2023-09-02 00:57:38 更新

概要

『Weapon Girl's』の続きです。
『パタ』と呼ばれる武器を持ったメイドの襲撃を撃退した、剣崎とハンス…一夜明けて剣崎は彼女ら『Weapon Girl's』について知ろうとしていた…


前書き

オリジナルSSですので、文書に違和感があるかも知れませが、ご理解とご協力をよろしくお願いします。
それが大丈夫だと言う方はぜひ見ていって下さい




あの惨劇のあと、俺は疲れ切ってハンスを連


れ自宅に帰宅。その後、死んだかの様に眠り


についた…


翌日…


(ここからは、第1話の冒頭に繋がっています)


ハンスが作ってくれたであろう、こんがり焼


けたトーストに、目玉焼き、ベーコンが盛り


付けてある皿がテーブルに置いてあった…


剣崎「朝ご飯を作ってくれたのはありがと

う…つか、しれっといるのな、お前」


ハンス「はぁ…マスター、バカなの?私と契約したんだから一緒にいるの当たり前でしょ?」


文句を言いながらも、俺はハンスが作ってく


れた朝食を済ませ、食器を洗い、ハンスから


色々と話を聞く事にした。


剣崎「単刀直入に聞く、お前達は何者なんだ?」


ハンス「確かに昨日は簡単に話し過ぎわ。じゃあもう一度説明してあげるわ」


話に聴くと、彼女達は俺たちが人類がいる世


界とは別に彼女達『Weapon Girl's』が住む


世界があるという。そこでは、こっちの世界


の武器が、あっちの世界で反映されて彼女の


様に人の形となって存在する。そこでは、そ


の世界の神様の命令で彼女達は勉強し、特訓


し、何年かに一度俺たちの世界でパートナー


と共にバトルロイヤルを勝ち抜き最後の1チー


ムがどんな願いをも叶えて貰えるそうだ。ま


た、その際に敗北した『Weapon girl's』はこ


っちの世界での記憶が消え再び一から勉強・


訓練するというサイクルがある。


ハンス「…と、簡単に説明したけどわかったかしら?」


ハンスが話し終わると、話が理解できたのか


を確認してきた。あまりにもぶっ飛んでいた


話だが、昨日の夜の出来事は夢では無く現実


だった。今、目の前にいるのは、別世界の住


人 今更、嘘だ!という感情は湧いてこない。


剣崎「まぁ…ある程度は理解した」


ハンス「そう、理解が早くて助かるわ」


剣崎「だけど、いくつか質問して良いか?」


ハンス「構わないわよ」


さて、どんな事を質問しようか?


剣崎「何体の『Weapon Girl's』が戦い合うんだ」


ハンス「分からないわ。ただその年によって変わるそうよ。10人の時もあれば、50人の時もあるみたいよ」


剣崎「50人も!?でも、生き残るのは1人だろ?49人も死人が出れば警察に疑われるんじゃ…」


そう…このバトルロイヤルは命懸けだ。生き


る者と死ぬ者が出る。そうなると動いてくる


のは警察だ。警察だって馬鹿じゃない、人が


殺害されたら捜査する。勝ち続ければ殺害現


場に多く立ち会う為、目撃証言や監視カメラ


にも映りやすくなってる。そうなれば警察に


目を付けられてくる。その点はどうなってい


るのだろうか?


ハンス「そこは心配しないで。こちらの神様が上手く誤魔化しているみたいよ…皮肉な事にね…殺し合いをしているのに捕まらないって…」


じゃあ、今まで騒がれなかったのって…あち


らの神様が誤魔化していたからなのか…


たとえ、生き残って願いを叶えてもらって


も、人を殺した罪悪感を抱えながら過ごすの


か…警察に自首しても、証拠がないから、捕


まえようが無いか…


剣崎「『Weapon Girl's』ってハンスみたいに剣ばかりなのか?」


ハンス「いいえ、この世界に存在するすべての武器が私達が元いた世界で『Weapon Girl's』になるわよ」


となると、まさか戦艦の主砲までが


『Weapon Girl's』になるのではと思って居


たが、ハンスが剣崎の困惑する顔を見て訂正


した

ハンス「マスター、すべての武器と言ったけど、あくまで人間が携行し、1人で運用できる物が私達になるのよ。だから戦艦や戦闘機などの兵器類は『Weapon Girl's』は存在しないわよ」


