2019-10-15 22:37:44 更新

概要

第弐章突入だぜ!

さてさて、こっちも書かにゃ~あかんのだが、新作も作り途中だからそっちも出さなあかん。
艦これのほうも出していかんや~いけん。
よしっ。新作とSAOに力を入れるか!


「目標、作者。座標〇〇ー××2212。対地80㎝連装改造砲、一番砲、二番砲装填完了。」

(。´・ω・)ん?なんかいやな予感が・・・・

「一番砲ハデス、二番砲ヘカート。斉射!!」

/(^o^)\おっと、これは作品キャラからの不満の攻撃ですね。概要やらでよくある事ですね。
というわけで、乙りますわ\( ^o^)/≪三三 ← 徹甲弾


お約束の、キボ~オノーハナ~♪


百鬼「ふぅ~、すっとしたぜぇ~♪」
提督「80㎝砲(改造)はやりすぎじゃない?」
百鬼「大丈夫大丈夫。作者補正かかってっから」
提督「それならいっか」
武蔵「いや・・・駄目だろ・・・」


前書き



 君は、考えたことはあるかい?

 もし、この世界が、ゲーム、仮想世界と同じように誰かに創られた世界だと。

 君たちの世界は、神が作ったという人もいるだろう。

 では、その世界を作った神様をかの有名な神『全能神ゼウス』とたとえよう。

 ゼウスと言えば、君たちはどんな容姿を思い浮かべる?

 個人によって違うが、必ずしもとは言えないが、君はこう想像しただろうーーーーーーーーーーーーー





[chapter4: 剣士と騎士と処刑人 ]




ガチャ・・・


アイン「そいじゃ行ってくる」


ユウキ「行ってきまーす!」


フェル『ガウッ!」


アリス「えぇ。行ってらっしゃい」


アイン「分かってると思うが、当分・・・てか、一年・・・いや、半年もせん内に会えるかもな」


アリス「わかっています」


ユウキ「でも二週間に一つは手紙書いて送るから!」


アリス「ありがとうね♪」ナデナデ


ユウキ「えへへ~♪」トロ~ン


アリス「それではアイン、いつものを・・・///」


アイン「はいよ」ス・・・


アリス「それでは///」・・・チュッ


アイン「……」チュ・・・・


ユウキ&フェル「///はわわわわ~~///」『ぎゅぎゃ~~///』


アリス「ん・・・♡ むっ♡♡」


アイン「んっ・・・♥」


アリス「はむっ♡・・・あむ♡♡」トロ~ン


アイン「んちゅ・・・ぷはっ」


アリス「ぁ・・・・むぅ」プクゥ


アイン「帰ってきたらいくらでもしてやるから、そんな顔すんなっての」


アリス「約束ですよ?」


アイン「おうよっ」


アリス「ふふ♪ 待ってますよ♡」


アイン「あぁ。じゃ、行ってくらぁ」


ガチャ・・・


アリス「はい。行ってらっしゃい♡」


パタン・・・


アリス「それでは、今日も一日頑張りますっ!」





42番整合騎士「アリス様は、アイン殿が来てから随分とお変わりになられたよなぁ」

43番整合騎士「そうだな。ユウキ殿の話によると、アイン殿かアリス様が出かけるときは出迎えの接吻を毎回しているらしいぞ」

42「まじか!かぁ~羨ましいねぇ」

43「しかも、まだ一線は越えてないらしいがお熱いようだぜ?」

42「あの高貴なアリス様が、お熱い・・・だと・・・?!」

43「??」

42「おっとすまない。何故かそんな言葉が頭をよぎってな」

43「不思議だな?」

42「それはそうと。俺今日四穿剣の方々との特訓の日なんだよね」

43「一人でか?」

42「だから、ね?」

43「俺も、付き合えと・・・?」

42「うん」

43「・・・はぁ(*´Д`)。分かった」

42「ありがとう!」

43「だったらさっさと行くぞ」

42「はい!」


<<ワイワイワイ・・・・アインドノハヨー ソウダヨナァ モウスコシキョイチョウセイヲーーーーーー



「・・・・・・・・・」



二人の後輩整合騎士を柱の影から見ていた騎士がいた。

彼の名は『エルドリエ・シンセシス・サーティワン』。アリスの弟子であり、師であるアリスに好意を寄せている男性騎士だ。



エルドリエ「何故なのです・・・・何故、私ではなく、彼奴なのですか・・・!!」ギリリッ!



その騎士は、嫉妬/怒りと言う感情に支配されつつあった。






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アイン、ユウキが北セントリア帝立修剣学院に入学し半年が過ぎた。

そして、例の日・・・そう。ライオスとウンベールがロニエとティーゼをキリト、ユージオの前で辱めを受けようとし、

ユージオが右目の封印を破り覚醒するシーンまで割愛だ。


学園編は、番外編として後日(いつかは分からない)に投稿するぜ。


では、続きをごゆっくり・・・



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[アインside]



アイン「ユウキ、今から三分以内にライオスの屑共の部屋まで行けるか?」


ユウキ「勿論っ!これでも速さにはシェータさんにも負けてないからね!」


アイン「それは頼もしい。じゃ、廊下通って扉から入ってくれ。俺は窓から入るけん」


ユウキ「窓って・・・どうするの?」


アイン「扉と窓。脱出口を潰して袋の鼠にする」


ユウキ「なるほど」ポン ≪≪手を叩く


アイン「それじゃ頼むぜ? あ、俺が呼ぶまで扉前で待機しといてくれよ?」


ユウキ「わかってるよ!」


バタンッ・・・・・カチャン ≪≪勢いよく扉を開け廊下に出る


アイン「さて、と・・・連行者は原作通りではアリスだが・・・他に誰かくんのかな?後で聞いとこ」


アイン「それじゃ、準備はいいかぁ?フェンリル」ガチャン・・・ ≪≪右手:ハルバード


魔狼≪<愚羅螺l?ルrrllrlrlr・・・・・! ?シュゥゥゥゥゥゥ・・・ ≪≪口から大量の蒸気を噴き出す


アインドール&魔狼<「『さぁ、処刑/食事の時間だ!レッツ・PARTYYYYYyyyyy!!』≫】≫」



その時、北セントリア帝立修剣学院は揺れた。

一人の【化け物】と、一匹の【神殺し】によって・・・・・


そして、本当の物語が。真なる災厄の異世界戦争が。今、始まる。



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【ユウキside】


<<グラァァァァァァァァァ!!!!

