2023-09-02 00:57:34 更新

概要

八幡「とりあえず『GGO』ってゲームやってみるか…」2 の続きです
比企谷と疎遠になってしまった、由比ヶ浜結衣、雪ノ下雪乃、一色いろは…月日が経ち早10年ある日、由比ヶ浜結衣に比企谷小町から一通のメールが届く 追伸 少し改良しました


前書き

注意 キャラの口調が変かも知れません。違和感があるかも知れませんが、ご理解とご協力をよろしくお願いします
それでも大丈夫だと言う方は、見ていって下さい



由比ヶ浜 結衣の10年


私が高校を卒業して、もう10年が経った。


この10年色々あったなぁ…


まず、ヒッキーのこと…


私とゆきのんはヒッキーに私たちの想い


を伝えた。ゆきのんとは話し合って例え


何があっても恨みっこ無しだと。


だけど、ヒッキーは私たち2人の両方を


断った。


卒業後私たちの前から


居なくなってしまった…


ホント、ヒッキーは優しいよね…


わかってる…きっとヒッキーは、


2人の内1人を選びたくなかった…


もし選べば片方が傷つくと分かったから


選ばなかった…


だからかな?ゆきのんとも仲良くやってる


次に大学のこと、高校を卒業して


大学に入った。そこで、友達もできて


サークルに入ったり


レポートに追われたり


たまにゆきのんといろはちゃんとで遊んで


結構楽しかった大学生活だったなぁ…


大学を卒業して会社に入社して


色々怒られ、辞めたくなったけど


ゆきのんといろはちゃんが


励ましてくれた。


今でも頑張って働いている。


そんなある日…


未だに連絡をくれるヒッキーの妹


小町ちゃんからメールが送られて来た


『結衣さん、お兄ちゃんとゲームの中で会いたくないですか?』と。


最初は、意味が分からなかった。


ゲームで?会うと言われたから


詳しく聞くと。最近


ヒッキーが、あの悲惨な『SAO事件』で


使われた『ナーヴギア』を


安全にした様な物


『アミュスフィア』を買ってどうやら


ゲームをやっているみたい。


それで、今は現実では会うことが出来ない


ヒッキーと、せめて『ゲーム上で会おう』と


言う事だった…




雪ノ下 雪乃の10年


私が高校を卒業して10年の歳月が経ったわ…


その間には色々あったわ…


まずは彼…比企谷君の事…


私と由比ヶ浜さんは彼に想いを伝えた。


例え彼がどちらを選んでも


お互い祝福しようと。


だけど彼はそれを拒んだ。


最初は、戸惑ってしまったけれども


彼は、そういう男だったわ…


彼は『本物』が欲しかった…


それは『偽り』のないものが欲しかった


片方を選べば、片方は『偽り』の笑顔を


浮かべると思ったのかもしれない…


私と由比ヶ浜さんはそんな事はしない。


むしろ心から祝福するつもりだった。


だけど、彼にはこの気持ちが届かなかったみたい


だけど…


その後彼は一度も奉仕部に来なかった…


当時の由比ヶ浜さんからも 


彼の様子を聞いてみたけれども彼は


私達と会う前のようになってしまった…


そのおかげでと言っていいのかしら…


由比ヶ浜さんとは今でも友j…いえ親友という


関係になったわ


卒業後、私は大学に進学し法学部を選択して


弁護士を目指したわ。


初めは親に反対されたけど


今は何も言ってこないわね


大学を卒業して私は親に勧められた


弁護士事務所に就職を拒み自分で


選んだの事務所へ就職


そこで弁護士の卵として働いたいるの。


不安要素がたくさんあったのだけれども


今では自分で言うのもアレかも


知れないけど、立派な弁護士よ。


そんなある日のことよ…


由比ヶ浜さんからあるメールが


送られて来たのよ。内容は


『 ゲームの中でヒッキーに会わない?』


というものだったわ。


詳しく聞くと、どうやら比企谷君は


少し前に起きたVR機『ナーヴギア』が


使われ、約4000人という犠牲者を出した


『SAO事件』 


それを教訓に自動シャットダウン付きの


新しいVR機『アミュスフィア』でゲーム


をしているらしいの。


そこで、由比ヶ浜さんは、今では会うことの


できない比企谷君に会いに行こう 


という事らしいわ…



一色 いろはの10年


私が高校を卒業10年が経ちました。


なんか色んな事があったなぁ


まずはあの先輩のこと…


最初は葉山先輩が好きであの日


告って振られて、送ってくれた


先輩に励ましてもらって、先輩も


少しはアリかなって思いましたが


