2019-07-24 08:57:10 更新

概要

ある日の昼過ぎ皆で談笑をしていたら


前書き

皆さんこんにちは!はじめましての方ははじめましてメットールと申します。
リアル都合で更新がすっかり遅れてしまいましたm(_ _)m
今回も表現はオブラートにしていますが一応タグを付けています。
拙い文章、誤字脱字がありますがどうぞよろしくお願いします。




とある日の昼下がり、それは唐突に始まった。私古鷹はふと思いました。





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衣笠『はーい!衣笠さんよ!今日は緊急生中継でお届けするGASAreport!今日の皆さんはこの方々です!』




大川提督『いきなり呼ばれたらと思ったが』

敷島提督『衣笠久しぶりだな!』

滝本提督『あはは、久しぶりだね』

佐倉提督『今日はなんなんだ?』




衣笠の振りでテーブルに座った提督達4人が映し出された。




衣笠『もう察している皆さんもいると思いますが本日生中継のGASAreportは海軍本部の会議室をお借りし、ゲストは海軍穏健派改めて共存派の大川提督、敷島提督、滝本提督、佐倉提督の4人です!』




提督共『『『『宜しく(な!)』』』』




衣笠『今回お届けするGASAreport、提督達を始めとした各鎮守府と私の所属する第2鎮守府、そして第3鎮守府に生中継でお送りしてます!』




衣笠『はてさて先ずは一言、皆さん、7人目のカッコカリおめでとうございます!』ペコリ




提督共『『『『ありがとう』』』』ペコリ




衣笠『いやー!まさか皆さんもカッコカリするとはねー!賑やかになりますね!』




敷島提督『おいおいおい、何言ってんだよ衣笠?』




滝本提督『聞いたよ~蓮さんもクーちゃんとカッコカリしたんでしょ?』




佐倉提督『この場を借りて祝典を述べさせて頂く』




大川提督『まあ、皆第3鎮守府に挨拶に行った時に会ってるがな』




衣笠『あー!聞きました聞きました!ミズキさんに挨拶に行ったときタイミング被って皆さんで挨拶されたと!』




敷島提督『本当だよな、言っとくけど打ち合わせしてないからな?』




佐倉提督『5人揃ったからな奇跡に近い』




滝本提督『でもやっぱり蓮さん、ミズキさんのこと「お義母さん」って呼んでましたね』




大川提督『間違いではないな、端から見れば義理の母親が深海棲艦と言う凄いことだが、これもこれからの世界の形の一つだろう』




衣笠『でもでも、皆さんミズキさんに挨拶したってことは皆さんも義理の母親みたいに扱ってるってことですよね?』




敷島提督『まあ、そうなるな』




滝本提督『ミキやみんな、ちゃんと報告はしたいみたいだからね~』




佐倉提督『それはそれとして、今日は何をするんだ?それを言う為に集めたのでは無いだろう?』




衣笠『勿論です!!今日は皆さんには……じゃじゃん!!』




衣笠は手元にあった一枚のプレートをカメラに見える様に開いた。そこには




プレート「暴露しようぜ!」




衣笠『暴露大会です!今から私が出すあーんなお題やこーんなお題に包み隠さずお答え下さい!』




敷島提督『面白そーじゃん、やるやる』




滝本提督『楽しそうだね、俺も』




大川提督『もう断れんからな、腹を決めよう』




佐倉提督『夕禅中将にも言われた手前断れん…突っ込んだ事でなければいいぞ』




衣笠『ありがとうございます!では早速最初のお題はこちら!!』




そう言った衣笠が最初に出したお題は……




プレート「新しく配属した娘で来て良かった娘を1人選べ!」




大川提督『成る程な、私は……』カキカキ

敷島提督『それはやっぱ……』カキカキ

滝本提督『うーん……』カキカキ

佐倉提督『……』カキカキ




4人の提督が選ぶのは……!




衣笠『さあ!皆さんプレートをお願いします!』




大川提督 つ「阿武隈」

敷島提督 つ「足柄」

滝本提督 つ「黒潮」

佐倉提督 つ「飛龍」




佐倉提督『これは皆分かるな』




大川提督『ああ、納得が出来る』




衣笠『じゃあお一人ずつ聞いていきましょう!最初は夕禅中将から!』




大川提督『もう一言だな、センスの塊』




3人『『『分かる』』』




衣笠『満場一致ですか!』




敷島提督『そうだよ、もし配属する人員選べるなら俺が引っ張りたかったよ』




佐倉提督『多分皆同じ気持ちだな』




滝本提督『だってこの娘すごいよ、この間夕さんとこと演習したけど改めてポテンシャルが高いね』




敷島提督『古鷹と同じ匂いがするな』




大川提督『ああ、古鷹と同じタイプだ。状況を俯瞰で見ることが出来て周囲をコントロールするタイプ。ただ違うのは古鷹は全体のバランスを見てるが阿武隈は前線のバランスだな』




衣笠『前線のバランス?』




大川提督『サッカーで言うと古鷹はリベロ、阿武隈はゲームメーカー。要は阿武隈は前で指揮するタイプで自身の戦闘力を計算に入れてガンガン攻める。まだ後手の対応には難があるがな。でもそこには加古がいるから心配はしていないさ』




衣笠『成る程成る程』




大川提督『1人で全部やることでもないしな、部隊で戦っているのだから周りで補え合えばいい、面倒見も良く出来ているし慕われている。阿武隈、これからも期待しているぞ』






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第7鎮守府




古鷹「だって、阿武隈ちゃん」




五月雨「阿武隈さん、どうしましたか?」




阿武隈「ううっ…ごめんなざい……」ヒック ヒック




加古「ほらほら泣くな!あんな実力者がこぞって認めてんだから!」




リコ「阿武隈サン、ヨシヨシ」

( *´・ω)/(;д; )




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衣笠『大川提督ありがとうございました!次は敷島提督お願いします!』