グラグラグラ・・・・



ユウキ「うわっとっと・・・! ふぅ、こけずにすんだー」


ユウキ「さっきのはアインとフェルちゃんかな? あの咆哮ってことはかなり怒ってるね・・・」


「あ、ユウキさん!」


ユウキ「あ、マナ!どうしたの?」


マナ「いやね、さっきの叫び声と地震は何かな~て」


ユウキ「・・・・・ う~ん。僕も分からないなぁ……」


マナ「だよね~。あ、これから蜂蜜停行くんだけど行かない?」


ユウキ「あ、あぁ~ごめん! ちょっと急用があって………」


マナ「急用か~。最上級貴族様は大変ね~。それじゃ、また今度ね!」


ユウキ「うん!」


タッタッタッタッタ…………


ユウキ「・・・・それにしても、何でアインはこのことが起きるってわかってたんだろ?」


ユウキ「ま、いっか!今は罪人(ツミビト)を捕まえることに集中しよっと!」



 第35整合騎士、ユウキ・シンセシス・サーティファイブはまだ知らない。

第44番整合騎士である、アイン・シンセシス・フォーティフォーの恐怖を。

≪44≫。【4】という数字はし≪死≫を現している数字でもある。それは何を意味しているのか。

黒曜の騎士は、否。アンダーワールド全生命体は知る由もないだろう。






【アインside】



 よし、屑共の部屋まではあと、数百メートル。なかなかにこの学院でかすぎて笑える。


アイン「フェンリル、ユージオは今どうしてる?」


 あと、二百メートル。


魔狼『今はまだ拘束されてる。 あ、今拘束から抜けてウンベール、だっけ?そいつの腕切った。】


 あと、数十。


アイン「GOODだ。さてさてそれでは~~・・・・・・・・」ダンッ!


 俺は地面を蹴り、屑共の部屋の窓まで跳躍し、勢いを殺さずにそのまま……………………


バリィィィンッッ!!


「「「「「「っっ!!!?」」」」」」


アイン「お邪魔しま~す! 屑共を殺し(笑)に来ました~」



 勢いを殺さずそのまま、硝子をぶち破り侵入した。

 部屋の中にはユージオがウンベールを斬り殺そうとしており、唖然としたアホ面でロニエを押さえつけているライオス。

そして、いまだ拘束が解かれておらず、目を見開かせているうつ伏せのキリトが俺を見ていた。



ウンベール「あ、がぁぁっ・・・!で、、ぃ」


アイン「おっと、ウンベール。プレゼントだ」ヒュンッ!


ウンベール「がっ!?」ブスッ!



 俺はフラクライト崩壊寸前のウンベールに、マスターに事前に創らせておいた、システム式鎮静剤入りの注射器を喉元に投射した。

因みに、刺さったら自動で中身が注入されるようにしているので、ピストンを押さずとも勝手に鎮静剤が入っていく。

副作用は勿論ある。というか、わざと副作用を付けさせた。ま、これは効果が出るまで時間がかかるのでまた後で。



アイン「これで、落ち着くはずだ。有難く思え」フフッ


「ア、アインっ!!?」


 誰が読んだかさえ分からないほど今の俺は少し怒っていた。多分キリトだろう。


アイン「ようっ、キリト。俺とは一週間ぶりだな?で、一応今の状況説明してくんね~か?」


キリト「そ、それh「いやはや、アイン殿。これはちょうどいいところに来ていただけましたな」なっ・・・!」


アイン「あ゙ん?」


ライオス「実はですね。この二人の傍付き錬士が私共に無礼な行為を働いたものですから、少しばかり罰を与えてまして。」


ロニエ「ん~~~!ん~!!」フルフルフル


ユージオ「ま、待ってくれ!これはそっちg「ちょっと黙ってろユージオ」 え・・・・」


アイン「俺は此奴の話を聞いている。話に割り込むのは失礼だと習わなかったのか?え゙ぇ゙?」ギロッ


ユージオ「うっ・・・!」


アイン「で、続きは?」


ライオス「あ、あぁ。罰を与えようと居たらこの二人が乱入してきましてね。そちらも無礼だったので罰を見てもらおうかと思い

    少々拘束させていました。そしたら、そこのユージオ殿が拘束から外れ、ウンベールの腕を切った直後に貴方が助けに来たという

    状況です。」


アイン「そうかそうか。貴族でもない者達が、貴族に向かい剣先を向け、しかも切った、となれば。貴族を守護を優先するのは当たり前だ」


ライオス「えぇ。助けに来てくれてありがとうございます。さて、目撃者もいることだし、この二人を禁忌目録違反で整合騎士様に

    渡してはいただけませんか? 第三者が連れて行ったほうが、信用は高いですしね」


キリト「な、ふざけるなっ!もとはと言えばお前らから・・・!」


ライオス「キサマっ!上級貴族に向かってなんて口の利き方だ! 貴様らは裁判で必ず死刑になってもらうからな!そこの子娘共と共に!」


ティーゼ「そ、そんなっ!ユージオ先輩たちは関係ないです!」


ライオス「もう遅い!貴様のその先輩は今、ウンベールを切ったのだからな!」


ウンベール「うぅっ・・・!」ウデオサエ


ライオス「さぁ、アイン殿!こいつらを連れて行ってくだs



 そこでライオスの台詞は途切れた。否、途切れされたと言ったほうが正しいだろう。

何故なら、そのライオスの顔面に、正確には口に黒い靴がめり込れていた。



ライオス「ぐべらぁ!」ガシャァンッ!



