2019-06-02 21:39:00 更新

概要

いじめっ娘とのお話。
駄文、妄想なのでご注意を。
あ、ちなみにいじめっ娘が陸上部なのは特に拘りがあるわけではないのですが…陸上部ってなんか良くないですか? いろいろな薄い本で陸上部はry…。
そして陸上部である意味は本作ではほとんど意味ないです。ちなみに作中の女は髪がショート。やっぱこれは譲れなry…。


前書き

自己満足、妄想のはけ口です。下らない落書きを見る感じでお願いします。


〈登校中〉


いじめっ娘(以下:女)「あー、暑いな~。てか今日も学校とか~だるいんですけど~」


モブ1「そうだよね~」 


モブ2「ホントホント~」


女「あ、そういや今日の英語の課題、なんもやってないわw」


モブ1「マジ~?」


モブ2「ヤッバw」


女「ま、いいやw 今日もあの根暗にやってもらうしww てかそれだからやってこなかったのもあるんだけどww」


モブ1「うわあ、女ワルッw」


モブ2「性悪ですわw」


女「だってあいつ何も言わないんだもんw いつも隅っこで本読んでるしw」


モブ1「ま、あいつが悪いよね~」


モブ2「そうそう! 何も反論しないのが悪いw それに女みたいに可愛い奴にこき使われて、心の中では喜んでそうw」


モブ1「うわぁw 真正のマゾじゃんw」


女「ちょww キモイこと言わないでw 寒気するw」


モブ1「ま、でも女は美少女だし、それに陸上部のエースじゃん? あり得んじゃねw」


モブ2「まじ女のこと好きなやつ沢山いるよ~? これで背が低くなければ完璧なのにねw」


女「おいッww 最後の悪口は余計ーww」


「アハハハハハハハハハハハハハハ!!!」


女「つーか、もう1限始まるじゃん! 急ごうぜww」


〈クラスにて〉


女「男くんw ほら、いつもみたいにこれやっといて?」


男「…これは」


女「英語の課題だよ! か・だ・い! 昨日部活で疲れてさ~、寝ちゃったんだよねw」


男「…そう」


女「てわけだから…やっといてねw よろ~」


男「…」


女「あー……。何その目は?」


女「文句あるの?」


男「…いや、ただ」


女「いやいや口答えしないでよね? クラスでも浮いてる男くんに話しかけてやってるんだよ? この私が!!!」


女「あー、それとも何かな? 男くんはそれくらいの恩返しも出来ないのかな? もう高校生なのにww」


男「……」


女「ほーら男くんお得意の必殺技、ダンマリww じゃ、よろしくね~」


〈それからしばらくして帰りのホームルーム〉


先生「……それでは帰りのホームルームはこれで終わりです」


先生「あ、それと明日の午前中は学校近隣の清掃活動を行います」


先生「以前決めたグループ、覚えていますよね? 明日はそのグループで清掃をしてもらいます」


先生「普段からお世話になっている近隣の方々の為にも……うんたらかんたら」


女 (あー、かったるいわ~)


女 (最近暑いのに~なんでわざわざ外で掃除なんかしないといけないの~?)


女 (しかも朝早くからお昼までとか…)


女 (めんど…)


〈夜、女の自宅にて〉


女「明日早すぎ~。まじめんどくさい」


女「あ、モブ1からメッセージが…」


モブ1『明日の掃除だるくね?』


女「やっぱ考えることは一緒だよねw」


女「ま、モブ1とモブ2がいるし、午前の授業がなくなったと思えばいいか…」


女「てか…」


女「明日の掃除、グループでやるんだったらあの根暗もいるんじゃん…」


女「うわあw マジ? ウケんだけどww」


女「じゃあ、あの根暗に掃除やらせて…私たちはサボってもいいんじゃね?」


女「www」


女「モブ1とモブ2にも教えてあげようっとw 明日は掃除しなくて済むから、夜遅くまで駄弁ろうぜってww」


女「あの根暗、誰もグループに誘わなかったしw 私が誘ってやったんだから、これくらいの見返りあって当然だよねww」


女「アハハハハハハハハハハハハハハ!」


ジジイ「夜遅くに一人で大声出して笑っとるんじゃない! とっとと寝ろ!!」


〈翌朝〉


女「あー、まじ眠い…」


女「ギリギリまで寝てたから朝食食うの忘れた…」


女「まぁ、掃除はあの根暗がやってくれるし…どっかでご飯食べて、寝てよ~」


女 (…って思ってたのに)


女 (時々見回りに来るってなんだよ! これじゃあサボってたらバレちゃうじゃん!)


女 (しかもモブ1とモブ2は寝不足で体調不良とか…)


女 (えw? マジw? あの根暗と一緒にこの広大な河原を掃除しないとなのw?)


女 (どんな冗談よw)


男「…」


女「…」


男「…」


女「チッ」


女 (あーもう! こんな根暗と一緒にいるくらいなら、早く掃除終わらせよ…)


男「…あ」


女「…は?」


女 (今なんか喋った?)


男「大丈夫?」


女「はあ?」


男「顔色が悪いよ」


女「…」


女「…ウザ」


女 (もうテキトウに掃除してよ)


男「…」


〈しばらくして…〉


女「あ~、暑い」


女「暑すぎんだよ…」


女「広すぎて終わる気配がしない…」


女 (てか…なんかクラクラする)


女 (やば…貧血?)


女 (暑い…)


女 (気持ちが悪い…)


女 (う…あれ? 力が…)


女 (あ…)


ガシッ


男「大丈夫か?」


女「…ぁ」


男「熱い。体がすごく熱いじゃないか!」


女「う、うるさい…。触るな…」


男「言ってる場合か!? 熱中症じゃないのか!?」


女「……」



そのまま私は男に抱っこされるような形で木陰の方へと連れて行かれた。いや運ばれたと言った方がいいかもしれない。そして仰向けに寝かせられ、着衣はあの根暗の手によって緩められた。熱さで震える私の体に、どこから汲んできたのか…水が浴びせられる、何度も何度も。さらにあの根暗は自分のハンカチを水で濡らすと、私の首筋にそれを巻く。そしてあおぎ始めた。


すごく…。



すごく…心地が良かった。


後書き

いじめっ娘が制裁を喰らったり、いじめっ娘になら何でもしていいっていうのもそれはそれでいいんですけど…。やっぱり正統な感じでデレッとなる方が私は好きですね。力とか暴力でやり返すと何となく胸糞さが残っちゃうんで(笑)。
…とは言えこれだけは言える、イジメ、ダメ、ゼッタイ


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1: SS好きの名無しさん 2019-06-03 09:53:30 ID: S:0qOxQ5

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