2018-06-14 22:16:50 更新

概要

修正完了(完了日 2018年6月14日)
この作品は幻想郷闇汚染危機の続きです
オリジナル技が入っているので詳しくは後書きをご覧ください


前書き

ライル・ディスト(本名不明)

外の世界から来た外来人
風を操ることが出来る
風を操って実体化させて攻撃したりすることが出来る
多重人格を操っていろいろな能力も使える不思議な人間
過去辛い事があったらしく今まで心を閉ざしてきた元闇の住民に近い存在


ブレイク・ディスト

無効を操ることが出来る
主に戦闘を重視した人格者
性格としてはかなり危ないのであまり関わらない方がいい
攻撃方法は打撃系 至って普通の殴り攻撃である


ミレイル・ディスト

治療することが出来る
攻撃魔法も覚えてるが手に数えるぐらいしか使えない(どれも強力な魔法の為ミレイユ自身使うことをためらっている)
いつものほほんとしていてマイペースな上天然系?
性別は女だが本人は気にしてないみたい(ライルの身体に入れ替わっても)


キール・ディスト

諸刃の拳を使うことが出来る
一発々々の物理的攻撃に体力を消耗させて攻撃するがあまり連続では出せない
性格は悪くもなければ良くもない 仲間思いも強いわけでもなければブレイクみたいに性格が悪いわけでもない


ぜウル・ディスト

不明





旧地獄街道-道中



ライル 「…」タッタッタッ… ブレイク発動中


小石 「あっるく!あっるく!」タッタッタッ…


ライル 「…」タッタッタッ…


ライル 「(…今の所なにも出て来ないな このまま何も出てこないでくれるとありがたいけど)」


小石 「あっるく!あっるく!」



? 「何だか騒がしいね?」タッタッタッ…


ライル 「っ!?」バッ!!


小石 「あっ勇儀!おっひさー!」


勇儀 「おっ小石じゃないか!三日ぶりだな?」///ヒック


小石 「またお酒飲んでるの?」


勇儀 「一人酒だがな…っん そこに居る人間は誰だ?」///


ライル 「…」警戒しながら攻撃体制に入っている


小石 「この人わね?」


勇儀 「ほぅ?私に構えて来るとはね…面白い

相手になるぜ!」ボキボキッ!!


小石 「…勇儀 最後まで話しを聞いて?」


ライル 「(女か…だが、威圧感が半端じゃない!!こいつはやばい!!)」ゾクッ!!


勇儀 「どうした?そっちから来ないなら私から行くぜ!」ダッ!!


小石 「だから話しを聞いて!?」


ライル 「(確か小石の話だと勇儀って名前の奴は鬼だって言ってたよな?しかも力も強そうだ…あの力で握り締められたりされたら)」


ライル 「(死ぬな…!)」 タッタッタッ!!…


勇儀 「おぅら!!」ブンッ!!


ライル 「」ビュゥンッ!! 風を使って急速に後ろに下がる


勇儀 「っ!?」ブォンッ


勇儀 「(なんだ今の動き…ありえない速度で後ろに下がったぞ!?)」


ライル 「風分身!」



風分身=自分の姿をした自分を作り出す技 最高百人まで作れるが場所によっては数が限られる(主に風の通りが良いか悪いかで決まる)



ヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュッッッ!!!!!! ライルの分身が三十人ほど現れる


勇儀 「なっ!?」


小石 「お兄ちゃんがいっぱーい!」


ライル 「威合…」ヒュンッ…スチャッ 分身に風の剣を作って構えさせる


勇儀 「(何かくる!)」スッ


ライル 「斬り!!」ヒュンッ!! 分身が一斉に切りかかる


勇儀 「」ニヤッ


ライル 「っ!」ピクッ


勇儀 「よっと!」ダンッ!! 勢いつけてライルの分身たちに向かって走る


勇儀 「ふん!」ブンッ!!


バキッ!!ゴキッ!!ボキッ!!


分身1 「ぐぇっ!!」

分身2 「がぁっ!!」 顔面に拳を入れられる

分身3 「っっ!!!!」


シュゥゥ… 殴られたライルの分身が消滅する


ライル 「っな!?」目の前に勇儀が迫ってくる


勇儀 「くらいな!」ブンッ!!


ライル 「…」


 

…ヒュンッ!!


ライル 「…」一瞬のスキをついて本物のライルが勇儀の背後を盗る


勇儀 「なにっ!?」


勇儀 「(バカなっ!目の前にいる奴が本物じゃなかったのか!?)」


ライル 「封魔…」スチャッ 風の剣を構える


勇儀 「(まずい!やられる!!)」


ライル 「一閃!!」ヒュンッ!!



小石 「だめー!!」バッ!! ライルと勇儀の間に入ってくる


ライル 「…っえ?」


勇儀 「こいし!?」


ライル 「(やばっ!?)」ビュゥン!! 急速に方向転換する


ライル 「うわっやべ!!」ヒュー!!… 勢いのあまり操作が効かなくなり、岩壁の方へ突っ込んでいく


ズドーンッッ!!!! 岩壁に激突する



勇儀 「…」


小石 「まったく!なんで勇儀はすぐ喧嘩するのかな?しかも私の話聞いてくれないし!」プンプン


勇儀 「いや、だって…構えてたから?」


小石 「お兄ちゃんは警戒してただけだよ 本当はわかってたんじゃないの?」


勇儀 「…」



ライル 「うー…痛てて 勢い付けてたから止まれなかったな…よっと!」スクッ


勇儀 「…」


小石 「ほら勇儀?」ドンッ


勇儀 「わかってるよ」


ライル 「?」パンパンッ


勇儀 「…あんた、なんで当てようとしなかった?」


ライル 「…何の事だ?俺は当てる気でやったぞ?」


勇儀 「嘘をつくな だったらなぜ殺意を出してなかったんだ?さっきまで警戒してたのに今は警戒してないじゃないか」


ライル 「っ!…まさか気付いたとはな?」


勇儀 「なんで警戒してたんだ?」


ライル 「力の強い鬼が居るって聞いてな?俺の世界じゃ鬼は乱暴者ってイメージがあるんだ」


勇儀 「俺の世界?」


小石 「お兄ちゃんは外来人なんだよ!」


勇儀 「…なるほど そういうことか?」


勇儀 「しっかし、鬼が乱暴者ってのはひでえなぁ?別に私は乱暴じゃねえのに」


ライル 「(今さっきの行動は乱暴だったよな…?)」


ライル 「まぁ俺が早とちりしたせいでこうなったからな?すまない」


勇儀 「いやぁ!私も骨がある奴とやれて楽しかったから別に気にしてないよ!」ガハハッ!!


ライル 「(やっぱり乱暴者じゃん…)」


勇儀 「…そういや自己紹介がまだだったな?」


勇儀 「私は星熊勇儀 よろしくな!」


ライル 「俺はライル・ディスト よろしくな?勇儀」


勇儀 「あぁ!」 タッタッタッ…


パルスィ 「…物凄い音したけど何かあったの?」タッタッタッ…


勇儀 「おぅパルスィ!ちょっとライルと殺り合っててな!」


小石 「パルスィ久しぶり!」


パルスィ 「っち!勇儀にもとうとう男が出来てヤりあってたのか…妬ましい!」ブツブツ…


ライル 「…何か物凄い勘違いしてる気がするんだけど気のせいかな?」


小石 「してると思うよ」


勇儀 「パルスィいきなり何を言ってるんだ?私はライルと殺りあってたんだぞ?」


パルスィ 「だからヤりあってたんでしょ?あぉ妬ましい妬ましい…」ブツブツ…


勇儀 「やりあってたのは拳をぶつけあってたんだぞ?」


パルスィ 「…っえ そっち?」


勇儀 「そっちって…お前は何を考えてたんだ?」


パルスィ 「ーっ!なっ何でもない!」///


勇儀 「ほーう?」ニヤニヤ


パルスィ 「~っ」///


ライル 「勇儀 そこまでにしといてあげろよ?恥ずかしがってるだろ」


勇儀 「いやぁ!パルスィの反応が面白かったからつい!」


パルスィ 「おもしろくない!!」///


ライル 「パルスィだっけ?そんな顔してたら可愛い顔が台無しだぞ もっと笑顔にならないと」


パルスィ 「私は可愛くない 可愛いと言いながら裏じゃ可愛くないと思ってるんでしょ?」


ライル 「…なるほど?そういう性格か」タッタッタッ…


パルスィ 「…なに?」


ライル 「君はネガティブ精神が強いみたいだな でも、俺は本気で言うよ?」


ライル 「パルスィは凄く可愛いよ!」ニコッ


パルスィ 「っ!!」///ドキッィ!!


勇儀 「パルスィの顔が!?」


小石 「真っ赤ー!」


パルスィ 「あっ赤くない!!」///


ライル 「そうやって恥ずかしがるとこも可愛いぞ!」


パルスィ 「」///ボンッ!!


ライル 「…とそろそろ行くか?遅くならないうちに早く行った方がいいな」


小石 「うん!」


ライル 「勇儀 後はパルスィのこと頼む」タッタッタッ…


勇儀 「あっあぁ…わかった」


勇儀 「…パルスィ?」


パルスィ 「」///プシュ-…


勇儀 「…こりゃ時間かかるな」ハァ…













通路ー通路奥



ライル 「…」タッタッタッ…


小石 「あっるく!あっるく!あっるっく!」タッタタンッタッタタン リズム良く歩いてる


ライル 「…」タッタッタッ…


小石 「さぁお兄ちゃんも一緒に!」


ライル 「…遠慮しとくよ」


小石 「むうー!ノリ悪いんだから?良いもん!小石ひとりでやるもん!」


ライル 「…」タッタッタッ…


小石 「あっるく!あっるく!あっるっく!」タッタタンッタッタタン!!


ライル 「…恥ずい……」













地霊殿ー玄関前



小石 「着いたー!」


ライル 「ずいぶんと大きい家だな てか屋敷?」ブレイク解除中


小石 「お兄ちゃん上がっていく?」


ライル 「いや、時間が時間だしやめておくよ」


小石 「えぇー!上がってってよ?ここまで送ってくれたんだからお茶くらい出すよ?」


ライル 「いや時間的に失礼だろ」


小石 「うーん…」



…ガチャッ


さとり 「…」


ライル 「…」


小石 「あっお姉ちゃん!」


さとり 「おかえり小石 そちらの方は?」


小石 「小石をここまで送ってもらったお兄ちゃんだよ!」


さとり 「…そう」


ライル 「(この人がさとり…それに三番目の目が開いてるってことは俺の頭の中で思ってる事が…)」


さとり 「読めていますよ」


ライル 「やっぱりか」


さとり 「私の事を知ってるみたいですね」


ライル 「霊夢や小石から聞いたからな」


さとり 「…心を読まれても平気なんですか?」


ライル 「別に平気ってわけじゃないけど心が読めるからと言って俺は嫌ったりしないよ」


さとり 「…」


ライル 「(それに聞かれたくないと思ったら…)」ヒュンッ ブレイクを左手に出す


さとり 「っ!?」心が読めなくなる


ライル 「こうすればいい!」


さとり 「…あなた、何者?今あなたの心が読めなくなったわ」


ライル 「俺はライル・ディスト 別の世界からきた人間だ」


さとり 「外から来た?…と言うことはあなたは外来人?」


ライル 「そういうことだ!よろしくな?」


さとり 「はい」


さとり 「それと小石を送ってくれたのですからお茶お出ししますよ?」


ライル 「いや、時間も時間だからいいよ 気を使わなくて平気だよ」


さとり 「…私から離れたいのですか?」


ライル 「…なんでそうなった」


さとり 「心の読める私を嫌ったりしないって言っていたので…もしかしたらと思いまして」


ライル 「…随分と暗い性格してるな?」


さとり 「私は嫌われ者ですから…」


ライル 「…」ヒュンッ ブレイク解除


ライル 「(お前の気持ち良くわかるよ)」


さとり 「っ!」


ライル 「(俺も自分の世界に居たとき、周りの皆から邪魔者扱いされたりする毎日だったんだ そんな毎日を送っていて自分は死んだ方が良いんじゃないかって何回も思ったよ)」


ライル 「(でも、変わることが出来て今は生きていかないといけないって思うようになったんだ だからさとりもいつまでも暗い心を持ってちゃいけない 明るい心を待たなくちゃ!)」


さとり 「…お茶、飲んでってくれますか?」


ライル 「…そうだな 遅くならない程度に上がらせてもらおうかな?(まったく、可愛いなぁ!)」


さとり 「かわっ!?」///


小石 「っん?お姉ちゃん顔真っ赤にしてどうしたの?」


さとり 「なっなんでもないわ!気にしないでちょうだい!!」///


小石 「あやしい…」(¬_¬)


さとり 「…」///


小石 「ねぇお兄ちゃん 心の中でなに考えてたの?」ヒソヒソ


ライル 「さとりのこと可愛いって心の中で思ってた」ヒソヒソ


小石 「なるほど!それでお姉ちゃんあんなに顔真っ赤にさせて!」ヒソヒソ


さとり 「聞こえてるわよ!あなたもいちいち言わない!!」///


ライル 「はははっ!悪い悪い?」


さとり 「まったく…早く上がりなさい!」


ライル 「おう!邪魔させてもらうよ?」


タッタッタッ…








さとりの部屋(小石は自室に戻る)



