2019-06-05 07:34:36 更新

概要

提督は、大きな傷を抱えていました。それに従う艦娘たちも、大きな傷を抱えて過ごしていました。
これは、傷ついた提督が、傷ついた艦娘たちを救う物語


前書き

今回の作品は初めて書いたので、読みにくかったり、誤字脱字があるかもしれません。発見したらコメントに一喝入れてください。お願いします。
あとキャラ崩壊当たり前なので気をつけてね


俺は提督。某鎮守府に配属されたものだ。

ちょうど今、目の前に鎮守府があるのだが…


提督「なんか、活気がない気がするんだけど…」


門は錆びてるし、雰囲気が刑務所そのものだ。


??「あの…」

提督「うん?」

??「あなたが、新しく着任する司令官ですか?」

提督「あぁ。そうだ。君の名前は?」

電「私は電っていいます。よろしくなのです」

提督「うん。よろしく」


それにしても…さっきから電は体が震えている。熱でもあるのだろうか?

…いや、艦娘は体調を崩さないって士官学校で習ったし、別の原因か。


提督「それじゃあ、鎮守府の中を案内してくれるかな?」

電「わかりました」


…鎮守府内を歩いているはずなのに、ほかの艦娘に全然会わない。そして、廊下は掃除をしていないのか、すごく汚かった。


電「最後に、ここが執務室になります。鍵をお渡ししますね」


と言って、電は鍵を渡してきた。そして扉を開けると…


提督「なんじゃこりゃあ…」


執務室だけ、異様に綺麗だった。誰かが掃除をしたのだろう。


電「案内は以上になります。何か質問はありますか?」

提督「電。前任の提督のこと、教えてくれるか?」

電「…前任の司令官は、駆逐艦や巡洋艦を多く建造して、捨て駒のように利用しました。ある艦は、性欲処理に使われ続けたそうです。」

提督「そうか…。辛いこと言わせちゃったな。今日はもう下がっていいから、ゆっくり休みなさい。」

電「ありがとうございます。それでは、失礼します。」


電が出て行くと、俺は資源の確認をした。量はそれほど多くない。在籍艦がわかるような紙があるかと思ったのだが、それもない。いや、それよりも…


提督(捨て駒…か。なんで大本営は、こんなこと許すんだよ…!)


士官学校でも、「艦娘は道具」として教えられてきた。でも、俺は違うと思っていた。

深海棲艦を倒すためとはいえ、艦娘を捨て駒にするのは、意思がある彼女たちに「死ね」というもの。容認はできなかった。


提督「とりあえず、工廠に行くか…」


ただ、扉の向こう側から何か圧を感じる。

殺意ではないと思うので、取り敢えず開けてみよう。


??「やぁ」

提督「うわぁ!」


開けた瞬間飛び込んできたんだけど!?しかも銀髪で電に似た子だし!!前任はロリだったのか!?


提督「えぇと…君は?」

響「初めまして。司令官。私は響だ。よろしく」

提督「う、うん。よろしく。それで、なんでこんな所に…?」

響「そうだね。司令官がどんな人か、見極めにきたんだ」

提督「そうか…。これからはそういうのやめてくれ…。ドッキリとか怖いんだ…」

響「すまない。でも、あなたの性格はなんとなく理解できたよ。それじゃあこれで…」

提督「あっ!待ってくれ響!」

響「どうしたんだ?」

提督「俺の秘書艦になってくれないか?」

響「…いいのかい?私で?…」

提督「あぁ。この鎮守府の内情を詳しく知ってそうだからな。嫌なら引き受けなくてもいいけど…」

響「わかった。引き受けよう」

提督「ありがとう。よろしく頼む」


このときは、思いもしなかった。

過去に響が、あんなことをしていたなんて…


それから響と二人で工廠に向かう。扉を開けると、やはり不気味な空間だった。前提督が放置していたのかと思った矢先…


銃口が、こちらに向けられていた‼︎


提督「響危ない‼︎」

響「しっ…司令官⁉︎」


半ば強引だったけど、響を守るように前に出た

その瞬間、制服に何かが飛んできた。


提督「これは…インク?」

??「まさか、艦娘を守るとは思いませんでした。軍部にも、まだそういう人がいたのですね」

提督「ええと…名前は…?」

明石「工作艦の明石です。よろしくお願いします」

提督「よろしく」



明石は、かなり前からこの鎮守府の工廠を任されていたらしい。聞いた話によると、前提督はほとんど来なかったようだ。開発も全く指示されなかったので、いつの間にか連射できる銃を作り始めたとか…。


