2019-03-28 08:59:28 更新

2017年10月5日 AM:7:30


守山 黒百合旅館(もりやまくろゆりりょかん)

食堂


山中さん 「舞子さん御一行、朝食でーす!

この朝食を食べ終わった後、当旅館の最後の観光スケジュールで、お土産屋さん街で、

お土産を買って貰いまーす。」


一同 「はーい!」


集 「いやー、楽しい3日間(みっかかん)だったね〜〜。」


楽 「そうだな。」


楽 (土産屋さん(みやげやさん)かぁ………

紅葉(モミジ)とか、茶道や華道のセットや、蒼也に買って貰った日本刀とか、色々思い出の品は手に入ったけど、最後にもう一つ、

千棘との半年記念の思い出の品が欲しーな。)


楽 「千棘ー、一緒に土産買いに行こーぜ。」


千棘 「もちろん、いいわよー。」


モグモグ パクパク


楽 「さーて、朝メシも食べたし、

そろそろ………」


ピカーー!


楽 「!」


楽の星匣が、緑色に光った。


千棘 「楽、これ………」


楽 「ああ、野生の星獣だ!」


蒼也 「………どうやら、今回は2匹みたいだね。」


楽 「あっ、蒼也!」


千棘 「えっ?星獣が2匹いるの?」


蒼也 「はい。

緑色の木製の光が二重になっているでしょう?

これは、この近くに木製属性の星獣が2匹いるという事です。」


楽 「2匹か………どうする?」


蒼也 「この方角は、1日目に周った

紅葉公園と鹿公園の方ですね。

楽、お嬢、鹿公園の方に行って下さい。

俺と誠士郎は紅葉公園の方に行きます。」


楽・千棘 「分かった!」


蒼也 「首領羽(ドン ユイ)、あなたはここで、小野寺さん達を守っていて下さい。」


羽(ユイ) 「分かったわ。

こんな楽しい旅館を、星獣の危機に晒すわけにはいかないもの。」


第1巻 第169話 完





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