さとり 「どうぞ」カチャッ 紅茶をライルのテーブル前に置く


ライル 「ありがとう」 タッタッタッ…


さとり 「…」カタッ


ライル 「…小石は?」カチャッ


さとり 「自分の部屋に行きました」


ライル 「…また出かけたりしてないだろうな?」ズズ…


さとり 「あの子はいつも気がついた時には居ないからわからないわ…」


ライル 「さとりでもわからないのか?」


さとり 「えぇ あの子は無意識でどこかに行っちゃうから…それに心も読めないのでよけいわからないんです」


ライル 「目を閉じて無意識を操ってるからか?」


さとり 「はい あの子は目を閉じて閉まった…いつ開くかもわからないしまた開くかもわからないわ」



ライル 「なんで閉じちゃったんだ?なにか理由があるから閉じたんだよな」


さとり 「…」


ライル 「…聞いちゃまずいことらしいな?わかった 聞かないでおく」


さとり 「そうしてくれるとありがたいです」


ライル 「…それと、さとりはさっき私は嫌われてるって言ってたよな?」


さとり 「…はい」


ライル 「嫌われてる理由は心を読む能力のせいなんだよな?」


さとり 「えぇ…こんな能力、なければよかったのに…」ギュッ


ライル 「…この屋敷にさとりとこいし以外に誰かいないか?」


さとり 「? お燐ならいるけど?」


ライル 「お燐…確かさっきこいしが言ってた化け猫だって言ってたな 今起きてるか?」


さとり 「多分…でもなんで?」


ライル 「ちょっと試したい事があるんだけど呼んできてもらえるかな?」


さとり 「わかったわ 今呼んでくるわ」カタッ


ライル 「頼む」 タッタッタッ…


ガチャッ



さとり 「(…あの人、頭の中でなにも考えてなかったけど、さっきの能力も使ってる様子もなかったし何をどうやって考えてたのかしら?)」


パタンッ タッタッタッ…


ライル 「…」


ライル 「ふぅ…読まれてないようだな?」


ライル 「すまないな?ブレイク 助かったよ」


ブレイク 『ほんとだよ!人の頭を使って考え事の為に使いやがって!』脳内で会話する


ライル 「しょうがないだろ?読まれたら意味がないんだから」


ブレイク 『だったら左手だけ俺を出せば良かったんじゃねぇか?左手だけでも全体に回るんだからよ』


ライル 「それをやったら絶対使ってるのがバレるだろ?」


ブレイク 『…なるほど 確かにお前が俺を一部出して使ったらバレるな?考えてないようで考えてたんだな』


ライル 「殴るぞ?」


ブレイク 『やってみろ』


ライル 「…まぁいい あとで左手だけ出すからその時は頼むぞ?」


ブレイク 『あいよ』


プツンッ


ライル 「…あいつと話すのは疲れるな?」ハァ…








数分後…



ガチャッ


さとり 「連れて来たわ」タッタッタッ…


燐 「おや?さとり様の部屋に殿方が…」タッタッタッ…


ライル 「あぁ ありがとう」


燐 「さとり様にもついに男が…私は嬉しいです!」ホロリ


さとり 「なっ!?違うわよ!」


燐 「でも外は暗いし、ましてここに訪れる人間なんて居ますかねぇ?」(・∀・)ニヤニヤ


ライル 「ここに居るが?」


燐 「…あんた さとり様とはどういう関係だい?」


ライル 「今さっき会ったばかりだから顔見知りってところかな?」


燐 「本当かい?」(・∀・)ニヤニヤ


さとり 「お燐!あなたいい加減にしなさい!」


ライル 「お燐にはどう見えるんだ?」


燐 「恋人!」ズバッ!!


さとり 「いい加減にしなさい!!」ヒュンッ!!


【想起 テリブルスーヴリール】

説明 「相手のトラウマを頭の中で横切らせる」



ライル 「…っえ?」現在ブレイク無使用


燐 「にゃぁぁぁっっ!!!!!!やめてくださーい!!!!」


ライル 「っ!!!!!?」ゾクゥッ!!!!


さとり 「っは!?まずいわ!ライルさんにもトラウマが!?」


ライル 「ーっ!!!!」サー…


さとり 「大丈夫ですかライルさん!?」


ライル 「ーうっ!?」ヒュンッ 風の大太刀を作り出して構える


さとり 「…っえ?」


ライル 「うわぁぁぁぁぁっっ!!!!!?」ヒュンッ!!!!


さとり 「っ!? お燐!!」ガシッ!! お燐を掴んでしゃがみ込む


ザァンッ!!!!!! 大太刀で壁にでかい切れ目が入る


さとり 「っな!?」


ライル 「はあっはあっ…!!!!」ブルブル…


さとり 「…ライルさん?」


ライル 「うっ!?」ビクッ!!


さとり 「(頭の中がいろんな事でパニクってる…)」


ライル 「うわぁぁぁぁっっ!!!!!!」ヒュンッ 風の双剣を作り出す


さとり 「(剣を変えた!?しかも二刀流!)」


ライル 「」ヒュンッ!!


さとり 「くっ!」グイッ!! 燐を引っぱり剣で攻撃してくるライルの攻撃範囲から出る


サンッ!! 壁に先程より小さいが切れ目が入る


ライル 「うらァっ!」ヒュンッ!! もう一本の剣を振るう


さとり 「【想起 波と粒の境界】」ビュンッ!! 弾幕をライルに向けて放つ


ライル 「っ!!」ヒュゥゥッ!! 風を使って急速に後ろへ下がる


ヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュッッッ!!!!!! さとりの弾幕がライルに向かっていく


ライル 「うわぁぁぁぁぁっっ!!!!!!」スパスパスパスパッッッ!!!!!! 向かってきた弾幕をすべて斬っていく


さとり 「なっ!?」


ライル 「はあっはあっ…!!」ブルブル…


燐 「にゃ~…まだ頭が…」クラクラ…


さとり 「…ライルさん」


ライル 「(殺さなくきゃ…早く殺さなくちゃ俺がやられる!昔みたいに…殺される!!)」ハァッ!!ハァッ!!…


さとり 「(っえ?ライルさんの昔…?)」


ライル 「(もうそんな目に会いたくないから名前を変えたのに…このままじゃ名前を変えた意味がない!!)」ハァッ!!ハァッ!!…


さとり 「(…名前を変えた?一体どういうこと?さっきから何を心の中で考えているの?)」


ライル 「(また…同じ目に!本当の名前が広まらない為にも早く殺さないと!!)」ハァッ!!ハァッ!!…


ライル 「(敵はみんな殺す…絶対に殺す!殺さないと俺の命が危ない!!)」ハァッ!!ハァッ!!…


さとり 「…」


ライル 「絶対に殺す!!」ヒュンッ 風の剣を作り出す


ライル 「うぉぉぉぉぉっっ!!!!!!」ヒュンッ!! さとりに向けて風の剣を振るう


さとり 「…」スゥ…


さとり 「【あなたの敵は私なんですか?】」


ライル 「っ!!」ピタッ!!


さとり 「…」剣との距離数ミリで止められる


ライル 「はぁ…はぁ…」カタカタ…


さとり 「…大丈夫ですか 落ち着けそうですか?」


ライル 「…すまない まだ頭ん中がおかしい…」シュンッ… 風の剣を消滅させる


さとり 「…そうですか」ギュッ ライルに抱きつく


ライル 「っ! なにを…」


さとり 「心を落ち着かせようと思い抱きつきました この方が早く落ち着くはずです」


ライル 「…すまない すごく助かるよ…」ハァ…ハァ…


さとり 「謝らないで下さい 私のせいで起こってしまったことなんですから」


ライル 「でも、もう少しで俺はさとりを…」


さとり 「気にしないで下さい 私は生きているのですから」


ライル 「…さとり…」ハァ…ハァ… 段々と落ち着きを取り戻してくる


燐 「んー…ひどい目に遭ったにゃー…ってあれ?」


ライル 「…」ハァ…ハァ…


さとり 「…」


燐 「…えっと、アタイ邪魔ですか?」


さとり 「…お燐」


燐 「はい?」


さとり 「今すぐ壁を治しなさい!」ギロッ!!


燐 「はい!!!?」ビクッ!!


さとり 「ついでに明日の朝食抜き!!」


燐 「えぇー!!!?」ガーン!!


ライル 「壁治すのは俺も手伝うよ」


さとり 「あなたは駄目です まだ落ち着いてないでしょ?」


ライル 「もう平気だよ 心配するな!」


さとり 「でも…」


ライル 「それに壁をやったのはおれだ 俺の責任なんだから俺が治すのが当たり前だろ?」


さとり 「それはお燐のせいで!」


ライル 「それじゃ手伝うってことじゃためか それならいいだろ?」


さとり 「…なにを言っても無駄のようですね わかりました あなたがそれでいいのでしたら許可します」ハァ…


ライル「はは!ありがとな?さとり」ナデナデ


さとり 「…」///頭を撫でられて赤面する


ライル 「それじゃ始めるとするか?」スゥ…


燐 「では、あなたはこっちを…」


ライル 「ミレイユ 頼む」ヒュンッ


ミレイユ 「はーい!」ニコッ


さとり&燐 「「…っえ?」」


ミレイユ 「【オブジェクト・ヒール】」ヒュインッ 壁が光り始める



オブジェクト・ヒール=生命の持たないものをなおす魔法(主に物質関係)



亀裂の入った壁 「」シュゥゥ… 壁に入った亀裂が治っていく


燐 「壁が!?」


さとり 「治っていく…?」


ミレイユ 「…ふぅ これで目立たなくなりましたね」シュゥゥ…


燐 「…」(゜Д゜)