その言葉を聞いて剣崎はホッとしたが、あく


まで1人で運用できる武器は、背負型ガトリン


グやロケットランチャーなどがあるが剣崎は


この事を知らなかった…


その後もハンスは俺が質問をしていっだが



ハンスは嫌な顔せず丁寧に応えてくれた。分


からないことはしっかりと分からないと応


え、分かるところはしっかりと応えてくれた


質問を終え、やる事が無くなった俺はふと思


った。そう言えば、ハンスが使う武器『バス


タードソード』はどんな武器なんだろうか?


昨日見た感じでは、ファイナルなファンタジ


ーで金髪の主人公が持っていそうな武器だっ


た様な…暇だし、調べてみるか…


リビングにいるハンスに「パソコンで調べ物


をする」と伝えた


寝室には、食事をするテーブル以外に部屋に


は勉強用の机があり、その上に大学の課題や


レポートを書く為のノートパソコンがあった


パソコンを起動し、検索エンジンに『バスタ


ードソード』と打ち込んだ。


調べると、『バスタードソード』とは、両、


片手持ちの剣 切ることも突くことも出来る剣


のことからしい また、『バスタードソード』


は思ったよりも細身だった


あと、『バスタード』とは雑種という意味もあった。


パソコンを閉じ、横を見るとハンスが自身の


武器である『バスタードソード』を出現させ


て、手入れをしていた


ハンス「あら、マスター。パソコンでの調べ物は終わったの?」


剣崎「まぁね。一応確認で聞くけど、何してるの?」


見ての通りだが確認の為に聞いておく


ハンス「見ての通りよ。昨日使ったからそれの手入れよ」


そう言ったハンスは口だけを動かし、刃を手


入れしていた。ちなみに、ハンスは白いが先


についた棒の様な物で手入れしていた。あれ


にも名前があるらしく名前は『打粉(うち


こ)』と言うらしい。(w○ki調べより)


