2019-09-25 22:39:48 更新

概要

新任提督がブラック鎮守府に着任するようです


前書き

3話目の続きでっす
キャラ崩壊等があります
暖かい目で見ていただけると嬉しいです
引き続き艦娘のリクエスト待ってます


「演習…?」


上咲提督「といっても一度会ってから詳しいことを話したいから…明々後日の15時からでいいかしら?」


「はぁ…まぁいいですけど…」


上咲提督「場所はこちらの鎮守府でいいかしら?地図は今日の午後に着くようになっているわ

それじゃよろしくね」


「え?ちょ…!」


プープー


一方的すぎるだろ…

てか演習ってなんだ?

聞いてみるか…


「なぁ鈴谷、演習ってなんだ?」


鈴谷「演習?それはね、鈴谷たちが戦うんだよ。といっても敵は鈴谷たちと同じ子たちだよ」


「…それって轟沈…死ぬのか?」

死ぬのなら絶対に受けないようにしなければ…

失うのはもう嫌だ…


鈴谷「大丈夫だよ、いっても大破までだよ

だから安心して、ね?提督」


「サンキューな、鈴谷」


鈴谷「分からないことがあったらなんでも聞いてね〜」


「おう!頼むよ!それじゃあね〜」


鈴谷「はーい」



それから というもの俺は仕事に手をつけることができなかった

演習の事で頭がいっぱいだった


時が経つのは早いもので

面談の日になっていた

俺1人だと心細いので鈴谷を連れて行くことにした

鈴谷は素直に了承してくれた

優しい子だなぁとバスの中で思った

てか鈴谷って、大人料金…だよなぁ…


そんなことを思いつつも心の帯はきっちり締めていた


上咲鎮守府前


「ここが…!?」


鈴谷「…上咲鎮守府…!」


2人は息をするのも忘れて唖然としていた

そう門は錆びついていなく、雑草のざの文字もなかった…

うちとは大違いだ…

そろそろ掃除するかぁ…

なんて思ってると


上咲提督「待たせてしまったかな?」


「いえいえ、俺たちも今着いたばっかだから」


上咲提督「立ち話もなんだ、私の提督室で話をしよう。案内するよ」


「ありがとうございます。…えぇ〜とそちらの方は?


神通「神通です。よろしくお願いしますね

提督」


「あぁよろしくな」


上咲提督「さっさとしないと置いてくぞー」


「すみませーん、今行きまーす」


俺たちは慌てて後ろについていった


廊下を歩くとたくさんの女の子がいた

とりあえず笑顔で挨拶をしてみると、向こうも笑顔で返してくれた

ここの子たちはなんて優しいのだろうかと

感激していると…


「いでッ!」


痛みの発生源を見てみると鈴谷が俺の足を蹴っていた


「…何してんの?」


鈴谷「ん?提督の足を蹴ってるんだよ♪」ニッコニコ


いや笑顔でそんなこと言われてもなぁ…

そんな事を思ってると


上咲提督「ここよ、入ってちょうだい」


「ありがとうございます」


俺は彼女の提督室であろう部屋に入った

提督室が女の子の部屋だった…

…俺一回も女の子の部屋入った事ないけど…

てかめっちゃいい匂いがする…


そう思っていると


上咲提督「そこのソファーでくつろいでてちょうだい」


「わかりました」


俺たちは促されたソファーに座って上咲提督を待った

しばらくして


上咲提督「ごめんなさいね、待たせちゃったわ」


「いえ、大丈夫ですよ、…その手に持ってるのはなんですか?」


上咲提督「これはね…嘘発見器だよ」


「どうしてそんな物を?」


上咲提督「いきなりで済まないが一つだけ質問させてもらえるかい?」


「いいですよ、なんでしょう?」


上咲提督「…貴方は彼女たちの事をなんて思ってる?」


「…人間だと思ってます」


その瞬間、嘘発見器が鳴った

…おいおいまじかよ


鈴谷「…………」


じっと俺を不安そうな瞳で見つめてくる

…正直に言うか


「…彼女たちは俺や君、そして世界中の人間よりも人間だと思ってる…」


今回は嘘発見器は鳴らなかった

まぁ鳴るはずがないんだが…

鈴谷は不安そうな瞳から恥ずかしいそうな嬉しそうなよくわからない瞳で今度は見つめてきた

上咲提督は唖然としていた

…なんかまずい事言ったか?

