2019-04-24 22:33:36 更新

概要

大本営に怒られても仕事をしない提督は今日も艦娘とイチャつくために鎮守府を駆ける


【ヒトフタマルマル】


――執務室――



瑞鶴「で、提督さんは何処へ行ったの?」


大淀「逃げました」


瑞鶴「はぁ……。帰ってきてそうそうこれ?」


大淀「ええ。朝一で遠征とサーモン海域への出撃を済ませて、演習中に食堂へ行くと言って姿を消しました」


瑞鶴「いつもよりは仕事したみたいだけど……」


大淀「はい。デイリー任務や書類は手付かずです」


瑞鶴「提督ぅ……」


大淀「それに、特殊海域の攻略もまだ残ってます」


瑞鶴「なんで私が秘書官の日に……」


大淀「ローテーションの運が悪かったとしか……」


瑞鶴「瑞鶴には幸運の女神がついていてくれるんだから!」


大淀「なら女神の力を借りて提督を見つけるしかありませんね」


瑞鶴「よーし! 必ず見つけて爆撃してやるんだから!」


大淀「一応生かして連れて来てくださいね」



――駆逐艦寮・陽炎型の部屋――




秋雲「って、さっき瑞鶴さんたちが話してたよ」


提督「え、なにそれ。半殺しにしてでも連れてこうってわけ?」ピコピコ


秋雲「まぁ慈悲はないんじゃない」カキカキ


提督「おっふ」


秋雲「仕事さぼってゲームしてるなんてバレたら、爆撃じゃ済まないかもよ?」


提督「間違いなく沈められるな」


秋雲「そう思うんなら戻ればいいのに……」


提督「いや、なんとしてもシーズン報酬は手に入れたい」ハハ、ダマサレタナ


秋雲「提督も好きだねぇ」


提督「秋雲が描かないと生きていけないように、僕もゲームしないと生きてけないのさ」ドスケベマシーンリチャージ


秋雲「でもこのままだと、永遠にゲームできないことになるかもよ」


ブーン


提督「流石五航戦……。優秀だな」


秋雲「ふっふーん、そう褒めるなって」


提督「いやお前じゃなくてあの偵察機」


秋雲「あー。瑞鶴さんの」


提督「秋雲、少し時間を稼いでくれないか?」


秋雲「えー、なんでさ」


提督「原稿描いてるこの部屋爆撃されたいのか?」


秋雲「全身全霊をもって時間を稼ぎます!」


提督「よっしゃチャンピオン! ゲームは終わった! こっからは逃亡のお時間だ!」


バンッ!


瑞鶴「提督! いるのはわかってるんだからね!」


秋雲「あ、瑞鶴さんいいところに。絵のモデルになってくれない?」


瑞鶴「秋雲、提督さんいるんでしょ?」


秋雲「サ、サーテ、ナンノコトヤラ」


パリーン


瑞鶴「!?」


瑞鶴「秋雲! お邪魔するわよ!」


秋雲「ああっ、ちょっと!」


瑞鶴「見つけた! 全機爆装、準備出来次第発艦! 目標、中庭の提督、やっちゃって!」


ドガーン!


