2019-11-01 18:10:53 更新

概要

タイトルのまんまです。

鎮守府の日常をテーマに書いていきつぁい。

出来るだけ読みやすい、軽いスナックのようなモノに仕上げていきます。

※独自解釈があります。

不定期更新ですが、目標は1日1ぬい。


前書き

鎮守府で艦娘として働く真面目な真面目な不知火。

戦闘に明け暮れるある日、提督から秘書艦の任命を命じられる。

これは、そんな不知火と鎮守府の仲間たちがあれこれ頑張っていくお話、みたいな感じかもしれない。


秘書艦の不知火です



不知火「本日付けで、当鎮守府の秘書艦に就きました不知火です」



不知火「初めてのことだらけでご迷惑を多々お掛けしてしまうかもしれませんが、精一杯務めさせて頂きます」



不知火「ご指導ご鞭撻、よろしくです」



提督「うん、丁寧な挨拶どうもありがとう。これからよろしく頼むよ、不知火」



不知火「はい、よろしくです」



提督「……」



提督(こんなに真面目な娘だったっけ……)



不知火「……何でしょうか?」




落ち度の無い不知火



不知火「本日の予定ですが、まず遠征部隊の派遣、その後残った者で演習を行い、最後に近海警備にあたるといった流れです」



提督「うん、承知した。それは不知火が組み立てたスケジュールかい?」



不知火「ええ、これが務めですから。では、予定表をどうぞ」



提督「あぁ、ありがとう」



提督(この予定表、休憩時間含めて一切の無駄が無い……)



不知火「……あの、書類に何か落ち度でも?」



提督「いやいや、落ち度なんてありはしないよ。では早速、今日の遠征のミーティングを始めようか」



不知火「はい、メンバーの各部屋に通信を一斉送信し召集を掛けます」



提督(うーむ、真面目だ……)




