2015-08-21 06:01:32 更新

概要

東方私立幻想学園高等学校の続編です

※色々とカオスな事になります(キャラ崩壊注意)

※オリジナル主人公、キャラが登場します

※マラソン大会の件………マジすみませんしたーーーーーーー!!orz

※水奈月セイヤのイメージイラストを投稿しました

http://touch.pixiv.net/member_illust.php?mode=big&illust_id=50649900



〜少女を蝕む狂気、そして…終命ノ型《彼岸花》〜






6月下旬のある日…




〜通学路〜




霊夢「それにしてもマラソン大会…良かったわねぇ最下位にならなくて…」スタスタ


魔理沙「まさかアリスが怪我するなんて思いもしなかったぜ…」スタスタ


咲夜「セイヤがアリスをおぶって行ったから良かったですけどね…それに結局ペナルティなんて無かったんですから…」スタスタ


霊夢「それよねぇ…セイヤへの脅しだったとしか思えないわ…」スタスタ


セイヤ「悪いが俺は脅しには屈指ないぞ?」スタスタ


早苗「紫さんにガン飛ばされて産まれたての子鹿状態だったのは何処の誰でしたっけ?」スタスタ


諏訪子「驚くほどガクブルしてたよね?」スタスタ


セイヤ「べ、別にぃ〜?俺はあんなおばさん怖くないしぃ〜?」スタスタ


魔理沙「あ、紫先生だ…」スタスタ


セイヤ「相補ユルツハコホニストテらコハヌトホテキフモツっ!?」アタフタ!


咲夜「日本語でおk…」スタスタ




レミリア「…」トボ…トボ…




霊夢「あ、レミリアだわ」スタスタ



早苗「レミリアさぁ〜ん!おはようございま〜す!」タッタッタッ!


レミリア「…」トボ…トボ…


早苗「レミリアさん!無視しないで下さいよぉ!」背中バンッ!


ドサッ…


レミリア「…」


早苗「…え?」ギョッ…


タッタッタッ…


諏訪子「ちょっと早苗!レミリアに何してんの!?」


咲夜「お嬢様!大丈夫ですか!?」


霊夢「ほら、早苗もキチンと謝りなさい…」


早苗「ご、ごめんなさい…レミリアさん…」ぺこり…


レミリア「えぐっ…グスッ…」ボロボロ…


魔理沙「お、おいレミリア…そんなに痛かったのか…?」よしよし…


早苗「ごごごごめんなさい!悪気があった訳では無いんですぅ!」ペコペコ!


レミリア「えっぐ…ふ、フランがぁぁ…」ボロボロ…


セイヤ「フランが…どうかしたのか…?」


レミリア「分からないわ…えぐっでも…いきなり…グスッ…メイド達の事を…」ボロボロ…


霊夢「レミリア…落ち着いて…何があったの?」なでなで…


レミリア「今日の朝…メイド達がフランを起こしに行ったの……でも時間になってもフランもメイド達も来なくて…お父様達と様子を見に行ったら…そしたら…」ボロボロ…


魔理沙「そ、そしたら…どうしたんだ…?」


レミリア「フランが…奇声を上げながら…メイド達を……ぅぅ…うわぁぁぁぁあああん!!」ぎゅぅぅ…


咲夜「お嬢様……どうやら…紅魔館で何かあったみたいですね」ぎゅぅぅ…


早苗「それも…フランちゃんが関係してるみたいです…」


セイヤ「ブラドさんに話を聞きに行ってくる…」スタスタ…


諏訪子「せ、セイヤ…学校は…?」


セイヤ「休むに決まってるだろ…フランの方が心配だ」スタスタ


魔理沙「へへっ…それでこそセイヤだぜ!」スクッ…スタスタ


霊夢「行くわよ…」スタスタ


咲夜「お嬢様…お嬢様はどうしますか…?」


レミリア「私も…フランが心配だわ……お父様に学校に行くよう言われたけれど…学校なんてどうでもいい…」スクッ…


咲夜「それでこそお嬢様です…」ニコ


早苗「諏訪子様…行きましょう…」スタスタ


諏訪子「うん…こんな所に居られる様な時間は無いもんね…」スタスタ


レミリア「皆…ありがとう…」ウルウル…




紅魔館(門前)




ブラド「悪いが君達…今すぐに帰ってくれ…」


霊夢「どうしてよ!レミリアから聞いたわよ!?」


ブラド「だったら尚更だ…君達が首を突っ込む必要は無い…」


魔理沙「っ!!どう言うことだ!フランは私達の大切な人間だ!いいからここを通せ!」


ブラド「これはスカーレット家の問題だ…レミリアを連れて早く学校に行きなさい…」


咲夜「それは聞けません!妹様に会わせて下さい、ブラド様!!」


ブラド「いい加減にしろぉ!!!!」


セイヤ以外全員「っ!?」ビクゥッ!


ブラド「早く学校に行きなさい…何度も同じ事を言わせるな…」ゴゴゴゴゴゴゴゴッ…


早苗「い、嫌です…絶対に…嫌です!」ウルウル…


ブラド「……仕方が無い」スチャ…


諏訪子「た、竹光…」ビク…


ブラド「口で言って聞かぬなら…私は君達を斬らなければならない…」


「おい…いい加減にするのはてめぇだ…ブラド・スカーレット…」


レミリア「せ、セイヤ…」ウルウル…


ブラド「セイヤ君……喩え君であろうとも…私は全力を持って君を叩き潰す…」


セイヤ「いいなそれ…一度でいいから…力を付けた俺の実力で、本気のあんたとやり合ってみたかったんだ…刀を抜けよ…ブラド・スカーレット…道場で決着…着けようぜ」スタスタ


ブラド「甘く見られた物だな…現紅魔流抜刀術当主の私に…その様な口を叩けるとはな…」スタスタ


セイヤ「俺はあんたの口から事情を聞く…そしてフランに会う……それが俺の答えだ」スタスタ


ブラド「面白い…全力の私に勝てたら話してやろう……死んでも後悔するなよ…小僧」スタスタ


セイヤ「懐かしいなその呼び方……後悔なんかしないさ、それに俺はフランに会うまで死なない…死ねないんだよ…」スタスタ



霊夢「セイヤ………私達はまた、セイヤに頼るの…?」ぷるぷる…


魔理沙「悔しいぜ…どうして私達は何も出来ないんだ…」ぷるぷる…


咲夜「セイヤは今…私達の《想い》を背負ってブラド様と戦おうとしています…」


レミリア「だから…私達もセイヤに想いを送ってあげましょう…」


早苗「そんな事しか出来ないですけど…セイヤさんがそれで頑張れるなら…私はセイヤさんを想い続けます…」


諏訪子「だから見届けよう…セイヤの戦いを…」




紅魔館(道場)




ブラド「紅魔流抜刀術の本当の恐ろしさ…その身を持って知るがいい…」スチャ…


セイヤ「今のあんたじゃ…俺には勝てない……自信があるんだ……あんたは今…迷ってる」カチャ…


ブラド「私が…迷っているだと…?」


セイヤ「手が震えてるぞ……何があったのか、話す気は無いんだな…?」


ブラド「……行くぞ!!」バッッ!


セイヤ『ブラドさん…戦わなくても分かる………何でそんな悲しい顔をしてるんだ…』スーーーーーー…


ブラド『最終奥義で一気にケリをつけるつもりか!!』ブゥゥンッ!!


サッッッ…キュッ…ポイッ!カランカランカラン…!


セイヤ「紅魔流抜刀術最終奥義…」ググググググッ…!!


ブラド「やらせるかっ!!私の最終奥義…見せてやろう!!」バヒュッッ!!



ガシッ…



ブラド「っ!?」


セイヤ「何で……何で手を抜くんだ………ブラド・スカーレットォォォォォォォオオオオオオオオ!!!」ドンッッッ!!


ドサッッ…!!バッッ…!


ブラド「くっ…!」カチャ…



セイヤ「紅魔流抜刀術最終奥義ぃ!!」ヒュッッッッッッッッッッ!!!!


バギィィッ!!


ブラド「ぐぬぅっ!?」グラッ…


シュッッ…!バギィィッ!!


ブラド『やるな…セイヤ君…』ニコ


セイヤ「く、くそぉぉぉぉおおおお!!」シュッッ…!


バギィィッ!!シュッッ…!バギィィッ!!シュッッ…!バギィィッ!!シュッッ…!


セイヤ「紅月…桜花ァァァァアアアア!!!」シュッッッッッ…!!



バギバギバギバギバギバギバギバギバギバギバギバギバギバギバギバギィィッッッ!!



ブラド『見事だ……最終奥義…確とこの身に刻んだぞ…セイヤ君…』ふっ…



フッッッッッ…!!



セイヤ「うぁぁああああ!!」ビシュッッッッッ…!!



ドゴォォォォォォォォォオオオオオオン!!!!



セイヤ「はぁ…!はぁ…!はぁ…!はぁ…!」肩で息をする…


ブラド「………完敗だ…セイヤ君…」


セイヤ「ブラドさん…どうして…どうしてなんですか…わざわざこんな事までして…」ウルウル…


ブラド「全てを話す…口実が欲しかったんだ…君ならフランを救えると…勝手に思い込んで…君を利用しようとした………最低な男だよ…私は…ゲホッ…」


セイヤ「話して下さい…ブラドさん……お願いします…」ポロポロ…


ブラド「男が泣くな……嬉しいよ…娘の為にこんなにも心配してくれる人達が居る事を…私は…親として……あの子を誇りに思って…いる…」


セイヤ「ブラドさん…」


ブラド「全てを話そう……皆、済まなかったね…キツい態度を取ってしまって…」ニコ…


霊夢「大丈夫です…それより…フランに何があったんですか…?」


ブラド「ここではなんだ…私の書斎で…話そう…」グググッ…


セイヤ「肩…貸しますよ…」肩貸す…


ブラド「済まぬ…恩にきるよ…」スタ…スタ…


レミリア「お父様…」


早苗「どうしてこんな事をしたんでしょう…助けて欲しいなら…きっとセイヤさんは力を貸してくれる筈なのに…」


魔理沙「それはきっと…これから話してくれると思うぜ、早苗…」


諏訪子「とにかく今はブラドさんの話を聞くのが先だよ…」




紅魔館(ブラドの書斎)




セイヤ「ブラドさん…それじゃあお願いします…」


ブラド「うむ…レミリアから聞いているだろうが今朝…紅魔館で働いているメイド達3人が病院に運ばれた…」


魔理沙「びょ、病院に…!?」


ブラド「病院に運ばれたのは聞いていなかった様だな……その3人を傷付けたのは他でも無い…私の娘の…フランドール・スカーレットだ…」


霊夢「ど、どうして…?フランはそんな事をする様な子じゃない筈でしょ…?」


ブラド「君達も知っている通り、私はレミリアをスカーレット財閥の跡取り娘として厳しく躾け、そしてその妹のフランは甘やかして育てていた…ここまではいいかな?」


咲夜「確かに…今まで疑問だったのですがそれは何か理由があったから…なのですか?ブラド様…」


コクン…


ブラド「それを言い訳にするつもりは無いが…まだフランが幼かった頃…レミリアの様に厳しく叱り、怒鳴った時があったんだ…」


レミリア「フランにも…お父様は厳しくしていたの…?」


ブラド「うむ…まだレミリアも幼かったからな、覚えていないのも無理はない………そしてその時、フランは奇声を上げて私に襲い掛かって来た…その時の傷がコレだ…」脱ぎっ…


セイヤ「この傷って確か…ブラドさんとブラドさんの親父さんが剣術の修行中に出来た傷だって言ってた…」


ブラド「あれは嘘なんだ……この傷はまだ幼かった頃のフランにやられて出来た傷なんだ…」服着る…


早苗「で、でも…とてもそうは見えません……まるで鋭い刃物で抉られた様な…」


ブラド「私も最初は何が何だか分からなかった……そして…私は真実を知ってしまったんだ…スカーレット家…いや、スカーレット一族が抱えていたある問題に…」


諏訪子「スカーレット一族……ある…問題…?」


ブラド「フランが暴走した日…私は父に入る事を禁じられていた図書館の地下に足を踏み入れた…」


霊夢「紅魔館の…地下…?」


魔理沙「そういえばパチュリーの奴も良く図書館に居るから話くらいは聞いてたぜ…パチュリーの奴も何があるのかは知らないけど入る事が禁じられてるって…」


ブラド「私は地下の奥まで行き…ある倉庫に辿り着いた…そこには…」


咲夜「そ、そこには…?」


ブラド「スカーレット家…正確にはスカーレット一族が代々抱える闇の部分が綴られた書物が大量に出て来たんだ…」


レミリア「スカーレット一族の…闇の部分…」


ブラド「1000年に一度…スカーレット一族には《狂気》を宿して産まれてくる子供がいる…吸血鬼の血を色濃く受け継ぎ…ありとあらゆる物を破壊し…生ある者を喰らう…そしてその者を止めるには…」


セイヤ「……殺すしか方法が無い…ですか…?」


ブラド「その…通りだ……私は泣いた…何故フランなのだと…あの子は元気で優しい女の子だ…なのに何故…狂気などと云う物を宿して産まれて来てしまったんだと……それから私とアスワンは、フランの内に眠る狂気を刺激しない様フランを甘やかして育てる様になった……レミリアへの罪悪感を感じながら…」


レミリア「お父…様…」ポロポロ…


ブラド「その時から私は生きている心地がしなかった…仕事に没頭していてもフランの狂気の事…厳しく躾けていたレミリアの顔を見ながら時間を過ごす事…私はそれに嫌気が指していた…死ぬ事を考えた時期もあった……だが残されたアスワンやレミリア…そして、フランの事が頭を過って…どうしても死に切れなかったんだ…」


霊夢「…」ポロポロ…


ブラド「だがその時……レミリアが高校1年生に上がった春、私はセイヤ君に出会ったんだ…」


セイヤ「俺…ですか…?」


ブラド「レミリアの為に自分を犠牲にし…私に立ち向かって来た…立つ事も困難な筈なのに…そしてボロボロの状態になっても尚…私に刃を向け…立ち続けた…真っ直ぐ私だけを見据え…レミリアの笑顔をもう一度見たい、只それだけの為に…」ポロポロ…


咲夜「ブラド様…」ポロポロ…


ブラド「私は最後…セイヤ君に殴られる瞬間に思った…私はどれだけ愚かだったのだと…会社の為だと嘘を吐き…レミリアの事を考えず厳しく躾け…フランの狂気を抑え込もうとするだけで…家族そのものを私は見てなどいなかったんだ…唯自分を偽り…それを良しとして優越感に浸っていただけだったんだ…」ボロボロ…


セイヤ「ブラドさん…あんたは…立派な父親だ……胸を張って下さい…アスワンさんも…レミリアもフランも…決してあんたを恨んでなんか居ない筈だ……俺はあんたを…心の底から尊敬します…1人の男として……そして…家族を必死に護ろうと努力する…あんたの父親としての…その優しい心に…」ボロボロ…


ブラド「セイヤ…君…」ボロボロ…


レミリア「私は…お父様の事を…恨んでなんか無いわ…自慢の…私達家族の…自慢の父親よ…」ボロボロ…


ブラド「うぐっ…ふぐぅっ…うぅっ…」ボロボロ…


早苗「ひっく…辛かったですよね…苦しかったですよね…悲しかったですよね…」ボロボロ…


諏訪子「そんな事が…ひっく…あったなんて…えぐえぐっ…」ボロボロ…


咲夜「ブラド様…アスワン様…お嬢様…妹様…」ボロボロ…


魔理沙「事情は分かった…フランは…この事を知っているのか…?」ボロボロ…


ブラド「あぁ…薄々勘付いていたらしい……今は自分から地下の部屋に籠っているよ…」グシグシ…


セイヤ「待ってくれブラドさん…フランは何時から…その事に…気付いてたんだ…?」


ブラド「一週間前位から…自分が自分じゃ無くなる様な…気持ちの悪い感覚がしていたと言っていた…夢の中でも時々…自分がもう一人の自分に喰われる…そんな夢を見ていたそうだ…」


セイヤ「っ!?クソォッ!!」ドンッッ!!



ガチャァン…!ガシャァン…!