 ライオスは吹っ飛ばされ、部屋の家具に当たり、顔を抑えている。

そして、ライオスを蹴っ飛ばした当の本人であるアインは、蹴った直後の体制のまま微動だにしていない。



アイン「はぁ・・・・」


 アインの口から出た言葉は、呆れ切ったため息だった。


アイン「正直言うてよ、知ってる。お前らが何をして、何をやろうとしているのか。

   キリト達が、ロニエとティーゼを助けに来ている事も知っている」


アイン「死刑?死刑になるのは、テメェラ屑ノほうだカス」



 アインは蹴った体勢から元の体制に戻り、吹っ飛ばされた貴族を冷え切った眼で見下しながら言葉を放った。



ライオス「?え・・・?えっ?」


アイン「なぁ、ライオスさんよぉ~お。ほんっとにそのアホ面には心底うんざりさせられるよ~」

   「貴族特権の乱用。女性に対しての侮辱、屈辱行為。学院内での無断特権乱用。器物破損。暴行。お~お、言い出したらきりがねぇ」


ライオス「わ、私達を助けに来たのではないのですか……?」


アイン「お前たち? まさか。俺達が助けに来たのは、お前らがよってたかって虐めてるそこの四人だ。

   貴様ら屑共ははなから助ける気なんぞない」


『≪俺達≫?』



 ライオス以外の全員は、アインが言った<俺達>という複数形の言葉に疑問を持つ。



ライオス「な、ならっ!貴様も死刑にしてやるっ!!」


アイン「それは無理だ」


ライオス「な、なにぃ!?どういう意味だ!?」


アイン「俺は処刑される側じゃない。 ユウキ、入ってきていいぞ~」


<は~い! ガチャ・・・


ユウキ「失礼するね~」


キリト/ユージオ/ロニエ/ティーゼ『ユウキ(さん)っ!!?』



 入ってきたのは、ユウキだった。何故かアインと同様に外套を羽織っている。

そのせいか、見えるのはせいぜい顎から目元部分しか見えない。



ユウキ「ねえ、アイン。もう明かすの?予定より少し早いよ?」


アイン「スマン。俺の堪忍袋が破れそうなんや。もうええやろ」


ユウキ「ほんと、自由奔放だね」


アイン「いいだろ。 さて、先ほども言ったが俺は処刑される側じゃない。



 そういうと、アインとユウキは外套を脱ぎ捨てた。その下から現れたのは……………………



アイン「俺は、否。≪俺達が≫『処刑』する側なのだからなぁ!!」


ユウキ「君たちの行動はしっかりと記録させてもらったから、言い逃れは出来ないよっ!」



 外套の下から現れたのは、黒すぎるロングコートに身を包み、腰に真っ黒な剣を携え、大斧を担いだアイン。

紫がかった鎧に身を包み、腰に黒曜色の剣を携えたユウキの姿があった。その姿、まるで≪騎士≫のよう。

 いや。アインの服とユウキの鎧の左胸部分に整合騎士を示す紋章『聖剣』があった。

あれは数か月前に、町全体にばらまかれた紙に写されていた整合騎士を示す紋章だった。



ロニエ「その紋章・・・まさかっ!!」


アイン「YES! そのまさかだよーロニエ。では、改めて自己紹介をしよう」



 アインは何故か神聖語・・・・いや、英語を使っていた。まさか、アインも俺と同じように・・・?

 そう考えていると、アインは腰の黒い剣ではなく、腰のホルスターから銃を取り出した。キリトは、何故この世界に銃がーーーと考えていたが、静かな金属音を聞いてそちらに視線を移した。金属音の源はユウキが黒曜色の剣を抜き取った音だった。

 ユウキは抜いた剣を一度真上に掲げ、その剣先を床に突き刺し両手で柄を持った。

アインは左手を銃のスライドに乗せ、装填した。あの銃は以前≪GGO≫で見たことがある。確か、『サムライエッジ』だったか………

 アインはライオスに銃口を向ける。



アイン「我は、公理教会所属・最高司祭猊下直属護衛整合騎士にして、『処刑人』≪アイン・シンセシス・フォーティフォー≫である」


ユウキ「同じく整合騎士、公理教会所属第3番隊騎士長≪ユウキ・シンセシス・サーティファイブ≫。これより、罪人の身柄を拘束する!」


全員(アイン・ユウキ以外)『せ、整合騎士っ!!?』


アイン「いいリアクションをしてくれるねぇ。」


ユウキ「で、大人しくついてきてくれるかな? ライオス、ウンベール?」


ライオス「わ、分かり、ました。騎士様………」


ウンベール「は、はい。仰せのままに………」


アイン「お前たちも連行させてもらうぜ?貴族への傷害罪でな。キリト、ユージオ?」


キリト「わ、分かった。だが、ロニエとティーゼは被害者だ!連行は止めてくれっ!」


アイン「安心しろキリト。俺は罪人にしか興味はない。=(イコール)その二人には手を出さない。つーこった」


ユージオ「……」ホッ


ユウキ「そろそろ迎えが来るはずだから連れていくね?」


アイン「了解。あ、俺はそいつら持つけん、ユウキはこの二人連れて行って」


ユウキ「わかった!」



 さて、終わった終わった。もうね、動くの怠い。働くの怠い。

え?よくそんなんで整合騎士が務まるな!だって? 元ニートだからしょうがない。

 ⇈

 ⇈理由になってない。



「なぁ、聞きたいことがあるんだが・・・いいか?」


「あぁん?」


 ---俺は、俺達の良き指南者であった≪アイン≫・・・・・いや、

ユージオが探し求める人に会う為に俺たちが目指していた天職≪整合騎士≫である≪アイン・シンセシス・フォーティフォー≫に尋ねた。



アイン「なんだ、キリト?」


キリト「‥‥アイン、あんたは一体・・・何者なんだ?」


アイン「何者? いやいや、ただの第44番目の比較的に新人の整合騎士だが?」


キリト「・・・・質問を変えよう。 あんたは何なんだ‥‥?」


アイン「‥‥・・」



 アインはそこで沈黙した。『何者』ではなく『何』にすることによってかまかてけみたが、

どうやら何かを隠しているそうだ。



アイン「そうだなぁ。う~~ん・・・・・カセドラルの最上階に来たら教えちゃる」


キリト「・・・そうか」


アイン「てなわけで、いくぞ~」


キリト「・・・・あぁ」


ユージオ「‥‥・・・」ス・・・



 ユージオはティーゼが気になるのか、ティーゼの方を見てユウキに自分の身柄を預け鎖を巻かれた。



アイン「ユウキ、連行同行者は誰なんだ?」ヒソヒソ


ユウキ「アリス姉だよ。ついでに僕の不知火も連れてきてもらってるよ」ヒソヒソ


アイン「そうか(やっぱりな)」



 『不知火』とは、ユウキの飛竜で愛竜である。体は薄紫色の鱗で覆われており、目つきが半端なく怖い(睨まれた時だけ)。

俺も睨みを受けた時は鳥肌が立ったよ。さ、流石は戦艦級の眼光・・・あ、これ違うアニメだわ。

 ユウキと話をしながら俺達は外へ出た。何処から嗅ぎつけてきたのか学院の生徒が大勢いた。おそらく、何事かと思っているのだろう。

当り前だ。なんせ、生徒だったはずの俺とユウキが整合騎士の紋章を持っており、キリト、ユージオ、ライオス、ウンベールを鎖に巻いて連行。その後ろには、目を腫らせたロニエとティーゼがいるのだから。



アイン「あ~ぁ。俺も飛竜持とうかな~?」


ユウキ「そうだよ~。それの方が移動楽だよ?」


アイン「でもな~。前に飛竜舎行ったら子竜全員に泣かれてよ、親竜に食われそうになったんだが?」


ユウキ「あの時はびっくりしたね~。いきなり物凄い咆哮が轟いたんだもの」


アイン「よし。自分で創るか!」


ユウキ「そんなことできるの?!」Σ(・ω・ノ)ノ!


アイン「う~ん、ウロボロスを細胞分裂させてその肉片を色々弄ったら出来るんだが・・・・最近使ってないからな~」


ユウキ「ロスちゃんってさ、何気に凄いことできるよね~」


アイン「俺もこんなことが出来るって知った時は結構ビビった」


ユウキ「アインでも驚くことあるんだね~」ニヤニヤ


アイン「そらそうだ。世界には驚きが万とある」


ユウキ「ふ~ん。 あ、来たみたいだよ!」


アイン「オ~きたきた・・・って眩しっ!!」



 キリト達を連れていくのは、勿論原作でもおなじみのアリスだ。

しかし、太陽の光がアリスの黄金の鎧に反射してめっちゃ眩しいのだ。よしっ・・・!!



