニヤ


提督「重い…」ボソ


鈴谷「ん?」ピタ


鈴谷「!?」マッカ


鈴谷「て、提督の!バカー!!!」バチーン


提督「痛ってぇ!」


鈴谷「もう知らないんだからー!!」ダッシュ





熊野「鈴谷?さっきからどうしましたの?」


鈴谷「なんでもないっ!」プイ


最上「変な鈴谷だなー」アハハ


三隈「ホントですね、もがみん」


三隈「鈴谷さんもこれをやるといいですわ!」


三隈「せーの、くまりんこ!」クマリンコ!


鈴谷「やらないよ!」





吹雪「司令官!?こんなところでどうしたんですか?」


吹雪「うわ!なんかほっぺが真っ赤ですよ!?」


提督「おー吹雪…」


提督「心配してくれてありがとね」ナデナデ


吹雪「あっ…えへへ」


提督「大丈夫だから…」ナデナデ


吹雪「でもぉ♡」トローン


提督「手だけ貸してくれない?」


吹雪「!」ハッ


吹雪「はい!ごめんなさい気づかなくて!」スッ


提督「いいよいいよ…」ギュ


提督「よいしょ」スク


提督「じゃあね吹雪…ちょっと昼寝する」フラフラ


吹雪「司令官ふらふらじゃないですか!」


吹雪「私、お部屋まで送ります!」








コンコン

提督「どうぞー」

ガチャ

鈴谷「…おはようございます」ブスー


提督「あれ?なんか機嫌悪い?」


鈴谷「はっ?」ポカーン


鈴谷(え、なになにこの人まじで言ってるの?)


提督「しょーがない、鈴谷にアレをあげようじゃないか」ゴソゴソ


提督「商店街のおねーさんにもらったケーキだよ!きっとおいしいよ!」ジャーン


鈴谷「え、あ、うん…」


鈴谷(ホントにわかんないっぽいよ…)


鈴谷(はぁ、この人見てたら昨日のことで怒ってんのバカバカしくなってきた)


提督「ケーキ♪ケーキ♪」フンフン


鈴谷(鈴谷より楽しみにしてるね)


提督「ほいほいっと」スッスッ


提督「できた!」コトン


提督「よーし、食べよっか!」


提督・鈴谷「いただきまーす!」


提督「…」アーン


提督「…」モグモグ


提督「!!」パアア


提督「おいしい!鈴谷も食べなよ!」キラキラ


鈴谷「うん」パクッ


鈴谷「あ、おいしい」


提督「でしょー?」


提督「いやー、花屋のおねーさんって料理もできるんだねー」


提督「旦那さんと娘さんがうらやましいよ…こんなにおいしい料理毎日食べてるなんて」


鈴谷「ケーキって間宮さんのとこになかった?ふつーにあった気がするよ」


提督「まじで?今度見てみようかな」


鈴谷「うんうん、そーしな」


鈴谷「ってかさー」


鈴谷「提督って花屋さんとか行くんだね。なんか意外な感じする」


提督「そう?」


鈴谷「うん、イメージないわ」


提督「そっか…あ、でもそこの花とかそうだよ、あそこで買ってきたの」


鈴谷「へー」







提督「鈴谷航巡になれるんだ」


鈴谷「そだよー!」


鈴谷「にっひひ♪き・た・い!していいよ♪」


提督「んー!がんばってね!」


提督「さーてと、これでインタビューは終わり」


鈴谷「そうなんだ。じゃーあ…♪」


鈴谷「どーする?ナニする?」ニヒヒ


提督「そーねー」


提督「なにしよっか」


鈴谷「えっ」ピタ


鈴谷「ナニ…するの?」


提督「うーん…楽しいことがいいよねー」


鈴谷「あ、ああああの!」


提督「ん?」


鈴谷「鈴谷的にはいいんだけど!ナニするのでもね!」


鈴谷「でもまだ早いっていうか…その、会って1ヶ月も経ってないわけだし、えっと…」ゴニョゴニョ


提督「なーに?聞こえないんだけど」ズイ


鈴谷「ひゃああ!」タジ


鈴谷「と、とにかく!なし!まだしない!」


提督「えーなにもしないの?それはそれですごい暇じゃない?」


鈴谷「いや、あの!鈴谷はいいんだけどね!ほら、て、提督の心の準備的な?」アセアセ


鈴谷「ど、どーせはじめてでしょ?」


提督「別にはじめてじゃないけど?」


鈴谷(えっ?)


提督「遊んだことぐらいあるよー」


鈴谷(う…うそ)アオザメ


提督「最近は駆逐艦の子達とよく遊んでるなー」


鈴谷(しかも駆逐艦!?まさかロリコンなの!?)


提督「みんな楽しいって言ってくれてうれしいんだー!やっぱり体動かすって気持ちいいよね」


鈴谷(駆逐艦の子でも気持ちいいの!?進みすぎじゃない!?っていうか犯罪でしょ!)


鈴谷「も、もうこの話終わり!」


鈴谷「鈴谷部屋に帰るから!」


鈴谷(ちょっと部屋で頭の中整理しないと…)


提督「あーちょっと待ってよー!」


提督「鈴谷に1個謝らなきゃいけないことあったの思い出したから!」ガシ


鈴谷「へっ?」


提督「よっと」オヒメサマダッコ


鈴谷「???」コンラン


提督「やっぱり軽いね!」


鈴谷(待って!待って!なんであたしお姫様抱っこされてるの!?)


提督「昨日はごめんねー、女の子に重いって言ってさ。抱っこしてみてホントに重かったらどうしようとか思ったけど、やっぱり軽いから謝るよ」


鈴谷(えっそんなことのためにお姫様抱っことかする?ふつーしないよ?慣れてるの???)


提督「どした鈴谷」ズイ


鈴谷「っ!」ボン


鈴谷(もう無理…)キュウ


提督「ちょっ鈴谷?おーい!」


提督「やばい…どーしよ」


提督「あ、熊野!熊野に頼もう!」ガチャ


提督「くまのー!」ダッシュ





提督「熊野の部屋…くまのー!いるー?」

シーン

提督「いない…探すか!」


提督「くまのー!くまのー!」

あとで提督にお姫様抱っこされたまま鎮守府中をまわったことを熊野から告げられた鈴谷は2日閉じこもった


鈴谷「すぐ部屋に運んでよ、提督のばかー!」





【成り行きと解釈違いのデート】

提督「〜♪」テクテク


蒼龍「あ、提督じゃん!おはよ!」


提督「おはよー蒼龍」


蒼龍「ご機嫌だねー!なにかあるの?」


提督「うん、出かけてくるよー」


蒼龍(えっ?)


