2020-04-18 23:26:21 更新

概要

今度は三笠大先輩です。

三笠が初めて家電を買うという
ストーリーです。


午前9時 重桜寮


三笠は部屋の掃除をしていた。


箒と塵取りを使いながら、入口と畳の上を掃いてその後水で濡れた雑巾で畳の上を拭いていた。


三笠「うむ、さすがの私もこれはきつくなったかなぁ。便利な物があればいいけどなぁ。ん?確か綾波が掃除してるときに、なんだか機械で掃除してたな。綾波に聞こうか。」


綾波の部屋にて


三笠「綾波よ、少し聞きたい事があるのだがいいか?」


綾波、「どうぞ…です。」


三笠「綾波の部屋に掃除する機械があるのか?」


綾波「掃除機のことですか?」


三笠「そうじき?」


綾波「今の掃除機は大変便利です。特にサイクロン式はすごいです。」


三笠「さい...くろんしき?」


綾波「はい、吸ったゴミがぐるぐる回って、大きなゴミと細かいゴミを分けてくれるです。三笠大先輩なら、ロボット式がおすすめです。」


三笠「ろぼ..っとしき?」


綾波「自動的に掃除してくれるです。部屋の隅っこなど手が届かない所でも楽なのです。」


三笠「それは便利だな。その後ろに置いてあるのは?」


綾波「加湿空気清浄機です。部屋にこもった嫌な匂いなどを吸って、さらに乾燥した部屋に湿気を与えてくれるです。

風邪が流行る冬には便利です。」


三笠「なるほど、これまた便利なものだな。失礼した。」


三笠は綾波の部屋を出た。








午前10時 母港執務室


三笠「指揮官よ、折り入ってお願いが

あるのだが・・・」


指揮官「三笠か、どうした?」


三笠「実は、[かでん]なるものを買いに

行きたいのだが...指揮官も一緒に来てくれないか?」


指揮官「いいだろう。一緒に行くか。」


ジャベリン「ジャベリンはお留守番していますから、行ってきてくださいね」






午前11時 郊外 家電量販店にて






三笠「これが、[かでん]なるものか。我は初めて見たぞ。」


指揮官「ここに来たら、テレビや掃除機などの家電が買えるぞ」


三笠「なるほどな。便利なお店ではあるな。」






数時間後。





三笠「いやいや、お目当ての物が買えてよかったぞ。」


指揮官「三笠、それはよかった。」


二人は店をあとにした。





午後2時 再び 母港重桜寮


三笠は綾波から使い方を教えてもらっていた。


綾波「充電が出来たので、この真ん中のボタンを押すと動くです。」


三笠「このボタンを押すのだな。おお!動いた!すごいぞ。この家電は?」


綾波「横に水を入れる容器がありますから、取り出してそれに水を入れて使うです。この場合は取っ手を押すと取れるです。」


三笠「この容器を取り出すのだな。おお!取れたぞ。」



三笠は少し悪戦苦闘しつつも、家電の使い方を教わっていた。


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