ブラド「ど、どうしたんだ…?セイヤ君…?」


セイヤ「俺は…一週間前に…フランにこう質問された…」ポタ…ポタ…



『あのね…もし……もしも私が…私じゃ無くなっちゃったら…セイヤは…どうする…?』



セイヤ「俺は…俺は…気付いてやれなかった…!フランは助けを求めてたのに…俺は…俺はぁぁぁ…!!」ボロボロボロボロ…


霊夢「セイヤ…自分を責めるのは止めなさい…フランは別にセイヤを責めるつもりなんて無いわ…」ポン…


セイヤ「俺は…!フランを護るって決めてたのに…!誰も傷付けさせない様に…!強くなるって決めたのに…!!何で……俺はもう…大切な人を…失いたくなんか無いのに…!!どうして気付いてやれなかったんだ…!!」ボロボロボロボロ…


魔理沙「セイヤ……お前が今自分を責めたって何も変わらないだろ!前だけを見ろ!それがお前の…水奈月セイヤの生き方だろ!!」


セイヤ「魔…理沙…」ボロボロ…


魔理沙「フランはきっと…セイヤを待ってるぜ…?だからお前だけは笑顔でいてやれ!な?」ニカッ!


セイヤ「あぁ…そうだな、魔理沙の言う通りだ…また、助けられたな…」ニコ


魔理沙「まぁな!当然だぜ!」へへへっ…


早苗「でも…これからどうするんですか…?」


ブラド「フランにはもう…時間が残されていない…」


諏訪子「ど、どういう事…」


ブラド「明日の夜の月は…特別な月だ…この意味が分かるか…?」


レミリア「紅月……春から夏に季節が完全に変わる時に出る月…」


ブラド「その通りだ……その書物には…紅月が出ずる晩…狂気は満ちるであろう…こう記されている…」


霊夢「明日の夜…たったそれだけ…?…ほ、本当に狂気を抑え込む方法は無いの!?」


ブラド「倉庫の中に眠っていた…《紅魔刀》ならば可能かもしれないが…今までの記述上…成功例は…0だ…」


早苗「紅魔刀…それは一体どんな刀何ですか…?」


ブラド「その名の通り…紅い魔を斬る為の刀だ…同士討ちや狂気の子を斬り殺す為に使われた…所謂処刑用の刀だ…」


咲夜「な、何故その様な刀で妹様が助かるかも知れないんですか…?」


ブラド「成功例は無いが…狂気に完全に堕ちた筈なのに…自我が戻ったと云う記述があったんだ…私はそれに賭けようと思い…自らの手で…フランと対峙しようとしていたんだ…」


セイヤ「ブラドさん…俺が…俺がフランを…狂気の淵から必ず救ってみせる…だから…フランの所に案内して下さい…」キッ…


ブラド「セイヤ君…」


セイヤ「俺はフランの想いに気付いてやれなかった…助けを求めていたのに……だから俺がやらなくちゃいけないんだ!」


ブラド「………ついて来なさい…地下に案内しよう…」ガタッ…


セイヤ「よろしくお願いします…」ガタッ…


レミリア「セイヤ!」ガタッ…


セイヤ「安心してくれレミリア…フランは必ず俺が助けてみせる…約束だ」ニコ


レミリア「えぇ…お願いだから無茶な事だけはしないで…」ウルウル…


セイヤ「その約束だけは出来ない…俺は…俺の命を懸けて…フランを助けるつもりだ…」スタスタ…


霊夢「セイヤ…無事に帰って来てね…?」


セイヤ「そのつもりだ…絶対に…フランを連れてお前らに会いに行く…これは約束してやる」はは…


魔理沙「フランを…私達の大切な人を頼むぜ…?セイヤ…」


咲夜「私達はいつまでもセイヤの事を想っています…その事だけは…どうか忘れないで下さい…」


セイヤ「それなら百人力だな…約束だ……必ず…必ずフランと一緒に…会いに行く…」


早苗「セイヤさん…行ってらっしゃい…」ニコ


諏訪子「助けられませんでしたじゃ…済まさないからね?」ニコ


セイヤ「あぁ…行ってきます…」ニコ…スタスタ…


ブラド「それじゃあセイヤ君…行こうか…」スタスタ


セイヤ「はい…」スタスタ




ガチャ…バタン…




霊夢「セイヤ……セイヤなら必ず…」ポロポロ…


魔理沙「信じてやる事しか出来ないが…あいつは1年の時から…どんな困難にも…決して弱音を吐かないで前だけを見て…突き進んでた…」ポロポロ…


咲夜「時に優しく…時に厳しく……本当は臆病な人なのに…それを表に出さないで…」ポロポロ…


レミリア「いつもそんなセイヤに助けられてきた…誰かを護りたい…その想いだけで……私達はそんなセイヤに…どんどん惹かれていった…」ポロポロ…


早苗「無理無いですよね……あの様な人を…好きになるななんて…無理…ですよ…」ポロポロ…


諏訪子「セイヤは本当に…変わらないんだね……一度は変わってしまったのかも知れない…でも……根の部分は……きっと変わってなんかない……本当に…尊敬するよ…」ポロポロ…




紅魔館(地下の倉庫)




ブラド「セイヤ君…これを…」つ紅魔刀


セイヤ「俺は…フランを殺すつもりはありません…だから…その刀は必要無い…」


ブラド「誰が殺させるものか…これは御守りの様な物だと思ってくれ…それに鎖で封印されているから簡単には抜き放つ事は出来ない筈だ…」ジャラ…


セイヤ「そういう事なら…」カチャ…ジャラ…


ブラド「食事は1日3食だ…時間になったら私が渡しに行く……フランの事を頼んだぞ…セイヤ君…」


セイヤ「安心して下さい…必ず…狂気なんてふざけた物から…フランを解放してみせます」クル…スタスタ…



「そう……喩え…俺が死んだとしても…な…」ボソ…スタスタ…



ブラド「セイヤ君…?」


セイヤ「何でも…ありませんよ…」ニコ…スタスタ…



スタスタスタスタスタスタ…



ブラド「私は…悔しい…何故私はあの様な男になれなかったんだ…くそぅ…くそぅ…」ポロポロ…




紅魔館(地下最奥の部屋)




セイヤ「ここか………フラン…」コンコン…


「セイヤ…?セイヤなの…?」


セイヤ「あぁ…フラン、ここを開けても良いか…?」


「……駄目だよ…お父様から聞いたんでしょ…?」


セイヤ「あぁ…俺はその話を聞いた上で…ここに来てるんだ…」


「そっか…セイヤらしいね…」


セイヤ「それじゃあ…開けるぞ…」カチャ…ギィィィィ…


スタスタ…


バタン…カチ…


セイヤ「フラン…?」スタスタ…


フラン「セイヤ…」ポロポロ…


セイヤ「お前……ずっと泣いてた…のか…?」


フラン「…うん」ポロポロ…


ぎゅぅぅ…


セイヤ「御免なフラン…お前は俺に助けを求めてたのに…俺は…気付いてやれなかった…」ぎゅぅぅ…


フラン「ううん…いいんだよセイヤ…」されるがまま…ポロポロ…


カチャ…ジャラ…


フラン「その刀は…?」ポロポロ…


セイヤ「いや…これは…」


フラン「セイヤが殺してくれるんだったら…私はそれでいいよ……大好きな人だから…」ニコ…ポロポロ…


セイヤ「っ…俺は…!フランを殺したくなんか無い…!俺だってフランが大好きだ…だから…そんな事言わないでくれ…頼むから…」ギュゥゥゥ…!ポロポロ…


フラン「セイヤぁ…セイヤぁぁぁ…」ギュゥゥゥ…!ボロボロ…


セイヤ「俺は…お前を助ける為に…ここに来たんだ…」ぎゅぅぅ…ボロボロ…


フラン「ぅん…ぅん…」ぎゅぅぅ…ボロボロ…


セイヤ「明日の夜まで…ずっと俺が居るから…だから安心してくれ…」ニコ なでなで…


フラン「うん…!」ニコ ポロポロ…


セイヤ「はは…それじゃあ何かするか!」


フラン「うん!じゃあお人形遊びしよ?」


セイヤ「お、お人形遊び…?」


フラン「それとセイヤ!これに着替えて!」タッタッタッ…ガサゴソ…


セイヤ「何だ何だ…?」スタスタ…


スッ!


フラン「ジャジャーン☆燕尾服〜♪」テッテテー☆


セイヤ「またそれかぁぁぁぁ!?」ガーン


フラン「HeyYou!着替えちゃいなYO☆Hey!Hey!Hey!Heeeeey!!」グイグイ…!


セイヤ「わ、分かったから!分かったからグイグイ押し付けるな!!」


フラン「えへへ…///じゃあお風呂場で着替えて来てね?」


セイヤ「分かりましたよ…着替えればいいんでしょ着替えれば…」トボトボ…


ガチャ…バタン…


フラン「セイヤ…ありがとね…」つー…





クマ「オラどうした来いよぉ!」heyhey!


執事「大人しくお嬢様を返して下さい…」


クマ「黙れぇぇいっ!身代金3億用意出来なかったてめぇが悪いんだろうがぁ!」


執事「その様な現実的ではない金額を提示するとは哀れなクマさんですね…それに…」


クマ「それに何だゴラァァ!」


執事「私のお嬢様は…3億何ていう端金の様な価値ではありません…そこの所を履き違え無いで欲しいですね…」シュッッ…!


クマ「消えたっ…!?」


「お休みなさい…永遠に…」ゴキィッ…!!


クマ「キュマップ!?」ドサッ…


お嬢様「執事…!」タッタッタッ…


執事「お嬢様…ご無事でしたか…」ニコ


お嬢様「執事…執事ぃ…」ぎゅぅぅ…


執事「ふふ…お嬢様は甘えん坊さんですね…」よしよし…


お嬢様「執事……これからも…私の側に居てね…?」ぎゅぅぅ…


執事「勿論です…私の命が尽きるまで…貴方の側に居ますよ…お嬢様…」ニコ


お嬢様「うん…」ニコ



フラン「エンダァァァァアアアア!!」


セイヤ「イヤァァァァアアアア!!」


執事・お嬢様「「ウィルオオオオルウェイズラアアアブユウウウウウウアアアアアア!!」」


セイヤ・フラン「エンダァァァァアアアア!!」


セイヤ「ってなんでやねん!!」ビシ…


フラン「いやぁなんか気分的に…」えへへ…


セイヤ「いやノッた俺も俺だからいいんだが…」


フラン「そんな事よりも…やっぱりセイヤはその格好似合ってるね…///」ポ〜…


セイヤ「そうか…?まぁ似合って無いって言われるよりは嬉しいが…」


フラン「じゃあ次はゲームしよ!」


セイヤ「ゲームって何のだ?」


フラン「マインクラフトだよ!」つマイクラ


セイヤ「よりによってPS3か…」


フラン「まだ家作りが途中なんだよね…」スッ…


セイヤ「PC版やれよ…世界観違うぞ?」


フラン「だって何だか操作性イマイチなんだもん…」コントローラー構え…


セイヤ「慣れればそんな事無いけどな…まぁ確かにPS3のコントローラーの方がやり易いが…」


フラン「マイクラって楽しいよね♪皆で一緒に楽しもうよ♪」ニコ


セイヤ「どこの魔王だよ…それ…」


フラン「魔王じゃないよ!清◯の白い悪魔だよ!」


セイヤ「それはガン◯ムだ…」



お昼…



コンコン…


「セイヤ君…ここを開けてくれ…」


ガチャ…


セイヤ「すみません…ありがとうございます」


ブラド「食事を持ってきた…フランはどうだね…?」


セイヤ「大丈夫ですよ…」ニコ


ブラド「そうか……引き続きフランを頼む…他の皆も心配して紅魔館に来てくれたよ…」トレー渡す…


セイヤ「アリス達がですか…?」トレー受け取る…


ブラド「うむ…今日は皆ここに泊まるそうだ…」


セイヤ「そうですか…あいつらに宜しく言っておいて下さい…」ペコ…


ブラド「あぁ、伝えておくよ…それよりセイヤ君は何故燕尾服なんて着ているんだ?」


セイヤ「ははは…何故だかフランに強請られまして…」


ブラド「はははそうか!似合っているぞ…」ニコ


セイヤ「どうも…」ははは…


ブラド「それじゃあ私はこれで……君にこんな役を押し付けて…本当に済まないと思っている…」


セイヤ「他でも無い俺自身が決めた事です…誰に強要された訳でも無い…自分自身で決めた道です…だからブラドさんが謝る必要はありませんよ…」ニコ


ブラド「もしも…いや…フランが狂気から目覚めたら…」


セイヤ「目覚めたら…何ですか…?」


ブラド「ふふ…何でもない…」ガチャ…バタン…


セイヤ「?」クル…スタスタ…


フラン「あ!お昼ご飯!?」てってってっ…


セイヤ「あぁ…それじゃあ食べようか…」ニコ


フラン「うん!私お腹ペコペコ!」



地下の通路



スタスタスタスタ…



ブラド『セイヤ君…いつか君を…この紅魔館の主として……君を迎え入れてみせる…レミリアとフランを任せられる男は…君しか居ないだろうからな…』スタスタ…




紅魔館(ホール)




霊夢「それでまさか皆まで来るとはね…」


アリス「当たり前だよ…セイヤは必死になってフランちゃんを助けようとしてるのに…」


妖夢「その通りです…セイヤは…また誰かを護る為に戦っているんです…」


こいし「それにフランちゃんだって…ずっと苦しかった筈です…親友なのに…私はそれに…グス…気付いて…えぐっあげられなかった…」ボロボロ…


さとり「こいし……大丈夫よ」なでなで…


チルノ「あたい達は…本当に何も出来ないの…?」


ルーミア「セイヤに…全部背負わせるのかー…?」


幽々子「きっとセイヤ君は背負わされてるなんて…これっぽっちも思って無いわよ…」


パチュリー「背負わされてるんじゃない…自分から背負っているのよ…皆の想いを…どれだけ重くのしかかって居ても…地に足を付けて…その両足で…力強く…」


天子「セイヤ……大丈夫だよね…」


四季映姫「もしもフランちゃんを連れて戻って来なかったら…終身刑ですからね…」


鈴仙「セイヤが力を付けてた理由は…誰かを傷付ける為に…有るんじゃないからね」


てゐ「何時だって…自分から辛さに突っ込んで行って…何時だって不可能を可能にして来た…」


ルナサ「それを可能と出来るのは…お前達が側に居てくれるからだって…セイヤは言ってた…」


メルラン「たった1年間しか…セイヤと過ごしてないけども…」


リリカ「あいつは…誰にも負けない…そして自分自身にも…決して負けない…」


神奈子「そんな心を持っているから…今の私達の関係がある…皆…あいつのお陰で今がある…」


こころ「そう…だから…私達は信じ続ける…想い続ける…セイヤの事を…!」狐


咲夜「紫先生や霖之助さん達も後で此方に来るそうですね…」


魔理沙「瑛須達も明日の夜には来るって言ってたな……全く、本当にモテる奴だなぁセイヤは…」


早苗「無理も無いですよ…セイヤさんですから!」


諏訪子「その言葉で片ずけられるなんて…大した男だよね…セイヤは…」


レミリア「当たり前よ…セイヤはきっと…帰って来てくれるわ…そうでしょ?霊夢…」


霊夢「そうそう…きっとヘラヘラしながらただいまなんて言っていつもみたいに笑ってくれる筈よ…」




そして……運命の時まで…残り一夜となった…彼女達の想いを…青年に届けて…




紅魔館(地下最奥の部屋)




フラン「ねぇセイヤ…」


セイヤ「ん?何だフラン…」


フラン「お風呂入らないの…?」


セイヤ「あぁ…じゃあ入ってくるわ…」スクッ…スタスタ…


フラン「じゃあ私も…」スクッ…スタスタ…


セイヤ「いやいやいや…おかしいおかしいおかしい…」ピタ…


フラン「いいじゃん一緒に入ったって…」ピタ…


セイヤ「あのね?俺男、フランは女の子……Do you understand…?」


フラン「…分かってるよ、細かい事気にしないで一緒に入ろ?」


セイヤ「いや全然細かく無いからね?大分ブツ切りにしてるからね?その結論…もう少し包丁でトントンして置こうか…」


フラン「……分かった」


セイヤ「ふぅ…」ほっ


フラン「じゃあ夜は一緒に寝よ…?」


セイヤ「いやそれもHurdle高いからねぇ!?」


フラン「どっちか選んでよ…お願いだから…」ウルウル…


セイヤ「っ……分かったよ…じゃあ一緒に寝てやるから…風呂は別々だ…いいな…?」ポン…


フラン「…うん」ポロポロ…


セイヤ『何やってんだ俺…フランは今…不安なんだ…俺が…フランを支えてやらないで…どうする…』なでなで…



2人がお風呂から上がりました…



セイヤ「まだ22時だな…この後どうするんだ?」


フラン「少し早いけど…寝よっか…?」スクッ…


セイヤ「え…?もう寝るのか?」


フラン「いいじゃん…セイヤと早く一緒に寝たいんだもん…」ギュッ…


セイヤ「あ、あんまりそういう事言わないでくれ…///」


フラン「ほら…早く…」グイッ…


セイヤ「わ、分かったから…」スクッ…スタスタ…



ポス…



フラン「はい…セイヤはこっちね…」ポンポン…


セイヤ『マジでかぁぁ!?エンダァァァァなのか!?ここで俺はエンダァァァァしちまうのかぁぁぁ!?助けてエンダーマーーーーン!!』


フラン「?…どうしたのセイヤ…」


セイヤ「あ、いえ…何でもありません…///」ポス…


フラン「///」ドキドキ…


セイヤ「///」ドキドキ…


セイヤ『おぃぃ!!気まずいわ!めっさ気まずいわ!』


フラン「せ、セイヤ…///布団…入らないの…?///」


セイヤ「え?あぁ…」モゾモゾ…


フラン「///」布団に潜る…


モゾモゾ…スポッ…


セイヤ「おわぁっ!?」ビクゥッ…


ぎゅぅぅ…


フラン「えへへ…///セイヤって…凄く暖かい…///」ぎゅぅぅ…


セイヤ「おおおおい!///くっ付き過ぎだ!もう少し離れてくれ!///」ドッキンドッキン…


フラン「や…///」ぎゅぅぅ…


セイヤ「ったく…///」


フラン「………ねぇセイヤ」ギュッ!