アイン「目がぁ、目がぁぁああ!ああぁぁぁぁぁ!!」目を抑え


ユウキ「・・・・何してんの?」


アイン「いやなに、眩しかったらこの台詞を言うのはお約束でね」


ユウキ「訳が分からないよ」


アイン「ま、いいとして。 お前ら、あの美人嬢ちゃんがカセドラルの牢獄へ送ってくれるぞ」


ユウキ「さらっと彼女を自慢しないの」ペシッ


アイン「いてっ!」



 アインはナチュラルに自分の彼女を美人と言い自慢していたので、ユウキの剣の鞘で頭を叩かれた。


 ___さて、アリスが来たからゆーユージオの反応は、っと‥‥‥



ユージオ「・・・・え?」



 ____はい原作通り。アリスがユージオを突き飛ばすシーンは当時の俺は驚きだったよ。

あの冷たい眼差し・・・・・Ⅿの人にはご褒美だな。


 アインがそう考えていると、アリスが歩いてこっちに来た。アリスは、アインとユウキの前に来ると一礼した。



アリス「お久しぶりです。アイン、ユウキ」ペコリ


ユウキ「久しぶり~!」ギュ~


アイン「おう、おっひさ~。てかよ、別に敬語使わなくてもいいんだぜ?」


アリス「いえ、仕事中ですので」ギュ~+ナデナデ

ユウキ「むふ~♪♪」


『ギャ~ウ!』

ユウキ「あ!不知火!久しぶり~♪」ムギュ~

『ギャウッ!』スリスリスリ


アイン「そうかい。 てか改めて見たら、親子みたいだったな。アリスが若いお母さんで、ユウキが娘」


アリス「母親って・・・騎士が子を成すことは今の所禁じられてます。そのことはご存じのはずでは?」


アイン「いやいや、例えだっての」


アリス「そうですか。 ところで、その四人が禁忌目録違反者ですか?」


アイン「あぁ。この黒髪と甘栗色の二人を牢獄へ入れてくれ。この上級貴族二人は俺が処罰する」


アリス「司祭様の許可はとってあるのですか?」


アイン「勿の論。ていうか、この任務に当たり俺は何をしてもいいっていうマスターのお墨付きよ!」ピラッ



 俺はアリスにその証明書を見せる。



アリス「ふむ・・・本当のようですね。分かりました、では連行させていただきます」


アイン「安全運転でな~。ユウキ、先に一緒に帰っといてくれ~!」


<分かった~!


アイン「あと不知火!ユウキがドジ踏まないようにちゃんと見とけよ~!」


≪≪ギャウッ!!

<アインー!それどうゆう意味ー!?


アイン「気にするな!」


<? は~い!


アイン(さて、ユージオはどうするのか。キリトは何を想うか。アリスはどういう行動をとるか・・・・見ものだな)


アイン「さて、お前らの処遇に関してだが。ライオスは完全な死刑だとして、ウンベールはある意味死刑にしてやるよ」


ライオス「わかりました・・・」


ウンベール「あ、あの・・・・発言いいでしょうか・・・・?」


アイン「あん?いいぞ」


ウンベール「私の、『ある意味で死刑』とは、どういうものなのでしょうか・・・」


アイン「あぁ。お前、ユージオに手ぇ斬られた時自分が壊れそうな感覚に襲われたろ?」


ウンベール「は、はい・・・」


アイン「その後に打った注射に俺が作った特別なウイルスっちゅー、まぁ病原菌を入れとってな、それをお前の中に入れた」


ウンベール「そ、そうですか・・・」


アイン「それで、その薬物の結果を見ようとしてる。いわばお前は俺の実験台よ」


ウンベール「・・・それと、死刑にはどのような関係があるのですか・・・?」


アイン「あぁ。時期に分かるからあまりそのことは考えるな。いいな?」


ウンベール「・・・・はい」


アイン「あ、さっきも言ったけど、俺飛竜持ってないからちょっと空中散歩するけんの」


ライオス・ウンベール「「??」」



 飛竜持ってない→空中散歩=月歩(ムーンウォーク)ってこったな。

ワンピースか、最近の見てないな~。



「あ、あのっ・・・!」


アイン「うん?」


ロニエ「騎士様、お聞きしたいことがありますっ!」


アイン「ロニエか。なんだ?」


ロニエ「その・・・・先輩たちは、いつお戻られになりますか・・・?」


アイン「あぁ。そんな大きな罪じゃねーし。それにお前たちを助けようとしたからな。多分半年後位には会えるぞ?」


ロニエ「そ、そうですかっ!ありがとうございます!」


ロニエ「よかってねティーゼ!すぐに会えそうだよ!」


ティーゼ「嬉しいのはそっちもでしょう! でも、本当に良かった・・・・!」ポロポロ


ロニエ「や、やめてよ~・・・!」ポロポロ


アイン(好きな人が戻ってくる、か。原作通りならユージオは死んでしまうが、こちらの世界ではその≪歯車≫は取り除かせてもらおう)


アイン「んじゃ、お前たちは渡す物は渡せたわけだし。俺ももう行くぜ」


ロニエ「お、お気をつけてっ!」ビシッ!


ティーゼ「あの、ところでどうやってお帰りになられるのですか? 騎士様の飛竜が見当たりませんが・・・・」


ロニエ「ちょ、ティーゼ!失礼だよ!」


アイン「構わんよ。俺達の仲じゃねーか。 どうやって帰るって?それはな・・・・」


ロニエ・ティーゼ「「そ、それは・・・?」


アイン「俺が跳べばいい」


ロニエ・ティーゼ「「・・・はい?」」


アイン「がはは!んじゃ、また半年後くらいになっ!」ダンッッ!!


ロニエ・ティーゼ「「っ!!!?」」バッ ≪≪強風が来たため顔をかばう



 飛竜がないなら自分自身が飛べ/跳べばいい。それは、かの某海賊アニメの料理人のようにな?

まぁ、月歩みたいに足踏みをせずに、ウロボロスの細胞変化を使って翼生やしたり、フェルの機翼を展開すればいい。

見た目がアンバランスなのだが、長時間飛べる。



アイン『半年後、楽しみにしているぜーー!!』


ロニエ・ティーゼ「「」」( ゚д゚)


ライオス『うわああああぁぁぁぁぁぁ・・・・・・』


ウンベール『』Ω\ζ°)チーン


ロニエ「ねぇティーゼ」


ティーゼ「なに?ロニエ」


ロニエ「整合騎士様って、あんなことできるんだね」


ティーゼ「でも、私が思うにアイン様にしかできないと思うのよね」


ロニエ「そうかもね。あの金色の騎士様やユウキ様となにか違う雰囲気を持ってたもんね」


ティーゼ「そうね」



 【ロニエとティーゼは、目の前で起こったあり得ない現象を前に思考をほとんど放棄していた!】




[chapter4:END]











[chapter5:反逆の剣士と追跡者と処刑人 ]



【カセドラル某所:牢獄階】



ジャラジャラ・・・・


キリト「くっ・・・結構天命値があるとは思ってはいたが。予想以上に高いな・・・」ジャラジャラ


ユージオ「そりゃーね。整合騎士が住んでいる場所だから大抵のものは天命値が馬鹿にならないほどあるよ・・・」ガシャンッ!