蒼龍「こ、コンビニでも行くのかな」


提督「んーん、デパート行ってくる」


蒼龍「あー、あそこのおっきいやつね」


蒼龍「…ホントに行くの?」


提督「うん。ダメかな」


提督「やっぱりオレなんかがデパートなんて…」


蒼龍「待って待って違います!」


蒼龍「その、ダメっていうか…」


蒼龍「その格好はやめた方かいいんじゃないかなーって」


提督「え?」上下ジャージ


蒼龍「それで行こうとしてるならまじで止めるよ」


提督「…やっぱり軍服の方がいいかな?」


蒼龍「いや…さ、私服ないの?外出れるやつ」


提督「ある…」


蒼龍「サッカーのユニフォームはダメだよ」


提督「バレた!?」


蒼龍「前から思ってたんだけどさー」


蒼龍「ジャージとかユニとかで歩いてていいの大目に見て鎮守府の中ぐらいだよ?」


蒼龍「百歩譲ってコンビニまでだから」


蒼龍(かっこいいんだから私服も見てみたいな)


提督「蒼龍だってパジャマのままじゃんか」


蒼龍「わ、私はいいの!外出ない予定だから!」


蒼龍「それより提督だよ!それなんとかしなきゃ!」


提督「うぅ、わかったよー着替えてくる」





提督「これでどうだ!」

提督withヨレヨレのシャツ+ボロジーパン


蒼龍「…」ポカーン


提督「んじゃ行ってくるね!」


蒼龍「!」ハッ


蒼龍「ストップストップ!」ガシ


提督「もー!なんなの?」


蒼龍「それ以外は!?」


提督「持ってないよ、オレ外出るときこれだもん」


蒼龍「」


蒼龍「…わかった。もうわかった」フー


蒼龍「提督」ジト


提督「は、はい!」


蒼龍「1時間待ってて!私もいくから!」


提督「えっ…せっかくの休みなんだからオレなんかに付き合わなくていいんだよ?」


蒼龍「その服で今後過ごさせるわけにはいかないよ!私が服選んであげる!ってか選ばせて!」


提督「まぁ、蒼龍がいいならいいけど」


蒼龍「よし!じゃあ1時間後正門前ね!」


提督「行っちゃった…」


提督「…」


提督「1時間仕事しよ」






提督「…」ポー


蒼龍「ごめーん、まった?」タタタ


提督「あ、蒼龍…」


提督「…」ジー


蒼龍「な、なに…?」


提督「んー、かわいいなーって思って」


蒼龍「なっ!?」カァァ


提督「んじゃあ出発しますかー」


蒼龍(ずるいよ急に///)


蒼龍(でも…提督のことだから何の気なしに言ったんだろうなー)


蒼龍「はぁ…」


提督「おーいおいてくよー」


蒼龍「や、やだぁ!待ってよー!」






蒼龍「ところで提督、ホントにふだんその格好で出歩いてるの?」


提督「あー、この格好なのははじめてかな」


蒼龍「えっどーゆーこと?」


提督「あのね、前これでみんなとサッカーしてたのよ。そしたらさ…」





提督『くるしい…』ギチギチ


卯月『司令官はうーちゃんのチームにはいるぴょん!』グイグイ


夕立『ダメっぽい!夕立達のチームだもん!』グイグイ


提督『服伸びちゃうからやめてー』


弥生『うーちゃんやめなよ…!』


時雨『夕立、僕怒るよ?』


白露『ねえ二人とも!交代交代でチームに入ってもらえばいいじゃん!』


卯月『…!』


夕立『それもそうっぽい…』


睦月『あと、提督が怒ったらおっきいドラゴンに変身しちゃうからやめた方がいいにゃしい!』


夕立『ぽいっ!?』パッ


卯月『ホントぴょん!?』パッ


提督『うへー、助かった』ダルーン


提督『さすがお姉ちゃんだねー』


提督『時雨に弥生もありがとう』


『えへへ』テレテレ


夕立『て、提督さん!ドラゴンになれるっぽい?』


卯月『見たいぴょん!』


弥生『うーちゃん?』ゴゴゴ


卯月『や、弥生…怒ってるっぴょん?』ダラダラ


弥生『怒って…ないよ』ゴゴゴ

ガシ

卯月『やっぱり怒ってるぴょん!』


弥生『覚悟は…できてるよね?』ニコ


卯月『あ、あははっ』ニコ


時雨『夕立、僕も怒ってるからね』ニコ


夕立『ぽい…』


夕立『夕立は逃げるっぽい!』ピューン


時雨『アハッ♪』


時雨『逃がすわけないじゃないか』ゴゴゴ




『ぴょーん!!!』


『ぽいー!!!』





提督『うわぁ…』


如月『あの2人無事かしら…』


村雨『いい感じじゃすまなそうね…』


提督「…こんな感じで伸びたのがこれです」


蒼龍「うわぁ…なんて言うか、うわぁ…」


蒼龍「そう言えば前にあのふたりにドラゴンになって!みたいなの言われてたよね」


提督「うん」


蒼龍「あれってそこからなんだ」


提督「…うん」


蒼龍「どうやって切り抜けてるの?」


提督「怒る時じゃないのに怒りたくない!って言ってる」


蒼龍「あーそれいいかもね」


提督「今度明石にでっかいドラゴン作ってもらおうかな」


蒼龍「なんか目キラキラさせて作りそう」


提督「ね」






おじさん「おう兄ちゃん!安くしとくから買ってけよ!」


提督「おはようございますー」


提督「ごめんなさい、今から出かけるんですよー」


提督「あとでまた寄るかもね」


おじさん「そうかい、しょーがねーな」


蒼龍「美味しそうなお魚ですねー!」


おばさん「お、あんたいい目してるね!」


おばさん「こいつはねぇ…」


おじさん「…ちょっとお前こっち来い」クイクイ


提督「なんですか?」テテテ


おじさん「なんて格好してるんだよお前は」


おじさん「俺でも着ねーぞそんなん」


提督「あはは…新しい服を今からあいつに選んでもらうんですよ、それまでガマンっす」


おじさん「それも聞きたかったんだよな」


おじさん「あんな美人とデートかい?まったく隅に置けないねぇ提督さんってやつは」


提督「えっ?違いますよ」


おじさん「…ん?」


提督「なにいってんですかーもー」


提督「オレなんかがあんなかわいい子とデートなんて出来るわけないでしょ」ケラケラ


提督「この服着て出かけようとしたら怒られてちゃって…選んでくれるって言うから一緒にデパートに行くんです」


おじさん(それをデートって言うんじゃないか)