セイヤ「痛っ…ど、どうしたんだフラン?」


フラン「……ぃ」ボソ…


セイヤ「な、何て言ったんだ…?」


フラン「……怖ぃ…怖いよぉ…」ボロボロ…


セイヤ「っ」


フラン「何で…何で私は…こんな風に産まれて来ちゃったの…?…狂気なんて要らないのに…皆とずっと…一緒に笑い合いたかっただけなのに…何で…」ボロボロ…


セイヤ「フラン…」


フラン「自分が自分で無くなっちゃうなんて…やだよぉ…お父様やお母様…お姉様と…霊夢や魔理沙達と…そして…セイヤと…もっと…一緒に居たいのにぃ…」ボロボロ…


ギュッ…


セイヤ「泣くな…泣かないでくれ…」ボロボロ…


フラン「怖い…怖いよぉセイヤぁぁ…」ぎゅぅぅ…ボロボロ…


セイヤ「フラン…俺が…お前を絶対に助けてやる……もしもそれが出来なかった時は…俺も一緒に死んでやるよ…」ニコ…ボロボロ…


フラン「セイヤぁ…」ボロボロ…


セイヤ「フランが死ぬまで一緒に居てやる…だから泣くな…」ぎゅぅぅっ!


フラン「セイヤ…最後に一つだけ…私のお願い…聞いて欲しいな…」ぎゅぅぅ…ボロボロ…


セイヤ「お願い…?」


フラン「うん…」ぎゅぅぅ…ボロボロ…


セイヤ「俺が出来る事なら…だが…」


フラン「セイヤにしか出来ない…セイヤじゃ無くちゃ駄目なお願い…だよ…」ぎゅぅぅ…ボロボロ…


セイヤ「なんだよ…そのお願いって…」


フラン「エッチしよ…?死んじゃう前に…セイヤと一つになりたいんだ……駄目…?」


セイヤ「ゲホッ!!ゴホッ!!い、いきなり何言い出すんだ!!///」


フラン「セイヤ…私、セイヤの事が…ずっと好きだったんだ…」


セイヤ「いや、俺だってフランの事が好きだぞ?」


フラン「私の好きは…恋愛の意味での好き…だよ…?」


セイヤ「え…」


フラン「キスしたり…エッチな事したりする方の好き…意味…分かるよね…?」


セイヤ「え…マジで…?」汗ダラダラ


フラン「うん…///」ぎゅぅぅ…


セイヤ『ま、マジでエンダァァァァしちまったぁぁぁぁ!?』


フラン「だから…しよ…?///」のし…


セイヤ「ま、待ってくれ!///気持ちの整理を付けさせてくれ!!///3分間待ってくれ!!///」


フラン「…10秒間だけなら待ってあげる…///」


セイヤ「短い短い!30分だけ!30分だけ時間をくれ!」


フラン「……いいよ、じゃあそれまでこのままね…?」ピトー…


セイヤ『気持ちの整理付けられる訳無いだろこんな体勢でー!!』



30分後…



フラン「セイヤ…気持ちの整理付いた…?」ツンツン…


セイヤ「く、くぅー…」


抓り…


セイヤ「痛いわっ!」パチリッ!


フラン「寝たフリとか酷いよ…女の子が告白の返事待ってるのに…」


セイヤ「ぅ…」グサッ…


フラン「やっぱり…私じゃ…駄目…?」ウルウル…


セイヤ「駄目でも無いし嫌でも無いよ…でもまだ……俺はその答えを出せない…」


フラン「………そっか」ニコ…


セイヤ「それに…」


フラン「?」キョトン…


セイヤ「フランは死なせ無いよ…だから…いつか必ず…フランに…俺の気持ちを伝えるから…それまで待ってて欲しい…」


フラン「分かった…必ず…セイヤの答え…聞かせてね…?」ニコ…


セイヤ「だから…それまでこれで我慢してくれ…」頬っぺにチュッ…


フラン「ふぇっ!?///」ドキーン☆


セイヤ「ありがとな…こんな俺の事を好きになってくれて…」ニコ


フラン「ぅ…ぅん…///『普通の状態のセイヤにき、キスされちゃったぁ…///』」ぶしゅ〜☆


セイヤ「ほら、取り敢えず跨るの止めてくれ…」


フラン「う、うん…///」モゾ…


セイヤ「…」ぎゅぅぅ…


フラン「セイヤぁ///」ぎゅぅぅ…


セイヤ「あの…猫撫で声出さないで下さい…///」


フラン「セイヤぁ///セイヤぁ///」モゾモゾ…


セイヤ「モゾモゾしないでぇ!?///」


フラン「セイヤ……いつか必ず…答え…聞かせてね…?」ギュッ…


セイヤ「あぁ…約束だ…」ギュッ…


フラン「セイヤ…何かお話してよ…」ぎゅぅぅ…


セイヤ「話と言ってもなぁ…今のこの状態じゃ頭回らん…」なでなで…


フラン「じゃこのままでいいや…///」ぎゅぅぅ…


セイヤ「そうしてくれ……このままの状態もアレなんですがね…」なでなで…


フラン「好きな人と布団で抱き合うのって…心地良いね…///」ぎゅぅぅ…


セイヤ「そうだな…」なでなで…


フラン「あ!いま肯定したよね!?好きな人とって意味なのに肯定したよね!?」


セイヤ「いや、言葉の綾だろ…」なでなで…


フラン「ちゅ〜❤︎」ズイッ…


セイヤ「ストッパ!」ガシ…


フラン「う〜!」グググ〜!


セイヤ「何この子めっさ力強い!?」グググッ!


フラン「んも〜…照れ屋さんだね///」キャッ…


セイヤ「照れ屋でも何でも構わないから…」パッ…


フラン「隙ありっ!」バッ!


チュッ…


セイヤ「んむっ!?」


フラン「ん〜…ちゅ…んちゅ…///」レロ…


セイヤ「んぐぐ〜!……ぁぅ…」ガクン…


フラン「ぷはぁ……あれ…?セイヤ…?」


セイヤ「///」ビクンビクン…


フラン「気絶しちゃった…どうしよ…」あら〜…


フラン「えへへ…///おやすみ…セイヤ…」ピト…




青年と少女は想いを確かめ合った…しかし…無情にも世界は…青年と少女達を引き裂く…残酷な方法で…そして……青年は命と引き換えに…少女を救う…






次の日の夜…





霊夢「とうとうこの時が来たわね…」


魔理沙「セイヤ…頼むぜ…」


咲夜「紅月なんかセイヤが叩き斬ってくれます…」


レミリア「そうね…セイヤがきっと…この紅月を…想いの花びらで彩ってくれるわ…」


アリス「フランちゃんもきっと狂気なんかに絶対に負けないよ…」


さとり「そうね…あの子はとても強い子だから…」


妖夢「セイヤの振るう想いの刃で…必ずや狂気を断ち斬ってくれる筈です!」


こいし「セイヤさん…フランちゃん…」


チルノ「あたい達の想い…届くよね…きっと…」


ルーミア「届くよ…きっとね…」


ブラド「皆……セイヤ君を…そしてフランを信じて…祈ろう…」スッ…


全員「はい…」スッ…


紫『セイヤ…頼んだわよ…』スッ…






紅魔館(地下再奥の部屋)





フラン「セイヤ…」ぎゅぅぅ…


セイヤ「フランがフランじゃ無くなるまで…俺が居るよ…だから安心して眠れ…必ず俺が起こしてやる…」ぎゅぅぅ…


フラン「うん……セイヤが隣に居ると…抱き合ってると…全然怖くないよ…」ぎゅぅぅ…


セイヤ「そうか…嬉しい限りだ…」ニコ…ぎゅぅぅ…


フラン「セイヤ…私が起きたら…フランお嬢様って言って起こしてね…?」


セイヤ「畏まりました…フランお嬢様…」ニコ


フラン「えへへ………あうっ!?」ビクンッ!


セイヤ「っ!!フラン大丈夫か!?」


フラン「セイ…ヤ……ごめ…んね………だ…いすき……だよ…」ニコ…


セイヤ「謝るな……俺だってフランが好きだ!大好きだ!!」ぎゅぅぅぅ!!


フラン「うれ…し…いな………でも……ちょっと…だけ……お別れ……だね…」はぁ…はぁ…


セイヤ「フラン…!フラン…!」ぎゅぅぅぅ…


ガクン…


セイヤ「っ…」優しくフランを下ろす…



スタスタスタスタ…ピタ…チャキ…ジャラララ…



セイヤ「俺はこの刀を抜かない……その代わり…俺は…この想いを…刃に変える!!!」ヒュンビュッ!



《BGM・U.Nオーエンは彼女なのか?(オルゴールver)》



「…」スクッ…


セイヤ「…」ジリ…


「アハァ♪ヤット出テコレタヨ♪」アハハ…


セイヤ「お前は…誰だ…」


「?…フランダヨ…フランドール・スカーレット…オ兄サンハ誰?」


セイヤ「っ…お前は…フランドール・スカーレットなんかじゃ無い…!」グググッ…


フラン?「フ〜ン…マァドウダッテ良イイケドネ♪」ニコ


セイヤ「その姿で…その声で…その笑顔で……フランの名を語るんじゃねぇ!!」ポロポロ…


フラン?「ナニ怒ッテルノ?私ハ私ダヨ…」


セイヤ「黙れ!お前はフランなんかじゃない!!その口を今すぐ閉じろ!!」ポロポロ…


フラン?「ジャア私ト、貴方ノ言ウフラント何ガ違ウノ…?」


セイヤ「あいつは…フランはこんな俺の事を好きだって言ってくれたんだ……臆病で甲斐性の無い……俺の事を…本気で…好きだって…言ってくれたんだ…」ポロポロ…



『セイヤ…私、セイヤの事が…ずっと好きだったんだ…』



セイヤ「だから俺は…!」ポロポロ…



『私の好きは…恋愛の意味での好き…だよ…?』



セイヤ「俺の全てを……命を懸けてでも…!!」ポロポロ…



『好きな人と布団で抱き合うのって…心地良いね…///』



セイヤ「フランを…!!」ポロポロ…



『セイヤ……いつか必ず…答え…聞かせてね…?』



セイヤ「狂気の淵から…呼び戻す…!!あんたを殺してな…!!」キッ!


フラン?「アハハ…アハハハハ…アハハハハハハハハハハ!!」ケタケタ!


セイヤ「俺の想いが勝つか…あんたが俺を殺すか…勝負だ!!狂気の悪魔!!」チャキン…ジャラ…



《U.Nオーエンは彼女なのか?(オーケストラver)》



フラン?「オ望ミ通リ……殺シテアゲル♪」バッッッッッ!!


セイヤ「なっ!?」チャキ…


ドゴォッ!!


セイヤ「うごぁっ!?」ゲホォッ!


ヒュックルンッ…スタッ…


セイヤ「ぅぁぁ…」ガクン…


フラン?「口ダケノ男ハ…モテナイヨッ!!」ゴッッッッッ!!


セイヤ「ぁグッッ!!」バギィィッ!



ドゴォォォォオオオン!!



ズルズル…ドサ…


セイヤ『洒落に…なら…ねぇよ……速すぎ…る…』スクッ…


フラン?「ネェー…ツマラナイヨォ〜!早クコノ部屋カラ出シテクレナイカナァ?」スタスタ…


セイヤ「舐めるなよ…クソガァ!!」ビュッ!


フラン?「危ナイナァ…」サッ…


セイヤ「フランの身体だから傷付けない様にしてやってるんだ……そうじゃなきゃてめぇは今すぐにでもこの刀で斬り殺してる!!」ギリギリ…


フラン?「……アハ♪ナンダァ…オ兄サンモ私ト同ジジャン♪」ハハ…


セイヤ「お前と俺を一緒にするな…!」スクッ…


フラン?「一緒ダヨ……オ兄サンノ心ノ奥ニ眠ル狂気…ゾクゾクシチャウナァ♪…好キニナッチャイソウナ位真ッ黒♪マルデ全テヲ呑ミ込ム深淵ミタイデ素敵ダヨ?」ニコ♪アハハハ!


セイヤ「だから…その姿で…声で笑顔で…!!」ググググググッ!


バッ!


セイヤ「俺を好きだなんて言うなぁぁぁぁ!!」チャキ…ジャララララ…!


フラン?「残念ダナァ…折角仲良ク出来ルト思ッタノニ…」シュッッ!


ドゴォッ!!ガッッ!!


セイヤ「ぉぇッ!?」グラッ!


ガシッ!ボギィィィッッッッ!!


セイヤ「ウァァァアアア!?」ガクン…


フラン?「マズ…左腕ネ♪」スタスタ…


ゴギィッッッ!!


セイヤ「ウガァァッッッ!?」


フラン?「左肩♪…次ハァ…」グググッ!


ヒュッ…パシッ…


フラン?「邪魔……シナイデヨォォォォォッッ!!!」ドゴォォッッッ!!



ガァァァァァァッッッッン!!!



ズル…ドサッ…


セイヤ「…」ググ…



フラン?「フゥ…良カッタァ♪簡単ニ壊レタンジャツマラナイモンネ☆」スタスタ…



セイヤ『力の差が…圧倒的過ぎる……これが…吸血鬼の…狂気の……力…』スクッ…フラフラ…


フラン?「オ兄サンノ狂気…フラン見テミタイナァ♪」ピタ…


セイヤ「誰が…てめぇなんかのお願いを…聞くかよ…寝言は寝て言え…糞悪魔…」ぺっ…


ドゴォォッッ!ガシッ…ググググググッ…


フラン?「立場弁エテ喋ッタ方ガ身ノ為ダヨ…?」ググググググッ…


セイヤ「うぁあっ…!!」ギチギチ…


フラン?「コノママ頭壊シチャオッカ?キット綺麗ナ紅色ナンダロウナァ〜♪」ググググググッ…


セイヤ「ぅぁ…がぁっ…」ギチギチギチギチ…


フラン?「今ナラマダ許シテアゲル…ゴメンナサイシテヨ…」ググググググッ…


セイヤ「黙れよ…フランから出て行け…このゴミ屑…」ガシッ…


フラン?「…チッ!」ググググググッ!!


セイヤ「ぐぁぉあっ!!…ウラァァァアアア!!」ブゥゥンッッッ!!


フラン?「っ!?」グンッ!!



ドォォォォオオオオンッ!!



フラン?「片腕ダケデ…私ヲ吹キ飛バシタ…?」スクッ…


セイヤ「はぁぁぁぁぁ!!」ジャララララ…!


フラン?「片腕デノ斬撃ナンテ怖クモナントモ無イヨ…」ヒュッッッッッ!


ドゴォッ!ガッッ!バギィィッ!


セイヤ「オェッ…!…うぉおおおっ!!」ブン!ブン!ブン!!


フラン?「ウザッタイ…ナァッ!!」バギィィッッッッ!!


セイヤ「ぐっっ…!負けられるかぁ!!」ガシッ!ブゥゥンッッッッ!!



ザザザザザーーーーーー…バッ!!