キリト「・・・・なぁ、俺達を連れて行ったあの金髪の人が、アリスなのか?」


ユージオ「………」コクン


キリト「間違いないのか?」


ユージオ「‥‥あぁ。忘れるはずがない。あの人は間違いなくアリスだ」


キリト「・・・そうか。なら何で記憶がないのか・・・そこが疑問に思ってるだろ?」


ユージオ「‥‥そうだね。連れていかれたのはもう八年も前だけど、それで忘れるはずがない」


キリト「きっと、何かされたに違いない。そうだろ?」


ユージオ「あぁ。だからこそ、カセドラルに入るために整合騎士になろうとした」


キリト「でも、道は違えど結果的には入れたんだ。良しとしよう」


ユージオ「そうだね。・・・・! キリト、静かに。誰かくる・・・!」



 コツ、コツ、コツ、コツ、コツ・・・・・



キリト・ユージオ「「……」」ゴクリ・・・



 コツ、コツ、コツ、・・・



「よう。牢獄の居心地はどうだい? お二人さん♪」


キリト・ユージオ「「アインっ!!?」


アイン「はいは~い。アインさんですよ~」



 やってきたのは俺達を助け、そして投獄した張本人『アインドール・ウェスカー』。

いや、≪整合騎士≫『アイン・シンセシス・フォーティフォー』だった。

 しかし、その騎士は何故か血まみれだった。



キリト「・・・・・・なぁ、その赤いのはなんだ・・・?」


アイン「ん、この血か? さっきライオスを斬首したからその返り血だな。いやはや、この世界の血はどうも似た味でつまらん」シレッ


ユージオ「う、うおえぇぇぇぇぇ・・・・!」


キリト「だ、大丈夫かっ!? 斬首・・・殺したのか……?」


アイン「勿。俺が巣くうこの世界にあんなクズは不要だ。ま、ウンベールは試作薬の実験台になってもらってるがな」


キリト「っ・・・!」


アイン「さて俺はお前らに、アドバイス的なもんを言いに来た」


キリト「アドバイス・・・?」


アイン「あぁ。脱走するにあたり、ます地上へ出る。そしたら声のする方へ行け。そこである人がお待ちだ」


ユージオ「ある、人・・・?」


アイン「安心しな。信用できる。てか、味方だ」


キリト「それが信用できる話の保証は?」


アイン「ふん。俺は面白いほうに付くのがモットーだ。信じるか信じまいかはお前ら次第だ」


キリト「………」


アイン「んじゃ、またな」バイバ~イ スタスタスタ


ユージオ「待ってくれっ!」


アイン「・・・・何を聞きたいかは分かるが。なんだ?」ピタ・・・


ユージオ「僕達を此処に連れて来た女の人‥‥あの人はアリス、なのか?」


キリト「ユージオ・・・」


アイン「アリス・・・・アリス・ツーベルクか?」


ユージオ「っ!・・・・あぁ。そうだ」


アイン「その考えは半分正解で、半分不正解だ。 ま、この答えは地上に出てさっき言った声の主が教えてくれるだろうよ」


ユージオ「・・・・最後に、一ついいか?」


アイン「なんだ?」


ユージオ「君と、アリスの関係は‥‥・・・なんなんだ?」


アイン「あぁ・・・・そのことか。そうだな色々とあったが、一言で言えば・・・・



「『恋人』だ。」



ユージオ「っ・・・!!?」


アイン「ま、これ以上は本人から聞くべきだな。≪アリス・シンセシス・サーティ≫にな? それじゃぁな」


ユージオ「……!」


アイン(さて、マスターの方は用意してくれってかな? )



 コツ、コツ、コツ、コツ、コツ、コツ・・・・・・・・・・・・・・



キリト「ユージオ・・・」


ユージオ「こんなところにいるわけにはいかない・・・早く行こうキリト!」


キリト「!ああ!!」



 そして、二人の剣士は鉄格子を破り脱獄した。

地上には、怒り、嫉妬で支配されつつある第31整合騎士≪エルドリエ・シンセシス・サーティワン≫が待ち構えている。






[カセドラル・セントラル ~地下大図書館~]



「いやぁ悪いね~。こ↑こ↓使わせてもらって」


「まったくじゃ。何故こんな回りくどいことをするのか不思議でならん・・・・なぁ、アインよ」


アイン「はっはっは!俺に常識つーもんを求めるならこの世界の未来を考えたほうが、まだ早いぜぇ?カーディナル様♪」カタカタカタ・・・・


カーディナル「様を付けるな。正直お主が使ったら気味が悪い・・・」


アイン「はっは、辛い評価どうも・・・・・さって、っと。うっし。できた~と」フイ~


カーディナル「もうできたのか? 早すぎではないか?まだ数分しかたっておらんぞ?」


アイン「いやはや、ウロボロスが優秀過ぎるおかげでこんなに早く出来上がっちまったぜ」カプセルノゾキ


カーディナル「はぁ・・・・まさか人口の身体を創り、それにフラクライトを入れるとは・・・・こんなこと考えるのはお主だけじゃぞ?」


アイン「そうか?マスターならやりそうだけどな・・・・ってと、カーディナル、アリスを呼んできてくれ」


カーディナル「ん。分かった」トテトテトテ



 俺は事前にマスター/アドミニストレータにある物を頼んでおいた。それは、抜き取った『アリス・ツーベルク』の記憶だ。

その理由としては、あのピエロや、『ラフコフ頭首PHO』、『闇黒神ベクタ/ガブリエル』以外のみんなの生存ルートを確保するためだ。

PHOに関しては、戦闘力、カリスマ性などが欲しいので疑似的DNAをコピッて俺好みの人形にしようと思っていはいるが・・・・



 アドミニストレータとの決戦の後にユージオと幼き日の『アリス』が、リアルワールドのキューブに収められた。

それを確立するために、アリスの記憶をコピーし、そのコピーメモリーを向こう側に送る。という算段だ。

 そして、ユージオ生存ルートのために、アリス・ツーベルクを復活させる。ま、体は俺のウロボロスの肉片から細胞変化、細胞分裂で造っているのだがな。これはマスターや、アリス・・・『アリス・シンセシス・サーティ』にも言ってある。

