2019-04-10 17:41:22 更新

概要

特殊能力を持った主人公と艦娘が主人公の過去に一緒に立ち向かっていく物語です


前書き

どうもお久しぶりです。今回は新キャラでます!
そして提督の能力に、もう少し深く踏み込んだ内容になってます!


《第四章 海の兵器》


〈前回のあらすじ〉


人間用の艤装を試していた紅城翔の所に

遠征部隊が襲われていると通信が入った

応援部隊と共に救出に向かったが姫の策略により今まで艦娘達に隠していた能力を使うハメになってしまう。北方棲姫と激しい戦いをした紅城は

能力を使ったことにより部隊を救出した後、体力が限界を迎え、その場で倒れてしまった。


翌日、紅城翔は鎮守府内の医務室で目を覚ました。


~~~~~~~~~~~~~~〜


第九話 〈潜入者〉


提督「....んぁ〜、ここは?」ムクリ


明石「おはようございます、提督。」


提督「明石か、ということはここは工廠か?」


明石「違いますよ!医務室です!私を工廠の虫みたいに言うのやめてください!」


提督「それよりも今回のことをみんなに言わなければ!」ガバッ


提督「いっ!(体全体が筋肉痛か..5年もブランクがあるとやっぱりこうなるか)」


明石「ちょ!絶対安静にしててください!」


明石「いくら人間用に負担を減らしたとして言っても負荷はかかります!」


明石「それは能力者とて変わりません!」


明石「それにせっかく作ったものをもう壊すなんて,,私悲しいです!」


提督「ごめん、てか、え、なに能力者って、俺の事もうみんな知ってんの?」


明石「はい、今鎮守府内はその話題で持ち切りですよ、うちに凄い能力者がきたって。」


提督「マジか...驚かないの?」


明石「驚くもなにも能力者じゃないと提督になれないので」


提督「ごめん、ちょっと俺の知識が足りな過ぎるな、まじむり」


明石「今まで何してたんですか...」


提督「釣り」


明石「暇人ですか」


提督「間違いじゃないな」


明石「とにかく今日は絶対安静です!私は工廠に戻りますから大人しくしててくださいね!」


提督「うーい、そうだ明石、艤装の件なんだけど直すついでに少し改造して欲しいんだが...」


明石「改造ですか?」


提督「あぁ、特に耐久性と耐熱性に特化させて欲しいんだ」


明石「分かりました!善処します!」


提督「あぁ、よろしく頼む」


明石「それじゃあ失礼しますね!絶対安静ですよ!」バタン


提督「...さてと」ムクリ


-執務室-


提督「大淀いるか?」ガチャ


大淀「あ!提督!絶対安静って明石に言われてると思いますけど??」


提督「ま、まぁ細かいことはいいじゃないか、HAHAHA」


雷「あ!ダメじゃない!司令官!ゆっくり休んでないと!今日の執務は私達にまかせなさい!」


提督「今日は雷だったのか、君がそう言うなら甘えさせてもらうよ」


雷「えぇ!そうするといいわ!」パァ


提督「ところで大淀頼みたい事が3つほどあるんだけど大丈夫かな?」


大淀「はい?なんでしょう」


提督「先ずは2日後に集会を開いて貰いたい」


大淀「集会ですか?もしかして提督の事についてですか?」


提督「あぁ、大体そうだなあとはこの鎮守府にいるスパイについてだな」


大淀「なるほど、それは私もほんの少しですが頭の中にはありました」


雷「え!?スパイってなんなのよ!まさか私達の誰かに深海棲艦の仲間がいるっての!?」


提督「まぁ今はまだ可能性の話だがな。」


提督「昨日の件は確実に俺目当てのものだった。」


提督「そして敵は何故か俺がこの鎮守府にいることを知っていた」


提督「俺が艤装を持っていることもな」


大淀「提督がこの鎮守府にいることを知っているのは元帥とこの鎮守府の子達以外いない...」


大淀「それに提督の艤装の存在を知っていたのは明石とその日の秘書艦だけ...」


提督「演習に向かってる艦隊のルートを知っているのはその日の秘書艦と提督のみってことは...」


雷「昨日の秘書艦って...」


提督「あぁ雪風だ」


提督「大淀、2つ目の頼み事なんだが、川内に雪風について調べる用に頼んでおいてくれないか。」


雷「まさか雪風ちゃんが...」


