2015-09-01 17:36:34 更新

概要

明石大淀「提督!赤城さんにボーキサイトを食べられました」ウルウル 提督「な、なにー!!」の続きです。

完結しました。







駄文ですが楽しんでいただけたら幸いです。


提督「しかし助かったよ、二人が来てくれて」



赤城「そうですよ・・・あのままではどうなっていたか」



大淀「ほとんど偶然みたいな物ですよ」



ビスマルク「そうよ・・・ただタバコ吸いに散歩しただけなんだから」



提督「そうか・・・それでも助かったよ、ありがとうな」ナデナデ



ビスマルク「ん!?・・・まったく子供じゃないのよ!?」



赤城「あらあら・・・素直じゃないのね」



ビスマルク「ふん・・・それよりも問題だらけよ?どうするつもりなの?」



大淀「はい・・・」



提督「仕方ない・・・今は無事に帰れることを喜ぼう」



赤城「そうね・・・」



ビスマルク「・・・着くわ、鎮守府よ」



提督「ああ・・・」



鎮守府



提督「みんな・・・」



榛名「提督・・・?よく・・・ご無事で」グスッ



大井「・・・まったく、心配して損したじゃないの」



加賀「赤城さんもご無事で」



赤城「ええ・・・もう艦娘ではなくなってしまったけど」



加賀「はい・・・まるでヲ級の様です、それでも生きていて良かったです」



提督「・・・ここには全員集まっているな?」



天龍「ああ・・・みんないるぜ」



提督「わかった、聞いてくれ。しばらくは艦隊業務は中止する・・・大本営からの指示があるまで皆は待機していてくれ」



艦娘一同「はい」



提督「それでは解散だ・・・」



明石「提督・・・お話があります」



提督「わかった・・・大淀、赤城も一緒でいいか?」



明石「はい・・・そのほうがいいと思います、とくに赤城さんは」



赤城「私達の体のこと?」



明石「はい・・・いい報告ができます」



提督「では行こう」



大淀「・・・はい」



ビスマルク「大淀」



大淀「なんでしょう」



ビスマルク「今度は飲みにいきましょ?」



大淀「・・・ええ、ありがとう。元気でたわ」
































明石「さて・・・早速ですが」



提督「うむ・・・」



明石「提督が行方不明になる時の身体データと今日帰還された時の身体データ・・・この二つを比較して検証したみたところ・・・」



明石「特に身体には異常は見受けられませんでした」



提督「特に異常がない?・・・だが」



明石「・・・あくまで死に至ることや深海棲艦化することが無いなど様々な危険が無い・・・という意味ですが」



赤城「つまり特に危険はないけれど人間ではなくなったと?」



明石「その通りです・・・提督の身体は人間よりも艦娘に近いですね」



提督「艦娘に?」



明石「はい・・・今なら入渠ドックも修復剤も補給も艦娘と同じ様に利用できます」



提督「ふむ・・・」



明石「赤城さんも同様で見た目こそヲ級の様ですが中身は艦娘ですので異常なしです」



赤城「いい報告・・・ですね?」



提督「ああ・・・今までのように深海棲艦化するリスクが無くなったのならばな」



大淀「・・・」



明石「それと・・・もう1つ」



赤城「もう1つ?」



明石「大本営からの辞令です」



提督「!!・・・そうか」



赤城「提督・・・」



明石「ポーキサイトによる深海棲艦化の治療方法の確立に貢献し、横須賀鎮守府に襲来した深海棲艦を全くの被害なしに迎撃した戦果等を鑑みて・・・」



明石「提督少将から中将に任命・・・・とのことです」



提督「・・・は?」



赤城「昇進?・・・ですよね」



大淀「・・・よかった」へナァ



提督「大淀!?大丈夫か?」



大淀「す、すみません・・・ほっとしたら気が・・・抜けちゃって」



明石「・・・大淀は提督が左遷されることが無いようにがんばっていたんです」



提督「・・・大淀」



明石「提督が残したデータを使って治療法の模索や大本営に掛け合って捜索の協力を取り次いだり」



赤城「・・・大淀さん」



明石「ここしばらくマトモに食事や睡眠も取れてなかったようですし」



大淀「良かった・・・本当に・・・良かった」グスッ



大淀「このままじゃ・・・私のせいで提督が・・・いなくなってしまうんじゃないかって」



大淀「私のせいで提督は・・・死んじゃったじゃないかって」



明石「・・・大淀ったら、よしよし」ギュウ



提督「・・・お前のせいではないさ、それにお前は軍人として正しいことをした・・・もし逆の立場でも同じ事をしたよ」



大淀「提督・・・うう」



提督「大淀・・ありがとう、お前には本当に助けられたよ」



大淀「ありがとう・・ございます・・・」



提督「さて・・・明石後は任せる」



明石「・・・はい」

































明石「大淀?提督は出てったわよ」



大淀「ええ・・・」



明石「・・・しばらくこのままでいようか」



大淀「うん・・・お願い」



明石「メンテナンスなら明石さんに任せないさいって・・・・・・泣きなよ」



大淀「え?」



明石「まーた我慢してるでしょ?・・・今は・・・我慢しないで良いんだから」



大淀「うん・・・」



明石「ふふふ・・・」ギュウ




































赤城「提督?」



提督「・・・なんだ?」



赤城「嘘・・・下手ね」



提督「・・・ばれたか?」



赤城「大淀も気づいてるって」



提督「・・・そうか」



赤城「だって貴方は・・・艦娘のためなら命を懸けてでも守る・・・そんな人」