フラン?「オ兄サント遊ブノ…楽シイ♪」タタタタタタタタッ!


セイヤ「はぁっっ!」ブゥゥン!


シュッッ…


セイヤ「後ろかっ!!」ブゥゥン!


シュッッ…


「アハハ…カ〜ゴメ〜カ〜ゴメ〜♪カ〜ゴノナァ〜カノト〜リ〜ハ〜♪」パンパン☆


セイヤ「くそ…何処に居るんだ…」キョロキョロ…


「イ〜ツ〜イ〜ツ〜デ〜ア〜ウ〜♪」パンパン☆


セイヤ「そこだぁっ!!」ビヒュッ!



スカッ…



「モウ…誰ニモ会エナイヨ…オ兄サン♪…ダッテ…誰モ居ナクナッチャウカラ…」ボソ…



ドチュッッ!!グチュグチュッ…



セイヤ「っっ!!??」ゴボォッ…



ビチャビチャビチャビチャ…ポタ…ポタ…ポタ…ポタ…



フラン?「思ッタ通リ♪オ兄サンノ血///……綺麗ナ紅色ダァ///」ズボォッ…ドサッ…


ンチュ…ペロッ…


フラン?「美味シィ〜♪」ぽ〜…


セイヤ「ぅぁ…ぐっっ…おぇぇ…!」ビチャビチャ…


フラン?「モォ〜…勿体無イナァ…」グチュッ…グチャグチュ…


セイヤ「うぁぁっ!?ぐぁぉあァァァァ!?」ジタバタッ!


フラン?「イイ声///…本気デオ兄サンノ事…好キニナッチャイソォ〜…///」ペロォ…チュパ…


セイヤ『やっぱり……あの手しか…無いのかよ…くそ…ちくしょぉ…』ボロボロ…


フラン?「泣キ顔モ素敵…///ネェオ兄サン…殺サナイデアゲルカラ私ノ物ニナッテヨ〜♪」


ヒュッッッッッ!!


フラン?「っ!?」バッッッッッ…!スタ…


スクッ…ビチャビチャ…ポタ…ポタ…ポタ…ポタ…


セイヤ「…」グググッ…


フラン?「残念ダナァ…」


ヒュッ!…カチャン…ジャラ…


フラン?「何…コレ…?刀…?」拾う…



ググググググッバキンッ!!スーーーーー…



シャリン…



フラン?「綺麗ナ刀身〜♪」ヒュンヒュン!


セイヤ「悪いな…約束……守れそうに…ない…」ゲホッ…ピチャピチャ…


フラン?「コノ刀デ殺シテ欲シインダネ?良イヨ♪私ノ初恋ノ人♪」バッッッ!


ヒュッッッ!


ズバァァァッッ!!


セイヤ「…」ブシュッッッッ!!


ガク…ガッッ…ググググググッ…


フラン?「マダ立テルンダァ♪」カチャン…


セイヤ「これが俺の…最初で…最後の………奥義だ…」ボタボタボタボタ…


フラン?「サイショデサイゴノオウギ…?何ソレ…?」


セイヤ『死ぬまで一緒に居てやるって…約束したのにな…』つーーー…


フラン?「デモ…コレデ終ワリダネ♪」スッ…


セイヤ「御免な……フラン…皆………さよならだ」ニコ…


フラン「シンジャエェェェェェェ!!」シュッッ!!





「終命ノ型………彼岸花…」ニコ





ドシュッッッ…!!





セイヤ「ゴホォッ…」ビチャビチャビチャビチャ…


フラン?「ハイ…御終イ♪」ズズズズ…


ギュッ…


フラン?「ナ、何スルノ!?離シンムッ!?」


セイヤ「んっ…ちゅ…」グググッ!


フラン?「ンンン…ンァ…」ビクンッ…


セイヤ「れろ…チュパ…」グググッ!


フラン?「ヤ、ヤダァ…ンゥゥ…」ビクンッ…


セイヤ「あんたは…俺が受け入れてやる…俺の命をやるから…フランから出て行ってくれ」スッ…


フラン?「ハ、離シ…テェ…」グググッ…


セイヤ「お前の好きな紅い血…俺が全部くれてやるよ…」ちゅっ…


フラン?「ンァ…ン…ヤァ…」ビクンッ…



グググググググ…グググググ…グググ…グッ…



ダラン…



セイヤ「んちゅ…ちゅっ…」


フラン「しぇ、しぇいやぁ…///」ビクンッ…


セイヤ「ぷはっ…フラン…」


フラン「な、何で…///セイヤが…その…キスしてるの…?///」ぷしゅ〜…


セイヤ「別に…いいだろ…?」ニコ…


フラン「ぅ、ぅん…///」ドッキンドッキン…


セイヤ「おはよう御座います…フランお嬢様…」ニコ…


フラン「セイヤ…セイヤぁぁぁぁ!!」ギュッ…


グチャァ…


フラン「………え?」パッ…



ドサァァ…



セイヤ「…」ドクドクドクドクドク…


フラン「え…?え…?」両手見る


フラン「ぃゃ…ぃゃ…いやぁぁぁぁぁぁ!!!!」


スッ…


フラン「セイヤ!しっかりしてよ!ねぇ!お願いだから目を開けて!」ボロボロ…


セイヤ「…」ダラダラダラダラ…


フラン「み、皆を呼びに…行かなくちゃ!!」ダッ!




紅魔館(ホール)




ブラド「フランは…大丈夫なのだろうか…」


魔理沙「心配要らないぜ!セイヤはきっとフランを連れてここに戻ってくるからな!」


咲夜「その通りです…セイヤを信じて待ちましょう…」



バンッ!



フラン「み、皆ぁ…」ボロボロ…


全員「フラン(ちゃん!?・妹様!?)!?」


鈴仙「やったぁ!流石セイヤだね!!」ボロボロ…


こころ「良かった…本当に…良かったぁ…」ボロボロ…蝉丸


フラン「セイヤがぁ…セイヤがぁぁ…」ボロボロ…


紫「セイヤがどうかしたの…?」


瑛須「ったく…ヒーローは遅れて登場ってか?ムカつくダチだぜ」


徹「だな!来たらまず説教から始めようぜ兄貴!」


フラン「セイヤが…セイヤが死んじゃうよぉぉぉ!!」ボロボロボロボロ…


霊夢「セイヤが…死んじゃう…?」


アスワン「と、とにかく急いで地下に行きましょう!」タッタッタッ!


レミリア「セイヤ!!」ダッ!


ブラド「くそっ!!」ダッ!


霖之助「セイヤ君!!」ダッ!




紅魔館(地下再奥の部屋)




霊夢「セイヤ!」バンッ!


セイヤ「はぁ…はぁ…」ゴボッ…ビチャビチャ…


早苗「ひっ!?」ビクッ!


セイヤ「良かった……最後に……皆の…顔…が……見……れて…」ポタ…ポタ…


アリス「せ、セイヤ…ど、どうして…」ポロポロ…


セイヤ「…いい…んだ……これで……やっと……分かった………気が…する…んだ…」


妖夢「今は喋らないで下さい!永琳先生!応急処置を!!」


永琳「分かったわ!ウドンゲ!てゐ!手伝って!」


鈴仙・てゐ「「は、はい!!」」


セイヤ「俺は……本来……ここに…居ちゃ……いけない…人間……なんだ…」ゲホッ…ゴボッビチャビチャ…


パチュリー「誰がそんな事を決めたのよ!いいから黙って口を閉じていなさい!」


セイヤ「瑛須…徹……お前らと……滅神高校の…奴等と………試合が出来て……良かっ……た…」ポロポロ…


瑛須「何言ってやがる!俺達ダチだろ!?そんな事…今言うんじゃねぇよ!!」ボロボロ…


徹「俺は…まだあんたの…あの最高の球を受けてねぇんだ!!なのに…別れの挨拶みてぇな事をしてんじゃねぇ!!」ボロボロ…


セイヤ「霖之助…さん……俺が…辛い時……悲しい時……霖之助さんが…俺の……気持ち…を……汲んで…慰めて…くれました…よね…俺は……霖之助さんに…憧れて…いたん…です…」ポロポロ…


霖之助「セイヤ君…もういい…もういいから…喋らないでくれ……お願いだから…」ポロポロ…


セイヤ「萃香先生……藍さん……星熊先生…永琳先生……俺は……先生方に……今まで…迷惑ばかり……掛けていまし…た……先生方の…お陰で……俺は……今…こうして…誰かを……護れるん…です…」ポロポロ…


萃香・藍・永琳・星熊「「「「…」」」」ポロポロ…


セイヤ「そして…紫…さん……紫さんが……俺を正して…くれた…から……今の…俺があるんです……俺の母親の代わり…として……俺に…愛情を……向けて…くれた……俺の…大好きな…人…」ポロポロ…


紫「いいから黙ってなさい!今言う事じゃないでしょ!?もうすぐ救急車が来るからそれまで!」ポロポロ…


セイヤ「そして……俺に…護る為の力を……くれた……ブラド…さん……結局……本気の…あなたと……試合…出来なかった…です…ね……残念…です…」ポロポロ…


ブラド「幾らでも試合なんぞやってやる!だから…最後の言葉みたいに…話さないでくれ!!娘達を任せられる男は君しか居ないんだ!死ぬなんて許さんぞ!!」ボロボロ…


セイヤ「最後に……俺の…世界で……一番…大切な…人達……約束…守れなくて…悪かったな……俺が居なくても…お前達なら……大丈夫だ……だから……さよなら…」ニコ…


霊夢「嫌よ!こんなお別れの仕方絶対嫌!お願いだからそんな事言わないでセイヤ!私達との学校生活がまだ残ってるのよ!?それなのに…何でさよならなんて言うのよぉ!!」ボロボロ…


魔理沙「お願いだから…さよならなんて…言わないでくれ!ずっと一緒だって約束しただろ!?男なら一度した約束はキチンと守れよ!!」ボロボロ…


咲夜「そうです!さよならなんて許しません!まだ…まだセイヤとしたい事が山程あるんです!お願いですから…そんな事を…言わないで…下さい…」ボロボロ…


レミリア「嫌よ嫌よ嫌よ!!ずっとセイヤと一緒に居たいって…思ってるのに…愛おしいって思ってるのに…どうしてさよならなんて言うのよ!私はまだセイヤに言いたい事が残ってるのに!!」ボロボロ…


アリス「最後になんか絶対させないから!だからセイヤも…諦めないでよ!今まで諦めないで頑張って来たんでしょ!?それなのに…私達を残して…居なくならないでよぉ…」ボロボロ…


美鈴「まだまだ格闘術を習得しなければならないんですよ!?それなのに…それなのに何でそんな言葉を言うんですか!?まだ私達はセイヤと一緒に居たいのに!!」ボロボロ…


さとり「嫌よぉ…折角心から好きになった人が出来たのに…こんな…お別れの仕方なんて…絶対嫌よぉ…」ボロボロ…


妖夢「せ、セイヤ!私もやっと最終奥義が出来たんです!だから今度手合わせしましょう!だから…だから…さよならなんて…言わないで下さいよぉぉぉ!!」ボロボロ…


こいし「セイヤさぁん…何で…何で…さよならなんて…言うんですか…?私の気持ち…まだ…セイヤさんに…分かって貰ってないのに…話したい事も沢山あるのに…何で…なんですかぁ…」ボロボロ…


チルノ「セイヤ!あんたは…あたいが認めた最強の男だ!!たがらこんな所で…死なないでよ…あたいが認めた最強の男なんだから……私達の側に居てよぉぉぉ!!」ボロボロ…


ルーミア「セイヤぁ…お願いだから…今言った言葉…訂正してほしいのかー…皆の想いを…踏みにじらないで…ほしい…のかー…」ボロボロ…


幽々子「ゆ、許さないわよ!妖夢を護るって約束してくれたわよね!?妖夢だけじゃ無いわ!ここに居る全員を護るって…セイヤ君は約束してくれた!それなのに…それなのに…途中で投げ出すなんて…私はそんなの許さないわよ!!」ボロボロ…


パチュリー「何で…どうしてそんな事を言うのよ…大切だって思ってるなら…世界で一番大切な人達って言うなら…もっと側に居てよ…さよならなんて言わないで…ずっと側に居てよぉ…」ボロボロ…


セイヤ「悪い…な……でも…約束を…破るのは……これが……最初で……最後だ…」ニコ…


鈴仙「嫌だよセイヤぁ…絶対助けるから…お願いだからもう喋らないでよぉ…さよならなんて言わないでよぉ…」ボロボロ…


輝夜「情けない事を言う暇があるならしっかり意識を保ちなさい!セイヤが居なければ今の私達の関係は無かったんだから!だからしっかりしなさい!」ボロボロ…


文「セイヤさん…私もう皆さんの迷惑になる様な記事なんて書きませんから…だから……さよならなんて…言わないで……下さい…」ボロボロ…


てゐ「セイヤへの悪戯…まだまだ考えてる途中なんだから…居なくなるなんて…絶対に…許さないんだから…」ボロボロ…


セイヤ「俺は……幸せだ……大好きな人達……に…囲まれて……死ねるんだから…な…」


こころ「セイヤ……どうして…死ぬなんて…言うの…?まだ……私…セイヤと……したい事……残ってる…のに…なんで…?」ボロボロ…蝉丸


早苗「セイヤさんにまた会えたのに…また…勝手に居なくなっちゃうんですか!?私だって…まだまだセイヤさんと…他の皆さんと…楽しい思い出作り…したいのに…」ボロボロ…


諏訪子「酷いよ…酷過ぎるよセイヤ…また……また…居なくなっちゃうなんて…そんなの…嫌だよ……ずっと会いたくて…やっと会えたのに…また…お別れなんて…」ボロボロ…


神奈子「早苗と諏訪子を泣かせるなんて許さないよセイヤ!だから…キチンと…元気な姿で…早苗と諏訪子に謝ってよ…お願いだからぁ…」ボロボロ…


セイヤ「…大丈夫だ……また…いつか……会える……きっと…」ニコ…


フラン「セイヤぁぁ!やだよぉ!お願いだから死なないでよぉぉ!」ボロボロ…


セイヤ「悪いなフラン……告白の…返事…返せ……無くて……また…会えたら…必ず……返事……する…から…」頰に手を当てる…


フラン「やだやだやだぁ!!セイヤが隣に居てくれなくちゃやだよぉぉ!!」ぎゅぅぅ…


セイヤ「我が…まま……だな……でも…フランが……帰って来てくれて…良かっ…た」つー…


フラン「セイヤぁぁ!!」ぎゅぅぅ…




「さようなら幻想町…さようなら幻想学園…そして…さようなら………皆…」




霊夢「セイヤ…?セイヤ!?」


セイヤ「」


魔理沙「お、おい永琳先生!セイヤは!?」


永琳「心臓が止まってるわ!」グンッ!グンッ!


ブラド「永琳先生!私に任せて下さい!」バッ!


フーーーーッ!フーーーーッ!


ブラド「セイヤ君!帰ってこい!君の居場所はここだ!!だから…帰って来てくれ!!」グンッ!グンッ!グンッ!


魔理沙「嫌だぜ…こんな…こんな別れ方…」ボロボロ…


咲夜「セイヤ!起きて下さい!お願いします!お願いですから…」ボロボロ…


レミリア「嫌よぉ…どうして…どうしてなのぉ…」ぎゅぅぅ…ボロボロ…


アリス「セイヤは…きっと帰ってくるよ…だから…だから泣かないで…レミリア…」ボロボロ…なでなで…


霊夢「絶対…許さないわよ……許さないんだから…だから…お願いだから…居なくならないでよぉセイヤぁ…」ボロボロ…


フラン「えぐぅっ…セイヤぁ…セイヤぁ…」ボロボロ…




青年の命はどうなるのか…果たして彼女達の前に…再びあの笑顔を向ける事が出来るのか…そして青年は出会う…自分が失くした…2人の家族に…




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

幻想病院




ピッ…ピッ…ピッ…ピッ…ピッ…ピッ…





セイヤ「…」スゥー…コォー…





霊夢「あれからもう3日ね…」


魔理沙「未だにセイヤは…目が覚めないぜ…」


咲夜「一体もう何回…心停止してるんですかね…」


レミリア「本当…寝坊助さんよね…セイヤは…」


アリス「ずっと起こそうとしてるのに…全然起きてくれないよね…」


フラン「私の所為だよ…私が…セイヤを…」


霊夢「フランは悪く無いわ…あいつが文字通り命を懸けて護ったのよ…その命、これから大事にしなさい…」なでなで…


フラン「ぅん…」ポロポロ…



ピーーーーーーーーーーーーー…



全員「っ!?」ガタッ!




