2020-09-26 22:30:04 更新

概要

妄想たっぷり。平行世界……ナノカナ?


前書き

色々な要素がごちゃ混ぜだから、注意事項を確認してね。


作品説明及び注意点について


この作品では以下の要素があります。

嫌な方は読まない事をお勧め致します。

妄想

二次創作

キャラ崩壊

急展開

架空鉄道

イチャコラ要素

漢字の読みがオリジナル

人外提督

その他普通は有り得ない設定


うp主の妄想世界線の艦これデス。

何故か練度高い状態の子が殆どです。

↑いや、二年してれば練度上がるでしょ…

舞台は[徒桜鎮守府](あださちんじゅふ)。

ではでは始めましょうか。


ー第一章 始まりの地へー


提督 (なんで電車で移動してるんだ?)

提督 (いや鉄道で繋がってんのは分かるけどさ?)

提督 (問題は……)チラッ

叢雲 「何見てるのよ?」

提督 (なんで初期艦と移動してるんだって事。)

放送[次は…徒桜新町…新町。海岸線お乗り換えです。]

提督 「乗り換えの準備しなきゃなぁ…」

叢雲 「海岸線なのよ?鎮守府には繋がって無いわ。」

提督 「繋がってんの。軍事施設だから言ってないだけ。」

叢雲 「本当に繋がっているのかしら…」ハァ…

放送[間もなく…徒桜新町…新町です。海岸線一番線より9時30分発です。到着は2番線で、右側の扉開きます。]

提督 「降りるぞ。遅れるなよ?」

叢雲 「分かったわ。」

放送[徒桜新町。新町です。2番線から区間準急保津宮方面大井行き発車します。扉閉まります。ご注意ください。]

ードアが閉まったー

提督 「乗り換える電車向かいで良かったな。」

叢雲 「さっさと行きましょ?」

提督「焦らなくても電車は逃げねぇよ。」

ワンマン放送[扉が閉まります。ご注意ください。]

ー扉が閉まったー

ワンマン放送[次は、徒桜海岸。海岸です。一般のお客様は、次の徒桜海岸駅でお降り下さい。次は徒桜海岸です。]

叢雲 「そういう事ね…」

提督 「徒桜港はアジとかが寄ってくるらしく、釣り初心者も釣りやすいらしい。だから…」

叢雲 「定期便が走ってる…という訳ねぇ……」

ワンマン放送[徒桜海岸。海岸です。ここから先は軍事施設となります。軍関係者でない一般のお客様はこの駅でお降り下さい。徒桜海岸、海岸です。]

叢雲 「執拗い位には繰り返すのね…」

提督 「泳げる時は結構混むからな。2面3線で2番線は折り返し構造になってる。」

叢雲 「ふーん…だからどうしたの?」

提督 「ヤメテクダサイソノハンノウガイチバングサットキマス」

叢雲 「それよりももう徒桜海岸駅出発してるのね。」

提督 「海岸で殆どの人が降りちゃうからドアチャイムも省略してるんだろうな。放送も無いだろうね。」

運転士 「徒桜鎮守府前到着です。」

叢雲 「あんたが直で言うのね…」

運転士 「鎮守府前は車庫も兼ねてるんです。」

提督 「と言いますと?」

運転士「1面2線のホームに直接5連を2本留置出来る構造になっているんですよ。深夜は車庫になります。海岸駅でお客さんは殆ど降りちゃいますから、この駅まで回送して、着いた時に向かいの列車が徒桜新町行きになって発車するんです。着きましたよ。ドア開けますね。」

提督 「どうも。」

叢雲 「ありがとね。」

北上 「待ってたよー。」

提督 「こりゃどうも。」

宵闇 「初めまして。宵闇型戦艦1番艦、宵闇です。」

提督 「………………え?」

宵闇 「ですから、宵闇型戦艦1番艦の宵闇です。」

提督 「……あれ?宵闇型なんてあったっけ?」

宵闇 「私達宵闇型は準急副司令の意思で建造された戦艦なんです。性能は少し劣りますが、単艦でも十分に攻撃出来るんです。[ 五 連 撃 は 伊 達 じ ゃ な い ]ですから。」

?? 「あぁ、着任した?」

提督 「どちら様で?」

??→副司令 「さっき名前が出たけど、改めて。私は準急中将。君の補佐として働くよ。よろしく。」

提督 「はぁ!?中将!?中将がなんで私の補佐に!?私まだ新米の少尉ですよ!?」

副司令 「君は私を知っている筈だよ?」

提督 「え?どこかでお会いしました?」

叢雲 「……思い出した。この人、1人でレ級と湾港棲姫を倒した人外提督だ…」アオザメ

提督 「……あの時の提督さんですか……随分と容姿が違ったので分かりませんでした。」

副司令 「あの時は吸血鬼の血が表に出てね…姿が変わっていたんだよ。」

提督 「…今吸血鬼って言いましたよね?御幾つなんですか?」

副司令 「……ざっと数えて430年は生きてる。」

提督 「なんで提督補佐官してるんですか…」

副司令 「この方が給金を抑えられるからね。」

提督 「お金欲しくないんですか?」

副司令「四百年程前に手に入れていた小銭や札を全部売ったら億単位になってしまってね…」

提督 「………どうりでお金に執着しない訳で…」

ー提督が鎮守府に着任しました。これより艦隊の指揮に入ります。ー

提督 「一先ず鎮守府に在籍している艦娘を全員食堂に。顔合わせをしよう。」

叢雲 「分かったわ。」

ー艦娘食堂に移動中ー

ワタシノカンジチャントヨンデクレルカナ? ワタシノカンジノホウガムズカシイワ…

提督 「一度した者も改めて1人ずつ自己紹介頼む。」

加賀 「航空母艦、加賀です。」ソレナリニキタイシテイルワ

赤城 「航空母艦、赤城です。」マンシンシテハダメ

紅狐 「実験空母、[こうこ]です。」ナマエマチガエナイデネ

六田 「同じく実験空母、[むだ]です。」キンテツトハカンケイナイヨ

荷請 「戦艦荷請です。これで[にこい]と読むんですよ。」ナマエマチガエナイデネテイトク

谷稲葉 「戦艦、谷稲葉です。[やいなば]と読むので間違えないで下さいね?」ミズノデンテツニオナジナマエノエキメイアルヨ

早稲葉 「戦艦早稲葉です。[さいなば]と読みます。」ヤイナバトハシマイナンダヨ。

宵闇 「改めて、戦艦宵闇です。」ワタシハイイカライモウトタチノジコショウカイキイテアゲテ

薄闇 「私は宵闇型戦艦、薄闇です。よろしくお願いします。」ヨイヤミネエサントペアデシュツゲキシタイナァ

夕闇 「宵闇型戦艦3番艦の夕闇です。姉妹の中では最も早い段階で改造出来ます。」ソノカイゾウノセイデシズンダンダケドネ

暗闇 「夕闇姉さんはまだいい方だよ。私は暗闇。宵闇型戦艦の末っ子。よろしくね。」ワタシハミカンセイノママカイタイサレタンダヨ?

夕立 「白露型駆逐艦、夕立よ。よろしくね、提督さん!」ポイポイー

時雨 「僕は白露型駆逐艦、時雨。これからよろしくね。」アメハイツカヤムサ

北上 「重雷装巡洋艦、北上様だよー。」クチクカンウザイ

叢雲 「叢雲よ。よろしく。」ショキカンナンダシコレデイイデショ?

副司令 「君の補佐官になる、準急中将だ。よろしく。」

水野沙奈(以下紗奈)「私は水野沙奈。よろしく。」

吉野咲夜(以下咲夜)「吉野咲夜よ。よろしく。」

天龍 「俺は天龍だ。よろしくな。」フフコワ

龍田 「私は龍田。よろしくねぇ?」ウフフフ

提督 「龍田の笑顔は笑っていないな。」

龍田 「あらぁ、バレちゃったぁ?」

提督 「取り敢えず次の子は?」

暁 「暁よ。一人前のレディとして扱ってよね!」オコサマイウナ!

響 「響だよ。その活躍ぶりから、不死鳥の通り名もあるよ。」Урааааааааааааа!!

雷 「雷よ。カミナリじゃないわ。そこの所もよろしくお願いするわ。」アフレダスロリボセイ

電 「電です。どうか、よろしくお願いします。」ギュウニュウヲノンデ、オッキクナルノデス!

提督 「これで全員かな?」

?? 「ウチん事忘れてんで。」

提督 「誰だ?」

??→龍驤 「軽空母龍驤や!」

提督 「胸部装甲が無いn(殴

龍驤 「次言ったらこれじゃ済まさんからな?」(溢れ出す殺気)

提督 「マジスンマセンシタ」

副司令 「貧乳は一種のステータスと言いますが…」

龍驤 「あんたもバカにs

副司令「私は大きさなど関係ありません。大事なのは愛情です。愛情が無ければ意味がありませんから。」

龍驤 「あんたに一生ついて行くで!!!!」(キラキラ)

提督 「副司令は本当に副司令なのか?」

宵闇 「貴方が着任する迄は普通に提督してましたよ?」

提督 「そうか…」

提督 (これから頑張らないとなぁ…)


ー第二章 夕闇ってヤンデレか?ー


宵闇 (新しい提督さん…副司令の方が格好良いなぁ…)

薄闇 (正直この人にはあまり期待出来ないですねぇ…)

暗闇 (副司令さんと早く遊びたいのになぁ…)

提督 「じゃあ、食事して解散。頂きます。」

全員 「頂きます。」

ーお昼ご飯中 ちょっと待ってねー

提督 「ご馳走様。執務行かなきゃなぁ…」

叢雲 「早いわね!?まだ食べ始めて十二分よ!?」

提督 「副司令官見たか?」

叢雲 「え?」チラッ

副司令 「お前らちったァ離れろよ…恥ずかしいなぁ…」

(夕闇以外の宵闇型3人に抱き着かれながら退出)

叢雲 「なんなのよアレ…」ガクガク

夕闇 「私以外は皆準急さんにしか目が無いのよ。」

夕闇 「私達は彼が居なければココには居なかったもの。」

叢雲 「あーー……」

夕闇 「話は変わりますけど叢雲さん?」

叢雲 「……何?」

夕闇 「 提 督 は 私 が 貰 い ま す 。 貴 女 に は 渡 し ま せ ん か ら 。分 か っ て ま す か ?」ヤンデレスマイル

叢雲 「うわぁぁぁ!?」

ボカッボコッドゴッ

副司令 「 何 や っ と ん ね ん お 前 は ! ! ! ! 」(ゲンコツ三発)

夕闇 「副司令!?何で!?さっき出て行った筈なのに!!」(たんこぶ三個)

副司令 「そんなんウチの執務室にある窓から此処見えるんじゃ当然やろ!!!!アソコの白カーテン付けてある所がウチの執務室や!!!!」シロカーテンマドユビサシ

夕闇 (……そうだったぁ…戦艦級が暴れたらヤバいって見えるようにしてたんだぁ…という事は私の顔も見られてるぅ…)

副司令 「そうそう夕闇?」

夕闇 「な、何でしょうか副司令官様?」

副司令 「 次 や っ た ら こ こ か ら 谷 稲 葉 市 ま で チ ャ リ で 付 き 合 っ て も ら う か ら な ? 」ヤンデレスマイル

夕闇 (多分私と同じ顔なんでしょうね…)「はい。」

提督・叢雲 (さっきの夕闇と同じ顔してる…怖い…)


ー第三章 左遷された艦娘ー


ビーー!!!!ビーー!!!!

提督 「何だ何だ!?」

副司令 「いつものアレか…ホームに行かなきゃ…」

提督 「いつもなんですか!?」

副司令 「置いて行くぞ提督。2回鳴ったという事はアレ付きか…」

提督 「分かりました、着いて行きますから待って下さい!!!!」

ー水野電鉄徒桜鎮守府前駅ホームー

運転士 「こんにちは、副司令官。補給物資、到着です。」

副司令 「あぁ、話は聞いているよ。で、他には?」

運転士 「この鎮守府に左遷となった艦娘を2名連れて来ておりますが。」

副司令 「拘束具全部外して連れて来て。」

運転士 「それは無理です。」

副司令 「何でだ?」

提督 (俺空気だな。)

運転士 「左遷と聞いて暴れ、怪我人が出ましたから。」

提督 「はぁ!?」

副司令 「物資と艦娘を置いて出てくれ。」

運転士 「元からそのつもりです。これ鍵です。」

副司令 「どうも。」

?? 「押すな!吾輩は自分の力で降りれるわ。」

?? 「倒れてしまいます、やめてください!!」

副司令 「…誰だか分かってしまったよ。」

運転士 「でしょうね…では私はこれd

副司令 「待て、話したい奴が居る。」

運転士 (アカン、キレてる。)

副司令 「こんちわー?」

手下A 「誰ですか?」

手下B 「何してんだよ!」

副司令 「 お 前 ら か ? 利 根 達 を 突 き 飛 ば し た の は … 」(殺気ダダ漏れ)

手下B 「だからなんだよ!!!!」

手下A 「ご、ごめんなさい!!!!」

手下B 「お前何謝ってんだよ!!!!」

副司令 「 君 、詳 し く 教 え て く れ る か い ? 」

手下A 「実は……」

ー1日前、C提督鎮守府ー

手下A 「はぁ!?利根型の2人を徒桜に左遷!?」

C提督 「奴らは大破進軍指示を無視して帰投した。」

手下A 「当たり前でしょう!?そんな事で沈みたくは無いですよ!!!!」

C提督 「奴らは[命令違反]をした。故に左遷する。」

手下A 「……左様で…」

C提督 「それから、着いた後降ろす時は突き飛ばすよう。」

手下A 「バッカじゃないの!!!!何でそんな酷い事すんのよ!!!!」

C提督 「君も命令違反で首になりたいか?」

手下A 「……」

ー現在 水野電鉄徒桜鎮守府前駅ホームー

手下A 「という事があって…逆らえば首で…」

副司令 「分かった。異動手続きするか?」

手下A 「へ!?なんで異動!?首じゃないんですか!?」

副司令 「貴方は脅されていたとして異動手続きを認める。どうする?」

手下A 「……異動させて下さい!!!!」

副司令 「よし、大本営のお偉いさんに話捩じ込んどく。」

手下B 「てめぇにそんな権限あるw

副司令 「私は中将だが?」

手下B 「……はぁ!?」

副司令 「つい昨日迄提督として戦果を挙げていたんだ。中将でも可笑しくはあるまい?」(超威圧)

手下B 「」ヒヤアセダラダラ

副司令 「 ど う す る よ ? 」ケンジュウカマエ

手下B 「マジスンマセンシタ」

副司令 「よろしい。じゃあ君は残って。」

手下A 「はい。」

ー電車が出発したー

副司令 「で、君名前は?」

手下A→柏桜(以下桜) 「私は柏桜です。」

提督 「ん?桜って…まさか…」

桜 「私は女の子ですよ?」

副司令 「気付いて無かったのこの子…」

利根 「そろそろ外してくれんかの?」

筑摩 「苦しくなってきました…」

副司令 「提督は筑摩を。私は利根を解放する。」

提督 「ん、あ、おう。」

利根・筑摩 (とんでもない所に左遷された気がする。)


ー第四章 左遷先はやばい所ー


利根 「吾輩は利根である。吾輩が来た以上は、

副司令 「索敵の心配は無いとか言いつつカタパルトはいつも不調で、成功率は18%。」

利根 「酷いぞ提督!!!!」

副司令 「ウチは副司令。コッチが提督少尉。総指揮官は少尉で、ウチは唯の補佐官。」

利根 「……どうなっておるのじゃこの鎮守府は…」

筑摩 「初めまして、利根型2番艦、筑摩と申します。」

提督 「私はさっき中将が言った提督少尉だ。よろしく。」

筑摩 「少尉の部下が中将…どうなっているの?この鎮守府…」

副司令 「アハハ、2人して同じ事を言うとるわ。」

副司令 「さて、宵闇を待たせてあるから、3人ともついて来てね。叢雲呼んであるから。」

提督・利根・筑摩 「何するんだろう…」

副司令 「声に出てるよ。」クスクスクス

提督・利根・筑摩 (え!?)

ー鎮守府そばの砂浜ー

副司令 「今日も来てるなぁ…」

ー砂浜に打ち上げられた艦娘の死体ー

副司令 「墓場島鎮守府と同じような状況なんだよねウチは」

提督・利根・筑摩・叢雲 「オロロロロロロロ」

宵闇 「また…丘に墓が増えるんですね…」

副司令 「避けられぬ現実だな。」

副司令 「異動手続き。」

宵闇 「桜さんの分含め既に受理されております。」

副司令 「服。」

宵闇 「コチラを。」

副司令 「着替えてくる。」

宵闇 「更衣室はあちらです。」

桜 「慣れてるんだね。」

宵闇 「そうですね。って何故貴女がここに?」

副司令IN水着 「あれ?桜さん、来てたの?」

提督・叢雲・利根・筑摩・桜 「え?」

ー副司令の水着姿が目に入るー

叢雲・利根・筑摩・桜 「」(* ̄ii ̄)ハナジブォォォ

提督 (スタイル良すぎだろ…)

副司令 「鼻血拭けよ。で、最初は…」

ゴロン

副司令 「……おっと…これは…」

[筑摩の右腕]

筑摩 「私の腕!?」

副司令 「この損傷と経過時間では助からないだろう。」

筑摩 「そんな…」

利根 「腕があるという事は胴体もあるのでは?」

副司令 「探すぞ。」

筑摩 「……こういう場所なんですね…」

副司令 「そういうこったな。遺体、探すぞ。」

宵闇 「居ました!!!!筑摩さんです!!!!」

[筑摩の右腕と左脚が無い遺体]

副司令 「脚を見つけて埋めなきゃなぁ…」

利根 「コッチで左脚を見つけたぞ!!!!」

[筑摩の左脚]

副司令 「合わせて…」

[筑摩の遺体]

副司令 「作り置きの棺桶に入れて置こう。」

提督・叢雲・筑摩・利根・桜 (普通棺桶なんて作り置きしないよ!?)