さとり 「ライルさん…じゃないですよね?」


ミレイユ 「はい 私はライルさんではありませんよ」


ミレイユ 「私はミレイユ・ディスト ライルさんの中に存在する人格者です!」


燐 「二重人格!?」


ミレイユ 「いえ、多重人格です」


さとり 「…と言うことは他にもいるってことですか?」


ミレイユ 「そういう事です!」


さとり 「…」唖然


ミレイユ 「それでは、私の用は終わったのでライルさんに戻りますね?」


さとり 「おっ…お願いします」


ミレイユ 「」ヒュンッ


ライル 「…ふぅ」


燐 「…」


さとり 「…あなたは不思議な方ですね?」


ライル 「まぁな」


さとり 「…それとさっき試したいことがあると言ってましたが?」


ライル 「おっと そうだった」


ライル 「さとり 今お燐の心を読んで見てくれないか?」


さとり 「? わかったわ」ジー…


燐 「(明日のご飯が~…とほほ)」


さとり 「…読みましたけど、これがなにか?」


ライル 「そのまま心を読んだままにしてくれないか?」


さとり 「わかりました」ジー…


燐 「(でもアタイが料理するからつまみ食いしてもばれないよね うん!絶対大丈夫!)」


さとり 「…」イラッ


ライル 「ブレイク 頼む」


ブレイク 『あいよ』ヒュンッ 左手にブレイクを出す


ライル 「さとり 手を貸してくれないか?」


さとり 「?」スッ


ライル 「…」ガシッ さとりの手を掴む


燐 「(そうすればっ)」プツンッ お燐の思考が途切れる


さとり 「っえ!?お燐の思考が消えた!?」


ライル 「消えたって言うか 今俺は無効の能力を使ってるから今は能力が発揮されないって言った方が良いかな?」


さとり 「…」


ライル 「…嫌だったか?さっき能力がなければ良かったと言ってたから…」


さとり 「…ずっとこのままですか?」


ライル 「いや、俺の左手がさとりに触れてる間だけ聞こえないんだ」


さとり 「…そうですか ずっとがよかったです…」


ライル 「…すまん なんか期待させて」


さとり 「冗談です 少しの時間だけでも能力が使えなくなったのは嬉しかったです」


さとり 「ありがとうございます ライルさん」



? 『ありがとね?ライル』脳裏に横切る記憶



ライル 「っ!?」ビクッ


さとり 「?」


燐 「では私は先に睡眠をとらせてもらいまーす!おやすみなさい」ガチャッ


タッタッタッ…パタンッ


ライル 「…」


さとり 「…ライルさん どうしましたか?」


ライル 「…っん?何が?」


さとり 「なにがじゃありませんよ いきなり驚いた顔をしたので心配したんですよ?」


ライル 「…気にしないでもらえないか」


さとり 「…っえ?」


ライル 「…」


さとり 「…わかりました(落ち込んだような表情…しかもなにも考えていない 心の中でも思いたくいほど言いたくないのね)」


ライル 「…そろそろ帰らないとまずいな 今日はもう帰るよ」


さとり 「わかりました それでは外まで送っていきますよ」


ライル 「いや、一人で大丈夫だよ?ここまでの道のりは覚えてるから平気だ」


さとり 「旧地獄街道にはいろんな妖怪が居るので危険です 私も外に出るまで一緒に行きます」


ライル 「でもそれだとさとりが俺を送り終わったら一人になるから今度はさとりが危なくなるだろ?」


さとり 「この地底は私の敷地内…私を知らない妖怪はいません なので私に近づく者は数少ないですよ」


ライル 「でも…」


ライル 「…それじゃ、お願いしようかな?」


さとり 「はい わかりました」













旧地獄街道ー入口前



さとり 「ここまで来れば平気ですね」


ライル 「あぁ!ここまで来れば大丈夫だ ありがとな」


さとり 「また遊びに来て下さいね?」


ライル 「もちろん!それじゃ」フワー…


さとり 「はい それでは」


さとり 「…」


さとり 「…何かようですか?勇儀さん そんなところに隠れて」


勇儀 「気づいてたのかい?」スッ… 岩陰から顔を出して現れる


さとり 「あなたの考え事が私に聞こえていたのでわかりました」


勇儀 「あっちゃー…そう言えばあんたは相手の考え事を聞いちまうんだったなぁ?隠れてたつもりだったんだけど…まっ仕方ないか」


さとり 「それで何か用なんですか?大体の内容は聞こえてましたが」


勇義 「いやなぁに!ちょっとあいつのことが気になってな!」


さとり 「ライルさんのことですか?」


勇義 「あぁ さっき私と殺りあって気になることがな?」


さとり 「えっ!?あなたライルさんと殺りあったの!?」


さとり 「ライルは人間なんですよ!手加減してもあなたの力で拳が入れば…」


勇義 「負けたよ」


さとり 「…っえ?」


勇義 「確かに私の拳を喰らえばどんな相手だって無事じゃすまない…でも、あいつは私の拳を避けて仕舞いには背後まで取られて負けちまったよ」


さとり 「…あなたがですか?」


勇義 「油断し過ぎたのかもしれない…でも、背後を取られた時点で負けだ 私も落ちたねぇ?」ハァ…


さとり 「…」


勇義 「それでライルの剣の構えや動きが明らかに素人の動きじゃないと思ってな あいつが何者なのかが気になったんだが…なにか知ってるか?」


さとり 「…残念ながら」


勇義 「…そうか」


さとり 「ですが一つだけ注意して置くことがあります」


勇義 「注意?なんだい?」


さとり 「ライルは自分の世界に居たとき、相当ひどい目に会っていたみたいです それに触れないよう気をつけて下さい」


勇義 「…わかった」


勇義 「まっ仮にアンタが他にも知っていたとしても聞かない方が良いみたいだね?」


さとり 「…」


勇義 「私は一つでも教えてもらったから自分の寝ぐらに戻って寝るわ 誰にでも言いたくないことなんてあるからな?」


さとり 「嘘や隠し事を嫌う鬼が言う言葉ですか?」


勇義 「さすがにひどい目に会ってたって聞いたら聞けないだろ?」


さとり 「…ありがとうございます」


勇義 「礼を言われる事じゃないよ それじゃ、私は寝る」タッタッタッ…


さとり 「…」













博麗神社ー鳥居近く



ライル 「っと」スタッ 地面の上に降りる


ライル 「けっこう長居しちゃったな アリスも風呂上がってるだろうし、早く霊夢に帰って来た事を知らせないとな」


ライル 「風呂入ってる時に霊夢が覗いてこなければいいが…心配だなぁ」タッタッタッ…


シーン…



ライル 「…?」ピクッ


ライル 「(…やけに静かだな?風も無風に近い状態だからよけいに静かに聞こえるな もうみんな寝たのか?)」


ライル 「…」スゥ… 耳を澄まして音を聞きとる



シーン… 耳を澄ませるが物音ひとつ聞こえない



ライル 「(…物音もしない それに人が居る気配がしない?)」


ライル 「(また歩き出したら嫌な予感がする…なんだこの感じ 一体どうしたんだ?)」


ライル 「…」



…ザッ


ライル 「だれだっ!」


シーン…


ライル 「…あれ 気のせいか?今なにか音がしたような…」


スゥ…スチャッ


ライル 「っ!?」首元にナイフを突きつけられる


? 「随分と警戒を取ってたみたいだけど俺には意味ないぜ?ライル」ニヤッ


ライル 「…ヤン お前、なんで幻想郷に?」


ヤン 「あぁん?なんでってお前を殺すためだよ!それ以外に何があるんだよ?」


ライル 「…確かにそれもそうだな」


ヤン 「と言うわけで」スチャッ


ヤン 「死ね!」シュンッ!!


グサッ!!シュウウ… ライルの首元にナイフを刺すが風分身で消滅する


ヤン 「っな!?」


ライル 「」ヒュンッ ヤンの背後を取り戦闘態勢に構える


ヤン 「やべっ!」


ライル 「【竜巻】」ヒュゥゥゥッ!!!! ヤンの周りに竜巻が発生させる


ヤン 「っち!【セスナ】」ブワンッ!!ヒュゥゥ… 周りに黒いオーラを出して竜巻から身を守る



セスナ=自分の周りに闇のオーラを出して相手の攻撃を防ぐ技 軽い攻撃なら守ることができる



ライル 「【風の槍】」シュンッ 手に風の槍を作る


ヤン 「【闇 ブラックバード】」ヒュンッ 黒い鳥が現れる



ブラックバード=黒い鳥を作り出して相手に突撃させて攻撃する技 防御力がないため一度でも攻撃食らったら消滅する




ライル 「くらえっ!!」ビュンッ!! ヤンに向けて槍を投げる


ヤン 「行け!ブラックバード!」シュンッ!! ライルに向けて黒い鳥を放つ


ライル 「おっと?」シュンッ!! ブラックバードはライルの横を通り過ぎる


ヤン 「っち!」シュンッ ライルの投げた槍をかわして通り過ぎる


ライル 「【光剣の風】」シュンッ ビュンッ!! 光に包まれた剣を作り出してヤンに向けて投げる



光剣の風=光の剣を作り出して闇の住民に大ダメージを与えられる剣



ヤン 「【フルナイトシールド】」シュンッ…ガキィンッ 目の前に黒い大きな盾を作り、光剣をはじき返す…が相手の姿が見えない



フルナイトシールド=目の前に巨大な闇の盾を作り出す技 防御力は凄まじく高いが前が見えなくなるのがデメリット



ライル 「…」スッ… ヤンに指を立てて差す


ヤン 「っち!」シュンッ シールドを消滅させる


ライル 「…BAD」


ヤン 「っ!? おいおいまじかよ!?」


ライル 「END…」


ヤン 「やっべ!!」ヒュンッ!! 闇の異次元空間を作る


ライル 「NIGHT!!!!」


グニャァ~… ヤンの周りの空間が歪み始める


ヤン 「撤退!!」ダッ!! 異次元空間の中に逃げ込み撤退しようと…


ライル 「逃がさねぇよ!」スッ



ズドォォォンッッッ!!!!!! ヤンの心臓に強い衝撃を与える


ヤン 「ぎゃぁぁぁぁぁぁッッッ!!!!!!」


シュンッ… ヤンが作った異次元空間が消えていなくなる



BAD END NIGHT=空間を歪ませて相手の心臓に強い衝撃を与える一撃瀕死技…だが、相手が闇の住民で闇濃度が濃ければ濃いほど威力は弱まる



ライル 「…一応当たったみたいだな にしてもなんでヤンが幻想郷にいるんだ?あいつは俺の世界にしか現れなかったはず…」


ライル 「なんで…」


…キュインッ!!


ライル 「…ヤンが付けてた結界が解けたのか 道理で静かだったわけだ」



チョッヤメナサイヨ!? 寝室から叫び声が響いている


イイジャナイ?チョットクライ…


ソウダゼ?アリス ベツニヘルモンジャナイカライイジャナイカ!


ソウイウモンダイジャナ…キャァッ!?


アリスノナマアシ ハァハァ…



ライル 「…外までだだ漏れだな?霊夢たちの声…」


ライル 「早く止めないとにアリスが大変な事になっちまう!」タッタッタッ!!…








博霊神社ー寝室



アリス 「ちょっ!霊夢止めて!?」///


霊夢 「止めてって言っても止めないわよ?」///ワキワキ… エロい手つきで胸を触ろうとする


魔理沙 「おっ!?次は胸か!行ったれー!霊夢!」ググッ… アリスを抑えてる


アリス 「…いっいや!」ジワッ…


スッパ-ン!!



ライル 「霊夢ー!!お前いい加減にしろー…よ?」


アリス 「…っえ?」黒い下着を付けて魔理沙に取り押さえられてる


霊夢 「ライル!ちょうど良いところに来たわ!」


魔理沙 「あっ…まずいぜ」


ライル 「…わるい 邪魔したな」スー…パタンッ 襖を閉め治す


アリス 「きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」///








アリスを救助しました



寝床



ライル 「…」( ^言^ )


アリス 「…」///ライルの後ろに避難してる


霊夢 「痛い…」ヒリヒリ… ライルにゲンコツされて正座している


魔理沙 「同じく…」ヒリヒリ… 同じくライルにゲンコツされて正座している


ライル 「二人とも アリスに言うことは?」


霊夢 「もうしません…」


魔理沙 「同じく…」


ライル 「それもあるけど謝るのが先だろ」


霊夢 「ごめんなさい…」


魔理沙 「ごめんだぜ…」


ライル 「まったく…アリス大丈夫だったか ケガとかしてないか?」


アリス 「えっえぇ…大丈夫よ ありがとう助けてくれて…」///


ライル 「礼を言われるような事はしてないよ それに…俺も悪かったな?アリスの…その…しっ下着姿を見ちまって」///


アリス 「きっ気にしてないわ 本当に…」///


ライル 「…」///


アリス 「…」///


霊夢 「…? ライルその首どうしたの?」


ライル 「…くび?」タラー…


魔理沙 「血が出てるな どうかしたのか?」


ライル 「…」


ライル 「(ヤンのブラックバードがかすったのか?痛みがなかったからわからなかったけど 完全に避けたと思ったんだけどな…)」


霊夢 「…ヤンと殺りあってたの?」


ライル 「っ!?」ギクッ


魔理沙 「…ヤン?」


アリス 「ってだれ?」


霊夢 「そうなんでしょ ライル」


ライル 「…あぁ 今さっきまで殺りあってたよ?ヤンとな」


霊夢 「…やっぱり」


アリス 「ねぇ霊夢 そのヤンって人はどんな人なの?」


霊夢 「…ライルを殺そうとしてる」


霊夢 「【異次元の暗殺者よ】」


魔理沙 「なっ!?」


アリス 「異次元の暗殺者!?」


ライル 「…なんで知ってんだ?俺話したことないよな」


霊夢 「ライルの世界に居たときにライルがヤンと殺りあってるとこを何回も見たのよ」


ライル 「…見られてたのか けっこう気にして戦ってたんだが」


アリス 「なんでライルを殺そうとしてるの?何かしら理由があるの?」


ライル 「…邪魔なんだとよ」


アリス 「…じゃま?」


ライル 「俺の世界で能力を使える人物は俺しかいないんだ しかもその世界の核となる人物が俺だってヤンが言ってたんだ」


魔理沙 「世界の…核?」


ライル 「あぁ 世界の核となる人物が存在するといろいろとめんどうみたいでな 俺が存在するだけで自由に人を殺し回ることが出来ないみたいなんだ」


ライル 「だからヤンは世界の核となる俺を殺そうとしてるんだ 俺を殺せば俺の世界での暗殺が楽になるらしいからな」


魔理沙 「…それで狙われてるのか?」


ライル 「そういう事だ まったく何で俺なんだよ 俺が世界の核っておかしいだろ?」


魔理沙 「…」


ライル 「…さてと」スクッ


タッタッタッ… ライルが急に中庭へ続く襖の方へ歩いていく


アリス 「…ライル?」


霊夢 「どこに行くのかしら?ライル まさかここから遠くに行こうなんて考えてないわよね」


ライル 「…わかってんだろ?霊夢 俺がここにいるだけで危ないんだぞ」


霊夢 「えぇ もちろんわかってるわ?でも行かせないわよ」


ライル 「…殺されるかもしれないんだぞ?俺と関わってるだけでいろんな奴に狙われるんだぞ」


魔理沙 「見くびってもらっちゃこまるぜ 私たちはそこまで弱くないぜ?」


アリス 「そうね 私だってそんじゅそこらの妖怪や妖精には負けないわ」


ライル 「相手は闇を操る人間だ 闇系統の能力の技を食らったら只じゃすまないぞ?」


アリス 「黒魔術的な物かしら?闇の能力って」


ライル 「…それに近いものだな 全部が全部で一緒とは言わないが」


アリス 「なら大丈夫よ 黒魔術の事なら多少知ってるわ?対黒魔術対策も知ってるから大丈夫よ」


ライル 「そこまで甘くない 黒魔術は普通の魔法や魔術と違って複雑なものなんだ!魔法使えるからと言って安心なんかできない!」


霊夢 「なら私達を守りながら戦えば良いじゃない そうでしょ?」


ライル 「それは…」


魔理沙 「霊夢の言うとおりだぜ!そこまで心配するなら私達を守りながら戦えば良いんだぜ!」


ライル 「…でも、万が一の事があったら…」


アリス 「そんな事言ってたらキリがないでしょ?あなたは紫にこの世界にいるよう言われたんだからその責任を持ちなさい」


アリス 「【それに守れなかったら守れなかった時よ】」


ライル 「っ!!」ギリッ


霊夢 「アリス!?それは言っちゃ…」


アリス 「霊夢は黙ってて」


霊夢 「っ!」


アリス 「あなたは万が一の時の事を考えてるみたいだけどその考えは捨てなさい そんなこといちいち考えてたらなにもできないわ!」


ライル 「っ!!!!」ギリッ!!