医師「くそっ…」タッタッタッ…


バンッッ!


女医「脈…戻りません!」


医師「もう一度だ!」


女医「はいっ!」ピーーー…


バンッッ!


医師「くそっ!!もう一度!」


女医「はい!!」ピーーー…




バンッッ!




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




真っ暗だな…何も見えない…いや、正確には俺の姿以外が……真っ暗だ…



セイヤ「俺は…死んだ…のか…?」


ゴロン…


セイヤ「あ〜あ…まさか終命ノ型彼岸花を使う事になるなんてな…」ゴロンゴロン…



終命ノ型 《彼岸花》


その名の通り自らの命と引き換えに繰り出す無の型…彼岸花の花言葉・諦め、再開、また会う日を楽しみに…その想いがこの技に込められている



セイヤ「ていうか死んだら三途の川渡って天国と地獄を組み分け帽子に選んでもらって現世にさよならバイバイ♪するんじゃなかったのかよ…」ゴロンゴロン…


暇だ…ゲームとか無いのかよこの空間には…


「お〜…大きくなったなセイヤ…」スタスタ


「本当…暫く見ない間におじいちゃんと同じ位背が伸びたわね…」スタスタ


セイヤ「あぁ…?」ゴロン…


則夫「よっ!」シュビッ!


文子「久し振りね…セイヤ…」ニコ


セイヤ「の、海苔塩!それにう◯こ!」ギョッ!


文子「誰がう◯こよ!?母親に向かってう◯こは無いでしょう!!ひさこよ!ひ・さ・こ!!」


セイヤ「黙れう◯こ…ボットんな便所にぶち込むぞ…永遠にう◯こ回収業者に回収されない様な汚いボットんな便所にぶち込むぞ…」ゴロンゴロン…


文子「っ」ぷるぷる…


則夫「あはははははw!う◯こだってよーww!……良かったなw?う◯こwww…」肩ポン…


バキッ!


則夫「おぉ〜いセイヤぁ〜…Mammyがお怒りだぞぉ〜?MotherがゲームのMOTHERみたいになる前に謝れぇ〜…」鼻血ダラダラ…


セイヤ「父さんに母さん…どうしてこんな所に…?」よいしょ…


文子「あんたが死の淵彷徨ってるから一回しか使えない《あの人に逢いたくて券》を使って会いに来たのよ…」はぁ…


セイヤ「何だそれ…」


則夫「まぁ一度だけ現世の人に逢う事が出来るありがた〜い券なんだよ…ほれ」つ券


セイヤ「何々カツカレー大盛り……食券じゃねぇかっ!!」バシッ!


則夫「あ…間違ったこっちだこっち…」つ券


セイヤ「え〜と…濡れ濡れキャバレー伊織ちゃん………キャバクラの名刺じゃねぇかっ!!」バシッ!


文子「ちょっと伊織って誰よ!また浮気!?」胸倉ガシッ!


則夫「ち、違うんだ母さん!爺さんとの付き合いで仕方なく!」アセアセ!


セイヤ「はは…ははははは!!」ひーwひーw


文子・則夫「「はは…ははははは!!」」


セイヤ「ははは…それで?本当は何しに来たんだよ…しかも今死の淵を彷徨ってるとか言ったよな?母さん…」


文子「そうよ…セイヤ…あんたはまだ生きてるわ…正確には本当にギリギリの容体だけどね…」


則夫「この世界観…セイヤは知っている筈だ…」ニヤリ…


セイヤ「ま、まさかのリアルdeemo展開だったぁぁぁぁぁぁ!?」ガーン


文子「ま、それで私とお父さんはヘブンズティービー☆を見せて貰って、急いで神様に頼んでここに連れてきてもらったって訳…」


則夫「まぁそんなに焦る必要も無いだろ…っと」シュン…シュボッ…


セイヤ「何も無い所から煙草が出てきた!?」


則夫「スゥー…ハァー…」プカ〜…


セイヤ「マジかよ…何でもアリだな死の淵って…」


則夫「お前も吸うか?」つ煙草


セイヤ「未成年に煙草勧めるなよ…」


文子「神様から全部聞いてるわよ?あんた中学の時…煙草吸ってたでしょ?」


セイヤ「ダニィ!?何故その事を!!」


文子「神様なんだから当たり前でしょ…何でも知ってて…」


則夫「ま、という訳だ…一本くらい付き合えよ」グイッ…


セイヤ「…ったく」シュボッ…


スゥー…


セイヤ「ゲホッ!?ゴッホ!?ヤバい変な所入った!?…あ、痛い!煙目に入ったから!痛い痛い!」ボヘッボフッ…


則夫「吸うの下手くそだなお前!」ははは!


セイヤ「久し振りなんだからしょうがないだろ!」ゲホッゲホッ…


文子「本来未成年なんだから煙草なんて以ての外なんだけれどね…」


セイヤ「スゥー…フゥー…」プカ〜…


則夫「慣れるの早いな…」連続スーパードーナツ☆


セイヤ「一年位しか吸って無いけどな…」滝登り☆


則夫「でも本当逞しく育ったなセイヤ…」セイヤに向かってフーーーーッ☆


セイヤ「煙っ!!…そりゃあどうも…」スゥー…ハァー…


文子「セイヤ…あんた何か後悔してる…?」


セイヤ「いや…後悔しない様に…精一杯生きたつもりだよ…母さん」ニコ


則夫「まさかまだ童貞とか言わないよなw?」プカ〜…


文子「流石に童貞で死んじゃうとか笑い話にもならないわよお父さんw!」あはは!


セイヤ「」白目


則夫「え…?何その反応…まさか童貞のまま死んだのか?我が息子よ…」灰皿出す…消し消し…


文子「え?マジで童貞なの?チェリーなボーイのままここに来たの?」


セイヤ「うるせぇよ!悪かったな童貞のまま死の淵に来ちまって!でも俺は童貞である事に誇りを持ってるしぃ!?純情可憐であれ乙女だしぃ!?全然!?全くぅ!?これっぽっちもぉ!?童貞で死んだ事に後悔なんかしてなアーーーーーッハーーーーーーーンッ!!」野々村〜☆



肩ポン…×2



則夫「ドンマイ…」ニコ…


セイヤ「その笑顔止めろ!なんか腹立つから!!」


文子「別にいいじゃない童貞だって…生きているんですもの…」ニコ…


セイヤ「世界の名言を穢すな馬鹿あさん!!」


則夫「あ!それとセイヤに閻魔様からの手紙が来てるぞ?ほい」つ手紙


セイヤ「四季映姫から…?」ガサガサ…


文子「誰よその四季映姫って…」


セイヤ「幻想学園のジャバザハット様だよ…」ガサッ…


文子「随分化け物じみた生徒が居るのね…」



水奈月セイヤへの判決


超地獄行きw取り敢えず死ぬよりも恐ろしい拷問を一通り受けた後、永遠にゴミ屑達の奴隷として働いて貰いますw


PS 死んだら転生するとかいう選択肢無いからよろw



セイヤ「おぃぃぃぃぃ!?何この判決!?理不尽過ぎるだろ!!」


則夫「うわ…酷いなこれ…」


文子「どんな事したらこんな判決受けるのよ…逆に難しいわよ?この判決受けるの…」


則夫「ん?二枚目あるぞ?」


セイヤ「PS付けたのに二枚目あるのかよ!?」ガサッ…



一度決めた事位キッチリ果たして来なさい…君はまだ生きているんだ…自分の人生をしっかり全うして来たら判決を変えてやろう…自分を想ってくれている人達を泣かせぬ様にこれから努める事だな…


閻魔大王



セイヤ「…」


則夫「お〜お〜…閻魔様も粋な事するなぁ…」


文子「本当ね…セイヤはどうしたいの?」


セイヤ「俺は…帰りたい…彼奴らが居る世界に…」


文子「そう……もう二度と『俺はこの世界に居ちゃいけない人間だ』なんて言わない事ね…」


セイヤ「なんだよ…そこまで聞いてたのか…」


則夫「だから全部聞いたって言ってるだろ?よくお前童貞のままここに来たよなぁ…チャンス盛り沢山だったのによ…」シュボッ…プカ〜…


セイヤ「もう童貞の話はいいだろ!しつこいぞ馬鹿親父!!」


文子「チャンスが盛り沢山の部分が聞こえないなんてね…流石お父さんの子よ…」


セイヤ・則夫「「何か言ったか?」」クル…


文子「……別に」はぁ…


則夫「それじゃ…deemoらしくあの曲でセイヤを送り出すか!」スクッ…


文子「そうね…ピアノなんて久し振りに弾くから上手く弾けるか分からないけど」スクッ…


セイヤ「は…?deemoらしくって…?」


則夫「決まってるだろ…歌はお前が頼むぞ?セイヤ…」ニッ…


文子「Fluquor……セイヤが一番好きな歌でしょ…?」ニコ…


シュンッ…シュンッ…


則夫「よっと……調律は出来てるみたいだな…ホント便利な空間だ」バイオリン〜♪


文子「本当ね…流石死の淵♪」ピアノ〜♪


セイヤ「と、父さん…母さん…」つー…


則夫「これが本当に最後だ…俺達親が…息子のお前にしてやれる…最後の事だ」ニッ…


文子「男の子が泣かないの…大丈夫よ…」ニコ…



《楽曲 Fluquor》




文子「…」ピアノ〜♪


セイヤ「悲しみは何を呼ぶだろう遠ざかる空は僕をそっと拒んでく…」〜♪


則夫「…」バイオリン〜♪


セイヤ「幼い君の指先が拾いあげる失くした欠片、心を重ねて生まれた景色は泣きたい位に…」〜♪


セイヤ「儚くふわり積もる想いは何時までも、果てなく遠い世界で君を探している…」〜♪ウルウル…


則夫「…」バイオリン〜♪ウルウル…


文子「…」ピアノ〜♪ウルウル…


セイヤ「行かないでと君は言うけれど一人で居られないのはきっと僕の方…」〜♪ポロポロ…


文子「…」ピアノ〜♪ポロポロ…


セイヤ「君の為出来るのは此処で奏で続ける事…」〜♪ポロポロ…


則夫「…」バイオリン〜♪ポロポロ…


セイヤ「だからもうお帰りこの手を離してあげられる内に…」〜♪ポロポロ…


文子「…」ピアノ〜♪ポロポロ…


セイヤ「煌めく記憶の中で微笑む君を見た、歪な祈りの歌に夢の終わりを知る…」〜♪ポロポロ…


則夫「…」バイオリン〜♪ポロポロ…


セイヤ「いつかこの想いは君の手舞い降りて触れては溶けてゆくよ命の優しさで〜…」〜♪ボロボロ…


文子「…」ピアノ〜♪ボロボロ…


則夫「…」バイオリン〜♪ボロボロ…


セイヤ「っ!?父さん!母さん!体が…」ボロボロ…


文子「どうやら時間みたいね…でも良かったわ…最後にセイヤの歌声が聴けて…」ニコ…ぼろぼろぼろぼろぼろ…


則夫「俺が言った言葉…しっかり守れよな?霊夢ちゃん達を泣かせたらぶん殴るぞ?」ニコ…ぼろぼろぼろぼろぼろ…


セイヤ「俺は…ずっと父さんと母さんに会いたかった!事故で突然居なくなって…何も言えないまま別れて…辛かった!!苦しかった!!寂しかった!!」ボロボロ…


ギュッ…ギュッ…


則夫「ったく…随分と甘えん坊だなぁセイヤは…もう17だろ…?」ぼろぼろぼろぼろぼろ…


文子「本当ね…でも安心しなさい…父さんと母さんは後悔なんてして無いわ…こんなにも大きく、逞しく、そして…私達が言っていた…《誰かの想いを大切にできる人》になったんですもの…私達は親として…あなたを心から尊敬し、そして愛してる…」ぼろぼろぼろぼろぼろ…


セイヤ「父さん!母さん!俺も…俺も父さんと母さんが大好きだ!!」ボロボロ…ぎゅぅぅ…


則夫「俺達もだ!だからまた暫くの間…お別れだ………強く生きろ!力の強さじゃねぇ!!誰かの想いを大切しろ!自分の信じた道を突き進め!!星空を駆ける一本の矢の如く…自分の道を…真っ直ぐ前を向いて突き進め!!セイヤ!!」ぼろぼろぼろぼろぼろ…ポンポン…


文子「迷ったっていい…立ち止まったっていい…でも必ず…その暗闇から抜け出しなさい…自分の想いを強く持って…自分が最良だと思える答えを導き出して…そしてそれを実行して行きなさい…セイヤ!!」ぼろぼろぼろぼろぼろ…ポンポン…


パッ…クルッ…


セイヤ「俺はもう…迷わない…彼奴らが待っている世界で…俺は生きていく…」スタスタ…


則夫「行って来い…俺達の息子…水奈月セイヤ…」ぼろぼろ…


文子「大丈夫…セイヤの想いは…きっと誰かに届くから…」ぼろぼろ…



「またな…さよならは言わないぞ…?」


「いつかまた…きっと会えるから…」



ひゅーーーーーーーーーーーー…



セイヤ「ありがとう…父さん…母さん…俺はもう暫くの間…あっちで楽しく生きていく事にするよ…あんた達の想いを…胸に秘めて…」スタスタ…




パァァァァァァァァァァァァァァァ…





「また会う日まで…父さん…母さん…」





…………………………………………

……………………………………

………………………………

…………………………

……………………

………………

…………

……





医師「13時32分…御臨終です…」


セイヤ「…」布掛けられ〜☆


全員「ひっく…えぐっ…」ボロボロ…



セイヤ『』白目



霊夢「セイヤぁ…お願いだから…目を覚ましてよぉ…」ボロボロ…


魔理沙「酷いぜ…どうして…どうしてなんだよぉ!」ボロボロ…


咲夜「酷過ぎます…酷過ぎますよぉ…セイヤぁ…」ボロボロ…


レミリア「ひっく…折角…永遠に一緒に居たいってグスッ思える人が…えぐっ出来たのにぃ…」ボロボロ…


さとり「セイヤぁ…寝てないで…起きてよぉ…私達を…置いて逝かないでぇ…」ボロボロ…


妖夢「まだまだセイヤと一緒に居たかったのにぃ!ずっと一緒に…居たかったのにぃ…」ボロボロ…


早苗「諏訪子様ぁ!!神奈子様ぁ!!皆ぁ!!」ぎゅぅぅ…ボロボロ…


諏訪子「早苗……セイヤ…酷いよ…どうして…どうしてなのぉ…」ボロボロ…


こころ「神奈子ぉ…」ボロボロ…蝉丸


神奈子「こころ…セイヤはきっと…後悔なんてしてないよ…だから…笑顔で逝かせてあげよ?」ニコ…ボロボロ…


幽々子「セイヤ君…苦しかったのかしらね…せめて…ゆっくり休んでちょうだい…」ボロボロ…


パチュリー「レミィを泣かせるなんて…私が死んだら…絶対に地獄の底の底まで追い詰めて…苦しめてやるわこの…馬鹿セイヤぁぁ!!」ボロボロ


チルノ「うわぁぁぁん!」ボロボロ…


ルーミア「こんなのあんまりなのかーーー!!」ボロボロ…


こいし「フランちぁん…セイヤさんがぁ…セイヤさんがぁ…」ボロボロ…


フラン「セイヤぁぁ…やだよぉぉ…ずっと…ずっとずっと…一緒に居てよぉぉ!!」ボロボロ…


セイヤ『な、なんか知らないけど御臨終してたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?』ガーン!


セイヤ『ていうか今の俺は霊体だろ!?霊夢に妖夢に幽々子先輩気付いてぇぇぇぇえええええ!?』Hey☆Hey☆


全員「…」ボロボロボロボロ…


セイヤ『だみだこり…』汗タラー…チラリズム☆


セイヤ「…」布掛けられ〜…


セイヤ『……自分自身とアクセルシンクロ!!』ヒュバッ!!



ブゥゥゥゥン…コォォォォン…



「………この世には、目には見えない闇の住人達が居る…」



全員「っ!?」ビクゥッ!



「奴らは時として牙を剥き、君達を襲ってくる…」  



霊夢「こ、この声…何処かで…」



「彼は、そんな奴等から君達を護る為、地獄の底からやって来た……せぇぇぇぇぎ!!の使者……なのかもしれない…」



魔理沙「この声…まさか…」



バッッッ!!!!



