2015-06-15 12:38:33 更新

概要

人間という仕事。
望んだのか、拒んだのか


前書き

お見苦しい所あるかもしれませんがお許しください。


『人間』の仕事を与えられてどれくらいだろうなぁ?

ふさわしいだけの対価を貰ったなんて気はすこしもしないよ。


いつの間にか皆ともすれ違ってた。

『仕事』じゃない、わかってるよ。


でも手遅れみたいだよ。

私にとってはそれが『仕事』でしかなくなっちゃった。


悲しい訳じゃないんだけどね、疲れただけなんだ。


『人間』の仕事の休みをくれ!なんて

誰に言うつもりなんだろ…


奪われたのはなんだろ?

逆に奪い取ったものはなんなんだろ?

そんな繰り返しで少しずつ忘れちゃったのかもね。


汚れちゃったよね。私か世界かはわからないけど。

どっちにしても私は眼を開いていないとね。


でもそれも全部全部気が狂うくらい、まともな日常。



『私』という抜け殻

動かずに与えられることばかり待っていて。

誰かが構ってくれるかな?

そんなことを喋らず、思っていただけ。


『人間』という仕事をクビになってどれくらいだろ?

とりあえず汗流して頑張って、努力したつもりでいただけだったね。


思い出したんだ。

色んな事をね。


向き合えるのかな?


あの『輝いている世界』に。


美しくなんかないし優しくもできない。

それでもこうやって呼吸して生き続けることは、許されるのかな。


その場しのぎで笑って、鏡の前では泣いちゃって。


当たり前だよね。隠してるんだから


気づかれるわけがない。


夜と朝をなぞるだけのなにも変わりない日常。


愛されたくて喚いて、なのに愛されることに怯えてた私。


そんなときあなたは言ってくれましたよね。

プロデューサーさん。

『愛されることが怖いって言って逃げるなら俺が引きずりだしてやる。』

『汚れたって、傷ついたって受け止めろ。』

『世界は自分のものだろ?』


『だから構わずその姿で』


『生きるべきなんだよ。』



『人間』という仕事をクビになってどれくらいだろ?

何してたんだろう?


望んだんだ、選んだんだ。

『仕事』じゃない。


わかっているよ。


だから私はこの姿で生きていくよ。


後書き

春香って皆の前で明るく振る舞うぶん、抱えてる重さはかなりのものがあると思うんですよ。
だからこそこの歌が合うと思います。
本当に春香は魅力的ですね!のワの
それではありがとうございました!


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