2015-05-09 16:52:38 更新

前書き

ども、駿河です。一応二作目完成です。前作の続きとなっていますので一作目読んでからの方が多少は分かりやすいかと。
ではまあごゆっくり


翔鶴「ほラ……クチ、開けてずいカク♪」クチュ


那珂「っうあ……ちゅっ………えぐ…っ!ふぅうあ………うっ、げほっ!」


翔鶴「私ノ指、おいしイ……?しっかり舐めとって、ネ?」


那珂「ふぁい……しょう、かくねぇ……。んぅ……ちゅく、ぷはっ…(えーと……どーしてこうなったんだっけ…)」ボー





時は遡り30分前、工廠裏ーーー





翔鶴「あら、那珂さん。あなたも此処へ?」


那珂「うん、瑞鶴さんに言われてね。何かあったのかなー(なんだろ、凄く嫌な予感がする……)」

翔鶴「そう……。どうしたのかしら」


那珂「ああほら、噂をすれば……」


瑞鶴「翔鶴姉〜!ごめん、ちょっと待たせちゃった?那珂もわざわざありがと」


翔鶴「平気よ瑞鶴。それより話って言うのは……」


瑞鶴「んー…えへへ///やっぱり翔鶴姉には紹介しなきゃなーと思って!」ニッ


翔鶴「紹………介……?」


那珂「何々?那珂ちゃんの新生ファンが出来ちゃったとか?(あああああああぁぁ!?やっぱそれかー!!)」


瑞鶴「違うってばー……。ああもう!加賀さんはやく出てきて!」グイッ


加賀「わ、分かりましたよ瑞鶴…」


翔鶴「」


那珂「あれ?加賀さんやっほー(左から感じるプレッシャーが半端じゃない!)」ゾクゥ


加賀「出撃任務お疲れ様でした、那珂。

体調はいかがですか?」


那珂「ヘーきへーき。加賀さんは大丈夫?最後の方は大分荒ぶってたけど」


加賀「私も問題ありません。……それより、あなた達に報告したいことがあるのです」


翔鶴「……報告、とは?」ギロ


那珂「気になるー!(帰りたい)」ガクガク


瑞鶴「えっと、その、わ、私達……」






加賀「付き合うことになりました」






翔鶴「………………アぁ」


那珂「えぇ!?本当!?すごーい、おめでとー☆(翔鶴さん声が……)」


加賀「ここまで来れたのも那珂のアドバイスのお陰です。今までお世話になりました」ペコ


那珂「そ、そんなことないって!行動したのは加賀さんなんだから!これからはもっと自信持って行こっ!そして、二人ともお幸せに!」グッ


瑞鶴「ありがとう那珂……。えーと……翔鶴姉は……祝ってくれるかな…?」


加賀「………(無理だと思います)」


那珂「………(ムリだと思う。というかこれ以上翔鶴さんを追い詰めたら本当におかしくなっちゃいそう)」


翔鶴「……っ、……わ、タ…し」


瑞鶴「え?」







翔鶴「ううん、おめでとう瑞鶴。加賀さんみたいな素敵な人と、出会えて良かったわね。しあわ、せ、に……なって、ね♪」ニコッ


那珂「翔鶴、さんっ……!」


加賀「……ありがとうございます。翔鶴、あなたの妹さんは……必ず、幸せにしてみせます」


瑞鶴「翔鶴姉……!」パアァ


翔鶴「ぇ、エぇ……それジャあ、ね……」ダダッ


那珂「翔鶴さんッ!!そ、それじゃあ二人とも仲良くねー!」ダダッ


瑞鶴「あ、行っちゃった…。まいっか。

それじゃ、行こ!加賀さん!」ギュッ


加賀「……はい、瑞鶴」ニコッ







翔鶴「はぁっ……はぁっ……」タッタッタッタ…




『翔鶴型航空母艦2番艦、妹の瑞鶴です』


『瑞鶴っ!また……会えたわね…』


『あ、翔鶴姉!そっか、また翔鶴姉と一緒に戦えるんだ……頑張ろうね!』





翔鶴「うあっ……!あ、ああ……!」タッタッタッタ…





ーーーヒュパッ………バババババ……



『やったぁ!翔鶴姉!初MVPだよ!これが五航戦の本当の力ってやつね!』


『ふふ、たくさん演習を積んだものね、瑞鶴?』


『それもあるけどね♪瑞鶴には幸運の女神がついていてくれるんだから!』





翔鶴「……あ、アアぁ……ずい、カクぅ……きゃっ!?」ドシャ






『翔鶴姉……はい、起工日おめでとう』


『え……?お、覚えててくれたの?』


『なーに言ってんの翔鶴姉!大切な姉の誕生日なんだから当然じゃん!さ、開けて開けて!』


『ありがとう瑞鶴……。えーと……あ、ネックレス…?』


『私はこういうの似合わないけどさっ!