魔理沙 「ちょっ!?あっアリス少し落ち着け…」


アリス 「そんなことを考えていたら誰も救えないわ!守ること強く思えば良いのよ!」


アリス 「あなたは皆を守りたいという思いがあるのなら絶対守るって事だけを考えなさい!!」


ライル 「っ!」ハッ


アリス 「私が言いたかった事はそれだけよ わかってもらえたかしら?」


ライル 「…たしかにな 万が一の事なんて考えてたら救える者も救えなくなるな」


ライル 「それにみんなを巻き込んじまったら絶対守れば良い…必ず!」フッ


アリス 「…わかったようね?」


ライル 「あぁ!いつも暗い事をばかり考えてたからわからなかったけど、アリスが教えてくれたから気付く事が出来たよ!ありがとな」


アリス 「私は助言を言っただけよ?答えを見つけたのはライルなんだからお礼を言う事はない…」 シュンッ!!



ドスゥッ!!!!!!


霊夢 「…っえ?」


アリス 「っ!!!!!!」襖から伸びた闇の刀がアリスの右肋骨に赤く光って貫く


魔理沙 「なっ!?」


ライル 「ーっア」


ライル 「アリスーッ!!!!!!」



ガシャンッ!!!! 襖の戸が破壊されて闇の刀が消える



ヤン 「ひひっ!なにが絶対守るだ?冗談は寝言だけにしとけよな!」ニヤッ


霊夢 「ヤンっ!!!!」


魔理沙 「っ!!!!」スッ すぐさま八卦炉を構えて戦闘態勢に入る


ヤン 「ひひっ!お前らの話し聞いててもつまらなかったから思わず刺しちまったよ おもしろくねぇおもしろくねぇ…ッゴフ!!」ビチャッ!!


ヤン 「くそ…まだライルから食らった傷が治らないか とりあえずここだと狭いから広いところで殺り合おうぜ!」タッタッタッ!!


霊夢 「待ちなさい!!」ビュンッ!!


魔理沙 「野郎っ!!」ダッ!!



ライル 「…アリス……」


アリス 「」ダラダラ… 刀が抜かれて刺された場所から赤黒い血が流れ出て畳の上に広がっていく


ライル 「…」



? 『…ーー……』脳裏に横切る記憶


ライル 「ーっ!!!!!!」ギリッ!!!!



ヤン「ひひ!次はお前らの番だ?一人ずつ殺してやるよ!」


霊夢 「よくもアリスをやってくれたわね あんただけは許さないわ!!」スッ 霊符を取り出して構える


魔理沙 「ぜったいに殺すっ!!」ギリッ!!


ヤン 「ひひ!やってみろ!!」スチャッ 闇の剣を作り構える



ライル 「…悲しき思い、ここで見せつける」


霊夢&魔理沙 「「…っえ?」」


ライル 「悲しき事だけでなく、怒りを現す事にもなりうる…それは皆わかること」タッタッタッ…


ヤン 「…なっなんだ?」


ライル 「怒りで人を殺す事は出来ぬ それは当たり前のこと それも皆わかること…」タッタッタッ


ライル 「だからその怒り 悲しみを合わせる事で出来る強大な攻撃」スッ…


ヒュォンッ!!!!!! ライルの頭上に黒い球体が現れる



ヤン 「なっ!?闇魔法!!!?」


霊夢 「っえ!?」


ヤン 「バカな!?お前はBAD END NIGHT以外の闇技は使えないはず!?」


ライル 「自分の理性とは関係なく殺すことに適する!今ここで見せつけるとき!!」シュゥゥッッッ!!!!… 黒い球体が段々と大きくなっていく


ヤン 「っち!」スッ ヒュインッ!! 闇の異次元空間を作り逃げようと…


霊夢 「逃がさないわ!【霊符 呪術封印 範】」ヒュンッ!!


パリーン!! 闇の異次元空間がガラスのように割れてなくなる



霊符 呪術封印 範=使用者から半径十m以内の能力を全て無効にする(自分も使いなくなる上、数秒しか使えない)



ヤン 「っな!?」


ライル 「その攻撃で相手を屍と化せ!!」


ライル 「【Gran haideath night】」スッ


ビュゥゥゥンッ!!!!!! 黒い球体はヤンの方へ飛んでいく


ヤン 「っう!?」


ヤン 「ウギャァァァァァッッッ!!!!!!」シュゥゥッッッ!!!!!!… 黒い球体の中に飲み込まれて姿が消える



Gran haideath night=自分の頭上に黒い球体を出現させその球体を相手にぶつける 当たった相手は屍と化す…が相手の闇の濃度が濃ければ濃いほど相手へのダメージが弱まり屍と化す事が出来ないときもある 属性・闇



ライル 「…」ハァ…ハァ…


霊夢 「…らっライル?」


ライル 「…ヒーリング」ヒュンッ



アリス 「」シュゥゥ… 傷口に光の玉に照らされて治療されていく


アリス 「…っん……」スゥ…


魔理沙 「アリス!!」


アリス 「…あれ?私…生きてる?」


ライル 「」ガクッ


霊夢 「ライル!?」ダッ!!


ガシッ!!


ライル? 「」霊夢に支えられる


霊夢 「…気を失ってるだけ、よね?」


ミレイユ 「はい ライルさんは気を失ってるだけですよ?」


霊夢 「…っえ?」


ミレイユ 「お久しぶりです霊夢さん またお会い出来て光栄です!」


霊夢 「…そのしゃべり方 まさかミレイユ?」


ミレイユ 「はいそうです!それともう少しだけ支えててもらえないでしょうか?まだ体力が戻らなくて…」グテー… 現在霊夢の腕に寄りかかってる状態


霊夢 「わかったわ それと、さっきの攻撃って…」


ミレイユ 「はい 私の唯一の攻撃魔法です!ライルさんより強力な魔法なのであまり使用しないよう言われてるんですが使ってしまいました」


霊夢 「…あいつはどうなったの?」


ミレイユ 「…お聞きしない事を進めます」


霊夢 「…そう」



魔理沙 「アリス大丈夫なのか!平気なのか!?」


アリス 「えっえぇ 別になんともないわ?今のところ痛くもかゆくもないわ」


魔理沙 「あんなに鋭く刺されたのにか!?」


ミレイユ 「大丈夫ですよ魔理沙さん 傷はライルさんが完全に治癒しましたから!」


魔理沙 「…さん?」


ミレイユ 「このような格好で何ですが私はミレイユ・ディスト ライルさんの多重人格者の一人です」


魔理沙 「三人目!?」


霊夢 「こんな格好って…誰のせいでこうなってると思ってるよの?」


ミレイユ 「すみません まだ力が入らなくて…」


霊夢 「まったく」


アリス 「あなたが私を助けてくれたの?」


ミレイユ 「いえ、私ではなくライルさんが私を一部出して回復魔法を唱えたので私は何もしてないです」


アリス 「でもあなたが居なければライルは使えなかったのよね ならあなたに礼を言うわ」


ミレイユ 「【いえ、元々はライルさんが使っていた能力ですから?】」



霊夢&アリス 「「…っえ?」」


ミレイユ 「はっ!?まずいです!」


霊夢 「どういうこと?元々はライルが使えてたって?」


アリス 「ライルは回復魔法を使えないからあなたを呼んだのよね?元々は使えてたってどういうこと?」


ミレイユ 「あぅ…私はなにも言ってません なにも言ってませんよ?」


ミレイユ 「あとはよろしくお願いします!」ヒュンッ


霊夢 「あっ待ちなさい!」


アリス 「…変わったわね」


霊夢 「えぇ…確実に変わったわ ライ…」


? 「だからって…」


霊夢 「っえ?」


? 「だからって何で俺なんだミレイユ!おかしいだろ!」


アリス 「…ライル?」


魔理沙 「には見えないぜ」


? 「あのやろう…後で覚えてろよ!」ワナワナ


霊夢 「…その口調 もしかしてキール?」


キール 「あぁ ミレイユに無理矢理出されて登場だよ?」ピクピクッ


アリス 「キール?」


霊夢 「ライルの多重人格の一人よ」


魔理沙 「早くも四人目!?」


キール 「霊夢 もう支えは平気だから離しても大丈夫だ」


霊夢 「そう?わかったわ」スッ…



…ドサッ


ヤン 「ゴフッ!!テメェラ…絶対っ殺す!!」フラッ…フラッ… 黒い球体が消滅して吐き出され、負傷しながらも立ち上がる


霊夢 「ヤン!?」スッ 霊符を取り出して構える


魔理沙 「まだ生きてのか!!」スッ 八卦炉を構える


アリス 「上海!」スゥ…


上海 「シャンハーイ!」上海に槍を持たせて戦闘態勢に入らせる


キール 「ほぅ?あの技を食らってまだ生きてられんのか」


ヤン 「闇同士は相性が悪いからなっゴフ!!くそ…」ゼェー…ゼェー…


キール 「そうか…なら」スゥ…


ダンッ!! 一瞬にしてヤンの前に移動する


全員 「「っえ!?」」


ヤン 「なっ!?」


キール 「【三大拳】」スゥ… 拳を構える



三大拳 bullet&burst&徹甲弾=拳を三回連続でぶつける技 自分の体力を一気に減らして威力を高める為あまり連続では出せない(最後の徹甲弾は食らえば数秒後に先程受けた拳の反動が再び襲う)



キール 「【ブレッド】」ドスッ!!


ヤン 「ぐおぉっ!!!?」溝に拳が入る


キール 「【バースト】」ガンッ!!


ヤン 「っ!!!!」顔面に拳を食らう


キール 「【徹甲弾】」ブォンッッ!!!!!!


ゴシャアッ!!!!!!


ヤン 「がっはぁぁっ!!!!!!」胸に拳が入り肋骨などが数本折れる


ズザァァァァ!!…


ヤン 「この…ヤロー……!!!!」プルプル…



ドゥンッッ!!!!!!


ヤン 「がはぁっ!!!?」ビチャァッ!!!! 盛大に血を吐き出して中庭に撒き散らす


キール 「徹甲弾の攻撃を食らった奴は数秒後同じ場所にもう一度反動を受ける なかなか強いだろ?」


ヤン 「がぁっ!!ちく…しょう……ゴハァッ!!!!」ビチャッ!!!!!!


ガクッ…バタンッ…



ヤン 「」倒れて動かなくなる


魔理沙 「…やった、のか?」


霊夢 「…みたいね」


キール 「全員そこから動くな」


全員 「「…っえ?」」


キール 「ライル 起きたなら変われ?相性が悪すぎる!」


ライル 『わかった』


ヒュンッ


ライル 「…いつまで隠れてんだ?いい加減出てこいよ」


…シュタッ


? 「…」全身黒いオーラに包まれて顔どころか姿形すらわからないが人間だと思う人がどこからともなく現れる


魔理沙 「なっなんだ…あれ?人…か?」


アリス 「…すごく気持ち悪いわね あの黒いオーラ…嫌な予感がするわ」


霊夢 「(…どこかで見たような…?)」


ライル 「なんでお前がここに居る?答えろ」


? 「…」


ライル 「…っ」ギリッ!!


ライル 「やっぱりなにも反応しねぇか!!」ビュンッ!!!! 謎の人物に突っ込む


霊夢 「ライル!?」


ライル 「死ねぇぇぇぇっ!!!!!!」ヒュンッ 風の剣を作り構える


? 「…」ライルが目の前にいるのに微動だにしない


ライル 「はぁっ!!!!」シュンッ!! 謎の人物の首元に目掛けて風の剣を思いっきり振りかざす


? 「…」ヒュンッ 身体を後ろに傾けてライルの攻撃をかわす



シュン…ドスゥッ!!!!


ライル 「かはァっ!!!?」溝に拳を食らう


? 「」ゲシィッ!!!!!!


ライル 「おぼぉをぉおぉっっ!!!!!?」腹に蹴りを入れられて飛ばされる


ガンッ!!!!


ライル 「っ!!!!!!」頭を中庭に植えられてる木に強打する


ドサッ…


ライル 「っ…」意識が遠のいて気を失う


霊夢 「ライルっ!!!!」 


魔理沙 「なんだあいつ!?ライルが一瞬でやられたぞ!!」


アリス 「しかもかなり動きが早いわ!!」



? 「…」タッタッタッ… ライルに近づいていく


霊夢 「あんた!!ライルに近づくんじゃないわよ!!」スッ


霊夢 「【霊符 無双封印】」シュンッ!! 霊符が?の周りにばらまかれる


? 「…」


霊夢 「はぁぁぁぁっっっ!!!!!!」シュシュシュシュシュ!!!!!!