提督「・・・」



赤城「・・・だからこそ私は・・・いや私達は貴方のために戦える」



提督「赤城・・・」



赤城「これからもよろしくね?・・・あなた」



































数週間後



大淀「提督・・・おはようございます」



提督「おはよう」



大淀「今日の執務はこのような予定となっています」



提督「・・・ふむ」



大淀「それと明石から報告が・・・こちらを」



提督「あぁ・・・なに?未確認の艦娘が?」



大淀「建造されたようです・・・まだ目を覚ましていないようですが」



提督「ふむ・・・後で見に行ったほうがいいな」



大淀「ええ・・・目を覚まし次第連絡を入れるようにいいましたので」



提督「わかった。ではそれまでは執務に当ろう」



大淀「はい・・・では初めはこちらを」

































工廠



???「・・・ん?」



???「ここは・・・どこだ?」



明石「目を覚まされましたか?」



???「ああ・・・貴様は?」



明石「私は工作艦明石です・・・貴女は?」



???「私か・・・私は」



信濃「信濃・・・航空母艦信濃だ」



明石「?信濃・・・そんな艦娘はまだ」



信濃「艦娘?・・・何だそれは」



明石「ご存じない?」



信濃「知らないから聞いているんだが?」



明石「・・・まぁそうですよね」



信濃「・・・で?横で寝てるいるこの人も艦娘なのか?」



明石「おそらく・・・」



信濃「?おそらく?」



明石「貴方達は未確認の艦娘なんですよ・・・」



信濃「未確認?」



明石「ええ・・・日本海軍は航空母艦信濃は艦娘化に成功していないんです」



信濃「・・・では私は?」



明石「わかりません・・・新しい艦娘なのか、それとも失敗作なのか」



信濃「!?失敗作だと!!」



明石「!?・・・」



信濃「・・・貴様まで馬鹿にするのか・・・急造の未完成艦だと」



明石「・・・貴女は本物かもしれませんね」



信濃「・・・ふん」



???「・・・うん?」



明石「・・・もう1人の方も目を覚ましたようですね」



信濃「・・・?」



???「ここは?・・・」



明石「私は明石です・・・貴女は?」



???「・・・わからん」



明石「わからない?」



???「あぁ・・・名前はわからんな」



明石「・・・そうですか艦種は?」



???「ふむ・・・多分戦艦かな?」



明石「・・・多分ですか?」



???「しかないだろう・・・わからないものは、なぁ?」



信濃「私にいわれてもな・・・」



???「お前は答えられるのか?」



信濃「あぁ、航空母艦信濃だ」



???「信濃・・・ねぇ」



信濃「なんだ?」



???「なんか・・・初めて会うような気がしないなと」



信濃「・・・確かに私もそう思っていたが」



明石「もしかしたら軍艦の時に会った事があるんじゃないですかね?」



???「ふーむ・・・軍艦の記憶もあまり無いんだがな」



明石「そうですか・・・」



???「そうだ、信濃よ」



信濃「なんだ?」



???「ここであったのも何かの縁だ。私の名前をつけてもらえないか?」



信濃「断る」



???「では明石・・・」



明石「わたしも・・・やめときますね?」



???「むぅ・・・仕方あるまい」



明石「それでは私は提督に連絡してきますので・・・ゆっくりしていてくださいね?」ガチャ



???「ふむ・・・・」



信濃「どうするんだ?」



???「・・・・」



信濃「・・・おい?」



???「・・・なんだ今考えているんだが?」



信濃「・・・そうか」



???「白銀と鉄と鋼・・・どれがいいだろうか?」



信濃「・・・知らん」


































大淀「明石から連絡が入りました」



提督「・・・そうか」



大淀「1人は信濃と名乗っているようですが・・・もう1人は戦艦としかわからないと」



提督「信濃と名無しの戦艦・・・ね」



大淀「どうされました?」



提督「・・・もしかしたらもう1人の艦娘の名前がわかるかも知れんな」



大淀「名前が?・・・それはなぜ?」



提督「今は明石のところへ急ごう・・・話は後でいい」



大淀「はい」










































???「ふむ・・・漢字がだめなら数字にしよう」



信濃「・・・・」



???「1・・・12?・・・45・・・110?」



信濃「111」



???「111?」



信濃「お前の名前だ・・・111号艦」



???「・・・」



信濃「私が110号艦だからな・・・その後目覚めたのだから貴様は111号艦だ」



111「ふむ・・・まぁいいだろうこれからは111号だ、よろしく頼むぞ?」



信濃「ああ・・・よろしくな」



コンコン



信濃「誰だ?」



提督「提督だが」



信濃「む・・・失礼」



提督「・・・入っていいか?」



111「かまわないぞ」



提督「失礼するよ」ガチャ



信濃「貴様が提督か・・・」



111「ふむ・・・なかなかの色男だな」



提督「名前を教えてくれるか?」



信濃「航空母艦信濃だ、よろしく頼む」ビシッ



111「わたしは111号だ、艦種は・・・戦艦だな」



提督「ふむ・・・信濃と111号か・・・わたしはこの鎮守府の提督だ、よろしく」



111「うむ、よろしくだな」



提督「ふむ・・・それでこれからの予定だが」