敷島提督『おう!ズバリ本能と直感タイプだ』




大川提督『これも分かるな』




夕禅の言葉を聞いた飛鳥と修介もうんうんと頷いていた。




敷島提督『言うなれば夕立とおんなじタイプだな、直感で動いて直感で判断する』




滝本提督『まさに龍さんの部下ですね』




佐倉提督『らしいと言えばらしいな』




敷島提督『俺の「訓練」に付いてこれたってのも大きいな、今じゃテコンドーにはまったおかげで感性に磨きが掛かってる。朧とやらせたらいい線に行ってたしな』




衣笠『あれやったんですか?「海軍レンジャー流訓練、通称シキシマブートキャンプ」』




敷島提督『夕さんや修介いないから第3程度じゃないけど、海軍式訓練に付いてこれた数少ない人間だからな、この間の実戦でもよく動けてたし今後も楽しみだ』




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第11鎮守府




足柄「期待されてるわね!悪くないわ!」




清霜「ねぇねぇ第3鎮守府の時って、どんなのだったの?」




朧「最初やった訓練の2倍の量だよ」




蒼龍「そんなの皆やってたの?」ガクブル




綾波「最初は艤装のアシスト有りでしたからなんとか」




不知火「ドレイク隊の皆さんとの合同短期集中訓練でさらにその2倍をやりました」




朝霜「よく死ななかったな…、特にドレイク隊の人達」アキレ




足柄「どんな訓練なのか気になるわね!」




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衣笠『敷島提督ありがとうございました!次は滝本提督!』




滝本提督『OK!自分は黒潮ですね。言うなれば良いバランサーですよ』




佐倉提督『?、バランサーとは?』




敷島提督『あのメンツだからな』




滝本提督『龍さん言った通り、言っちゃえば例を上げると満潮と舞風と由良は俺絡みになると何でか暴走するし、親潮と吹雪は俺がいると焦っての空回りがあるしで結構大変なんです』




大川提督『お前は少しは自分の行動を鑑みろ。その弊害だ』




衣笠『相変わらずなんですね、一級フラグ建築士っぷりは』アワレミ




滝本提督『?』




佐倉提督『いつか刺されるな』




敷島提督『刺す所か砲撃されても死なねぇけどな、コイツ』




滝本提督『ちょっと!酷いっすよ!でもまあその点黒潮はちょうどいい感じでみんなのバランスを取ってくれるんすよね、特に戦闘面でも、突っ込みがちな吹雪や舞風のブレーキになったり、意見あったら扶桑相手でも意見出来るしで助かるよ』




衣笠『ふんふん、総括して言うと?』




滝本提督『周りがしっかり見えて自分の意見も言える娘かな、苦労かけちゃってるけど平常心が保てて場数踏んでる冷静な人間は何時でも頼りになるよ』




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第14鎮守府




飛鷹「だ、そうよ」




黒潮「頼りになるってなんか嬉しいな~♪」///




親潮「黒潮さん羨ましい…」




舞風「……」ムー

由良「……」ムー

満潮「……」ムー




朝雲「満姉少しは自重しなさい!」




ミキ「ムー」プクー




三隈「ミキさん可愛いですわ!」ダキシメ




山城「全く……」ヤレヤレ




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衣笠『ではでは最後に佐倉提督お願いします!』




佐倉提督『ああ、俺は飛龍を上げよう』




大川提督『おそらく空母娘達の中でも最古参にあたる娘だな。実績も経験もある娘だ』




佐倉提督『その通りです。それに加え物腰が柔らかく内面も美しく活発、ミヲの指導も心良く引き受けてくれて助かっている』




敷島提督『それ俺もわかる。センの指導蒼龍にお願いしてるけど蒼龍もそんな感じで心良く引き受けてくれるからすっげえ助かってる』




衣笠『ふむふむ、飛龍さん蒼龍さんは人格者と……』




佐倉提督『その中でも特筆するのは戦術理解度が高いことだ。戦場での自分の役割をしっかりと把握し行動できる。一見簡単に思えることだが彼女の場合は徹底している』




衣笠『自分の中でルールを決めているってことですか?なんだか修介少将や夕禅中将みたいですね』




佐倉提督『肯定だ。おそらく場数を踏んでいることでの経験だな。空母強化艤装へのコンバートの理解もありもう使いこなしていて、訓練にも付いてきてこれている。文句無しの逸材だな』




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第5鎮守府




大潮「おおー!飛龍さん、司令官がべた褒めですよ!」




ミヲ「飛龍サン、イツモアリガトウゴサイマス」フカブカ




飛龍「お礼言うのこっちだよー、蒼龍とも話したけどミヲちゃん達私達が言ったこと絶対守るし、ちゃんと言うこと聞いてくれるし、今まで教えてきた人達の中でもダントツ素直で助かるよ~」ダキシメ