ー第五章 埋めても埋めても流れ着く轟沈遺体ー


桜 「この人は…あ!?」

叢雲 「どうしたの…え!?」

加賀 「うぅ…」

叢雲 「副司令!!!!司令官!!!!加賀さんまだ生きてる!!!!」

副司令 「なに!?大丈夫か!?」

加賀 「赤…城…さん……貴女だけでも…生き…て…」

叢雲 「そんな事言わないで!!!!」

加賀 「お…願……い……」ガクッ

叢雲 「加賀さん?加賀さん!!!!」

副司令 「…心肺停止、体温低下。一三四二、死亡を確認。」

叢雲 「そんな…こんなのって…」

副司令 「元々轟沈してんだ。息絶えても可笑しくは無い。」

宵闇 「ですので遺言に残した希望を叶えるのが仕事です。」

桜 「つまり、この場合…」

副司令 「空母赤城を捜索、急げ!!!!」

提督・叢雲・利根・筑摩・桜 「はい!!!!副司令!!!!」

ー7分後ー

提督 「おーい!!!!こっちだ!!!!」

赤城 「うぅ…」

副司令 「生きている間に修復しないと…」

赤城 「加賀さん…ごめんなさい…私、もう…ダメ…みたい…向…こう…で……会い…ま…しょ……」ガクッ

利根 「…まさか…」

副司令 「…心肺停止、体温低下。一三五二、死亡を確認。」

提督 「やはり、遅かったか…」

副司令 「加賀達には見せたくないな…」

提督 「来る訳が無いよ。」(フラグ)

副司令 「フラグ建てるなy

加賀 「提督、副司令、遅いです…え!?」

[赤城の轟沈遺体]

加賀 「何故赤城さんが轟沈して…さっきまで話していた筈なのに…」

副司令 「少尉…何故フラグを建てた!!!!」

提督 「本当にスマン!!!!来るとは思わなくて!!!!」

副司令 「加賀!!!!落ち着け!!!!赤城はちゃんと生きてる!!!!」

加賀 「赤城さんが生きてる?いや、そこで轟沈しているのよ、生きてる筈が無いわ…でもさっきm

赤城 「加賀さーん、おやつ食べま…」

[赤城の轟沈遺体]

赤城 「何故私の轟沈遺体があるんですか?」

加賀 「…赤城さん?赤城さんなの?」

赤城 「加賀さん、私はちゃんと生きてます。」

副司令 「何故一航戦を両方とも沈めてしまうかね…」

赤城・加賀 「え?今なんて言いました?」

副司令 「聞くより見ておけ。これが現実だ。」

[加賀の轟沈遺体]

[赤城の轟沈遺体]

赤城・加賀 「何故一航戦の私達が沈んでるんですか…」

副司令 「恐らく大破進軍だな。2人とも高練度で重装備だ。近代化改修もしてる。高難度ステージに挑んで、沈んだんだろ。」

加賀 「そんな…」

赤城 「酷すぎます…」

副司令 「遺言でお互いを思い合っていた。沈むのは悔しいだろう。」

赤城 「……埋葬してあげましょう。」

加賀 「…そうね、それがいいわ。」

副司令 「最初からそのつもりだよ。」

ー鎮守府そばの丘ー

副司令 「3人を入れた棺桶を埋めて…艤装を突き刺し、仏花と線香をを供えて…黙祷。」

全員 「…………」

副司令 「…これでいいだろう。略に略した略式だが、これで勘弁して欲しいな。」

加賀 「きっと…許してくれますよ。」

赤城 「貴方が埋葬しなかったら…鳥に肉をつつかれるか、深海棲艦に改造されるか位ですし…」

副司令 「もし許してくれたのなら、また姿を現して欲しいな。」

宵闇 「…ですね…」

副司令 「轟沈艦探しに戻ろう。まだ居る筈だ。」

宵闇 「はい。」


ー第六章 救助成功例ー


夕立 「ぽいぽい!!!!提督さんぽい!!!!」

時雨 「今は副司令官だよ?まぁ、いっか。」

龍驤 「どっちでもええわ!!!!副司令!!!!」

北上 「皆元気だねー、私もだけどね!!!!」

暁 「副司令さーん!!!!」

響 「Ураааааааааааааааааааааааааа!!!!」

雷 「やっほー副司令さーん!!!!」

電 「やっぱりここに居たのです!!!!」

副司令 「……まさか?」ヒヤアセタラリ

8人 「受け止めてー!!!!」

副司令 「緊急回避。」

8人 「ぶべっ」ドロマミ

バサッバサッバサッバサッザザッ

副司令 「お前ら突っ込んで来んなよ…こんな所で突っ込んで来たら翼使うって分かるよね?なんで緊急回避させるような方法で突っ込むの?」キュウケツキノツバサツキフクシレイ

8人 「ゴメンナサイ」

提督 「その子達は随分と副司令に好意を寄せているね。」

副司令 「まあ、コイツらは…」

8人 「副司令官が提督の時に助けられた轟沈経験艦ですから!!!!!!!!」

提督 「……あぁ、納得したわ…」

副司令 「個性豊かでいいだろう?」

提督 「元気過ぎるがな。」


ー第七章 奪われる前に殺ればいいー

携帯 「着信やで!!電話出てや!!」

副司令 「すまない。電話だ。」

アーモシモシ?アァ、ワタシガジュンキュウフクシレイダ。カガトアカギカ?フタリトモココニイルガ。ナンダト?フザケテイルノカ?モウシラン、カッテニシロ。キテモカガタチハワタサンカラナ。

副司令「……」(殺気の塊)

提督 「副司令、どうした?」

副司令 「C提督の野郎、自分で一航戦沈めといて[立場使われて大佐に一航戦奪われたから寄越せ]とか自分の都合で話してきやがる…」

副司令 「一航戦の2人は暫くの間謹慎でいいか?アイツが来る可能性もある。」

加賀・赤城 「保身の為に謹慎します。」

副司令 「一応謹慎と言ってるけどお給料出すからね。」

加賀・赤城 「ありがとうございます!!」

?? 「う…うぅ…」

時雨 「副司令さん!!!!この人生きてる!!!!」

夕立 「今ならまだ間に合うっぽい!!!!」

副司令 「じゃあ、2人は謹慎ね。今行く!!!!」

加賀 「…本当に副司令さんは、」

赤城 「皆に好かれていますね。」


ー第八章 新たな救助成功例ー


副司令 「この子だな!!!!」

?? 「うぅ…」

副司令 「……この髪飾り…知ってる子だ…」

夕立 「提督さん知ってるっぽい!?」

副司令 「この子はウチの知ってる瑞鳳だ。間違いない。」

??→瑞鳳 「…その声…準急さん…なの?」

副司令 「今助ける。もう少しだから、気を抜くな。」

瑞鳳 「分かったわ…うっ!!!!」

瑞鳳(左腕が無い)「これじゃあ、弓を引けないや…」

副司令 「入渠しなきゃだなぁ。左腕、探してくれ!!!!」

夕立 「もしかして、これっぽい?」つ[瑞鳳の左腕]

副司令 「よくやった夕立!!!!一緒に来てくれ!!!!」ダッ

夕立 「ぽいぽいーー!!!!」ダッ

ー入渠ドックー

副司令 「腕を密着させてドックに入渠させ、高速修復材で…」バシャッ

瑞鳳(腕が治った) 「嘘…治ってる…」

副司令 「腕動くか?」

瑞鳳 「腕…動く、動くよ!!やったー!!!!」

副司令 「一応紅狐と六田に弓教えて貰え。」

瑞鳳 「うん、そうするね。」

瑞鳳 「あ、そうだ、自己紹介まだだった。」

副司令 「だなぁ。」

瑞鳳 「改めまして、瑞鳳です。よろしくお願いします。」

瑞鳳 「そうそう、卵焼きの練習するんだけど、試作…食べりゅ?」

副司令 「付き合うよ。瑞鳳の卵焼きは絶品と聞いているからね。楽しみだ。」

瑞鳳 「副司令さん、だぁい好き!!!!」

パリィン! グシャッ! ポイポイー…

副司令 「そういう事は他人の居ない時に…なぁ?北上時雨に夕立さんよ?」

3人 (しまった、バレた!!!!)

副司令 「リハビリ行くぞ。」

瑞鳳 「うん…」(あの3人は怒らせないようにしなきゃ…)


ー第九章 この性悪クソ提督!!!!ー


提督 「新しい子が来たらしいよ。」

副司令 「来るんだろ?ここに。」

提督 「来るそうだ。」

コンコン

副司令 「鍵空いてますよ」

ガチャ

憲兵1 「お連れしました。」

憲兵2 「さっさと歩け!!」ドカッ

曙 「痛いわね…分かってるわよ!!!!」

副司令 「…成程…憲兵2は居残りね。」ゴゴゴゴゴ…

提督 (副司令がキレてる…口出さない方が良さそう。)

憲兵1 「コチラ、拘束具の鍵です。」

副司令 「全部外せ。」

憲兵1 「しかし、拘束具を外すと貴方に襲い掛かりますよ…」

副司令 「 私 が 構 わ な い 、と 言 っ て い る の だ 。外 せ 。」(殺気ダダ漏らし)

憲兵1 「…はい、直ちに。」

カチャカチャ…カチン!! カチャカチャ…カチン!!

曙(手足解放) 「……」

副司令 「宜しい、憲兵1のみ出てくれ。」

憲兵1 「分かりました…」ガチャ…バタン

曙 (アイツだけ出て行くなんて…)

副司令 「さて…憲兵2君、君が居残りになった理由は分かるかね?」

憲兵2 「俺は何もしてねぇy

ガウゥン!!!!

副司令(拳銃発砲) 「まだ分からんのか?」

曙 (撃った!?)

憲兵2 「貴様、憲兵に対し発砲したな?」

副司令 「君を居残りにしたのは、[ 曙 に 対 し て 乱 暴 に 振 る 舞 い 、拘 束 し 、更 に 負 傷 さ せ た ]からだ。」(殺気)

副司令 「 憲 兵 が 傷 害 事 件 と は 笑 え ん な … 」(殺意)

憲兵2 「…」(なんて殺気だ…殺意もある…殺られる…)

副司令 「まだ生きていたいなら曙に謝罪して許してもらうこったな。」

曙 「…」(ここで話を私に振らないでよ…)

憲兵2 「申し訳ありませんでした。」ドゲザ

曙 「…もういいわ、出て行ってくれない?」

憲兵2 「誠に申し訳ありませんでした。」

曙 「もう許すから出ていって。」

憲兵2 「…失礼します」ガチャ…バタン

曙 「……で、私は解体処分かしら?」

副司令 「駆逐艦、曙…うん、そうだね…」

曙 「ならさっさと解体してk

副司令 「君は今日から徒桜鎮守府の一員だよ。」

曙 「…え?さっき解体処分って…」

副司令 「あのうんは[戦力になるな]のうんだよ?」

曙 (……やられた…)

提督 「じゃあ、手続きだね。」

曙 「……この…」

副司令・提督 「うん?」

曙 「この性悪クソ提督!!!!」

副司令 「それ言っちゃうと…」

…ドタドタバァン!!!!(ドア大破)

宵闇 「曙さん?性悪クソ提督とはどういう意味で?」

薄闇 「私達はそういった言葉には疎いもので…」

暗闇 「という訳で、曙さん、この言動について…」

3人 「 ご 説 明 頂 け ま す よ ね ? 」

曙 「……ごめんなさい…」

副司令 「ほーらw言わんこっちゃ無いわw」クスクスクス

曙 「このクソ提督!!!!そんなに可笑s

3人 「 今 な ん つ っ た コ ラ 」(殺気塗れ)

曙 「ごめんなさい…」ピピピ…ガーガガッガーガッ

副司令 「…ん?なんだこのFAX?」ピーッ

[明日加賀と赤城を貰いに行く。準備させておけ。]

[C提督 ]

副司令 「来たか…」


ー第十章 C提督襲来ー


C提督 「鉄道で向かうとは、思わなかったよ。」

C部下 「徒桜鎮守府の一航戦は練度が加賀66、赤城55と、2人して高いですからね。連れ帰れば即戦力ですよ!!!!こんなにすぐ見つかるなんて運がいいです!!!!」

運転士 「徒桜鎮守府前停車。停目二両。」(副司令に通報しておこう。)

ーその頃鎮守府内ー

ビーー!!!!ビーー!!!!キンコン!!!!キンコン!!!!

副司令 「海岸線列車にC提督と部下1人…」

提督 「かなり早いですね…まだ○九○○ですよ?」

副司令 「宵闇型をホームに呼んでおけ。先に行く。」

提督 「私面倒事嫌なので執務室で仕事しときます。」

ー場所は変わって徒桜鎮守府前駅ホームー

ビーー!!!!ビーー!!!!キンコン!!!!キンコン!!!!

C提督 「警報が鳴り響いているが、問題無かろう。」

C部下 「そうですね。」←自分達が原因だと気づいて無い

副司令 「………」

C提督 「これはこれは副司令、加賀と赤城はどこに?」

副司令 「…お前らに譲る艦娘は居ねぇ。出てけ。」

C提督 「これでもか?」ケンジュウカマエ

副司令 「これでも帰らんのか?」HK416カマエ

C提督 「加賀と赤城を渡せ。そうすればk

副司令 「 出 て け ! 」ババババババババババババ!!!!

C提督 「うおっ危ねぇ!!!!」モノカゲニカクレ

副司令 「よし、帰るか。」

C提督 「待て!!!!一航戦を渡せ!!!!」

轟沈経験組 「ゴタゴタ言ってねぇで!!!!」主砲構え

宵闇型 「とっとと出て行けクソ提督!!!!」主砲構え

C提督 「え?」

宵闇型・轟沈経験組 「全主砲、斉射!!!!撃てー!!!!」ドゴーン!!!!!!!!ドゴーン!!!!!!!!

C提督 「主砲はヤバい!!!!」スタコラサッサ

加賀 「アイツが例の…」

赤城 「屑としか言えませんね…」

副司令 「何で来たん!?謹慎言うたやろ!!!!」

宵闇型・轟沈経験組 「弾薬無くなりました!!!!」

副司令 「弾薬1000が消えてもうた!!!!」

C提督 「何だ、連れて来ているでは無いか。寄越せ。命令だ。」

副司令 「どういう意味ですか?」

C提督 「少尉の下に居るのは准尉だけだ!!!!私は少佐だぞ!!!!准尉如きが逆らうな!!!!一航戦を寄越せ!!!!」

副司令 「私は中将ですが…」

C提督 「揶揄うのも大概にしろ!!!!」

副司令 「この階級章が証拠ですが…」[階級 中将]

C提督 「何…本当に中将なのか!?」

副司令 「さて…C提督、少しお話、よろしいですか?」エガオダケドメガワラッテナイヨ。メニヒカリガナインダヨ。

C提督 「…はい。」

副司令 「貴方は一航戦の2人をわざと轟沈させた。」

C提督 「はい。」

夕立 「その後一航戦の2人を大佐に奪われたっぽい。」

C提督 「はい。」

時雨 「だから僕達の所から奪おうとした。」

C提督 「ハイ。」

瑞鳳 「貴方、馬鹿じゃないですか?最初に殺して、次に大佐に奪われて…挙句の果てにはその大佐と同じ事をする…馬鹿としか言い様がありません。」

C提督 「」グサッ

北上 「自分の分身をあんたのご都合で消されて、今度は居なくなったから寄越せ?無理に決まってんだろ頭おかしいヨ?」ハイライトオフ

C提督「」グサグサッ

龍驤 「んでもって少尉の鎮守府やからとたかが少佐のあんたが拳銃使って脅しよる。」

暁 「とても善人には見えないわ。」

C提督 「」グサグサグサッ

電 「皆そこまでにしておくのです。」

C部下 「流石は電ちゃん、この場を丸く収めようと…」

電 「 ト ド メ は 一 航 戦 の 2 人 が 刺 す の で す 。寸 止 め に し て お く の で す 。」ニッコォ…

宵闇型・轟沈経験組 「それもそうか。トドメよろしく一航戦。」ニッコォ…

C部下 「死刑宣告だった!!!!」

加賀 「…C提督。」

赤城 「C提督さん。」

C提督 「…何だ?2人とも来てくれるのか?」

一航戦 「一航戦の「誇り」、貴方の所では「埃」になってしまいそうなので断固お断り致します。今直ぐお帰り下さい。」ミギストレートデブットバス!!!!