提督「それを見込んで頼みがあるんだけど、いいかな?」

明石「お?小型拳銃作っちゃう?」

提督「いや、連射できる方を作って欲しい。できれば、剣も作って欲しいんだけど…」

明石「この時代に剣なんて珍しいな。ま、提督の頼みだし作るよ。完成に時間はかかるけど、楽しみにしててね」

提督「頼んだ」


さて、この鎮守府の資源状況と艦娘の数を確認してみよう。

……資源、すごく少ない。

いや倉庫にかなりの量詰められてると思ってたんだよ。実際は倉庫の奥の方に少ししかないんだ。

で、艦娘の数を響に聞いたところ…

駆逐艦:第六駆逐隊の4人、時雨

軽巡:球磨、川内、

重巡:なし

空母:瑞鳳

戦艦:比叡


ごめん、すごく頭が痛くなってきた。


提督「なぁ響、すごく人数少なくないか…?」

響「艦隊特攻が当たり前だったからね。かなり数が減ったよ。それに瑞鳳は、ほとんど喋らないし…」

提督「え?マジか」

響「だから司令官、瑞鳳に会って欲しいんだ」

提督「今瑞鳳に会うのは、逆効果な気がするんだけど…」

響「私も一応ついていくから、頼む」

提督「…わかった」


執務室を出て、瑞鳳の部屋の前に来た。もしもの事を考えて、私が前にいる。

で、ノックしてみたのだが…

反応がない

というわけで扉をノックしたら…


瑞鳳「いや…来ないで…‼︎」

提督「頼む…話を聞いてくれ…。前任みたいな見たいなことはしない。信じてくれ‼︎」

瑞鳳「どうせまた性奴隷として使うんでしょ‼︎

私はもう嫌なの‼︎これ以上話しかけないで‼︎」

響「…今は無理みたいだ。また今度にしよう」

提督「そうだな…瑞鳳、また別の日に来るよ」



瑞鳳「提督…ごめんなさい。前任とは違うのはわかってるんです。私の…私の、性格がいけないんですよね…」



提督(人は、一度傷つくとなかなか立ち直れない。瑞鳳もそんな感じだと思う。それに俺も…)

川内「そっか、新しい提督が来たんだね」

球磨「クマ、よろしくだクマ」


あれ?軽巡のみんな怖がってない


比叡「前任と雰囲気が違うから、怖がってないんだよ」

提督「そうなの?」

比叡「そうだよ」

提督「わかった。みんな、これからもよろしく」


とまぁ、この鎮守府の惨状がわかったところで

飯にすることに。響にはすごくお世話になった。てか響がいなかったら全員に会えなかったと思う。


提督「響、色々手伝ってくれてありがとな」

響「私も、司令官の役に立てて嬉しいよ。こんなこと、前任じゃさせてくれなかった」

提督「これからも色々迷惑かけると思うけど…よろしくな」

響「あぁ、よろしく」


その後、執務室に戻り、風呂に入る。どういうわけか、執務室には風呂場があった。(どうせヨコシマな事考えて設置したんだろう…きっと)

