2020-07-11 23:27:34 更新

概要

変わり者の提督の過去編です。先に変わり者の提督を見てきてください。


前書き

海斗が英雄と会い、そして別れてきた過去。今、明かされなかった過去が判明します!


山本「・・・・」



真珠湾米艦隊攻撃後、私は大本営に召集がかかった。

なんでも、新たな部隊の設立があるらしい。



山本「失礼します。」



小沢「山本さん、お久しぶりですね。」



山口「おぉ。五十六、久しいのぉ。」



南雲「山口さん。図々しいですよ。」



永野「遅れてしまい申し訳ありません。」



海軍大臣「本日、私達海軍にて子供を数名保護した。なお、陸軍も数名保護していてこの子供達は海軍は【黒狼隊】、陸軍では【白狼隊】と名付けることになったのでよろしく。」



数ヵ月後



海斗「・・・・」13歳



隼瀬「師匠はまだですかね?」12歳



高丸「まぁ。待とうよ。」11歳



酒見「だな!」13歳



山本「遅れてしまいすまんな。」



隼瀬「師匠!お待ちしておりました!」



山本「早速行くか。」



酒見「楽しみだな!」



高丸「そうですねぇ。」



更に2年後



海斗「・・・・」15歳



酒見「本当なのか?」15歳



隼瀬「本当です。」14歳



高丸「嘘だろ!」13歳



海斗「いや。俺達にもついに出陣命令が出た。」



隼瀬「行くしかないでしょう。」



高丸「でも、それじゃぁ師匠様との約束が。」



酒見「落ち着くのだ!」



海斗「約束は「君達は絶対に生き残れ。」と言っていたんだ。死ななければいい。」



隼瀬「そうですよ。僕達ならやれます!」



酒見「うむ!」




インパール作戦中



海斗「くっ!」



隼瀬「駄目だ!英国海軍の数が多いぞ。」



酒見「きついの~」



海斗「レベル3を許可する。」カチャッ



ザパーン




時は過ぎ、インパール作戦後



海斗「・・・・」



隼瀬「酒見、耐えるんだ!」



酒見「隼瀬、鳥は良いの~。自由に空を飛べて。」ゴフッ



隼瀬「喋るな!」



酒見「ワシは死にたくないの~。ワシには祖国を勝利に導くと決めているんだ。」



隼瀬「酒見!」



高丸「隼瀬さん。喋らせてあげてください。もう、助からないんですから。」



酒見「海斗、隼瀬、高丸。ワシは役に立てたか?」



隼瀬「あぁ!」



高丸「はい!」



酒見「海斗よ。どうじゃ?」



海斗「酒見。お前は役に立った。もう、ゆっくり休め。」



酒見「あぁ。良かったの・・・・」



隼瀬「酒見、おい!」



酒見「・・・・」



ガッガァーー



【こちら司令部、前線部隊の補給のため直ちに撤退せよ。】



海斗「了解。二人とも、撤退だ。」



隼瀬「酒見、ゆっくり休んでくださいね。」



高丸「酒見さん。あなたとの時間は楽しかったですよ。」ニコッ



海斗「酒見、じゃあな。」




後書き

どうだったでしょうか?登場して一話なのに酒見は死んでしまいました。この死が今後、海斗達に影響を与えるのでお楽しみに!


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