提督「まぁとにかくそんな感じなんで」


提督「それじゃオレ達はそろそろ行きますね」


おじさん「…おう」


提督「蒼龍、いくよー」


蒼龍「はーい」


蒼龍「ありがとうございました!」


おばさん「こちらこそありがとうね!また来なよ!」


蒼龍「はい!」


おばさん「…で、あんたはどうしたのさ?」


おじさん「いや…」


おじさん「なんかあいつが俺の子供みたいに思えてきてな」


おじさん「提督さんは将来苦労しそうだな」


おばさん「あーわかる気はするね」


おばさん「たぶん周りの娘も大変だろうねぇ」







女B「休みだから遠出してきたのにここなんもないねー海まだ泳げないしぃー」


女A「!」


女A「ねぇねぇ、あの人なんかすごくない?」


女B「ホントだ。なにあの格好」


女A「でもイケメンじゃない?」


女A「あたし最近出会いないし声掛けてみようかな…あの格好してるってことは相当オープンな感じでしょ」


女B「逆ナン?やめた方がいいんじゃない?」


女A「なんでよ、チャンスじゃん!」


女B「ほら、すごいかわいい人連れてるよ」


女B「ウチらじゃ敵わないって」


女A「まじだ…うぇーテンション下がるんですけどー」グデー


女B「CからLINEきてる…おぉー合コンだって」


女A「まじで!?行く行く!」ガタッ


女B「今日の6時かららしいよ」


女A「よし!即帰るよ!」


女B「こーゆーときは動きが早いのな…」









提督「よーしもう着くよ」


蒼龍「まず服だからね!」


提督「えー、この服そんなに変かな?」


蒼龍「うん、変態みたい」


提督「なっ!?」


蒼龍「私その格好で出かけたくないもん、油断したらずり落ちるでしょそれ」


提督「そりゃあ蒼龍は女の子だもん、オレだってもし女だったらさすがに着ないよ」


蒼龍「男でもだよ!下手したら着ない方がましなぐらいだからねホントに」


提督「じゃあ脱ぐ?」ヌギ


蒼龍「脱ぐな脱ぐな脱ぐな!」ガシ


周りの人(こんな所でいちゃつきやがって…)







提督「よしっ服はここでいいかな」ユビサシ


『ロクニユ』


提督「いこー」


蒼龍「はいストーップ」ガシィ


提督「うぐっ」グイー


提督「ケホッケホッ」ゴホゴホ


提督「な、なにすんのさ蒼龍!」


蒼龍「ご、ごめんなさい…ちょっと強くひっぱりすぎたよ」サスサス


提督「うぅ…まぁいいけど…」


蒼龍「ホントごめんね?」


提督「んで、どうしたの?」


蒼龍「あ。あのね」


蒼龍「ここはダメです。ほかの店にいくよ!」


提督「なんでよーいっぱい服売ってるじゃん」


蒼龍「うーん…なんていうか、ここはホットテックとか男の人ならシルキークールみたいな肌着みたいなの買う感じのお店じゃん?」


提督「オレよく全身ここの服で出かけてたんだけど…もしかしてダサい?」


蒼龍「別にダサくはないけどちょっと地味かなーって。あと今その格好してる時点でダサいとかおしゃれとかないからね」ジト


蒼龍「提督はもっと派手にしてもいいとおもうんだー!いくよほら!」グイグイ


提督「派手にしたらめだっちゃうよー」


蒼龍「もう目立ってるから関係ないって!」


提督「えー目立ってないよ」


提督「じみーにじみーに生きてるもん」


蒼龍「目立ってるの!」


提督「どこが?」


蒼龍「…見た目?」


提督「えー」


蒼龍(わりと存在が目立ってるけど…)









蒼龍「ホントはがっつり選びたいけど、提督も用事あるんだよね?」


提督「うん、まぁ用事っていうほどじゃないけど」


蒼龍「だよね、じゃあここかな!H&N!」


蒼龍「そこそこ安いしそこそこおしゃれだし」


蒼龍「とりあえずそれをなんとかするならここでじゅーぶんだよね」


提督「へー」



ザワザワ

ナニアノヒト




蒼龍(やっぱりザワつくよね…)


蒼龍(早くなにか着せてあげないと)


提督(オレ場違いじゃないかな)キョロキョロ


蒼龍「これとー、これ」


蒼龍「すみませーん」


店員「いらっしゃいませー!」パタパタ


店員「いかがいたしましたかお客さ…ま!?」


店員(この人なんて格好してんのよ!)


店員(でも…私、この人を着せ替えしてみたい!絶対何着ても似合うでしょ!)


蒼龍「あのー彼に試着室使わせてあげて…」


提督(ひゃーすごいなー服がいっぱい)フラフラ


蒼龍「ちょっ、どこいくの?」ギュ


提督「ひゃい!?」ビクーン


蒼龍「ごめんなさい、試着室借りていいですか?」


店員「は、はい…こちらです」


蒼龍「ほーら、いくよ」






蒼龍「提督、着替え終わった?」


提督「んー、終わったよー」


蒼龍「じゃあ開けるね」シャッ


提督「どう?オレ自分じゃ見てもわかんないや」


蒼龍「うんうん、すごいいいと思う!」


蒼龍「提督的にはどう?それ」


提督「着心地いいしオレは好きだよ」


蒼龍「おっけー、それ買おうよ」


提督「うん。じゃあとりあえず着替えるね」


蒼龍「ちょっとまって!」


提督「?」


蒼龍「店員さん!この服買うのでこのまま着ててもいいですか?」


蒼龍(あの格好で店の中歩かせるのはダメだとおもうんですよ)ゴニョゴニョ


店員(そうですね)ゴニョゴニョ


店員「もちろんです!」


蒼龍「ありがとうございます」


蒼龍「よし、その服でいいってさ」


提督「わかったー」


蒼龍「ついでにあと何着か買っとかない?」


蒼龍「それだけだと足りない気するし」


提督「蒼龍におまかせしまーす」


店員「あ、あの!」


提督「はい」


店員「もしよろしければなんですけど…」


店員「私がお選びしてもよろしいでしょうか?」


蒼龍「へ?」


店員「もちろんお嫌でしたら断って頂いて構いません!ど、どうでしょうか?」


提督「いいですよー」


店員「!」パァァ


提督「じゃあお願いします」ペコ


店員「ありがとうございますっ!」


店員「いま服を探してきますね!」タタタ


蒼龍「あ、走ったら危ないですよ!」






店員(今あの人はカジュアルなシャツを着てます)


店員(それも似合ってます!けど!)