陸奥「その口ぶりだと苦労してたのね…」




五十鈴「最初の頃乗り気じゃなかったものね」




千歳「でも飛龍さんには助かりましたよ、私だとそもそも発艦方法が違うから今まで祥鳳さん達の見よう見まねでやって貰ってましたから」




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衣笠『はい!皆さん部下自慢ありがとうございました!!』




大川提督『1人だけでなく皆上げてもよかったがな』




衣笠『まあまあ、尺の都合もありますので、次の質問の前に!』




滝本提督『前に?』




衣笠『さっき元帥から通知が来ましたので読みますね「お前らの所人数が増えたから支給係を増やす。今日一緒に帰ってくれ」だそうです』




佐倉提督『何っ…!』




大川提督『衣笠、もう人員は決まっているのか?』




衣笠『そのようです!もう隣で待ってもらってます!』




敷島提督『準備いいなっ!?』




滝本提督『誰から呼びます?』




大川提督『私からでいいだろう、順番はさっきの順で次は龍だ』




敷島提督『了解っす、じゃ衣笠呼んじゃって!』




衣笠『はーい!それでは夕禅中将の元に行くのはこの方です!』




衣笠の合図で会議室の扉が開くとその女性は夕禅を確認した。まるで生きて再会を果たした恋人かの様に、目に涙を浮かべて夕禅に抱きついた。




『ユウゼン様!!』




視聴中の第7鎮守府嫁以外の艦娘達「!!?」




大川提督『おっと、ナツキか?久しぶりだな』




滝本提督『おおっナツキちゃんだ!』




佐倉提督『夕禅殿に行くのが彼女なら俺の所に来るのが誰かわかった』




敷島提督『俺も』




ナツキ(港湾夏姫)『アア、ユウゼン様オ会イシタカッタデスワ…』ポロポロ




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第7鎮守府




瑞鳳「ちょ、ちょっと誰あれっ!?」




名取「あれはナツキさんですね。ナツキさんが来るみたいです」




天霧「ナツキさん?どう見ても深海棲艦だよな?」




祥鳳「港湾夏姫のナツキさんです。サイパン島でミズキさん達と一緒に保護した海軍棲艦の方ですよ」




加古「港湾って…姫級だよな?そんなのにも夕禅中将なつかれてんのかよ……」




嵐「いや加古さん、あれは完璧に好意持ってますよloveの方の」




照月「(;´゚д゚`)」絶句




瑞鳳「それは置いといてちょっと待って」ジー




初霜「?どうしました?瑞鳳さん」




瑞鳳が画面の、夕禅に抱きついているナツキこと港湾夏姫のある部分を見ていた。そして




瑞鳳「なに!?あの暴力的なグレネードはっ!?」ガー




野分「本当にぶれませんね……」アキレ




江風「もう慣れたしほっとこうぜ」カタポン




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敷島提督『でもナツキちゃん艤装壊れてたろ?どうすんだ?』




衣笠『こちらにデータがあります。ナツキさんは本来の艤装が大破、修復不可能な為、大鳳さんと瑞鶴さんの艤装を参考にした弓矢での装甲空母の試作艤装を装備、つまりカテゴリーとしては装甲空母艦娘になるみたいですね』




大川提督『成る程な、それでその格好をしていたのか』




ナツキ『ハイ、ソノ、似合イマスカ?服装ハ二航戦ノオ二人ヲ参考二シテセンサンヤミヲサン二アワセテミマシタ』ウワメヅカイ




そう言った港湾夏姫ことナツキは夕禅に自分の服装を披露した。別の個体で確認されているワンピースに帽子姿ではなく、足の元々の脚甲はそのままで白色の着物に銀色をメインに藍色のチェック柄のミニスカート仕立ての袴、頭には帽子に付いていた花を模したリボン付きの髪飾りを付けていた。




大川提督『ああ、似合っているぞ。これから宜しく頼む』ナデナデ




ナツキ『ハイ、ヨロシクオ願イ致シマスワ』ニコッ




衣笠『ナツキさん!これ終わったら夕禅中将に迎え行って貰いますので先に艤装の最終確認をお願いしまーす!』




ナツキ『カシコマリマシタワ衣笠サン、ユウゼン様、皆様失礼致シマス』ペコリ




敷島提督『次は俺だな!』




衣笠『その通りです!ではどうぞ!』




『龍生サン、ヒサシブリ~』フリフリ




次に出てきた球磨姉妹のセーラー服にインナーを着て片目と口の部分が露出している仮面の女性、その女性は親しげに龍生に手を振っていた。




敷島提督『チエだ、久しぶりー』フリフリ




チエ(雷巡チ級)『エエ、改メテ雷巡チ級鹵獲改修型コトチエデス~』





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第11鎮守府




夕立「チエさんが来るっぽい!」




磯波「えっと、雷巡の方ですよね?」




若葉「ああ、チエさんも私達が保護した深海棲艦だ」




浦波「本当に大勢保護してたんですね…」




セン「チエガ来ルノカ」




足柄「どうしたのよ?セン」




セン「イヤ、龍田トウマガアイソウダナト思ッテナ」




初月「少し、分かるな」




龍田「あら?私と馬が合うなんて変わり者よ?」




時雨「ここに変わり者がいないと思うかい?」




龍田「みんな変わり者だったわねぇ」ウフフ




時雨「セン、仲良くしてあげてね」




セン「フフッ、心配シナクテモ大丈夫デスヨ」




酒匂「仲良く出来るかなぁ」ウキウキ




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敷島提督『艤装ってやっぱり木曽の量産型か?』




衣笠『はい、チエさんも例によって元の艤装は修復不可能な為うちの木曾のを元に作った雷巡の試作艤装ですね。変更点はうちの木曾は近接用に軍刀と錨を使ってますがチエさんは龍生少将のとこの若葉さんが使ってるアンチマテリアルライフルと同型の物をチエさん用に調整したライフルを装備、魚雷も長距離射程のものに換装してます』




敷島提督『要はライフルでも魚雷でも狙撃ってことか、まあヨロシクな!』




チエ『エエ、コレカラヨロシク♪ジャ私モ艤装ノメンテシテルワネ~』




衣笠『チエさんありがとうございます!次は飛鳥大佐!この方です!カモン!』




その衣笠の合図で扉が開くと白い長髪をハーフアップにしたモデルのような女性が入ってきた。服装は長良姉妹の由良、鬼怒、阿武隈が着ている改二使用のもので違う部分は片方だけハイソックスを履いている格好をしていた。




滝本提督『……!もしかしてツバキ?』




ツバキ(軽巡ツ級)『オ久シブリデス、飛鳥サン。軽巡ツ級鹵獲改修型ツバキ。本日ヲモッテ第14鎮守府二配属トナリマシタ』




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第14鎮守府




満潮「!」




扶桑「あら、ツバキさんだわ」




吹雪「ツ級って、あの軽巡ツ級ですか!?」




飛鷹「素顔初めて見たけどかなり整ってるわね」




最上「まあ、びっくりするよね、ツ級ってみんなヘルメット被ってるからわからないけどみんな美形らしいよ」




白雪「頭のあれってヘルメットだったんですね……」




山雲「あれも~艤装みたいです~ツバキさんも艤装大破してますから~」




萩風「さっきから聞いてると皆さん艤装が大破や修復不可能とかって何があったんですか?」




扶桑「ツバキさんもチエさんもナツキさんも皆サイパン島でミズキさん達と一緒に保護した話は以前お話しましたね」




舞風「あ、はい聞きました」




扶桑「サイパン島にいた皆はミズキさんを始め穏健派の深海棲艦達はそこで難民達を守って戦っていたのよ」




山城「好戦派の深海棲艦や海軍好戦派、いや当時は三笠派って呼ばれてたわね」




三隈「その両方と戦ってたと言うのですの?」




扶桑「そうよ、皆満足な補給も整備も儘ならないまま戦闘を繰り返していたらしいわ」




山城「ツバキもその1人だったの、そして……」




山城「飛鳥に墜とされた女の子の1人よ」

(ーдー)=3




三隈「!」

舞風「!」

由良「!」

親潮「!」

吹雪「!」

萩風「!」

白雪「!」

黒潮「!」NEW!