C提督 「 」グッサァ!!!! K.O.!!!!

副司令 「運転士さん、この人新舞洲迄よろしく。」ハイコレウンチンネ

運転士 「分かりました。失礼します。」ウンチンウケトリ

副司令 「……帰るぞ。」


ー第十一章 異動艦娘?引き取りますよ。ー


ー保津ノ宮鎮守府 建造ドックー

如月 「あら?またねぇ……」

吹雪 「またってどういう意味d

吹雪改二 「また私ですか…もう要らないんですよ…」

如月 「さっさと解体しましょうか…」

D提督 「いや、陸送で徒桜に送り付けよう。」

如月 「徒桜って?」

D提督 「鎮守府が出来たのは二年前らしいが、吹雪は居ないらしい。丁度いいから送り付けよう。」ボソッ

如月 「……命拾いしたわね…」

ー陸送列車内ー

吹雪 「私が居ないって本当なんですか?」

憲兵1 「それは本当だ。何せ戦艦ばかりが居るからな…」

吹雪 「戦艦出てて駆逐艦が少ないって何なんですか…」

憲兵1 「しかも基本建造しないし、ダブれば改修らしいよ。恵まれてるねぇ…」

吹雪 「不安で仕方ないです…」

ー徒桜鎮守府前駅ホームー

憲兵1 「副司令さん、提督さんは?」

吹雪 (こんなに小さい鎮守府なのに副司令が居るんですか!?)

副司令 「方針が定まりまして…提督は只管書類整理を、私はこういった異動艦娘の異動受理や轟沈艦埋葬など、外での作業を担当しております。」

吹雪 (轟沈艦埋葬!?なんで!?)シロメ

憲兵1 「…一先ず吹雪の異動受理を…」

副司令 「異動?勿論受理しますよ。どうぞ、安心してお帰り下さい。」

憲兵1 「……ではこれで。」


ー第十二章 何故吹雪が居なかったのこの鎮守府ー


吹雪 「…司令官?」

副司令 「私は副司令。提督はアソコで…」

提督 「オロロロロロ」

暗闇 「お酒の飲み過ぎです。食べ過ぎもありますね。」

吹雪 「吐いてるんですか!?」

副司令 「あれ程お酒も料理も程々にと言ったのに…」

吹雪 「そ、そうなんですね…」

吹雪 「で、なんでその格好なんですか…」

副司令 「ん?コレ?」(水着に軍服の上着)

副司令 「砂浜見れば分かるよ。叢雲呼んでるし行くぞ。」

吹雪 「あ、はい!!!!」

ー砂浜へ移動ー

吹雪 「オロロロロロロロ」

叢雲 「気持ちは分かるわよ…」

副司令 「昨日も昨日だが今日も今日だなぁ…」

ー艦娘の轟沈遺体ー

叢雲 「やっとこの鎮守府に吹雪が来てくれたわ…」

吹雪 「ここは出来てからどれくらい経ってるんですか?」

副司令 「2年程前。」

吹雪 「2年間も私居なかったんですか!?」

副司令 「と言うか吹雪型はお前ら2人だけだぞ。」

吹雪 「初期艦で選べるしドロップするし建造出来るし!!!!」

副司令 「初期艦娘は寄越さんかったから自力で建造した。」

吹雪 「初期艦居なかったのこの鎮守府!?」

叢雲 「私は後任の司令官の初期艦なのよね…」

副司令 「けど空母とか戦艦とかばっかり。」

吹雪 「嘘だっ!!!!」

副司令 「ドロップは全くしないし…」

吹雪 「えぇ……」

副司令 「お前らが来るまでは駆逐は轟沈経験艦の夕立と時雨、暁型4姉妹だけだったな。」

吹雪 「…つまり…私達は…」

副司令 「ウチの轟沈経験してない駆逐艦1号と2号」

吹雪 「何だか嫌な肩書きですね…」


ー第十三章 轟沈艦救助多数ー

副司令 「大和に大井、赤城に白露、それから球磨に多摩、初春初霜若葉にヴェールヌイっと…多いな…」

吹雪 「大和さんまで轟沈したんですか!?」

副司令 「大和は練度から見ても大破進軍だなぁ…赤城とヴェールヌイ、大和の3人が大破進軍、あとは捨て艦だろう…」

吹雪 「……あれ?大和さん、息してませんか?」

副司令 「大和型の装甲は伊達じゃないってか…入渠、急ぐぞ!!!!」

ー入渠ドックー

大和の残り入渠時間 60:59:57

吹雪 「長いですね!?」

副司令 「絶命ギリギリだったからな…危なかった…」

叢雲(通信) 「生存艦娘3名!!!!急いで連れて行くわ!!!!」

副司令 「どれくらい掛かる!?」

叢雲 「もう着いてるわよ!!!!」

副司令 「全員入渠、急げ!!!!」

如月の残り入渠時間 18:43:57

古鷹の残り入渠時間 39:59:57

加古の残り入渠時間 40:19:57

副司令 「妖精さん、バケツ使える?」

妖精 「大和さんは厳しいだろう…けど、他の3人は使えると思う。」

副司令 「了解」バシャッバシャッバシャッ

如月 「……え?」

古鷹 「…あれ?」

加古 「うーん…ん?」

副司令 「早速で悪いが3人は服着て待機、宜しく。」

叢雲(通信) 「まだ3人いたわ!!!!連れて行く!!!!」

副司令 「ここまで頼む!!!!」

如月 「あの…3人って?」

副司令 「第一入渠ドックを見りゃ分かる。」

如月 「え?」チラッ

大和(轟沈手前) 「…」

如月 「…つまり…私達は…」

副司令 「轟沈経験艦で、奇跡的に助かった事例って事だ。」

如月 「……奇跡的って事は…」

副司令 「そういう事だ。」

叢雲 「はい、3人!!!!」

副司令 「入渠、急ぐぞ!!!!」

武蔵の残り入渠時間 64:59:57

扶桑の残り入渠時間 49:59:57

山城の残り入渠時間 49:59:57

古鷹 「戦艦ばっかり…」

加古 「やべぇ…目が覚めちまったよ…」

副司令 「叢雲、他の生存者は?」

叢雲 「たった一つの砂浜を端から端まで見て来たわ。」

副司令 「今回の生存者は7名か…轟沈は?」

叢雲 「……………38名…」

副司令 「棺桶作らないとなぁ…そのうち無くなっちまう…」

副司令 「埋葬、行くか…」

吹雪 「毎日埋葬してるんですか?」

副司令 「お通夜無いだけまだマシだが…やっぱりこれは慣れても辛いわ…」

全員 (慣れるもんじゃ無いよ!?)

ー埋葬後ー

副司令 「……」

「花を供えられた墓標」

副司令 「お前が特攻しなければ…私達は全滅した…」

副司令 「しかし、お前が特攻せずに勝つ事も出来た…」

副司令 「……すまない…」

[花と酒を供えられた墓標]


?? (準急の為に…もう一度戦いたい…)

?? (艦娘になって戦いたい!!!!)


ー第十四章 誰だコイツ大鳳で大鳳じゃない!!!!ー

ー建造ドックー

副司令 「強い思いを感じるって?」

妖精 「凄く強い思いだ、間違いなくいい子が来るよ。」

副司令 「やるか…大型で…バーナー使用…空母レシピで…」

妖精 「来たよ…えぇ!?」

副司令 「どしたよ…」

大鳳 「装甲空母大鳳、着任しました!!!!」

副司令 「当たり枠…確かにいい子が来たが…」

大鳳 「準急!!!!思いが届いて良かったよ!!!!」

副司令 「なんかこのテンション見覚えが…」

大鳳 「神風特攻をした時は本当に辛かったんだよ!?」

副司令 「やっぱり…変わんねぇんだな…」

大鳳 「名前で呼んでよ!!!!ねぇ!!!!」

副司令 「お前あの時グイグイ来る割に名前言わなかったろ!!!!」

大鳳 「……そうだった…」

副司令 「戦力外通告じゃねぇから安心しろ。」

大鳳 「本当!?良かったぁ…」

副司令 「今日は…建造1轟沈救助7…合計8か…」

大鳳 「轟沈救助…」

携帯 「電話に出てくれ!!!!」

副司令 「すまん電話だ…」

モシモシ?ア、ヨイヤミカ…エ?チュウハヨリノタイハカンヲサンメイホゴシタダッテ?ウンウン…ア、ニゲテキタノネ…ワカッタ、ニュウキョカクホデキルカワカラナイケド…ウン、ジャア、マッテルネ。

副司令 「救助3増えて11だな。お前来るか?」

大鳳 「行きます!!!!」

ー入渠ドックー

副司令 「妖精さん、バケツ使える?」

妖精 「もう全員使ってもいいよ。」

副司令 「了解。」バシャッバシャッバシャッバシャッ

大和 「…あれ?私確かレ級に…」

武蔵 「可笑しいですね…私は沈んだ筈…」

扶桑 「え?私はヲ級の艦載機で殺られた筈なのに…」

山城 「不幸だわ…折角楽になれたのに…」

副司令 「大和に武蔵、扶桑山城と…OKです。」

4人 「何が?」

副司令 「じゃあまず4人とも服着てね。見られないから。」

4人 「え?」

4人 「あぁーー!!!!///」

副司令 「見てないから早く着てね。」

如月 「私達は?」

副司令 「見てないよ、あとくっつかないでね。それからさっさと服着てね。」

如月 「そんなぁ…」

副司令 「私が社会的に殺されるからね。服着てね。」

7人 「見られてもいいのに…///」

副司令 「宵闇達が来る前に着てね。」

7人 「何で?てか宵闇って誰?」

宵闇 「私の事ですよぉ?」ニッコォ

7人 「ヒィッ」

副司令 「もう戻って来てたのね…」

宵闇 「五分以内に服を着なかった人は…」

宵闇 「 私 達 の 訓 練 に 付 き 合 っ て 下 さ い 。」

宵闇 「いいですか?」

7人 「もう服着ました!!!!」

宵闇 「副司令、皆服を着ました。もう大丈夫ですよ?」

副司令 「…全員宵闇の訓練を受ける事。」

7人 「え?」

副司令 「君達は気が緩みすぎている…」

7人 「あっ…」

副司令 「地獄の訓練を1度味わいなさい。」エガオダケドメガワラッテナイヨ

7人 「…」ヒヤアセダラダラ

副司令 「保護した3人を入渠させなきゃ」


ー第十五章 3人の保護艦娘ー


バシャッバシャッバシャッ

副司令 「さっさと服着て出てこいよ…」

睦月 「助かったにゃしぃ…」

弥生 「ありがと…」

卯月 「ありがとぴょーん!!!!」全裸

副司令 「……死んで罪を償う時が来たようだ…」

卯月 「…え?」

副司令 「さようなら」(拳銃頭に突きつけ)

バァン!!!!

宵闇 「何があった…の…」

ー副司令の遺体ー

宵闇 「……卯月さん、何故全裸なんですか?」

卯月 「い、悪戯のつもりで全裸で飛び出して…」

宵闇 「結果副司令は罪を償う為に自殺…」

宵闇 「貴方は宵闇型を敵に回しました。」

宵闇 「 生 き て い ら れ る と 思 う な よ ? 」(殺意)

卯月 「…ごめんなさい!!!!ごめんなさい!!!!!!!!」

宵闇 「謝って生き返るなら死刑なんて無いんですよ…」

副司令 「……卯月、次からは気を付ける事だ…痛っ…」

卯月 「……副司令さん、生きてるの?」

副司令 「銀弾頭なら死んでたな…宵闇も、もういいから…」

宵闇 「かなり上手に演技出来たと思うわ…ふふっ。」

副司令 「卯月、服を着なさい。これは命令だ。」

卯月 「……着たぴょん…」

副司令 「さっきみたいな悪戯は殺られるから辞めなさい。」

卯月 「十二分に理解したぴょん。」

副司令 「私は寝るから後はよろしく。」

宵闇 「はい。副司令。」


ー第十六章 嫌な知らせに仕返しを考えるー


ー大阪湾ー

E提督 「戦力が足りないなぁ…ん?」

大和 「うーん…やっぱり慣れが必要かも…」

武蔵 「私も…上手く当たりません…」

扶桑 「どうも上手く行きませんね…」

山城 「1発も当たらないなんて…不幸だわ…」

大鳳 「クロスボウはやっぱり調整が難しいですね…」

瑞鳳 「左腕がまだ自由に動かせなくて…」

提督 「そうか…1度帰るか?」←吸血鬼の翼で浮いてる

E提督 「…何あれ……大和、武蔵に大鳳まで…」

E提督 「徒桜に…貰いに行こう!!!!」

ー徒桜鎮守府ー

副司令 「ただいま…」

宵闇 「どうでしたか?」

副司令 「瑞鳳はリハビリに集中、他五人は訓練だな。」

宵闇 「そうですか…」

副司令 「あれなら調整だけでも充分だろ…」

瑞鳳 「副司令、瑞鳳の試作の卵焼き、食べりゅ?」

副司令 「あぁ、あの時の…頂こう。」モグモグ

瑞鳳 「どうかな?」

宵闇 「お味は?」

副司令 「美味い…本当に美味い…」ポロポロ

宵闇 「泣く程に美味しいのですか…私も1口」パクッ

瑞鳳 「どうかな?」

宵闇 「美味しすぎます…」大破

瑞鳳 「大破する程に美味しいの!?」

副司令 「あぁ、本当に美味いぞ。」大破

瑞鳳 「なんで副司令も大破してるの!?」

ピピピ…ガーガガッガーガッ…ピーッ

瑞鳳 「あれ?何か来たよ?」

宵闇 「FAXですね…」

[お前ん所の大鳳・大和・武蔵は貰う。準備させておけ。]

「E提督」

副司令 「またじゃねーか!!!!」ウガー!!!!

宵闇 「うふふ…どうやって追い出そうかしら…」ニッコォ

瑞鳳 「宵闇ちゃん、顔が怖いよ…」

ピピピ…ガーガガッガーガッ…ピーッ

[追伸 明日の一三○○に貰う。]

副司令「…」カオヲ

宵闇 「…」ミアワセ

2人 「……」ニヤァ

瑞鳳 (もうヤダこの2人…)


ー第十七章 誰が渡すかとっとと失せろー


ー翌日ー

[本日海岸線は線路修復工事の為運休させて頂きます。]

E提督 「嘘だろ…」

E摩耶 「歩いて行こうぜ…」

ー30分後ー

副司令 「釣れてるか?」

宵闇 「アジばかりが大漁です…」

副司令 「鯖に鰯もあるな…」

宵闇 「今晩はお魚料理のフルコースですね。」

副司令 「間違いないな。」

E摩耶 「す、すみません…」ゼェ…ゼェ…

副司令 「なんですか?」

E摩耶 「ここは、徒桜、鎮守府、ですか?」ゼェ…ゼェ…

副司令 「そうですね、徒桜鎮守府裏手の釣り場です。」

E摩耶 「申し訳、無いのですが、飲み物を、戴けない、でしょうか?」ゼェ…ゼェ…

副司令 「もしかして…海岸線今日運休だっけ?宵闇?」(ニヤッ)

宵闇 「線路修復工事で運休らしいです。」(ニヤッ)

副司令 「という事は、徒桜新町から歩いてここまで?」

E摩耶 「はい、そうです…お飲み物、戴けませんか?」

副司令 「どうぞ、これでも。」

E摩耶 「ありがとうございます…」ゴキュゴキュ

E摩耶 「昨日提督がFAXを送ったそうですが…」

副司令 「FAX?そんな物届いてたか?」(ニヤァ)

宵闇 「届いてませんねぇ…」(ニッコォ)

