2019-05-06 00:02:38 更新

【ヒトフタマルマル】


――執務室――



大和「カラオケっていいものですね。すっきりしました」


提督「初めてとは思えないほど綺麗な歌だったよ」


大和「お褒め頂き光栄です。また行きたいですね」ニコ


提督「気に入ってくれたならよかった。大きな声で気持ちをぶつける爽快感はいいもんだ」


大和「お昼はどうしますか? 必要でしたら大和がお作りしますが」


提督「いや、僕が作るよ」


大和「そんな! せっかくの休みなんですし、提督はゆっくりしていてください!」


提督「気遣いありがとう。でもいいんだ。今日は僕が大和に何か作ってあげたいんだ」


大和「提督が大和のために……」///


提督「いつも秘書艦の時朝食やお昼を用意してくれるでしょ? たまには僕もお返ししないと」


大和「そういう事でしたら、是非とも提督のお料理食べてみたいです!」


提督「期待に添える程のものはできないけど頑張るよ」


提督「えーっと、野菜とベーコンは……。あれどこやったっけ……」


ーーーーーー


ーーーー


ーー


提督「はいお待ちどうさま。提督印のオムライスねー」


大和「わぁ〜! いい香りですね。とても美味しそうです」


提督「数少ない得意料理だからね。お口に合えばいいけど」


大和「ありがたくいただきます」


提督「どうぞ召し上がれ」ニコ


はむ


モグモグ


大和「美味しい! たまごの甘さとチキンライスの濃さがいい感じです! なんだか懐かしい味がします」


提督「それは良かったよ。懐かし感じがするのは鳳翔さんや間宮さんに教えてもらったからだと思うよ」


大和「ああ! この味付けは鳳翔さん達の。どおりで」


提督「鳳翔さんとはよく話すのかい?」


大和「はい。よくお料理などの家事のお話を。鳳翔さん、とても博識なんですよ」


提督「さすが艦隊のおかん。人望はハンパないな」


大和「提督の人望も負けてませんよ?」


提督「そいつは重畳。いつもみんなに嫌われてるんじゃないかとヒヤヒヤしてたんだ」


大和「ふふ。ご冗談を。そんな事全く思ってないじゃないですか」


提督「あ、バレた?」


大和「バレバレです」


HAHAHAHAHAHAHAHAHA


提督「さて、午後は何して遊ぼうか」


大和「提督のお好きなように。大和はなんでもお付き合いします」


提督「そう? 別に大和がやりたいことでもいいんだよ?」


大和「いえ。提督がご自由にお決めください」


提督「そうだなぁ……。あ! いい事思いついた!」ニヤリ


大和「?」


提督「大和。ちょっとやってほしいゲームがあるんだ」



ーーーーーー


ーーーー


ーー


バァン!


大和「え、ちょっ」


ズシャズシャズシャ!


大和「あ、あ、あー」


グサッ


大和「あぁ……」


ドゥーン


YOU DIED


提督「くくく……」プルプルプル


大和「提督!! このゲームいくらなんでも難しすぎます!!」


提督「いや、ほんともう、期待通りのとこで死んでくれて嬉しいよ」プププ


大和「もう! 笑わないでください!!」


大和「だいたいこんなの初めてで引っかからない人いるんですか!!」


提督「死にゲーって言われてるからしゃーない。初雪やもっちーにやらせたことあるんだけどあいつらは罠とか不意打ち躱してたよ」


大和「そ、そうなんですか……」シュン


提督「かわりに崖から足滑らせたりわけわかんないところで事故って死ぬけど」


提督「大和は定番の罠にしっかり引っかかってくれるから知ってるこっちとしては最高に面白いよ」


大和「提督意地悪です……知ってるなら教えてくれてもいいじゃないですか」


提督「大和は正直に進みすぎなんだよ。もっと裏を読んで動かなきゃ」


提督「まぁ、真面目な大和なら正直に進んで大抵の罠に引っかかると思ってやらせたんだけど」


大和「あんまりじゃありませんか!?」


提督「提督として個人の性格を理解した上での采配だよ。僕が大和のことをしっかり理解してる証拠」


大和「なんでしょうか……とても複雑です……」


フォォォン


大和「あれ? 提督。今何か変な音が」


提督「なに!? ……骨片が使えなくなってる。侵入か」


提督「初心者か! 初心者狩りか! どちらでもいいさっそくお相手しよう」


提督「大和貸してくれ!」


大和「あ、はい……どうぞ」


大和(提督嬉しそう……)


提督「ほう……その装備……貴公、初心者狩りだな?」


ペコリ


ペコリ


提督「礼は通すか。ただの外道ではないようだ。よかろう。ならばこちらも本気でお相手しよう」ゴゴゴゴゴ


大和(あぁ……提督から何か変なオーラが……完全にスイッチが入ってる……)


ーーーーーー


ーーーー


ーー


提督「いやー楽しかったぁーー」ウットリ


大和「提督、こちらのラムネをどうぞ」


提督「ありがとー」ゴクゴクゴク


提督「うん。最高にうまい」


大和「それにしても、4戦目あたりから赤い人と青い人が増えてなんだか凄いことになってましたね……」


提督「今日は豊作だねー。普段はこんなにいないんだけど。今日は運がいい」


大和「こんなに敵が襲ってくるのに攻略なんてできるんでしょうか……」


提督「うーん……初めのうちは難しいね。特定のアイテムを使わないかオフラインにすれば邪魔なくできるけど」


提督「とりあえずオフラインにしとこう」


大和「あ、まだやるんですね……」


提督「あ、もう飽きた?」


大和「心が折れました……」


提督「大和が青ニートに……」


大和「あおにーと?」


提督「いや、なんでもない。今度はふつうに楽しめるゲームしようか」


大和「初めからそうしていただければ……」


提督「じゃあこのハゲ暗殺者のゲームを」


大和「それは楽しいんですか!?」



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