信濃「・・・」



提督「今日はこの後演習に参加してもらう」



信濃「演習?早速か?」



提督「ああ・・・君達の実力が見てみたいのさ」



111「そうかそうか、ならば見せてやろう」



信濃「貴様・・・記憶が無いのだろう?戦えるのか?」



111「知らん」



信濃「な!?」



提督「・・・ほう?」



111「わたしは記憶も知識も無い・・・だから今はやれるだけをやるしかないだろう?」



提督「そうか・・・実に頼もしい」



111「そうなのか?・・・おかしな人だな」



提督「それでは今から行くぞ?・・・明石が出撃ポートで待っているからな」



111「あいわかった・・・楽しみだな」



信濃「ああ・・・私には心配しかないがな」ハァ

































出撃ポート



明石「提督、皆さん、到着されましたか」



提督「ああ・・・艤装の準備は?」



明石「出来てます、ですが」



提督「なんだ?」



明石「名無しさんの艤装なんですが少し問題が・・・」



提督「ふむ・・・これは!?」



明石「・・・武装が付いていないんです、装甲や機関類は戦艦の物なんですが」



提督「取りあえずは航行演習のみにするか」



明石「そのほうがいいと思います」



111「どうしたのだ?」



提督「君の艤装には武装がついていないんでね・・・今回は航行演習のみにするよ」



111「そうか・・・それは残念だな」



信濃「私も航行演習のみになるのか?」



提督「そうなる」



信濃「まぁいいだろう」



明石「それでは艤装を装着してくださいね」



信濃「わかった・・・」ガシャン



111「こうか?・・・おぉ出来たぞ」ジャキン



提督「問題はなさそうだな?・・・ではいくぞ護衛の艦隊も出撃させてくれ」



明石「わかりました」


































鎮守府近海



赤城「演習海域に到着、提督指示を」



提督「了解、まずはそちらの状況を報告してくれ」



赤城「はい・・・航行演習艦隊は全艦問題ありません」



提督「そうか、なら早速演習を行おう・・・赤城、偵察機を発艦し周囲の警戒を」



赤城「はい」



提督「香取は演習用の機材の設営を頼む」



香取「わかりました」



提督「大和と加賀はそれぞれの指導を頼むぞ?」



加賀「はい」



大和「お任せください」



111「ふむ・・・では私達は待機か」



信濃「そうだな」



提督「その通りだ、しばらくまってくれ」



赤城「・・・周囲に敵影なし」



香取「設営完了しました」



提督「よし・・・では信濃、111号演習開始だ」



信濃「了解」



111号「任せてくれ」































信濃「・・・ふん」



加賀「・・・信濃さん、動きはなかなかですね」



大和「ええ・・・コースを効率よく回っていますね」



111「よっ・・・ほい」



加賀「111号?でしたか、彼女はなんというか」



大和「楽しんでいますね・・・珍しいです」



提督「どうだ?二人とも」



加賀「特に問題はありませんね・・・むしろ完璧ですよ」



大和「そうですね。とても建造されたばかりとは思えません」



提督「ふむ・・・」



香取「時間です、お二人は指導艦の所に戻ってくださいね」



信濃「ああ」



111「わかったぞ」



赤城「!?皆さん警戒を!!敵影発見・・・・な!?」



提督「どうした!?」



赤城「これはレ級?・・・こんな近海になぜ?」



加賀「チッ・・・艦載機発艦させます・・・信濃!!」



信濃「・・・すまんが桜花しか出せんぞ?」



加賀「置物よりましです、発艦を!!」バシュ



信濃「わかった・・・」バシュ



大和「大和が前に出ます!!香取さんと111号は後退を!!」



111「仕方ないか・・・では後退する」



香取「そうですね・・・」



提督「こちらから援軍を出す、それまで持ちこたえてくれ」



大和「はい・・・相手はレ級、弾幕を張ります!!全砲門斉射!!」ドォン



赤城「・・・艦戦は私と信濃に任せて、加賀さんはレ級を!!」バシュ



加賀「ええ・・・流星隊沈めなさい!!」



流星妖精「ウォォォォォ!!」ブゥゥン



レ級「イヒヒヒヒ・・・そんなんじゃあダメだよ?」シュン



加賀「・・・全く動じていないのね」



レ級「ボーっとしてる余裕あるのかなぁ?・・・ほらほらぁ!!」ドォン



大和「うぅ・・・まだこれからです!!」中破



加賀「く・・・これでは!!」中破



赤城「加賀さん!大和さんも!!」



レ級「あんたヲ級みたいな奴だねぇ・・・まぁ?どちらにしてもアタシの相手じゃないと思うけど」



赤城「・・・くぅ!!」



信濃「貴様の相手はこの私だぞ!?」バシュ



レ級「ぐぁ!!ちぃ・・・これは弓をそのまま当ててきたのか!?」



111「まだまだ!!」ゴス



レ級「こいつ!!格闘戦を?」



111「信濃!!援護しろ!!」



信濃「いわれるまでもない・・・桜花よ、すまんがお前達の命・・・私にくれ」バシュ



桜花妖精「リョウカイ!!」



111「なんだ貴様・・・言うほどではないな?」ブゥン



1レ級「調子に乗るなぁ!!」ガシィ



111「ほう・・・パワー勝負か、負けるわけにはいかんな?」ガシィ



レ級「クソが!!なめんなぁぁ!!」グググ



111「むっ・・・・これは」グググ



信濃「目の前に集中しすぎだ、もらったぞ」



桜花妖精「ウォォォォ!!」



レ級「ガハッ・・・特攻だとぉ?」中破