E摩耶 「そうですか…」

E提督 「摩耶…ここか?」ゼェゼェ

E摩耶 「みたいです…」

副司令 「どちら様?」

E提督 「ラバウルから…こっちに来てる…E提督だ。」ゼェゼェ

E提督 「まずは、飲み物を寄越せ…それからだ…」

E摩耶 「提督何を言ってるんですか!?」

副司令 「どうぞ」

E提督 「フンッ…!?」ゴキュゴキュ…ブフッ

E提督 「しょっぺぇー!!!!」

宵闇 「そりゃそうです。中身は濾過しただけの海水ですから。」

E提督 「…FAXを読んだよな!!!!」

副司令 「FAX自体が届いておりません。」ニッコォ

E提督 「クソがァ!!!!」

宵闇 「届いていたら、線路工事を明日にしてますよ。」

E摩耶 「あれは貴方達が指示してるの?」

副司令 「海岸線はウチの管轄だよ。」

E提督 「兎に角、大和に武蔵と大鳳!!!!この3人を寄越せ!!!!」

副司令 「あんた、階級は?」

E提督 「少将だ。」ドヤァ

宵闇 「ふふっ」

E提督 「何が可笑しい何が!!!!」

宵闇 「副司令は昨日付で大将に、今日付で元帥になられました。」

E提督 「……はぁ!?」

宵闇 「昨日、艦娘を助けた功績を認められ、大将に。」

E提督 「はぁ!?」

宵闇「今日、元帥殿がお亡くなりになり、その際に、「副司令を元帥にしてくれ」と、遺言を遺していましたので…」

副司令 「たった2日で二階級特進、徒桜や保津ノ宮を纏める徒桜地区の元帥となった訳で…」

E提督 「」ヒヤアセダラダラ

副司令 「で、「寄越せ」とは何だ「寄越せ」とは…」

E提督 「申し訳ありません…」

E摩耶 「異動手続きお願い出来ますか?」

副司令 「摩耶だけ?」

E摩耶 「高雄型全員でお願いします。」

副司令 「ハイハイ、やっときます。提督が。」

宵闇 「相変わらずですね…ふふっ」

ー同時刻 執務室ー

叢雲 「副司令から通達よ。」

提督 「何何…「E提督鎮守府所属、高雄型四姉妹の異動手続き宜しく」?」

叢雲 「あの人ならやりかねないわね…」

提督 「書類が増えた…」

叢雲 「追伸で「元帥の葬式行くぞ準備しろ」ですって…」

提督 \(^o^)/


ー葬式は割愛しますー


ー第十八章 新参者ー


副司令 「え?誰この子…」

貝谷原 「戦艦貝谷原、着任しました。[かいやばら]なので間違えないで下さいね?」

提督 「建造したら出てきた。」

副司令 「そうか…」

提督 「で、後ろの四人はなんなんだ…」

高雄 「初めまして…高雄です…」ドヨーン

愛宕 「愛宕よ…パンパカパーンって気にはなれないわね…」ドヨーン

鳥海 「鳥海です…宜しくです…ほっといて下さい…」ドヨーン

摩耶 「そっちの人は初めましてだな。私は摩耶だ。宜しくな。」

提督 「摩耶以外の3人に影が見えるんだが…」

高雄 ドヨーン

愛宕 ドヨーン

鳥海 ドヨーン

摩耶 「姉さん、鳥海!!!!しっかりしなよ!!!!」

副司令 「摩耶、その3人連れてついて来てくれ…」

摩耶 「なんでだ?」

副司令 「ここに来る以上、この鎮守府の現実を見せる。」

貝谷原 「もしかして、私も…」

副司令 「あぁ、君も。後、大鳳と保護艦娘、それから轟沈経験艦の内大和型込の7人組も呼んで。」

提督 「十六人連れて行くのか…わかった。」


ー第十九章 怒涛の救助ラッシュー


ー海岸ー

大和 「こんな所に何が…」

副司令 「轟沈経験組は可笑しいと思わないか?」

武蔵 「どういう意味ですか?」

副司令 「本来鎮守府の側は砂浜なんて無い。」

武蔵 「確かに、私の所も出撃ドック以外は崖の上でした。」

副司令 「なのに君達は助かっている。」

大和 「……まさか…」

副司令 「…見ろ、これがこの鎮守府の現実だ。」

ー艦娘の轟沈遺体ー

十三人 「オロロロロロロロロロロロロロ」

大和 「こんなの…酷すぎます…」

武蔵 「正規空母や戦艦、潜水艦も居るよ…」

大鳳 「コレが、現実…」

副司令 「おい、十六人、全員で手分けして生存者探し。遺言を聞ければ上等だと思え、始め!!!!」

十六人 「は、はい!!!!」

ー5分後ー

睦月 「ゴーヤさん、生きてるにゃしぃ!!!!」

副司令 「生存者見つけ次第入渠ドック!!!!走れ!!!!」

睦月 「わかったにゃしぃ!!!!弥生、手伝って!!!!」ダッ

弥生 「了解…」ダッ

武蔵 「金剛、気を抜くなよ!!!!死ぬぞ!!!!」ダッ

大和 「榛名さん、今助けます!!!!」ダッ

扶桑 「霧島さん、もう大丈夫ですよ!!!!」ダッ

山城 「比叡さん、まだ助かります!!!!」ダッ

大鳳 「はっちゃん、まだ寝ちゃダメ!!!!」ダッ

摩耶 「最上、今助けるから!!!!」ダッ

愛宕 「鈴谷さん、しっかり!!!!」ダッ

高雄 「熊野さんまだ助かりますから!!!!」ダッ

鳥海 「三隈さんまだ寝ないで下さいね!!!!」ダッ

副司令 「なんじゃこりゃ…」

古鷹 「しっかりして下さい足柄さん!!!!」ダッ

加古 「妙高、死ぬなよ!!!!」ダッ

卯月 「如月はそっち持つぴょん!!!!全速前進!!!!」ダッ

如月 「那智さん、まだ死ぬのは早いです!!!!」ダッ

貝谷原 「羽黒さん、まだ逝かないで下さい!!!!」ダッ

副司令 「どんだけ居んのよ…ん?」

祥鳳 「うっ…」

副司令 「運ぶ他無いな。」

睦月・弥生 「その人生きてるの?」ダッシュで帰還

副司令 「任せられるか?」

睦月 「そっち持つにゃしぃ!!!!」ダッ

弥生 「2週目突入…急がなきゃ!!!!」ダッ

鳳翔 「……助けて下さい…」

武蔵 「私が運びます!!!!」ダッシュで帰還

鳳翔 「すみません…」

武蔵 「寝ないで下さいよ!!!!」ダッ

副司令 「………」


ー第二十章 本来招かれざる客ー


副司令 「…もういいぞ、ヲ級…」

ヲ級 「……ナゼタスケル…ワタシハテキダゾ…」

副司令 「何が敵だよ…艤装すら無いのに…」

ヲ級 「コロセ…」

副司令 「阿呆」ペシ

ヲ級 「イダッ」

副司令 「軽々しく殺せとか言うな。今は戻れ。」

ヲ級 「…テキヲミノガスノカ?」

副司令 「攻撃して来ないなら敵では無い。」

ヲ級 「ナニッ!?」

副司令 「殺られたくないなら、攻撃しなければいい。」

ヲ級 「……」

副司令 「この言葉、ボスに聞かせな。善意があるなら、もしかしたら…」

ヲ級 「オマエハダレダ?」

副司令 「徒桜鎮守府副司令官[兼]徒桜地区元帥。」

ヲ級 「ナンデゲンスイガフクシレイカンヤッテンダヨ…」

副司令 「私達は、深海棲艦と和解したい。だが、攻められたら殺り返す他ない。故に攻撃する。それだけだ。」

ヲ級 「ソウナノカ…」

副司令 「私は仕事に戻る。お前も早く帰れ。」

ヲ級 「待って!!!!」

副司令 「待てって…何だよ…つか普通に話せんのかよ…」

ヲ級 「私、仲間になりたいの!!!!」

副司令 「……無理です。」

ヲ級 「何故なの!!!!副司令!!!!」

副司令 「深海棲艦を鎮守府には入れられんのよ。」

ヲ級 「…わかった。帰る。」

副司令 「……遊びに来るなら連絡してから来なさい。」

ヲ級 「やったぁ!!!!」

?? 「ふふっ…」

翔鶴 「元気でいいわね…貴女は…」大破

副司令 「翔鶴の入渠、急がないと!!!!」

ヲ級 (いつか、艦娘になりたいな…)


ー現在の在籍艦娘ー


提督初期艦 叢雲


建造組

戦艦

宵闇

薄闇

夕闇

暗闇

荷請(にこい)

谷稲葉(やいなば)

早稲葉(さいなば)

貝谷原(かいやばら)


空母

六田

紅狐

赤城

加賀

大鳳(副司令の親友が生まれ変わった)


左遷組

重巡洋艦

利根

筑摩

高雄

愛宕

摩耶

鳥海


駆逐艦


吹雪


轟沈経験組

戦艦

大和

武蔵

扶桑

山城


空母

龍驤

瑞鳳


重雷装巡洋艦

北上


軽巡洋艦

天龍

龍田


駆逐艦

睦月

如月

弥生

卯月





時雨

夕立


ー第二十一章 演習?分かりました。ー


提督 「演習?」

副司令 「相手は戦艦4と空母2の6隻だ。」

提督 「なら…」

副司令 「大和型の2人に利根型、一航戦でどうだ?」

提督 「場所は?」

副司令 「F提督が来るってよ…」FAX手渡し

提督 「という事は海岸線か…」FAX受け取り

副司令 「2回目は軽巡2駆逐4の水雷か…」

提督 「宵闇型、どうだ?」

副司令 「そこに大鳳と瑞鳳突っ込むか…」

提督・副司令 「……」顔を見合せ

提督・副司令 「…」ニヤァ

叢雲 (相手はきっと木端微塵ね…南無三。)

提督 「で、練度は?」

副司令 「大和59、武蔵54、加賀70、赤城61 、利根67、筑摩65、宵闇92、薄闇90、夕闇86、暗闇88、大鳳49、瑞鳳70。」

提督 「勝ったな。」


ー第二十二章 演習で木端微塵ー


F提督 「第一戦闘、始めよう。」

敵軍

戦艦1 練度30

戦艦2 練度29

戦艦3 練度31

戦艦4 練度25

空母1 練度30

空母2 練度32

F提督 「勝てるか?降参してもいいぞ?」上から目線

副司令 「そのままお返ししますよ。その言葉。」

味方

大和 練度59

武蔵 練度54

利根 練度67

筑摩 練度65

加賀 練度70

赤城 練度61

F提督 「何だと…大和に武蔵!?何故こんな所に!!!!」

副司令 「皆、木端微塵にしてしまいなさい。」ニッコォ

ー戦闘開始!!ー

赤城 「慢心してはダメ…はっ!!!!」

加賀 「皆優秀な子達ですから。」

戦艦2 轟沈判定

空母1 大破

空母2 大破

戦艦1 「えい!!!!」

大和 「当たらないわ。」Miss

戦艦3 「この!!!!」

武蔵 「何処を狙って撃っているのだ?」Miss

戦艦4 「重巡洋艦なら!!!!」

利根 「効かぬわ!!!!」Miss

大和 「はぁ!!!!」

戦艦1 轟沈判定

武蔵 「やぁ!!!!」

戦艦4 轟沈判定

筑摩 「姉さんの為にも!!!!」

戦艦3 中破

利根 「やぁ!!!!」

戦艦3 轟沈判定

加賀 「皆優秀な子達ですから…」

空母2 轟沈判定

赤城 「装備換装を急いで!!!!」

空母1 轟沈判定

F提督 「昼戦で全滅だと!?」

ー戦闘終了!!ー

味方 ノーダメージ

敵軍 全艦轟沈判定

完全勝利S 徒桜鎮守府の勝利!!

F提督 「二回戦で取り戻す!!!!」

赤城 (絶対無理です)

加賀 (提督が本気過ぎます。)

敵軍

軽巡1 練度70

軽巡2 練度70

駆逐1 練度81

駆逐2 練度80

駆逐3 練度88

駆逐4 練度82

F提督 「今度は勝った!!!!」

副司令 「よし、[殺]ろうか。」

味方

宵闇 練度92

薄闇 練度90

夕闇 練度86

暗闇 練度88

瑞鳳 練度70

大鳳 練度49

F提督 「はぁ!?」

副司令 「皆、殺ってしまいなさい。」ニッコォ

ー戦闘開始!!ー

瑞鳳 「アウトレンジ、決めます!!!!」

大鳳 「殺らなきゃ、殺られます!!!!」

軽巡1 轟沈判定

軽巡2 轟沈判定

駆逐4 轟沈判定

宵闇 「沈め過ぎよ…えい!!!!」

駆逐1 大破

宵闇 「耐えられた…」

薄闇 「トドメは任せて!!!!」

駆逐1 轟沈判定

宵闇 「やっぱり14単だと限界があるなぁ…」

夕闇 「えい!!!!」

駆逐2 轟沈判定

暗闇 「やぁ!!!!」

駆逐3 轟沈判定

宵闇 「私、火力無いのね…」

ー戦闘終了ー

味方 ノーダメージ

敵軍 全艦轟沈判定

完全勝利S 徒桜鎮守府の勝利!!

F提督 「そんなぁ…」

副司令 「FAXで編成送ってくりゃ、対処されらぁな…」

F提督 「…今度再戦させて下さい。」

副司令 「いいよ。さ、帰りな。」

F提督 「失礼しました。」

F艦娘 「さようなら…」

副司令 「さて、全員入渠終わったろ…」


ー第二十三章 一気に増えたよ艦娘がー


副司令 「えっと、まず自己紹介、宜しく。」

伊8 「伊8です。はっちゃんって呼んで下さい。」

伊58 「伊58でち。ゴーヤって呼んで欲しいでち。」

金剛 「英国で生まれた、帰国子女の金剛デース!!!!」

比叡 「初めまして、比叡です。」

榛名 「榛名です。宜しくお願いします。」

霧島 「マイクは無いのね…初めまして、霧島と申します。」

副司令 「宜しく。」ヒーフーミーヨーイツムーナナヤー…アカジダ…

最上 「僕は最上さ。宜しくね提督。」

副司令 「言っとくがウチ副司令。元帥は唯の肩書。」

三隈 「それでいいんですか…三隈です。」

鈴谷 「ちわー、鈴谷だよ。宜しくね副司令。」

副司令 「……一応元帥なんだけどなぁ…宜しく。」

熊野 「初めまして、熊野と申します。私h

副司令 「重巡洋艦熊野、神戸生まれ。だろ?」

熊野 「知ってたんですか…」

副司令 「言っとくがエステとかねぇからなココ。」

熊野 「えぇ!?」

副司令 「エステ行きたきゃ、自腹で椛橋まで出るこった。」

熊野 「そ、そんなぁ……」

副司令 「給料出るまで諦めてね。次。」

妙高 「副司令さん、妙高です。」

那智 「貴様が副司令か…私は那智だ。宜しく頼む。」

副司令 「先に言っとくが酒はねぇぞ飲兵衛」

那智 「酒が無いとはどういう事だ!!!!」

副司令 「酒保は無い、ウチら下戸、近くの店にも置いてない。」

那智 「そんなぁ…」

副司令 「次の方ーどうぞー。」

足柄 「面接みたいね…足柄よ。宜しくね副司令。」

副司令 「結婚したけりゃ他所の男捕まえなよ。ウチ結婚にゃあ興味ねぇから。」

足柄 「嘘よ…有り得ないわ…」

副司令 「……で、誰?」

羽黒 「は、羽黒です…あ、あの、ごめんなさい!!!!」

副司令 「何も言ってねぇよ…無闇に謝んな。次の方ー。」

翔鶴 「五航戦、翔鶴です。被害担当艦です…」

副司令 「被害担当艦言うな。次。」

鳳翔 「軽空母、鳳翔です。不束者ですが、宜しくお願いします。」

副司令 「ん?鳳翔って、確か…居酒屋経営者の?」

鳳翔 「前の鎮守府では経営しておりましたが…」

副司令 「じゃあ、居酒屋経営、頼める?」

鳳翔 「それは…どういう意味ですか?」

副司令 「この先飲兵衛が増えそうだからな…」チラッ

那智 「副司令…今此方を見ないでくれ…」

副司令 「故に、居酒屋を経営してくれた方が有難い。」

鳳翔 「そうですか…つまり、私は前線には出ないと?」

副司令 「いや、普通に戦力だからね?昼は戦闘するからね?」

鳳翔 「そうですか…分かりました。尽力します。」

副司令 「最後、どうぞ。」

祥鳳 「け、軽空母、祥鳳…です…」ガクガク

副司令 「どうしたんだ?震えてるぞ?」

祥鳳 「少し、出撃にトラウマが…」

副司令 「うーん…祥鳳、料理出来るか?」

祥鳳 「た、多少は出来ますが…」

副司令 「鳳翔と居酒屋経営、できるか?」

祥鳳 「は、はい…」

副司令 「よし、一先ず全員を着任させて、その後居酒屋を建設、酒は…ビールに日本酒、あとワインもあれば上等か…仕入れは鉄路でいいな。後はおつまみも仕入れて…営業利益は考えずに…完成までは訓練だな。後は装備換装して…あれも見せなきゃ…」ブツブツ

全員 (副司令の情緒が不安定過ぎて怖い…)

副司令 「悪かったな情緒不安定で!!!!」

全員 (心を読まれた!?)

副司令 「一先ずあれを仕入れなきゃ話にならんな。」

宵闇 「副司令?…なんですかこの地獄絵図…」

副司令 「宵闇、全員海岸に。ウチは仕入れ行ってくるから。」

宵闇 「あれを見せろ、と…了解しました。」

副司令 「行ってくる。」

宵闇 「行ってらっしゃいませ…さて…」

十七人 「……」

宵闇 「ついて来てくださいね?」エガオダケドメガワラッテナイヨ

十七人 「はい。先輩。」


ー第二十四章 この反応はお決まりですー

ー海岸ー

十七人 「オロロロロロロロロロロロロロ」

宵闇 「相変わらずだねぇ…この反応は…」

ー艦娘の轟沈遺体ー

宵闇 「今日は埋葬が多そうだねぇ…」

ー三時間後ー

宵闇 「生存者は零、埋葬数は八十七…ですか。」

伊58(以下ゴーヤ) 「イムヤも…イクも…何で…」

副司令 「大破進軍とか何考えてんだか…」

伊8(以下はっちゃん) 「私も…死んでた…」

副司令 「そんな傷心のお前らに差し入れ。」

ゴーヤ 「え?」

副司令特製賄い飯×17<艦種に合わせて量も変えてあるよ!!