 最初は受け入れてなかったアリスも、俺がアリスの記憶の中に、『アリス・ツーベルク』の記憶を戻したら納得してくれた。

ま、後はユージオの精神次第、だが。ま、乗り越えてほしいものだ。


 カプセルの中には、幼い時の・・・・禁忌目録を犯し、デュソルバードに連行された当時のアリス・ツーベルクの身体がある。

カプセルのnameplateには『Alice』と文字が浮かんでいる。



カーディナル「連れて来たぞい」


アリス「・・・これが、私、ですか・・・」


アイン「どうだ。昔とあんま変わんね―だろ?」


アリス「えぇ・・・・・あの時のままです。 私は、ユージオ、キリトに・・・・これからどんな顔で接すればいいのでしょう・・・」


カーディナル「アリス………」


アイン「………ふぅむ。まずはそのまま会ってみな? その後は予定通り、記憶をこっち/アリス・ツーベルクに移すから」

   「それまでに、答え出しときな」


アリス「・・・・・・はい」


アイン「・・・・さてウロボロス。ちょい運動テストだ。動いてみて問題や違和感があったらそこを優先的に治してくれ」


Alice「了解。身体に異常がないか確認を行います。」


アイン「う~ん。やっぱりウロボロスの肉片だから堅くなるな。ま、ウロボロスは後で抜くし別に問題はないか」ブツブツブツ



 ___アインは聞きなれない単語をつぶやきながらブツブツ言っている。

  しかし、まさか私が人間だったとは驚きだ。なんせ、アインに呼ばれこの大図書館に来た時、開口一番の台詞が

  『アリス。お前は人間だ。神の使いなんてもんじゃぁない』だ。此れには驚いたが、アインの知っているこの世界の仕組み。

  そして、私の中に埋め込まれた・・・いや、戻ってきた記憶を見ると受け入れざるを経なかった。






   __アイン。貴方は本当に何者なの? 何故、見てもいない私の罪を知っているの? 何故、ユージオ、キリトとの関係を知ってるの?

  何故、そんな力を持っているの? 何故、司祭様の行う禁断の行為を見逃しているの?

  何故、こうも違和感の残るやり方を毎回するの? 何故・・・・何故貴方は・・・・





  『心の底から、笑っていないの・・・・・・?』





   私の頭の中はこんがらがっていたが、今はアインを、彼を信用しなくては皆が死んでしまうという事だけは、

  何故かはっきりと確信できる。



アイン「んお? おっ!やってるやってる~♪」ケラケラケラ


カーディナル「なんじゃ?」ヒョコッ



 アインは右手を振り、『ステイシアの窓』に似た画面を見ている。

カーディナル様はアインと画面の間にひょっこりと入りその画面を見つめている。



アイン「いやなに。あいつ等もう脱獄して地上に出てるぜ? てなわけで、誘導頼んだぜ」


カーディナル「はぁ。まったく、年寄りはいたわらんかい・・・・・」


アイン「確かにお前何百年も生きてるが、姿がそんな可愛いけん全然説得力ねーぞ」


カーディナル「うるさい!一応気にしとるんじゃから言うんでないわっ///」


アリス「あいつ等って・・・・ユージオ達ですか?」


アイン「おう。さて、歯車が俺の予定通りに動けばいいんだがな・・・・・・・Aliceの事は俺が改めて説明するけんの」


カーディナル「わかっておる。この世界の説明とAliceの大まかな説明は私じゃな?」


アイン「頼んだ。  さて、早く来てくれぇ・・・・・・俺達を楽しませてくれぇ。なぁ、・・・・・・・・・『黒の英雄』さん♪」


アリス「・・・・・?」スタスタスタ・・・・・・



 黒の英雄・・・・誰だろうか。画面を見ていった後なのでキリトかユージオの事だと思う。

そして黒・・・・・黒はキリトが好んでいる色だ。昔から黒の服を何時も着ている。まさか、キリトがその『英雄』なのか?



アイン「お前も・・・・・・そう思うだろぅ? _____よ」


__『キィィィィィン・・・・・』


アリス「!?」



 その場を去ろうとしたとき、剣がわずかに振動していることに気づいた。まさか、今剣が唸ったのか?


アインが黒い剣に語り掛けた直後、その剣が高く、小さな金属音を発した。気のせいかもしれないが、一瞬・・・ほんの一緒んだけ見えた。





 『アインの背中に、剣と同じく真っ黒な・・・・・まるで深淵を思わせるような黒いドレスを纏った少女が彼の首に手を回し抱きついていた。』





アイン「お前もそう思うか?! ははははははははははっっっ!!!!いいねぇいいねぇ!!」



 私は早々にその場を離れた。先ほどのアインは、私の知っているアインではなかった。

部屋を出るときアインを横目で見ると、彼の顔にあったのは『狂気』だった。

 一見すると楽しそうな感じだが、その眼はひどく『濁って』いた。その眼を見続けると自分が狂気に満たされるような感覚が襲ってくる。



アリス「………」



 パタン、と図書館内の私の部屋の扉が閉じる。

私は椅子に座り、アインが言う『体育座り』の体制になっている。



アリス「………っ…」ポロ・・・



 何故だろう。目から雫が落ちる。

その雫はとどまることを知らずに、一つ、また一つと落ちてゆく。



アリス「っ‥‥・ぐすっ、うっぐ・・・・ひぐっ」ポロポロポロ・・・・



 いつしかその雫は、雨となって私の目からこぼれ、頬を伝い落ちる。



アリス「・・・・なぜ・・・・なんで、こんなにも・・・・こんなにぃ、、いたいのぉ・・・?」



 私は、心臓を、左胸を強く握った。

痛いのだ。『あの時』からまれにある。あの時、暗黒騎士との戦いで私が相手に隙を見せてしまい、斬られそうになった時。

彼は、アインは、私をかばって上半身を切断されたのだ。しかし、彼の特異な能力故かその傷はすぐにふさがり、逆にその暗黒騎士を惨殺した。その時に言ってくれた言葉が、私の胸に今でも、彼の想いに応え数年たっている今でも、ここに___『心』に刺さっている。


 コンコン・・・


アリス「!」



 ふいに、扉を叩く音。


「私じゃ。キリト達を連れて来たのじゃが、準備は出来ておるか?」



 扉を叩いたのはカーディナル様のようだ。

準備。それはキリト、ユージオにこの世界の仕組みを話し、司祭様___アドミニストレータ様に謀叛を起こす準備だ。


ガチャ・・・・


アリス「・・・・・はい。既にできております」


カーディナル「・・・そうか。 今一度聞くが、覚悟はできておるのじゃろうな?」


アリス「はい。あの時と同じように逃げも隠れもしません。 それに私は・・・・彼を、愛しているのですから」


カーディナル「わかった。では、行くか」


アリス「はい!」



 アドミニストレータ様へ叛逆を覚悟した今、もう戻れない。

叛逆を開始したら、ユウキとはどうなってしまうのか。小父様とはどうなってしまうのか。騎士として、どうなってしまうのか。

今はまだわからない。しかしキリト、ユージオ・・・そしてアイン。彼らと共に行動すれば、その答えもおのずと出てくるのではと思う。






[キリトside]




 キリトとユージオはとある室内で出されたお茶を飲んで熱くなった体と心を落ち着かせていた。

 事の発端はほんの数分前。キリト達は脱獄し、アインの言う通り薔薇の庭園へと出た。

そこでは、第31番目の整合騎士『エルドリエ・シンセシス・サーティワン』が待ち構えていた。しかし、その騎士は何かを求めるように暴走していた。キリト達は暴走したエルドリエと交戦しながらも、一時的な戦闘不能へと追い込んだ。しかし、騒ぎを聞きつけたと思われる他の整合騎士に見つかり増援を許してしまった。