飛鷹「また騒がしくなるわね……」(ーдー)




凉月「墜とされ?」




山城「この娘も時間の問題……不幸だわ」




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滝本提督『そういえば服装うちの由良と夕さんとこの阿武隈ちゃんと鬼怒ちゃんと一緒だけど長良型の艤装使うの?』




衣笠『あっ、情報あります。えっと…ツバキさんに一番適合していたのは阿賀野型艤装でしたが戦闘データが余りにも少なかった為次に適合率があった長良型艤装が選ばれました。戦闘データは長良さん、五十鈴さんと名取さんのが大量にあるのでそれを元に由良さん達と同型の艤装で由良さん寄りの対空仕様に調整されてますね』




大川提督『成る程、由良の役割をそのまま出来ると言うことか』




ツバキ『飛鳥サンノトコロニハ軽巡ガ由良サンダケト伺イマシタノデ私ガ行クコトニナリマシタ』




滝本提督『ありがとう、助かるよ』




ツバキ『イエイエ、私モ飛鳥サンノトコロガ希望デシタカラ。デハ私モ艤装ノ確認ガアリマスノデコレニテ』(^^ゞ




衣笠『ツバキさんありがとうございます!最後になりました。修介少将にはこの方です!キャモン!』




『キチャッタ♪』




佐倉提督『まさかとは思ったがお前か、ソラ』




ソラ(防空棲姫)『ソウヨ、予想通リデ嬉シイデショ?』




佐倉提督『ああ、それに服をちゃんと着てるようでなによりだ』




最後に出てきたのは秋月姉妹と同じ制服を着た女性、ソラと呼ばれた防空棲姫が出てきた。




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第5鎮守府




秋月「あれ…防空棲姫ですよね?」ガクブル




春風「はい、防空棲姫のソラさんです」




巻雲「何で平然としてるんですか~!」




霰「ソラさんは知ってる人だから」




海風「もう慣れてるんですね…」




松風「ははっ、もう細かいことは気にしちゃだめさ」ナカバアキラメ




挟霧「でも、もう私も慣れました」




夕雲「そうですね、私もミヲさんで免疫がつきました」




ミヲ「?」マダ飛龍ニダキシメラレチュウ




瑞穂「皆ミヲさん達みたいに優しい方達でしたら戦いなんて起きないんでしょうね……」ウツムキ




夕張「でもソラさんの兵装が私は気になるわね!どんなの積んでるのかしら」




旗風「夕張さんもぶれませんね……」アキレ




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佐倉提督『だがソラの艤装は大破していなかったはずだ、修復出来たのか』




衣笠『それも情報が、ソラさんの艤装は核の部分が無傷だったため修復出来、破損した機関銃の部分は全て対空ガトリング砲に換装、そして護衛艦にも積まれているCIWSとAWSを小型化に成功したプログラムを搭載し、見た目はほとんど深海棲艦の艤装ですが中身は深海製と人間の技術製のハイブリットとなっています』




敷島提督『ほとんどイージス艦じゃねえか!?』




滝本提督『あはは…、別の防空棲姫の個体がかわいく見える』




大川提督『…だが、それらが実用されるようになったと言うことは追々艤装にも積まれるということか?』




衣笠『いいとこに気がつきますね、夕禅中将。その通り!CIWS及びAWSの追加プログラムが完成し皆さんの所にも順次配備が決定してます!』




敷島提督『マジか!?』




衣笠『はい!ただ数がまだ少なく、皆さんのところに配備するのは3つずつだけみたいです』




滝本提督『それでもすごいよねっ!?』




佐倉提督『成る程な、わかった。それではソラまた後でな』




ソラ『モ~、ツレナイワネ、ジャ待ッテルワ』




衣笠『ソラさんありがとうございました!いや~皆さんモテますね!』




大川提督『そう言う程では無いと思うがな』




滝本提督『うん、そこまででも無いと思うよ』




佐倉提督『夕禅殿はともかく飛鳥、お前が言うな』




敷島提督『飛鳥は後で刺されるとして、なあ衣笠ー』




衣笠『何でしょうか?』




敷島提督『そっちって誰が行くんだ?』




衣笠『うちは…あっ』ピラッ




資料を確認にした衣笠が不意に言葉を漏らした。その様子を見て




大川提督『…アメか?』




衣笠『あはは……、アメちゃん(深海雨雲姫)みたいですね』

(;^∀^)




滝本提督『ちょっと!姫級2人って戦力的におかしいよね!?』




佐倉提督『諜報班としてそれでいいのか?衣笠』




衣笠『でもクーちゃんもアメちゃんも艤装壊れてますし、今の兵装も白露型艤装ですよ!』




敷島提督『元にしてるのはうちの夕立(改二耐熱高速カスタム)のだろーが!?』




佐倉提督『五月雨、涼風、時雨、夕立、村雨、春雨…戦闘データは山程あるな。主に接近戦のだが』




大川提督『そこに光学迷彩(ステルス)か』




滝本提督『絶対強いよね?』




衣笠『いやいやいや!皆さんのところもおかしいですよ!?飛鳥大佐!あなたの所の艦娘達の艤装の主砲、皆レールガンに換装してますよねっ!?』




滝本提督『うん!扶桑と山城は特にヤバいよ、41㎝三連装主砲仕様のレールガンだから直撃すれば姫級でも一撃だし、満潮達はレールガン主砲、標準主砲の両方持たせて深海棲艦や量産型艤装に反応する電磁波手榴弾も持たせてるから大丈夫!』