翔鶴姉は綺麗だからピッタリだと思うよ。着けてあげるねー…』


『う、うん。……………………ねぇ、瑞鶴』


『んー?』


『……私、あなたみたいな妹を持って本当に幸せよ』


『そっか……。ありがとう翔鶴姉。でもちょっと大袈裟だって!さ、出来たよー』


『に、似合うかしら?』


『うん、似合ってるよ!やっぱり翔鶴姉は素敵だわ!』


『ふふ、ありがと…』



翔鶴「瑞鶴っ………なん、デ…」ギリッ…







瑞鶴「翔鶴さん!ちょっ、ちょっと待って……!」







翔鶴「………………瑞鶴!?」パアァ


瑞鶴「うぇっ!?…………う、ん!びっくりしたよ『翔鶴姉』!急に走り出すんだからー」


翔鶴「………〜〜〜!!」ギュー


瑞鶴「わっ、翔鶴姉?もう、これじゃあどっちが姉か分かんないよ」


翔鶴「瑞鶴……ズイカク……あなたは、私と、ずっと一緒にイテクレル…?」


瑞鶴「当然だよ翔鶴姉!私達姉妹仲良くやってこーよー!」ムギュー


翔鶴「そう……フふふ……ありがトウ瑞鶴……イッショ、ずっと一緒…」





那珂「………うん。ずっと一緒だよ、『翔鶴姉』……(これはちょっとまずいなぁ……)」





後、五航戦の部屋



那珂「ん、ちぅ……っ、は、あ…。んあぁ……(私が思ってるものより翔鶴さんの精神状態は壊れていた。追ってきた私のことを瑞鶴さんと間違える程に)」


翔鶴「嗚呼……可愛いわ瑞鶴……。もっと……モットしゃブッテ…?」クプ


那珂「っん……!ひゅ…ううっ……あ、あ、ん…(その日から翔鶴さんは私を『瑞鶴』さんだと認識する様になった。本来の瑞鶴さんのことも瑞鶴さんと思ってるから当然矛盾がーーー)」


翔鶴「ズイカク?なに、を余所見、してルの?」グチュ


那珂「ぁぐっ!?んあ、ご、ごめんらさ……いっっああああ、あああ!?」ゾクッ


翔鶴「瑞鶴ったら……お口グチュぐちゅされただけでイッチャったの?ふふフ……可愛いわァ…」


那珂「……っふ、げほっ!しょ、しょうかくねぇ……(そして……翔鶴さんはことあるごとに私、『瑞鶴』さんを部屋に連れ込み責め苦を与える。まずいのは……私も慣れてきてしまったこと)」


瑞鶴「翔鶴姉ーー!晩ご飯食べにいこー」


翔鶴「あ、ごめんなさい瑞鶴?瑞鶴が呼んでるから……ふふ、それじゃあ続きはまた後…デネ?」パタン…





那珂「……………アイドルのお仕事も大変だねー……はぁ……。ああもう!口の中がゾワゾワするっ!とりあえず、顔洗おう!」スクッ






洗面所



那珂「うーあー……酷い顔してるぅ……。アイドルは顔が命なのになー」パシャパシャ

 

長門「む、貴女は………那珂殿ではないか。秘書鑑である貴女が何故こんなところに」

 

那珂「あ、長門さんおはようございまーす」ペコ


長門「那珂殿、もう日が落ちる時間だぞ。こんばんは、ではないのか」


那珂「あー………アイドルの那珂ちゃんは挨拶が共通なの。気にしないで」


長門「成る程、承知した。やはり那珂殿はどの鑑よりも優れているな。型にはまらないその姿………勉強になる」


那珂「いやいや、そんなことないって!ただちょっと此処にいる時間が長いだけだよ。……だから私は、長門さんみたいな戦艦には憧れちゃうかな」


長門「くっ……まだここに配属されたばかりの私にさえ、貴女はそんな言葉を掛けてくれるのか!この長門!もし貴女と共に戦うことが出来たら全力で貴女をお守りすることを誓おう!よし、今から特訓だ!改装なんかに頼るものか!私は……私なりに強くなってみせよう!」 ダダッ


那珂「か、改装はちゃんと受けてね!?……あー、聞こえてないかな。ほんと、面白い人だなぁ………ま、元気出たし、明日も頑張ってこー!さーて、今日の晩ご飯は何かな~♪」

 