ゴーヤ 「……食べたくないでち。」

はっちゃん 「私も、食べる気にはなれないわ…」

副司令 「コイツらの分もお前らは生きるんだ。」

鳳翔 「それとこのご飯とはどんなの関係が?」

副司令 「コイツらが食えなかった分も食え。」

ゴーヤ 「……え?」

副司令 「死んでしまった奴は生き返らねぇ。」

ゴーヤ 「うん。知ってる。」

副司令 「なら、その死んだ奴の分も食って、コイツらが見られなかった未来を見ろ。」

ゴーヤ 「……そうでちね。」

はっちゃん 「…頂きます…」

ゴーヤ 「……美味しい!!!!」キラキラ

はっちゃん 「…美味しすぎます!!!!」キラキラ

ゴーヤ 「お肉と野菜を塩胡椒だけで味付けしてある…」

はっちゃん 「それが胡麻油の香りと合わさって…」

ゴーヤ 「絶妙なバランスになってるでち!!!!」

はっちゃん 「副司令、おかわりある?」

副司令 「おかわりは食堂でな。」

十五人 「本当だ!!!!とても美味しい!!!!」

副司令 「食って体力付けろよ。以上、解散。」

ー二時間後 海岸ー

?? 「あの…副司令さん、ヲ級ですけど…」

副司令 「……お前…その姿は…」

?? 「轟沈艦の身体を借りました…」

副司令 「……そうか…海底には沢山居るもんな…」

?? 「取り敢えず、着任させて貰えますか?」

副司令 「その姿ならいいだろう。歓迎するよ、ヲ級。」

副司令 「………いや、瑞鶴。」


ー第二十五章 アイツ再来!!!!ー


C提督 「……」

運転士 「徒桜鎮守府前停車。停目四両。」

C提督 「久しぶりだな…ここは…」

ー執務室ー

提督 「電車が来たぞ。乗ってるらしい。」

副司令 「行きますか…大鳳連れてくか…」

ー徒桜鎮守府前駅ホームー

C提督 「……お久しぶりです。元帥様。」

副司令 「タメ口でいい。で、なんの用?」

C提督 「そうか…副司令、要件を言うよ。」

副司令 「はよ言え。」

C提督 「鎮守府を見学させて欲しいんだ。」

副司令 「……また艦娘を奪おうと?」

C提督 「心を入れ替えた。もうしないよ。それに…」

副司令 「それに?」

C提督 「私は少佐から少尉になったんだ。」

副司令 「さよか…」興味ZERO

C提督 「酷くないかい?」

副司令 「で、見学だけじゃ無いだろ?要件…」

C提督 「察しがいいな…F提督が君の大鳳を狙っている。」

副司令 「そりゃ貴重な情報をどうも…君の所属は?」

C提督 「保津ノ宮第二鎮守府。」

副司令 「管轄内か…中尉に昇進してもいいよ。」

C提督 「え?昇進?…だって…私はあんな事を…」

副司令 「完全には許してないが…一航戦が許したんだ。」

C提督 「あの二人が…私を許した…」

副司令 「あの事は不問にする。昇進しな。」

C提督 「…有難う御座います!!!!」

副司令 「……で、Fが大鳳を?」

C提督 「五航戦も居ないらしく、装甲空母が欲しいと…」

副司令 「……いい機会だ、立場を教えてやるよ…F…」

C提督 「今の在籍艦娘はどうなんだい?」

副司令 「今は…」

戦艦


大和

武蔵

扶桑

山城

金剛

比叡

榛名

霧島

宵闇

薄闇

夕闇

暗闇

荷請

谷稲葉

早稲葉

貝谷原

以上十六名


空母


赤城

加賀

翔鶴

瑞鶴

龍驤

祥鳳

瑞鳳

鳳翔

六田

紅狐

大鳳

以上十一名


巡洋艦


利根

筑摩

高雄

愛宕

摩耶

鳥海

最上

三隈

鈴谷

熊野

妙高

那智

足柄

羽黒

天龍

龍田

北上(重雷装)

以上十七名


駆逐艦






吹雪

叢雲

時雨

夕立

睦月

如月

弥生

卯月

以上十二名


潜水艦


伊8

伊58

以上二名


合計在籍艦娘数 五十八名


C提督 「………強すぎんか?」

副司令 「そうか?」

提督 「戦闘海域に出せば良いのに…」

副司令 「まだ慣らしが要るよ。」

C提督 「もう帰ってもいいかな?」

副司令 「また来いよ。」

C提督 「あぁ。じゃあな。」

副司令 「……」

副司令 「Fをぶっ飛ばす方法…考えなきゃな…」(鬼神化)


ー第二十六章 そう言えば居たんだったー


紗奈 「咲夜ちゃん、そっちはどう?」

咲夜 「八割程終わったわ。そっちは?」

紗奈 「七割位かなぁ…」

提督 「何してるの?」

紗奈 「貴方の執務を私達がしてるんです。」

咲夜 「貴方がしている執務は全体の一割よ?」

提督 「へ?」

咲夜 「執務の五割は…」

武蔵 「ふんふーん♪」ズババババ

紗奈 「武蔵ちゃんがやっちゃうから…」

提督 「つまり、君達は二割二割で分けてると?」

紗奈 「そう言う事。」

咲夜 「良いわね…ウチの執務代行MACHINE [MUSASHI]は…」

提督 「なんか聞いた事あるぞ其の言い方…」

副司令 「武蔵、新しい書類だ。」ドサッ

書類<ざっと千枚あるで。

武蔵 「副司令、有難う御座います!!!!」

副司令 「頼むぞ。ウチの執務代行MACHINE[MUSASHI]。」

武蔵 「勿論です!!!!」ズババババ!!!!

提督 「更に早くなったぞ!?」

咲夜 「武蔵は副司令に褒められると効率が1.5倍になるのだ!!!!」

提督 「嘘だろ!?」

武蔵 「うふふふふ…楽しいわ!!!!」ズババババ!!!!

書類<もう百枚減っちゃった…

提督 「速すぎる…」

副司令 「任せたー♪」

提督 「副司令助けて…」


ー第二十七章 怒らせない方が保身に繋がるー


卯月 「副司令に悪戯するぴょん!!!!」

如月 「やめた方がいいわよ絶対…」

卯月 「なんで?」

如月 「副司令怒ると怖いから…」

卯月 「それくらいじゃ動じないぴょん!!!!」

如月 「…あれを見ても同じ事が言えるの?」

副司令 「フンッ!!ハッ!!!!ヤァッ!!!!!!オラァ!!!!!!!!」

飛行場姫 「コウサンシマス…」HP1

湾港棲姫 「モウヤメテ…」HP1

戦艦棲姫 「イタイイタイイタイ!!!!」HP1

北方棲姫 「カエル!!!!カエルカラヤメテ!!!!!!!!」HP1

副司令 「ふぅ…お前ら、入渠して来い。」キラキラ

飛行場姫 「ナンデアンナニツヨイノアノニンゲン…」

湾港棲姫 「アイツハキュウケツキノチガマザッテルラシイ…」

戦艦棲姫 「ソレデセツメイガツクノアノツヨサ…」

北方棲姫 「イタイ…ニュウキョシタラカエル…」

副司令 「身体が随分鈍ったなぁ…もっと斬らなきゃなぁ…」

卯月 「…………」シロメ

如月 「ね?やめた方がいいわよ…」

卯月 「うーちゃん、反省するぴょん…」

副司令 「卯月と如月に頼みたい事があるんだが。」ヒョコッ

如月 「私はパス…卯月はやるって♡」

卯月 「如月ちゃん!?」

副司令 「ほう…なら来てもらおう。拒否権はもう無いぞ。」

卯月 「謀ったな如月ぃーー!!!!」ズルズル

[この後HP1の卯月が発見された]


ー第二十八章 奴再来ー


ーF提督鎮守府ー

F提督 「……彼奴の大鳳は他とは違うようだ…」

F提督 「明日奪いに行こう。」

C伊19 (コレは準急さんに報告なのね。)

C伊58 (ゴーヤ達の評価も少しは上がる筈でち。)

ー十分後 徒桜鎮守府ー

ピピピ…ガーガガッガーガッ…ピーー

副司令 「ウチ宛のFAX?」

[明日F提督が徒桜に向かうのね]

[明日は警戒しておくといいでち]

[大鳳ちゃんの事、宜しくなのね]

[大鳳ちゃんを護って欲しいでち]

[伊19&伊58]

副司令 「……ふーん…成程ねぇ…」ニヤァ

副司令 「明日は運休だな。」

ー翌日朝8時半 徒桜新町駅ー

F提督 「なんじゃこりゃ…」

ー海岸線は車両点検及び入換を行う為運休しますー

F提督 「……歩くか…」

F球磨 (なんだか嫌な予感しかしないクマ)

F多摩 (ねーちゃんも同じ事考えてたにゃ)

ーノロノロ歩いて二十分後(本来は5分の距離)ー

F提督 「すみません…お聞きしたい事があるんですが…」

釣り人A 「何ですか?」

F提督 「ここから鎮守府までどれ位ですか?」

釣り人B 「確かあと二、三十分は掛かるっけ…」

釣り人A 「ですね。ここは海岸駅から離れてますし…」

釣り人B 「まだ新町の方が近いしね…」

F提督 「ここまで二十分掛かってるのに…」

釣り人A 「……もしかして、大通り使った?」

F提督 「そうだよ…」

釣り人A 「裏道の看板見てないんだね…」

釣り人B 「E提督って人は裏道使ってたけどね。」

釣り人A 「そこを真っ直ぐ線路沿いですよ。」

F提督 「どうも…」ザッザッザッザッ

釣り人A 「…フフッ」

釣り人A→薄闇 「案外バレないのね。」

釣り人B→暗闇 「服変えただけでこれですか…」

薄闇 「さ、アジを釣りまくるわよ!!!!」

暗闇 「姉さんサビキ針が取れてますよ…」

薄闇 「…副司令になんて言おうかしら…」

暗闇 「副司令は「針は消耗品だから気にするな。」と…」

卯月 「予備の針持ってきたぴょん…」

暗闇 「卯月ちゃん?落ち込んでるわね…何があったの?」

卯月 「副司令の本気を見て悪戯する気が無くなったぴょん。」

暗闇 「……あれか…」

卯月 「そうそう、伝言だぴょん。」

暗闇 「伝言?」

卯月 「確か「今日は6号針が掛かりやすいから使え」って…」

暗闇 「確かに今日は6号針に相当な数が掛かりますね…」

卯月 「だから6号針をたっぷり持ってきたぴょん。」

薄闇 「ありがとね、卯月ちゃん。」

卯月 「うーちゃんのお手伝いは終わったから帰るぴょん。」

暗闇 「卯月ちゃん、待って!!!!お魚持ってって!!!!」

卯月 「え?お魚?」

台車の上の水槽<アジとイワシが大漁や!!!!

卯月 「今日は焼き魚だね!!!!」

卯月 「ふんふふーん♪」ガラガラガラ

薄闇・暗闇 (いい子になったねぇ…卯月ちゃん…)


ー第二十九章 カエレ!!!!カエレ!!!!!!!!ー


提督 「どうしよう…」

飛行場姫 「入渠したら普通に話せるようになったわ…」

湾港棲姫 「どういう仕組みなのよ…」

戦艦棲姫 「それより、ここに着任させて欲しいなぁ…」

北方棲姫 「戦艦棲姫、それは厳しいと思うよ?」

副司令 「まあ、いいんじゃねぇの?」

戦艦棲姫 「え?」

副司令 「敵意なし、普通に話せる、肌色も良くなった。」

副司令 「ここまで来たらもう艦娘と一緒じゃね?」

提督 「それ思ったけど…」

副司令 「まあ、ヲ級が前例であるからな。」

提督 「え?」

副司令 「瑞鶴は元々空母ヲ級だったんだよ。」

提督 「……」

副司令 「4人の着任を許可するが…お前らが嫌なら帰ればいい。」

4人 「着任させて下さい!!!!」

副司令 「よし。提督、頼みますよ?」ニッコォ

提督 「……執務代行MACHINE[MUSASHI]に手伝って貰おう…」

バァン!!(ドア中破)

F提督 「提督!!!!副司令!!!!」

F球磨 「提督、失礼クマ!!!!」

F多摩 「ねーちゃん、言うだけ無駄にゃ。」

副司令 「……面倒臭いのが来やがったよ…」

F提督 「なんだと!!!!貴様が迎えを…寄越…さ…な……」

飛行場姫 「何この人間、イライラするわ…」

戦艦棲姫 「この人は副司令の事を何も知らないんだね…」

湾港棲姫 「ドアが中破しちゃってる…修繕しなきゃ…」

北方棲姫 「帰れ!!!!かえれ!!!!!!!!カエレ!!!!!!!!!!!!」

F提督 「深海棲艦…なのか……」

副司令 「で…F提督、何用ですか?」

F提督 「そうだった…さっさと大鳳を寄越せ!!!!」

副司令 「 ほ う … 面 白 い 冗 談 だ な ぁ … 」(殺意しか無い)

F提督 「殺意を出しても無駄だ!!!!大鳳を…」ガシッ

F提督 「……え?」クルッ

宵闇 「 大 鳳 さ ん を 、何 で す か ? 」(殺意の塊)

大和 「 大 鳳 さ ん に 手 を 出 す 気 で す か ? 」(殺意の塊)

F提督 「…」チーン

F球磨 「副司令さん、移籍できるクマ?」

副司令 「誰の?」

F球磨 「球磨に多摩に木曾に伊19クマ。」

F提督 「裏切る気か?」

F球磨 「ここの方が良さそうクマ。」

F提督 「なら…」ナイフ装備

F球磨 「提督!?何する気クマ!?」

F提督 「テメェ殺して俺が此処を乗っ取る!!!!」バッ

提督 「待て!!!!早まるな!!!!」

F提督 「うるせぇ!!!!死ねぇ!!!!」ガキン!!!!

F提督 「……え?」

副司令 「提督に刃を向けるとは…馬鹿な奴だ…」

宵闇 「大和さん、逃げましょう。」スタコラサッサ

大和 「そうですね。逃げましょう。」スタコラサッサ

湾港棲姫 「ほっぽ、逃げよ?」ダッ

北方棲姫 「逃げる!!!!」ダッ

戦艦棲姫 「ヤバッ逃げなきゃ!!!!」ダッ

飛行場姫 「コレは自業自得だわ…」ダッ

提督 「ダメだこりゃ…逃げよ。」ダッ

副司令 「貴様、もう命は無いと思え。」仕込みナイフ装備

F提督 「おい、待て、分かった、謝るから…」

副司令 「もう遅い。今更謝って何になると言うんだ?」

F提督 「ど、どうか、弁解の余地を…」

副司令 「彼岸の旅を楽しんできな、F。」

ザシュッ!!!!

……ドサッ

ーーーーーー

ーーーー

ーー

ニュース 「…など、物的証拠や証言人の証言により、最高裁は準急元帥のF中佐殺害を正当防衛とし、準急元帥は無罪となりました。」

ニュース 「次のニュースです。徒桜駅近くの銀行に…」

宵闇 「…何とかなったわね……」


ー第三十章 副司令の裏ー


ー午後3時 徒桜鎮守府廊下ー

副司令 「……ふふっ…」

弥生 「…うふふ……」

響 「……いいな。コレは…」

宵闇 「ポーカーフェイス組と副司令ね。」

暗闇 「みたいね…」

宵闇 「薄闇は?」

暗闇 「4人にアレ見せてる」

宵闇 「最近は減ってきたんだけどねぇ…」

ー同時刻 海岸ー

4人 「オロロロロロロロロロロロロロ」

薄闇 「今日も数人流れて来てるね…」

飛行場姫 「この子達を丘に埋めるのね?」

薄闇 「そうそう。手伝って。」

4人 「手伝います…」

ー同時刻 徒桜鎮守府廊下ー

副司令 「じゃあな…」

弥生 「またね…」

響 「お酒頂戴ね♡」

副司令 「(未成年の飲酒は)ダメです。」

響 「そんなぁ…」

副司令 「ははっ…じゃあな……」

宵闇 「……表情が無くなってる…」

暗闇 「あんなに空っぽな笑顔は初めて見ました…」

紗夜 「隠しきれなくなってきたのね…」

宵闇 「其の言い方…紗夜さんは知ってるんですね…」

紗夜 「……私も、吸血鬼の末裔だから…」

紗夜 「三百年程前の事よ…」

ー約三百年前 東羽柿ー

準急=副司令

準急 「なんなんだコイツら…」

村人達 「吸血鬼を殺せ!!!!」

準急 「キリがねぇな…ん?アレは…!?」

?? 「嫌だよ!!!!死にたくない!!!!」

準急 「花音!?何故そこに!?」

??→花音 「お兄ちゃん!!!!助けて!!!!」

準急 「今助けっ!?離せおい!!!!」

花音 「死にたくない!!!!」

神父 「忌まわしき吸血鬼に神の裁きを与えんとする。」

花音 「いやぁぁぁぁ!!!!!!!!」

ビュン!!!!