セイヤ「地獄の底から舞い戻った堕天使…水奈月セイヤとは……俺の事だ☆」キリッ☆


全員「…」


セイヤ「それでは生還を祝して一曲歌わせて頂きます……そう!俺こそが!バリバリ最強NO.1だぁぁぁぁ!!………つー事でMUSICSTART☆」



デンデンデケデン☆デンデンデケデン☆デンデンデケデン☆デンデンデケデンデンッ!!



セイヤ「こーの世ーは分からない〜☆こーとがー沢山ある〜☆」〜♪


全員「…」ぷるぷる…


セイヤ「ど〜んな〜風が吹いても〜☆ま〜けな〜い人になろ〜☆」


全員「…」ゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!


セイヤ「きょーおーかーらーいーちーばーん!たーくーまーしーいーのだー!おーまーたーせーしーまーしーたーすーごーいーやーつー!!」〜♪


全員「…」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!


セイヤ「きょーおーかーらーいーちーばーん!かーあーこーいーいーのだー!バーリーバーリーさーいーきょーおーナーンーバーアーワン!!」〜♪ 決めポーズシャキーン☆


全員「地獄へ帰れ糞野郎ぉぉぉぉぉ!!!!」ドゴォォォォォオオオオ!!!!


セイヤ「黄泉ガエルゥゥゥ!?」ゲバァッッ!!


ドサァァアッ…


医師「き、奇跡だ…」ウルウル…


セイヤ「いてててて!めっさ痛いよぉ!!全身ズタボロだからめっさ痛いよぉぉぉ!!」ジタバタ!!


霊夢「おかえり…セイヤ…」ポロポロ…


セイヤ「……あぁ、ただいま」ニコ


魔理沙「良かったぜぇ…本当に…」ポロポロ…


セイヤ「まだやり残した事があるからな…」ふっ…


咲夜「やり残した事…ですか…?」ポロポロ…


セイヤ「正確にはヤリ残した事だが…」ははは…


レミリア「別に変わって無いじゃない…何をやり残したのよ…」


セイヤ「決まってるだろ………だって俺…童貞卒業してないもん!!」バーン☆


アリス「……妖夢、刀持ってきてる?」ニコォ…


妖夢「もちのロンウィーズリーです☆」チャキ…


さとり「取り敢えず一撃入れておきなさい…」ニコォ…


セイヤ「あのぉ…俺怪我人なんですけどもぉ…それも今死の淵から帰ってきた重症者なんですけどもぉ…」ブルブル…


幽々子「人が心配してたのにいざ帰って来たと思ったら…」


パチュリー「まさかの帰って来た理由が童貞卒業…」


こころ「殺されても…文句言えないよね…」般若


セイヤ「こころ今殺されてもって言った!?駄目ですよそんな言葉を使っちゃ!?」


早苗「それじゃあセイヤさん…もう一度地獄へ行って来て下さい♪」ニコニコ


諏訪子「そのまま帰って来なくて良いからね?」ニコニコ


神奈子「地獄の鬼共で童貞卒業してきなさい♪」ニコニコ


セイヤ「俺はホモじゃねぇよっ!!」


霖之助「大丈夫…最初は痛いだろうけど慣れてくれば気持ち良くなるから…」はぁ///はぁ///


セイヤ「霖之助さん!?……あれ?居ない…」


チルノ「覚悟は良いセイヤ?」


ルーミア「死よりも辛い目に合わせてやるのかー…」


こいし「逝ってらっしゃい…セイヤさん☆」ニコ☆


セイヤ「そんな可愛い笑顔で逝ってらっしゃい言わないでくれこいしちゃん!!」


妖夢「《現世斬》!!」ズバァァァァッッッ!!


セイヤ「威力が桁違いに上がってるぅぅぅぅ!?」ボベァァッ!!



ドサッ…



「セイヤ…」スッ…


セイヤ「ぃっっ…フラン」


フラン「お帰りなさい…私の大好きな人…」ニコ


セイヤ「ただいま…俺の大切な人…」ニコ






こうして俺は帰って来た…一度は死んでしまったけれど…皆の想いのお陰で俺は…再びこの世界に帰って来る事ができたんだ……死の淵で俺は…父さんと母さんに出会う事ができた…死んでしまってから抱えていた…悲しい記憶、想い、その全てが綺麗さっぱり消えていた…父さん、母さん、もう心配要らないよ…俺はこれからも、俺の大切な人達と真っ直ぐ前だけを見て…歩いて行くから…だから…また会う日まで…お別れだ…父さんの言う通りさよならは言わないでおくよ…きっとまたいつか…会えるんだから…な?………フランにも…告白の返事…しなくちゃな…






〜俺は死なないよ…お前達が待っていてくれる限り〜






【完】







〜体育祭勃発!!目指せ勝利!優勝旗を手に入れろ!!〜







あれから約一週間後…





〜幻想病院(とある病室)〜




ワイワイ…ガヤガヤ…




セイヤ「あのなぁ…」


霊夢「だからきっと妖夢が先陣を切って来ると思うのよね…」


魔理沙「うむむ…白組にはさとりも居るからな…作戦が筒抜けにならないか心配だぜ…」


咲夜「それに九面相のこころも居ます…不安の種は尽きませんね…」


レミリア「文も運動が得意だから要注意ね…」


アリス「プリズムリバー三姉妹の連携にも注意しないとね…」


セイヤ「何で病室で体育祭の作戦会議してるんだよお前らは!!」


こいし「体育祭で勝つ為には作戦会議が必須ですよセイヤさん!」


フラン「そうそう!私達赤組勝利の為にセイヤもその足らない頭をフル活用してね?」


セイヤ「俺が言ってるのは何で病室でやってるんだって事だ!それとフラン!足らない頭をフル活用してねってどういう事だコラぁぁぁ!!」


霊夢「足らないのは事実でしょ?変態クソ虫…」


セイヤ「何だよその変態クソ虫って…」


魔理沙「フランから聞いたぜ?何で帰って来たんだよ…」


セイヤ「はぁ…?訳分かんねぇよ…」


咲夜「だったら妹様…もう一度お願いします…」


フラン「いいよー♪……あれは私が狂気に堕ちる前の夜…」


セイヤ「何?何が始まるの?」




フラン『あん…///んっ…///セイヤぁ…///』


セイヤ『どうしたフラン…まさかもう限界なのか…?』


フラン『だ、だってぇ…///セイヤっ…激しっ…んだ…もんんん…///』


セイヤ『フランの想い…もっと俺に感じさせてくれ…』ニコ


フラン『う…んっ…///セイヤのっ…熱い想いもっ…///早くっ…流し込んでぇっ…///』


セイヤ『いくぞ…フラン…!』


フラン『キテェ…!!///セイヤぁ…!!///』


フラン「ていう感じで最終鬼畜でフランドールにだけSなセイヤが私のU.Nでオーエンな部分をガンガン突きまくって私の中に熱い想いを流し込んだんだよぉ…///」モジモジ…


セイヤ「待てぇぇぇぇ!!そんな事これっぽちも無かっただろうが!!」


レミリア「おめでとうセイヤ…」ニコ…


セイヤ「おめでとうセイヤ……じゃねぇよっ!!」


フラン「妊娠したら…///責任取ってね…?///」モジモジ…


セイヤ「わけがわからないよ!」QB風…


アリス「まぁ嘘だって分かってるんだけどね☆」ニコ☆


咲夜「セイヤにそんな度胸微塵も無いですもんね☆」ニコ☆


こいし「ヘタレですからね☆」ニコ☆


セイヤ「……言い返せないが…ムカつくな…」


フラン『でもあの夜…///嬉しかったなぁ…///』


霊夢「それより今日退院なんでしょ?」


セイヤ「まぁな…やっとここから抜け出せるわ…」はぁ…


魔理沙「よく一週間やそこらで退院できるよなぁ…」


レミリア「それに…傷跡って一生消えないんでしょう…?」


セイヤ「ん〜まぁな…身体中傷跡だらけになっちまったな…利き腕の左腕も流石に骨折してるから体育祭は無理そうだ…」はは…


フラン「…」ウルウル…


セイヤ「何泣きそうな顔してるんだよ…」


フラン「だって……一生消えない傷跡って……ごめんね…セイヤぁ…」ポロポロ…


セイヤ「はぁ…フランが泣いたら俺が命を懸けた意味が無いだろ…」


フラン「?」ポロポロ…


セイヤ「俺はフランにずっと笑っていて貰いたいから頑張れたんだ…それなのに泣かれたら本末転倒なんだよ…だから泣いて無いで笑っていてくれ…な?」ニコ…


フラン「ぅん…」にこ…ポロポロ…


セイヤ「うん…やっぱり可愛いよ…フランの笑った顔…」ニコ


フラン『やっぱりだいしゅきぃ…///』ブシュ〜☆


アリス「よくあんな歯の浮くような台詞を言えるよね…」


咲夜「女性を誑かす変態クソ虫ですからね…」


こいし「流石セイヤさん…何ですかね…」はぁ…


セイヤ「にしても体育祭かぁ…しかも明日…」


レミリア「セイヤもやっぱり参加したかったのかしら?」


セイヤ「いや面倒臭いから有難いわ」即答☆


魔理沙「言うと思ったぜ…」


霊夢「それよりそんな体で一人暮らし続けるつもりなの?そういえば」


セイヤ「別に片腕使えない位どうって事無いだろ」ははは!


咲夜「本当に大丈夫ですか?」


セイヤ「No Problem☆」ははは!





〜とあるマンションの一室〜





セイヤ「ごめんやっぱ無理だわ…」



グチャーーーーー…



セイヤ「まさか片腕だとここまで違いがあるとはな…甘く見過ぎてたみたいだ…」ははは…



ピンポーン☆



セイヤ「はぁ…誰だよこんな忙しい時に………自分の所為ですけどね♪」スタスタ…



ガチャ…



セイヤ「Amaz◯n様以外はお断りで〜す…」


レミリア「スカーレット姉妹!」ビシッ☆


フラン「参上!!」ビシッ☆


セイヤ「……小学生が夜遅くに出歩いてはいけませんよ〜…早くお家に帰りましょうね〜…」ギィィ…バタン…


カチ…


セイヤ「さぁ〜てぇ〜…片ずけ片ずけぇ…」スタスタ…


ドンドンドンドン!


「開けなさいセイヤ!折角来てあげたのに酷いわ!」ドンドン!


「お手伝いさんだよセイヤ!セイヤの色々な事をお手伝いしに来たよ!」ドンドン!


セイヤ「頼んで無いわ!何でよりによってスカーレット姉妹なんだよ!咲夜とかアリスとか妖夢とか選択肢豊富だろうが!」スタスタ!


ドォォォオオオンッ!!


スタスタスタスタ…


ブラド「今し方娘達への暴言が聞こえたのだが……私の気の所為かな…?」ゴゴゴゴゴゴゴゴッ…


セイヤ「ゲゲゲゲゲゲームがほほほほほ放屁した音ですぅ!!」ガクガクブルブル…ビシッ!


ブラド「そうかぁ♪」ウンウン…


セイヤ「あのぉ…つかぬ事を伺いますがどうして自分の家にブラドさんとそこのドアノブカバー姉妹が…?」


ブラド「ドアノブカバー姉妹ぃぃぃ…?」ゴゴゴゴゴゴゴゴッ…


セイヤ「超絶美少女のスカーレット姉妹様がどうしてわたくしの様な下賤な者の所に!」ビシッ!


ブラド「うむ…フランが君を心配していてね…責任を感じるなと言っているのだが聞かないんだよ…」はぁ…


セイヤ「は、はぁ…俺は別に気にして無いんですがね…」ははは…


ブラド「と、言う訳だから娘達を宜しく頼むよセイヤ君☆」バイチャ♪


セイヤ「待ってぇぇぇ!?ブラドさんもここに居てぇぇぇ!?」


ブラド「私にはアスワンが居るんだ!だからここは君に任せて先に行く!」ダッ!


セイヤ「そこは私を置いて先に行け!ですよねぇぇぇぇ!?」


ブラド「ドアの修理費は後日送るから心配しなくて大丈夫だからね☆」ダダダダダッ!


セイヤ「んな事今はどうでも良いんですよぉぉぉ!!俺を一人にしないでぇぇぇ!?」手を伸ばす…


ガシ…ガシ…


レミリア「大丈夫ぅ…一人じゃ無いわよぉ…?」ニタァ…


フラン「私達が居るもんねぇ…?お姉様ぁ…?」ニタァ…


セイヤ「くっっっそ怖ぇよこの姉妹!!」



パカッ…スタッ!!



咲夜「完全で瀟洒な従者…十六夜咲夜…推参!!」ビシッ☆


セイヤ・レミリア・フラン「「「…」」」


咲夜「お嬢様と妹様が居る所に私有り☆…です!」ふふふふふ…鼻血タラ〜…


セイヤ「レミリアにフラン…あの不法侵入者を排除しろ…排除してくれたら泊めてやる」


レミリア・フラン「「わ〜い♪」」スタスタ…


咲夜「お、お嬢様?妹様?」ビクビク…


レミリア「セイヤの家にお泊まりする為に♪」つ包丁キラリ☆


フラン「排除しま〜す♪」つ包丁キラリ☆


咲夜「わ、私ですお嬢様!妹様!あなた達のパーフェクトメイド十六夜咲夜です!」訴えかける!


レミリア・フラン「「ゲームオーバー…」」ニコ


咲夜「タイムアップ…」白目


ザクザクザクザクザクザクッ!!


ブシューーーーー…


咲夜「」ち〜ん☆


レミリア「まぁ玩具なのだけれどね…」ポイッ…


フラン「これ面白いね♪」カションカション…


セイヤ「全く…」やれやれ…



暫くして…



咲夜「申し訳ありませんでした…」モグモグ…


セイヤ「お前は忍者かよ…天井裏に潜むなんて…」モグモグ…


レミリア「まぁ咲夜が居てくれて正直助かるけれどね」ズズズ…


フラン「咲夜の料理は美味しいからね♪」モキュモキュ…


咲夜「ありがとうございます…妹様、口元にご飯粒が付いてますよ?」ヒョイ…


フラン「あっ、ありがと〜♪」ニコ


咲夜「どういたしまして…」キリッ…鼻血タラ〜…


セイヤ「キメ顔しながら鼻血垂らすなよ…カッコ悪いぞ…」ズズズ…


レミリア『何だか家族みたいだけれど咲夜が母親役みたいで少しだけ納得いかないわ…』モグモグ…


咲夜「そういえば明日の体育祭、セイヤは本当に何も参加しないんですか?」ゴク…


セイヤ「参加しようにも参加出来るものが無いだろ…」パク…


フラン「走る位ならできるんじゃないの?」ズズズ…


セイヤ「走るのは好きじゃ無いんだよなぁ………騎馬戦とか棒倒しとかが好きだな…」モグ…


レミリア「野蛮な競技ばかりね…」パクン…


咲夜「参加したい競技があれば言う様にと紫先生が言っていましたよ?」ズズズ…


フラン「絶対セイヤを戦力に加えたいだけだよ…紫先生は」ズズズーー…


セイヤ「俺は大した戦力にはなれないのにな…」ご馳走様でした…


咲夜・レミリア・フラン『『『いやいや…それは無い(無いわ…・無いよ…)ですよ…』』』ご馳走様でした…



食器洗い完了につき…



セイヤ「悪いな3人共…」


咲夜「気にしないで下さい、私達はその為にここに居るんですから」ニコ


セイヤ「あぁ…」ニコ


レミリア「それじゃあセイヤはお風呂にでも入ってきなさい!」


フラン「お風呂掃除はやってお湯も張って置いたからゆっくり浸かってね?」


セイヤ「あぁ…じゃあ腕にビニールでも巻いて入るか…」スクッ…


咲夜「傷口は大丈夫ですか?」


セイヤ「完全では無いが殆ど塞がったからな…心配無いだろ」スタスタ…


レミリア『一体どんな身体してるのよ…』


フラン『お父様と同じかそれ以上だよね…』


セイヤ『中学で生傷作りまくってたからな…傷が塞がるのが早い事早い事…』はは…



ガラガラ…ガチャ…カコン…キュ…シャーーーー…


セイヤ『片腕じゃ洗いにくいな…』頭洗う…


ガラガラ…ペタペタ…


レミリア「背中流しに来たわよ〜♪セイヤ〜♪」ペタペタ…


セイヤ「チェーーーーンジっ!チェンジでお願いしまーーーす!もっとガタイがいい男の人とチェンジお願いしまーーーーす!!」


レミリア「何よ…セイヤってホモだったの…?」座り…


セイヤ「いやホモじゃ無いけど!?瑛須とか徹とかとチェンジお願いします!!」



その頃の…瑛須と徹はというと…



瑛須「セイヤに負けてられねぇからな!必殺ストレート…絶対完成させるぞ!徹!」ドビシュッ!