落ち度のある不知火



不知火「本日の遠征任務は輸送部隊の護衛です。こちらが作戦概要です」



提督「あぁ、ありがとう。軽く説明を頼む」



不知火「はい。今回は制海権の奪還に成功した陸寄りのルートを使用しますので、敵への警戒より速度を重視するようにと注文が来ておりました」



提督「なるほどな。それで彼女達を選んだわけか」



不知火「えぇ。速い艦であれば我々駆逐艦の本領発揮ですからね。そろそろ到着するはずです」



コンコンコン



???「司令、入るわよー!」



提督「あぁ、入ってこい」



ガチャ



陽炎「陽炎、お邪魔しむぁーす!」



提督「提督、お邪魔されむぁーす!」



霰「霰も…お邪魔します……」ヒョコッ



提督「おぉ、霰。今回もよろしく頼むよ」



陽炎「不知火ぃ!」ガバッ



不知火「ふぐぅ」



陽炎「秘書艦の仕事はどう?もう慣れた?こき使われてない?何かあったらお姉ちゃんに言いなさいよ?」ギューーー



不知火「ま、まだ初日、ですし、これ、からです、陽炎、苦しい、」グギギギ



陽炎「あらごめん、ヌイニウムを摂取したくてつい」ツヤツヤ



提督「ヌイニウム」



霰「陽炎は…ヌイニウムを摂らないと…本調子が出ない……」



陽炎「そのとおぉり!」キラキラ



不知火「司令の……見えない…所…では……いつもこうですよ……」ゲッソリ



提督「お、おう。無理に説明しなくていいぞ」(汗




提督「……おや。あと1人、霞はまだ来ていないのか?」



陽炎「そういえば私も今日はまだ会っていないわね」



霰「霞姉さんが…遅れるなんて珍しい……」



提督「ふむ?……不知火、さっき通信を一斉送信すると言っていたが、どうだ」



不知火「はい、確かに3人の部屋に送ったはずですが……。あっ」



提督陽炎霰「?」



不知火「…………霞のところだけスイッチが入っていませんでした」プルプル



提督陽炎霰「アチャー(ノ∀`)」



不知火「も、申し訳ございません。これは不知火の落ち度です」プルプル



提督「まぁ、初日だからな。これぐらいなんてことはない。幸い時間にも余裕はある。改めて通信をすればいいさ」



不知火「は…はい、すみませんでした。すぐに取り掛かります!」ポチポチ



不知火「……グスン」



陽炎「あぁもう!失敗して落ち込む不知火も可愛い!!でも落ち込む必要はないわ!失敗は

次に活かせばいいのよ!」



不知火「ありがとう、陽炎」グスッ



陽炎「ふぐぅぅぅ、涙目不知火ぃぃぃぃ、ふぐぅぅぅぅぅ」




不知火は戦う艦です



不知火「霞、今回は不知火の落ち度です。謝罪します」



霞「これぐらい何でもないって言ってるでしょ。しつこいのはキライよ、不知火」



提督「そうだ、失敗を引き摺る必要はないぞ。次から気を付ければいい」



陽炎「ちょっとぉ!私が最初に言ったんだからねソレ!不知火、安心しなさい!何があってもお姉ちゃんが守るからね!」



霰「応援…してる……」b グッ



不知火「みんな…、ありがとう。不知火は頑張るわ」





陽炎「不知火ぃぃ!お土産、期待していいからねー!」ノシ  ブンブンブン



霰「うぃるびーばっく」b グッ



霞「じゃ、行ってくるわ」ノ



不知火「えぇ、気を付けて行ってらっしゃい」



陽炎「不知火!司令に何かされたら帰ってきた時言いなさいよ!お姉ちゃんが代わりにぶっ叩いてやるk…ちょカスミ襟引っ張らないで苦しいぃぃ」ズルズル



アーレー




提督「ハハハ、陽炎は相変わらずの不知火LOVEだな」



不知火「はい…。もう慣れましたが、少しは恥じらいというものを知ってもらいたいですね」



提督「いいじゃないか。それだけ大切にされているってことだ。陽炎だけじゃない。霰と霞も不知火を応援してくれている」



不知火「はい、承知致しております。みんなの期待に答えなくては…!」



提督「……」




提督「なぁ不知火」



不知火「何でしょうか、司令」



提督「そんなに緊張しなくていい。無理に真面目に頑張ろうとする必要は無いんだぞ」



提督「私にも陽炎達と同じような感覚で話してもらって構わない」



不知火「……っ」



不知火「お言葉ですが司令。不知火達は戦う艦です」



不知火「不必要なゆるさは戦いにおいて大きな影響を及ぼします」



提督「……続けたまえ」




不知火という存在



不知火「私たち艦娘とは、その昔の戦争にて敗北を経験した『艦』と現代の『人』が融合した存在です」



不知火「現代に出現した敵、『深海棲艦』と戦うため、再び世に生を受けた者です」



不知火「今度の敵は、貴方達と同じ人類ではなく、加えて奴らは明確な敵意を以て次々と我々に襲い掛かります」



不知火「この戦争で敗北すれば、人類のこれからの未来に保証はありません」



不知火「そんな状況下で、甘いことが許されるわけないでしょう……!無理に頑張らなくてどうするのですか!」



提督「……」



提督「言いたいことはそれだけか?」



不知火「えぇ!つまりですね、先程の私のミスに対してももっと強く当たって貰わねば!」



不知火「着任当初にも感じましたが、貴方には人類の未来が懸かっているという意識が薄いように感じます!私たちの上司として、そこを改めてもらいたいものですね!!」



提督「ふむ、なるほどね……」



提督「不知火は、私の下で働くのに不満を抱いていると、そういうわけだな?」



不知火「えぇと……ですから!司令には甘い考えを改めてもらいたいと……!」



提督「……」




提督「私はね、私のやり方はね、そういうものだよ」



不知火「なんですって……!」ギリッ



提督(目付きスゴいな……)