? 「…」スゥ…


ザァンッッッ!!!!!! 一瞬にして素手で全ての霊符が切られる


霊夢 「なっ!!!?」


? 「」ヒュンッ!! 一瞬にして霊夢の目の前に現れる


霊夢 「(まずいっ!!!!!?)」


魔理沙&アリス「「霊夢っ!!!!!!」」


? 「…」スゥ… 手に拳を作り構える


霊夢 「(やられる!!)」


? 「」シュンッ!! 霊夢の溝にめがけて拳を…



ライル? 「…やめろ 間宮」


間宮 「っ!」ビタァッ!! 霊夢の首元ギリギリで止める



霊夢 「ーっ…」ツー…


ライル? 「さっさとヤンを連れて自分の世界に帰れ さもなくば我が相手するぞ?」


間宮 「…」スゥ…


タッタッタッ…ガシッ


ヤン 「」間宮に襟を掴まれて運ばれる


間宮 「…」スゥ…


グニャァ~… 闇の異次元空間を作る


タッタッタッ…ヒュンッ 間宮は異次元空間の中に入り異次元空間は消える



霊夢 「ーった」


霊夢 「助かった…」ガクッ


ライル? 「おっと?大丈夫か」ポスッ 霊夢を支える


霊夢 「えぇ 大丈夫よ…ありがとう」


ライル? 「無理はするな 力が入るようなるまで支えよう」


霊夢 「…っえ?」


魔理沙 「なぁライル さっきの奴は一体なんだったんだ?お前が一瞬でやられるなんて…」


ライル? 「さっきの奴は【闇 間宮】闇の世界に存在する住民の一人だ」


アリス 「闇の住民…?」


ライル? 「あぁ 心が闇に犯された者達を飲み込み、超人的な能力を付けてただ人を殺す事だけを考えてる奴らだ」


魔理沙 「ただ人を殺す事だけ…」ゴクッ…


ライル? 「能力は人によって違うが間宮の能力は【闇の風を使う能力】厄介な能力だ あいつを相手するのは骨が折れる」


霊夢 「…ねぇ、あなただれ?」


ライル? 「っん 我か?」


魔理沙 「なに言ってんだ霊夢 今はライルだろ?」


アリス 「…違うと思うわ」


魔理沙 「っえ?」


霊夢 「ライルは敵と見なした相手だけ気迫を出すのにあなたは出しっぱなしなのよ しかも凄い威圧感だし…」


ライル? 「…まぁ、隠すこともないし答えるとしよう」


ゼウル 「我はゼウル・ディスト ライルの中に存在する人格者だ」


魔理沙 「早々と五人目ー!!」


アリス 「魔理沙一々うるさい」


魔理沙 「はぅっ!!」


霊夢 「初めて聞く名前ね あなたどういう人格なのかしら?」


ゼウル 「悪いがそれは話せない 今回はライルが危険な状態だったから止む得まいで出てきたが本来は出てこないようしてるんだ」


霊夢 「それはなぜ?」


ゼウル 「…話せない」


霊夢 「…わかったわ 話せないなら仕方ないわ」


ゼウル 「恩に着る」


霊夢 「あと支えはもう平気よ 支えてくれてありがとね」


ゼウル 「ん、そうか?それならいいのだが」スゥ…


霊夢 「ふぅ…」


ゼウル 「そろそろライルに戻るか?」


霊夢 「そうしてほしいわ」


ゼウル 「わかった ライル、もう大丈夫か?」


ライル 『あぁ…もう大丈夫だ 入れ替わってもらってすまないな?』


ゼウル 「構わない それじゃ入れ替わるぞ?」


ライル 『あぁ わかった』ヒュンッ


ライル 「…ふぅ?」


霊夢 「ライル!傷は大丈夫!?痛くない!?」


ライル 「えっ?あっあぁ、傷はないけど痛みが少しあるってぐらいかな」


霊夢 「痛いの!?なら今すぐ服を脱いで!」ガバッ!! ライルの服に手をかける


ライル 「大丈夫だから一々服を脱がそうとするな!」ガシッ!! 霊夢の腕を掴んで阻止する


魔理沙 「(他の人格者との差が激しい…)」 ソレデモイチオウミタイワ!ハヤクミセテ!


アリス 「(いつもの光景…)」/// ダイジョウブダッテ!ダカラコノテハナセ!


霊夢 「痛みが広がったらどうするの!?」


ライル 「ミレイユ使うから平気だよ!」


霊夢 「」ピクッ


ライル 「? …霊夢?」


霊夢 「…ねぇライル あんた回復能力使えるの?」


ライル 「っえ?…使えないけどなんでだ?」


霊夢 「…いえ、なんでもないわ 気にしないで」


ライル 「?」


アリス 「…ライル お風呂は?」


ライル 「おっと!そうだった」


ライル 「霊夢 俺は風呂入ってくるから襖とか頼むぞ?」タッタッタッ…


霊夢 「えぇ わかったわ」


魔理沙 「さぁて、私達も寝床に戻って寝るとするか!奴らは帰ったみたいだしな!」


霊夢 「その前に襖直さないと…めんどうね」ハァ…


アリス 「…てか、ライル着替えは?」


霊夢 「あっ」













風呂場



カポーン…


ライル 「ふぅ〜…癒されるな?」ヌクヌク…


ライル 「着替えは風で洗ったし、ゆっくり入れるな?ほんと風呂は心が癒される…」


ライル 「…それにしても、なんであいつらがこっちの世界に来てるんだ?あいつらは俺の世界を滅ぼそうとしてたはずなのに…それに俺がこっちの世界に来たことも知らないはず…なのになぜ?」


ライル 「うーん…」



霊夢 「ライルー」 脱衣所から声をかける


ライル 「…どうした?霊夢 そんなところに来て?」


霊夢 「着替えがあるか聞きに来たんだけど…」


ライル 「着替えは風で洗って乾かしたから大丈夫だよ」


霊夢 「そう?あと…」


ライル 「一緒に入らないからな」


霊夢 「ちぇー?」タッタッタッ…


ライル 「まったく…」













八雲家 中庭に通じる通路



藍 「紫様 お酒をお持ち致しました」コトッ


紫 「ありがとう 藍」スッ


藍 「…ところで紫様 一つお伺いしたい事が」


紫 「何かしら?」トポポ…


藍 「今日の朝方連れてきた殿方は一体どのような方だったんですか?なにも聞かされてないんですが」


紫 「霊夢の彼氏よ」


藍 「っえ!?」


紫 「まぁ、その本人はそう思ってないみたいだけどね」クイッ


藍 「…はぁ?それではなにようであの殿方を幻想郷に連れて来たんですか?」


紫 「」ピクッ


藍 「…紫様?」


紫 「…あなた、闇の住民の事は知ってるかしら?」


藍 「えぇ 人を殺す事しか脳がない愚かな者達だと存じています」


紫 「その闇の住民達が幻想郷に入り口を作ったのよ」


藍 「っえ!!!?」


紫 「私一人じゃどうしようも出来ないのよ…かと言って今日連れてきた人間だけに頼っても意味がないわ」


藍 「ではなぜ、あのような人間を連れてきたんですか?人間なんかではどうしようも出来ないのでは…」


紫 「あの人間は普通の人間じゃないわ」


藍 「…っえ?」


紫 「あの子ね 本来なら…」


紫 「【闇の住人だったのよ】


藍 「っえ!?闇の住民!!!?」


紫 「えぇ…とは言っても、わずかに光があったから飲み込まれなかったけどね?」クイッ…


紫 「ん~!おいしっ!」


藍 「なぜそのような危険人物を幻想郷に連れてきたんですか?あぶないじゃないですか!」


紫 「入り口を塞いでもらうためよ」


藍 「入り口?入口とは先ほど話した闇の住民が幻想郷に作った入口のことですか?」


紫 「そうよ ライルは自分の世界の核となる存在…その外界で能力が使えるのはライルだけ」トポポ…


紫 「しかも多くの能力を持って霊夢とお同じくらい強いのよ」クイッ


藍 「霊夢と並ぶ者…と言う事はなかなかの実力者ですか?」


紫 「そうよ おまけに女性思いで素敵だしね!!」


藍 「(何百年も生きてる人が何を言うか…)」


紫 「…今私のことババアと思ったでしょう?」


藍 「いえっ!?滅相もございません!」


紫 「…まぁいいわ」


紫 「後で縛くから」クイッ


藍 「ひいっ!?」ビクッ!!














次の日



博麗神社ー寝床



チュンチュン…チュンッ


ライル 「…っん」スゥ…


ライル 「…朝か?」ヨット…


霊夢 「すー…すー…」ライルの隣で寝てる


魔理沙 「かー…かー…」霊夢の隣で寝てる


アリス 「すぅ…すぅ…」ライルの隣で寝てる(霊夢の反対側)


ライル 「…今何時だ?」チラッ


時計 『午前七時」


ライル 「七時か…昨日皆が寝た時間って何時頃だったっけ?」






昨日の夜…



霊夢 「さーて、ライルを襲うわよ!」


魔理沙 「おーう!」


ライル 「さっさと寝ろ!何時だと思ってるんだ!!」



魔理沙 「まだ一時だぜ?(深夜の一時)」


ライル 「まだじゃなくてもう一時だ!早く寝ろ!」


霊夢 「ライルをあんな事やこんな事をするまでは…!!」///ハアッハアッ…


ライル 「やめろ変態!!」


魔理沙 「良いじゃないか?男だろ?」ニヤニヤ


ライル 「お前は楽しそうに言ってんじゃねぇ!!」


アリス 「…」///カァァ


霊夢 「アリスも準備万端みたいよ?」


ライル 「いや今にも気を失いそうな状況だけど!?」


魔理沙 「気にするな!」


ライル 「気にするわ!」


霊夢 「まぁそれは置いといて」


ライル 「置くな!」


霊夢 「いただきまーす!!」ガバッ!! ライルに飛びつく


ライル 「【風璧】」ヒュー!! ライル側と霊夢側の間に風の壁を作る


ゴンッ!!


霊夢 「はぅっ!!」風の壁に当たる


ライル 「頼むから寝かせてくれ…」ハァ…


霊夢 「むぅー!ライルの世界に居たときは乗ってくれたのに…」


ライル 「…キスだけな」


魔理沙 「じゃあ私は?」


ライル 「おもしろがるな」


魔理沙 「ちぇーっ?」


ライル 「とにかく俺は寝る!起こすなよ?」パサッ…ゴロンッ 布団をかけて寝っ転がる


アリス 「…私も寝るわ」///パサッ


霊夢&魔理沙 「「…っ!」」ニヤッ


ライル 「起こしたら拳一つで済むと思うなよ?」


霊夢&魔理沙 「「っ!?」」ギクッ!!


ライル 「おやすみ」


霊夢&魔理沙「「…おやすみなさい」」シュン…








ライル 「…一時ぐらいかな?けっこう遅く寝ちったな…まぁいいか」


ライル 「…とりあえず朝食作るか」スクッ


タッタッタッ…








数十分後…



フヨォ…


アリス 「…っん?」スゥ…


アリス 「…いい香りね」スクッ


霊夢 「すぅ…すぅ…」


魔理沙 「かー…かー…」


アリス 「…二人は寝てるって事はライルが朝食作ってるのかしら?」


アリス 「…料理出来るのかしら?ちょっと様子みて見ようかしら」スクッ タッタッタッ…








調理場



ライル 「…」トトトトトト…


ライル 「…」ザー…


アリス 「(…ちゃんと出来てるわね?意外にも)」ドアの入口から少し開けて覗いてる


ライル 「…」トトトトトト…


アリス 「(しかも包丁捌きが早い…かなり手馴れてるわね?)」 トトトトトト…


ライル 「ふーっ!!ふーっ!!」ボオオォォッ!! 息を吹きかけて火を強くする


アリス 「(…何を作ってるのかしら?ここからだと見えにくいわね もうちょっとドアを開けて…っと?)」スー…


ガタッ!!


ライル 「っ!?」ビクッ!!


スパッ


アリス 「あっ!?」


ライル 「…」ツー… 指を切る


アリス 「ごっごめんなさい!大丈夫!?」タッタッタッ…


ライル 「…まぁ、これくらいなら大丈夫だけど」


アリス 「指貸して!」


ライル 「っえ?」スッ 思わず差し出す


アリス 「」パクッ ライルの指を咥える


ライル 「っ!!!?」///


アリス 「んっ…ちゅる…」チュー…


ライル 「あっアリス!?」///


アリス 「んっ…ぅん…」チュル…チュク…


ライル 「(なんでそんな色っぽい声を漏らすんだよ!?てかなんで指加えた!?)」///


アリス 「…ぷはぁ これで消毒は大丈夫ね?」ツツー… 唾液が滴り落ちる


ライル 「あっあぁ…そうだな……」///


アリス 「? どうかしたの…っ!?」///カァァ!!


アリス 「(なっ何やってるのよ私!?指の消毒をするためにくっ口でやるなんて!!!?)」///


アリス 「(自分の指も針とかで刺しちゃった時に消毒するために口でやってたからその癖で…!!)」///ギュゥゥ 


ライル「…アリス」


アリス 「えっ!?なっなにかしら!?」///ギュゥゥ!!