ザクッ…

花音 「あがっ…」

準急 「……花音…」

準急 「………殺るしか…無いな。」

神父 「準急を捕まえろ!!!!彼奴も吸血鬼だ!!!!」

準急 「遅い。」パチン

ザクザクッ

村人達 「グアッ…」ドサドサッ

準急 「神父…貴様にはこれをやろう。」

神父 「短剣…これをどうしろと言うんd

準急 「遅い…」

ザクッ

神父 「グッ…クソ…」バタッ

準急 「吸血鬼には銀製品…常識だろ…」

花音 「…お兄ちゃん……」

準急 「花音…ごめんな…」

花音 「最期にお兄ちゃんの声が聞けて…よかったよ…」

準急 「花音…」

花音 「あり…が…とね……」フッ

準急 「……神は慈悲を持たない。」

準急 「…慈悲を持たない故に神なのだ。」

準急 「……死神は慈悲を持つ。」

準急 「…慈悲を持つ故に死神なのだ。」

準急 「………花音が居なくなった今…」

準急 「私は何をすれば良いのだろうか…」

準急 「…考えるだけ無駄…か…」

準急 「…………」

紗夜 「準急さん…」

ーーーーーー

ーーーー

ーー


ー現在 徒桜鎮守府廊下ー

紗夜 「…という事があったの…」

宵闇 「……花音さんは…副司令と兄妹なんですか?」

紗夜 「…準急さんとの血の繋がりは無いわ。」

宵闇 「……という事は……」

紗夜 「花音さんは唯の人間よ。助かる訳が無いわ…」

副司令 「助かってても今生きてる訳が無いしな…」

紗夜 「準急さん…」

副司令 「…あまり俺の過去を晒すな。」

紗夜 「……」

副司令 「少し酒を飲んで来る。」

副司令 「………今日は、酔えるかな……」

紗夜 「準急…さん……」

ー?? 午後五時ー

副司令 「……お前みたいに二十四年で死ぬのは嫌だが…」

副司令 「四百年生きるのも辛い……」

副司令 「……まあ、飲みな…」

副司令 「……俺には味が分からない…」ポロッ

副司令 「…酔う気配も無い……」ポロポロ

副司令 「花音…お前は…いい子だったのにな……」ボロボロ

副司令 「どうせなら一緒に逝きたかったけどな…」ボロボロ

副司令 「……ここまで泣くのは久しぶりだな…」ボロボロ

副司令 「お前を喪うのがここまで辛いとは…」ボロボロ…

副司令 「………もし艦娘として生き返ったなら…」スクッ

副司令 「其の時は一緒に酒でも空けよう…」クルッ

副司令 「……まあ、無理なんだろうけどな…」

副司令 「じゃあな…」スタスタ…

花音 (……準急…お兄ちゃん…)

花音 (……もしかしたら…艦娘として生まれ変われるかも…)


ー第三十一章 お前、誰だ!?ー


ー午後八時 建造ドックー

妖精 「…という訳でして…」

副司令 「強い思い…花音?いや、まさか…やってみよう。」

妖精 「高速建造材を使って…出来た!!!!」

花音 「……うーん…ん?ここは?」

副司令 「……………MA☆JI☆KA☆YO☆」

花音 「あ、お兄ちゃん…よかった、成功したんだね…」

副司令 「…妖精さん、花音の艦種は?」

妖精 「…高速戦艦。」

副司令 「MA☆TA☆SE☆N☆KA☆N☆KA☆YO☆」

副司令 「KU☆TI☆KU☆KU☆RE☆YO☆」

花音 「駆逐艦…適合しなかったんだよね…」

副司令 「……マジか…」

花音 「戦艦でも成功率は五割無かったし…」

副司令 「取り敢えず…手続きしなきゃなぁ…」

花音 「お兄ちゃん…お願いがあるの…」

副司令 「何だ?」

花音 「結婚したいの…お兄ちゃんと結ばれたいの…」

副司令 「(義理でも兄と結婚は)無理です。」

花音 「結婚したいの!!!!絶対に結婚したいの!!!!」

副司令 「……無理です。無理なんです。」

花音 「なんで!?」

副司令 「もう嫁さん居ます。子供も居ます。」

花音 「…誰?」

副司令 「………もう死にましたけど…」

花音 「じゃあ、結婚出来るじゃん!!!!」

副司令 「………」諦めた笑顔

花音 「諦めも肝心だよ?」ニコッ

副司令 「……来た。」

宵闇 「花音さん…でしたね。来てくれますよね?」

花音 「え?」

宵闇 「 来 て く れ ま す よ ね ? 」エガオダケドメガワラッテナイヨ

花音 (コレ…殺られるパターン?)

ーこの後HP1の花音が発見されたー

副司令 「だからダメだって言ったのに…」

ー同時刻 ラバウルー

?? 「ここの宵闇型とかいう戦艦は使えるようだな…」

??→G提督 「明日向かおうか…徒桜に…」


ー第三十二章 あれ〜??深海棲艦がいっぱいだぁ…ー


副司令 「………で…どうしてこうなったんだよ…」

レ級 「知らねぇよ…こっちが聞きてぇよ…」

ル級 「レ級…もっと上品な言葉を選んで…」

ヲ級 「最初の私は瑞鶴になったの!?信じらんない…」

リ級 「と言うかここ鎮守府よね?私達が居ていいの??」

ル級flag 「そもそも普通に話せるのなんで?」

ヲ級flag 「湾港棲姫様は入渠のせいだと…」

駆逐古鬼 「多分それが原因だね…私達も入渠したし…」

南方棲戦鬼 「キャラ作りも疲れるのよ…素で行くわね…」

武蔵 「書類♪書類♪書類が増えた♪」ズバババババババ!!!!

副司令 「本当に武蔵はワーカーホリックだなぁ…」

北方棲姫 「ウニ採れた!!!!」ガチャ!!!!バタン

副司令 「勝手に採ってきちゃだmウニィ!?」

北方棲姫 「漁船の漁師さんを手伝ったら分けてくれた!!!!」

副司令 「……北方棲姫、よくやった!!!!」

北方棲姫→ほっぽ 「ほっぽって呼んで!!!!」

副司令 「ほっぽ、よくやっt

G提督 「失礼する!!!!」バァン!!!!

副司令 「……確かに失礼だなぁ…何用だ…」イライラ

ほっぽ 「副司令、そんな顔しちゃダメ!!!!」

副司令 「……ごめんなほっぽ…コレはどうにもならん。」

G提督 「なんだこれは…深海棲艦の襲撃か!?」

副司令 「ウチの配属になった子達です。」

G提督 「貴様は巫山戯ているのか!?敵だぞ!?」

ほっぽ 「誰かは知らないけど、副司令を悪く言わないで!!!!」

G提督 「煩いぞ深海棲艦!!!!」バキッ!!!!

ほっぽ 「痛いっ!!!!」フラッ

レ級 「危ねぇ!!!!」抱きっ

ほっぽ 「レ級、ありがとう…」

レ級 「……まあ、姫様だしなぁ…」

副司令 「…あれが敵に見えるのか?君は……」

G提督 「貴様こそ、彼奴らが味方に見えているのか!?」

副司令 「攻撃して来ないなら味方だろう?」

G提督 「貴方は狂っている!!!!」

副司令 「狂ってたら、なんだ?」

G提督 「もういい!!!!北方棲姫から殺してやる!!!!」ジャキッ

バキン!!!!

G提督 「……へ?」

湾港棲姫 「ほっぽに手を出すな…」

副司令 「流石にこれは擁護出来んわ…」

G提督 「副司令!!!!やはり敵ではないか!!!!」

副司令 「お前が銃を向けたから仲間を守っただけだろ?」

G提督 「まだ言うか!!!!」

副司令 「それと、今のお前はウチらの[敵]だぞ…」ジャキン

G提督 「何を言う!!!!」

副司令 「湾港棲姫…[好きにしていい]から。責任は取る。」

湾港棲姫 「本当に、いいのね…好きにしても…」

副司令 「構わん、殺れ。ほっぽ、大丈夫か?」

ほっぽ 「今も痛い…大丈夫かなぁ…」

副司令 「……レ級、入渠場まで同伴頼む。」

レ級 「はいよ…北方棲姫様、行きましょう。」ガチャ

副司令 「元帥にタメでほっぽに敬語…扱いよ……」バタン


ー第三十三章 G提督との戦闘ー


湾港棲姫 「……あの人は空気を読んでくれるのね…」

湾港棲姫 「連れてってくれて良かったわ…」

G提督 「フハハハ!!!!彼奴は馬鹿だな!!!!」駆逐主砲装備

湾港棲姫 「…………誰が馬鹿だって?」

G提督 「私が深海棲艦に手を出さないと思ったのか?」

湾港棲姫 「あの人はそんな事考えて無いわ…」

G提督 「死ね、深海棲艦!!!!貴様はここで終わりだ!!!!」

湾港棲姫 「セイッ!!!!」バキン!!!!

G提督 「……なんだと…」主砲破壊

湾港棲姫 「私、陸上戦闘も多少は出来るのよ?」構え

副司令 「入渠五時間って…正規空母並じゃねぇか…」ガチャ

レ級 「姫様なんだから仕方ねぇだろ?」バタン

湾港棲姫 「…もう帰ってきたの?」

副司令 「大和が居るから問題ねぇよ…殺りな?」

湾港棲姫 「…そうね…殺るしか無いわね。」

G提督 「…来い!!!!蒼龍!!!!飛龍!!!!」

G蒼龍 「はい、提督。」ハイライト?ありませんよ?

G飛龍 「お呼びですか?」ハイライト、売り切れです。

G提督 「あの人間は深海棲艦の味方だ。殺れ。」

G蒼龍 「分かりました。」構え

副司令 「……洗脳系か…面倒なのが来たな…」

G飛龍 「提督の為に。」構え

副司令 「…彼処に行くか。彼処なら…まだ…」ダッ

G提督 「追え!!!!」

G飛龍 「ハイ。」ダッ

G蒼龍 「了解。」ダッ

ー五分後 演習場ー

副司令 「来たか…」

G蒼龍 「攻撃隊、発進!!!!」

G飛龍 「殺ります。」

副司令 「………初期装備か。問題無いな。」ヒラリ

加賀 「…二航戦が何故ここに?」

赤城 「……あの程度で当たる訳が無いですよ。」

ほっぽ 「バケツ使っちゃった……怒られないかな?」

副司令 「ほっぽ、別にバケツ使った位で怒らないぞ!!!!」

G飛龍 「話す暇があるの!?躱しながら!?」

G蒼龍 「総攻撃で当たらないってどういう事!?」

副司令 「FIRE!!FIRE!!!FIRE!!!!」ドォン!!!!ドォン!!!!ドォン!!!!

G蒼龍 「クッ…」中破

G飛龍 「艦載機を飛ばせない…」大破

副司令 「言い残す言葉はあるか?遺言位は聞いてやる。」

G蒼龍 「………」

G飛龍 「………」

副司令 「そうか。じゃ、沈め。」ドォン!!!!ドォン!!!!

ー蒼龍及び飛龍は轟沈しましたー

副司令 「……よし。後は…彼奴か。」

ほっぽ 「副司令、怒らせないようにしなきゃ…」

加賀 「アレは、[沈めた]では無く…[処分した]だけね。」

赤城 「執務室に急ぎましょう!!!!」


ー第三十四章 さっさと処分して寝ようー


レ級 「クソ…なんなんだよ…」HP19

ル級flag 「硬いわね…攻撃が通ってないのかも…」HP20

ヲ級 「コレではかなり厳しい…離脱するわ…」HP11

G日向 「深海棲艦は沈めないとな…」

G伊勢 「沈んで貰うね…」ドォン!!!!

駆逐古鬼 「痛い!!!!って、まずい…殺られる…」HP7

G提督 「空母だけな訳無いだろ!!!!全員沈んで貰う!!!!」

副司令 「あぁ、戦艦も居るのか…良いねぇ…」

ル級flag 「副司令…お戻りですか…」

副司令 「中破、大破艦は入渠、急げ!!!!」

ル級flag 「…失礼します。」ダッ

駆逐古鬼 「もうヤダ!!!!お風呂入る!!!!」ダッ

レ級 「…副司令官、後は頼みます。」ダッ

副司令 「………セイッ!!!!ヤァッ!!!!」ドゴッ!!!!ボゴッ!!!!

G伊勢 「グッ…まだまだ!!!!」中破

G日向 「この程度では倒れぬぞ…」中破

副司令 「コレ何か分かる?」っ弾薬

G日向 「…まさか…無い!!!!弾薬が抜かれている!!!!」

G伊勢 「これじゃあ攻撃出来ない…」

副司令 「じゃあな、航空戦艦。」ドォン!!!!ドォン!!!!

ー伊勢及び日向は轟沈しましたー

G提督 「……伊勢…日向…」

副司令 「殺る時は殺るんだよ。」

G提督 「…来るな!!!!来たら此奴の命は無い!!!!」

ル級 「……」人質にされた

副司令 「………ル級…縄抜け、分かるよな?」

G提督 「……何を言って…んなぁ!?」

ル級 「甘く見すぎよ。」縄抜けの方法で脱出

副司令 「さよなら。」バァン!!!!

G提督 「グッ…」ドサッ

副司令 「麻酔銃ってマジで効くのな。」E.麻酔銃


ー第三十五章 え?マジで?……信じられん…ー


ー三十分後 丘ー

副司令 「四人を埋めて…黙祷。」

副司令 「……こんなもんか…さ、帰ろう。」

……え…何これ…

副司令 「……掘り起こすか…」ザクッ

……暗い!!!!てか狭い!!!!何これ何なの!!!!

副司令 「……深く掘り過ぎたかな…」ザクッ

レ級 「副司令…何してんだよ…」

副司令 「聞こえねぇのか?」ザクッ

…何なの!!!!誰と誰が話してるの!!!!

レ級 「そういう事か…手伝うよ。」E.シャベル

副司令 「助かるよ。ボーナス出るから安心してね。」ザクッ

レ級 「そりゃどうもっと…深くねぇか?」ザクッ

副司令 「あぁ。どうも掘り過ぎた様だ…」ザクッ

レ級 「……見えてきたな。確かに中で暴れてる。」ザクッ

副司令 「ここまで掘れば問題無いな。よっと…」ガコッ

G蒼龍 「ぷはぁ…あー狭かっええぇ!!!!何これ!!!!」大破

副司令 「確実に仕留めた筈だったんだがなぁ…」ザクッ

レ級 「そんな事より次だ次。まだ聞こえるぞ。」ザクッ

……瑞雲が飛ばせないな…暗すぎる…

レ級 「…もう誰か分かっちまったよ。」ザクッ

副司令 「瑞雲と言えば彼奴だからな。」ザクッ

G蒼龍 「ちょっと、そこの2人!!!!説明は無いの!?」

副司令 「外を歩いてりゃ誰かと会う筈だ。」ザクッ

レ級 「そいつに言えば入渠場に案内してくれる。」ザクッ

副司令 「後は適当に暇を潰しとけ。っと…よし。」ザクッ

レ級 「てこをこう填めて…よっと!!」ガコッ

G日向 「…急に明るくなったな…って、大破だと!?」大破

副司令 「蒼龍について行けよ。何とかならぁな。」ザクッ

レ級 「あと2人か?暴れてるの…」ザクッ

副司令 「だな。ほれ、聞こえて来たわ。」

……暗いなぁ…日向…生きてるのかな…

副司令 「コレは彼奴か。」ザクッ

レ級 「だろうな。」ザクッ

G蒼龍 「……淡々と掘ってる…て言うかさ…」

G日向 「普通に話してるから気付かなかったけど…」

G蒼龍&G日向 「アレ戦艦レ級だよね?」

レ級 「手伝わないなら入渠行けよ。邪魔だから。」ザクッ

副司令 「よし、開けるぞ。よっと」ガコッ

G伊勢 「…明るくなっタンマなんで大破してるの!?」大破

副司令 「……交戦した記憶がねえのか此奴ら…」

……動けないし暗いし最悪…

副司令 「…もう1つ開ける必要があるな。」ザクッ

レ級 「面倒だよなぁ…疲れるし。」ザクッ

副司令 「つか登れるかこれ…」ザクッ

レ級 「掘って坂作ればいいんじゃね?」ザクッ

副司令 「そうだな。そうしよう。それがいい。」ザクッ

レ級 「三段活用お疲れっと…開ける。よっと…」ガコッ

G飛龍 「…大破してる…ってこっち見んなよ!!!!」大破

副司令 「さ、坂作って帰るか。」聞いてない

レ級 「ここから出ないと帰れねぇしな。」豆腐に鎹


ー第三十六章 宣戦布告と受け取った。ー


副司令 「…これで航空戦艦と二航戦も埋まったな。」ザクッ

レ級 「だな。まあ、戦力的にはほぼ変わってねえけど。」

G飛龍 「其の言い方は酷くない!?」

レ級 「北方棲姫様や南方棲戦鬼様が居るのにか?」ザクッ

副司令 「一航戦は練度80超えてるしな。」ザクッ

レ級 「宵闇型は全員が最高練度だし…」ザクッ

副司令 「大和型も練度90行ってたな。」ザクッ

レ級 「こんな状態で戦力になれると思うのか?」ザクッ

G飛龍 「………論破されました…」

G蒼龍 「まあ、そうなるな。」

G日向 「台詞を取らないでくれ…」

副司令 「っと…これで出られるな。」ザクッ

レ級 「出ようか…ここには居たくない。」

G蒼龍 「……うわぁ…」

G飛龍 「蒼龍?何があった…コレは……」

G日向 「コレはもしや…墓場か?」

G伊勢 「大口径主砲に…飛行甲板も…酷い……」

副司令 「……コレが現実だ…逃げるな、向き合え。」

G蒼龍 「……つまり、私達は…一度、沈んだって事?」

副司令 「…正確には、ウチが[処分]した。」

G飛龍 「……処分…ですか…」

副司令 「洗脳されてて、攻撃して来るんだぞ?」

レ級 「処分しなけりゃ殺られるからな。」

G伊勢 「…解体ですか?」

副司令 「生きたいなら生かしてやる。死にたいなら…」

レ級 「私が沈めてあげるよ。」

四人 「生きたいですよ。当然。」

副司令 「転属…だな。手配する。」

G提督 「うぅ…クソ…」

副司令 「麻酔銃の効果が切れちまったか…」

レ級 「……殺っていいか?」

副司令 「向こうが攻撃して来たら…な?」

レ級 「了解。」

G提督 「副司令…お前だけは、殺してやる!!!!」拳銃構え

レ級 「ヤァッ!!!!」バキン!!!!