その時はまだ、自分の気持ちに 


気付いてなかったです。 


その後に、奉仕部に寄ったら先輩の


『本物が欲しい』


という言葉を聞いてその時私は気付きました。


私が本当に好きになったのは


『先輩』なんだって…


それから、一年後、先輩が卒業する間際に


結衣先輩と雪ノ下先輩が先輩に


告白したって話を聞いて私は


諦めようとしました。 


しかし、先輩は2人を選ばなかった…


その話を聞いては私は…


心の何処かで私にもチャンスがあるって


思ってしまいました…


その後、高校を卒業して


最後のチャンスと思い、先輩と同じ大学に


進学しました。


だけど 先輩は…私を見かけるなり


あからさまな距離の取られ方をされました


最初は、傷つきました…


だけど、先輩の気持ちを考えると私は


ただの後輩…


そして、もう高校じゃ無いから私は


生徒会長でも無いから、


先輩はもう私との接点は


無くなっていたのです…


流石の私も諦めるしかありませんでした…


そのあとは、サークル仲間と


結衣先輩や雪乃先輩たちと遊んで


過ごしていきました


卒業後は、とある保険会社に入社し


今でも頑張っています。


そんなある日のこと


結衣先輩からあるメールが届きましまた。


それは『アミュスフィア』という


『VRゲーム機』を使ってゲームを


始めないかとというものでした。


最初は、急にどうしたのかなって


思いましたが、話を聞くとどうやら 


先輩の妹の小町ちゃんから先輩は


『アミュスフィア』を使ってゲームを


しているみたいです。


『リアルで会えないのならゲーム上で会わないか』


という誘いでした…





千葉県内にあるとあるカフェ


彼女達は行きつけのカフェで


待ち合わせをした

 

由比ヶ浜「あっ、ゆきのん、いろはちゃん、こっちだよ〜」


一色「こんにちは〜結衣さん」


雪ノ下「由比ヶ浜さん、そろそろ、ゆきのんと呼ぶのやめてくれないかしら…流石に恥ずかしいわ…」


由比ヶ浜「そ、そうだよね…ごめんね、ゆ、雪ノ下さん?」



雪ノ下「はぁ…言いづらいのならまだゆきのんで、大丈夫よ」


由比ヶ浜「ありがとう、ゆきのん!」


やっぱりゆきのんは優しいね!


一色「相変わらず、結衣さんには甘いですねぇ」


その後、軽い話をしたあと本題に入った


雪ノ下「それで、由比ヶ浜さん…その『アミュンスフィア』というゲーム機で、その…比企谷くんに会えるのかしら」


一色「そうですよ、結衣さん!先輩に会えるって本当ですか!」


雪ノ下は冷静だったが、


一色は少し食い気味だった


由比ヶ浜「落ち着いて、いろはちゃん。少し整理しようか…」


由比ヶ浜は、なぜ『比企谷 八幡』


に会えるという話が出たのかを…



事の発端は、つい1週間前のこと…


『比企谷 八幡』の妹である


『比企谷 小町』からのメールからだった。


小町は未だに由比ヶ浜達と


連絡をとっていた。


小町は、八幡が3人に何をしたのかを


分かっていた。


八幡の妹だから分かる。


もし聞き出しても、もし問い質しても


謝らせようとしても兄はあの頃の関係に


は戻ろうとしないだろうと


また、八幡は実家より少し離れたアパートに


住んでいる。


最初の頃は小町も学生の時まではちょくちょく


顔を出していたが、お互い


社会人になると忙しくなり、中々、顔を


出しづらくなっていった


更に、小町は数年前からずっと


アプローチをされていた、『川崎 沙希』


の弟である『川崎 大志』と 


付き合う事になり、果てには


家族(主に兄である八幡)の反対を押し切り


結婚までに至った。


そのせいで兄は落ち込み、


数ヶ月口を聞いてくれなかったそうな…


それからというもの


お互い忙しくなり中々顔を見せていない。


が、それから数ヶ月が経ち


お互いが落ち着いてきた時に


小町が八幡のアパートに訪れた時に


部屋の片隅目をやると


あの悲惨な『SAO事件』を糧に作り出された


というVRゲーム機


『アミュンスフィア』


が置いてあり、その隣には


『ガンゲイル・オンライン』


と書かれたパッケージが置いてあった。


その事を少し聴くと


銃でモンスターなどを


倒すというゲームらしい。と


そこで、小町は思った…


オンラインなのであれば


日本サーバーなのであれば


あの3人に兄である『八幡』を


運が味方につけば合わせることが


出来るのではないか?


望みは薄いがやってみる価値は


あるので無いかと…


そこからの行動は早かった。


すぐに由比ヶ浜に、この事を話し、今に至る




雪ノ下「そんな事があったのね…」


一色「でも、本当に会えるですかね…」


由比ヶ浜「そこは…分からない…でも、やってみないと分からないじゃん!」


雪ノ下「そうね、確率は低いけどやってみる価値はあるわね」


一色「そうとなれば、善は急げですね!」

由比ヶ浜「だね!」


3人は、店を後にすると


大手家電量販店に向かった…


その途中…


3人が歩いていると


一色「あれ、〇〇さん?」


???「ん?一色さんですか?こんにちは!」


一色に元気よく挨拶を返した男は


黒猫をモチーフとした 


宅配便の制服を着ていて


帽子から見える顔は 


健康的にコンガリと焼けており


推定30代半ばの男性だった


宅配の男「一色さん、プライベート出会うな

んて珍しいですね!今日はお休みですか?」


一色「はい、今日は友人と…その『アミュンスフィア』を買いに」


宅配の男「そうですか、何を買うんですか…って失礼しました。プライベートでしたね…」


一色「いえいえ、確か…『じーじーおー』?ってヤツです」


その時、彼の眉間に皺が寄ったのは


帽子で隠れていたので3人からは


見えていなかった。


宅配の男「そ、そうですか。実は自分もプレ

イしてまして、一つ経験者からアドバイスです。

『ピトフーイ』ってヤツには気をつけて下さい…ヤツは悪魔です」


この時、ゲームをあまりやらない


3人からしては


『ピトフーイ』とはモンスターなど


を思い浮かべるが


彼が言っている『ピトフーイ』とは


GGO稼働直後から連んでいる


女プレイヤーの事


だが、『ピトフーイ』は


彼が心に決めている『メメントモリ』


ラテン語で


『自分が必ず死ぬことを忘れるな』


のプレイスタイルとは、かけ離れており


平然と仲間を盾にしたり


味方が周りにいるのに手榴弾を投げたり


手榴弾を抱えてモンスターに特攻したりと


あからさまに『死にたがり』だった。


『ピトフーイ』を仲間から外した後も


同じ様な噂が流れだがいつしか


『ピトフーイ』という名前は


聞かなくなった


しかし、つい2週間程前に『GGO』内で 


開かれた第2回『スクワッド・ジャム』


にて再会


『ピトフーイ』にチーム全員やられ


挙げ句の果てに『GGO』内で


使う人がほとんど見ない


『フォトンソード』で目を貫かれ、


切り刻まれたプレイヤーの1人だった。


彼の『GGO』内での名前は…『デヴィッド』


宅配の男「おっと…そろそろ行かないと次の

配達に間に合わないのでそれでは」


そう言って彼はトラックに乗り込み


次の配達へと向かった 


が、彼が言っていた『ピトフーイ』


というプレイヤーはのちに3人と出会うが


それは、未来でのお話…


彼と別れた3人は大手家電量販店に到着し


『アミュンスフィア』を購入しようとした


♪(星さえも無い夜も浮かぶ〜)♪


一色「あっ、この歌!結衣さん、雪乃さんこの歌知ってますか?」


由比ヶ浜「知ってる!でも歌ってるは確かぁ〜?」


雪ノ下「ごめんなさい、私は知らないわ」


一色「知らないんですか!?今話題の女性シンガーソングライターの『神崎 エルザ』ですよ!」


由比ヶ浜「そうそう『神崎 エルザ』だ!」


一色「ここ2、3ヶ月活動休止していたんですがつい2、3週間前に新曲を発表したのと同時に活動が再開したんですよ」


雪ノ下「一色さんは『神崎 エルザ』のことが好きなのね」


一色「はい、ファンなんですよ!あぁ!一回でいいから会ってみたいなぁ」


そんな会話をしながら3人は


『アミュンスフィア』を購入し


各自の家に戻り、起動し


インストールを始めた


インストール中は暇な時間だなと感じた


由比ヶ浜は、2人に電話をして


時間を潰すことにした


由比ヶ浜「ねぇ…2人とも…もし会えたらさ…なんで話すつもり?」


雪ノ下「由比ヶ浜さん…私達はあの人に避けられているのよ…最初から正体を明かせば、二度と逢えなくなるかも知れないわ…」


由比ヶ浜&一色「「た、確かに…」」


雪ノ下「彼に申し訳ないけれども、最初は他人のふりをしていくしか無いわ」


由比ヶ浜「ヒッキーが嫌いな『偽物』にならなくちゃいけないんだね…」


一色「なんか…罪悪感が出てきますね…」


雪ノ下「しかし、そうでもしないといけないのよ…」


その後も3人は暇つぶしに会話をしていた。


そのうち自分達がどんなゲームをプレイ


するのかが気になり誰でも知っている


動画配信サイトで調べることにした


調べると『GGO』内で行われた4、5人ほど


のチームを組んで闘う


『スクワッド・ジャム』


に参加した実況者の動画が


人気があるとわかった。


なんでも、『セイン』という 


実況者の喋りやリアクション、


敵プレイヤーとの接戦が


繰り広げられ人気だった。


彼らは他にもモンスター戦の動画を


上げていたが、やはり


『スクワッド・ジャム』の動画が


人気だった。


彼らは、某地球防衛隊と同じ名前の『ZAT』


と呼ばれるチームで、参加していた。


その後も、色々な会話をし時間を


潰しているといつの間にかインストールが


終わっていた。


雪ノ下「2人とも、私はインストールが終わったのだけれども…」


一色「あっ、私も終わってました〜」


由比ヶ浜「私も、私も」


3人はその報告を聞くと『アミュンスフア』


を装着し、通話を切った。


雪ノ下・由比ヶ浜・一色「「「リンクスタート」」」


3人の意識は現実から切り離され


ゲームの世界へと…


由比ヶ浜「(名前を入力してくださいかぁ…名前、どうしよう?あっ!そうだ)」


NPC「『ガハマ』で宜しいですか?」


由比ヶ浜「(はい!)」


NPC「それでは『ガンゲイル・オンライン』

の世界をどうぞご堪能下さい」


3人が目を開けると、目の前には


近未来的な建物があり 


空は赤なのか黄色なのか分からない


色をしていた。


由比ヶ浜が隣を見ると、


自分の他に2人の女性が立っていた


ガハマ「もしかして、ゆきのんといろはちゃん?」


スノー「由比ヶ浜s…ガハマさん、ここでの私は『スノー』よ」


ガハマ「じゃあ、そっちが…」


イロハス「いろはこと、『イロハス』です!」ビシッ


イロハスが可愛く敬礼を2人に披露する


スノー「これで全員ね」


ガハマ「じゃあ、ヒッキーを探しに行こう!」


3人は『GGO』の街を散策しながら


『比企谷 八幡』を探すことにした。


道中、ほかの男性プレイヤーにナンパ紛いを


受けては断っていると…


黒髪ロングの女プレイヤーに


しつこいナンパ野郎から助けられたり


『数少ない女性プレイヤーの誼み』


と言う事で


『緑がかった青髪の女性プレイヤー』に


銃の説明や撃ち方


自分に合った銃を選んでもらったりと


先輩プレイヤー達に助けてもらあった3人


であった。


その後、3人は望みは薄いものの


このゲームに居るであろう


『比企谷 八幡』を探すのであった…


そんなある日、雪ノ下こと、『スノー』が


パブリックスペースだけでは


見つからないのなら


フィールドにも行くしか無いのではと


提案してきた。


2人はフィールドにはモンスターが


居るから怖いと言っていたが


もう一度、あの人に逢いたい…


その気持ちは忘れずにいた。


その気持ちが2人を動かし意を決して3人は初めて


選んでもらった銃を持ち


必要最低限のアイテムを持ち


モンスター達が居るフィールドに


向かうのであったが、


一色こと『イロハス』による


入力ミスにより


自分達よりレベルの高いフィールド


に転送されてしまい


撃退を試みたがあまりにも歯がただずに


モンスターの集団に襲われてしまう…


だが、それを助けたプレイヤーが居たが


それはまた別のお話…






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後書き

皆さんお久しぶりです。久しぶりの投稿です。
やはり、プライベートで忙しくなったり、中々文書が思いつかなかったりとで中々書けませんでしたが、やっと終わりました。また、これからも書いていくのでよろしくお願いします。


このSSへの評価

3件評価されています


SS好きの名無しさんから
2020-08-15 23:28:50

SS好きの名無しさんから
2019-11-28 23:37:35

SS好きの名無しさんから
2019-10-01 21:25:31

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2件応援されています


SS好きの名無しさんから
2020-08-15 23:28:47

SS好きの名無しさんから
2019-10-01 21:25:32

このSSへのコメント

1件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2019-11-28 23:38:03 ID: S:ZsCkAT

生きていたのかぁ...


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