ライル 「…痛い」ギュゥゥ!!… 切った指を強く握られてる


アリス 「…えっ?あっごめんなさい!?」バッ


ライル 「ミレイユ」ヒュンッ 右手だけにミレイユを出す


ライル 「【ヒール】」


シュゥゥ… 切った指を治療する


アリス 「…やっぱりそうやって治すのね?」


ライル 「まぁな こうやってやらないとなおせないからな」ヒュンッ ミレイユをしまう


アリス 「…ねぇライル 一つ聞きたい事があるんだけどいいかしら?」


ライル 「なんだ?」


アリス 「ミレイユの能力って元々はライルが持っていた能力なの?ミレイユがそう言ってたけど…」


ライル 「…」


ライル 「さて、さっさと朝食作んないと?」


アリス 「話しを変えないで!」


ライル 「…」


アリス 「どうなの?元々はライルが持っていた能力なの?」


ライル 「…悪いがその事は話せない それ以前に思い出したくないんだ…」


アリス 「…そう、分かったわ 言いたくないなら仕方ないわ 無理に言えなんて言わないわ」


ライル 「すまない」


アリス 「気にしないで 私が言った事なんだから」


ライル 「…朝食はもう少しかかるから茶の間で待っててくれないか」


アリス 「手伝うわよ?」


ライル 「いや、平気だよ あとは皿に移して持って行くだけだから大丈夫だ」


アリス 「…そう?なら茶の間で待たせてもらうわ」


ライル 「おう!できたら持って行くから待っててくれ」


アリス 「わかったわ」



タッタッタッ…


ライル 「…」


ライル 「…ミレイユ?」


ミレイユ 「(あぅ~…私は何も言ってないですよ?)」脳内で会話する


ライル 「…次は気をつけろよ」


ミレイユ 「(あぅ~…)」













茶の間



スー…


ライル 「できたぞー」タッタッタッ…ストンッ 風で全員分の料理を持ってきて襖を閉める


アリス 「…風で全員分持ってくるとは思わなかったわ 言ってくれれば手伝ったのに?」


ライル 「風使えば出来ることだから手伝いはいいと思ってな それより二人は?」タッタッタッ…


アリス 「まだ寝てるわ 昨日寝たのが遅かったから仕方ないわね」


ライル 「…まぁ仕方ないな」コトッコトッ… 食器を並べていく


アリス 「起こしてくる?」


ライル 「いやっいいよ 寝てるのに無理に起こす必要はないだろ」


アリス 「でもご飯が冷めるわよ?」


ライル 「風で包んどくから平気だよ」スッ…


ヒュー… 風を朝食にまとわりつかして冷めないようにする


アリス 「…便利ね」


ライル 「まぁな それじゃ食べよう」


ライル&アリス 「「いただきます」」








三分後…



ライル 「ごちそうさま」


アリス 「はやっ!?」まだご飯食べてる


ライル 「いつもの事だ 気にしないでくれ?」


アリス 「よく噛まずに食べてたんでしょ?だめよ よく噛んで食べないと身体に悪いわよ」


ライル 「それはわかってるんだけど治せないんだ?なんで早く食べちまうのかわからないけど」ハァ…


アリス 「…それはそれで大変ね?」


ライル 「まぁな よっと」スクッ


アリス 「食器は私が洗っとくわ」


ライル 「んっそうか?悪いな」


アリス 「あなたが料理したのだから当然よ」


ライル 「(そう言うものか?)」


ライル 「それじゃ、俺はちょっと出かけてくるかな?」


アリス 「どこに行くの?」


ライル 「とりあえずはそこら辺かな?まだこの世界の事は分からないことばかりだからいろんな所に行って覚えようと思ってな」


アリス 「その方がいいわね 誰かに聞くより自分で見た方がわかるものね」


ライル 「だな?それじゃ行ってくる」タッタッタッ…


アリス 「行ってらっしゃい」













空の上ー飛行中



ヒュー… ライル飛行中


ライル 「…さて、どこに行こうかな?なるべく人の居ない所にでも行きたいけど どこか良い所はあるかな」


ライル 「とりあえずここから近い所から行ってみるか?どこか良さそうな所はないかな…」キョロキョロ


ヒュンッ


? 「そこのお方 少しお話が」ライルの後ろから問いかける


ライル 「…っえ?」


ライル 「(メイド?なんでこんなところにメイドが?いや、その前にいつから後ろに居た!?全く気配がなかったぞ!?)」


? 「あなたが外の世界から来たと言う方ですか?」


ライル 「…そうだけど、君は?」


? 「申し遅れました」


咲夜 「私は十六夜咲夜と申します 紅魔館でメイド長をやらせてもらっています」


ライル 「紅魔館?」


咲夜 「レミリアお嬢様のお館です」


ライル 「…レミリア?」


咲夜 「レミリアお嬢様があなたに興味があるとの事で連れて来るよう命じられました」


ライル 「俺を?(昨日来たばかりなのにどうやって知ったんだ?)」


咲夜 「はい それでは付いて来てください」ヒュー…


ライル 「あっあぁ…(まだ良いとも言ってないのに…)」


ヒュー…













紅魔館ー門前



ヒュー…スタッ


咲夜 「着きました」


ライル 「真っ赤だなぁ?」


? 「咲夜さんお帰りなさい!…あれ?そちらの方は?」


咲夜 「こちらの方は…」


? 「彼氏ですか!?」(≧∇≦)


グサッ!!


? 「いたーっ!!」頭にナイフを刺される


咲夜 「もう一本」スッ


ライル 「止めてやれ さすがにそれは痛いだろ」


咲夜 「美鈴がふざけるからです」


ライル 「まぁたしかにそうだな?君みたいな可愛い人が俺と付き合うわけないからな」


咲夜 「なっ!?」///


美鈴 「咲夜さん顔真っか…」


グサッ!!


美鈴 「きゃーっ!!!!」再び頭にナイフを刺される


咲夜 「黙りなさい美鈴!!それ以上茶化したら次は千本ノックよ!!」///


ライル 「時間止めて刺すなよ…かわいそうに」


咲夜 「…っえ?」


美鈴 「頭が馬鹿になるぅぅ…」グググッ… ナイフを抜こうとしてる



カチッ 咲夜が時間を止める


美鈴 「」


ライル 「…」来た時からブレイクを発動中


咲夜 「…なんで?」



キィンッ!! 時間を止めてたのを解除する


美鈴 「痛たたたた…」スポッ グググッ… もう一本も抜こうとしてる


ライル 「…」


咲夜 「…あなた何者?なんで私の能力が効かないの?」


ライル 「…そういえば自己紹介がまだだったな?」


ライル 「俺はライル・ディスト 別の世界から来た…普通の人間だ」


咲夜 「普通の人間が私の能力が効かないわけないわ!」


美鈴 「…えっと?今どういう状況で…」


咲夜 「美鈴!」


美鈴 「はいっ!?」ビクッ!!


咲夜 「この者と手合わせしなさい!」


美鈴 「えっ!?相手は人間ですよ!?」


ライル 「俺は構わないぞ?本気でやっても」


美鈴 「でっでも…」


咲夜 「中国!!」


美鈴 「中国言わないで下さい!!」


咲夜 「ならさっさとしなさい!」


美鈴 「わっわかりました!」スッ 拳を作り構える


美鈴 「(なんでこうなったんですか!?咲夜さんが連れてきた人といきなり手合わせしろなんておかしいでしょ!)」ダッ!! ライルに向かって走り込む


ライル 「(…武術かな?あの構え)」 タッタッタッ…


美鈴 「はっ!!」ブンッ!! ライルの胸板めがけて拳を振るう


ライル 「…」スッ…


パシッ!!


美鈴 「…っえ?」手の平で拳を受け止められる


ライル 「女にしては力が強いな?ちょっと甘く見てたよ」


美鈴 「(手の平で受け止めた!?この人間何者!?)」


美鈴 「くっ!!」ヒュンッ!! 脇腹にめがけて蹴りを入れる


ライル 「…」ガシッ!! 足を掴んで蹴りを止める


美鈴 「(また!?なんで二度も止められるの!?)」


美鈴 「(ありえない!人間に二度も、まして蹴りを止められるなんてありえない!この人間本当に何者!?)」


ライル 「女がそんなに足上げちゃまずいだろ?まして、そんなきわどいチャイナ服を着てるんだからなおさらまずいだろ」


美鈴 「…気を紛らわすつもりですか?」


ライル 「いや わりと本気で言ってるんだが…」


美鈴 「…」


美鈴 「そう言われると恥ずかしくなるじゃないですか…」///スゥ…


ライル 「俺だって見たくないって言ったら嘘になる 次から気をつけてくれ?」


美鈴 「はい…」///


咲夜 「美鈴!休んでんじゃない!早く殺りなさい!」


美鈴 「今殺れって言いました!?」


咲夜 「言ったわ」


美鈴 「殺すんですか!?」


咲夜 「殺る気で殺りなさい!」


美鈴 「えぇー!!!?」


ライル 「俺は別に良いぞ?本気でやっても」


美鈴 「…よろしいんですか?」


ライル 「あぁ 構わないぞ?」


美鈴 「…わかりました 後で後悔しないですね?」スゥ 距離をとって上段構えを取る


ライル 「(上段構え…本気みたいだな)」


美鈴 「行きます!!」ダンッ!!


ライル 「…」ヒュー…


美鈴 「…?」タッタッタッ!!…


美鈴 「(…なんで動かないんですか?この人 敵が近づいてきてるのに動かないどころか構えもしてきませんね)」タッタッタッ!!…


美鈴 「(…まぁ動かない方が好都合です!一気に決めます!)」


ライル 「…」微動だにしない


美鈴 「波っ!!」ブォンッ!!!! 右ストレートを容赦なくかます


ライル 「」ニヤッ


ブワンッ!! 拳がぶつかると同時にライルが風となって消える


美鈴 「…っえ?」トンッ 首元に手を置かれる


ライル 「良い動きだけど相手の罠にはめられたら負けだぞ?もっと警戒して動かないと」美鈴の背後を盗って首元に手を付ける


美鈴 「…まっ参りました」


咲夜 「なに…いまの?」


美鈴 「…あの、さっき何をしたんですか?私が拳を入れたら消滅したような感じがしたんですが…?」


ライル 「風で分身を作っただけだよ」ヒュー


ライル&分身 「「こんなふうに?」」風で分身を作る


咲夜&美鈴 「「っ!!!?」」


ライル 「今は一人だけしか出さなかったけどこれでわかったよな?」ヒュー… 分身を消す


美鈴 「はっはい 納得しました…」


咲夜 「普通の人間じゃないじゃないですか…」ギロッ


ライル 「敵か味方かわからなかったからな 嘘ついて悪い」


咲夜 「…でも、私の能力が効かないのはおかしいわね それはなぜかしら…」 パタパタ…



? 「美鈴~!!」パタパタ…ガバッ!!


ライル 「…俺美鈴じゃないんだが?」?に抱きつかれる


? 「…あれ、人間?」


美鈴 「フラン様!?」


フラン 「ねぇ、あなたでも良いからフランと一緒に遊ぼ?」


ライル 「別にいいけど何して遊ぶんだ?」ポスッ 左手をフランの頭に置く


フラン 「んーっとねー?じゃあまずは…」


フラン 「【耐えてね!】」ニコッ


ライル 「…っえ?」


フラン 「キュッとして」


咲夜 「っ!? 妹様いけません!!」


フラン 「ドッカーン!!」


…シーン


フラン 「…あれ?」


咲夜 「…何も起きない?」


美鈴 「なんででしょうか…?」


ライル 「本当ならどうなってるんだ?」


咲夜 「こっぱみじんになっているはずです」


ライル 「…マジかよ」


フラン 「なんで!?なんで爆発しないの!?今使ったはずなのに!?」


ライル 「使おうとするなよ 俺の左手がフランに触れてる限り君は何も使えないよ?」


3人 「「…っえ?」」


ライル 「フランの頭を撫でてなければ死んでたよ…偶然撫でてたから良かった……」ハァ…


フラン 「じゃあ、フランは今何も使えないの?」


ライル 「あぁ 俺の左手か触れてる間はな」


フラン 「…じゃあ、これは?」ギュゥゥ!!… ライルに力強く抱き締める


ライル 「っ!?」ミシミシッ…


ライル 「(なんだこの子供!力強くないか!?子供が出せる力じゃないぞ!!)」ミシミシッ!!


フラン 「ぎゅぅぅ…!!」グググッ!!