店員(私はかっこいい系、クール系で見てみたい!)


店員(…さすがに私の趣味の服だけを着てもらうのはダメよね)


店員(あとは、パーカーと、ラフ目な服…)


店員(うん、こんな感じでいいかな)











店員「お待たせしましたー!」


提督「あ、おかえりなさい」


店員「はい!ではまずこちらのパーカーですね、試着してみてください」


提督「はーい」シャッ


蒼龍「いっぱいありますねー」


店員「は、はい…着てるところ見てみたいって服がたくさんありまして…」モジモジ


店員「最高のモデルさんだと思うんですよね」


蒼龍「あー…なんとなくわかります」


店員「あの、ご迷惑でしょうか?」オズオズ


蒼龍「大丈夫ですよ、たぶん」


提督「着替えたよ!」シャッ


提督「どう?」クルクル


店員「えっと、パーカーはそのままでこのデニムを履いて頂いてよろしいですか?」


提督「これですか」


店員「はい!こちらのスキニーデニム、パーカーとぴったりだと思うんです!」


提督「わかりました」シャッ


蒼龍「…すごい素直だから余程じゃない限りなんでも聞いてくれると思います」


店員「なんか純粋な方なんですね」アハハ


提督「あのー」


店員「はい!どうしましたか?」


提督「このズボン」シャッ


提督「太ももがきついっす…」ピッチリ


提督「なんか短い気もします…」


店員「えっ!?ご、ごめんなさい!」


店員「とりあえず先程履いてらしたものに履き替えて頂いて結構です!」


提督「はーい」シャッ


店員「あしなが…」ボーゼン


蒼龍(あしなが…)


提督『あれっ脱げねっなんで!?』


店員「あの、なにかスポーツをされていたんですか?」


提督「はいっ…ヌゲナイ…サッカーしてました…」グヌヌ


店員「なるほど、サッカーですか!」


店員(それは太ももが肥大化するわけです!)ポン


店員「それでは大きめサイズのものを持ってきますね」


提督『はっはい…いってらっしゃい…』ググ


提督『そ、蒼龍、そこいる?』


蒼龍「うん」


提督『これ脱げないんだけど助けて!』


蒼龍「ごめん…それは…がんばって」








店員「とりあえず何サイズか持ってきたよ」


店員「えっと…」


蒼龍「フード被るのやめなさい」クイ


提督「えーせっかくついてるのに…」


蒼龍「不審者みたいになっちゃうから」


提督「でもこのキャラはフード被っててもかっこいいよ」スッ


蒼龍「なにこれ?」


提督「ソーマってキャラ。かっこいいっしょ?」スッ


蒼龍「かっこいいかな…?ごめんわかんない」


蒼龍(目の前にもっとかっこいい人いるし…)