 キリト達は逃げ回っていた。幸いこの庭園は迷路のようになっていたので見つかる確率は減ったが、それはミジンコ程度だった。

そこへ、何処からともなく女の子の声が聞こえた。その声の主は自分らを誘っていた。最初は半信半疑だったが。牢獄にいた時にやってきたアインの言葉を思い出した。

 キリト達はその言葉を信じ藁にも縋る思いで、声の主が言うままに進み、人ひとり分が入れるくらいの扉の中へ入った。

その扉の向こう側は図書館・・・・・否。大図書館になっていた。そこには、先ほどの声の主であろう、ローブを纏っている幼女。そして金色の鎧をまとい、同じく金色の長髪をなびかせている整合騎士『アリス・シンセシス・サーティ』。最後に、黒い服に光さえ反射していないドス黒い長剣を腰に携えた整合騎士『アイン・シンセシス・フォーティフォー』の姿があった。


 アインは「来たか。」、と言った後、部屋の奥へと姿を消し、アイン以外の四人が自己紹介をした。その後に、このカセドラル・セントラルのこと、そして、整合騎士の事をカーディナルから教えてもらった。

このことは原作通りの内容なので割愛。


 ユージオが風呂から上がり、神聖術の練習をして休憩がてらお互いの事を、ユージオ達がアリスを探すため整合騎士になるため修剣士になったこと。アインとの決闘でアリスにも触手が巣くっていること。アリスが記憶を取り戻したことなど。アインが何をしようとしているかなど。驚くような話をしながらお茶をした。



 これが今までの出来事だ。長文失礼した。




カーディナル「落ち着いたかの?」


キリト「あぁ。お茶ありがとうな。美味かったぜ」


ユージオ「落ち着きました。ありがとうございます」


カーディナル「気にするでない。そのお茶は彼女が作ったものだ。礼は彼女に言ってやってくれ」



 キリトとユージオは女子が向いた方を向く。

そこには、お盆をまるでメイドが持っているように腰の前で縦にして、両手で持っている少女がいた。



キリト「そうだったのか。美味かったぜ、アリス」


ユージオ「とても優しい味がしたよ。アリスらしいお茶だね」


アリス「あ///、ありがとうございます///」


キリト「そう言えば、アインは何をしているんだ?」


カーディナル「確かにそうじゃな。なにか聞いてるか?」


アリス「はい。アインは『最終調整に時間がかかるから』と言ってました」


カーディナル「そうじゃろうな。何せプログラムを無視して、ましてやVirusから生命を作ろうとしておるのじゃから」


ユージオ「前に一回だけ、その・・・ウロボロス、だっけ? それを見たことがあったけど・・・・」


キリト「まさか、あんな触手にそんなことが出来たとはな~。流石は生物兵器。規格外すぎるぜ」


アリス「ロスを『あんな』って思わないほうが良いですよ。私のルナが少し怒ってるような感じがしますので」


キリト「まじか。洒落にならん」


アリス「もしかしたら、私がキリトを触手まみれにしてしうかもですね」


キリト「お、おおぉぉ・・・!」ゾゾゾゾゾ


ユージオ「キリト、鳥肌が凄いよ・・・?」


キリト「だってユージオ、考えてもみろ・・・! あのなんとも形容しがたい触手が絡みついてくるんだぜ?怖いわっ!」nugaaaaa!!


ユージオ「まぁ、確かに。でも僕はちょっとかわいく見えたかな~。撫でたら恥ずかしがるそぶりしてたからね」


アリス「そうなのですか!? 実は私のは意志がなく、私が操ってるようなものなのでそういうのが出来ないんですよ・・・・・」シュン


ユージオ「そうなの? 頼んだらやらしてもらえるかもよ?」


アリス「さっそく頼みに行ってきます!」キラキラ



 そうしてアリスは部屋の奥へと走って行ってしまった。

気のせいかな? なんかキラキラしてたのは?



キリト「・・・・なぁユージオ」


ユージオ「なんだい?」


キリト「さっき、アリスがキラキラしてなかったか?」


ユージオ「・・・やっぱり? してたよね」


カーディナル「お主らも見えておったか」


ユージオ「う~ん。昔っから可愛い物好きは変わってないね・・・・・・」


アリス「連行させられた時とのギャップが凄い・・・・・」



<アイン!ロスヲナデサセテクダサイッ!!

≪イキナリナンジャァ!?サギョウチュウナンジャケーマットケェ!!

<イマサセテクダサイ!

≪オイマテッ!ヨルンジャァァナイ!!ヤメロー!!トビツコウトスルナッ!!

<オトナシクナデサセナイサイッ!

≪オ、お、、俺の傍に近寄るなぁぁぁぁぁぁ!!!

<ロスゥゥ!!

≪≪≪ギシャァァァァ!!?



キリト「なんだろ。デジャヴを感じる」


ユージオ「デジャヴって?」


ユージオ「既視感って言えば分かるか?」


ユージオ「あぁ。なるほど」


カーディナル(さっきのアインの台詞・・・・・パッショーネのボスの有名な台詞じゃな?確か主が好きなキャラの一人じゃったな)メメタァ


キリト「そういえば、最終調整って何時くらいに終わるんだ?」


ユージオ「最終っていうからには結構かかるんじゃないかな?」


カーディナル「そうじゃな。しかしアインの事じゃ、あとちょっとで終わるじゃろ」


ユージオ「そう。」


キリト「奇跡の再開、か・・・・・・(アスナ、あと少しだ。あと少しでそっちに戻れるからな・・・!)」


アリス「只今戻りました♪」キラキラキラキラキラ  スタスタスタ


カーディナル「おぉ、お帰り。どうであった?」


キリト・ユージオ((おぉう。キラキラが増してる・・・・・))


アリス「いっぱいナデナデさせてもらえました~♪」


アイン「そのおかげで左手が使えんかったけどな・・・・・」


カーディナル「最終調整とやらはもう終わったのか?」


アイン「あぁ。Virus処理は完了・・・・・自我の覚醒も確認できた」


ユージオ「ということは・・・・!」


アリス「はい。覚悟を決めました」


アイン「さてと。感動の再会だぜぇ。『Alice』」パチンッ!



 アインは指を鳴らし、名前を呼んだ。

すると、部屋の奥から金色の長髪を揺らし、空色のワンピースにその上に白のエプロンを着た少女がやってきた。


 間違いない。あの少女こそ、数年前禁忌目録に反してしまい、連行された少女。

昔と変わらぬ姿のまま目の前に立つ少女の名をユージオは口に出す。



ユージオ「アリ、ス・・・・・・」


Alice「ユー・・・ジオ・・・・・?」


ユージオ「・・・・う、うぅぅ・・・!」


Alice「ユージオ・・・!」ダッ!


ユージオ「っ!アリス!」ダッ!



