2020-07-12 22:41:51 更新

概要

艦娘達と光の巨人の物語


前書き

初投稿です...色々文書ガバガバで誤字とかあるかと思いますが..,是非読んでいただけると幸いです。


[第1話: 巨人の復活 ]

あの夜...突如その島とその不気味なピラミッドは現れた...まるで何かの封印が消えかかってるかのように...







PM 10:10 日本 某海域

漁師A「昨日も今日も不漁かぁ...」

漁師B「どうせまた深海の連中でしょう。奴ら現れてからすっかり日本の海の生態系をごっそりと変えて行きましたからねぇ」

漁師C「いや、最近は深海の奴らも大人しくなったそうだし、それにもし仮に奴らが現れても我々には艦娘がいますからね!」


艦娘...先の大戦の日本海軍の艦艇の名を持った少女達...彼女らは荒れたこの海を守る為、提督と呼ばれる人間の元で戦う存在である!


漁師D「そうですよぉ、しっかしまああんな可愛い少女達が海で正体不明のバケモンと戦うなんて想像も出来ませんねぇ...」

船長「ははははは、まったく、艦娘様様だなぁ....ん?」

漁師A「?どうしました?船長」

船長「あんな島...地図にあったか....?」

漁師B「あんな島?」

船長が指を指した先には、頂点、いや全体が灯台の様に不気味に光るピラミッドの様な物がある謎の島があった。

漁師C「あらあら、エジプトにでも迷いこみましたかな?」

漁師D「バカ言え、地図を見てみろ!ここはモロ日本で小笠原諸島の周辺海域だぞ!しかしあの島は地図には載っていない...」

漁師A「船長...どうします...?上陸しますか..,?」

船長「...」

漁師C「あのピラミッドに何か金銀財宝でも眠ってたらいいんですけどねぇ」

船長「よし、わかった。とりあえず上陸してみよう。ただし何かあったらすぐ撤退だ。」

全漁師「はーい」


こうして漁船乗組員は、不気味なピラミッドのある謎の島へと上陸した。


PM 11:00 ???



漁師A「しっかし、ここが日本の島とは思えませんなぁ」

船長「同感だ。まるで海外の入ったら二度と戻れない森に入り込んだ様だ。」

漁師C「地図にない島...これをマスコミに売り出せば私達は大儲けですなぁww」

漁師B「くだらん事を言うな。(あのピラミッドに金銀財宝でもあればいいが...」

漁師D「ピラミッドが近くなって来ましたな」


その時、突如巨大な揺れが島を襲った。

ゴロゴロゴロゴロロロロロロ!!!!

漁師達「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!」

船長「な、何だ!?」

漁師A「わからな...」

漁師Aが言いかけた瞬間、漁師達の近くに謎の穴が空いた。

漁師達「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!」

漁師達は突如空いた穴に飲み込まれ、死んだ。そして.... その空いた巨大な穴から、ピラミッドを憎悪するかのようにピラミッドを睨みつける、2つの目があった.....


翌朝

AM 8:30 某海域近辺鎮守府


提督「何?大本営から?」

大和「ええ、提督宛にです。」

提督「どれどれ...えーt」

???「ヘーーーーーイ!!テイトクゥーーーーー!!

大和「あっ(察し)」

提督「うわっ!!」

金剛「テイトクゥーーーー!burning!Love!朝からかっこいいデース!!」ギュムッ

提督「金剛ぉー...気持ちは嬉しいけどさー...後にしてくんねぇ...?」

金剛「Noデース!ワタシはこれをやらないと1日が始まらないのデース!!!」

提督「はぁ...はいはい...」

30分後

提督「ふーやっと帰ってくれた...」

大和「お、お疲れ様です...」

提督「さてさて文書読みに移ろうかね...えーとどれどれ...昨晩某湾を出港した某漁船が某海域で行方不明...漁船は某海域の島で発見されるも船員は行方不明...さらにその島は...えっ!?」