ライル 「(痛ててててっっ!!!!骨が軋む!!マジで折れるっ!!!?)」ミシミシッッ!!!!…


咲夜 「いっ妹様!そんなに力を入れたら…」


? 「咲夜 そこでなにをしているの?」タッタッタッ…


咲夜 「お嬢様!!」サッ!! 瞬時に身を低くして礼をする


レミリア 「咲夜 確かに私は連れて来るよう頼んだわ でも門の前までとは言ってないわよ」


咲夜 「申し訳ございません お嬢様」


レミリア 「それとフラン 私の客人に手を出さないでちょうだい?あなたは美鈴と遊んでなさい」


フラン 「お姉さまだけずるい!この人おもしろいのに…」ムスッ


レミリア 「あとで貸してあげるわ」


フラン 「ほんとっ!?」


ライル 「人を物扱いするな!てかいい加減離せ!」


レミリア 「とにかく中に入るわよ?」


レミリア 「咲夜 私が客間に連れて行くから紅茶の準備をお願いするわ」


咲夜 「かしこまりました」シュンッ


ライル 「またスルーか…毎度毎度キツいぞ…」ハァ…


フラン 「どうしたのお兄さま?そんなに暗い顔して?」


ライル 「そしてここにもお兄ちゃんと呼ぶ者が…」ハァ…


レミリア 「はやく行くわよ」


フラン 「行こ?お兄様!」


ライル 「あぁ…」ハァ…


タッタッタッ…













紅魔館ー客間



咲夜 「どうぞ」カタッ 紅茶をテーブルの上に置く


ライル 「ありがとう」


咲夜 「では、私は戻りますのでご用の際はお呼び下さい」


レミリア 「えぇ わかったわ」


咲夜 「失礼します」ペコッ


シュンッ 能力を使って音もなく出ていく



レミリア 「…さて、これで二人っきりになったわね?」


ライル 「二人になったからなんだ?」


レミリア 「聞きたいことがあるのだけどまずは自己紹介からするわ」


レミリア 「私はレミリア・スカーレット この館の主よ」


ライル 「俺はライル・ディスト 外の世界から来た外来人だ」


レミリア 「それじゃ自己紹介も終わった事だし、早速聞きたいことがあるわ?」


ライル 「唐突だな?なんだよ」カチャッ ズズ…


レミリア 「単刀直入に聞くわ」


レミリア 「あなた【咲夜の事は好きかしら?】」


ライル 「」ブーッ!! 紅茶を吐く


レミリア 「どうかしら?」


ライル 「…いきなりだな?」カタッ ジュゥゥ… 吐いた紅茶を風で蒸発させて消滅させる


レミリア 「返答は?」


ライル 「…会って間もないのに分かるわけないだろ」カチャッ


レミリア 「結婚願望は?」


ライル 「」ブーッ!! 再び吐く


レミリア 「返答は?」


ライル 「…遊んでるのか?」カタッ ジュゥゥ…


レミリア 「あいにくだけど本気よ」


ライル 「会ったばかりだから分からないよ」カチャッ


レミリア 「それじゃあもう一つ聞くわ 咲夜を人間と思ってる?」


ライル 「? 人間だろ?時間を止める事が出来るみたいだけどフランや美鈴とは違う感じがしたが」


レミリア 「そうじゃないわ 時間を操る事が出来ることで化け物扱いしてるかを聞きたいのよ」


ライル 「…思ってもないし思いたくもない」


レミリア 「…っえ?」


ライル 「その言葉からすると咲夜も辛い思いしてたのか?」


レミリア 「…えぇ私と会う前は化物呼ばわりされて殺し屋をやってたのよ 時間を操る能力を生かしてね」


ライル 「…そっそういう話しは初対面の人に教えていいことじゃないと思うんだが…?殺し屋だったらよけいに…」


レミリア 「情報交換よ」


ライル 「情報交換?」


レミリア 「あなた【咲夜も】って言ったわよね?」


ライル 「…よく聞いてたな?」


レミリア 「あまり私を舐めないでほしいわ」


ライル 「別に舐めてはないけど…」


レミリア 「話してもらえるかしら?あなたのことも」


ライル 「咲夜の過去を餌にしなければ話すが?」


レミリア 「もうしないわよ あなたなら大丈夫と思ったから話したのよ」


ライル 「…そうか」


ライル 「…俺も咲夜と同じで色んなやつから嫌われてたんだ 咲夜とは別の意味でな」


レミリア 「別の意味?」


ライル 「咲夜は能力で嫌われてたんだろ?俺は存在自体で嫌われてたんだ」


ライル 「こっちの世界では今のところないが俺の世界では俺が生きてるだけで邪魔者扱いはぜったい 早く死ねって言われるのも当たり前…そんな毎日だったんだ」


レミリア 「…一人でも仲間は出来なかったのかしら?」


ライル 「」ピクッ


レミリア 「…ライル?」


ライル 「…居たよ」


レミリア 「…っえ?」


ライル 「たった一人だけ居たよ…でも!」ギリッ!!


ライル 「【…殺されたんだ!】」


レミリア 「っえ!?」


ライル 「ーっ…」


レミリア 「…あなたを嫌う人達に殺されたの?」


ライル 「違う 俺の大切な人を殺したのは…」


ライル 「【闇の住民の奴らに殺されたんだ…】」


レミリア 「闇の住民!?」ガタンッ!!


レミリア 「闇の住民って人を殺すことしか脳に無い奴らのことよね?そいつらに殺されたの!?」


ライル 「…あぁ…」


レミリア 「…運悪く狙われたの?」


ライル 「…違う 運が悪かったんじゃない 俺のせいで…俺のせいで狙われたんだ!!」ギリッ!!


レミリア 「…どういうこと?ライルのせいで狙われたって?」


ライル 「…」


レミリア 「話してくれないとわからないわ 教えてもらえないかしら?」


ライル 「…俺は…」


ライル 「【元々闇の住民の一人なんだ】」


レミリア 「っえ!!!?」


ライル 「でも、極小ぐらいの光があったらしく飲み込まれずに済んだんだ 本当に、ギリギリでな…」


レミリア 「…あともう少しで飲み込むことができたのにギリギリで飲み込む事が出来なかったから闇の住民に狙われてると言う事かしら?」


ライル 「…そう言うことだ」


レミリア 「…確かに咲夜より辛いわね 辛い事を話させて悪かったわ」


ライル 「構わないよ 交換条件なんだからな」


レミリア 「…話を変えるけど良いかしら?」


ライル 「なんだ?」


レミリア 「咲夜と付き合う気はないかしら?」


ライル 「またその話か!?」


レミリア 「あなた 咲夜の顔が赤くなった一面見たわよね?」


ライル 「…見てたのか?」


レミリア 「えぇ 貴方と美鈴がやりあってるところもフランの攻撃も食らわなかったところもね?」


ライル 「…俺には『何故食らわなかったのかを教えろ』と聞こえるが?」


レミリア 「察しが良いようで助かるわ 教えてもらえるかしら」


ライル 「…ちょっと手を貸してくれないか?」


レミリア 「? こうかしら?」スッ 手を差し出す


ライル 「…ブレイク」ヒュンッ


ギュッ ブレイクを発動してレミリアの手を握る


レミリア 「…何をしてるの?」


ライル 「なにか能力を使ってみてくれないか?」


レミリア 「わかったわ」スッ もう片方の手で炎を出そうとする


シーン…


レミリア 「…あれ?」


ライル 「何も出せないだろ?」


レミリア 「…どうして?なんで使えないの!?」


ライル 「でもこうすれば」ヒュンッ ブレイク解除


ゴォォォォォ!!… レミリアのもう片方の手から勢い良く炎が吹き出る


レミリア 「使える…あなたどういう能力を使ってるの!?」


ライル 「…教えるから火止めてくれないか?めっちゃ熱い」チリチリ… 炎との距離数cm


レミリア 「あっごめんなさい」シュゥゥ…


ライル「ふぅ…熱かった」


ライル 「【冷風】」ヒュゥゥ… 冷たい風を弱めに吹き起こす


レミリア 「…やっぱり風を使うのね?」 ヒュゥゥ…


ライル 「今の俺はな?」ヒュゥゥ… 風を止める


レミリア 「…今の俺は?」


ライル 「俺は多重人格なんだ その多重人格を操って能力を操るんだ」


レミリア 「…それはおもしろそうね?見せてもらえないかしら!」


ライル 「…別に構わないが?それじゃまずはブレイク」ヒュンッ


ブレイク 「…なんで俺なんだよ?」


レミリア 「あなたがライルの多重人格の一人!?」


ブレイク 「あぁ 俺は相手のどんな能力も無効にするブレイク・ディストだ!怖いだろ?」ニヤッ


レミリア 「おもしろい!!」


ブレイク 「…っえ?」


レミリア 「ねぇ!もっと他の人も見せて!!どんな人がいるのか気になるわ!」(☆∇☆)


ブレイク 「(…なんか、調子狂うな?)」








計五人見せました



レミリア 「あなた、凄くおもしろすぎて気に入ったわ!!」


ライル 「…そうか それは良かったな?(めっちゃ疲れた…)」ゲソリ


レミリア 「いやー?こんなに楽しませてもらったのは久しぶりよ!楽しませてもらったお礼にあなたの運命を見てあげるわ!」


ライル 「運命?」


レミリア 「えぇ!あなたが今後どうなるのかを見てあげるわ!」


ライル 「っえ?見ることができるのか!?」


レミリア 「できるわ!今見てあげるわ」スゥ…


ライル 「やめろ!?見るな!!」ヒュンッ ブレイクをレミリアに触れようと…発動させて


レミリア 「…っえ?」






レミリアが見たライルの未来



博麗神社ー中庭



ヒュオォォ…


霊夢 「」ダラダラ… 血まみれで倒れてる


魔理沙 「」ポタッポタッ… 右手左足をもぎ取られて息を引き取っている


アリス 「」ダラダラ… 木に槍で貼り付けられて息を引き取っている


ライル(闇) 「…」ニタァ 返り血を浴びて立ち尽くしている






キュインッ



ライル 「…見ちまったか?」


レミリア 「…あなた、一体…?」ワナワナ…


ライル 「…見ちまったのか 俺の未来…」


ライル 「…多分レミリアが今見たのは闇に取り憑かれた俺の未来だと思う」


レミリア 「…闇に取り憑かれた?」


ライル 「あぁ 俺の未来は二つあるんだ」


レミリア 「っえ!?二つ!?」


レミリア 「普通は一つでしょ!?二つの運命があるなんて見たことないわ!」


ライル 「俺だってそこまではわからない 二つの未来があるなんて…」


レミリア 「…てか、あなたも運命を見れるの?自分の未来を知ってるみたいだけど…」


ライル 「…悪い それは話せない」


レミリア 「…そう、分かったわ それならこれ以上は何も聞かないわ」


ライル 「そうしてくれるとありがたいな」


レミリア 「それとまた聞くけど」


コンコンッ


ガチャッ


咲夜 「お嬢様 紅茶のお代わりを…」


レミリア 「咲夜と婚約する気ないかしら?」


ライル 「…」咲夜と目が合う


咲夜 「…」ライルと目が合う


咲夜 「」///ボンッ!!


レミリア 「あら?咲夜ちょうどいい所に…」


咲夜 「失礼しました!!」///バタンッ!!


タッタッタッ!!…



ライル 「…」


レミリア 「…あんな咲夜初めて見たわ?」


ライル 「そこっ!?」


レミリア 「それでどうなの?咲夜との婚約する気は?」


ライル 「…俺は狙われてるんだぞ?闇の住民に」


レミリア 「返り討ちにすればいいわ」


ライル 「…闇の住民はそう甘くないぞ」


レミリア 「そんなのやってみなくちゃわからないじゃない それでどうなの?咲夜と結婚する気はあるの?」


ライル 「…ない」


レミリア 「…お似合いだと思うのに?」


ライル 「てか、レミリアが咲夜の結婚相手を決める権利はないと思うぞ?咲夜は咲夜自身で決める事だと思うが」


レミリア 「じゃあ、咲夜がライルと結婚するって言えば結婚するの?」


ライル 「…丁重に断るよ」


レミリア 「なんでよ!?咲夜だとなにか不満があるの!」


ライル 「まだ会って間もないんだが…」


レミリア 「…それもそうね?でも、あなたを気に入った以上手放す訳にはいかないわ!必ず手に入れて見せるわ!」


ライル 「…俺の選択肢は?」


レミリア 「あるわけないでしょ?」


ライル 「…」 タッタッタッ…


ガチャッ


フラン 「お姉さま まだだめ?」


レミリア 「だめよ まだ話しが終わってないから…」


ライル 「一緒に遊ぶか!フラン」カタッ


フラン 「わーい!!遊ぶー!」(≧▽≦)