 ユージオは走り寄るAliceを抱き受けようとして、自分も走る。



Alice「ユージオ!ユージオっ・・・・・!」ギュッ


ユージオ「アリス!!」ギュッ



 二人は抱き合いながら泣いた。

当然だ。まさに、アインの言った『感動の再会』だった。当の本人は・・・・・



アイン「oh・・・Berryビューティフォー」ピュゥ



 いつものにやけ面しながら口笛を吹き、『とても美しい』と言っていた。



アリス「私は、少し複雑な気持ちです・・・・・」


カーディナル「じゃろうな・・・・」


アイン「こうでもしなきゃぁ、俺達が見れなかった≪運命≫を見れないんでね」


カーディナル「・・・こうまでして歯車を壊す理由は何なのじゃ?」


アイン「なぁに、ただ単に好きなキャラが死んでほしくないだけだ」ニヤニヤ


カーディナル「・・・・そうか」


アイン「そうだよ。 さて、計画遂行にあたりマスターの気でもそらして来ますかね」


アリス「もうですか? なんでも早すぎでは?」


アイン「早い方が俺的にも都合がいい。 てなわけで最上階・・・・・玉座の間でまた会おうぜ」


アリス「わかりました。頼みましたよ?」


アイン「任せとけ任せとけ。 あ、キリトー!術式練習サボんなよ!」


キリト「サボるかぁっ!」


アリス「サボったらサボったで、触手埋めの刑ですから安心してください!」( ´∀`)bグッ!


キリト「安心できるかぁぁぁぁ!!」ngaaaaaaa!!!


アイン「キャッハッハッハ!! んじゃ、頑張れよ~!」タッタッタッタッタ・・・・・



 そうして、処刑人は去って行った。



カーディナル「さて、感傷に浸るのもいいが。特訓するぞ~」


ユージオ「しょうがない。やるか」


Alice「ユージオ、キリト、頑張ってね!」チアガール服+ボンボン


ユージオ「・・・・・なにその恰好?(露出高いよっ!!?/////)」/////


キリト(てか何故にチアガール?)


Alice「これ? アインさんからもらったの。ユージオ達が練習するときはこれ着とけって」


ユージオ「アインさんが?」


Alice「うん!あとね、これ渡してって」ス・・・



 Aliceは一枚の紙を差し出す。



ユージオ「何か書いてあるね・・・」


キリト「どれどれ?」(..)


紙『これを見てるってことは練習するとこかな? で、何故にチアガール服って思ったろ?

  何故チアガール服なのか・・・・・・それはな?』


男子陣『そ、それは・・・?』


紙『特訓中にあの際どい格好で応援することによりお前らは少なからず集中力が欠ける。

  だからこそ、その際どさある応援でも集中できるように精神力も鍛えられると思ってその服を選択したわけだ』


キリト「まじか・・・・・」


ユージオ「そこまで考えているなんて。流石だね」


アリス「そうですね。私とユウキも稽古の時にアドバイス?たるものを教えてもらってます」


Alice「凄い騎士様なんだね~!」


カーディナル「そういうところではしっかししておるな。 む?続きがあるようじゃぞ?」


ユージオ「あ、本当だ」


キリト「なんて書いてある?」


紙『ま、それもあるが。お前たち男子にとっては眼福物だろ?(*`艸´)ウシシシ 興奮して襲うなよ?((笑))  by,アイン』


キリト&ユージオ『セェイッ!!』ズバッ!!

紙『』←見ろぉ、ただのゴミ(のようだぁ!はっは!)!


アリス「!? いきなりどうしたのですか!」←続き読んでない

Alice「危ないよ~!」←同じく読んでない


キリト「す、すまない・・・・・  ったく、あいつは何てこと書いてんだ・・・?」


ユージオ「ご、ごめんね?  しかし危なかった。あとちょっとでAlice達の純潔をぬり潰されるとこだった」


キリト「同感だ」


カーディナル「・・・・・・その様子からして、最後の文はロクでもなかったようじゃな」←読んでry


キリト「ほんとだよ・・・」


キリト・ユージオ「「ハァ~・・・」」(*´Д`)


アリス・Alice「「??」」


カーディナル「やれやれ・・・」┐(´ー`)┌ヤレヤレ






[カセドラル・セントラル内部~???~]



「_____・・・・・・つーわけなんだが。『アレ』の用意はできてんのか?」


「勿論よ。貴方に貰った『この力』も適合したしね」


「まさに『兵器』になったな。ま、それほどしておかないと『奴等』には生ぬるいからな」ケラケラケラ


「貴方の話が本当だとそうらしいわね」


「かっはっは! 覚醒させるにもいい機会だ。こんな好機を逃せるわけない」


「そう。ま、私は貴方のアドバイスのおかげで危険な芽を排除できるからいいけど・・・・・・・」


「ま、彼奴らは死なない運命に出来るように手は回しているが・・・・・・・・俺というイレギュラーがいるんでね。元々の歯車はの狂ってるがな」


「それを修復するのも貴方でしょ?」


「まぁそうなんだが。 一部は彼奴らに任せるが・・・・・」


「貴方ってホントめんどくさがりよねぇ」


「楽したい。動きたくない。働きたくない。寝たい。遊びたい。・・・・・やべー、人生以前に人間終わってんじゃん」


「そもそも人間じゃないでしょ?」


「そうだったよ」(´・ω・`)


「それじゃ、確認も終わった事だし・・・・・・・なにか飲む?」


「お、マスター直々に淹れてくれるたぁ有難い。ココアってあるか?」


「えーと、ついこの前ダウンロードされてたけど・・・・・・・あったわ♪」


「まじかよ。上の連中太っ腹だな」


「そうね。おかげで好みが増えたわ♪ それじゃ、淹れてくるわね♪」


「う~い」



「さて、早く戦おうぜぇ・・・・・_______っ!」






【翌日】

[セントラル・カセドラル~第20階層~]



キリト「・・・・・一層一層の階段長くない?」


アリス「そうですか?」


キリト「日ごろ使ってる騎士には普通に感じるが・・・・・・俺たちにとっては結構きついぞ?」


ユージオ「まぁ、そうだね。今普通に喋ってるけど、脚がもう棒になってきた」


アリス「ユージオはいいとしてキリトは昨日からだらけすぎでは?」


キリト「うぐっ! 返す言葉もございません・・・・・」

























































後書き



 ーーーーーーーー個人によって違うが、必ずしもとは言えないが、君はこう想像しただろう。



 老けていて、白く長い髪、白く長いひげ、白いローブのような服装。

 大抵こんな感じではなかな? すまない、言語力は無くてね。
 ローブはまぁ、ギリシャ神話の神々や天使達が身に纏っているあの白い布を想像してくれていいよ。

 おっと、アンチっぽくなってしまったかな?
 不快だと思った方は、コメント欄で文句言っていいよ? 正直少し言い過ぎたって思っているから。
 それじゃ、次回も駄弁ろうか。またね~。


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