佐倉提督『満潮達で素早く敵陣に潜り込み電磁波手榴弾で足を止め扶桑と山城で一網打尽か』




滝本提督『その逆で扶桑と山城と最上が電磁波弾頭に切り換えて着弾範囲で動きとめて足の早い娘達で仕留めるのもありますよ』




大川提督『動けない敵を確実に仕留める、お手本通りだな。さらにその電磁波兵装、1つ1つ反応する単位を変えてるあたりが徹底してる』




敷島提督『全員に電磁波対策して影響を受けないしな、オマケに1人1人の対空能力の高さときた、CIWSいらないだろ?特にお前』




滝本提督『いりますよ!』




衣笠『まだまだありますよ、修介少将。あなたの所は特殊兵装のペイルライダーやロケットランチャーはまだ分かりますよ。でも使っている弾が全て艤装の防御壁貫通ってどういうことですかっ!?』




佐倉提督『全ては第3鎮守府の整備班と妖精達と俺の合同研究の賜物だ』ドヤッ




敷島提督『まあ、それの技術は修介の発案だしな、それにその後の話し合いで弾とかの製造許可や管理は修介と第3の整備長のみしか扱えない様にしたろ?』




大川提督『全くだな、修介達以外で使用が認められているのはドレイク隊と私達のみだ』




滝本提督『誰が何持ってるんでしたっけ?』




佐倉提督『長くなるからカッコカリしている者だけ言うぞ。春風がペイルライダーと仕込みショットガン、千歳が20㎝主砲を元に改良したバズーカ2丁、陸奥が9連ミサイルランチャー、五十鈴がPDW2丁、霰がブローバック2丁、大潮がスナイパーライフル、ミヲがライトマシンガンだ』




衣笠『物騒すぎますよ!?』




佐倉提督『そんな衣笠に朗報だ。最近ようやくデリンジャーの様な小型銃用の弾が完成した。これでようやく巻雲の兵装も用意が出来る』




滝本提督『ちなみに何を?』




佐倉提督『あの長い袖を生かして両腕に仕込みデリンジャーだが』




衣笠『怖すぎますよ!?』




佐倉提督『何を言っている?春風を喜ばせようとして春風が持ってた傘そっくりに作った傘仕込みショットガンをだな』




敷島提督『あれか?レ級フラッグシップ改の頭を一撃でふっ飛ばしたやつか?』




滝本提督『ああ、春風ちゃんが「ヘッドショットガール」って異名を獲ったあれですか』




大川提督『ショットシェルから設計を考えたって言うあれだな、至近距離で真価を発揮するいい銃だ』




衣笠『ふっ飛ばしたで思い出しましたが龍生小将!今さらですがあなたは普段素手で深海棲艦と戦ってますが端からみれば殴って撃沈してるってイカれてますよね!?』




敷島提督『あれはジークンドーだから問題無い、ちなみに「燃えよドラゴン」を皆に見せたら不知火が一番はまってな、時雨より先にワンインチブローを覚えたぜ』




滝本提督『ワンインチブロー?』




大川提督『寸剄と言われる攻撃だな。ジークンドーの奥義とも言われている』




敷島提督『勿論俺も使えますよ、辺りどころによっては姫級も一撃だが師匠と仰ぐブルース・リーと比べちまうとまだまだだけどな』




衣笠『…ちなみに龍生小将は艦娘にも教えてるんですよね?武術』




敷島提督『おう、本人達の希望と適正取った結果、時雨と不知火とセンと朝霜とはジークンドー、朧と足柄と龍田と初月はテコンドー、若葉と浦波と清霜と酒匂はボクシング、綾波と夕立と蒼龍と磯波は空手を教えてる。ちなみにその空手ってのはマスターズ流通信空手ってので、マスターした綾波と夕立は炎出せるようになったぞ』




佐倉提督『炎を出すなどまんまお前だな』




大川提督『深海棲艦だろうと何だろうと平気で火だるまに出来るからな』




敷島提督『炎って言ってもボヤ程度ですよ、今の所カッコカリ以外では足柄がやっと戦艦棲姫をサシで轟沈させた位ですかね』




佐倉提督『もうそこまで行ったか、俺の所は夕張がレ級エリートに狙撃で轟沈させたくらいだな』




敷島提督『まあでも、一番は時雨だよ。プッツン行くと俺並みに凶暴だぜ?』




大川提督『お前も時雨も殺一警百を地で行っているからな。時雨のはお前の影響だが』




滝本提督『南鳥島でのあれですね、龍さん達が焼夷弾撒いて辺りを火の海にしてその炎の中で時雨ちゃんや朧ちゃん達が龍さんと深海棲艦、好戦派の兵士関係無く暴れまわった時の』




佐倉提督『お前と時雨が神通を沈めた後で好戦派の兵に対して火の海の中で笑顔でもみじおろしをしていた時のか』




衣笠『あれですか……、龍生小将率いる第4部隊が当時参加していた深海棲艦と好戦派合わせた全体の1/3を潰した……』




大川提督『類は友を呼ぶとは言ったものだな。闘犬と呼ばれた男の本妻もそうだったと言うことだ』




衣笠『淡々と言ってますが夕禅中将!あなたの所も大概ですよ!古鷹の刀や祥鳳さんの長刀(ナギナタ)に止まらず加古はハルバード、野分ちゃんにはトンファー、嵐ちゃんにハンドアックスってどんだけ物騒何ですかっ!?』




大川提督『他は阿武隈はナイフ、瑞鳳は槍、天霧は戦槌、江風は大鎌、鬼怒は戦斧、照月は鎖鎌になる予定だ』




佐倉提督『阿武隈にナイフと言うことは、まさか仕込んだのですか?』




大川提督『その通りだ、飲み込みの早さは古鷹並みに早かったから応用を教えたら予想以上に適応した。この間の出撃ではナイフのみで空母棲姫を討ち取ってきた。眉間に突き刺しだめ押しで首を切り裂いて仕留めてきたな』