信濃「・・・よくやった」



111「ダメ押しだ!!食らえよ!!」ゴォォォォ



レ級「クソ!!これ以上はヤバイな」



111「ふん・・・逃げたか」



信濃「貴様!!武装もなしに突っ込むとはどういう了見だ!!」



111「なんだ?武器ならあるだろう?」



信濃「なに?・・・」



111「拳だ、これは強力だぞ?」



信濃「貴様!!」



赤城「信濃さん、落ち着いてください」



加賀「ええ・・・それを言うならあなたもそうよ?」



信濃「・・・ああ」



大和「今回はやられてしまった私達も悪いですけど実戦経験もないあなたが戦うのも十分危険です」



111「あぁ・・・勝手に体が動いてな?」



信濃「私もそうだ」



加賀「・・・でも戦い方がなってないわね、あれでは深海棲艦よ?」



111「ん?・・・どういうことだ?」



加賀「貴女の戦い方には感情が乗りすぎているわ・・・もう少し冷静になりなさい」



111「・・・」



信濃「どうした?」



111「・・・わたしは冷静だったが?」



信濃「・・・私もだ」

































鎮守府



提督「みんな、よく無事で帰還してくれた」



赤城「ええ・・・今回は信濃さんと111号さんのおかげですよ」



提督「そうか・・・彼女達はどうだ?」



赤城「建造して間もないとは思えないほどです」



提督「そうか・・・」



赤城「うちの鎮守府でもトップクラスに入りかねませんよ」



提督「・・・どういうことなのだ、彼女達は一体」





































数週間後 戦闘海域



信濃「加賀!!制空を意識しろ・・・攻撃は金剛と衣笠に任せる!!」



加賀「ええ・・・」バシュ



金剛「・・・さーて行きますヨー?」



衣笠「そーね、空母からしとめましょ?」



金剛「yes!!全砲門・・・fire!!」ドォン



衣笠「ふふーん、衣笠さんにおまかせ!!」ドォン



潮「・・・護衛します、対空砲火!!」



白雪「はい・・・弾幕張ります!!」

































提督「よし・・・この海域も突破したか」



赤城「ええ・・・大きな損傷も無く」



大淀「帰還命令出します・・・周辺艦隊にも警戒させますか?」



提督「ああ・・・一番近いのは?」



大淀「第4艦隊・・・旗艦は111号さんです」



提督「それでは第1艦隊に合流させて警戒に当てさせろ」



大淀「はい・・・第4艦隊、聞こえますか?」



111「こちら第4艦隊・・・なんだ?」



大淀「第1艦隊が帰還します、第4艦隊にはその護衛をお願いします」



111「ふむ・・・わかった。合流地点の指示を頼む」



大淀「わかりました・・・」
































信濃「ふぅ・・・合流地点まであと少しか」



加賀「ええ・・・警戒は怠らないで」



潮「あ、はい・・・」



白雪「・・・!?反応です、深海棲艦!!」



信濃「数は?」



白雪「え・・っと1です」



衣笠「1ぃ?・・・なんなの?」



金剛「フーム・・・何でショー?」



信濃「・・・迎撃するぞ」



加賀「ええ・・・陣形組みます」



信濃「艦載機発艦・・・飽和攻撃でしとめるぞ」バシュ



加賀「ええ・・・行きます!!」バシュ



信濃「・・・む?」



衣笠「ん?どしたの?」



加賀「・・・レ級!?」



レ級E「・・・見つけたよ」ドォン



潮「撃ってきました、これは」



白雪「信濃さんを狙っています!!」



信濃「なに?・・・ならば」



加賀「信濃?・・・一体」



金剛「フーム、Crossfireデスネ?」



信濃「ああ・・・私を中心に陣形を組んで防御を固めるぞ」



衣笠「了解っと」



レ級E「包囲するつもりだね・・・問題ないさ」



レ級E「目標は・・・テメェだけだぁぁぁ」ドォン



信濃「チッ・・・陣形を組むより先に突っ込んできたか」



金剛「sit!!・・・信濃が危ない!!」



衣笠「足の早い・・・ここからじゃ信濃にあたる!!」



レ級E「もらったぁぁぁぁ!!!」



信濃「くそ!!・・・これでは、なに!?」



レ級E「死ねぇ!!」ドォン



潮「まさか・・・信濃さん!?」



レ級E「・・・まさか邪魔が入るとはね・・・」



加賀「・・・え?」



レ級E「でも問題は無いさ・・・だってこんだけやられれば再起不能だよ」



信濃「・・・くぅ」大破



レ級E「二人ともね?・・・いひひひひ」



111「・・・」大破



加賀「信濃!!・・・111号も!?」



111「無事か?信濃よ」



信濃「・・・これは、無事とはいえないな.貴様こそどうだ?」



111「ははは・・・私もだ」



衣笠「・・・レ級は逃げたね」



白雪「はい・・・」



加賀「帰投しましょう・・・二人の怪我もありますし」



金剛「ソーデスネ・・・」












































大淀「第1艦隊から入電・・・!?」



提督「大淀?」



大淀「第1艦隊旗艦信濃、第4艦隊旗艦111号両名とも大破です」



提督「なに?・・・赤城!!」



赤城「はい、入渠ドックの準備急ぎます」



提督「大淀、哨戒部隊にも伝えろ・・・警戒を密にしろとな」



大淀「は、はい・・・」



提督「あとは、明石を呼ぶか」ガチャ



提督「明石か・・・すまんが今から入渠ドックに向かってもらえないか?」



明石「はい・・・一体どうしたんですか?」



提督「信濃と111号が大破した」