提督「………今日はカレーだったぞ」ヌッ


那珂「いたの提督!?存在感薄いね~。その内頭も薄くなっちゃうよ?」


提督「やかましいわ。お前の存在感が濃いんだよ」


那珂「あは☆やっぱりそうだよね!だって那珂ちゃんはアイドル、そう!艦隊のアイドルだもん☆」


提督「へーへー。軽巡のアイドルにもなれないお前がどうして艦隊のアイドルとか言ってんだろうねえ」


那珂「んー?提督は私の言葉を自信過剰として捉えるかな?」


提督「ッハ、今まで散々お前に教えられてきたさ。今更分かってないとでも?」


那珂「さっすが提督ー☆やっぱり分かってくれてるよねー」


提督「はいはい。てかあれだ。俺はこんな話をしにお前に会いに来たんじゃねえよ」


那珂「あれ、いつもの与太話かと思ってた。新しい海域でも攻略するの?」


提督「それも違う。というかこれは鎮守府内の問題だしな……」


那珂「(お、気付いたのかな)鎮守府内?なになに、そういうのって気になるー」


提督「お前は秘書鑑だからな……。知る権利はあるだろう。ここじゃあれだし、俺のとこ来い」


那珂「はいはーい(なーんだ、提督も中々やるじゃん)」






司令室





提督「……………最近俺の中で、瑞加賀ウェーブが来ている」グッ


那珂「………………………………………(と、思っていた時期が那珂ちゃんにもありました)」


提督「おい、聞いてるか」


那珂「うん聞いてる聞いてる」


提督「やべえよ瑞加賀………。みんな気付いてないかもしれないんだけどな、俺には分かるね………あの二人、付き合ってる、てな!」ババーン


那珂「な、なんだってー!しかし提督!その根拠は!?」←合わせてあげてる


提督「ふ、耳かっぽじって聞いてろよ那珂。お前は最近の加賀を見たか?瑞鶴といる時の加賀を見てみろよ…。あいつ、すげえ幸せなんだぜ」


那珂「そうなの?加賀さんってなんか不愛想なイメージしかないけどなー(そもそも私は加賀さんの八割ぐらい理解してるつもりだけどね)」


提督「おいおい……それでも秘書鑑かよ。ま、アイドルってのは自分しか見てないからな。そういうのが分からないのも無理は無い」


那珂「そうかなー。那珂ちゃん頑張ってるよ?(どれだけメンバーのケアに苦戦してるか分かって欲しいなー)」


提督「………ほら、やっぱり、なんというかなー……俺の鎮守府に来た奴はさ、こう、あれだ」


那珂「何?『俺の鎮守府に来た奴は全員俺の46cm砲を食らわせてやるぜ』的なこと言いたいの?」


提督「アイドルが露骨な下ネタ言ってんじゃねえ。バラすぞ」ギロ


那珂「それは勘弁。で、何が言いたかったの?」


提督「だから、さ。俺は、ここに来た奴全員に幸せになって欲しいんだよ」

那珂「あ、そういう感動路線THEテンプレ的なのは結構です」


提督「え、ちょっと、酷くない?」


那珂「いやだってさー。そんなの提督として当然のことだと思うよ?大体そんなことだったら那珂ちゃんだって出来るし」


提督「おま、提督なめんなよ!?そんな簡単に出来るわけ無いだろ―――」






那珂「出来るよ。那珂ちゃんにはね」






提督「…………ッチ、そうだな」


那珂「そうそう☆提督、分かってきてる分かってきてる~♪」ニヤニヤ


提督「うっせ。………ほんと、良い性格してるよお前は」


那珂「褒め言葉?明日は雨が降るかもね~」


提督「おーおーついでに槍も降ってくるだろうよ……おう、那珂。言っておくけどな、俺の言葉に嘘は無いからな」


那珂「知ってるよ。提督の言葉は全部根拠も無い妄言みたいなもんだけどさ、やるって決めたらやるからねー」


提督「そういうこった。んじゃ、時間食わせて悪かったな。もう飯食って寝ろ」


那珂「ホント、何も食べて無いのになんか損した気分~!じゃ、提督お休みなさ~い」



提督「あいよ……………あーもう、気が長いなーこれ。俺も早く言えば良いのに、な」





束の間の瑞加賀――




加賀「今日は此処で寝るの?五航戦、随分と甘えん坊になりましたね」


瑞鶴「べ、別に良いじゃないですか。翔鶴姉にちゃんと許可も貰ってます!」


加賀「あなたの許可云々では無く、私の話なのですが。……まあ、別に良いです。翔鶴の調子はいかがですか。少し気になりますね」


瑞鶴「翔鶴姉?別に変わった様子は無いと思いますが……」


加賀「………………そう(変わった様子は、無い?私に対して翔鶴は嫌悪感を抱いていた筈。何か変化はあると思うんだけど)」


瑞鶴「うん、あーでも最近一人で部屋にいることが多いですね。どしたのかな」


加賀「ふむ……また那珂に聞いてみますか」