滝本提督『うわぁ、えげつない』




大川提督『まあ、阿武隈が一番使いこなしているということだけだ。他の皆もナイフを用いる、もしくは素手での近接訓練をさせているから問題無い』




敷島提督『トンファーってただのトンファーなんすか?夕さん』




大川提督『いや打突する端の部位を刃を取り付けている。刃は投擲用ダガーの物だ』




佐倉提督『同じ要領でガントンファーが出来そうだな、作るか』




衣笠『もう突っ込みきれない……おかしいなぁ第3鎮守府に居たときは普通だったのに今改めて聞くとおかしく聞こえる』




大川提督『1番凄いのは第3鎮守府の整備班や妖精達だろう、私達の要望に答えてくれたのだからな』




敷島提督『別に問題無いないだろ?俺と夕さんのとこは弾薬消費率断トツで低いしある意味節約になってるしな』




衣笠『もう!終わりませんので話変えますよ!皆さんに答えてもらう質問はこちら!』ドン




プレート「私は今、想い人がおり彼に想いを伝えても中々届きません。更に私と同じように彼に想いを寄せる女性が何人もいます。どうしたら彼にこの想いを届かせることが出来ますか?教えてください」




衣笠『さあ!ということ「恋するお色気担当」さんからの質問です。皆さんお答えください!』



衣笠が4人の提督達にプレートに記入を促した、しかし……




衣笠『あれっ?どうしましたか皆さん』




敷島提督『なあ衣笠』




滝本提督『プレートに書かなくてもいいかな?多分夕さんも修さんも答え同じだと思うし』




衣笠『?答えが一緒ならいいですよ』

(なんだろ?嫌な予感が……)




大川提督『修介も同じか』




佐倉提督『恐らくこれが今の彼女には一番効果的だと思われます』




敷島提督『じゃ、せーので言いましょうか!』




衣笠『わかりました!それでは皆さん!せーーの!!』




提督共『『『『既成事実!』』』』




衣笠『まてやコラアァァァァァァーーーー!!!!??』




佐倉提督『どうした衣笠?』




衣笠『失礼ですけど、お前らラリってんのか!?恋する乙女の相談に×××しろってどういうことだっ!?』




滝本提督『だってさ~もう埒あかないし、如月ちゃんが寝室に忍びこんでベッドに押し倒してヤれば流石にカインさんもわかるっしょ』




敷島提督『いっそ鈴谷と瑞鶴の前でカイン押し倒してマーキングしちまえよ』




大川提督『衣笠、恋も戦場も同じだ、要はやった者が勝つ』




佐倉提督『流石夕禅殿、上手いことを言う』




衣笠『お前らマジでイカれてんのか!?そんな事したら修羅場になりますよ!?』




大川提督『ここまで拗らせたカインの責任だ。』




佐倉提督『それにお前達もカッコカリした日に艤装の光学迷彩を使って蓮次殿に夜這いしたろうが』




敷島提督『それってあれか?何時もの諜報班の戦法で6人中3人光学迷彩使って回り込んで挟み撃ちのやつか?』




大川提督『皆やることは同じだな。違うのは部屋に忍びこんでるか、部屋に突撃するかのどちらかだ。ちなみに私は部屋で寝る直前に全員で突撃されたが全て返り討ちにしたがな』




衣笠『夕禅中将!それってつまり全員といたしたってことですよねっ!?』




大川提督『据え膳食わぬは男の恥と言うだろう。私が皆を大切にしていても相手がそれ以上を望んでいたならそれは私のエゴでしかない。それにあれほどの覚悟を決めて突撃してきた古鷹達に恥をかかせられるか』




3人『『『激しく同意』』』




敷島提督『それよりどうなんだよ衣笠?』




衣笠『な、何がですか!?』




佐倉提督『お前はどんな顔で蓮次殿とキスするんだ?』




衣笠『普通にセクハラですよっ!』///




滝本提督『とか言ってもこういう事期待してたんじゃないの?』カキカキ

“〆(^∇゜*)♪




衣笠『誰がするかアホンダラァァァーーーーーー!!!!?』




______________________




第3鎮守府の様子




翼提督「はわわ…」///シドロモドロ




武蔵「相棒よ、落ち着け。電のようになっているぞ」




沖久保前元帥「はっはっはっ!!あの若造共もやることはやっとるのぅ!」




ルカ「リコヤミヲガ羨マシイワ」




山風「そうなの?」




タキ「私達ノ常識ダトアノ提督達ミタイナ強クテイイ男ニ抱カレルコトッテ一種ノステータスミタイナモノナノヨ」




沖久保前元帥「どうだ?ミズキ儂らも落ち着いたことだし、なぁ?」




ミズキ「もう、あなたったら」///




カイン提督「それにしても押し倒すってなんですか?鈴谷さん」




鈴谷「鈴谷に振るの!?」




瑞鶴「なら提督さん、私が後で……」




如月「それなら私が」




鈴谷「ちょっ!?鈴谷に振られたんだから鈴谷がやるよ!?二人は引っ込んでてよ!!」




瑞鶴「誰でもいいんだから鈴谷じゃ無くてもいいじゃん!だから私が…」




如月「お二人共いけませんわ、ここは間を取って如月が」




鈴谷瑞鶴「「ここぞとばかりに入ってくんなぁ!!」」




卯月「もう完璧な修羅場ぴょん」ミナイフリ




水無月「皆元気だね~」




能代「3人の目がすごいわね…」




熊野「ほんとですわ」┐(´∀`)┌




カイン提督「一体……なんなのでしょうか?」




熊野「そして提督、本気ですの…?」




疑問を持つカインは鈴谷達の痴話喧嘩が自分を起点としているのには全く気づかず首を傾げていた。とそこに…




白露「提督、提督、白露が教えてあげよっか?」




カイン提督「本当ですか?」




白露「うん!だから後で提督の部屋に…」




如月「何をしれっと話をしてるのかしら?」ニコピキ




鈴谷「抜け駆けしてるのが増えてるし!?」




瑞鶴「なんで白露まで増えてるのよっ!?」




白露「いーじゃん別に!それに白露のほうが出てるとこ出てるから瑞鶴さんよりましだよ!」ブーブー




瑞鶴「誰がまな板だこんガキャァァァーーーーーー!!!」




ギャーギャーギャーギャーギャーギャーギャーギャー




睦月「今日も第3鎮守府は平和にゃしねぇ」ズズッ




能代「そういえば皐月さん達は?」




睦月「嫌な予感がするって言って文月ちゃんと長月ちゃんと菊月ちゃんと三日月ちゃんと天龍さんと長良さんの7人でドレイク隊の訓練に参加してます。弥生ちゃんと望月ちゃんは天津風ちゃん達や非番の海軍棲艦の皆さんとお買い物行ってるのです」