さあ寝ようと思ったら、


??「あの…司令官、もうお休みになりましたか?」

提督「いや?まだ起きてるよ」

??「それでは…失礼します」

提督「ず、瑞鳳…」

瑞鳳「夜遅くにごめんなさい。でも…さっきのこと、謝りたくて…」

提督「さっきのこと?」

瑞鳳「はい…。私、前任に毎日のように犯されてたんです…。その記憶が鮮明に残ってて、さっきは提督のこと、レイプ魔みたいに言っちゃいました。

あのあと、自分でも嫌になりました。もしかしたら、提督が傷ついたかもしれないって思うと…辛くて…」

提督「瑞鳳…」

瑞鳳「だから私、提督からのどんな罰でも受けます…。それで、許してもらえますか…?」

提督「何もしないよ」


そう言って提督は、瑞鳳を抱きしめた


瑞鳳「え…?」

提督「レイプ魔みたいに言ったことは怒ってないから安心して。…トラウマは、簡単に消えるものじゃないからさ、もし不安になったら、誰かに相談するんだよ?」

瑞鳳「提督…」

提督「あっ…ごっごめん瑞鳳。いきなり抱いちゃって…」

瑞鳳「いえ…大丈夫です。それじゃあ提督、おやすみなさい」

提督「うん。おやすみ〜」




瑞鳳(なんでかな…?あの時から、もう提督を信用しないって決めたはずなのに…)

瑞鳳「ふふっ…不思議な人…」


提督(さすがにいきなり抱くのはまずかった…抑えてかないと…)



翌日 〇六三〇


提督「いつになっても起きる時間ってのは変わらないんだなぁ…ん?」


よく見たらソファに響が座ってる

朝早くから起きてたのか、すごい眠そうな顔してるな…


提督「おはよう、響」

響「…あのさ、司令官」

提督「はっはい(あれ?響怒ってる…)」

響「瑞鳳に何したんだい?」

提督「え?」

響「珍しく部屋から出てきたんだよ。だから、司令官が何かしたんじゃないかなって」

提督「あー、昨日瑞鳳が執務室に来たんだ。」

響「うん」

提督「で、レイプ魔みたいに言ったことを謝られて、そのあと抱きしめた」

響「本当にそれだけ?」

提督「それ以降は何もしてないから信じて…」

響「そっか…よかった。いきなり瑞鳳が出てきたから何事かと思ったよ」

提督「そっか…。あ、そうだ響。艦娘に三食の飯出てた?」

響「そう言うと思って、昨日間宮さんに頼んでおいたよ」

提督「お前…予言者か何かか?」

響「さあね。でも、提督の役に立ってると思うと嬉しいからさ」

提督「…頑張りすぎて倒れたりしないでくれよ?休みもちゃんと取れるようにするから」

響「あぁ…大丈夫だ。それじゃあ司令官、朝ご飯用意できてるから食堂で」

提督「おう、あとでな」



響「ふふっ…司令官、変わってないな…あの頃から…」



提督「響…か…」

提督(懐かしいな…俺が初めて指揮を執ったのは、響だったからな…)

提督(あの子が…救われてるといいな)

ーーー軍学校時代ーーー

提督「響。大丈夫か?すごく疲れてるように見えるんだけど…」

響「あぁ…大…丈…ぁ」

提督「響!」


響「ぅ…ん…あれ…ここは…?」

提督「俺の部屋だよ、響。だから無理するなって言ったのに…」

響「すまない…少し休憩したら…すぐ訓練に戻るから…」

提督「今は休みなさい。まだ病み上がりなんだから…」

響「…君は本当にお人好しだね。今時、艦娘の体調を第一に考える司令官なんていないよ…?

何で、そうしているんだい…?」

提督「…初めて艦娘について聞いたときさ、人間だなって思ったんだ。それに、私には指示することしかできない…だから、艦娘の事を考えながら指揮を執るって決めたんだ」

響「そうだったんだね…ありがとう、提督」

-----------


提督(響…どうか救われていてくれ…)


食堂へ移動


間宮「あら、提督さんじゃないですか。おはようございます」

提督「おはよう、間宮さん」


ちなみに食事を作っているのは間宮さんだけらしい。人数が増えたら増援頼まないとな


後書き

これからもぼちぼち更新していきます。
気長にお待ちください。


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