大和「どうしましたか?」

提督「我々でさえも詳細不明...地図にも記載なし...貴鎮守府に島の調査を依頼する...」

提督「えー...大本営さん調査くらい自分達でやってよぉ...」

大和「ま、まあ任せられたからにはやるしかないですね...」

提督「だよねー...じゃあいつものメンバーで出動してくださいな」

大和「了解しました!」

提督「あっそうだ。後で俺も水上飛行艇で向かうとしますか。大本営に報告しなきゃかもだし」

大和「提督...あまり無茶はなさらないようにして下さいね。」

提督「へいへーい じゃあ1時間後に」

1時間後

大和「さぁ!行くわ!」

武蔵「武蔵!推参する!」

大鳳「やるわ!」

暁「み、見てなさい!」

響「暁、帽子が逆だよ。」

島風「島風!出撃しまーす!」

提督「よし!みんな来たな!じゃあまた、例の島でまた会おう。」

そう言って提督は飛行艇に乗り込んだ。

提督「妖精さん。発進の準備を。」

妖精さん「リョウカイシマシター」「マカセトイテー」

提督「ふふ、相変わらず頼りになる子達だ...」

提督の目の前で海に飛び込む艦娘達が見える。艦娘達の出撃はいつ見ても勇ましいものだ。

提督「さて!俺もいっかー!」

留守番組「行ってらっしゃいっぽい!」「お気をつけて」

提督「おっ!ありがたいなぁ!」

留守番組の応援も受けながら提督の飛行艇は発進した。

程なくして飛行艇は島近辺へ

提督「あれが例の島...確かに地図にはないなぁ...」

提督はふとピラミッドに目をやった。その時...提督の脳に謎のビジョンが浮かんだ。それは...赤と青の巨人が謎の巨大な生物と戦っている映像だった。

提督「うわっ!!!!」

提督「何だ...?今の...」

妖精さん「ドウシマシター?」

提督「い、いや...」

提督「随分鮮明だなぁ...」

程なくして提督と艦娘達は島に上陸した。

島風「この船には誰もいないよー」

大鳳「私も艦載機を飛ばしていますが...見つかりません...」

武蔵「おい!何だこの穴は...地震でもあったのか?」

大和「その穴に巻き込まれて...提督?どうしました?さっきからピラミッドを眺めて...」

暁「司令官!観光に来たんじゃないんだから!」

響「暁、君も弁当持って...まるで遠足じゃないか。」

暁「ひ、響!うるさいわね!」

提督「あのピラミッドに...何かある筈だ...」

武蔵「相棒よ...これは漫画の世界じゃないんだ...そんな事がありえるはずが...」

大和「あっ!提督どこへ!」

提督「ちょっとね...」

提督の頭にまたあのビジョンが浮かぶ。

島風「私追いかけてくる!」

暁「私も!」

響「私も行こう。」

そうしている間に提督はピラミッドの前に着いた。

提督「ここか...」

大和達「待ってくださいよ提督...」

島風「て、提督はっやーい!」

大鳳「(このピラミッドに向かう時の提督は...まるで人間を超えていたわ...まさか...)」

こうして提督達はピラミッドの中に入っていった...

ピラミッド内には...三体の石の巨人が佇んでいた。

提督「おお...間違いない...あれで見たのは...この巨人だ...」

武蔵「どうやら、お前の言うことは間違いではなかったようだな。相棒。」

大和「じゃあ...あの巨大な穴を作って漁師さん達を殺したのは...」

大鳳「しかし、この巨人達はまだ石のまま...動くとは到底考えにくいです...」

暁「じゃあ誰が一体...」

響「そもそもここは本来地図に無い島だ。何故今になって姿を現したんだろうね。」

その時だった。

カッ!!グルゴロロロロロロロ!!

突然地面が揺れ始めた。

大和「じ、地震?」

グルアアアアアア!!

武蔵「おい!外から唸り声が!」

一同は外に出た

ゴルバ「グルアアアアアアア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!」

暁「あれは...何...?」

響「怪...獣...?」

大鳳「そんな...怪獣なんて...空想の物語だと...」

提督「くっ...とりあえず逃げるんだ!」

提督と艦娘達は海の方へと逃げるが怪獣ゴルバは艦娘達を追ってくる。

ゴルバは謎の光線を発射して艦娘達に迫ってくる。

大鳳「きゃっ!!」

暁「た、大鳳さん!」

ゴルバの光線が大鳳をかすり、大鳳が小破した。

大鳳「このくらいなんともないわ!」

大和「でも海へ出ないと私達は何も出来ないわ!」

怪獣の攻撃を避けつつ海を目指していると、どこからか怪獣は艦娘達への攻撃を止め、ピラミッドに向けて攻撃を始めた。

ゴルバの頭から放ったビームがピラミッドへと直撃し、ピラミッドが消えてなくなり、三体の石の巨人が現れた。

武蔵「奴がピラミッドに構っている今のうちに!」

響「やるよ。」

提督「俺も飛行艇で何とかする!」

提督は飛行艇へ乗り込みゴルバを攻撃しようとしていた。

その頃ゴルバは三体の石の巨人へ攻撃を加えていた。

提督は無線で大鳳と作戦を練っていた。

提督「俺が飛行艇から攻撃して奴をおびき寄せる。その隙に大鳳は総攻撃を加えてくれ。」

大鳳「提督...分かったわ!」

大和「行くわ!艦隊!目標捕捉!全主砲!薙ぎ払え!」

攻撃は怪獣に直撃したが、怪獣は石像を破壊している。

武蔵「なんだと!?」

響「き、効いてない!?」

暁「ふ、ふざけないで!」

提督「うおおおおおおおおお!」

提督は飛行艇から攻撃を加えた。この攻撃でやっと怪獣にダメージを与えることが出来た

ゴルバ「グワアアア!!」

大和「だ、ダメージを受けてる!?」

武蔵「よし!今だ!てぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!」

艦隊が怪獣に攻撃を加え、怪獣は苦しんでいる。

提督「今だ大鳳!」

大鳳「はああああああああ!」

大鳳の攻撃機が全機発艦し、怪獣を攻め立てる

ゴルバ「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!」

提督「やったか!?」

だが怪獣は艦娘達めがけて光線を1発威嚇で撃ったのみで、石像破壊を続けた。

ゴルバ「グルアアアアアア!!」ガシャン!