卯月「うーちゃんも弥生達についていけば良かったぴょん……」




ネル「睦月サンハドウシテソンナニ冷静ナンデスカ?」




睦月「こんなことで狼狽えてたら如月ちゃんや皆の姉は出来ないにゃしぃ」ズズッ




______________________




大川提督『所で飛鳥は何を書いているんだ?』




滝本提督『こういう話題じゃないですか、なら誰が激しくなるかの暴露も必要かなーと思って』




敷島提督『おー面白そうだな!』




大川提督『おいおいお前ら、その辺しておけ』




衣笠『良かった……これで』




大川提督『飛鳥の場合はどうせ大半が「兄と妹」プレイだろう、私達のは如月の参考にならん』




衣笠『なにそれ……』




滝本提督『いやぁ、俺こんなかで一番年下だし、それで比較的みんなと年が近くてさ、山城とは同い年だしそれで』




大川提督『だから参考にならんと言っているだろう。特にお前は何人に呼ばれている?』




佐倉提督『ミキもいれたら4人か?』




滝本提督『最上もノリノリだから5人っすよ』




衣笠『なんでそんなことに……?』




滝本提督『満潮が俺のことを「お兄ちゃん」って呼んだ辺りから。それ聞いてた朝雲と山雲も乗っかって、最上も悪のりして、ミキが真似しました。で、うちだと満潮が一番激しいよ、キスの要求凄いし』




衣笠『そんな情報要りません!!』///

(えっ、満潮ちゃんってそんな娘だったっけ?)




敷島提督『飛鳥、もう一声』




滝本提督『んーと、満潮は皆が居るときは結構ツンツンしてるけど俺と2人っきりになったらスッゴいデレデレになりますよ。龍さんとこの夕立ちゃんや夕さんとこの初霜ちゃんみたいに』




衣笠『なにそれみたい』




佐倉提督『満潮の事が多いのは気のせいか?』




大川提督『まあ扶桑と同じ位気にかけているからな』




敷島提督『夕さんのとこだと本当に初霜みたいだなぁ、向こうはデレデレしかねぇけど』




大川提督『夕立も変わらんだろ』




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第14鎮守府





満潮「~~~~~~~~!!!」//////




思わぬところから暴露された満潮は顔を真っ赤にしてその場で悶えていた。




山城「見事に飛び火したわね……」




朝雲「本当のことだから否定が出来ない」///




山雲「でも~司令さんは~私的にも~お兄さんって感じですから~、ね~」///




三隈「満潮さんの印象が変わりましたわ…」




最上「以外と見れるよ、大抵提督と2人っきりになったらもう警戒心0になって隙だらけだからね~」アハハ




満潮「こんな暴露されたらもうお嫁にいけなわよ……」//////




朝雲「満姉も飛鳥兄の嫁でしょうが……」Eユビワ




満潮「あっ、そうだった」ユビワキラリ




由良舞風「「勝ったと思うなよ……」」ナミダメ




満潮「もう勝負ついてるから」ドヤッ




黒潮「ホンマ仲ええなぁ」





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そんな中、龍生がおもむろに立ち、衣笠の所に近寄って来た。




敷島提督『なあ、他にどんな質問あんだよ?』ヒョイ




衣笠『あっ!!それは……』




敷島提督『おいおい、こんな質問あんのかよ』ダン!




龍生が適当に取ったプレート見て少し呆れながらそのプレートを皆に見える様に出した。その内容が……




プレート「ズバリ!深海棲艦の女の子達の抱き心地はっ!?」




提督共『『『『『うわぁ……』』』』




佐倉提督『流石にこれは引くぞ』




滝本提督『そもそも誰?こんな質問考えたの?』




衣笠『いやぁ、あはは』(;゚∇゚)

(言えない……第3鎮守府のドレイク隊に聞いた中で一番多い質問なんて)