提督「えーまじで?これすごいイケメンじゃん」


蒼龍「まぁとにかく、あんまり被んない方がいいよ」


提督「じゃあこいつなんのためについてるのかな。なくてよくない?」ヒラヒラ


蒼龍「なんのためって…なんのためだろ」ウーン


店員「あ!いた!」


提督「お久しぶりでーす」


店員「久しぶり…?」


蒼龍「店員さんに聞きたいんですけど」


店員「あ、はい!なんでしょう?」


蒼龍「パーカーのフードってなんのためについてるのかわかります?」


店員「ふ、フードですか」ウーン


店員「おしゃれ…とか?」


蒼龍「やっぱりそうですよね!」


店員「あ、あと急に雨が降ってきたときの気休めになります!普通に濡れるより寒いですけどね」アハハ


店員「それではお客様、こちらを履いてみてください!」


提督「わかりましたー」





提督『あの、店員さん。いますか?』


店員「はい!どうしました?」


提督『長さはぴったりなんですけど、お腹がぶかぶかです。落ちちゃいそう』


店員「わ…かりました!すみません、カーテン開けてもよろしいですか?」


提督『どーぞ』


店員「では失礼します」シャッ


店員「ふむふむ…」


店員「サイズの確認できましたのであとで調整させていただきますね!」


提督「お願いしまーす」


店員「それではこちらは一旦置いておいて…このジャケットを着てみてください!」


提督「りょーかいです」シャッ


蒼龍「…」


店員「いかがされました?」


蒼龍「あ、いえ…」


蒼龍「あの人すごいふにゃふにゃしてるじゃないですか…ピシッとしてるところが想像出来なくて」


店員「たしかに柔らかそうな人ですよねー」


店員「でも!たぶん似合うと思いますっ!」


蒼龍「そ、そうですか」


店員「それにしてもスタイルいいですよね…手足長くて腰回りが細くて…はぁ…うらやましい」


蒼龍「わかります…それ、すっごいわかります…」


提督「着ました」シャッ


店員「あ、ありがとうございます」クル


店員「っ!」


蒼龍「おぉー」


提督「どうですかー?」


店員「すごい似合ってます…!」


提督「ホントですか?やったー」


店員「それでは次は…」


店員「こちらの少しラフ目なセットを」


提督「うっす」


蒼龍「似合ってましたね…」


店員「はい!想像以上でした!」


店員「あ、そうだ」


店員「あなたもモデルしてくれたりは…」ジー


蒼龍「わ、私は遠慮しとこうかな」アハハ


店員「そうですか…」シュン


蒼龍「ごめんなさい」ペコ


店員「い、いえ!私こそただでさえお連れ様にやって頂いてるのにごめんなさいっ」ペコリ


蒼龍「ぜんぜん大丈夫ですよ!」


蒼龍「うーん…店員さんがご自分でモデルやってみるのはどうですか?」


店員「へっ?わ、私ですか?ダメですよ、私かわいくないもん!」ワタワタ


蒼龍「いやいやいや!すごいかわいいですよ!スタイルもいいし、センスもいいし!」


店員「そ、そんなことないです///」


店員「あと鏡の前でポーズとかしてる自分とかじーっとみてると恥ずかしくなるんですよ///」


蒼龍「あー、それはなんかわかる気がする」


店員「ですよね!?だから妄想でモデルさんに服を着せ替えしてる毎日です」アハハ


蒼龍「今日みたいに声かけたりするのは?」


店員「しないですしないです!今日はすごい勇気出して声を掛けてみたんですから!今も心臓バックバクですよー!」ブンブン










店員「今日は本当にありがとうございました!」


提督「こちらこそありがとうございました!」ペコ


店員「それで、お礼と言ってはアレなんですけど…」


店員「今日着ていただいた服を全部差し上げます!」


提督・蒼龍「!?」


店員「それでは持ってきますね!」タタタ


蒼龍「すとーっぷ!」


店員「な、なんですか!?」


提督「それはこっちのセリフです!」


提督「ちゃんと払いますから!」


店員「いえ!どうかもらってください!」


蒼龍「ほらその、お店に迷惑かけちゃうし」


店員「あ、そこは大丈夫ですよ」


店員「私がお金出しとくので」


提督「いやもっとダメじゃない?」


店員「大丈夫です!社員割とかありますし!」


提督「そーゆー問題じゃなくて!」


蒼龍「そもそもなんで服をくれるんですか?」


店員「モデルさんに謝礼金を払うのなんて当然です!あ、ならお金でも!」


提督「お金はもっといらないです!」


提督「てかモデル?」


店員「はい!さいこーのモデルさんでした!私の夢を叶えてくれてありがとうございます!」


提督「まって話が見えてこない」


店員「モデルさんに私の選んだ服を着てもらうのが夢だったんです…」ウットリ


提督「オレモデルじゃないですよ」


店員「あなたはそう…モデル以上でした」


店員「その見た目、私がテレビとか雑誌のスカウトなら即声かけます」


蒼龍(わかる…)


提督(世の中の男よ、こうはなるな!これが世紀の激ダサファッションだ!みたいな?)


店員「ホントに一生の思い出です…」


提督(激ダサ野郎を最高におしゃれに変身させてみた。みたいな?)ボー


蒼龍「ちょっと提督?」チョイチョイ


提督 ハッ!


店員「モデル代として受け取ってください!」ペコ


提督「むしろ選んでもらったこっちがお礼するべきですしそんな貰えませんって」


店員「わりと私の趣味の服選んでたしそもそも服選びのお手伝いするのが私仕事ですから!」


蒼龍(両者譲り合いで終わんないなコレ)


蒼龍「2人とも!」


提督「どしたの?」


蒼龍「ここは半分店員さんに払ってもらって半分私達が出すことにしない?」


店員「うー」


提督「えー」


蒼龍「ちょっとずつぐらい譲歩してよ」


店員「…わかりました」


店員「私としてはもらってほしかったのですが、私だけの考えじゃダメですよね」


提督「じゃあオレもおっけーです…」


蒼龍「よかったぁ」


蒼龍(なんでこの人たち普通と真逆の言い争いしてたんだろホントに)ハァ


店員「それではレジまでご案内しますね」


提督「はーい」






店員「それにしてもホントによかったです!」


店員「やっぱり服も似合う人に着てもらうのが本望だと思うんですよ」


店員「大切に着てあげてくださいね」


提督「わかりました」







提督「ありがとうございましたー」


店員「すみません!あとちょっとだけお時間いただけませんか?」


提督「えっ?まぁいいですけど…」


店員「ありがとうございます!」カキカキ


蒼龍「なにやってるのかな」ボソ


提督「わかんない」ボソ


店員「よし!」


店員「あの!もしよろしければまたモデルをやっていただけますか?」


店員「やっぱり人に服を選ぶのってすごく楽しいんですよ!言ったらアレですけど友だちに頼むよりあなたでやってみたくて…もちろんお礼はたくさんします!」


提督「ん、いいですよー」


店員「ほ、ホントですか!?」


店員「ありがとうございますっ!私だいたいここにいるので、お暇な時にいらしてください!」


店員「あとこれ一応私の連絡先です!」


提督「あ、はい。りょーかいです」


蒼龍「こっちからも渡しておけば?」


提督「そーしよっか」


提督「でも名刺ないんだよね」


蒼龍「いい加減作りなよ…」


提督「なんか紙ありますか?裏紙でもなんでも」


店員「はい、こちらをどうぞ!」


提督「ありがとうございます…えっと」カキカキ


提督「これ番号です」


提督「オレはあそこの鎮守府で提督やってます」


店員「…!提督さんなんですか…!?」


店員「申し訳ありません!提督さんにこんな失礼な行動をとるなんて…」バッ


提督「…またかー」ボソ


店員「先程の話は忘れてください…不躾なお願いをしてしまって本当にごめんなさい…」


提督「あの、オレそんな偉くないんで顔上げてください…」


店員「提督さんが偉くなかったら私はどうなっちゃうんですかぁ…」


提督「いや、まじで、じゃあ提督だけどオレだけ偉くないってことにしといてください」


提督「服選んでもらってたときオレもすごい楽しかったからオレこそまたやりたいです」


店員「え…?」


提督「だからあなたさえよければまたお願いしたいなって」


店員「本当に、いいんですか?私失礼なこと言ってたと思いますし…」


蒼龍「失礼なことは言ってなかったと思いますよー」


店員「さっきは商品を無理やりもらわせようとしましたし…」


蒼龍「あれは、どっちも悪いかな」


提督「そんなかしこまらなくても、オレ一般人だから…」


蒼龍(一般人ではないけど)


提督「もしよければこっちからお願いします」


店員「ありがとうございます…」


店員「じゃあ今度、いいですか?」


提督「もちろん!」


提督「ただ、一応番号とかはもらさないでくださいね。いやオレとしてはどーでもいいけど一応」


店員「それはもちろんです!」


提督「あとお礼とかいらないからね!」


店員「いえ!いくら提督さんでもそこは譲れません!」


蒼龍「もー!その話は終わりだって!!」






店員(提督だって聞いたときはホントにびっくりしたけど、すごいいい人でよかった)