瑞鶴「………………………………」ムッ


加賀「…………秘書艦に聞いてみますか(やりました、失敗を)」


瑞鶴「………やっぱり那珂と仲良いんだー………」ムスー


加賀「上手い、良い洒落ね」


瑞鶴「違うわよ!あーもう!加賀さんももうちょっと私のこと知って下さいよー」ムニ


加賀「いひゃいです。はにゃしなさい」


瑞鶴「ぷぷー加賀さんなんて言ってるのー?」


加賀「………………………」イラッ


瑞鶴「あ、す、すいま――にゃははははは!!わき腹っ!わき腹はぁああ!!あはは、ははははははっは!」


加賀「反撃です。まだまだ続きます」コチョコチョ


瑞鶴「はぁ、っう、はは、ははははははははは!!か、かがさん!参りましたすいません――――!!」


加賀「全く、五航戦如きが………」


瑞鶴「ああもう!それと瑞鶴って呼んでよ!名前!プリーズ!コール!ネーム!」


加賀「瑞鶴瑞鶴瑞鶴瑞鶴」


瑞鶴「もっと感情を込めて下さい!」


加賀「…………瑞鶴?」


瑞鶴「き、急に感情込めないで下さい///」


加賀「一体なんなんですかあなたは……。というかそろそろ寝ましょうよ」


瑞鶴「えー……折角なんですからもうちょっと構って下さいよー」


加賀「ああもう、いいからさっさと布団に入って下さい」ファサ


瑞鶴「はーい♪ふふ、加賀さんのお布団ーー♪」ゴソゴソ


加賀「何故私の布団に入ってくるんですか。というか、狭い」


瑞鶴「良いじゃないですかー。こんな機会あんまり無いと思いますよ?」


加賀「………これから、たくさん作れば良いんですよ。あなたも、私も」


瑞鶴「そっかー………。じゃあ今日から思い出作り~♪」


加賀「はぁ……もう何も言いません……」


瑞鶴「~♪」






食堂




翔鶴「あら、瑞鶴は何処に行ったのかしら?」キョロ


赤城「……先程言ってたじゃないですか。今日は加賀さんの部屋で過ごすらしいですよ」


翔鶴「あぁ…そうデシたね。すいまセン、これ、聞くノ何回目でしタ?」


赤城「六回目ですよもう……。ところで加賀さん知りませんか?」


翔鶴「もう赤城先輩、今日は瑞鶴と………アレ?おかしいデすネ?私は今日瑞鶴と一緒に、寝るツモリですガ」


赤城「うふふふふふふふふふふふふ奇遇ですね翔鶴さん。私も今日は加賀さんと………あレ?」




赤城・翔鶴「瑞鶴(加賀さん)は何処に行ったか知ってますか?」ギョロ




金剛「隣でveryscaryな会話をしてマース……」ガタガタ


足柄「ななななにをびびってるの金剛!餓えた狼である私に怖いものなんて……」ブルブル


翔鶴「ネぇ……足柄さん……?」クルッ


足柄「え!?私!?な、なにかしら」


翔鶴「瑞鶴を、瑞鶴ヲ見ませンでしタカ?」


足柄「……………………イエ、シラナイデス」


金剛「(足柄teacher……全く餓えて無いデース……)」


赤城「加賀しゃーーーーーーーーん!!」


金剛「what!?ア、アカギ?どうかしましたカ?」


赤城「ねえ金剛さんあそこを見て加賀さんが加賀さんがいるわ凄いわ嬉しいわ不思議ねえ金剛さん私不思議なの最近ねあのね加賀さんを見るとわたしの体がぽかぽかするのねえこれって何何何何何!?凄い凄い加賀さん見てもっと私を見てねえ加賀さん加賀さんふふふふふふふふふふふふあははははははははははは!」ニタニタ


金剛「Please calm down a head is strange for you please don‘t break it please don‘t come please stop please stop please stop please stop

please stop stop stop stop stop stooooooooooop!!」ガクガク


足柄「分かるから!気持ちは分かるから金剛!お願いだから日本語で喋って!?」


翔鶴「瑞鶴………瑞鶴………あ、もう!あんなところにいたのね!じゃあ私はこれで」タタッ


足柄「ナニが見えたの!?ちょ、ちょっと待って―――」


赤城「ああ見える見えるのよ加賀さんあなたの傍にいさせて私にはあなたしかいないの愛してるわ加賀さん私だけの加賀さん加賀さんは私がいればそう私だけがあなたを心からアイセルノソウデショソウデショネエソウナンデショカがさnかgざあnかがさnかgsあn」ギギギ


金剛「It would be good………determine beatsts!!I‘ll retain you now!!This premature ejaculation how did an answer do!!」


