2019-08-17 23:23:18 更新

前書き

お久しぶりです。多分呉鎮守府の艦隊日常も近い内にあげるから気長に待っててね!


吹雪「え~・・・」


気づいたら私の目の前にあった透明な・・・ルービックキューブだろうか?


吹雪「・・・」ツンツン


ルービックキューブ?「・・・」


吹雪「・・・大丈夫そう?」


とりあえず持ってみよう・・・


吹雪「!」


不思議と手に馴染む。使い方も何となく分かる。


吹雪「・・・」スッ


試しに目の前のぬいぐるみにキューブを向けるとぬいぐるみが消えキューブに収まりこんだ。


吹雪「・・・回せる・・・」


回すとどんどんぬいぐるみがバラバラになる。切られてるわけでもないのに。簡単にクルクルと回る。


吹雪「・・・」


そして引っ張り出すと


ぬいぐるみ「」ボロッ


キューブで回した状態のまま出てきた。


吹雪「・・・これが・・・能力?」


        ~カフェ~


???「君が私を呼ぶなんて珍しいね~。」


???「カーナ殿。わざわざ来てくださり感謝します。」


カーナ「良いの良いの。で?何があるの?秋山」


秋山「東嶋吾朗と言う人間です。」


カーナ「誰それ?あいにく私はこっちの流行りには疎くてね。」


秋山「知らなくても仕方ないかと。経歴としては1995年生まれ、東嶋志都美と東嶋克朗の間に生まれました。ですが母、東嶋志都美がパチンコ中毒で借金を背負い蒸発。父の克朗は病死しました。結果一人息子の吾朗が多額の借金を背負い蛸部屋にぶちこまれました。」


カーナ「・・・ふーん。可哀想な子ね。」


秋山「そんな興味無さそうな顔しないでください。」


カーナ「つまんないんだもん。」


秋山「・・・まぁ続けますがその時に東嶋吾朗が書いた日記が能力と化したものです。」


カーナ「・・・能力内容は?」


秋山「日記に書いたことが全て現実に起こる。」


カーナ「・・・」


秋山「細かく書かないとほとんど意味をなしませんが細かく書けば覆すことは不可能です。」


カーナ「へぇー・・・・」


秋山「かなり面倒でしてね。その能力を悪用されると。」


カーナ「それで私を呼んだと。その程度なら貴方一人でどうにか出来るんじゃないの?」


秋山「はい。一人なら。ですがね」


カーナ「他に誰かいるの?」


秋山「はい。それが・・・」


     ~とある町の裏路地~


協会狩「」ダッ


何なんだよあいつは!対能力者用銃弾も気かねぇ!手練れの相方もあっさり殺しやがって!クソッ!クソッ!こんなんじゃ逃げ切れても割りにあわねぇ!


???「~♪」


協会狩「!!!」


???「言ったでしょう。兄ちゃん。俺の移動する時空異常に入った時点で死ぬのは確定って。」スタスタ


協会狩「来るな!」ガチャ!


バァン!バァン!


乾いた銃声が二発なり目の前の男を撃ち抜く・・・はずだった


ビシュッ!ビシュッ!


協会狩「ぐぁぁぁ!」


何と弾丸は跳ね返り協会狩りの方に突き刺さった。


???「最初から俺なんかに関わらなきゃもっと長生きできたろうにな。」スタスタ


協会狩「やめろ!来るな!」


???「・・・どうします?」


男は目の前で立ち止まり何者かに声をかけた。


??『殺しなさい。檜葉。」


檜葉?「承知しました。」シャッ


ァァァァァァ!


      ~協会狩り本部~


協会狩連盟長「先日またしても協会狩が殺害された。肩には二発の対能力者用弾。銃には連盟員の指紋しか見つからず能力跡もないことから何らかの能力で弾丸をねじ曲げられたのだろう。そして致命傷は腹部への刺傷。おそらくこの一撃で即死したと思われる。」


???「それで?」


協会狩連盟長「協会狩連盟副長。君にこの能力者の特定をしてもらいたい。相方と一緒にな。」


??「・・・」コウハクマクー


副連盟長「・・・誰?そいつ」


連盟長「お前の相方。名はバクだ」


副連盟長「こんなんどう使えってんだ。」


連盟長「知らん。」


副連盟長「キレそう。どうせ足手まといやろ・・・」


バク「二人して自分の前でボロカスに言わないでください。悲しくなるんで。」


副連盟長「・・・まぁ良い。面倒だ。こんな下らない事件パッパと終わらしてステーキハ〇スでも行こ」


バク「・・・以外と先輩・・・貧乏性?」


副連盟長「うるせぇ。貧乏人の味方やぞ。」


連盟長「うるせぇパッパと行けや。」


二人「うぃっす。」


        ~執務室~


提督「・・・で能力がそれか・・・」


吹雪「はい。」


提督「う~む・・・そっか。下がって良いぞ」


吹雪「はい!」


パタン


提督「・・・」


       ~某鎮守府~


指揮官「あ~だりっ。執務やる気しねぇ・・・」


ウェールズ「それいつもでしょ・・・」


指揮官「いつもより暑いから余計やる気しない。」


ウェールズ「えぇ・・・」


ガチャ


指揮官「あ?」


副連盟長「協会のものだが。」


バク「ども。」


指揮官「・・・協会・・・あぁ。あいつらか」


ウェールズ「知ってるの?」


指揮官「元帥がカルト教団って言ってた。」


副連盟長「いやそんなんじゃないから。」


指揮官「まぁ良いや。何の用?」


副連盟長「ここの周辺で協会狩の者が殺されてな。犯人を探してる。心辺りは?」


指揮官「心辺り?あぁ・・・そう言やあるにはあるな。」


副連盟長「何だ?」


指揮官「何か昼間なのに急に暗くなったんよ。夜みたいに」


副連盟長「・・・それ以外は?」


指揮官「あぁ何か急に死ぬほどラグくなった。」


副連盟長「ラグ?」


指揮官「あぁ。急にゲームがカックカクになってな。」


バク「ちょっ!そんな話聞いてませんよ!」


バァン!


指揮官「じゃぁ何が良いんだ?勝手にノコノコやって来て偉そうにして。」


バク「ゲームがカックカクになったとかじゃなくて他の・・・」


指揮官「・・・話になんねぇ。綾波!」


綾波「はい。」シュタッ


指揮官「そいつら連れ出せ。」


綾波「はーい。」スタスタ


ホラハヤクデテッテクダサイ イヤイヤオレラモシゴトデ シランワデテケッツッテンダロウガ イェェェァァ!


指揮官「・・・平和だ。」


後書き

報告書

ルー異ックキューブ

破壊力A+

俊敏性C-

耐久性A+

解説 未知の能力でキューブ内に作られた異空間に対象を放り込む。回転させたあと取り出すとバラバラになり取り出される。

日本晴れ

破壊力C-?

耐久性A+

俊敏性C-?

説明 確認可能な限り戦闘での使用が可能な能力ではない。が不明な点も多い。要観察

日記

破壊力A+

耐久性規格外(破壊不可能)

俊敏性 C-

説明 書いたことがすべて現実に起こる。元は東嶋吾朗の日記が何らかの原因で魔道具と化した。細かく書けば書くほど他能力からの影響を受けにくくする。



呉鎮守府の艦隊日常次回予告

指揮官「・・・本日。旧呉鎮守府。全艦隊を解体する事を宣言する。」

旧呉鎮守府存続の危機!

綾波「どう言うことなんですか!?何か言ってくださいよ指揮官!」

指揮官「・・・」

旧呉鎮守府の運命は・・・!?


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