2019-03-18 00:46:44 更新

10月4日(水) AM:12:00(正午)


京都の町


千棘 「ふーー、お腹空いたーー。

茶道と華道を連続で頑張ったから、

大分お腹空いちゃったーー。」


楽 「お前の場合、

ダラダラしてようがいつもから大食いじゃねーか。」


千棘 「うるさいわねー。

今日は特別お腹が空いたの。

楽、そろそろどっかで、ご飯にしない?」


楽 「ああ、そうだな………ん?」


楽と千棘が通りかかった蕎麦屋(そばや)には、

「本日、1,000円で食べ放題&早食い&大食い大会」、

と、書いてあった。


楽 「へー、こんなんあるんだな。」


千棘 「楽、食べ放題だって!

このお蕎麦屋さんで、お昼食べよーよ!」


楽 「へいへい………」


そして、楽と千棘は蕎麦屋(そばや)に入り………


ズルズルズルゥーー!


店員A 「おーっと、20歳ほどの若い女の子、

凄い食べっぷりです!

前回チャンピオンの2〜3倍の量を平らげている!」


千棘 「まだまだ、あと10杯は軽く行けるわよ!」


楽 「ホント、スゲー食いっぷりだな。

もう、20杯目だぞ………」


前回チャンピオン 「うぐっ!も…もう無理だ………」


ドサッ


店員A 「おーとっ!ここで、前回チャンピオンが脱落です!

優勝は、今回初参加の若い女の子です!」


千棘 「やったぁ!」


客A 「スゲー、食いっぷりだったな………」


客B 「あの細い体のどこに、あんな量のお蕎麦(そば)が入るんだろう………」


店員A 「はい。優勝商品の、緑の茶蕎麦(ちゃそば)です。」


千棘 「やったー。美味しそーー!」


楽 「くくっ!」


千棘 「ん?どーしたの楽、いきなり笑ったりして。」


楽 「いや、お前はやっぱり、そうやって飾らない方が可愛いなあって。」


千棘 「え?」


楽 「いや、お前が俺の為に、

女の子っぽくなろうと頑張ってくれてるのは素直に嬉しーが、

俺はそのままのお前と、心の底から笑いたいと思ったのも、

小野寺よりお前を選んだ理由の1つだ。


だから、そうやって食いたいだけ食って、

遊びたいだけ遊んで飾らず素直に楽しんですお前が、俺は好きだぜ!」


千棘 「ら…楽………ありがとう!

スペクトル凡矢理に帰ったら、

この商品のお蕎麦(そば)、2人で食べよーね!」


楽 「おう!」


第1巻 第159話 完


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1件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2019-03-18 15:08:28 ID: S:lmTqKH

大変、申し訳ないのですけれども
何とか10話程度纏めてから
投稿していただけないでしょうか。

自分も投稿の際には、他者様のSSを流さないように一万~二万字程度纏めて投稿させていただいております。また可能な限り同じ投稿物内に更新しております。

経験上纏めて更新したほうがPVも多くなりますし、ご一考願えませんでしょうか。

本コメントは削除していただいても結構ですが、その様な考え方もあるとご理解頂ければ幸いです。



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