不知火の鎮守府



提督「気に食わないか?」



提督「だけどな、不知火は1つ勘違いしているようだが、私もこの戦争を軽視しているわけではないよ」



不知火「っ!でしたら…」



提督「人類の未来が懸かっている、そんなこと誰にだって分かるさ」



提督「そう、我々は人類…人間だ。君たち艦娘もあくまで昔の艦の記憶を現代に喚び戻すための器」



提督「特殊な体に生まれ変わってはいるが、年相応の女の子、私と同じ人間だ」



提督「君、不知火のように多少は艦の記憶に引っ張られることもあるようだがね、それでも君たちは人間なんだよ」



不知火「……えぇ、理解しております」



提督「であればだ。人間、息抜きというものは必要不可欠でね。私のやり方は、任務と戦闘と緊急時以外では少しでも緊張を無くしていきたいんだ」



不知火「……」



提督「緊張と緩み、ONとOFF、その切り換えが上手くいかないと、人間ってのは案外簡単に壊れてしまうものだぞ?」



提督「真面目なのは良いことなんだろうが、ガス抜きをせず働き続けるのは感心しないなぁ」



不知火「……で、ですが!」



不知火「ですが……」



提督「そうだな……。先程の陽炎たちとのやり取り、私はあれがとても喜ばしいものに見えたよ」



不知火「陽炎たちとの……?」



提督「うん。ああいった、仲間達との他愛ない会話。私はね、それこそをずっと守り続けていきたいと思っているんだ」



提督「この戦争が終わった時に、皆が自然と笑顔で暮らせるように、ね」



不知火「……それが、司令の、やり方ですか」



提督「あぁ、そうだ。それが私のやり方だ」



提督「だがもし、今の話を聞いてもなお私の下にいるのが我慢ならないのであれば……そうだな、秘書艦はまた別の者に任せるとするよ」



不知火「……」




不知火「いえ!一度受けたこの秘書艦の任務、とことん務めさせて頂きます!」



不知火「司令の考え方にはまだ納得したわけではありませんが、完全に理解出来ないわけでもありません」



不知火「……これから、色々と学ばさせて頂きます」



提督「あぁ、そう言ってくれると信じていた」



提督「改めて、これから秘書艦よろしく頼むよ、不知火」



不知火「はい。ご指導ご鞭撻、よろしくです」



提督(……とりあえずはこんなところだろうか?)




不知火の仲間たち



ザーーーーーー



陽炎「ハァー…」



霰「~♪」



陽炎「ハァーーー…」



霞「……」



陽炎「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(・´д`・)」



霞「うっっっっっっさいわね!!!!このバカ!!!!!!!」



陽炎「うひょおぁーー(^q^)」キーーーン



霰「霞姉さん…頭痛くなる…」キーーン



霞「誰かさんがクソデカ溜め息を吐くからでしょう!鬱陶しいったら!」



陽炎「うぅ……、だってぇ、不知火がいないと寂しいんだもん。いつもは隣にいるからぁ」シクシク



霞「仕方ないでしょう!あのクズ司令官のお守りに任命されたんだから!」



陽炎「そうだけどぉ……。不知火がいなくて霞は寂しくないわけぇ……?」



霞「別に……」



霞「考えてみればそもそも私たちが毎回同じ任務というのもおかしな話だったのよ!これが当たり前だわ!」



霰「でも…霞姉さん…寂しそう…。顔に出てる…」



霞「えっ、ウソ……。ハッ!」



陽炎「(゚∀゚)」ニヤァ



陽炎「ぬわぁぁんだ、霞も寂しい想いをしているんじゃない。妹の霰が言うんだから間違いないわね」ムフー



霞「う、うるさいわね!別にどっちでもいいで…ちょっその顔ムカつく!やめ、やめなさいったら!」



ムキーーーー!!



霰「ふふふっ」




不知火と執務



提督「さぁて、戻ってきたことだし今日の分の書類業務を片付けていくか」



不知火「はい。今日のノルマはこちらです」ドサ



提督「これぐらいの量なら私一人でも目を通せるな。任務関係などの書類作成はそっちにお願いしていいかな?」



不知火「承知致しました。お任せ下さい」



提督「うん、ありがとう。よし、夕食前には終わらせるぞ!」



不知火「はい!」



__________




不知火「……」カタカタカタカタ



不知火「……これで、と」カタカタ カタ



不知火「司令、ひとまず大本営宛の任務報告書が完成致しました。お手数ですが、一度確認をお願いしてもよろしいでしょうか」



提督「どれ……」



提督「うん、報告する項目に漏れはないみたいだな。誤字脱字も問題なさそうだ。これでいいよ」



不知火「ありがとうございます!よし……」グッ



提督「あー、ただ一つ」



不知火「! やはり何か不備が……?」



提督「言葉遣い。もうちょっと崩してもいいからな?」



不知火「!」ハッ!