提督「あっぶね! 瑞鶴てめぇマジでやりやがったな!」


瑞鶴「外した! 提督さん、大人しく執務室までついてきてもらうからね!」スチャ


提督「ここでやられるわけにはいかない!」


提督「縮地!」


スタタタタタ


瑞鶴「あ、逃げるな!!」


スタタタタタ


秋雲「……」


秋雲「これはネタにできるな……」



――明石の工廠――



明石「明石の工廠へようこそ! ティッシュペーパーから核弾頭まで、なんでもありますよ」


提督「コーナーで差をつけられる俊足を頼む」


明石「おや、今日も逃走中ですか?」


提督「ああ。今日のハンターは瑞鶴だ。あいつ躊躇なく爆撃してくるからな」


明石「それはまた強敵ですね」


提督「おかげでこの前買ったシューズがオジャンだ」


明石「提督がサボらなければ良かったんじゃ……」


提督「とりあえず急ぎで頼む」


明石「はいはい……。こちらをどうぞ」


提督「サーンキュ」


明石「うわ、きも」


提督「素で言うのやめてくんない?」


明石「鈴谷さんの真似です」


瑞鶴「見つけたわ!」


提督「チッ。思ったより早かったな」


瑞鶴「提督さん! 覚悟!」


提督「縮地!!」


ていとくはにげだした。


瑞鶴「させない!」


しかし、まわりこまれてしまった。


提督「やるな!」


瑞鶴「逃がさないんだから!」


提督「明石!」


明石「お任せください!」


明石「ていとく! こうそくいどうだ!」


提督「おう!」


ぴゅーん


瑞鶴「なにそれ!? 逃げるな!」


ぴゅーん


明石「頑張ってくださいね~」


明石「……提督って、いったい……?」



――空母寮――



瑞鶴「あーもう! どこに逃げたのよ!」


瑞鶴(せっかく今日は私が秘書官なのに!)


瑞鶴(一日一緒のチャンスなのに!)


ガタッ


瑞鶴「そこね!」ガチャ


シーン


瑞鶴「おかしいわね……。この部屋から音が聞こえたんだけど」スタスタ


スゥー


ダキッ


瑞鶴「きゃっ!」


提督「つーかまーえた」


瑞鶴「ちょっ、提督!? 何してんの!?」


提督「後ろからこう近づけば下手に爆撃できまい?」


瑞鶴「だからって、こんなっ」///


提督「それに、提督を爆撃しようとする悪い子にはお仕置きしないとなぁ?」


クルッ


瑞鶴「えっ? えっ? 提督さん、どうしたの、そんな真顔で? えっ? あっ、近い、近いですよ! 顔がっ!? あっ……あぁっ……あぁ……」


提督「瑞鶴」


瑞鶴「ひゃい!」


提督「今日は随分と執拗に追いかけて来たじゃないか。どうしてだい?」


瑞鶴「ええっと……それは……」


提督「久しぶりの秘書官だから、ずっと一緒にいたかった?」


瑞鶴「うう~~」///


提督「なら、このまま――」


ガチャ


加賀「ここでなにをしているの?」ゴゴゴゴゴゴ


瑞鶴「え……?」


提督「あっ」(察し


ズドーン!



――執務室――



加賀「それで、部屋で待ち伏せして彼女を襲ったわけね?」


提督「いやほら、あのままドンパチしてたら割とマジで爆撃喰らってたからさ」プスプス


加賀「本音は?」


提督「照れ隠しで必死に追いかけてくる瑞鶴が可愛くて思いっきり抱きしめたくなった」


瑞鶴「」/////////////


加賀「頭に来ました」


提督「ごめん」


加賀「私も抱きしめてください」


瑞鶴「ええっ!?」


提督「いいよ」ダキッ


加賀「んっ」///


瑞鶴「えええええ!?」


提督「なんだ瑞鶴。僕がみんなに抱き着くなんて日常茶飯事じゃないか」


加賀「流石に気分が高揚します」


瑞鶴「いや、でも、こんな人前で大胆にしてるのは……」


加賀「あら。最近は見境がないのよこの人。五航戦はそんなことも知らないのかしら」


瑞鶴「知らないよ!? あと五航戦関係ないですよね!?」


提督「こらこら二人とも喧嘩しない。瑞鶴も抱きしめてあげるから」ギュウゥゥゥ


瑞鶴「へぇ!? あの……提督さん……!!」///


加賀「」イラッ


提督「おやおや~? 瑞鶴に嫉妬ですか加賀さん」ニヤニヤ


加賀「大概にしてほしいものね」スチャ


提督「縮地!!」


加賀「逃がしません」


ズドーン


ズドーン


ドバババ


瑞鶴「……」


瑞鶴(提督さんに……ぎゅうってされた……)


瑞鶴(力強く……包まれて……)


瑞鶴「えへへへ」


瑞鶴「……って! 提督さん全然仕事してないじゃないですか! 仕事してくださーい!」


後書き

登場キャラを増やすとタグ付けがめんどいと思った。次からはキャラを絞ろう。
艦娘かわいい。


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蛮吉さんから
2019-09-17 17:24:37

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