一体一体破壊され、残り一体となった。

その時提督は、命に変えてでもあの石像を守らなければならないという謎の心に駆られた。

提督「これでもくらええええええええええ!」

提督は飛行艇からナパーム弾で攻撃を加えた。怪獣は石像破壊を妨害され怒り狂っている。

そして怪獣は飛行艇に攻撃をした。最初は何とかかわしていた提督だが、流石に攻撃を避けるのが困難になった。

ゴルバ「グアアッ!」

提督「うわっ!燃料タンクがやられたか!妖精さん達は脱出しろ!」

妖精さん「デモ...」「テートクハドウスルノー?」

提督「俺も後から行く!だから先に逃げてくれ!」

妖精さん「ダッシュツー!!」

妖精さん達はパラシュートで全員脱出した。

提督「何故だ?何故あの石像を守る...?」

だが提督はそう考えてる暇はなかった。

提督「そんな事はどうでもいいか...!あの石像と艦娘達を守るって決めたからにはこの命なんて...」

大和「あっ!提督の飛行艇が!」

大鳳「提督!脱出を!」

提督「いや、俺は君達を守る為に提督になったんだ!君達がピンチなら...この命に変えてでも...」

暁「そんな...司令官!しれいかあああああああああああん!」

響「司令官...そんな...」

武蔵「相棒!まだ間に合う!命を守ってくれ!」

提督はついに艦娘達との無線を切った。そして最後の特攻をしようとした...その時...提督の体を光が包み込んだ。

提督「なんだ...これ...」

提督の体は光に包まれ、最後の一体の巨人へと吸い込まれた。

ズガアアアン!!

飛行艇が墜落した。

大和「うわああああああああああああああああああああああああああああああア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ッ!!」

響「よくも...司令官をかえせえええええええええええええええええええっ!!!」

響は取り乱している。

大鳳「何で...何で提督を殺したの!!!」

暁「いやああああああああああああああああああああっ!」

武蔵「よくも...よくも相棒を...ッ!!!」

艦娘全員が正気でいられるはずもなく、一斉に怪獣を攻撃した。しかし怪獣はさっきの攻撃で耐性をつけており、とうとう大鳳の攻撃機も通じなくなった。

怪獣は艦娘達を退けようと艦娘に光線攻撃を仕掛けた。

艦娘達「きゃああああああああああああああああああああああああああああっ!」

怪獣の攻撃は命中してしまい、全員が大破してしまった。艦娘に攻撃の手段はなくなってしまった。

その頃鎮守府より無線が入った。

大淀「どうしましたか!?応答を!」

海に倒れた大和が気力なき声で答えた。

大和「ていとくが...提督が....うわああああああああああ!」

響「司令官...」

大淀「そんな...嘘ですよね!?私達の提督が!?何が起こったんですか!教えてください!」

大和は鎮守府との無線を切ってしまい、海に投げ捨ててしまった。

一方の怪獣は、最後の巨人を破壊しようとしていた。

ゴルバ「グルアアアアアア!!」

暁「もう...終わりなのね...巨人も...私達も...」

怪獣は立っている巨人の胸に対して爪を立て、巨人を破壊しようとしていた。

大和たちは巨人の最後の瞬間に目を閉じた...

その時 ガン!

艦娘「え?」

怪獣「グルア?」

なんと巨人は破壊されることなく耐えていたのだ。

怪獣はもう一度石像を破壊しようと構え、爪を立てた。そして怪獣の爪が巨人の石像を直撃しようとしたその時....

巨人「タアッ!」

直撃する瞬間、巨人は復活した。提督の光を受けて。

大和「まさか...」

響「光の...巨人...」

爪が胸に直撃する瞬間、巨人は怪獣の攻撃をかわし、怪獣に蹴りを放った。

巨人「タアアッ!」

大鳳「やった...巨人は...」



この瞬間、古代の巨人は復活した。古代の巨人...いや、ウルトラマンティガはこの世に復活した。




後書き

いかがでしたでしょうか。オリジナル怪獣とか結構悩みました...とりあえずオリジナル怪獣のやつでも書いてみるか


古代怪獣 ゴルバ
身長40メートル
重さ 2万トン


古代に巨人によって封印にされた怪獣。しかし封印が時代によって薄れ、漁師達が島に立ち入ってしまったことにより復活。巨人達を憎み、巨人の石像を破壊しようとした。


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