2019-03-11 23:50:02 更新

概要

何でしょうか?不知火に落ち度でも?


前書き

あっちの方の書き出しがうまくいかないので場つなぎ的な。

既出感は否めない。



お料理




とある日のこと



陽炎型の長女陽炎は



提督の部屋へ向かっていた。



陽炎「今日は新しいゲームが入ったから提督と一緒に遊ぼっと♪」



陽炎の手にあるのは"バイオハザード RE:2"である。



予め言っておくが



ここの提督はホラゲ苦手なのだ。



それを知ってか知らないでか



いつも陽炎は提督の部屋にホラゲを持参するのである。



まあ、きっと知らないだけなのだろう。



陽炎「あはは!今回はどれぐらいビビるのかな〜」



...訂正しよう。



完全に故意犯だった。



---数分後---



提督の部屋にたどりついたが



陽炎は部屋に入るかどうか迷っていた。



その理由なのだが...



部屋の中から言い争う声が聞こえてくるのだ。



「お前は...いつも....なんだよ!」



「なんですか!わた....ないんですか?......責任をとってください!」



こういう物語によくあるアレだ。



一部が聞き取れない現象だ。



普通の人ならここで



「責任をとる...まさか...///」



的な反応をするだろう。



しかし陽炎は驚くほど冷静だった。



理由は声の持ち主によるものだ。



陽炎「...またやってるのね」



本当はこういう時は、



何もなかったかのように立ち去るのが良いのだが、



せっかく貰った久しぶりの休暇なのだ。



そっとドアを開ける。



そこには2人の人影が。



一人はこの鎮守府の司令官



もう一人は、



彼女の妹の不知火だった。



司令官「あぁぁぁ!頼むからその変色した物体を退けてくれぇぇ!」



不知火「司令はサバの味噌煮が好きだと聞いたので。」



どうやらサバの味噌煮らしい...もっとも



司令官「はぁ!?それサバの味噌煮だったのかよ!?」



...サバの味噌煮には見えないが。



不知火「そうですが。不知火に落ち度でも?」



司令官「落ち度しかねぇよ!」



...少し言い過ぎではなかろうか?



不知火「そんなこと言わないで食べてください。頑張って司令のために作りましたから...」



不知火が少し萎れた声でそう言った。



司令官「...うぅっ」



「あなたのために」なんて言われたのだ



ここで食べないのは男として



...いや人間として失格だろう。



司令官「わかった!食うから!」



そう言ってサバの味噌煮()を食し始める。



素直な感想を言おう。



正直考えていたよりは美味しかった。



あくまでも「考えていたよりは」であるが。



...どこぞのシスコンのつくった紫色のカレーライスよりはいくらかマシだ。



「ヒェー!」



不知火「司令、どうでしょうか?」



感想ねぇ...



司令「そ、そうだな。(思っていたよりは)美味しかったぞ」



別に嘘は言ってない。



不知火「そうですか。それは何よりです。」



不知火が多少だが嬉しそうなので良しとしよう。



不知火「それでは失礼します。」



...本当ににサバの味噌煮食わしに来ただけだったんだな。



不知火が去ってから。



司令官「なんの用だ陽炎。」



陽炎「あちゃー、やっぱりバレてたか。」



司令官「盗み聞きしてたな?」



陽炎「盗み聞きもクソもないよ。部屋の外まで聞こえてるもん。」



司令官「...今度明石に防音仕様にしてもらおうかなぁ...」



陽炎「そうだ司令!不知火のサバの味噌煮、どうだった?」



司令官「...美味しかったよ。」



嘘であることは陽炎にも簡単にわかる。



陽炎「...なんで食べたの?食べたくないって断ればいいのに。」



司令官「大事な艦娘だから...それだけ。」



ふーん、そんなこと言うんだ...



陽炎「じゃあさ、前に私の焼きサバ食べてくれなかったのはなんで?」



司令官「うっ...それは。」



陽炎「へぇー、不知火のは食べれるのに私のは食べれないんだぁ...陽炎さん悲しいなぁ。」



司令官「...悪かったって。ゲームに付き合うから許してくれ。」



陽炎「良いよ、許してあげる。じゃあこのゲーム今日中に一緒にクリアしよ。」



陽炎は持ってきたバイオハザードをちらつかせながら楽しそうに笑う。



司令官「え?俺明日大事な会議が...てかそれホラゲじゃん!またかよ!」



陽炎「つべこべ言わないで!ほら、始まるよ。」



司令官「うっわ!雰囲気がやべぇ!...逃げてもいいですかね?」



陽炎「ダメ ♡」



...あかんやつだこれ。



司令官「...徹夜かなぁ。」



その後徹夜でバイオハザードをクリアし



睡眠時間が十分に取れなかった司令官は



会議に全く集中できなかったそうな。





うちの不知火の落ち度1 [料理ができない]














後書き

リハビリがてら書こうと思ったのに、私のミスによりデータが3回も吹っ飛びました。(バックアップは大事)

続けるかは未定です。

WoWs Blitzの攻略に忙しいです。島風と秋月強いんじゃぁー!

更新はできたのに...遊んでただけですはい。

もし私とWoWs Blitzで遊びたい方はNorth America鯖まで来てどうぞ。


このSSへの評価

4件評価されています


メットールさんから
2019-03-14 16:45:31

ゆめふあ?さんから
2019-03-12 10:38:30

SS好きの名無しさんから
2019-03-12 08:27:39

SS好きの名無しさんから
2019-03-12 06:27:07

このSSへの応援

4件応援されています


メットールさんから
2019-03-14 16:45:33

ゆめふあ?さんから
2019-03-12 10:38:31

SS好きの名無しさんから
2019-03-12 08:27:39

SS好きの名無しさんから
2019-03-12 06:27:07

このSSへのコメント

4件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2019-03-12 06:29:19 ID: S:gsSi0y

不知火『不知火に何か落ち度でも?』

提督『パ.ン.ツ見えてるぞ。熊さんパ.ン.ツ』

不知火『!!……💢…!!💢……💢』

不知火『不知火を怒らせましたね。』

提督『何故、そうなる?』

2: ゆめふあ? 2019-03-12 10:39:44 ID: S:fmuCTN

鯖の味噌煮に見えない鯖の味噌煮とか怖い…

3: SS好きの名無しさん 2019-03-13 19:57:08 ID: S:vN5L19

実話

ラーメン『一蘭』

東京に開店

『豚骨』を一切、使用していない『トンコツラーメン』

材料は『牛骨』らしい。牛骨を使用して『トンコツラーメン』の味を再現

疑問?

それは『牛骨ラーメン』と言うのではないのか?

4: BB-62 NEW JERSEY 2019-03-14 22:42:06 ID: S:mqaUqp

@1の人

あぁぁ!それ使おうと思ってたのにぃ!...もしよければ使わせていただいても?

@2の人

...無意識のうちにサバの味噌煮にしてましたが...確かに怖いですね。
次はもうちょっと自然なものにします...シチューとか?


@3の人

うーん?なにこれ...ちょっと何が言いたいのかわかりません、ごめんなさい(`・ω・´)


このSSへのオススメ

1件オススメされています

1: SS好きの名無しさん 2019-03-12 06:27:48 ID: S:0Mx1Cc

不知火『不知火に何か落ち度でも?』

提督『全部だ!!』


オススメ度を★で指定してください