明石「それは・・・かなりマズイかも知れませんよ?」



提督「・・・だからお前を呼んだんだ」



明石「はぁ・・・やれるだけはやってみますけど」



提督「頼む・・・」

































入渠ドック



赤城「加賀さん、状況は?」



加賀「・・・信濃さんが大破、111号さんは大破ですが意識不明です」



赤城「そうですか・・・入居ドック開いてます!搬送急いで!!」



加賀「はい」



明石「・・・まずいなぁ」



赤城「明石さん?」



明石「艤装が破壊されすぎですよ・・・」



赤城「・・・直せないんですか?」



明石「無理です・・・ここまでやられてしまうと部品がないと・・・」



赤城「・・・信濃さんも111号さんも部品が?」



明石「ありません・・・正規の艦娘じゃないんですから」



赤城「なんとか修理は?」



明石「わかりませんよ!・・・・今考えているんです!!」



赤城「あ・・・ごめんなさい」



明石「すみません・・・」



大淀「赤城さん!!・・・敵襲です!!」



赤城「え?・・・こんなときに」



明石「入渠ドックは私が見ます,赤城さんは迎撃に向かってください」



赤城「そうね・・・全艦スクランブルよ!第1艦隊は私が旗艦に入ります!!」



































入渠ドック内



信濃「・・・」



111「・・・」



信濃「・・・私をかばうなんて」



111「・・・」



信濃「貴様はいつもそうだ・・・馬鹿なことばかり・・・!?」



信濃「いつも?、馬鹿な事ばかり、どうしてだ?まだ会ってから一ヶ月も経っていないのに・・・」



111「・・・」



信濃「こんなにも・・・111号との思い出が?」



111「・・・なぁ?」



信濃「!?・・・気づいたのか」



111「・・・思い出したよ、色々」



信濃「なに?・・・」



111「・・・名前も・・・なぜ武器が無いのかも・・・なぜ名前を忘れたのかもな?」



信濃「・・・そうか」



111「レ級に撃たれ、弾が装甲を貫いた時・・・己の恥ずべき過去を思い出したのさ」



信濃「恥ずべき過去か・・・私もそうさ」



111「・・・ああ」



信濃「・・・教えてくれないか?」



111「ん?」



信濃「貴様の過去を・・・本当の名前も」



111「教えてやるさ・・・私達の前世もな」



信濃「やはり私達は・・・」



































提督「戦況は?」



大淀「ほぼ互角ですね・・・」



大淀「敵戦力は多くはありませんが、こちらは大規模戦闘後ですので戦える人員が少ないんです」



提督「・・・バケツはいくらでも使っていい、緊急事態だ、なんとしてでも守るぞ!!」



大淀「了解・・・第1艦隊の消耗率が増えました、入渠させます」



提督「第2艦隊は前衛に!!第4艦隊は旗艦を山城で出撃しろ」



















































111「・・・戦闘か」



信濃「くそ!!・・・艤装が無ければ戦えないなんて」



111「方法はあるぞ?・・・」



信濃「なに?・・・どうやって」



明石「その方法とやら・・・教えてもらえますか?」ガラッ



111「いいだろう・・・準備するものは長門型、加賀型、大和型の艤装・・・高速建造剤とありったけの資材だ」



信濃「な!?・・・まさか」



111「またいつもの戯言といいたければ言え・・・私は大真面目だ」



信濃「・・・言えないよ、恐らく一番可能性が高いからな」



111「ならば明石、早速作業だ!!」



明石「ちょっと・・私にもわかるように説明を・・・」



信濃「それは工廠でする!!急げ!!」





































戦闘海域



赤城「第1艦隊のみんなは?」



瑞鶴「帰還しましたよ?・・・赤城さんは帰還しなくてもいいんですか?」



赤城「ええ・・・損傷もないし艦載機も無事ですから」



瑞鶴「そうですか・・・じゃあ援護をお願いしますね?」



赤城「はい・・艦載機発艦!!」バシュ



瑞鶴「よーし・・・みんなもやっちゃって!!」バシュ



加古「ん?・・・あれはレ級か?」



翔鶴「瑞鶴!!例のレ級が現れたわ」



瑞鶴「んー信濃と111号を大破させたのよね?」



赤城「ええ・・・どうするの?」



瑞鶴「・・・しかたないなぁ」



赤城「?・・・」



瑞鶴「翔鶴姉と赤城さんは後衛・・・それ以外は前衛に出て敵艦隊を迎撃して!!」



翔鶴「?・・・瑞鶴は?」



瑞鶴「レ級を引き付けるのよ・・・だから他のみんな周りの奴をお願い!!」



翔鶴「ちょっと・・・瑞鶴!!」



赤城「翔鶴さん!!陣形を崩さないで!!」



翔鶴「赤城さん!!でも!!」



赤城「ここにレ級が飛んできたら陣形も連携も崩されてマトモに戦えないわ!!」



赤城「だからここは瑞鶴を信じて・・・」



翔鶴「・・・はい!!」





































瑞鶴「・・・ほーら!!鬼さーんこぉちらっ!!」ズイズイ



レ級E「あ?・・・・あいつなめてんのかよぉ」



瑞鶴「レ級さーん?まさかビビッちゃってるんですかぁ!?」ズイズイ



レ級E「!?・・・・テメェ・・・ぶっ殺すぞォォォ!!!」ブチッ



瑞鶴「おっとっと・・・すごいキレかたね」



レ級E「ぁあああああ!!」ドォンドォン



瑞鶴「うぁっと・・・幸運の女神さま、今度は仕事してよね?」ヒョイ



レ級E「避けんじゃあねぇやぁぁぁ!!」