提督「まだ可能性の段階だ、出来れば俺は勝手に決めつけるようなことはしたくない」ナデナデ


雷「...」


提督「だからこそ、徹底的に調べる必要がある」


提督「大淀、頼んだぞ。」


大淀「それと3目の頼み事ってなんですか?」


提督「あぁそれはだな鎮守府のシステムについて色々と聞きたくて」


大淀「え?それならもう大体分かってるはずじゃ」


提督「そうじゃなくて提督っていうシステムについてだよ」


大淀「あぁ、なるほど」


提督「そこのところの内情とかさっぱりなんでな

じいちゃんも教えてくんなかったし」


大淀「確かにほとんど雑談でしたね...」


雷「?提督って能力者じゃないとなれないんでしょ?それぐらい私も知ってるわ!」


大淀「正確には"人ならざるもの"ですね。能力者や艦娘がこれに当たります。」


提督「ん?という事は艦娘が提督になるってことも有り得るのか?」


大淀「滅多にありませんが前例が一つだけありますね」


提督「へぇ〜」


雷「あたしも頑張れば提督になれるのね!」


大淀「続けますね。人ならざるもの、特に能力者は能力の覚醒に個人差がありすぎるので、未だ能力を持たない提督も少なくありません」


大淀「まぁ要するにただの人間もいるがその全てが能力を覚醒させる可能性があるから早めにゲットしておこうということですね」


大淀「ちなみに艦娘にとってこれまでは常識です。提督の事もこの1人だとみんなはいままで思っていましたね。」


雷「そうよ!隠してるなんて酷いじゃない!」


大淀「そして能力者、もしくは素質のあるものを見分ける方法が妖精さんになります。」


提督「妖精さんは人外にしか見えないのか?」


大淀「ご名答です。というか人外って言い方やめてください」


提督「ほーだからあの時叢雲は俺が妖精さんのことを指摘した時に迫ってきたんだな」


大淀「きっとそうでしょうね、覚醒してるかどうかは別として能力者は希少な存在ですからね」


大淀「でも提督はなんで能力者であることを隠したのですか?」


提督「その事も含めて集会の時に話すよ」


大淀「はぁ...」


提督「能力者の事は世間に公表されてるのか?」


大淀「いえ、これを知っているの海軍でも元帥と提督の皆さんと艦娘とその他1部の人達だけです」


提督「俺の他に覚醒してる能力者は何人くらいいるんだ?」


大淀「えっと私が聞いてる情報だと...5人ですね」


提督「少な!!!」


提督「名簿ってあるか?」


大淀「はい、確か...ここに..あった。」


提督「ふむふむ、(3人は予想通り残りの2人は知らんな)」


提督「(でもこの3人がいるって言うのに戦わないってどうゆうとこだ?)」


提督「なんで覚醒してるやつらは自ら戦わないんだ?」


大淀「それはですね主に2つほど理由があります。

ひとつは軍の方から提督が戦闘に出ることが禁止されているんです。なんでも明るみに出るのが国民の不安を駆り立てるとかなんとか。理由は分かりませんが」


大淀「なので昨日の件の報告書はなんとかしてくださいね」


提督「え?」


大淀「当たり前じゃないですか、海上で能力使ってるんですもん、普通に軍規違反ですよ」


提督「マジか」


大淀「もうひとつは眷属ですね。能力が覚醒してる提督が艦娘にあることをすることでその艦娘は提督の能力の恩恵を受けるんです。だから戦う必要がないんですよ」


大淀「その他細かい理由がありますけど主なのはこのふたつですね」


提督「それは初めて知ったな」


提督「そのあることってなんだ?」


大淀「性交です。」


提督「え?」


大淀「性交です!」


提督「え??????」


大淀「何度も言わせないでください」


提督「エロゲーかよ!!」


提督「ん?ていうことは?」


大淀「恩恵を受けようとしてる子達が出てきますね」


提督「それについても集会で話さきゃな...」


提督「大体分かった、ありがとう大淀」


提督「雷もこの後の仕事は頼んだ、俺はちょっと休む」


雷「分かったわ!何かあったらなんでも私に言うのよ?」


提督「あぁそうするよ、それじゃあ頼んだよ大淀」


大淀「はい、提督」


大淀が返事を返すと紅城は執務室に隣接している自室で静かに眠りに着いた。


~~~~~~~~~~~~~~~~~


第10話〈頑張れ、紅城〉


翌日...


提督「ふぅ...だいぶ体も動きやすくなったな」


今日は執務を再開して、川内からの報告を待ち夕方からは能力の方を鍛錬して行きたい、せっかく訓練場も作ったしな


提督「えっと今日の秘書艦は...」


赤城「おはようございます、提督」


提督「お、赤城か、おはよう。」


提督「今日は秘書艦よろしくな」


赤城「はい!よろしくお願いします、提督」


提督「仕事の前に朝食でも行こうか。」


赤城「そうですね」


赤城「腹が減ってはなんとやらと言いますしね」


-食堂-


提督「よいしょっと」


赤城「失礼しますね、提督」ドーン


そこにあるのは大量の白飯。

正規空母達の食べる量はいつ見ても凄まじい。


提督「いただきます!」


赤城「いただきます!」


提督「」パクパク


赤城「」バクバクバクバク


提督「(いつ見ても圧巻だな)」


赤城「どうしましたか?提督。やはり大食いな女は嫌いですか?」ショボン


提督「いや、そんなことはないぞ。見ていて気持ちいいし、むしろ魅力的だ」


赤城「ありがとうございます//やっぱり提督は優しい方ですね!」


響「司令官」


電「司令官さん!お疲れ様なのです!」


響「一昨日は命を救われたよ。ありがとう」


電「司令官さん、すごかったのです!」


提督「響達じゃないか。怪我とかは大丈夫か?」


響「あぁ、おかげさまでね」


電「提督のおかげなのです!」


響「それより大丈夫なのかい?敵との戦いで能力を使って」


提督「あぁ...まぁお前達を守る為だ、仕方がない。書類でなんとか誤魔化しておくよ」ハハハ


響「そうか、それにしても凄かったね提督の能力。今度じっくり見させておくれよ」


提督「あぁ、また今度な」


響「約束だよ」


響「それじゃあ失礼するよ」


電「またなのです!」

スタスタスタ

提督「あぁ、またな」


提督「俺達も食べ終わったしもう行くか」


赤城「えぇ、そうですね行きましょう」


-執務室-


提督「...」カキカキカキ


赤城「...」カリカリカリカリ


提督「(やっぱり赤城は仕事が早いな)」


赤城「(おなかへったな...)」カリカリカリカリ


提督「ふぅ〜少し休もうか」


赤城「そうですね、今、お茶淹れますね」


提督「あぁ頼むよ」

コンコン

「しつれいしまーす!」

ガチャ

川内「提督!昨日の件の報告に来たよ!」


提督「お、川内か。赤城申し訳ないんだけど席を外してもらえるか?俺の自室で待っててもらって構わない。」


赤城「?わかりましたお待ちしておりますね」

ガチャ

提督「それで...どうだった?」


川内「んー完全に黒だね。あの子、一昨日密かに敵と連絡を取ってた所を青葉の設置カメラに撮られてたよ」


川内「それにあの子、他の鎮守府から来たんだけど、その鎮守府も敵に襲われて壊滅してるんだ」


提督「信じたくないな。」


川内「でも事実だよ。なんなら映像あるけど観る?」


提督「結構だよ。ありがとう川内。」


提督「お礼をしたいんだがなにか欲しいものとかあるか?」


川内「うーん...そうだ!」


提督「なんでも言ってみてくれ」


川内「眷属...っての、なってみたい...かも//」


提督「」


提督「それってつまり...」


川内「今日の夜って空いてるかな...?///」


提督「」


提督「(カワイイ)」ズキューン


提督「(だめだ!ここはちゃんと断らないと!)」


提督「(でも空いてるって言いたい!!でも!!)」


提督「空いてるよ」キリッ


川内「そっか//じゃあ、また夜にね//」

ガチャ


提督「馬鹿か俺は」


提督「欲望に負けまくりじゃん」


赤城「ほんとです。提督」


提督「あ、赤城、聞いてたか?」


赤城「えぇもちろん。というより聞こえてきました。まぁ前半はあまり理解が出来ませんでしたけどね」


提督「あぁ、そ、そうかまぁさっきのは気にしないでくれ」


赤城「いいえ、気にします。私があんなにアピールしても全然動いてくれないのに」


赤城「あの子にはあんなにも簡単に返事をしてしまうのですね。」


赤城がだんだん近づいて来た。やばい。


提督「い、いやあれはだな」


赤城「提督」


提督「は、はい」


赤城「///」ギュッ


すると突然彼女が自分の胸に飛び込んできた。

彼女の柔らかい体を直に感じながらも肩を掴むと


赤城「私だって提督のために沢山頑張ってきました、私もご褒美が欲しいです...//」


そう言う彼女の身体は心なしか火照っていた。


提督「...赤城、君はもう少し自分を大切にした方がいい」


赤城「充分してます!提督、私は提督の事が好きです。あなたがいいんです。///」キュッ


赤城はそういうと恥ずかしさを押し切るかのように俺の服の裾を握りしめながらも足を少し震わせていた。


提督「(赤城も勇気を出して言ってるんだな...)」


提督「...俺でいいのか?」


赤城「先程も言いました。提督がいいんです//」


提督「そうか...俺も好きだ、赤城」ギュッ


赤城「うれしいです///提督//」


提督「だけどちゃんと段階を踏んで、な?」


赤城「はい//////」カァァ


提督「それにもうすぐ響達が来る時間だ、こんなとこ見られたら恥ずかしいだろ?」


赤城「そうですね///」サッ


赤城「これからよろしくお願いします♪提督♪」


提督「あぁ、君の事は大切にするよ」


コンコン

「失礼するよー」


提督「ちょうど来たな」


赤城「そうですね」


提督「入って大丈夫だぞー」


ガチャ


暁「失礼するわ!」


電「お邪魔しますなのです!」


雷「お邪魔するわ!司令官!」


響「2人ほど増えたけど大丈夫かな?」


提督「大丈夫、問題ないよ」


暁「確か新しく出来た訓練所って所よね!」


電「初めて行くのです!」


提督「まぁまだ出来て2日だからな」ハハハ


提督「それじゃあ行くか、赤城も来る?」


赤城「ほんとですか!?行きたいです!」ウキウキ


-移動中-


赤城「♪〜」ルンルン


彼女はとても楽しそうにピッタリと肩をくっつけながら歩いている


提督「す、少し近くないか?赤城」


赤城「普通です♪」


提督「そ、そうか」


-少し後ろ-


暁「赤城さん、後ろ姿も素敵だわ!」


響「それよりもなんか2人距離が近くないかい?」


雷「それに赤城さんすごく嬉しそうね!」


電「大人な感じがするのです!」


暁「それもそうね、なにかあったのかしら?」


雷「まさか、付き合ってるとか!?」


響「ありえるね」


電「ずるいのです!電も提督とお付き合いしたいのです!」


暁「えぇ!?(先越されてる!?)」


響「(そうだとしたら頑張らなくちゃ)」


提督「後ろは賑やかだな」ハハハ


赤城「えぇ、かわいいですね♪」


-訓練所前-


提督「着いたな」


暁「私あまりよく知らないんだけどここはどんな設備があるのかしら?」


提督「まぁ主に陸を想定した訓練やトレーニングができる場所だ、筋トレ器具やボクシング用のミット、対人用の人形もある。」


響「色々あるんだね。」


提督「それじゃあ入ろうか!」

ガチャ

阿武隈「あれ?提督?それに暁ちゃん達も」


神通「あ、お疲れ様です。提督。」


提督「お疲れ、ふたりともトレーニングかい?」


阿武隈「運動は欠かせませんから!」


神通「私は阿武隈ちゃんに誘われて・・・」


阿武隈「提督もトレーニングですか?」


提督「あぁ、ちょっとね」


神通「では、私達はこれで...」


提督「あぁ、お疲れ!」


阿武隈「はい!」


そういうとふたりは更衣室の方へと向かって行った


提督「それじゃあ俺も着替えようかな」


赤城「私達も着替えてきますね」


-数分後-


暁「着替えて来たわ!覗いたりしてないでしょうね?」


提督「したかったけどしてないよ」


響「一言余計だね」


提督「それじゃあ、はじめるかぁ」


提督「紅鬼!」ボォン


紅城がそう呼ぶと彼の手から火を黒く細い刀が大きな炎を巻き上げながら現れた。その剣は刀身から所々を吹いている。


艦娘s'「おぉ〜」パチパチ


電「それ、熱そうなのです!」


提督「ん?全然熱くないよ??ほら」ボォォオ


紅城が手に持つ刀から大きな炎が舞い上がった。

その炎は艦娘達を瞬く間に包み込んだ。


雷「あっつ!...くない?」


赤城「むしろ...なにか安心するような暖かさが...」


響「なんだかすごく落ち着くね」


暁「び、びっくりするじゃない!ま、まぁレディはこれぐらいでは怖がらないけどね!」


電「誰でも驚くのです...」


提督「ハハハ、びっくりしたか?」


赤城「でも、なんで熱くないんですか??」


提督「あぁ、この火は普通じゃない特別な火でな。」


提督「俺の感情や思考によって色、性質が全然違って来るんだ、まさに俺そのものと言っていい。」


提督「俺が敵意を向ければ熱く燃え盛り、護るものだとすれば、暖かく包み込む、時に冷たく、時に痺れ、時に暗い。そんな火なんだよ。これは」


暁「へぇ〜じゃあ冬もこれがあれば乗り越えられるわね!」


提督「そういうものじゃないんだけどな〜」ハハハ


響「司令官、時に暗いってどういう意味だい?火は明るいものだろう?」クビカシゲ


提督「あー、それはな、俺の暗い部分の事だ」


赤城「提督の・・・暗い部分?」


提督「さっきも言ったようにこの火は俺そのものだ。だから当然負の感情も炙り出す。恐怖や畏れ、憎しみ、妬み、嫉み、それらの部分も簡単に映し出してしまうんだよこの火は。」


電「それに触れると・・・ど、どうなるのです?」


提督「・・・酷く暗い闇に飲み込まれる、その先は俺も知らない」


雷「背筋が凍ったわ...」ゾクゾク


暁「ぜ、ぜんぜんこわくなんかないんだからぁ!」プルプル


響「暁、震えてるよ」


赤城「提督、もし、ですけど私達がその火に触れてしまった場合はどうすればいいのですか?」


提督「そんな事は絶対に起こさせない俺はいつも細心の注意を払い火を出してるからな、それに何事にもトリガー、きっかけが必要になる、だから

普通にしてるうちは滅多に起こらない」


雷「じゃあ安心ね!」


提督「あぁそうだな!、それじゃあはじめるか!」


提督「響、暁、人形を何体か棒に括り付けて立てて置いてくれないか?」


響「了解したよ」


暁「任されたわ!」


提督「あとの二人は俺のストレッチを手伝ってくれないか」


電「了解なのです!」


雷「雷にぜーんぶまかせてもいいのよ!」


~数分後〜


暁「こんなもんでどうかしら!」


響「上々だね」


提督「ありがとう4人とも」ナデナデ


提督「よし、それじゃあちょっと部屋の中熱くなるけど勘弁なァ...!」ボォォォォォ


紅城の持つ黒い刀からさらに激しく火が刀を巻き上げるように燃え盛っていた。


提督「フッ!」シュッボォォォォォ


刀を振り下ろすと炎を纏った斬撃が人形を真っ二つにした。人形の断面は燃えながら黒い煙を放っていた。


ボォォォォォ


艦娘's「おぉ〜」


電「凄いのです!」


響「天龍さんと木曾さんが飛んで喜びそうだね」


提督「まだまだッ!」


提督「ふぅ…そりゃァ!」シュッシュッシュッ


今度は三連続。飛び交う三つの燃える斬撃。

2つは真っ直ぐに的を捉え見事人形を切り裂いた。ん?もうひとつはって?


ヒューー


ドガーーン


提督「あ、やべ」


赤城「やってしまいましたね...」


暁「あーあ、やったわね」


響「やっちゃったね」


雷「しょうがないわねー」


電「やっちゃったのです!」


もうひとつが捉えたのは女子更衣室だった。

燃える斬撃は見事にドアを切り裂き、その他壁をぶち壊していた。


阿武隈「なにごと!?」


神通「敵襲ですかっ!?」


ごめんなさい、俺です。


提督「あ〜ゴメン!!」


阿武隈「て、提督!?きゃあ!みないでぇ!///」


神通「恥ずかしいです・・・///」


提督「(この恥じらいは...いいな!)」


提督「ごめん!わざとじゃないんだ!」


阿武隈「能力なんか使って...危ないですよ!」


神通「・・・///」


提督「あぁすまない、代わりに男性更衣室を使ってくれ」


阿武隈「もぉ...」プクー


神通「・・・///」


提督「明石の仕事が増えたな...」


〜数十分後〜


赤城「熱いですー」ダラー


暁「喉が乾いたわぁ、響ぃ水ちょうだい」


響「ないよ、暁」


暁「ア゛」


提督「ふぅ、みんなバテて来たしそろそろ戻るか」


提督「汗もかいたしシャワーでも浴びよう」


赤城「そうですね」ダラー


電「サウナ気分なのです...」


~シャワー室~


ジャー


オイロケシーンダヨ!


響「ふぅ、気持ちいいね」


暁一人前のレディとして汗はきっちり流さなきゃね!」


電「人として当たり前なのです...」


雷「あれ?赤城さんは?」


~男性用シャワー室〜


提督「ふんふふーん」シャー


気持ちよくシャワーを浴びていると開くはずのないシャワー室のドアが開く音がした。


赤城「失礼します、提督」ガチャ


開いたドアから聞こえた声は赤城のものだった。


提督「!?、赤城!?」


振り返るとそこにはタオルも巻かず真っ裸の赤城が立っていた


提督「女性用シャワー室は隣だぞ!?」


赤城「えぇ、知ってますよ?」


提督「それにタオルも何も巻いてないじゃないか!」カァァ


提督「(やわらかそーー!)」


赤城「?シャワーなんですから当たり前じゃないですか」


提督「じゃ、じゃあ何しに来たんだ?」


赤城「もちろん、提督のお身体を流しにきました!」


高級ソープかよ。


提督「だ、大丈夫だ1人で洗える」


赤城「そう、言わないでくださいせっかく付き合ったんですからいいじゃないですか。それとも」


提督「ん?」


赤城「私じゃ至らないですか?」ムニュー


赤城が寂しそうな目で抱きついて上目遣いでそう言ってきた。あ、やべ胸の感触が...


提督「い、いやじゃないけど...(やべぇ...勃ってきた...なんとかしてあがらないと...)」


赤城「んっ//...提督//なにか堅いものが///」


提督「あー、も、問題ない、せ、生理現象だ、き、気にするな」アセアセ


提督「そ、それより、は、早く離れてくれ」アセアセ


提督「こ、こういうことはちゃんと段階を踏んでな?」アセアセ


赤城「川内さんとは今夜夜枷をするのに、ですか?」ムニュ


提督「い、いやぁそれはだなちゃんと断るから!」


赤城「....例え恩恵の為とはいえ、他の人と肌を重ねるのはさすがに悲しいです...」ムニュ


提督「赤城...すまないな...ちゃんと断っておくよ...」


赤城「ありがとうございます...提督...んっ」


俺は赤城の呼び掛けに応えるように唇を重ねた。

赤城の唇は甘く噛めば潰れてしまいそうな程に柔らかかった。


赤城「んっ...はぁ...ぁ...」


唇を離すと赤城少し寂しそうに息を漏らした


提督「ごめん、自分から段階がどうとかいって我慢できなかった。」


赤城「いえ///うれしいです・・・///」


提督「赤城...」


赤城「提督...」


二人はもう一度重なろうと距離を近づける。と、その時勢いよくシャワー室のドアが開いた


響「赤城さん、やっぱりここにいたんだねってあぁお邪魔だったかな?」


提督「ぜぜぜ全然邪魔ななんかじゃないぞ!いいい今から出ようかと思ってたんだ!な!赤城!」


赤城「」シューボフン


提督「こいつ、平気で裸で入ってきたくせに、他人に見られて恥ずか死してやがる...」


響「赤城さんは私が連れていくよ」


提督「あぁ、赤城のことは頼んだから早急にここから出て欲しいんだが...」


響「あぁ、すまない直ぐに連れて出ていくよ」


響「いやぁまさか2人がほんとに付き合ってるとは青葉さんにネタを売ったら高値で買いそうだね」ボソッ


提督「...聞いてたのか...」


響「いまさっき来たばっかりだけど?」


提督「....カマかけたな」


響「まぁまぁお願い聞いてくれたら黙っててあげなくもないよ?」


提督「...なんだ?」


響「響も司令官の事が好きだったんだ、だから何番目でもいい、いつか響にも恩恵をちゃんとくれると約束してくれないかい?」


提督「....考えとく」


響「ありがとう、それだけでもうれしいよ」


響「それじゃあね」バタン


提督「....」


提督「ハーレムも楽じゃないんだな....」


提督「それにしても赤城の胸。柔らかかった...」


提督「川内にはちゃんと断って置かなくちゃな」


~女性用更衣室内〜


響「連れて戻ってきたよ」


暁「あ、戻ってきたわ!」


電「赤城さん、なんで裸なのです?」


雷「それに顔もすっごく赤いわね」


響「気にしないでくれ」


響「間違えて男性更衣室に入って提督と鉢合わせちゃったみたいなんだ」


電「赤城さんもおっちょこちょいな所があるのです!」


~~~~~~~~~~~~~


第十一話〈再会3〉


〜その日の夜、執務室〜


提督「ふぅ、もうこんな時間か、そろそろ寝ようかなっと...その前に」


コンコン


提督「川内だな...」


川内「提督、入るよ?」ガチャ


提督「来たか」


川内「提督!」ダキッ


提督「うぉっ」


川内「提督///私、その、初めて///だから///」


提督「その事なんだが」


川内「?」


提督「すまない、俺、赤城と付き合うことになったんだ」


川内「え...」スッ


提督「俺は赤城を裏切るようなことは出来ない。身勝手ですまない。」


川内「そっか。なら、仕方...ないよね!」


提督「でも君の気持ちをむげにはしたくないんだ」


川内「それって...」


提督「君との眷属、恩恵の事もしっかりと考える!もちろん赤城と相談してな?」


提督「それで許してはくれまいか?」


川内「もぅ、しょうがないな!」


川内「約束だよ!提督!」


提督「あぁ約束だ」


川内「うん!それじゃあね!提督!」


ガチャ


提督「ふぅ、、大変だな...」


~~~~~~~~~~~~~~~~~


~鎮守府庭内〜


川内「あーあ、ふられちゃったな〜」


川内「夜戦とか言ってる気分じゃない無いかもな〜」


???「やぁお嬢さん」


川内「!?(誰!?男の声!?)」


???「おっと、安心してくれ君に危害を加えるつもりは無いよ。ただ君たちの提督が今どこにいるか知りたいだけなんだ。」


川内「だれ、あなた。少なくともここの人間ではないわよね」


???「僕が誰かなんてどうだっていいじゃないか」


???「それより僕の質問に答えてくれないか?君たちの提督はどこかな?」


川内「...教えるわけないでしょ?艤装展開!」カチッ


???「はぁ....あまり騒ぎにはしたくないんだけどな...『碧沙木』」バシャーン


謎の男の手から水と共に青い槍が現れた


川内「能力者!?」


川内「ッ!先手必勝!夜戦は負けないわ!」ジャキ


川内「うてぇ!」ドン!