G提督 「何だと!?」拳銃破壊

憲兵1 「そこまでだ!!!!G提督!!!!」

レ級 「…さっさと連れて行ってくれ。」

憲兵1 「はい。ほら、歩け!!!!」G連行

レ級 「……これでいいな。」

?? 「珍しい…敵意を持たないレ級か。確保しろ!!!!」

レ級 「しまっ!!!!」バチバチッ!!!!

レ級 「クッ…」ドサッ

?? 「研究室で拷問するのが楽しみだな。」撤退

副司令 「……なんと言うか…詰めが甘いな。」名刺拾い

名刺 [新州新宮研究所 10352 足立肇]

副司令 「…転属をさっさと済ませて行くか。」

憲兵1 「転属ならもう終わってます。」

副司令 「ありがとう。行くぞお前ら!!!!」

四人 「あ、はい!!!!」


ー第三十七章 レ級救出作戦(前半)ー


ほっぽ 「副司令、どうしたの?慌てて…」

副司令 「ほっぽ、レ級が攫われた。取り戻しに行くぞ。」

ほっぽ 「…急がないと、ダメだね。」

湾港棲姫 「何があったんですか?」

ほっぽ 「レ級が誰かに奪われた。」

湾港棲姫 「……急いで助けましょう。」

宵闇 「私も行きます。」

花音 「絶対助けなきゃ!!!!急ごう!!!!」

副司令 「電車じゃ遅い。艤装付けろ、海路で行く!!!!」

八人 「はい!!!!副司令!!!!」

副司令 「準急救出隊、出発!!!!」

ー同時刻 車内ー

足立 「まさかレ級が手に入るとは…」

レ級 (…助けを待つ他無いな。)

足立 「まあ、助けなんて来ないから諦めな。」

ー50分後 新州新宮港ー

副司令 「研究所は…アレか!!!!」

宵闇 「敵は恐らく車…車ならここまで30分です!!!!」

副司令 「行くぞ!!!!早くしないと殺されるかもしれない!!!!」

ー五分後 研究所入口ー

受付 「ご要件は?」

副司令 「ここの足立肇さんにお会いしたいのですが…」

受付 「足立肇さんは今面会謝絶なので…」

副司令 「……なら、強行突破だ。宵闇、主砲斉射。」

宵闇 「はい!!!!」ドドドォン!!!!!!!!

入口 大破

受付 「…へ?」

副司令 「今君の前に居るのは海軍元帥だ。」ギロッ

受付 「ひぃ!!!!」

副司令 「次からは気を付けたまえ。皆、行くぞ。」

八人 「はい。」

ー同時刻 地下三階研究室ー

…ドドドォン…

足立 「なんだぁ?」

レ級 (今のは宵闇の主砲…来てくれたんだ…)

足立 「……まあ、大した事では無いか…」

ー五分後 階段ー

宵闇 「上でしょうか?」

副司令 「下だ。地下二階までは表記があるが…」

ほっぽ 「これ、シールが貼ってあるよ?」

副司令 「…成程、地下三階か。行くぞ!!!!」


ー第三十八章 レ級救出作戦(後半)ー


足立 「…さて……これからやろうか。」っ麻酔

レ級 「…やめろ……やめてくれ……」

足立 「麻酔をかけて、身動きを取れなくしてから…」

足立 「じっくりと犯してやるからな?」ニヤァ

レ級 「やめろ!!!!やめろ!!!!!!!!」

バァン!!!!!!!!(ドア轟沈)

副司令 「…………ここかぁ…」ガチギレ

足立 「……誰だ?君は…」

副司令 「消えろ。」E.HK416

宵闇 「消えてもらいましょう。」E.MG42

ほっぽ 「殺っても良いんだよね?」E.M4A1

湾港棲姫 「殺らなきゃダメなのよ。」E.G11

足立 「……何だ、それは…」

副司令 「レ級には盗聴器を仕込んでいたんだ。」

宵闇 「貴方が犯そうとしていた所も丸聞こえよ。」

ほっぽ 「同情なんかしないし、出来ない。」

湾港棲姫 「貴方は、ここで消えて貰うわ。」

副司令 「斉射、開始!!!!」ババババババババババ!!!!

宵闇 「喰らえ!!!!」ダダダダダダダダダダダダ!!!!

ほっぽ 「消えろ!!!!」ババババババババババ!!!!

湾港棲姫 「お金が飛ぶわね…」ババババババババババ!!!!

足立 「グァァ!!!!」ドサッ

副司令 「弾切れか…」

宵闇 「ジャムった!?」

ほっぽ 「弾無くなった。」

湾港棲姫 「もう無くなったわ。」

レ級 「……動けねぇ…」

蒼龍 「ここを外して…こうして…」ガチャ…ガチガチ…

飛龍 「コレをこうすれば…外れた!!!!」ガコガコ…ガチン!!!!

足立 「……まだ…まだd

副司令 「消えろ。」バァンバァンバァン!!!!

足立 「グッ…」ドサッ

副司令 「アサルトだけじゃ無いんだなぁ…それが。」

宵闇 「…ガバメントって、かなり古いわね……」

副司令 「百年経っても現役ってすげぇよな。」

レ級 「助かった…死ぬかと思ったよ。」

副司令 「帰るか…鎮守府に。」

九人 「はい。副司令。」

?? 「………」

ー2時間後ー

?? 「Admiralなら、もしかしたら…」

?? 「徒桜って書いてたわね…明日行ってみようかしら…」


ー第三十九章 日常をぶっ壊すー


レ級 「意識はハッキリしてるんだけどなぁ…」

副司令 「麻酔はまだ抜けておらず…」

宵闇 「起きる事すら出来ないと…」

副司令 「トイレにも行けない故に尿瓶が必要…」

宵闇 「食事に関してはお粥位しか食べられない…」

レ級 「やめてくれ…もう言わないでくれ…」

副司令 「……そろそろ明石に来て貰わないとな…」

ピーー!!ピーー!!ピーー!!ピーー!!ピーー!!

宵闇 「無線ですね…繋ぎます。」

金剛 [副司令!!!!今直ぐ駅ノホームまで来て欲しいネ!!!!]

副司令 「何よ何だよ何なんよ…説明してくれ分からんわ…」

?? [この通信はAdmiralに通じてるの?]

副司令 「あぁ、そういう事か…金剛、執務室まで。」

金剛 [了解ネー。先に執務室に行ってるネ。]ブツッ

ー五十分後ー

?? 「Admiralはまだなの?待ちくたびれてきたわ。」

金剛 「もう少しで来るヨ。あと少しだけ待つネ。」

?? 「待たされるのは嫌いなのよ。」

コンコン…

金剛 「どうぞ。」

ガチャ…

宵闇 「お待たせしました…」

副司令 「すまん、色々仕事がな…」バタン

?? 「Admiral、遅いわよ!!!!私を知らないの!?」

副司令 「…貴様、元帥に対して無礼だと思わないのか?」

?? 「え、元帥!?なんで元帥が!?」

金剛 「ここの体制は他とは違うんデース。」

副司令 「戦艦ビスマルクだな。まあ、座りなさい…」

??→ビスマルク 「え、えぇ…」ポスン

副司令 「私は麻酔抜きをしていたんだよ。」

ビスマルク 「麻酔抜き…麻酔抜きですって!?」

副司令 「何とか抜けたんだけどなぁ…」

コンコン…

?? 「少し宜しいですか?副司令。」

副司令 「…あぁ、入りなさい。」ボスッ


ー第四十章 人が多いと仕事も多いー


南方棲戦鬼 「レ級に関して、お聞きしたい事が…」ガチャ

ビスマルク 「…深海棲艦が、何故ここに……」

副司令 「落ち着け。で、レ級がどしたよ。」

南方棲戦鬼 「レ級に打たれた物は、とても強力な麻酔です。」

副司令 「じゃ暫くは寝たきりか?」

南方棲戦鬼 「いえ、もう立つ練習中です。」

副司令 「完治する見込みは?」

南方棲戦鬼 「とても濃度が薄いので何とかなりそうです。」

副司令 「……レ級に手当、渡してくれ。」っ封筒

南方棲戦鬼 「……ふふっ…了解です。」封筒受け取り

副司令 「あの野郎、とんでもない奴だったな…」

南方棲戦鬼 「では、私はこれで。失礼します。」ガチャ

副司令 「行ってらー。」バタン

ビスマルク 「……話について行けないわ…」

副司令 「レ級が麻酔で動けない。以上。」

ビスマルク 「よく分かったわ…」

コンコンコン!!!!

金剛 「次は誰デスカ?どうぞ。」

提督 「副司令!!!!タシュケントと名乗る艦娘が!!!!」ガチャ

副司令 「ソ連艦か次は!!!!通せ!!!!」

長門 「副司令!!!!大破した島風が海岸に来ているんだが!!!!」

副司令 「入渠場に連れて行け!!!!バケツも使え!!!!」

長門 「了解!!!!」ダッ

日向 「副司令!!!!望月と三日月を保護したのだが!!!!」

副司令 「入渠!!!!バケツ!!!!いいな!!!!」

日向 「了解した!!!!」ダッ

蒼龍 「副司令!!!!雲龍さんが倒れてたから入渠させて来た!!!!」

副司令 「バケツ使え!!!!別に構わん!!!!」

蒼龍 「了解!!!!」ダッ

鳳翔 「副司令さん、秋津洲さんが海岸に!!!!」

副司令 「損傷状態は!?」

鳳翔 「大破寄りの中破です!!!!」

副司令 「入渠急げ!!!!」

鳳翔 「了解です!!!!」ダッ

ほっぽ 「副司令!!!!大破したヲ級eliteが来てるよ!!!!」

湾港棲姫 「中破のル級eliteも来てるんですが!!!!」

副司令 「入渠!!!!バケツ使って構わん!!!!」

ほっぽ 「分かった!!!!」ダッ

湾港棲姫 「ありがとうございます!!!!」ダッ

ビスマルク 「……何がどうなったの!?」

副司令 「ちょっと整理しようか…」


ー第四十一章 多いな!!!!ー


副司令 「まずタシュケントが来た。」

ビスマルク 「ええ。そうね…」

副司令 「次に海岸に大破した島風が来た。」

ビスマルク 「長門が来たわね。」

副司令 「で、日向が望月と三日月を保護した。」

ビスマルク 「2人も保護したのね…」

副司令 「更に雲龍が倒れてたから入渠。」

ビスマルク 「普通倒れてないわよ…」

副司令 「秋津洲も入渠。」

ビスマルク 「よく来るわね…」

副司令 「最後にヲ級eliteとル級eliteが来た。」

ビスマルク 「なんで深海棲艦が来るのよ…」

副司令 「…合計8名。増えるな…」

コンコン…

金剛 「どうぞ。」

ガチャ…

タシュケント 「失礼します。」

副司令 「…タシュケントさんかな?」

タシュケント 「はい。私がタシュケントです。」

副司令 「そろそろ…来たな。」

ヴェールヌイ 「副司令、私に用かい?」

タシュケント 「おや?君は…ヴェールヌイか?」

ヴェールヌイ 「そうだよ。ヴェルとでも呼んでくれ。」

副司令 「…響、要件。」

ヴェル 「あぁ、そうだった。鎮守府を案内するよ。」

タシュケント 「助かる。私はタシュと呼んでくれ。」

ヴェル 「じゃあタシュ、行こうか…先ずは食堂からだ。」

タシュ 「では副司令、行ってくる。」バタン

副司令 「……ソ連組は仲がいいな。ほのぼのするよ。」

ビスマルク 「…『ほのぼのするよ』じゃないわよ!!!!」

副司令 「二次改装でソ連艦になるのか…嫌いじゃない。」

ビスマルク 「私を置いて行くな!!!!」


ー第四十二章 いや何してんの?ー


長門 「島風を連れて来たぞ。」コンコン

副司令 「ん、あぁ、入ってk

島風 「おっそーい!!!!遅過ぎるよ!!!!」ガチャ!!!!

副司令 「…………………」ビキビキ

長門 (あ、キレてる…ヤバそう。)

ビスマルク 「副司令!?落ち着いてよ!!!!」

島風 「何これ!?面白そう!!!!」鉄道模型を破壊

副司令 「島風さん?少しお話、宜しいですか?」ガシッ

長門 「私はこれで失礼する。」バタン

ビスマルク 「長門が逃げた!?」

副司令 「大人しくして、そこに正座。」

島風 「やだね!!!!私は動いていたいの!!!!」

副司令 「 島 風 、命 令 。正 座 し ろ 。」殺気出しまくり

島風 「おうっ!?」

副司令 「今君が壊した物は、MIZUNO模型徒桜店限定品で、今はもう手に入らない物です。コレはもう売ってません。」

島風 「あ…」

副司令 「しかもこれは水野電鉄社長がオリジナルで改造した世界にたった一つの大事な模型です。」

島風 「あぁ…」

副司令 「それを貴女が壊してくれたせいで、もうこの模型が走っている姿は見られません。」

島風 「あぁぁ!!」

副司令 「なので、明日社長に頼みに行きますよ。」

島風 「ごめんなさい!!!!ごめんなさい!!!!!!!!」

ビスマルク (あのシマカゼを手玉に取るなんて…)

金剛 (アレが副司令を怒らせてはいけない理由デス。)

ビスマルク (脳内に直接ですって!?)