瑞鶴「はずれー」ヒョイ



レ級E「ルァ!!」バシュ



瑞鶴「ふーん艦載機はこちらもあるのよ」バシュ



レ級E「ならこれで!!」バシュン



瑞鶴「よいっとぉ!!魚雷は迎撃するよ!!」ドドドド



レ級E「ちぃ・・・頭に血が上りすぎたな・・・」



瑞鶴「・・・あら?もう冷静になっちゃったの?」



レ級E「あんたやるな?・・・ふぅ・・・次でしとめてやるよ?」



瑞鶴「ちょっと・・・マズイかなぁ」



レ級E「・・・死ね」チャキ



???「死ぬのは貴様だ!!」ドォオン



レ級E「何!?」小破



???「相手は1人ではいぞ?」バシュ



レ級E「く・・・罠だったのか?」中破



瑞鶴「え?・・・信濃と111号?でもその艤装は・・・」



???「違うな・・・私達は」



瑞鶴「え?・・・」











































土佐「111号艦改め、加賀型航空母艦2番艦・・・土佐!!」



信濃「航空母艦信濃改め、大和型戦艦3番艦・・・信濃!!」

































レ級E「てめぇ・・・どんだけアタシをコケにすんだよぉ!!」ドォン



土佐「おっと・・・そんなんじゃ当らんぞ?」ヒョイ



信濃「ふん・・・大和型のパワーとくと味わえ!!」ドォン



レ級E「クソがぁ!!ぬぁぁぁぁぁぁ!!」大破



土佐「止めを刺させてもらう・・・行け流星!!」バシュ



流星妖精「イクゼェェェェ!!」



レ級E「ぁあ・・・クソ、クソォ・・・こんなことが・・・こんなことが」



レ級E「てめーら艦娘ごときにぃ!!」



土佐「レ級・・・心を穏やかにするんだ」



信濃「そうすれば・・・呪縛から逃れられる!!」



瑞鶴「・・・?」



レ級「な!?・・・なぜそれを・・・」



土佐「・・・私達は呪縛から逃れることが出来たからな」



信濃「だから、レ級・・・」



レ級E「・・・アタシも・・・生まれ変われるの?」



土佐「ああ・・・だから今は心を穏やかにするんだ」



信濃「・・・貴様も覚えているだろう?深海棲艦とはいえ穏やかな日々の記憶を」



レ級E「あぁぁ・・・そうだアタシは・・・二人ともまさか」



土佐「・・・今日の死はひと時の分かれに過ぎない」



信濃「・・・レ級よ、生まれ変わった貴様と再び会えることを」



戦艦水鬼「・・・させないわよ」ガチャ



土佐「!?・・・戦艦水鬼だとぉ!!」



レ級「うう・・・・え?」ズル



戦艦水鬼「こんなとこで大事な駒を失うわけにはいかないの」



信濃「レ級!!・・クソ!!離せ!!」



レ級「嫌だぁぁぁ・・・やっと二人と会えたのに・・・こんな呪いから逃れられると思ったのに!!」ズルズル



戦艦水鬼「呪いだなんて・・・酷い事いうのね?」



レ級「いやぁぁ・・・助けてぇ!!」



土佐「レ級!!」バシュ



信濃「ダメだ・・・レ級に当ってしまう!!」



戦艦水鬼「ふふふふ悲しいでしょう?苦しいでしょう?悔しいでしょう?・・・負の感情って良いものよ?」



レ級「ぁぁ・・・」ブクブク



土佐「レ級!!・・・絶対お前を救ってみせる!!」



信濃「・・・土佐!!」ガシ



土佐「信濃!?・・・離せよぉ!!」



信濃「ダメだ・・・貴様まで失いたくはない」



土佐「・・・レ級!!」

























































鎮守府



提督「・・・で?これは一体どういうことなんだ?」



土佐「・・・・」



信濃「・・・」



明石「・・・えっと」



土佐「私が話す」



提督「111号?」



土佐「違う・・・私は戦艦土佐・・・加賀型戦艦2番艦だ」



提督「完成後標的艦となったあの土佐か?」



土佐「ああ・・・レ級の攻撃を受けて気を失っている時に思い出したんだ」



提督「しかし土佐は戦艦だ・・・なぜ航空母艦に?」



土佐「加賀型戦艦の艤装は予備が無くてな・・・だから前級の長門型と元は同型の加賀の艤装を使って加賀と同じ航空母艦に改装したのさ」



信濃「私は大和型の艤装をいじって強引に装備したんだ」



提督「・・・元は同型の艦だから出来る荒業か」



土佐「・・・処分は?」



提督「何?」



土佐「処分はないのか?・・・緊急事態とはいえ勝手に資材と艤装を使ったたんだ、何かあるだろう?」



提督「・・・ふむ」



信濃「・・・」



提督「では処分を言い渡す」



明石「提督・・・」



提督「話してもらいたいことがある・・・君達のことについて」



土佐「・・・私達の?」



信濃「事だと?・・・もう話したと思うが」



提督「まだだ・・・確かに軍艦としての前世は聞いた」



提督「だが深海棲艦としての前世は聞いていない」



土佐「!?・・・瑞鶴から聞いたのか」



提督「ああ・・・・」



信濃「それは・・・」



赤城「大丈夫ですよ?」ガチャ



提督「?赤城、どうしたんだ?」



赤城「貴女達の前世が深海棲艦だとしても、誰も貴女達を嫌いになったりしません」



土佐「赤城・・・」



赤城「それに・・・貴女達は私達の命の恩人ですし」



信濃「!?・・・いつから気づいていた?」



赤城「恥ずかしながら、先程瑞鶴さんから話を聞いたときですけど・・・」



提督「赤城、説明をしてもらえるか?」



赤城「はい・・・と言いたいところですが土佐さん、いえヲ級改さん達に説明してもらいますか」



提督「ヲ級改!?・・・本当か?」



土佐「ああ・・・提督は暴れていたから憶えていないだろうがな」



信濃「わたしと土佐・・・えっとル級とヲ級改の二人と戦ったんだ」