大川提督『ふむ、しかしハグやボディランゲージとしてなら一応は答えられるな。』




滝本提督『まあ、そうっすね』




大川提督『答えは、「ヒンヤリして気持ちいい」だな』




残りの3人『『『ですね』』』




佐倉提督『深海棲艦達は人間より体温が低いからな』




敷島提督『逆に向こうは人間の体温が心地いいみたいだよな』




滝本提督『そうみたいですよ、ミキも誉めて欲しい時とかハグしてって良く言ってますし』




大川提督『リコもそうだな。リコはいつもおはようのハグをして欲しいと言っていて、私はいつもしているぞ』





滝本提督『夕さんとリコちゃんだとまさに親子みたいですね』




敷島提督『飛鳥とミキなら兄妹だよな』




佐倉提督『リコもミキも人間換算だと大体高校生位だからな、古鷹や最上の少し下位だな』




衣笠『あの~、皆さんもうちょっと突っ込んだ内容を……』




滝本提督『ならさぁ』ニヤリ




大川提督『お前から蓮次や周りとの事情を話せ』




佐倉提督『我々だけでは不公平だ』




衣笠『へっ!?いやー……』




その時衣笠が装備していたインカムから




中村提督『喋るな』




蓮次から無慈悲な一言で終わった




敷島提督『蓮さんが言うなら、無しな』




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第7鎮守府




瑞鳳「リコちゃんそんなこと提督にお願いしてたのっ!?」




リコ「ハ、ハイ……ダッテ」




鬼怒「だって?」




リコ「提督サンノ体温ガ心地ヨクテ……」///




加古「まあ、体温低いならそうなるか」




リコ「ハイ!一番ハ提督サンニハダカデ直ニ抱イ貰ッタ時ガ……アッ」//////




天霧「oh……」///




五月雨「あ、あはは…」///




嵐「( ゜Д゜)」///




阿武隈「まさかリコちゃんの口からそんな事を聞くなんて」///




名取祥鳳初霜「「「でも気持ちはわかるよ(わ)」」」キリッ




加古「お前らは出てくんな……」///




野分「御3方そんないい顔で言わないでください」///




______________________





衣笠『チキショー!こんなはずじゃなかったのにどうしてこうなった!どうしてこうなった!!』




大川提督『人生など、どうしてこうなっただらけだぞ衣笠』




敷島提督『夕さん!夕さんが言うと説得力しかないから!衣笠もう終わりでいいだろ!』




佐倉提督『そうしよう、衣笠締めろ』




衣笠『段取りもあったもんじゃない~!わかりましたよ!今日の特別版「GASAreport!」今日のゲストは共存派のこの4人の提督達でした!』




大川提督『貴重な時間、ありがとうございました』




滝本提督『それでは皆さんさよ~なら~』フリフリ




衣笠『これなら提督がやったほうが良かったわね……』




中村提督(インカム)『そうなるととんでもないこと(下世話)になるから却下』




_______________________




1700 大本営ドッグ




衣笠や龍生達とのトーク番組?が終わり、夕禅はナツキを迎えに行き2人でドッグまでやってきており、互いに艤装を装着していた。




大川提督「艤装は大丈夫そうだな、ナツキ」




ナツキ「ハイ、私ハ本来陸上艤装デシタカラ慣レルマデ大変デシタワ」ウフフ




大川提督「…無理をする必要はなかったはずだ」




ナツキ「エッ?」




大川提督「なんでこんな前線への配属を希望したんだ?艤装を持たせられれば最悪戦うことになるんだぞ」




夕禅の疑問は最もだった。古鷹達やリコは希望でという名目だが実の所は共に配属、阿武隈は元帥の判断での配属、加古はその時の阿武隈に一番足りないものを持っていた人間として声が掛かり、瑞鳳や野分達は自らの異動希望と明確な理由がある。

だからこそ一度艤装を失ったナツキが希望は有れど自分の元へ配属を希望したのかが夕禅には分からなかった。




ナツキ「ユウゼン様ノ仰ル事ハ分カリマスワ。デスカラオ答エ致シマス」




ナツキはそう言うと装着したばかりの艤装で航行を始め、少し出たところで夕禅に向き直った。夕日に照らされ、艶のある白髪がキラキラと輝いて見えた。




ナツキ「全テハユウゼン様ノオ側ニイタイ一心デゴザイマス」




夕禅はそれ以上追及はしなかった。ナツキのその言葉とその表情にナツキなりの決意を感じたからだ。夕禅はそれに対して優しく微笑み




夕禅「それなら私からは何も言わんよ、改めてよろしく頼む」




ナツキ「ハイ、ヨロシクオ願イ致シマス。ユウゼン様」ニコッ




ナツキは夕禅からの返事を返した、その笑顔は満面の笑みと言っても差し支えないもので心からのものだった。ちなみにその様子の一部始終は本人達には気付かずに中継されており大本営の食堂では…




兵士「リア充爆発しろ……」


女性職員「ちょっと誰よ!私のブラックコーヒーをマックスコーヒーにしたのは!!」


女性事務員「あれ?私チャイなんて飲んでたっけ?凄い甘い…」


衛生兵「糖分過多で何人か倒れたぞ!!」


ハク「アア、ナツキサンガ羨マシイデス…ユウゼン提督トオチカヅキニナレルナンテ」


リコリス「ワカルワ、私達ノナカデモ一番抱イテ欲シイ人間ダモノ。ナツキダケナラマダシモ実際抱カルテルリコニハ嫉妬シテシマウワ」


鹿島「羨ましいなぁ……」




様々な反応が飛んでいたことは言うまでもない。




______________________




翌日の第7鎮守府、リコとナツキが朝食の準備を和気あいあいとしていた。勿論夕禅のピアノ演奏付きで。




ナツキ「リコサンナンテ羨マシイ!今マデユウゼン様ノピアノヲコンナ特等席デ聴イテイタナンテ」ウフフ




リコ「ソンナコトナイデスヨ、ムシロ提督サンニ気ヲ使ワセテシマッテマスカラ」




大川提督「リコ、私は言っただろう?気にするな、私は気にしないと。だから気にしなくていい」




リコ「デスガ……」




大川提督「だがそうやって気を使うことが出来るのは大変に良いことだ、ありがとうリコ」




リコ「ア、アリガトウゴザイマス……エヘヘ」///




ナツキ「羨マシイデスワ。リコサンモ古鷹様方ト同ジ程ノ寵愛ヲウケラレテイルナンテ、私モ阿武隈サント努力シナケレバ」




リコ「ナツキサン、阿武隈サント仲良クナラレタンデスネ」




ナツキ「勿論デスワ!私ト阿武隈サンハ同ジユウゼン様ヲオ慕イスル同志ナノデスカラ」




大川提督「同志……すまないリコ、昨日瑞鳳が簀巻きにされていたのは関係あるな?」




リコ「ハイ、ナツキサンガ阿武隈サントソノ話ヲサレタ時ニ瑞鳳サンガ『阿武隈ちゃん酷い!私とは嫌なのにナツキさんとは同志ってどういうことなの!?』ト瑞鳳サンガ言ッテ次ニ言ッタ言葉ガ『そんなにおっぱいが大きいのが良いの!?確かに私と阿武隈ちゃんと野分ちゃんと天霧ちゃんのを足してもナツキさんには敵わないからっていくらなんでも露骨だよ!?』ッテ言ッタラ阿武隈サント野分サント天霧サンニ工廠裏ニ引キズラレテイキマシタ」




大川提督「……口は災いの元とはよく言ったものだな。言葉は時に心を抉るナイフでもある、リコも気を付ける様に」




リコ「ハイ!」




また新しい仲間が加わり第7鎮守府の1日が始まる。




後書き

読んで頂いてありがとうございます!
登場人物が増えると話が膨らみますね、まるで筋肉みたいです。
次のお話はまだ未定ですが第7鎮守府以外のお話になると思います。


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2019-12-02 18:34:28

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