レミリア 「ちょっ!?私はまだ良いとは言ってな…」 タッタッタッ…


ライル 「それじゃ行こうか?」


フラン 「うん!」


パタンッ タッタッタッ…


レミリア 「…ひどい」


…ガチャッ


ライル 「自分の意志だけ押しつけるのは良くないと思うぞ?それぐらい分かってるよな」少しドアを開けてレミリアと話す


レミリア 「…」


ライル 「…咲夜との結婚の事だが、俺は絶対とは言ってないぞ?」


レミリア 「…っえ?」


ライル 「好きな人なんて変わるもんだ お互い好きになった時は考えるよ」


レミリア 「…そうしてもらえると嬉しいわ」



フラン 「お兄さま早く~!!」


ライル 「今行く!」


ライル 「レミリアも遊ぶか?」


レミリア 「…そうね?最近暇だったから身体を動かしたいわ」


ライル 「よし!それじゃ中庭で遊ぶか!」


レミリア 「でも、さっきは曇ってたから出れたけど今は晴れてるから出れないわ…」


ライル 「なんでだ?吸血鬼じゃあるまいし出られないわけないだろ?」


レミリア 「吸血鬼よ」


ライル 「…っえ?」


レミリア 「言ってなかったけど私とフランは吸血鬼よ だから太陽が出てると外に出れないのよ」


ライル 「…なるほど?道理でフランに抱き締められた時力が強かったわけか」


フラン 「お兄さま~!!」


ライル 「今行くから待って!」


ライル 「太陽の光をどうにかすれば良いんだよな?」


レミリア 「えぇ そうだけど」


ライル 「俺がなんとかするよ」


レミリア 「っえ!?できるの!?」


ライル 「あぁ!だから早く行こうぜ?」


レミリア 「えっえぇ…?」カタッ


レミリア 「(太陽の光をどうにかできるって…どうやるつもりかしら?普通に考えたらムリよね)」タッタッタッ…













紅魔館ー玄関前



フラン 「晴れてる…」


レミリア 「眩しいぐらいに晴れてるわね これじゃ外に出れないわね…」


ライル 「今のうちはな?」


レミリア 「一体どうするつもり?」


ライル 「【空を黒くするんだ】」


レミリア&フラン 「「…っえ?」」


ライル 「出番だ ナイト」ヒュンッ


ライル 「【暗転】」ヒュンッ


シュゥゥ… 紅魔館の周りだけ薄暗くなる


暗転=太陽や光の入りを曲げて周囲を暗くする技 真っ暗にすることは出来ないため使い勝手が難しい


レミリア 「っえ!?空が暗くなった!?」


フラン 「うすぐらーい!!」(≧▽≦)タッタッタッ!!…


ライル 「大丈夫そうだな?これなら外で遊べるな」


レミリア 「あなた今何をしたの!?一瞬にしてこの辺りが暗くなったけど!?」


ライル 「光の入り方の屈折を変えただけだよ」


レミリア 「光の屈折を!?」


ライル 「あぁ さっきは見せなかったけど六人目の人格者【ナイト・ディスト】の能力なんだ」


ライル 「ナイトの能力を使って光の入り方を変えたんだ でも、真っ暗にすることはできないけどな?」


フラン 「すごーい!晴れてるのに暗~い!!」(≧∇≦*)キャハハ キャハハ タッタッタッ!!…


レミリア 「…ねぇライル」


ライル 「なんだ?」


レミリア 「結婚して…」


ライル 「さて、遊ぶか?フラン」タッタッタッ…


フラン 「うん!」


レミリア 「…」


ライル 「それだけの理由で結婚はごめんだ まして俺の能力が欲しいためだけの理由なら尚更ゴメンだ」


レミリア 「…絶対とる!!」ボソッ


ライル 「(聞こえてるよ…もう少し小さい声で言えよ)」













お昼近くー門前(レミリア達との遊びスキップ)



レミリア 「もう行くの?お昼ぐらい出すのに」


ライル 「気持ちだけ受け取っとくよ そこまで気を使わなくても平気だよ」


フラン 「また遊びに来てね!お兄さま」


ライル 「おう!また遊びに来たら遊ぼうな?」


フラン 「うん!」


ライル 「それじゃまたな」フワー…


美鈴 「それではー!」


フラン 「またねお兄さまー!」 ヒュー…


レミリア 「…行っちゃったわね」


フラン 「そうだね?もっと遊びたかったな〜」


レミリア 「…それで、あんたはいつまでそこに隠れてるの?咲夜」



咲夜 「っ!?」ドキッ 門の内側に隠れている


レミリア 「ライルなら行ったわよ?もう隠れる必要ないわ」


咲夜 「べっ別に私は…」///


レミリア 「まだ会ったばかりだけど私は好きよ?ライルのこと」


咲夜 「っえ!?」


レミリア 「とくに太陽の光をどうにかする能力…あれはなにがなんでも手に入れたいわ!あんな能力を持ってるなんて吸血鬼の私からしたら金の卵よ!」


咲夜 「(あ、そっちの意味で好きですか…)」ホッ…


レミリア 「ライルは咲夜との結婚考えとくと言っていたわよ?」


咲夜 「はいぃっ!!!?」///カァァ!!


フラン 「咲夜 お兄さまと結婚するの?」


咲夜 「しっしませんよ!?今日会ったばかりの殿方と!!」///


美鈴 「にしては顔が真っ赤ですよ?咲夜さん」ニヤニヤ


グサッ


美鈴 「きゃーっ!!!!!!」ナイフを額に刺される


咲夜 「黙りなさい美鈴!!私はそんな顔してないわ!!」///


レミリア 「かなり真っ赤よ?咲夜」


咲夜 「~っ!!!!」///カァァ!!


レミリア 「ライルに結婚してくださいって言われたら…どのくらい赤くなるかしら?見てみたいわね!」ニヤニヤ


咲夜 「」///ボンッ!!!!


咲夜 「はぅぅ…」///プシュ〜…


フラン 「咲夜!?」


レミリア 「(ライルは考えとくと言っていたから嘘は言ってないわ!しばらくはこれで遊びそうね?)」クスッ













空の上ー飛行中



ライル 「ふぇっくしょい!」ヒュー…


ライル 「…空の上だけどそんなに風強くないけどなぁ?風邪引いたかな」


ライル 「しかし、あの二人は危ないな 弾幕ごっこって遊び…あれは危険な遊びだな?」


ライル 「…もう二度とやりたくないな 死ぬかと思ったし…」ハァ…


ライル 「さてっ次はどこに行こうかな?」ヒュー…


ビュゥンッ!!



文 「おやおや?これはこれはライルさんではありませんか?」バサッ


ライル 「お前は昨日のストーカー」


文 「違います!」


ライル 「あっ盗撮魔だったか?」


文 「だから違います!!」


ライル 「文って言ったよな 何のようだ?」


文 「覚えているのでしたら最初から名前で呼んで下さい!」


文 「今はネタ探し回っているところです その途中でライルさんを見かけたので話しかけたんです!」


ライル 「なるほど そういう事か?」


文 「今からどちらへ?」


ライル 「特に決まってはないな 今はこの世界はどういうのがあるのかを確かめる為に散歩してるだけだからな?」


文 「では取材を!!」スッ メモ帳を取り出す


ライル 「俺以外に外来人って居るのか?」


文 「教えたら取材させてもらえますか?」


ライル 「…一つか二つなら許可する」


文 「わかりました!!(やった!!外の世界の情報ゲット!!)」


ライル 「それじゃまずは何を聞きたいんだ?」


文 「外の世界にはどういう物があるのですか?」


ライル 「物か?そうだな…例えば今文が持ってるカメラは俺の世界じゃ古いな?」


文 「嫌みですか!?」


ライル 「別にそういう意味で言ったんじゃないが…ちょっと待ってろ?確かここにしまっておいたはずなんだが…」ゴソゴソ…


文 「?」


ライル 「…っと?あったあった!」スッ ス〇ホを見せる


文 「これは?」


ライル 「ス〇ートフォンって言って俺の世界でごく普通に使われてるものだ?この世界で言うなら無線型通信機って言えば良いのかな?」


文 「…それは携帯というものと一緒ですか?」


ライル 「っん?なんだ知ってるのか でもこの世界じゃ電波がないから使えないがな だけど!」タタタッ…スッ


パシャッ


文 「まぶしっ!?」


ライル 「カメラ機能は使えるけどな?」


文 「あや!私の写真取りましたね?一体どんなのが撮れたか見せてください!」


ライル 「あぁいいよ 今取った写真は…あった」スッ さきほど撮った写真を見せる


文 「…なかなかの画質ですね 私の同僚が持ってる携帯の写真より画質がいいです」


ライル 「俺の世界じゃこの画質は普通だぞ?その同僚が持ってる携帯がどんなやつかはわからないが」


文 「…っん ライルさんこれは誰ですか?」


ライル 「っえ これって?」


文 「今撮った写真のとなりの写真…ライルさんと女性の方が写っていますが?」


ライル 「っ!?」バッ!! 瞬時に携帯を文から引っ込める


文 「あぁ!?見せて下さいよ!」


ライル 「…文」


文 「見てせてください!」


ライル 「今の写真…誰にも話すなよ?いいな!」ギロッ


文 「っえ?あっはい…わかりました」


文 「(さきほどまでとはかなり鋭い顔…今の写真 誰にも知られたくないのでしょうか?)」


ライル 「…それで、俺以外にも外来人は居るのか教えてくれないか?お前の質問には答えたんだから俺の質問にも答えてくれ」


文 「っえ?あぁはいはい 私が知ってる限りだと三名居ます 名前は東風谷早苗」


ライル 「早苗!?」


文 「他にも守矢諏訪子、八坂神奈子という神の方が居ます その他にもいなくはないんですがあまり情報がなかったり、常時この世界にいるわけじゃないのでその方たちは省かせてもらいます」


ライル 「そいつらはどこに居るんだ?」


文 「妖怪の山の山頂辺りに立つ神社【守矢神社】と言う所に居ます」


ライル 「この前行った山の山頂か…わかった 情報ありがとう!早速行ってみるよ」ヒュー…


文 「あ、ちょっと待って下さい!」


ライル 「なんだ?」


文 「昨日の人里襲撃事件の事なんですが、山の妖怪達は自分の意志でやっていないと言っていたんですけど何か知りませんか?」


ライル 「妖怪達の腕に変なのが付いてなかったか?」


文 「…そういえば付いていましたね?良くわかりませんでしたが」


ライル 「あれは人形装置と言って俺の世界に存在する操り器具だ あの装置のせいで妖怪達は操られてたんだ」


文 「操り器具!?そんな恐ろしいものが存在するんですか!?」


ライル 「あぁ だから昨日人里を襲撃してきた妖怪達は悪くない それだけは確実だ」


文 「なるほど…」φ(._.)メモメモ


文 「わかりました!おかげで人里を襲撃した妖怪達が無罪になります ありがとうございます!」


ライル 「こっちこそ礼を言うよ それじゃ守矢神社に行ってみるよ」ヒュー…


文 「お気を付けてー!」 ヒュー…


文 「…」


文 「…さきほどの写真、なんとか手書きで書けましたけど…あんなにも真剣な顔で言われたら新聞に書けませんねぇ」


文 「…極秘情報として取って置きましょう」













守矢神社



ヒュー…スタッ 鳥居の前に降りる


ライル 「…ここだな 守矢神社」


ライル 「相変わらずでかい神社だな 霊夢の所とは全然違うな 霊夢には悪いが…」



早苗 「♪~」サッサッサッ… 賽銭箱前を掃除してる



ライル 「…早苗」 サッサッサッ…


ライル 「(懐かしいな 早苗と合うのはいつぶりだろうか?かなり日にちが経ってるな)」


ライル 「(…たしか、あの時が最後だったかな)」








過去ー外の世界 道中



ライル 「…」タッタッタッ… 散歩中



タッタッタッ!!…


早苗 「ラーイルさん!」ガバッ!! 後ろからライルに抱きつく


ライル 「…早苗か」


早苗 「どうしたんですか?そんなに暗い顔して 何かあったんですか?」


ライル 「…べつに」


早苗 「…もしかして、今日も学校行ってないんですか?」


ライル 「…関係ないだろ お前には…」


早苗 「関係ありますよ!ライルさんは将来 私の夫になるんですから大いに関係あります!」ギュゥゥ!!


ライル 「…あっそ 勝手に言ってろ」


早苗 「もうっ!嬉しくないんですか?こんなにも可愛らしい私と結婚出来るんですよ!」


ライル 「自分で言うな」


早苗 「良いじゃないですか …それとも、私のこと…嫌いですか?」シュン…


ライル 「…」


ライル 「…嫌いだったら話しなんかしないよ」


早苗 「では好きですか?」


ライル 「…さぁ そういう感情は捨てたからわからない 興味もないし…持つ意味もない」


早苗 「そうですか…では!」スッ ライルから離れる


ライル 「?」


早苗 「ライルさん ちょっとこっちに向いてくれませんか?」


ライル 「…」スッ 早苗の方を向く


早苗 「んっ」スッ…


チュッ


ライル 「っ!?」早苗にキスされる


早苗 「その感情を戻すまでです!」ニコッ


ライル 「…いつ戻ることやら」


早苗 「戻るまで待ちます!」


ライル 「…勝手にしてくれ 俺は知らん」タッタッタッ…


早苗 「はい 勝手にします!」タッタッタッ…









ライル「…今思えばあれは告白だよな?今更だが恥ずかしくなってきた…」///


ライル 「…でも、その次の日ぐらいからだったよな 早苗が急に居なくなったのは…」








過去二ー外の世界 道中



ライル 「…」タッタッタッ…


ライル 「(…今日も来ないな 珍しい…ここ最近あいつ来ないな いつもならこの時間には来るはずなのに…)」


ライル 「…まぁいいか 来なくて気が楽だ あいつ来るとウザったいし」タッタッタッ…


チョットソコノキミー!


ライル 「…っん」ピタッ


女子高生 「あなたよね!早苗がよく話してた人って」ハァッハァッ…