店員(あんな人がモデルしてくれるんだ…!)キラキラ


店員(仕事終わったら登録しとこ♪)ルンルン


モブ店員(なんか機嫌良さそうだなー)





提督「ねえ蒼龍、提督って偉いの?」


蒼龍「偉いに決まってるでしょ…」


提督「オレ偉さとかホントいらないんだけど…」








提督「さてと…」


提督「結構いい時間だしご飯食べよっか」


蒼龍「いいねー」


提督「んーどこがいいかなー」スッスッ


提督「!」


提督「そ、蒼龍!ここにしよここ!」


蒼龍「どれ?」


提督「これ!」


『港の洋食屋さん』


蒼龍「へー、よさそうだね」


提督「でしょ!?さっそくいくよ!」ピューン


蒼龍「へっ?あ、ちょっと、まってよー!」








ウェイター「ご注文お決まりになりましたらそちらのボタンでお呼びください」


提督「わかりました」


ウェイター「ごゆっくりどうぞ」


蒼龍「よさげなお店だねー」


提督「でしょー?なかなか人気らしいよ、並ばないで入れたのも運がよかったっぽい」


蒼龍「ホントだ、お客さん来始めてる」


提督「はい蒼龍、メニューあげる」


蒼龍「ありがと。提督はもう決まったの?」


提督「オレは来る前に決めてたんだ!」ワクワク


蒼龍「そ、そうなんだ…」


蒼龍(ソワソワしてるし早く決めてあげよ)


蒼龍「んー、じゃあ私はカレーにする!」


提督「おっけ、じゃあ押しちゃうね」ポチ

ピンポーン

ウェイター「少々お待ちください」





ウェイター「ご注文お伺いします」


蒼龍「カレーを1つお願いします」


ウェイター「はい、インド風本格カレーですね」ピッ


提督「オムライスお願いしますっ」ドキドキ


ウェイター「はい、デミグラスオムライス」ピッ


ウェイター「お飲み物はいかがなさいますか?」


蒼龍「私はいいかな」


提督「オレもいいです」


ウェイター「かしこまりました、それではご注文を繰り返します」


ウェイター「インド風本格カレーがおひとつ、デミグラスオムライスがおひとつ。以上でよろしいですか?」


提督「はい!」


ウェイター「ありがとうございます。今からお作りしますので少しお時間頂きます」


ウェイター「それでは失礼します」ペコ

スタスタ

蒼龍「提督、オムライス好きなの?」


提督「うん!前に1回食べたんだけどすごいおいしくてさー」


提督「あと1回ぐらい食べたら自分で作れるかなーって思って。普通にここの名物って書いてあったのもあるんだけどね」


蒼龍「提督って料理できるの!?」


提督「失礼だなーもー」


提督「けっこう自信あるよ?」


蒼龍「ホント?じゃあ作れたら私にも食べさせて!」


提督「もちろん!楽しみにしてなよー!」


蒼龍「やった!」


蒼龍「でもオムライスぐらい間宮さんに頼んだら作ってくれるのに…」


提督「あー間宮さんなら作れそうだけどね」


提督「でもオレはこーゆー特別な日に食べたいなって」


蒼龍「っ!」


蒼龍「ずるいよ…ホントにさ…」ボソ


提督「?」






ウェイター「お待たせしました」


ウェイター「こちら、デミグラスオムライスです」


提督「はーい」キラキラ


ウェイター「失礼します」コト


提督「ありがとうございますっ」パァァ


ウェイター「あとこちらの本格カレーは…」


蒼龍「私です」


ウェイター「失礼します」コトン


ウェイター「ご注文は以上でよろしいですか?」


蒼龍「はい」


ウェイター「ごゆっくりどうぞ」ペコ

スタスタ

蒼龍「よし、食べよっか!」


提督「うん!」


提督・蒼龍「いただきます!」パン


提督「…」ジー


提督「…」


提督「…」パク


提督「!」モニュモニュ


蒼龍(表情がコロコロ変わっておもしろいな)


提督「んっ」ゴックン


提督「蒼龍!おいしいよこれ!」


蒼龍「よかったねー」ニコニコ


提督「そうだ」スクイ


提督「蒼龍も食べる?」


蒼龍「…えっ?」


蒼龍(な…へ?あれ?なんでこの人こんなに平然とスプーン差し出してるの?だって関節キ…)


蒼龍「っと…食べてもいいの?」


提督「うん?もちろんじゃん!このおいしさを味わわないなんてもったいないよ!」


蒼龍(やっぱりね!だろうと思ったけどなんにも意識されてなかった!)


蒼龍「そ、そっか」


蒼龍(も、もうどうにでもなれ!)


蒼龍「いただきます」パク


蒼龍「…」モグモグ


提督「どう?おいしい?」ニコニコ


蒼龍「う、うん!おいしいねこれ!」


蒼龍(味なんて…味なんてわかるわけないでしょ!)


提督「だよね!やっぱり大当たりだよこのお店」


蒼龍(ホント大当たりだよ…もう///)