足柄「ああもう………餓えた狼舐めんなぁぁぁぁぁぁぁあ!!」ガターン





※この後陸奥さんが来てなんだかんだで爆発しました。






翔鶴「ずーいーかくっ♪」ギュ


那珂「あ、翔鶴姉。どしたの?」


翔鶴「ううん、見つけたから呼んだだけよ。ご飯は食べた?」


那珂「今からだよ。翔鶴姉は食べたの?」


翔鶴「私は……まだ、かな。ねえ、瑞鶴。今日は、私が作ってあげるわ。だから、部屋に戻りましょう?」


那珂「だ、大丈夫だって!ほら、翔鶴姉も今日は疲れてるだろうしさ。適当にパパーって食べて来るよ!」


翔鶴「ふふ、心配してくれてありがとう瑞鶴。でもあなたの為だもの、これぐらいの無理はさせて」ニコ


瑞鶴「………うん、ありがとう翔鶴姉………(あんな素敵な笑顔されたら断れる訳無いよねー……」


























翔鶴「んっ………ずい、かくぅ………」カプ


那珂「っ………!ちょっと痛いよ、翔鶴姉……(で、まあこうなっちゃうよね…)」


翔鶴「あーん………ふふ、こうでもしないと跡がつかないでしょう………?」チュク


那珂「……くっ…ん、わ、たしは、わた、しは………?(流されるなー流されるなー!)」


翔鶴「れろ……ちゅっ…ふふ♪……ねぇ瑞鶴……」ジッ


那珂「んえ…?な、何?」







翔鶴「もう………もう、離さないで……あなたを、瑞鶴を……愛してるの……っ!」


那珂「…………………………………………っ!!」ゾク








那珂「……………………馬鹿だね、翔鶴姉は(もういいや)」グイ


翔鶴「……ふぇ?ず、瑞鶴?」


那珂「(そこまで言われてさ、那珂ちゃんが黙っているとでも思った?)そこまで言われてさ、私が黙っているとでも思った?」


翔鶴「あ、あの……」


那珂「(今日は楽しくなりそうだね………翔鶴さん?)今日は楽しくなりそうね………翔鶴姉?」ドプッ


翔鶴「っおぐ!?あ、あ…あ…ああ…ふぁ、あ、あ、あっ……」


那珂「指を三本口の中に入れた気分はどう?私を感じることが出来るでしょ?歯列をなぞられる気分はどう?体が勝手に反応するでしょ?舌を直接掴まれる気分はどう?触覚と味覚が同時に襲い掛かって気持ち良いでしょ?中指で喉の奥を蹂躙される気分はどう?吐きたくても吐かせないよ…?だってそれすらも私のものだものっ……♪」


翔鶴「ぇ……おぁ……い、く。ずい……えぐっ……ぢゅ、るる……」ニチャ


那珂「あぁ……翔鶴姉……可愛いよ…。その顔、もっと私に、み、せ、て、よ!!」グププ


翔鶴「ごふっ!?……おえっ……ずい、かくぅ………んんっ……!」チュ


那珂「んっ……ぷは、えへへ……翔鶴姉……もっと、ホシイ……?」


翔鶴「……………!」コク


那珂「そっかあ♪じゃあ次は…………目隠ししてみよっか―――――♪」












那珂ちゃんが本気を出しました(ry

















朝(チュン)




那珂「うーん………最悪だねこれ」


翔鶴「……すぅ……すぅ……ふふ、ずいかくうぅ……」


那珂「当人が幸せそうなら良いんだけどさー。那珂ちゃんちょっと疲れたよー……結構エキサイトしちゃったし…ね」サラ


翔鶴「んふふぅ……くすぐったいですよずいかくー……」


那珂「責任は取るよ翔鶴さん。あなたがこうなってしまったのは那珂ちゃんの所為だから……」


翔鶴「ん……あ、おはよう…瑞鶴」ボー


那珂「うん、おはよう翔鶴姉」


瑞鶴「す、少し照れるわね?」


那珂「(ああもういちいち可愛いなこの人は!!)き、昨日の翔鶴姉は乱れて可愛かったわね!」


瑞鶴「~~~~~///も、もう瑞鶴ったら!」カア


那珂「あはは!怒んないでよ翔鶴姉~!」




――――――――――――――ガラッ――――――――――――









瑞鶴「…………翔鶴姉?なんで那珂と……そ、それに私はここにいるのに………」












那珂「(さて、こうなることはやっぱり分かってた。けど、結果がどうあれ私は)」












翔鶴「……………………あなた、ダレ?」













































閑話休題~金剛と足柄~



金剛「oh……頭が痛いデース……」


足柄「ったく、一番苦労したのは私だってのー」


金剛「アハハ……sorryネ~」


足柄「で、この後どうするの?もう寝ちゃう?」


金剛「イヤ、まだいつもの演習が終わって無いデース!!」フンス


足柄「ちょ、ちょっと今からやるの?もう遅いんだから今日は良いんじゃないかしら…」


金剛「足柄teacher……今日は全く餓えて無いネー」


足柄「な、なんですって!?ふん、上等じゃない!今日もボロッカスにしてあげるわよ!!」


金剛「(やっぱチョロいネ~♪)」









足柄「うう……やっぱりちょっと寒いわここ……」ブル


金剛「大丈夫デース。どうせすぐにhotになりますカラ」


足柄「はいはい……。で、どうするの?

今日は殴り合い?銃撃戦?」


金剛「yes!今日は拳での語り合いデース!」


足柄「そ、じゃあ艦装は無しでいいわね」ガチャ


金剛「それと条件が一つありマス!勝った方が負けた方に好きなことを一つ命令

出来るというのはいかがデスカ?」


足柄「……あなた、私に一度でも勝ったことあったかしら?」


金剛「don't worryネ!得られるものがbigな程ワタシは強くなりマス!」グッ


足柄「そ、なら今日も手加減は一切しないわよ…………金剛」ジリ


金剛「上等デース………ッ!」





一時間程殴り合い、後







金剛「勝てないんカーイ!!」ジタバタ


足柄「何を根拠に勝てると思ってたのかしらねぇ……」


金剛「クッ…あそこの金剛アッパーが決まっていれバ…」


足柄「あのねぇ、技を出す前にアッパーって叫んでどうすんのよ。只眼前の敵を倒す為に拳は奮いなさい。本当の戦いとは格好付けることでも、何かを守る為でも無い。己を証明する為に在るのよ」