なんて思ってると


上咲提督「君が初めてだよ。まさか嘘発見器にあんな反応をさせるなんてね…

質問に答えてくれてありがとうね

それじゃあ本題に入ろう

演習の日は…そうだね今から1週間後でどうだい?」


「1週間後ですか…多分大丈夫です」


上咲提督「そうか、そしたら場所は…そちらでやろう、今回は君らが来てもらったからね、今度は私たちがそちらに行く番だ」


「俺たちの鎮守府ですか…まぁ大丈夫ですかね…」

やべぇ掃除しねぇと!


上咲提督「よしっ、決まりだね!そしたら1週間後また会おう!楽しみにしてるわ!」


「はい!演習を組んでいただきありがとうございます!」


そう言って俺はこの鎮守府を後にした

鈴谷は最後に神通に呼び止められていたが…

そして話が終わり帰ってきた時鈴谷は耳まで真っ赤になっていた…

何を話してたんだ?まぁいいや


「よし、帰って美味しいご飯食べに行こうぜ!鈴谷!」


鈴谷「う…うん!」


なんとかみんなと同じ時間で食べれた

やっぱ食事はみんなとするのが1番だな






神通さんに言われた言葉

『あの人かっこいいですよね…私惚れちゃいそうです』

その言葉を聞いた時私はよくわからない気持ちになった…

提督には他の方たちとも仲良くなって欲しいけど提督を独り占めしたい気持ちもありモヤモヤ感がした

でも今ならわかる…帰ってきて食堂に行くと間宮さんと楽しく会話していた

その時胸が痛くなった…

表面上では装っていても心では気づいていたのだ…

鈴谷「これが…恋なんだね…」

その声は上の空へと消えていった…






深夜 提督の自室


「じじいに頼んどくか…」

提督はある作戦を決行しようとしていた



次の日 提督室


「みんな集まってくれて本当にありがとう!

今日から1週間後に演習をすることになった!

それでそのメンバーを発表する!

旗艦…ってなんかよくわからないけど、とりあえず鈴谷!んで他の人たちは加賀さん!長門さん!北上!大井!翔鶴さん!この6人で行くことにした!

それから呼ばれなかった人たちは俺と一緒に応援してほしい!お願いだ!」


大井「旗艦をとりあえずで選ぶって…」


北上「まぁいいじゃん、それがうちの提督のいいところだよ」


加賀「流石に気分が高揚します」


翔鶴「が、頑張ります!」


長門「うむ!任せろ!」


鈴谷「提督の頼みだもん、断る理由がないっしょ!」


他の艦娘たち「応援頑張ります!」


やばい、ちょっと涙が出そうになった…

見られたらまずいと思い帽子を深く被り


「みんな…ありがとう!

そしたらさっき呼ばれた人たちは執務室で作戦会議するから昼飯食べ終わったらくるようにね」


間宮「私は…何をしたら…」


「間宮さんにはやってもらいたい事があるのでちょっと話いいですか?」


間宮「な、なんでしょうか?」


「今日の夕飯が終わったらでいいよ

そしたら美味しいご飯を期待してるよ」


間宮「は、はいっ!」


俺は食堂を後にし、提督室に向かった

開けるとみんなが立って待っていた…


「座っていいよ、てか座ってていいのに」


鈴谷「いやぁ優しくされるのが慣れなくてさ…

ごめんね〜」


「だんだん慣れていこうな!」


鈴谷「うん!」


「さて作戦会議といきたいところだが…

俺は演習については全然知らない…

とりあえずやるからには勝つ!

だからとりあえず勝利条件を教えてくれ!」


長門「では私が説明しよう、まず勝利条件には2つある

1つ目は相手を全員大破状態にすること

2つ目は相手全員の敗北の宣言だ」


「ありがとうな、長門!」


長門「うむ、それでどうするのだ?」


そんなの最初から決まっていた

しかし確信がなかった、しかし長門から教えられて確信が持てた


「もちろん決まっている!

相手全員の敗北の宣言狙いだ!」





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2019-09-26 19:35:10

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1: 大鳳可愛いぃ 2019-09-26 19:35:25 ID: S:QKq2Ha

応援してるよー
がんばってねー


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