提督「おいしかったねー」


蒼龍「ね」


蒼龍「提督、払ってくれてありがと」


提督「んーいいのいいの」


提督「いい男はこーゆーときには二人分払うって聞いた事あるから」


蒼龍「そうなんだ…誰に言われたの?」


提督「さぁ?全然覚えてないや。さっき急に出てきた」


提督「ちなみにこれ合ってる?」


蒼龍「うーん…半々ってとこじゃないかなー」


提督「そっか」


蒼龍「なーに?提督いい男になりたいの?」


提督「んやー別にそうでもないよ」


提督「せめて中身だけでも良くしないと首になるかなって。オレなんにもできないからさ」


蒼龍「へ、へー」


提督「まぁそんなこと置いといて、買い物行こ」


蒼龍「あ、そうだね。出かけた目的忘れてた」








蒼龍「電器屋さんかー」


蒼龍「なんか家電買うの?」


提督「んーん、ゲーム買いに来たの」


蒼龍「提督ってゲームするんだ」


提督「ほんっとにたまーにやるよ」


提督「まぁオレがやりたいっていうかね」


提督「最近さ、駆逐艦の子に懐かれてよく遊びに誘われてるんだけど、たまに手が離せない時があって」


提督「でも構ってあげないのも可哀想だし申し訳ないし」


提督「じゃあオレの仕事が終わるまでゲームでもして待ってもらおうかなーって思ったの」


蒼龍「なるほどなるほど」


提督「あ、これとかどうかな」ヒョイ


『超乱闘!スマッシュブラザー2』


蒼龍「駆逐の子がそれやったらうるさそう…」


提督「あとこれも」


『マリヲカートEX』


蒼龍「なんでうるさくなるのばっかり選ぶの!?」


提督「えーゲームってうるさいぐらい盛り上がった方が楽しいじゃん」


蒼龍「それはそうだけどさ!」


蒼龍「仕事中にやらせるんでしょ?うるさかったら集中できないじゃん」


提督「それはだいじょーぶだよ」


提督「オレ騒音レベルでうるさいサッカー部の部室で勉強してたから」ドヤ


蒼龍「いやそれなんのドヤ顔…」


提督「服屋さんのおかげで余裕あるしこれも買お」


『Don't Lose Eleven』


蒼龍「あ、サッカーゲーム」


提督「これは少人数用。蒼龍も今度やろう!」


蒼龍「いいよー!」


提督「よし、じゃあ買い物はこれで終わりかな」


提督「お会計してくるから外出てていいよー」


蒼龍「おっけー待ってるね」テクテク









蒼龍「おーい提督ー!」フリフリ


提督「ごめーん、おまたせ!」


蒼龍「大丈夫大丈夫!それじゃ、帰ろっか!」


提督「あ、ちょっとまって!」


蒼龍「?」


提督「んーと…」ガサゴソ


提督「あった!」


提督「これあげる!」


蒼龍「なにこれ?」


提督「まあまあ、開けてみてよ」


蒼龍「うん…」ペリペリ

ガサ

蒼龍「ヘアピンだ」


蒼龍「これいつのまに買ったの?」


提督「服買ったときに店員さんに選んでもらったんだ。そんなに高いのは買えなかったけど…」


蒼龍「そうなんだ」ジー


提督「あの…その、気に入らなかったら捨てていいよ?」オズオズ


蒼龍「すっごい嬉しいよ!ありがと提督!」


提督「ホント!?よかったー」


提督「こちらこそ、今日は本当にありがとうございました」ペコ


蒼龍「大事にするね、これ」ニコニコ


提督「うん!じゃあ帰ろう!」


蒼龍「おー!」










蒼龍「〜♪」


飛龍「そーりゅー?」ニュルン


蒼龍「ひゃああ!?」ビク


飛龍「なんか機嫌いいね?」


蒼龍「そ、そうかな?」


飛龍「それ、新しいヘアピン?」


蒼龍「へっ?そ、そうだよ?」


飛龍「自分で、買ったの?」


蒼龍「え"!?えっと…」


飛龍「提督でしょ?」


蒼龍「!?」


飛龍「えへへ、朝見ちゃったんだよねー」


飛龍「蒼龍が提督と出かけたと・こ・ろ♪」


飛龍「どーいうことか、聞かせてもらうから」ズイ


蒼龍「ひっ飛龍?こわいよ?」タジ


飛龍「私だって提督と出かけたかったのに!」


飛龍「抜け駆けなんてずるいよ!」


蒼龍「えっと…ソウダ!飛龍って提督好きなの?」


蒼龍「多聞丸に怒られるよ!」


飛龍「いっつも言ってるけど多聞丸に恋愛感情ないし!てかそんなので多聞丸怒んないもん!」


飛龍「それにー好きとか嫌いとかじゃなくて楽しそうじゃん!」


飛龍「と・に・か・く!」ガシ


蒼龍「えっ」


飛龍「今日2人でなにやってたのか、ぜーんぶ話してもらうから!ほーら!おいで!」グイグイ


蒼龍「やだやだやだぁ!」ズルズルズル






【いたずらと当たらない爆撃】

提督「いきなりだけど」


提督「瑞鶴にいたずらしようと思います」バーン


翔鶴「えっ」


提督「瑞鶴にいたずらします」


翔鶴「はい?」


提督「だから瑞鶴に…」


翔鶴「いえそれはわかってます」


提督「あ、そう?」


翔鶴「そのうえで、はい?」ニコニコ


提督「いやー、瑞鶴ってまじでおもしろいじゃん?あんなにからかいたくなるのって一種の才能だと思うんだよね」


翔鶴「…提督」


翔鶴「瑞鶴にひどいことをしたら、この私が許しませんよ?」


提督「やだなーひどいことなんてしないよ」


翔鶴「私覚えてるんですよ?瑞鶴の記憶を飛ばしたこと」


提督「あれは!オレ瑞鶴褒めただけだもん!」


翔鶴「…まぁいいでしょう。内容だけでも聞いて差し上げます」


提督「じゃあ聞かせてあげよう!」フフン


翔鶴「提督、そんなに怒られたいんですか?」


提督「ごめんなさい」


翔鶴「わかればいいんです。内容をどうぞ」


提督「はい」


提督「もうちょっとで演習終わってたぶん翔鶴のいるここ、執務室にくるじゃん」


翔鶴「そうですね、たぶん」


提督「全力でくすぐってみます!」


翔鶴「」


提督「いやぜったいくすぐり弱いよね瑞鶴」ニコニコ


翔鶴「て、提督?あなたも知ってますよね、瑞鶴の爆撃癖。いくら演習用でも…」


提督「なんか爆撃癖ってすごい言葉だね…」


翔鶴「そうですね…じゃなくて!」


提督「大丈夫!今日は緩めの演習だから水性で無害なインクみたいなやつだし…」


提督「それに、もし本物だったとしてもオレ当たんないから!」ドヤ


翔鶴「その自信はどこから…」


提督「サッカー部だったしね!」


翔鶴「あんまり関係ないですよ!?」


提督「まあまあ、もう来ちゃうし準備に入るね!」


翔鶴「あっ提督!」


翔鶴「…もう!」















瑞鶴「提督さーん!翔鶴ねぇ!ただいまー!」


瑞鶴「…あれ、いない」


瑞鶴「もー!2人でご飯食べに行っちゃったのかな」


??「…」


瑞鶴「艤装しまってこよ…」


??「…」バッ


瑞鶴「!?」ビクーン


提督「…」コチョコチョコチョ


瑞鶴「えっだれ!?んぅっ翔鶴ねぇ!?」ジタバタ


提督「…ふふふっ」コチョコチョコチョ


瑞鶴「提督さん!?ちょっ、まっ…あはははは!なに!?あはは、なにこれ!?」


提督「…」コチョコチョ


瑞鶴「ねっ、やめっくすぐったぃっ…から…!あははははっ!」


翔鶴「うわぁ…本当にやってる…」


瑞鶴「くぁ…翔鶴ねぇ!?んふ、た、助けて!あはははは!ダメ、だめぇ!私くすぐり弱いからぁ!やああああははははは!」


翔鶴「ごめんなさい瑞鶴…」


翔鶴(ちょっとおもしろいなんて言えないわよね…)