金剛「足柄teacher……!」キラキラ


足柄「餓えた狼の在り方ってやつね。私は今までこうして生きてきたのよ」


金剛「さすがデース!やっぱり足柄teacherはカッコいいデーーームグ」


足柄「ふふ、称賛は後回し。それより今は……言うこと一つ、聞いてくれるんでしょ?」ニッ


金剛「デスヨネー……。しかし、これはワタシが出した条件デスカラネ。聞かざるを得ないデス」


足柄「よしよーし。じゃ、とりあえずそこに立って目を瞑って頂戴」


金剛「こ、こうデスカ?」ギュッ


足柄「そのまま動いちゃ駄目よ……?」


金剛「…………………(な、なんかドキドキしてきましタ……)」


足柄「………………………」スッ


金剛「………ッン…………(全身を撫でられてる気がシマース!?ど、どうすれバ…!)」


足柄「………うん、やっぱ金剛なら大丈夫そうね」ジャキン


金剛「エ」


足柄「砲撃開始ィ!!」ドゴッ


金剛「Gyaaaaaaaaaaaaa!?」


足柄「これよ!これなのよ!これこそが20,3cm(2号)連装砲ガン積みの圧倒的火力ッ!!改二になって自ら3つ持ってくるこのスタイル……これこそが私足柄の最大の魅力よね!連装砲処女(?)はやっぱり金剛で正解だったわー!!敵の雑魚に当てたところでなんの爽快感も無いもの!」キラキラ


金剛「あ、足柄teacher………?これ、ワタシ目を瞑る必要ありましたカ?」プシュー


足柄「ん?だってそうした方がドキドキすると思ったしー」


金剛「どう考えても方向性が違いマス!人……では無いデスがこんな至近距離で砲撃ぶち込むとは馬鹿デスカ!?」


足柄「あはは、大丈夫大丈夫ー。その為に体をチェックしたんだし。今日も金剛はばっちりの装甲だったわ☆」


金剛「だったわ☆じゃネーデス!!お陰様で大破デス!!ちょっと前ようやく入渠終わったとこだったノニーーー!!」


足柄「はいはい……後で提督からバケツ貰ってきてあげるわよー。全く、そんな怒らなくてもいいじゃない」


金剛「angryになって当然デスヨ!?ワタシが足柄teacherに挑んだのダッテ………!」ギリ


足柄「?何なのよ」


金剛「(振り向いて欲しいかカラ……って言えば伝わるのに……何でショウ。上手く言えないネー……)…………つ、強くなったワタシを見て欲しかったんデス!!」


足柄「そっかー……でも金剛?あなたは気付いて無いかもしれないけど、相当強くなってると思うわよ?そもそもあなたは戦艦なんだから、もっと自分に自信を持ちなさい。私のことも先生って呼ばなくてもいいわよ?」


金剛「イヤ……それはまだ出来ないデス」


足柄「出来ないって………もう、じゃあ好きにするといいわ。それじゃ、もう私は提督にバケツ申請してから部屋に戻るわよ」クル


金剛「了解デース。またお演習お願いシマース」


足柄「えぇ、それじゃあね」ガチャ


金剛「(まだ………言えまセン。足柄teacher……アナタと肩を並べるまデハ…………)」


















一航戦部屋十分前―――

 