スパァァンッ!



徹「その意気だ!兄貴!!」シュッ!



必殺ストレート習得に燃えていたのであった…




再び浴室…



セイヤ「チェンジチェンジチェンジチェーンージーーーー!!」ぎゃー!ぎゃー!


レミリア「ぐすっ…そんなに…嫌がら…無くてもぇぐっ…いいじゃない…の…」ポロポロ…


セイヤ「嫌じゃ無いから!嫌じゃ無いからこそのチェンジなんだよ!?分かるかレミリア!?」


レミリア「だったら…いいじゃない…」ぐしぐし…


セイヤ「じゃあ…今の…お前の格好は…?」


レミリア「自分で…///確かめなさいよ…///」モジモジ…


セイヤ『くっ…俺はどうしたら良いんだ…答えてくれ…父さん…母さん…』血の涙ダラダラ…


『父は言っている…ここで振り返る運命だと…』


『母は言っている…ここで童貞を捨てる運命だと…』


セイヤ『ろくな答えが返って来なかったよ!!母さんに至っては最低な発言しやがったよ!!』


レミリア「み、見るんなら…///早くして…///」モジモジ…


セイヤ「……南無三っ!!」くるっ!


結局欲望には勝てない男…水奈月セイヤであった…彼も男であったと云う事だろう…


レミリア「///」スク水装備☆


セイヤ『どんなプレイだぁぁぁぁぁ!?』ガーン☆


レミリア「あ、あんまり…///ジロジロ…///見ないでぇ…///」モジモジ…


セイヤ「わ、悪い…///」くるっ…


カシュカシュ…アワアワ…


レミリア「あ、洗うわよ…?///」


セイヤ「た、頼む…///」


ゴシゴシゴシゴシ…


レミリア「…セイヤ、フランの事…ありがとう…」ゴシゴシ…


セイヤ「…別にいいって」


レミリア「私達姉妹は…セイヤに助けられてばかりだわ…今回のフランの事…それに、1年生の時の私自身の事…」ゴシゴシ…


セイヤ「…成り行きだろ」


レミリア「成り行き…ね……成り行きならセイヤの想いは関係無い筈よね?」ゴシゴシ…


セイヤ「っ……痛いとこつくな」


レミリア「ほら、やっぱり成り行きなんかじゃ無いじゃない……正直に言う所とそうじゃ無い所…セイヤはズレているわよ?」ゴシゴシ…


セイヤ「悪かったな…俺はそういう人間なんだよ……多分」


レミリア「…そうね……だからこそ私達は……あなたに惹かれていったのかもね…」ボソ…ゴシゴシ…


セイヤ「何か言ったか?」


レミリア「何でもないわ……はい、洗い終わったから流していいわよ?」


セイヤ「助かったよ…ありがとなレミリア」シャーーーー…


レミリア「///」ドッキンドッキン…


セイヤ「どうしたんだ?レミリア…」シャーーーー…


レミリア「な、何でもないわ!///」ペタペタ…ガラガラ…ガチャ…


セイヤ「?」シャーーーー…



脱衣所…



レミリア「私の意気地無し…どうして大事な時に勇気が出ないのよ……折角のチャンス……棒に振っちゃったわ…」う〜…



お風呂上がりました☆



セイヤ「ふぅ…さっぱりしたぁ…」フキフキ…


咲夜「あの…セイヤ…上半身裸でウロウロしないで下さい…///」


セイヤ「風呂上がりだと身体火照って汗かくんだよ…」フキフキ…


フラン「そ、そうだけど…///」


セイヤ「お前らも早く入って来いよ…レミリアもまた入いるんだろ?」フキフキ…


レミリア「え…?えぇ…」


セイヤ「それじゃあ俺はちょっと外出てくるわ…暫くしたら戻るから心配しなくていいからな?」スタスタ…


咲夜「は、はい…いってらっしゃい…」


フラン「必ず帰ってきてね?」


セイヤ「いや当たり前だろ…ちょっと公園行ってくるだけだよ…」何か抱えてスタスタスタスタ…ガチャ…バタン…


レミリア「…」


咲夜「それじゃあお嬢様、妹様、私達も入りましょうか」スタスタ


フラン「うん!お姉様も入ろ?」スタスタ


レミリア「私はいいわ…今はちょっとだけ考えたい事があるから…」


咲夜「……わかりました」ニコ…


フラン「お姉様……うん、じゃあ咲夜!一緒に行こ?」ギュ…


咲夜『我が世の夏が来たぁぁぁぁ!!///』鼻血ダラダラ…




〜幻想公園〜



セイヤ「父さんのバイオリン……弾くの久し振りだな…」スッ…


〜♪〜♪


セイヤ「良かった…まだ弾けそうだな…」はは…


セイヤ「…」顎当てに顎乗せる…



セイヤ「…」〜♪



演奏終了…



セイヤ「駄目だ…やっぱり父さんみたいに上手くは弾けないか…腕痛いし…」はぁ…


「そんな事無いわ…綺麗な音色だったわよ…?」スタスタ…


セイヤ「っ!?な、何でレミリアがここに居るんだよ…風呂入ってたんじゃ無いのか…?」


レミリア「寝る前に入る事にしたのよ…今の曲…なんて言う曲なのかしら…?」スタスタ…


セイヤ「《月夜の旋律》…父さんが創った最初で最後の曲だ…」ガタガタ…


レミリア「何よ…もう仕舞っちゃうの…?」


セイヤ「人に聴かせられる程上手く無いんだよ…それに俺は腕怪我してるの…」


レミリア「だったら…最後に一曲だけ聴かせなさい……命令よ…」


セイヤ「へいへい…分かりましたよ…お嬢様…」顎乗せる…


レミリア「何を弾いてくれるの…?」


セイヤ「レミリアに合う曲だよ…上手く弾けるかは分からないがな…」〜♪〜♪


レミリア「何ていう曲…?」


スッ…


セイヤ「亡き王女の為の…セプテット…」目を閉じる…



〜〜♪〜♪〜♪…



レミリア「…」



演奏終了…



セイヤ「あーー!駄目だぁ!所々音が外れる!父さんや母さんみたいな音楽の才能が欲しかったわ…」ガタガタ…


レミリア「何で…選りに選ってこんな悲しい曲…弾くのよ…」ポロポロ…


セイヤ「確かに悲しい曲だよな…でも……何故かレミリアの為に弾きたいって…思ったんだ…」トン…カチ…


レミリア「ぅぅ…」ポロポロ…


セイヤ「ほれ、ジュース買ってやるから泣くのやめろ…」頭ポンポン…


レミリア「子供扱いしないでちょうだい…」ウルウル…


セイヤ「悪かったな…そこのベンチで少し休憩してから帰るか…」スタスタ


レミリア「…」スタスタ…



ベンチ…



カショ…


セイヤ「あぁ〜…ドクペが染み込むぅ〜…」はぁ〜…


レミリア「…」


セイヤ「何だ?飲まないのか?」ゴクゴク…


レミリア「ねぇセイヤ…」


セイヤ「ん?何だ?」カン…


レミリア「セイヤは私の事…どう思ってる…?」


セイヤ「っ………好きだよ」


レミリア「それは…どういう意味で…?」


セイヤ「っ…どういう意味って…好きに意味も何も…」


レミリア「……フランに告白されたでしょ?」


セイヤ「っ……何だよ…聞いたのか…フランから…」


レミリア「私の好きも……フランと同じ「やめてくれ!!!!」…セイ…ヤ…?」


セイヤ「これ以上…!俺の事を好きだなんて…!言わないでくれ…!」


レミリア「……嫌よ…私はセイヤが好き…この世界で1番…愛おしい人よ…」


スクッ…!!


セイヤ「何で俺なんだ!俺は人に好かれる様な人間じゃ無い!!」ウルウル…


レミリア「そんな事私には関係無いわ…私はこの気持ちに…嘘なんか吐きたくない…」


セイヤ「何で…何で俺なんだよ…!!」ポロポロ…


レミリア「理由なんて無いわ…いつの間にか…セイヤの事が好きになってた…だから理由なんて…無いのよ…」


セイヤ「俺は…人に好かれる資格も…愛される資格も無い……ましてや…本当の意味で人を好きになる資格も…愛する資格も…俺には無いんだ…」ポロポロ…


レミリア「そんな事無いわよ…人が誰かを好きになっちゃ駄目だなんて…」


セイヤ「っ!!お前に何が分かる!!たった1年ちょっとしか一緒に居ない癖に!!お前は俺の何が分かるんだ!!」


レミリア「っ!?」ウルッ…


セイヤ「はぁっ…!はぁっ…!」


レミリア「……らないわよぉ」グス…


セイヤ「何だよ!?言いたい事があるならハッキリ言ったらどうなんだ!!」


レミリア「分からないわよぉっ!!」ボロボロ…


セイヤ「っ!?」ビクッ…


レミリア「何もセイヤの事…知らないわよ!分からないわよ!…自分の事…話してくれないじゃないっ…」えぐっ…ひっく…


セイヤ「…」


レミリア「セイヤの事…もっと知りたいのにっ!分かってあげたいのにっ!セイヤはぁ…何を聞いても…話して…くれないじゃないっ…」ボロボロ…


セイヤ「レミ…リア…」


レミリア「中学の時の話も…結局早苗達から聞いて…それ以外の事は…全然…話してくれない…それなのに…何でそんな事言うのよぉっ…」ボロボロ…


セイヤ『はは…確かにそう…だな……何やってんだ俺…勝手に怒って…勝手に泣いて…レミリアを傷付けただけ……ホント…何…やってんだか…』ボロボロ…


セイヤ「分かった…」


レミリア「え…?」ボロボロ…


セイヤ「話してやるよ…どうして俺が……こんな事を言うのか……どうして俺が…不良なんて言われる様になったのか…」


レミリア「セイヤ…」ボロボロ…


ストンッ…


セイヤ「俺には…掛け替えのない…大切な親友が居た…名前は《松橋優斗》…」


レミリア「セイヤの…親友…?その人は…今どうしているの…?」グシグシ…


セイヤ「もうこの世には居ないよ……自殺したんだ…俺の所為で…」


レミリア「っ…自殺…?それも…セイヤの所為で…?」


セイヤ「直接的な原因は虐めだ……俺は…逃げたんだ…逃げ出したんだ…優斗が虐められているのを知っていたにも関わらず…怖くて…逃げ出したんだ…!」ポロポロ…


レミリア「セイヤが…?逃げ…出した…?」


セイヤ「俺の両親が交通事故で亡くなった後…優斗は悲しんでいた俺に…優しくしてくれた…何も言わず…ただ側に居てくれた…」ポロポロ…


レミリア「…」


セイヤ「そして暫くしてから…俺の通う中学校で虐めを行っていたグループに…優斗は目を付けられた……頭も良くてスポーツも万能…女子からの人気も高くて……どうしてそんな奴が俺の事を親友だなんて言ってくれるのか…正直分からない位の…優等生で…誰にでも優しい…そんな奴だった…でも俺は…優斗が虐められているのを知っていたのに…見て見ぬふりをした…」ポロポロ…


レミリア「それ…で…?」


セイヤ「優斗は必死に耐えた…どんなに屈辱的な事をされても…言われても…決してあいつらには屈しなかった……そして俺は…間違いを犯した…」ポロポロ…


レミリア「…間違い?」


セイヤ「先生に話したんだ…優斗が虐められている…なんとかしてくれっ…てな…」ポロポロ…


レミリア「………っ!?…もしかして…」ウル…


セイヤ「はは…レミリアの思ってる通りだ……話した先生が悪かったんだな……その先生は…虐めを認めてたんだ…正確には…優斗を虐める様…指示を出していた…張本人だったんだ…」ポロポロ…


レミリア「そん…な…」ポロポロ…


セイヤ「案の定、優斗は徹底的に虐められた…肉体的にも…精神的にも……そして…5月のある日……優斗は…」ポロポロ…



『ごめんな…セイヤ……俺…もう……生きていたく……ないんだ…だから…』



セイヤ「さよならだ……それが優斗の…最後の言葉だった…」ボロボロボロボロ…


レミリア「ひっく…えぐっ…」ボロボロボロボロ…


セイヤ「優斗が自殺して暫くしてから…今度は

俺に矛先が向いた……俺が警察に言うのを恐れたんだろうな…」はは…ボロボロ…


レミリア「セイヤは…その事を…警察に…話したの…?」ボロボロ…


セイヤ「勿論話したさ…だけど学校側は、虐めでの自殺を完全に否定した…虐めなんていう事実は当校にはありません…ってな…」ボロボロ…


レミリア「酷い…酷過ぎるわ…」ボロボロ…


セイヤ「俺は耐えた…優斗と同じ様に…優斗が受けていた苦しみを…悲しみを…俺も甘んじて受けなくちゃならないんだって…」ボロボロ…


レミリア「セイヤぁ…もう…いいわ…もう…話さなくていいからぁ…」ボロボロ…


セイヤ「だけど…!あいつらは…!優斗の事は愚か…!俺の両親まで馬鹿にしてきた…!!」グググッ…



………………………………………………………



『にしても優斗の奴!マジで死にやがったよなぁ!』ははは!


『ホントホント!マジでビビったわぁ!』ははは!


『てめぇがポリ公にチクるから俺らは事情聴取される羽目になったんだぞ!?分かってんのか!?ゴラァッ!!』ゴッ!!


『ゲホッ…!ゴボッ…!オェッ…オェェッ…!』


『ちっ…こいつ吐きやがったよ…』ガッ!


『ほらほら君達ぃ…もっと徹底的にやらないとぉ…こんな風に…なぁっ!!』ドゴォォッ!!


『グボォッッ!!』ドサッ…


『さっすが先生!!やる事が違いますねぇっ!』


『当たり前でしょぉ?それにこいつの親…死んでるんだってよぉ?』ははは!


『はははは!そいつは傑作ですね!優斗だけじゃなくて自分のパパとママにも迎えに来てもらえまちゅねぇ?セイヤくぅん?』ははは!


『だな!おら、てめぇもさっさと死ねよ…』


『まぁ所詮屑の親からは屑しか産まれない!屑には屑の友達が!みたいな感じですかねぇ?せんせ〜?』ははは!


『その通りだねぇ!』



はははははははははは!!



……あぁ…そうか……この世界って…こんなにも汚い世界だったんだな…白くて綺麗な世界なんかじゃ無い…白くて暖かい世界なんかじゃ無い…白いからこそ…何色にも変えられる…自分の望んだ色に変えられる…自分の望んだ世界に変えられる……だったら俺はもしも…今この世界を変えられるんなら…全て変えるのなら黒にする…全て壊すのなら…




『…黒になれ』ダッ!!



この時に俺は確かに一度死んだ……今までの水奈月セイヤは死んだんだ…全てが黒く染まるまで…全てを黒に変えるまで…黒と紅が入り混じるその快感と興奮に…身を委ねながら…



ポタ…ポタ…ポタ…ポタ…ポタ…ポタ…



『ははは…ざまぁねぇな…死ぬのはてめぇらだ…糞野郎共…』ポタ…ポタ…ポタ…ポタ…


『』ダラダラ…


『』ダラダラ…


『』ダラダラ…


『』ダラダラ…


『』ダラダラ…



ポッ…ポッ…ポッポッ…ザァーーーーーーー…



『はは…ははハ…ははハハハ……ハハハハハハハハ…アハハハハハハハッ!!!!』ボロボロ…



………………………………………

…………………………………

………………………………

…………………………

……………………

………………

…………

……




セイヤ「その後も俺は好き勝手やった…暴走族の奴等やチンピラ…その他にも気に食わない奴…社会の屑共を…俺は片っ端から潰していった…自分がその屑に…堕ちてるとも知らずに…」ポロポロ…


レミリア「えぐっ…グスグスッ…」ボロボロ…


セイヤ「これが……俺の背負っている物だ…一生…死ぬまで背負い続けなくちゃならない十字架…優斗への虐めを…見て見ぬふりをし続けた…俺の罪だ…」グシグシ…


レミリア「…」ボロボロ…


セイヤ「それから2年の夏…俺は早苗達に出会った…些細な事から早苗が絡んできて…諏訪子が絡んできて…神奈子が絡んできて…ま、それから先の話はレミリアや皆が知ってる通りだ…」ドクペ飲む…


カン…


セイヤ「あ〜…喋り過ぎと泣き過ぎで色々な所が痛いな…さて、じゃあ帰るか…」スッ…


ガシッ…グイッ!