瑞鶴「翔鶴ねぇっ…!きゃははは!」


翔鶴「頑張って瑞鶴!」プルプル


瑞鶴「ねぇ!提督さんだよね!?ホント…にっ!ダメだからっ!あはははは」


瑞鶴「んっ♡提督さ…あはっ、だめぇ♡んにゃあああ!」ビクン


提督(なんだよその声)プルプル


瑞鶴「にゃっあっ♡あははははっ…んっ♡きゃははは!」


瑞鶴「てーとくさ…ぁは♡ふふぁはははは!」ピクピク


瑞鶴「もっダメ♡あはは、ダメだってぇ…♡」


提督(もうそろそろいいかなー)パッ


瑞鶴「ん…はぁっ♡」カクン


瑞鶴「はぁ…はぁ…てーとくさん♡」ピクン


提督「まじでおもしろかった、お疲れ瑞鶴」ナデナデ


翔鶴「瑞鶴、大丈夫?」フフフ


提督「ドッキリ大成功だね!」


瑞鶴「ど…ドッキリ…?」ハーハー


提督「うん!あ、どっちかって言うといたずらか」


瑞鶴「わたし…ドッキリであんなことされたの?」ブチッ


提督「お?」


瑞鶴「じぇんきばくそぅ…!」ハァーハァー


提督「やっべー逃げろー!」アハハ


瑞鶴「…」ハーハー


瑞鶴「目標、母港執務室から逃走中の提督!」


提督「わー!」


瑞鶴「逃がさないんだからぁ…あっ…足が」ガクガク


翔鶴「瑞鶴!無理しないで」


瑞鶴「翔鶴ねぇ、助けてくれなかったよね…」


翔鶴「えっ?」


瑞鶴「やっちゃって!」

ビチャーン!

翔鶴「」ヌレヌレ


瑞鶴「お返し!私笑いすぎて苦しかったんだから!」


瑞鶴(すっごい気持ちよかったけど///)


瑞鶴「てーとくさん追いかけてくる!」






瑞鶴「まてー!」


提督「あはははは!」タタタ


提督「よっ!ほっ!」ピョーン

ベチャベチャ

瑞鶴「当たんない…!」ハーハー


提督「…」クル


瑞鶴「こっちきた…?」ハーハー


提督「さっきのお詫びにこれあげるよ!」ズイ


瑞鶴「へっ?」

マミヤケン

提督「じゃーねー!」


瑞鶴「…」ポカーン


瑞鶴「避けながら間宮券渡してくるなんて…」


瑞鶴「って!逃げられたー!」







ガチャ

提督「あれ?翔鶴お風呂入ったの?」


翔鶴「はい」


提督「あ、瑞鶴にやられたんだ」フフフ


翔鶴「はい…提督は大丈夫なんですか?」


提督「もちろん!全部避けたよ!」


翔鶴「…え?」




瑞鶴(狙いがそれまくった…ううう///)モンモン


瑞鶴(一旦部屋に戻ろ///)トロォ…








提督「すっごいおもしろかったのでもう1回いたずらやります!」


翔鶴「は?」


提督「もう1回瑞鶴に…」


翔鶴「いえ意味はわかってます。1日に2回はまずいですって!」


提督「なんで?大丈夫っしょ!」


提督「今回は背中つーってやってきます!」パタン


翔鶴「もう私はいきませんからねー!」





瑞鶴「…」(私服に着替えた)


瑞鶴(昼間からシちゃうなんて…提督さんのバカバカ!ガマンできないよあんなの///)マッカ


提督「お、いた」コソコソ


瑞鶴(ただくすぐられただけなのに気持ちいいなんて変態みたい…私変態じゃないもん、てーとくさんのせいだもん///)


提督「…」ソー


提督「はいっ」ピト


瑞鶴「ひっ!?」ビクン


提督「それっ」ツー


瑞鶴「ひゃあぁ!?」ガクン


瑞鶴「んっ、はぁー、はぁー」ペタン


瑞鶴「提督さん…?」キッ


瑞鶴(睨んでみたけど…ぜったいゆるんでるよぉ)トローン


提督「いやーホントおもしろかった!」


提督「ナイスリアクションだよ瑞鶴」


瑞鶴「…?」ハーハー


提督「今日はありがとね、これもう1枚あげる!」


瑞鶴「あ、ありがと…う?」


提督「じゃあオレ仕事してくるよ」ポンポン


瑞鶴「あ、うん、頑張ってね…」ポンポンサレ


提督「ばいばーい」フリフリ


瑞鶴「…」


瑞鶴「!」ハッ


瑞鶴「また逃げられたー!もうっ!次はぜったい当ててやるんだから!」


瑞鶴「でもその前に…」


瑞鶴「もう1回シてこよ///」ムラムラ







鳳翔「誰ですかここ汚したの!」


提督「ごめんなさいオレです!」フキフキ


提督「ちょっと遊んでました!」


鳳翔「もう大人なんですから駆逐艦が真似しちゃうようなことはやめてくださいね!」


鳳翔「私も手伝いますから、もう!」


提督「鳳翔さんありがとー!」


後書き

本編の合間に更新して行きます!
時間軸としては
那珂ちゃんが秘書艦〜朝潮型が秘書艦の日
になります
少し話が雑になっていますね…
気が向いたら全書き直しするかもしれません
ちなみに話によって長さがぜんぜん違いますが、キャラの好き嫌いではなくて単に私の展開力がないだけです
緩めの演習はスプラトゥーンをイメージしてます。やったことありませんけど。
瑞鶴はぜったいいじると楽しいタイプですよね。そこに提督のゴットハンドを加えてみました
くすぐりは自分が好意的に思っている人からされると余計くすぐったくなるそうです。
まぁ瑞鶴は…そういうことですね


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