加賀「………ん、朝かしら…」


瑞鶴「―――――――♪」


加賀「おはよう瑞鶴。何かしら、ニヤニヤと気持ち悪い笑顔を浮かべて……」


瑞鶴「ふふ、やっぱり早起きすると良いことありますねー。朝から可愛い加賀さんの寝顔が見れました」


加賀「………変わった趣味を持っていますね、瑞鶴」


瑞鶴「えへへ……さ、朝ご飯食べに行きましょうか!」


加賀「布団片付けてからですよ。あ、瑞鶴!」


瑞鶴「それは加賀さんにお任せします!私は翔鶴姉起こしてきますねー」


加賀「はいはい…。私も甘くなりましたね、本当に……」









廊下




瑞鶴「んー……!今日は良い日になりそうね!」


提督「あ、おはよう瑞鶴。なんだ、ずいぶんと機嫌がいいな」


瑞鶴「そう?まぁそっかな~。最近毎日が楽しいからね!」


提督「お、おぅ。そこまで言うか。ま、変に浮ついた気分で戦闘に挑むのだけはやめてくれよ?お前も大事な仲間だからな、轟沈されちゃあかなわん」


瑞鶴「分かってるってば。それに今はボーキ不足で空母は出撃出来ないんでしょ?」


提督「い、痛いとこをついてくるな。……もっとも事実だからしょうがないけどな。すまないな、最近は演習ばかり行かせて」


瑞鶴「別に気にしてないよ。提督さんが悪い訳じゃ無いしね。でもいつでも出撃出来るように準備だけはしとくよ」


提督「ああ、ひとまずそれで頼むよ。じゃ、俺は食事に行ってくる」


瑞鶴「うん、それじゃあね」



提督「(ふむ、やっぱり最近の瑞鶴は調子が良さそうだな。またボーキが集まったら本格的に育成してみるか……)」





瑞鶴「さて、翔鶴姉はもう起きてるかな~」



『も、もう瑞鶴ったら…………怒んないでよ翔鶴姉………』



瑞鶴「……………………………は?」





――――――――――――――ガラッ――――――――――――









瑞鶴「…………翔鶴姉?なんで那珂と……そ、それに私はここにいるのに………」


那珂「…………………………………」





翔鶴「…………………あなた、ダレ?」








瑞鶴「な、何言ってんの翔鶴姉!?私だよ、瑞鶴だよ!」


翔鶴「……何言ってるノずいカク。瑞鶴はココにいるジャなイ」


那珂「……………………」


瑞鶴「それは那珂だよ!瑞鶴は私で、一人しかいないんだよ?」


翔鶴「そうネずいかク。アら?じゃァあなタはダレ?」


瑞鶴「翔鶴姉っ……!?っく、那珂!翔鶴姉に何をしたの!?」


那珂「………私は別に何もしてないよ?翔鶴姉の空いた穴を塞いだだけ」


瑞鶴「あんたが翔鶴姉って言うな!翔鶴姉を惑わしているのは那珂だ!」


那珂「大正解♪でもさ?結果的に翔鶴姉は幸せになったんだよ。ズイカクさんが加賀さんとイチャついてる間翔鶴姉を支えてたのはダレ?それは瑞鶴である私でしョ?」


瑞鶴「……那珂?あんた、何を言ってるの」


那珂「もうズイカクさんは必要無いよ。だって私が翔鶴姉の傍にいるもん。……ね、翔鶴姉?」


瑞鶴「止めろっ!!翔鶴姉をこれ以上困らせるな!」


翔鶴「もうズイかク……な、カよくシナキャだm で ショ…   」


那珂「困らせてるのはそっちでしょズイカクさん。とっとと失せてくれないかなぁ」


瑞鶴「それを決めるのは那珂じゃない……。でも、そこまで言うならさ、翔鶴姉に決めてもらおうよ。それで白黒はっきり決まる」


那珂「えははは!?ズイカクさん、それで良いの…?私はさ、ズイカクさんがこの場から消えれば良いって言ってるんだよぉ?何も姉妹の縁を切るって言ってるんじゃないよ?ここで決めちゃったらさ、ズイカクさんは大切な姉に妹として完全に認識して貰えなくなるんだよ?」