提督「・・・」



土佐「その際ル級は撃沈、残ったわたしは提督を探しに来た赤城と協力してなんとか提督を倒したんだが」



赤城「わたしもヲ級改も捨て身の攻撃だったのでヲ級改は先に撃沈し私は提督と一緒に撃沈することになりました」



提督「あの後・・・そんなことが」



信濃「私とヲ級改が沈む中抱き合いながら沈む提督と赤城を見つけてな」



土佐「その姿を見たとき、なんとしても助けたいと思った・・・この身を犠牲にしてでも」



信濃「その言葉の通り私達は自分の体を資源に変え、二人の修理を行った」



提督「そうして俺と赤城は助かったと?」



土佐「その通り・・・深海棲艦みたいにしてすまなかったな」



赤城「いえいえ・・・感謝していますよ?」



信濃「まぁ・・・いつもは同じル級として生まれ変わるはずだったのが艦娘に生まれ変わって今に至る」



提督「・・・だから初めての演習でも好成績で、突如現れたレ級とも戦えたのか」



土佐「恐らくはな・・・それで?」



提督「?・・・何が?」



土佐「処分は?」



提督「・・・もう済んだぞ?」



信濃「・・・どういうことだ?」



土佐「・・・フフ、ありがとう提督」



提督「俺は処分を執行しただけさ・・・気にするな」



明石「うーん、しかしどうして深海棲艦から艦娘に生まれ変わったんでしょうか」



信濃「それについては確証は無いが、恐らく憎しみを抱かず死ぬことが要因のひとつかもしれんな」



提督「・・・憎しみか」



土佐「深海棲艦の中身はほとんどが憎しみで出来ているといっても過言ではない」



土佐「その憎しみを取り除き、心の闇を取り除ければ・・・」



提督「深海棲艦では無く、別の生物として生まれ変われると?」



明石「ふーむ・・・一種の呪いみたいな物ですかね」



信濃「・・・その認識でかまわない、私達も呪縛として認識している」



提督「もしそれが事実なら・・・戦争の終わりも見えてくるかも知れんな」



赤城「そうですね・・・小さいですけど、希望が見えてきたようですね」


















































入渠ドック



土佐「・・・ふぅ」チャポン



信濃「名前・・・どうしようか?」



土佐「名前?」



信濃「ヲ級って呼ぶか、土佐って呼ぶか」



土佐「・・・合わせて土佐男?はダサいからな」



信濃「はは,確かにな、しかしなんてセンスの無い」



土佐「ははは・・・土佐でいいさ」



信濃「ヲ級は嫌か?」



土佐「ああ・・・せっかく生まれ変われたんだ」



信濃「・・・これでただ海を往くという夢に近づいたな?」



土佐「ああ・・・」



信濃「レ級のことか?」



土佐「・・・次は助けるさ」



信濃「・・・その割りには煮え切れていない様子だが」



土佐「わかるか・・・」



信濃「わかるさ」



ガラッ



加賀「あら・・・入っていたのね」



土佐「ああ・・・えっと姉さん?」



加賀「無理しなくてもいいわ、私達面識も無かったし」



信濃「そんなもんか?」



加賀「ええ・・・あなた達姉妹が仲いいからそう思うだけよ」



信濃「・・・二人は仲が悪いのか?」



加賀「いいえ・・・そういうわけではないわ」



信濃「ふぅん・・・」



土佐「なぁ?」



加賀「どうしたの?」



土佐「えっと・・・その」



加賀「?・・・」



信濃「私は先に失礼するよ・・・では」ガラッ



土佐「・・・すまん」



信濃「いいさ」ピシャ



加賀「・・・こっちにおいで」



土佐「うん・・・」


































信濃「・・・・」



武蔵「・・・」ドカッ



信濃「・・・武蔵か」



武蔵「・・・飲むか?」



信濃「酒か?・・・いつも飲んでるな、体に悪いぞ?」



武蔵「ふん・・・お前も大和と同じ事言うんだな」トクトク



信濃「・・・ん、ふぅ事実だからな」カラン



武蔵「土佐に振られたか?」



信濃「ち、違う!!何を言うんだ」



武蔵「まぁいい・・・お前さえ良ければ胸を貸すぞ?」ポンポン



信濃「何を急に・・・しっかし随分と居心地のよさそうな胸だな」ジー



武蔵「これでも武蔵旅館と呼ばれたことのあるからな・・・それにな」



信濃「ん?」



武蔵「やっと会えた妹なのだ・・・少しは姉らしくさせてくほしくてな?」



信濃「仕方あるまい・・・」ギュウ



武蔵「ん?」



信濃「今日は武蔵に免じて甘えてやるさ」



武蔵「そうか、そうか」ポンポン



信濃「武蔵?」



武蔵「ん?」



信濃「ありがとう・・」ボソッ



武蔵「・・・気にするな」

































赤城「沖ノ鳥海域の奪還任務・・・ですか?」



提督「そうだ、つい先日沖ノ鳥海域が深海棲艦に再制圧された」



赤城「沖ノ鳥には防衛部隊がいたはずですけど・・・一体何が?」



提督「防衛部隊との戦闘データによると青く光るレ級が確認されたそうだ」



赤城「?・・・青く光るレ級ですか」



提督「ああ・・・その青く光るレ級が防衛部隊を経った数分で蹴散らしたそうだ」



赤城「・・・そんな」



提督「作戦は明日だ」



赤城「急ですね・・・編成はどうされるおつもりですか?」



提督「そのことだが・・・」



赤城「はい?」



提督「出撃メンバーは6人・・・ビスマルク、加賀、大和、武蔵、大淀、瑞鶴」



赤城「はい」



提督「それとは別にもう1部隊出す編成は・・・・」




 






