不知火「恐れ入ります。精進致します……」グヌヌイ



提督(うーむ、こりゃ時間掛かりそうだな)




不知火と執務 その2



コンコンコン



提督「ん。入っていいぞー」



那智「失礼する。ご苦労様だ、提督」ガチャ



提督「おぉ那智か。演習が終わった報告かい?」



那智「あぁ。詳しい演習内容はここに記したから後で目を通してくれ」



不知火「お疲れ様です、那智さん」



那智「あぁ不知火もお疲れ。今日から秘書艦だったな。私も少々経験あるが、焦らずやれば自然とこなせるようになる。頑張れよ!」



不知火「はい!ありがとうございます!」



那智「うむ。あぁ提督、実は書類とは別に報告せねばならんことがあってな……」



提督「どした、なんかあったか?」



那智「その……、演習中にだな、五月雨と涼風がまたもや衝突事故を起こした。現在仲良く入渠中だ」



提督「またかぁ……。入渠もタダではないんだがなぁ……」



那智「すまない、これも私の監督不行き届きだ。アイツらには再度十分に注意をしておく」



提督「いやいい。あとで私からも直接言っておこう。あの二人とはしばらく話をしていなかったからな」



那智「悪いがよろしく頼むぞ。どうも緊張感が薄れているようでな……。いや、私も教育係としてまだまだということだな。では失礼する。またな」



提督「おぅ、お疲れ」



不知火「お疲れ様です!」



バタン



提督「ハァーいやぁ全く、わざとではないんだろうがこう何度も同じ失敗をされるとなぁ。どうしたもんかなぁ……」



不知火「……」ウーン   ジー



提督「? どうかしたか、不知火」



不知火「えぇと、ふと思ったのですが、那智さんと司令、なんとなくどこか似ているような気がしまして」



提督「私と?ふぅむ、那智とはそこそこ付き合いが長い方だが……。雰囲気だとかそういう話かい?」



不知火「うーん、何でしょう、こう……。あっ、すみませんでした!業務に戻りますね!」カタカタカタカタ



提督「……??」



提督「似ているところ……。気になるなぁ……」




不知火と執務 その3



提督「……」カタカタカタカタ



不知火「……」カタカタカタカタ



提督「むっ、もうそろそろで昼時だな。不知火、キリのいいところで一旦昼飯食べに行こうか」



不知火「はい。あと少しで片付きますので少々お待ちを」カタカタカタカタ



提督「ははっ、急がないでいいからな」



コンコンコン



榛名「提督、榛名です!明後日の出撃について伺いました!」



提督「おぉ、榛名か。入っていいぞー」



榛名「失礼致します!」ガチャ



不知火「お疲れ様です、榛名さん」



榛名「不知火ちゃん!お疲れ様!」



榛名「秘書艦は覚えることが多くて大変だろうけど不知火ちゃんならしっかりこなせるよ!応援しているからね!」



不知火「はい、ありがとうございます!」




提督「さて榛名、明後日の出撃メンバー、どうなったか見せてもらおうか」



榛名「はい!こちらです!今回は練度上げを主目的としているため、練度の高い榛名を旗艦として、同じく高練度の夕張ちゃん、練度上げ艦として野分ちゃん、嵐ちゃん、萩風ちゃん、舞風ちゃんの4人で組みました!」



提督「ふむ、今度の出撃エリアで敵空母は確認されていない。比較的装甲の薄い敵ばかりだったな。なるほど、低燃費を重視したのか」



榛名「はい!もし想定外の戦艦級などが現れても、私と夕張ちゃんであれば充分に対応可能です!」



提督「うん、いいね。この編成であれば無駄無く効率良く練度を上げられる。合格だ榛名!」



榛名「イェーイ!」ピョーン



提督「これで今度からは榛名が旗艦の時は編成を任せてしまっても大丈夫だな」



榛名「はい!榛名はダイジョーブです!」



提督「ハハハハ。……確認だが本当に大丈夫か?」



榛名「はい!榛名はダイジョーブです!」



提督「本当に本当に大丈夫か?」



榛名「はい!榛名はダイジョーブです!」



提督「本当に本当に本当に大丈夫か?」



榛名「はい!榛名はダイジョーブです!」



提督「ホントにホントにホントにホントに大丈夫か?」



榛名「はい!榛名はダイジョーブです!」



提督「ホントにホントにホントにホントにホントに」



不知火「ストォォォォォォォォォォッッップ!!!!!」





このSSへの評価

1件評価されています


SS好きの名無しさんから
2019-09-27 04:20:50

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このSSへのコメント

2件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2019-09-25 03:41:28 ID: S:sFTHUe

中学生くらいの少女がガチガチ真面目とか無理あるで。
親潮にも言えるけど



2: SS好きの名無しさん 2019-09-27 04:21:26 ID: S:gy1xoA

普通に良い


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