瑞鶴「そろそろ黙ってくれる?何を勝ったつもりでいるのか知らないけどさ、イラつくよ、那珂」


那珂「それはこっちのセリフだよ、ズイカクさん偽物はさっさとご退場願おうかなぁ………さて、翔鶴姉」


翔鶴「どうシタの……?ズいカク」



瑞鶴「簡単だよ、翔鶴姉。でも、よく考えて」



那珂「あなたと共に過ごして来て、一緒に戦って、笑って」




瑞鶴「同じ正規空母で、翔鶴姉の妹……いつも、私はあなたに支えられてきた」





那珂「翔鶴姉が大好きな人で、私もあなたが好き………。ねえ」









瑞鶴・那珂「翔鶴姉、瑞鶴はどっち?」













翔鶴「……………瑞鶴。そう、ここに、いたのね」








?「翔鶴姉……!やっぱり、分かってくれたのね!」


翔鶴「ふふ、だって私のたった一人の妹だもの。間違える訳無いじゃない……ね?」


?「……うん、ありがとう翔鶴姉………。これからもずっと、一緒だよ」


翔鶴「瑞鶴………」






















那珂「あーあ、那珂ちゃん興ざめだよー。最終的にそっちを選ぶの?翔鶴さん」


瑞鶴「那珂………っ!!」


翔鶴「那珂さん……」


那珂「別に否定はしないけどね。そもそも那珂ちゃんが間違いだったんだしー」


瑞鶴「結局那珂は何がしたかったの。翔鶴姉が弱っているとこに入り込んで……」


那珂「振り回されたのは那珂ちゃんの方だよ?可愛い妹が一航戦の先輩に取られてさ、おかしくなったのは翔鶴さんの方だよ」


翔鶴「っ………」


瑞鶴「違う!だったら悪いのは私だ!加賀さんに告白されて、舞い上がってて翔鶴姉と一緒にいる時間が少なくなってしまったからっ……」


翔鶴「ごめんさい瑞鶴……あなたにそんなこと言わせるなんて……姉失格だわ……」


瑞鶴「翔鶴姉はもっと私に甘えてもいいんだよ?そっちの方が私は嬉しいんだから……」


翔鶴「瑞鶴……!」


那珂「だからそういうのは那珂ちゃん嫌いなんだって。後でゆっくりしてくれるかなぁ?」


瑞鶴「………だったらさっさと出てってよ…。もう那珂がここにいる意味はないでしょ」


那珂「そうだね。それじゃあ後は勝手に楽しめば?あ、イチャつく時はちゃんとドア閉めといた方がいいよ」


瑞鶴「ああもううるさい!!はやく出ろ!」


那珂「はいはーい♪じゃ、那珂ちゃんはお仕事に戻りまーす」


翔鶴「あ、あの!那珂さん!」


那珂「何?やっぱり私が本当の瑞鶴って気付いた?」


瑞鶴「まだ―――」


翔鶴「少し黙ってて!………那珂さん、今まで迷惑掛けて申し訳なかったです。でも、私はあなたを妹として見ることは出来ません…」


那珂「で?那珂ちゃん言ったよね、そういう綺麗事が一番嫌いだって」


翔鶴「ご、ごめんなさい。ですが、これだけは言わせて下さい……」


那珂「……?」







翔鶴「『瑞鶴』、私と一緒にいてくれてありがとう」






那珂「………はー、それだけなら那珂ちゃんはもう戻るよ。………瑞鶴さん、本当に良いお姉ちゃんを持ったね」


瑞鶴「え?何か言った………あ、行っちゃったか……って、翔鶴姉?」


翔鶴「瑞鶴…………ごめんなさい、ずっとあなたを見れなくて」


瑞鶴「ううん、違う……翔鶴姉は悪くないよ。でも、悩みがあればいつでも言って欲しいな」


翔鶴「そうね。うーん……じゃあ、加賀さんと別れて?」


瑞鶴「うぇ!?え、えーと……それはちょっと…」


翔鶴「ふふ、冗談よ…。ま、加賀さんが羨まくないと言ったら嘘になるけど」


瑞鶴「うぅ………だ、大丈夫!私翔鶴姉のこともしっかり愛すから!」


翔鶴「ホントに?……じゃあ今から………イイ?」


瑞鶴「えう……///しょ、翔鶴姉が良いなら私も…………………」







翔鶴「瑞鶴っ……♪」瑞鶴「……翔鶴姉」

                       



































―――居酒屋、『龍鳳』





那珂「……で、今回も那珂ちゃんは貧乏クジという訳ですかー。さすがの那珂ちゃんも満身創痍だよ…」


龍驤「お、那珂やないか。随分お疲れの様やな~」


鳳翔「また色々あったそうで……龍驤さん、奥からオレンジジュースを」


龍驤「ほいほい。ちと待っとれよー」


那珂「はー……那珂ちゃんのファンを幸せにするのは簡単なのに自分を幸せにすることがこれほど難しいとはこれ如何に」


鳳翔「……那珂さんはいつも他人優先ですからね……。たまには自分から人に迷惑を掛けてみたらいかがでしょうか」


那珂「そんなこと出来ないよー……。那珂ちゃんってばアイドルだもん……」


鳳翔「随分と厳しい道を歩んでいますね……」


那珂「まだまだダメだねー……」


龍驤「こらこら、ここに来たからにはイヤでもテンション上げてもらわな困るで!!ほれ、オレンジジュースや!」


那珂「……龍驤さん……!奢ってくれるのー!?」


龍驤「アホ。世間はそんな甘ないわ」


那珂「えーケチー」


鳳翔「……那珂さんは秘書艦で本当に一生懸命やってますし今日ぐらいは……」


龍驤「アカンて鳳翔さん。アンタそれでウチらがどれだけ苦労してるか……」


鳳翔「そうでした……。ごめんなさい那珂さん。お金はお持ちですか?」


那珂「あはは☆大丈夫ダイジョーブ!今日はたっぷりお金落としてあげるよ!」


龍驤「言うたな~!!ほな、じゃんじゃん注文してってーな!腕によりかけて作りまっせーーー!!」


鳳翔「那珂さん、無茶しないで好きなものだけ頼んでくださいね?」


那珂「じゃあまずはね~四種の資材丼で!!」


龍驤「合点やで!ほな鳳翔さんやるでー」


鳳翔「那珂さん、少し待ってて下さいね」


那珂「うん、楽しみにしてるねー……………はぁ」














那珂「次は……………………誰かな」



                                               fin
































後書き

お疲れ様です。最後のまとめ方がちと強引ですが適当に脳内で整理して下さい。今回も那珂ちゃんは不遇でした。でも自分の好きな娘には安易に幸せになって欲しくないんですよね。だって那珂ちゃんはいろんな苦労を背負ってから幸せになって欲しいですから。ところで最近那珂ちゃんを解体してみました。大破のまま解体される那珂ちゃん……萌えますね。


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1: SS好きの名無しさん 2015-05-07 07:16:02 ID: jCTjNRlO

続きありです!
良い感じにぶっ壊れてますねぇ
更新心待ちにしておりす

2: AQ 2015-05-07 17:43:47 ID: hNaWPnzV

那珂ちゃんはまた振り回されるのか…
いつか幸せになっておくれ…

3: 山椒 2015-05-09 01:43:04 ID: mMt5yg-K

前作のHAPPYENDから一転の暗雲...
まさかこんな事になるとは...

シリーズの那珂ちゃんの性格が凄い好きです

金柄という可能性

続き期待です

4: SS好きの名無しさん 2022-02-20 21:33:45 ID: S:kTX0_G

ドロドロすぎやしませんかねぇ。
(良きかな)


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