金剛 (湾港棲姫や北方棲姫でも返り討ちデス。)

ビスマルク (怒らせないようにしましょう…)


ー第四十三章 保護したのはいいけれどー


副司令 「……生きてるんだよな?」

伊勢 「勿論です。入渠もしましたから。」

副司令 「………でもなぁ…コイツらさ…」

望月 「………………」ドヨーン

三日月 「………………」ドヨーン

副司令 「まるで死んでるみたいな眼ぇしてんぜ?」

ビスマルク 「ハイライトが無いわね…」

伊勢 「この子達はH提督の鎮守府に居たみたいで…」

副司令 「………彼奴の所か…まだ懲りずに……」

ビスマルク 「どうするの?この子達…」

副司令 「…お前らの指揮官は?」

望月 「……勿論、H様御一人です。」

三日月 「H様の言う事は絶対です。」

伊勢 「…コレって…まさか……」

副司令 「催眠だが……強力過ぎるな…面倒だ。」

望月 「H様の元に帰らないと…」

三日月 「お仕置が待ってますね…」

副司令 「…殺る他に手段は無いな。」ボソッ

望月 「今、何て言いました?」

副司令 「お前らがここに居る限りは手を出さねぇが…」

副司令 「出て行った瞬間にHを殺す。それだけだ。」

三日月 「なら、私は残ります。」

副司令 「どちらか片方が居なくなった瞬間殺りに行く。」

副司令 「残った方は轟沈させるから別に構わん。」

三日月 「……動けませんね…」

望月 「H様を守る為にも、居残る他無いですね…」

副司令 (こう言っていればこいつらは帰ろうとしない筈…)

金剛 「副司令の思惑が読めマシタ。そういう事デスか。」

副司令 (後はじっくりと催眠を解いていけば何とかなる筈だ。)

金剛 「この後が楽しみデース。」


ー第四十四章 個性の塊ー


コンコン…

副司令 「どうぞ。」

ガチャ…

雲龍 「あら、初めまして…私は雲龍です。」

秋津洲 「秋津洲かも!!!!宜しくかも!!!!」

望月 「……秋津洲?」

三日月 「秋津洲さんですか?」

秋津洲 「あ…望月に三日月……」

雲龍 「…どうしたの?」

望月 「…よかった……生きてた!!!!」

三日月 「てっきり沈んだのかと!!!!」

秋津洲 「迷惑掛けてゴメンかも…」

望月 「って、私達なんでここに居るんだろ…」

三日月 「知らない人も居ます!!!!」

副司令 「わぁお一瞬で催眠が解けちゃった…」

金剛 「速攻すぎてわけわかめデース…」

望月 「あの…説明してくれますか?」

副司令 「えっと…かくかくしかじか準急急行で…」

望月 「つまり、かもかもぜかましで…」

三日月 「くまくまたまたまと言う訳ですか…」

島風 「ぜかましじゃないもん!!!!島風だもん!!!!」

副司令 「島風、お座り。」

島風 「おうっ!?」チョコン

雲龍 「まあ、良かったじゃない。催眠が解けて…」

副司令 「うん。そうだね。」

ビスマルク 「ついて行けないわ…」


ー第四十五章 eliteが来たー


ヲ級elite 「入ってもいいですか?」ヒョコッ

ル級elite 「お礼がしたいのですが…」ヒョコッ

副司令 「いいよー。」

ヲ級elite 「本当にありがとうございました…」

ル級elite 「一時はどうなるかと…」

副司令 「大した事はしてないよ。」

レ級 「いや、あんたは大した事をしてるんだよ。」

副司令 「レ級…車椅子か。まだ歩けないんだな?」

レ級 「今の所はコレだな。で、あんたは恩人なんだぜ?」

ル級elite 「ええ。私達の命の恩人ですから。」

副司令 「なら、沈むな。私より先に逝くな。」

ル級elite 「と、言いますと?」

副司令 「恐らく私はあと数百年生きるだろう。」

レ級 「だろうな。あんたは吸血鬼の血も混ざってるからな。」

副司令 「だから、せめて私より先に逝かないでくれ。」

ル級elite 「…わかりました。」

副司令 「…頼むぞ。」

ー5時間後 工廠裏ー

副司令 「ゲホッゲホッ…ゴハッ」ベチャベチャッ

副司令 「……そろそろ…限界か…」血拭い

副司令 「流石に魔法にも出来ない事はあるんだな…」

妖精 「……みんなと話さないと…」

妖精→主任妖精 「副司令さんを死なせちゃダメだ…」


ー第四十六章 妖精会議、そして別れー


主任妖精 「という訳で…」

流星妖精 「それは…ちょっとまずそうだね…」

天山妖精 「副司令さんは無理をしてたって事?」

工廠妖精 「多分そうだと思う…前も血を吐いてたから…」

建造妖精 「だとしたら…出来ても延命だと思うよ…」

修復妖精 「延命は本人を苦しめるだけだと思うけど…」

副司令 「………好かれてるな。俺は…」

妖精達 「副司令!?」

副司令 「延命なんてしないでくれ。スッと逝きたい。」

主任妖精 「なんで!?皆貴方が好きなのに!!!!」

副司令 「私が逝っても問題ないように後任を呼んだんだ。」

主任妖精 「…つまり、最初から貴方は死ぬ気で居たの?」

副司令 「死ぬと分かっていたからこれだけ出来たんだ。」

主任妖精 「嫌だよ!!!!死んで欲しくない!!!!」

副司令 「…もうすぐ私の魔法が切れる頃だ。」

工廠妖精 「……切れるとどうなるんですか?」

副司令 「まあ、速攻で逝くだろうな。」

宵闇 「…それは本当の話なんですか?副司令……」

主任妖精 「宵闇!?何時からそこに!?」

宵闇 「死ぬと分かっていた…位からですね。」

副司令 「この期に及んで嘘などつく意味も無い。」

副司令 「宵闇、あの後任のこと、頼むぞ。」

宵闇 「…貴方の病気の事は皆に話していいですか?」

副司令 「構わん…どうせしつこく聞かれる……」

宵闇 「そうですか…で、病名は何ですか?」

副司令 「末期癌だ。二百年前は治療法なんて無かった。」

宵闇 「……癌…ですか。」

副司令 「…もうさよならの時間だな。切れてきた。」

妖精 「嫌だ…逝かないでよ副司令…」

副司令 「骨は…あの墓場に…でも…埋めてくれ…よ?」

宵闇 「……はい。副司令…」

副司令 「後は…頼…ん…だぞ……」ガクッ

妖精 「副司令!?副司令!!!!」

宵闇 「……心肺停止。二一四八、死亡確認。」

妖精 「こんなにあっさり逝くなんて…信じられない……」

宵闇 「……さようなら、副司令…」ポロポロ


ー第四十七章 永遠の別れ…それはとても辛い。ー


提督 「今日の仕事はこれで終わりかな?」

武蔵 「今日は天中殺…なのに悪い事が起きていない……」

提督 「え?天中殺って、悪い事ばかり起こる一日の?」

武蔵 「はい。なのに、悪い事が今日は1度も起きてません。」

提督 「変だな……まさか、この後纏めて来るんじゃ…」

ピーー!!ピーー!!ピーー!!ピーー!!ピーー!!

提督 「無線?宵闇から?」ガチャ

宵闇 [提督ですか?]

提督 「あぁ、そうだけど…何かあったのか?」

宵闇 [……提督…副司令が、亡くなりました。]

提督 「……え?副司令が、何だって?」

宵闇 […先程、副司令が死にました。末期癌です。]

提督 「…そんな、馬鹿な……末期癌なんて…」

武蔵 「癌なら少なくとも症状が出る筈です!!!!」

宵闇 [副司令は魔法を使って延命してました。]

提督 「魔法で……延命…」

武蔵 「魔法で延命って、どういう事ですか!?」

宵闇 [副司令は二百年前、癌になりました。]

提督 「二百年前!?」

宵闇 [治療法は無く、本来はただ死を待つだけでした。]

武蔵 「そこを副司令は魔法で延命したと?」

宵闇 [はい。副司令は魔法で限界まで延命をしました。]

武蔵 「……もう褒めて貰えないのね…」ポロポロ

提督 「…成程……自分が死ぬから私を着任させたのか…」

宵闇 [はい。副司令は後任に貴方を選びました。]

提督 「……まず葬儀だ。それから運営方針を考えよう。」

宵闇 [了解しました。そちらに向かいます。]ブツッ

提督 「………通りで最近変だった訳だ…」

武蔵 「死ぬと分かっていたんですね…」

提督 「……皆に知らせよう。」

武蔵 「はい…」


ー第四十八章 逝く時は逝く…何があろうと…ー


提督 「…という訳で、副司令は末期癌で死亡しました。」

叢雲 「…宵闇の反応から見て本当のようね……」

レ級 「そうか…[先に逝くな]って、これの事か……」

ル級elite 「貴方こそ、早すぎなのよ…」

ほっぽ 「副司令、帰ってきて…お願い…」ボロボロ

湾港棲姫 「1度死んだ者は生き返らない…悲しいわね。」

時雨 「副司令さん…もう一度頭を撫でてよ……」

夕立 「もう、二度と会えないっぽい!?そんなの嫌だ!!!!」

大和 「悲しいですね…もう会えなくなるのですか……」

瑞鳳 「新作の卵焼き、食べて欲しかったのに…」

龍驤 「…後追いたくなってきてもうたわ……」

北上 「その気持ち、分かる…けど、やっちゃダメだ。」

ゴーヤ 「副司令のお墓はどうするでち?」

はっちゃん 「副司令のお墓は立派にしなきゃ…」

提督 「皆、ひとまずお葬式をしよう。お墓はそれから。」

皆 「……分かりました、提督。」

C提督 「…提督、いいかな?」

提督 「C提督さん?何故ここに?」

C提督 「副司令が死ぬ前に直接訃報をね…」

提督 「副司令自ら訃報を?」

C提督 「これが訃報だよ。」

[C提督へ]

[私はもうすぐ逝く事になります。]

[恐らくこれが訃報になると思います。]

[私の延命にも限界が来たようです。]

[…どうか、遺骨を持って行ってください。]

[副司令より]

提督 「副司令は本当にオブラートに包まないんだね…」

C提督 「急いで来てみたんだが…もう逝った後か?」

提督 「はい…死亡時刻は二一四八だそうで…」

C提督 「やはり電車では無理があったか…」

提督 「……どうか骨を持って行ってください。」

C提督 「いいんですか?」

提督 「私は副司令の遺志を尊重します。」

C提督 「……分かりました。」

薄闇 「提督大変!!!!暗闇が倒れた!!!!」

提督 「なんだって!?何処だ!!!!」

薄闇 「お風呂場!!!!頭打ってる!!!!」

C提督 「もしかしたら、ショックで気絶したのかも…」

提督 「すぐ行きましょう!!!!」ダッ

C提督 「ええ!!!!」ダッ


ー第四十九章 現実から逃げる事は出来ない。ー


暗闇 「…うぅ……どこ…ここ……」

C提督 「提督、目を覚ましたよ。」

提督 「よかった…大丈夫か?」

暗闇 「……副司令は?普通副司令が先に来る筈なのに…」

提督 「副司令は2日前に死んでしまったよ。」

暗闇 「え?」

提督 「君は2日間寝たままだったんだよ。」

暗闇 「………やっぱりアレは夢じゃないの?」

C提督 「アレって?」

暗闇 「永遠の別れは…夢じゃないの?」ポロポロ

宵闇 「暗闇、諦めなさい。死んだ者は生き返らないわ。」

暗闇 「宵闇姉さん…もう副司令には会えないの?」ポロポロ

宵闇 「あの人は十分生きたの。生きたから逝ったの。」

暗闇 「副司令……うわぁーん!!!!」ボロボロ

宵闇 「今は泣きなさい…貴女を責める人は居ないわ。」

暗闇 「ああぁぁぁ!!!!うわぁーん!!!!」ボロボロ

宵闇 「お姉ちゃんが居るからね?」なでなでなでなで

提督 「…退室しましょう。」ボソッ

C提督 「…そっとしておきましょうか。」ボソッ

ー1時間半後ー

宵闇 「泣き疲れて寝ちゃったわね…」

暗闇 「……副司令…」スヤァ

宵闇 「4姉妹の中でも暗闇が一番好きだったからね…」

提督 「……寝てしまったのか。」

宵闇 「最愛の人を喪ったんですから。」

C提督 「まだ葬儀はしない方がいいな。」

宵闇 「明日にしてあげて?きっと参列したい筈だから…」

C提督 「…明日は運休かな?」

提督 「……鎮守府内の者だけで行いましょう。」

宵闇 「略に略した略式でね。」

3人 「……ふふっ」

提督 「あの人の考えが移ったみたいだ…」

C提督 「私の時も運休だったしな。」

宵闇 「毎回当然の如く略式でしましたから…」

提督 「今日は飲むか?」

C提督 「宅飲みだな。居酒屋鳳翔は閉めてるし。」

宵闇 「日本酒とおつまみ、出しておきますね。」

ーよかった。これなら、任せられそうだ。ー

提督 「……今、聞こえたか?」

宵闇 「副司令の声でしたね。」

C提督 「よかった。これなら、任せられそうだって…」

提督 「やはりそう聞こえましたか…」

宵闇 「私にもそう聞こえました…」

提督 「………きっと副司令が認めてくれたんですよ。」

C提督 「……ですね。」

宵闇 「副司令の遺志は私達が受け継ぎましたから。」

3人 「……お休みなさい、副司令。」


ー最終章 今日は今日、明日は明日の風が吹く。ー


ーあれから一年後 居酒屋鳳翔ー

龍驤 「やっとるか?」

提督 「やってるよ。」

鳳翔 「貴方が言うんですか…はい、だし巻き玉子。」

提督 「ありがとう。」

龍驤 「コレは瑞鳳のか…ホンマ美味そうやな。」

提督 「実際美味いぞ。もう八皿目だ。」

瑞鳳 「需要に生産が追いついてないんですぅ…」

龍驤 「ホンマに変わったなぁ…雰囲気も、海も。」

ほっぽ 「湾港、飲みすぎ!!!!もう飲まないで!!!!」

湾港棲姫 「未だに忘れられないの!!!!あの悲しい記憶!!!!私は浴びる程にお酒を飲んで忘れたいの!!!!止めないで!!!!」

?? 「ふふっ…本当に湾港棲姫は変わらないな。」

提督 「…え?」

龍驤 「…んなアホな!?」

鳳翔 「…!?」パリーン

瑞鳳 「鳳翔さんお皿割って何し嘘でしょ!?」ガシャーン

祥鳳 「瑞鳳さん!?ビール瓶割れちゃっえぇ!?」ガチャン

宵闇 「……準急…副司令…ですか?」

副司令 「何の因果か生き返ったぜ。前世の記憶もある。」

主任妖精 「建造したら空母として出来ちゃったの…」

宵闇 「……暗闇、言いなさい。チャンスよ。」

暗闇 「副司令…生き返ったんですね?」

副司令 「幽霊じゃねぇよ。問題ねぇ。」

暗闇 「……副司令!!!!」

副司令 「おう…」

暗闇 「どうか!!!!私と!!!!」

副司令 「結婚してくれ…か?」

暗闇 「分かってても言わないでくださいよ!!!!」ポカポカ

副司令 「ごめんごめんごめんて!!!!」

暗闇 「……返事、ください。」

副司令 「…いいぜ?別に。」

暗闇 「何ですか其の言い方!!!!」

副司令 「俺も癌さえ無ければ告白してたぜ。」

暗闇 「んなっ…//」プシュー

副司令 「じゃあ、今晩…夜戦しようか?」

暗闇 「……はいぃ…////」大破

湾港棲姫 「……先を越されちゃった…」オロロロ

ほっぽ 「だから飲んじゃダメって言ったのに…」擦り擦り

暗闇 「……もう一度、ゼロからスタートですね。」

副司令 「いや、違う。」

暗闇 「へ?」

副司令 「もう一度、10からだ。」

暗闇 「……そうですね。」

………続く。


ーおまけ 在籍している艦娘及び深海棲艦ー


提督の初期艦 叢雲

瑞鶴は特殊なので本編見てね。

[建造組]

(空母)

準急(副司令)

紅狐

六田

赤城

加賀

大鳳(副司令の親友)

(戦艦)

宵闇

薄闇

夕闇(提督とケッコンカッコカリ済)

暗闇(準急とケッコンカッコガチ済)

荷請

谷稲葉

早稲葉

貝谷原

花音(準急とケッコンカッコカリ済)


[左遷・異動・移籍組]

(空母(轟沈経験艦))

蒼龍

飛龍

(航空戦艦(轟沈経験艦))

伊勢

日向

(戦艦)

ビスマルク

(水上機母艦)

秋津洲(宜しくかも)

(巡洋艦)

球磨

多摩

木曾

利根

筑摩

高雄

愛宕

摩耶

鳥海

(駆逐艦)


吹雪

タシュケント

島風(ぜかましじゃないもん)

望月

三日月

(潜水艦)

伊19


[轟沈経験艦組](最大勢力)

(空母)

鳳翔(圧倒的お艦)

祥鳳(未だに戦闘は出来ない模様)

瑞鳳(卵焼きとだし巻き玉子が大ヒット)

翔鶴(被害担当艦なんて酷いです…)

龍驤(胸なんてあっても重いだけや)

雲龍(重たい…ただただ重たい…)

(戦艦)

大和(大和ホテルなんて言わないでください)

武蔵(執務代行MACHINE[MUSASHI]とはこの子の事)

扶桑(不幸型姉妹なんて)

山城(もう言わせないわ)

金剛(紅茶はアッサムデース!!!!)

比叡(料理も上達してきました!!!!(準急が1から教えた))

榛名(榛名は大丈夫じゃないです…)

霧島(私の計算に狂いが…)

(巡洋艦)

北上(駆逐艦?あぁ、ウザイ)

天龍(ふふ…怖い)

龍田(死にたい艦は何処かしら)

最上(衝突しないように気をつけるよ)

三隈(くまりんこーー!?)

鈴谷(マジキモイんだけど…)

熊野(全身エステ、フルコースでお願い致しますわ。)

妙高(那智、飲み過ぎよ)

那智(今夜ばかりは飲ませてもらう)

足柄(結婚が待っているわ!!!!)

羽黒(あの…あの……ごめんなさい!!!!)

(駆逐艦)

暁(レディーとして扱ってよね)

ヴェールヌイ(私は響なんだよ)

雷(司令官、お疲れ様)

電(その…誰かと間違えてないですか?)

時雨(僕は準急さんの為に頑張るよ)

夕立(準急さん褒めて褒めて!!!!)

睦月(褒めてにゃしぃ)

如月(どう?一緒に休まない?)

弥生(怒ってなんか…無いです…)

卯月(もう冗談言いませんし悪戯しません。約束します)

(潜水艦)

伊58(忘れられてたでち)

伊8(流石に酷いです…)


[深海組]

北方棲姫

湾港棲姫

戦艦棲姫

飛行場姫

レ級

ル級

ル級elite

ル級flag

ヲ級

ヲ級elite

ヲ級flag

リ級

駆逐古鬼

南方棲戦鬼


後書き

今後書き足す予定。最終章は第一巻の最終章です。
まあ、自己満足ですね。
(2020/05/20追記)誤情報、誤字などを訂正しました。
(2020/09/26追記)誤字訂正。


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