ふと、疑問が頭によぎった。と言われていの


か?気になった


剣崎「なぁ、ハンス」


ハンス「どうしたのよ」


剣崎「なんで『バスタード(雑種)』って…」

ハンス「!!」


するとハンスは、手入れしていた『バスター


ドソード』を持ち、俺の首に向けてきた


ハンス「アンタ、今、何て言った!?」


いつものハンスなら、『マスター』と呼ぶが


今は違う。 アンタと呼んだ。それほど感に触


ってしまった様だ。 また、敵意を持っていな


いと表す為に両手を上げている


剣崎「わ、悪かった!!剣を降ろしてくれハンス!」


ハンス「悪意は無さそうね…だけど、また中途半端とか言ったら…どうなるか分かっているわよね…」


ハンスの鋭い眼がこちらをにらめつけていた


剣崎「肝に銘じるよ…」


数秒後ハンスが考え


ハンス「今回は許すわ」


やっと、ハンスが首元に当ててある剣を降ろ


してくれた。危うく、死ぬとこだった。


ハンス「それで…なんで私が…そんな名前で

呼ばれてるか知りたいの?」


剣崎「答えてくれるのか?」


ハンス「本来なら言いたくないんだけど…モヤモヤが残った状態が続くのもマスター的に嫌でしょ」


剣崎「ま、まぁな…」


ハンス「…私は、どちらにも特化していないからよ…」


剣崎「どちらにも特化していない?」


ハンス「私…『バスタードソード』が作られたのは14世紀頃よ。当時は、両手・片手でも使えるという理由で騎士の間で補助用で愛用されていたわ」


昔、多くの人間に使われていたのに何故、そ


んな呼び名で呼ばれているのだろうか、と聞


こうとしたら、先にハンスが説明してくれ


た。

ハンス「だけど、攻撃するに特化せず防御に


も特化せず、長過ぎて、特殊な訓練が必要だ


ったのよ…だから中途半端なのよ…剣にとっ


て中途半端は不名誉なことよ」


全てを話したハンスの眼には、少し紅くな


り、人間で言う涙が流れていた。


剣崎「俺は、よく剣のことはからっきりし分からないけど、ハンスは中途半端な剣には見えないよ。だから、これからも宜しくなハンス」


ハンス「何よ、急にカッコつけて。まぁ良い

わ。こちらこそ宜しくねマスター」









一方、剣崎達がいる街のどこでは…



???「なんで1発で仕留め切れねェんだよ!」


若い男性の怒声が廃ビルの中で響き渡ってい


た。

???「お、怒らないでマスター…き、今日は風が強く吹いて狙うのが難しいの…だ、だから殴らないで」


若い男性が放っていた怒声は、白銀の髪で


170cm程の身長を持った若い少女だった。


少女の顔には、若い男性に殴られた赤い痣が


生々しく残っていた。


???「いきなりよぉ、バトルロワイヤルが始まるしよぉ、テメェがしっかりやんねぇと俺の命が危ねぇんだよ!?」


再び、男性が少女に怒声浴びせる。


そう、彼も剣崎と同じく、突如と現れた


『Weapon Girl's』と契約しこのバトルロワ


イヤルに参加した1人だった…



また別なところでは…


???「ねぇねぇマスター、次は誰を倒そうか?」


何処にでもいそうな金髪で小柄少女が無垢な


笑顔をマスターと呼んでいる男性に向けてい


た。


???「この馬鹿!こちとらテメェがバカス

カ撃つから最近耳が聞こえづらくなって来てるんだよ!」


男性は少女が撃つ銃声を間近で聞いている


為、最近、耳の様子がおかしいと訴えていた


???「でも、そのおかげで助かってるのは誰?」


少女が男性に向いていた、瞳には何の曇りも無い純粋な瞳をしていた。


???「…はぁ〜わかったよ。俺の負けだ…お前のおかげで助かってるよ…」


男性は少女からの視線に耐えられなかった。


???「でしょでしょ!ねぇねぇ、マスター。今日は何のご飯作ってくれるの?」


???「ん?今日の飯か?そうだなぁ?この前テレビでやってた、ふわふわオムライスにしようか」


???「何それ?美味しそう!!」


一見たわいの無い会話に聞こえるが、彼らの


数m後ろでは、男性が1人倒れていた。


『Weapon Girl's』と契約している者には、


辺り一面が血の海に見え、壁には無数の弾痕


があり、倒れている男は、蜂の巣状態になっ


ていた。が、それを一般人が見たらただただ


男が倒れているだけに見えていた…



また別な場所では


???「んん〜!やっぱあの店のタピオカミルクティー美味しいわ!ねぇねぇ、カナも飲んでみなよ」


女性は、今話題となっているタピオカミルク


ティーを堪能していた。


???「マスt…彩、そのタピオカ?という飲み物今日だけで3杯目ですよ?」


彩と呼ばれる女性は今日だけで3軒のタピオ


カミルクティーを出す店に行き、3杯飲んで


いたのでマスターである彩を心配して


『Weapon Girl's』のカナが心配していた


彩「大丈夫、大丈夫!私こう見えてお腹壊すことなんて中々無いんだから!」


そう言った彼女は翌日、朝から腹を下してし


まい、2、3時間程カナが彩を説教するという


コントの様な出来事があった…


←to be continue ?





後書き

連続の投稿です。別のSSと並行して書いているのもありますし、中々文書が思いつかなかったりとそんな理由で遅れてしまいましたが。すいません…これからも書いていきますのでよろしくお願いします


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SS好きの名無しさんから
2019-10-02 00:34:14

SS好きの名無しさんから
2019-09-28 21:09:30

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