セイヤ「なっ…んむぅっ!?」


レミリア「んっ…ちゅ…れろ…///」グググッ…


バッ!


セイヤ「い、いきなり何すんだよ!?///」ドキドキ…


レミリア「……ないわ」ボソ…


セイヤ「は、はぁ!?何ぃ!?///」ドキドキ…


レミリア「関係無いわ!そんな事で何でセイヤがそこまで苦しまなくちゃならないの!?どうして人を好きになっちゃいけないのよ!!」ポロポロ…


セイヤ「……俺はあの時から…沢山の人を傷付けてきた…人を傷付けて悦んでた人間が人を好きになっていい道理なんて…無いんだよ…」


レミリア「それでも…私は…」ボロボロ…


セイヤ「お前は聞かない奴だなぁ…」はぁ…


レミリア「私が…セイヤの罪も…セイヤの辛さも苦しみも…全部受け止めてあげる…だから…そんな事…言わないで…」ボロボロ…


セイヤ「そういう恥ずかしい台詞を軽々しく言うな!///」


レミリア「普段からその恥ずかしい台詞を言っているのはどこの誰よ…」ボソ…


セイヤ「だから言いたい事があるならハッキリ言いなさい!///」


レミリア「もういいわ……私の気持ち…確かに伝えたわよ?セイヤ?」スクッ…


セイヤ「勝手に告白しておいて何言ってるのこの子!?」ガーン☆


レミリア「必ず…私だけの物にしてみせるわ…覚悟しておきなさい!セイヤ♪」ニコ☆


セイヤ「ぅ…///」ドキッ…


レミリア「あっ!今ドキッとしたわね!?」


セイヤ「し、してない…///いいから帰るぞ…レミリア…」スタスタ…


レミリア「…えぇ!」トテトテッ…


セイヤ「ありがとな…俺の事を…好きになってくれて…」スタスタ…


レミリア「ふふ…感謝しなさい!」スタスタ…


セイヤ「上から目線な女の子だこと…」スタスタ…


レミリア『やっと…この気持ちを伝える事ができたわ…少しは…前に進む事が…出来たのかしらね…』スタスタ…




帰宅…




セイヤ「ただいまぁ…」スタスタ…


咲夜「おかえりなってどうしたんですか!?セイヤもお嬢様も泣き腫らした顔して…」ギョッ…


セイヤ「そこのピンクドアノブカバーに説教された…」スタスタ…


レミリア「だからそのピンクドアノブカバーって言うのやめなさい!」うー!うー!


セイヤ「いやだって事実じゃん?ドアノブカバーみたいじゃん?一発芸大会でドアノブっ!とかドヤ顔で言ってそうじゃん?」


レミリア「言わないわよそんな事!それにそんな一発芸誰も…」


フラン「一発芸…ドアノブっ!」シャキーン☆


セイヤ「そうそうそれそれ!NICEな一発芸だぞフラン♪」なでなで…


フラン「えへへ〜…///」テレテレ


レミリア「う〜……い、一発芸!ドアノブ!///」しゃ、シャキーン☆


セイヤ「…さて咲夜、コーヒー淹れておくんなまし…」スタスタ


咲夜「インスタントでも良いですか?」スタスタ


セイヤ「本当はウォータードリップで飲みたいんだがしょうが無いな…」スタスタ


フラン「私はコーラが良い♪」スタスタ


咲夜「畏まりました」ニコ スタスタ



レミリア「…」ぽつ〜ん…



御茶を飲みましょう…



レミリア「…」ムスッ…


セイヤ「いや悪かったって…機嫌直せよ…」コク…


咲夜「まさかお嬢様まで乗っかるとは思いませんでした…」はは…


フラン「このコーラ炭酸抜けてる…」しょぼん…


セイヤ「缶コーラあるからそれと取り替えてきていいぞ?」


フラン「ホント!?わ〜い♪」スク…テッテッテッ…


レミリア「セイヤ…紅茶のお代わり寄越しなさい…」カチャン…


セイヤ「はいはい…」スッ…トクトクトク…


咲夜「それよりセイヤ…明日の体育祭での作戦はどうします?」


セイヤ「いや俺参加しないのに?」


フラン「でも見学はするんでしょ?」カシュ…


セイヤ「まぁな…強制参加とか紫さんが言わない限りは…」


レミリア「絶対言うと思うわよ?覚悟しておいた方が身の為だと思うわ…」コク…カチャン…


セイヤ「だよなぁ……いっその事白組陣地を爆破するってのはどうだ?」


咲夜「それは作戦では無くて唯の爆破テロですよ…」コク…


セイヤ「白組陣地でレッツパーリィー☆みたいな感じでいけばなんとかなるなる♪」


フラン「ねるねるねるね♪」


セイヤ・フラン「「へ〜い☆」」ハイタッチ☆


レミリア「フランも乗っからないの…でも私達赤組も精鋭揃いだから大丈夫だとは思うのよね…」


咲夜「きっと魔理沙が良い案を出してくれると信じています!」カチャン…


セイヤ「あいつは参謀か何かか…」ゴク…カチャン…


フラン「確か白組にスパイを送るとか何とか言ってた様な気が…」ゴクゴクぷはぁっ♪


セイヤ「そのスパイって誰やねん…」


咲夜「当日のお楽しみだそうですよ?」


レミリア「ろくな事にはならなさそうよね…」


フラン「明日は体育祭、もとい白組陣地でレッツパーリィー☆だね♪」カン…


咲夜「だからそれは駄目ですよ妹様…」


セイヤ「だったら放送席でレッツパーリィー☆は?」


咲夜「それも駄目ですよ!レッツパーリィー☆から離れて下さい!」


フラン「だったらどうレッツパーリィー☆すれば咲夜は許してくれるの?」


咲夜「ですからレッツパーリィー☆から離れて下さいぃぃ〜!!」うわ〜ん!


レミリア『咲夜の突っ込みにもキレが出てきたわね…』コク…カチャン…


セイヤ「まぁ成るように成るだろ……俺は見学だけどな!!」まさに外道☆


咲夜「……紫先生に言っておきますね?セイヤが体育祭でレッツパーリィー☆したいって…」


セイヤ「すみません謝るんでそれだけは勘弁して下さい…」orz


レミリア・フラン『『本当セイヤは紫先生に弱い(なぁ…)わね…』』



体育祭に備えて寝んねしまちょうねぇ〜?



セイヤ「それじゃあぐっとないとかーにばる☆」スタスタ


フラン「えぇ〜…一緒に寝ないの〜…?」


セイヤ「お前ら3人で勝手にレッツパーリィー☆しててくれ…」


咲夜「いいんですか!?」鼻血ブシャー!


セイヤ「その代わり明日の事考えて寝るんだぞ〜…?」ふぁあ…スタスタ


レミリア「………それじゃあ私達も寝ましょうか…」モゾモゾ…


咲夜『お嬢様と妹様と一つの布団でレッツパーーーーーリィーーーーー☆!!』鼻血ダラダラ!


フラン「咲夜…鼻血出し終わってから布団に入ってね?」モゾモゾ…



セイヤの部屋…



セイヤ『明日…霊夢達にも全部話すか…』モゾモゾ…


セイヤ『そういえば俺が病院で死んだ時……あいつらは泣いてくれてたんだっけな…』カチカチン…


セイヤ『本当……馬鹿な奴等だな…』つー…


フッ…


セイヤ「おやすみ…」グシ…




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

翌朝 通学路



セイヤ「ぁ〜…ぁ〜…」フラフラ…フラフラ…


レミリア「どうしたのよセイヤ…寝不足なの?」スタスタ


セイヤ「誰の所為だと思ってんだぁ!?」ガー!


フラン「えぇ〜…だって昨日セイヤ言ってたよね?『俺の布団でレッツパーリィー☆しても良いぞ?』って…」スタスタ


セイヤ「んな事一言足りとも言って無いだろ!!勝手に3人でレッツパーリィー☆しててくれって言ったんだろ!?」


咲夜「3人でパーリィー☆も4人でパーリィー☆も大して変わりませんよ♪」スタスタ


セイヤ「それはモンハンとかモンストでの話だろうが!!」フラフラ…


レミリア「細かい事を一々気にしない方がいいわよ?」スタスタ


セイヤ「細かいのは俺の心なの!親切丁寧に扱ってくれないと直ぐに形象崩壊しちゃうんだよ!」フラフラ…


咲夜「でしたら次は親切丁寧に夜這いしに行きますね?」ニコ


セイヤ「今この子なんて言ったぁ!?」ビクゥッ!


咲夜「気の所為ですよ♪気の所為♪」スタスタ


セイヤ「もういい…疲れた…」フラフラ…


フラン「まぁまぁ!セイヤは見学なんだから!」スタスタ




〜幻想学園 校庭〜




紫「よーく聞きなさいよ赤組諸君!」


赤組全員「…」


紫「私達赤組の敵は誰だぁ!!」


赤組全員(セイヤ以外)「我等の敵は無能な白組一同です!!」


紫「私達赤組の目標は何だぁ!!」


赤組全員(セイヤ以外)「勝利と栄光です!!」


紫「私達赤組は何を望むぅ!!」


赤組全員(セイヤ以外)「あの無能な白組一同に我等赤組の力を知らしめる事です!!」


紫「だったらやる事は一つよ皆!!分かってるわねぇ!?絶対勝つわよぉ!?」


赤組全員(セイヤ以外)「応ッッッッ!!!!」オーーーーーーッ!!


セイヤ「なぁにこれぇ…」


魔理沙「さぁて!それじゃあ行くぞぉ!対白組用特別作戦部隊!!白組の奴等をぶちのめし隊出陣だぁぁ!!」


霊夢・咲夜・レミリア・アリス・フラン・早苗・諏訪子・こいし・幽々子・天子「「「「「「「「「「おーーーーーー!!」」」」」」」」」」


セイヤ「物騒だわぁぁ!!お前ら何言ってんだぁぁぁぁ!?」


アリス「セイヤ…これは赤と白の……戦争なんだよ…」ふっ…


セイヤ「いや何をそんな悟った顔して戦争とか口走ってるのアリス!?」


幽々子「この時の為に私も…ご飯6杯しかお代わりしなかったわぁ…」グスン…


セイヤ「いや十分過ぎる程お代わりしてるでしょうが!?」


早苗「諏訪子様…神奈子様の靴のすり替え…大丈夫ですか?」ニヤ…


諏訪子「ふふふ…バッチリよ早苗…神奈子の駿足をナイキにすり替えておいたから」ニヤ…


セイヤ「とんでもなくどうでもいいすり替えだなぁおい!?」


天子「私も今日この日の為に皆への心の配慮をしてたんだよ!」バーン☆


セイヤ「お前は常日頃からそれを心掛けてくれ!」


霊夢「魔理沙…例のスパイの件は…?」グラサンカチャ…


魔理沙「抜かり無いぜ霊夢…あそこを見ろ…」ニヤ…


こいし「作戦その1…白組へのスパイ大作戦です♪」ふふふ…





鈴仙「…」コソコソ…




セイヤ「スパイって鈴仙の事かよ!?」


咲夜「白組のスパイは白組にしか出来ないですからね…」


レミリア「まぁそういう事ね…」


フラン「でも何だか様子が変だよ?」



鈴仙「…で……それで…」ヒソヒソ…


妖夢「でも……が……」ヒソヒソ…


さとり「けど……にも……」ヒソヒソ…



霊夢「あら魔理沙…鈴仙がこっち見てるわよ?」


魔理沙「何か情報を引き出したのか!?」




鈴仙「ごめんね♪皆♪」コツン…テヘペロ☆ 白組の旗触る…




全員『う、裏切りやがったぁぁぁぁぁぁぁぁ!?』


霊夢「ちょっと魔理沙!?あれどういう事よ!!」チラリズム☆


魔理沙「……くっ…抜かった…!」


セイヤ「くっ…抜かった……じゃねぇよっ!?何カッコよく裏切られたみたいな雰囲気醸し出してんだ!!」


幽々子「ま、魔理沙ちゃん…赤組の作戦内容…鈴仙ちゃんにどれだけ話したの?」


魔理沙「全部☆」へへへ…


早苗「全部☆…じゃ無いですよぉ!?どうするんですか!?私達の作戦筒抜けになっちゃったじゃないですかぁ!!」


魔理沙「…私達がやれる…最大限の努力をしようぜ?…皆」キリッ☆


アリス「今のその顔は腹立つだけだから止めてよ魔理沙!!」


魔理沙「私達が紡ぐ物語はまだまだこれからだZE☆」


セイヤ「馬鹿と馬鹿が交差した所で馬鹿な物語しか始まらないだろうが!!このヴァカメッ!!」


こいし「これからどうしましょう…」うぅ…


天子「ここはプランSに移行する必要があるね…」キラーン☆


セイヤ「すっげぇ嫌な予感…」汗タラー…


レミリア「こうなったら仕方が無いわね……その名も《死ノ淵から蘇った堕天使!水奈月セイヤ降臨大作戦》!!」バーン☆


セイヤ「おぃぃぃ!!俺は怪我人だって言ってるだろうが!!」


フラン「ほんの少しだけだから!ちょっと競技に参加して貰うだけだから!騎馬戦とか玉入れとか身体を使う競技だけだから!」


セイヤ「俺への配慮ゼロじゃねぇか!コカコーラゼロよりも真っさらなゼロじゃねぇか!!」


霊夢「男なら覚悟を決めなさいセイヤ!」


咲夜「応援してあげますから!精一杯応援してあげますから!」


セイヤ「応援じゃ無くて救援を頼む事になるだろうが!?」


フラン「U.Nで応援してあげるから頑張ってね?セイヤ❤︎」キャッ☆


セイヤ「居なくなれってかぁぁぁ!?そして俺に居なくなれってかぁぁぁ!?」


魔理沙「例え校庭で置き去りにされても…私達はセイヤが天国へ逝ける様に祈ってるぜ…」肩ポン…


セイヤ「いや祈るんじゃ無くて助けてくれよそこは!!」


早苗「まぁまぁ落ち着いて下さいセイヤさん…何も全部参加して欲しいなんて言いませんから…」


セイヤ「全部参加して貰うつもりだったのかお前らは!」


諏訪子「大事な場面で参加して貰うから身体だけは馴らして置いてね?」


セイヤ「はぁ…もう分かったよ…やりますよ…やればいいんでしょぉ…」ガク…


幽々子「宜しくね?セイヤ君♪」ニコ


セイヤ「分かりました…取り敢えず紫さんに話して来ます…」トボ…トボ…トボ…



レミリア「悪い事しちゃったかしらね…」


霊夢「でも何だか今日のセイヤ…機嫌が良いわよね?」


魔理沙「何だか悪い物が取れた感じがするぜ…何でだ?」


アリス「ふふ…きっと咲夜達が何かしたんでしょ?」ニコ


咲夜「いいえ♪何もしてないですよ♪」ニコ


フラン「そういえばお姉様…セイヤに告白したの…?」ヒソヒソ…


レミリア「え、えぇ…一応…///」ヒソヒソ…


フラン「そっかぁ…それじゃあこれからも頑張ろうね?お姉様♪」ニコ☆ヒソヒソ…


レミリア「えぇ!」ニコ☆ヒソヒソ…


こいし「セイヤさん…大丈夫でしょうか…」


天子「大丈夫大丈夫!セイヤだからね!」


早苗「そうですそうです♪」


諏訪子「それよりも作戦が筒抜けの状態であの精鋭達を相手にする事になるとはね…」


霊夢「かなりのハンディを背負ってしまっているけど…」


魔理沙「私達は逆境の時にこそ…」


咲夜「力を発揮するんです…」


レミリア「それが私達…」


アリス「誰かを助け隊の…」


フラン「隠された特殊能力…」


早苗「ですからね!!」シャキーーーン☆


セイヤ「んな特殊能力いつ出来たんだぁぁぁぁ!?」


霊夢・魔理沙・咲夜・レミリア・アリス・フラン・早苗「「「「「「「今でしょっ!!」」」」」」」手の平バッ…!


セイヤ「古いわっ!!」




第1競技 徒競走




〜放送席〜



セイヤ「さぁ始まりましたね体育祭!記念すべき第1競技は徒競走!生徒の皆様頑張って走っていきましょう!保護者の方は息子さん!そして娘さんの応援をしっかりしてあげましょう!……って何これぇぇぇぇぇ!?」