沖ノ鳥 海域



ビスマルク「・・・・ふぅ」



加賀「・・・ビスマルク?任務中は禁煙よ」



ビスマルク「吸ってないわ、咥えてるだけよ」



加賀「どちらにしても集中なさいな、ここは敵の勢力圏よ?」



ビスマルク「・・・はいはい」ポイ



瑞鶴「・・・彩雲から通信、敵影確認できず」



大淀「そうですか・・各員警戒状態のまま前進します」



大和「はい、こちらから観測機を出します、瑞鶴さんは補給を」



瑞鶴「ええ・・・彩雲帰投させます」



武蔵「・・・・」



ビスマルク「?・・・どうしたの?」



武蔵「青く光るレ級・・・恐らくは」



加賀「あの娘・・・土佐と信濃さんを狙う深海棲艦ね」



ビスマルク「・・・結構強いんでしょ?」



瑞鶴「ええ・・・タイマンはやめたほうがいいわ」



武蔵「ああ・・・だがな」



大和「入電・・・敵影発見!!」



大淀「・・・数は?」



大和「レ級1、ヲ級1、タ級2、ヌ級1、チ級1」



大淀「輪形陣を組みます!!加賀さんと瑞鶴さんを中心で!!」



瑞鶴「了解!!加賀?制空をお願い!」



加賀「ええ・・・烈風行きます」バシュ



大和「武蔵!三式弾で!!」ドォン



武蔵「ふん・・・迎撃してやるさ!!」ドォン



ビスマルク「・・・前衛は私ね、雑魚からやるわよ!!」ドォン



ヌ級「」轟沈



チ級「」轟沈



大淀「敵艦載機6割が撃墜・・・制空は優勢です」



瑞鶴「え!?レ級も居るのよそんな簡単に・・・」



加賀「瑞鶴?・・・早く艦爆を!!」



瑞鶴「・・・ええ、発艦させるわ」バシュ



ビスマルク「手ごたえが無さ過ぎる・・・これは」



大和「今はやるだけやるしかないですよ」ドォン



武蔵「ああ・・・敵の手は瑞鶴が読む、私達は全力は出すだけだ」ドォン



ビスマルク「そうね・・・陣形は崩さずに行きましょう」



大淀「はい」





























戦艦水鬼「・・・来たのね」



レ級改「・・ひひひ」



戦艦水鬼「あはは、良い感じに出来上がってるわね」



レ級改「ぁ・・・」チョン



戦艦水鬼「ん?・・・なに?」



レ級改「ぁーうぁー!!」ジタバタ



戦艦水鬼「アラアラ・・・なら行きましょうか?」



レ級改「ぁー」コクコク


























加賀「流星!!」



流星妖精「ウォォリャァァァ!!」



武蔵「こちらも・・・戦艦武蔵参るぞ!!」ドォンドォン



レ級「ぅう・・・ぐあぁぁぁぁ!!」



大和「こちらも直撃させます」ドォン



レ級「てめぇぇぇぇらがぁぁ!!」バシュ



大淀「・・・迎撃します!!皆さんは攻撃に集中を」ドドドド



ビスマルク「ええ・・・瑞鶴?」



瑞鶴「はい?・・」



ビスマルク「周囲に敵影は?」



瑞鶴「今のところは・・・」



ビスマルク「そう・・・索敵は任せるわ」



瑞鶴「ええ・・・」



ビスマルク「ふぅ・・・接近するわ、砲撃と雷撃の連撃・・・食らわせてあげる」ビュン



レ級「んあ?・・・なめんな!!」ドォン



ビスマルク「錬度がなってないわね・・・当らない!!」ガシィ



レ級「がぁ!!?首が・・・」



ビスマルク「掴んだわ、これで逃げられないわね?・・・全主砲一斉射!!」ドォン



レ級「がぁぁぁぁっぁぁ!!」轟沈



加賀「・・・よし!!」



大淀「レ級の轟沈を確認、鎮守府に連絡を・・・」



瑞鶴「まだよ!!・・・まだ本命が残ってるわ」



武蔵「ほう・・・」



加賀「な・・・」



ビスマルク「青く光るレ級1体・・・予想通りね?迎撃するわよ」



大淀「はい・・・後続部隊にも連絡します」



大和「お願いしますね」












































赤城「・・・了解です第5艦隊向かいます」



大淀「?・・・迎撃はこちらでも出来ますけど」



赤城「あくまで今回の任務は制海権の奪回です、第1艦隊は主任務の達成に集中すようにとの指示です」



大淀「・・・了解、それではこちらは海域攻略に専念します」ブチ



赤城「さて・・・行きますよ?皆さん」



土佐「ああ・・・」



信濃「まかせろ」

































大淀「後続部隊から連絡、例のレ級は後続部隊にまかせて海域攻略に専念します」



武蔵「なに?・・・しかし」



大淀「武蔵さん、私達は海域攻略が主任務です」



加賀「・・・そうね、此処を突破できれば敵中枢までまっすぐよ」



大和「そのまま敵中枢を撃破できれば制海権の奪回も可能ですし」



瑞鶴「それに例のレ級の相手はあの子達に任せたほうがいいわ」



ビスマルク「仕方ないわね・・・ここは任せましょ?」



武蔵「・・・了解した」



加賀「武蔵?」



武蔵「・・・何か?」



加賀「信じましょう?妹を」



武蔵「・・・ああ」



加賀「あの子達は負けないわ」



武蔵「・・・当たり前だ、なにせこの武蔵の妹と・・・」



加賀「この私の妹なのだから」

































































赤城「・・・来たわね」



信濃「レ級・・・あの姿は」



土佐「・・・レ級改といった所か」



赤城「ただでさえ強力なレ級がね・・・勝てるのかしら?」



土佐「勝てるさ・・・私達ならな?」



信濃「・・・ああ、制空は任せるぞ!」



土佐「ああ、では行くぞ・・・」



赤城「・・・制空は私1人でやるわ」



土佐「赤城?・・・お前1人では」



赤城「行けるわ・・・」



土佐「赤城?・・・右目が青く光って!?」



赤城改F「・・・あの時くれたヲ級改の力・・・」



赤城改F「これなら数で負ける事はないわ・・・あなたはレ級を救うことに専念なさい」



土佐「ありがとう・・・」



信濃「敵艦接近!!艦載機を・・・」



赤城改F「はい!行きます!!」バシュ



土佐「・・・行くぞ!!」バシュ



レ級改F「いひひひ・・・」バシュバシュ



信濃「敵艦載機!!くるぞ!」



土佐「信濃は回避に専念しろ!!迎撃は赤城に任せる」



信濃「了解」



赤城改F「烈風改、力を貸して!!」



烈風改妖精「・・・マカセロォ!!」ドババババ



敵艦載機「」撃墜



赤城改F「・・・制空優勢!!今よ土佐ぁ!!」



土佐「ああ、二航戦から借りた流星と彗星・・・上手く扱ってみせる」ドォン



妖精友永「フッ・・・キタイシテイルゾ」



妖精江草「ヨーシイクