2019-04-17 05:57:17 更新

2017年10月12日(木) PM:17:00


千棘 「懐かしいわねーー。

このダンシングマシーンも、久し振りに来たわね。」


楽 「おう。

考えてみたらコレ、高1の定期デートの時から、ずっとやってたよな。」


千棘 「じゃあ、さっそくやりましょ。」


楽 「おう。」


ダンシングマシーン 「ミュージック、スタート!」


タンタン タタタンッ♪


楽 「……………なぁ、千棘。」


千棘 「ん?なーに、楽。」


楽 「実はな、高2の最後のデートでこのダンシングマシーンをお前とやって、

最後のステージをクリアした時に、

俺、お前の事を好きだって気付いたんだぜ。」


千棘 「え?そーなの!?」


千棘は少し、驚いた顔になった。


楽 「最後のステージをクリアした時に、お前とハイタッチして、

今までお前と過ごす内に少しずつ感じるようになって来たドキドキや心地よさを、「好き」って事なんだって、やっと気付いたんだ……………。」


千棘 「そうだったんだ………」


楽 「そして、その身近で気取らずに素を出せるお前の事を、ずっと憧れ続けた小野寺よりも選んだ。

そして、こうして本物の恋人になって、

初めての恋人との夏を過ごせたり、

半年記念に京都に旅行に行ったり、

色んな恋人との思い出を、

お前は俺にくれた……………

千棘、ありがとう。

これからもずっと一緒だぞ。

大学祭も、楽しもうぜ。」


千棘 「うん!こちらこそ、よろしくね!」


第1巻 第186話 完


このSSへの評価

このSSへの応援

このSSへのコメント


このSSへのオススメ


オススメ度を★で指定してください