川内「うわっ」グラッ


川内「(やっぱり安定しないな...)」


???「おっとあまり大きな音は立てないでくれるかな?」ガキン!


男は手に持っていた槍を艤装に突き刺した。


川内「くっ...!」


???「さて、これ以上わめかれてもあれだし、ここで殺しておこうかな」シュッ


川内「(あぁ、ここで終わるのかな....最後は海の上で....)」


???「よいしょっと」スッ


「待てッ!」


???「はは、そっちからお出ましとはね、兄さん、探したよ」


川内「て、提督?、に、兄さん?」


提督「...それは俺のセリフだ、今までどこにいた。蒼人」


蒼人「嘘はいいよ。ほんとは探してなんかいないくせに、まぁ、いいさ。僕はね、海にいたんだ。」


提督「やっぱり...か」


蒼人「わかってたんじゃないか。わかってて逃げたんだ。戦場から。」


提督「...今はそんなことどうでもいい、それより川内から離れろ、何が目的だ。そもそもどうやって警報装置をかいくぐった」


蒼人「質問は一つずつにしてくれよ、兄さん。」


提督「いいから答えろ」


蒼人「まぁまぁピリピリしないでよ、目的は兄さんに伝えたい事があるからだよ。」


提督「なんだ」


蒼人「雪風、返してもらうよ」


蒼人「彼女は僕達側のものだからね、彼女からスパイのことがバレたと連絡が入ったときは少し焦ったよ」


提督「渡すわけがないだろ、雪風には聞きたいことが沢山あるんだ。」


雪風「呼びましたかー?」ヒョコ


蒼人「やっと来たね雪風、さぁ帰るよ」


雪風「はい!あおとさん!」


雪風「あ、しれー、短い間でしたけどありがとうございましたー!」


提督「まて!まだ質問は残ってるぞ!」


蒼人「あぁ警報装置だっけ」


雪風「それは雪風が切りました!別に初めてじゃないんでかんたんでした!」


提督「ということは、ここの襲撃事件もお前が裏で動いていたのか雪風」


雪風「はい!そうです!」


提督「そうか...雪風これより君を解体処分する

『紅鬼』」ボォン


蒼人「おっと、そうはさせないよ」トン


蒼人が槍で地面を叩くと、近くにあった池から水が宙を舞い、槍へとまとわりついて行く。


提督「火斬!」ボォォォォ


蒼人「水珠!」ジュウウウウ


紅城が放った炎の斬撃は蒼人が放った球状の水により相殺されあたりは白い霧に包まれた。


蒼人「それじゃあ失礼するよ、兄さん」


提督「まて!!」


蒼人「安心してよ、また近いうちに会うことになると思うよ。なんせ僕達は"兵器"だからね。」


そう言葉を残すと霧が晴れる頃には二人は消えていた。


提督「クソッ!」


川内「提督...」


提督「川内!怪我はないか!」


川内「うん、ないけど、艤装が...」


提督「そんなの明石に頼めばいい!」


川内「提督、さっきの人、提督のこと兄さんって」


提督「...あぁあれは俺の弟だ詳しい話は明日の集会で全部話す」


川内「そう」


提督「今日はもう寝た方がいい。部屋まで送ろう」


川内「うん、ありがとう、提督」


~~~~~~~~~~~~~~~


後書き

どうだったでしょうか!弟が深海棲艦側に...
提督の過去とは一体...?そして雪風にも深い過去が...?


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2019-04-19 08:41:36

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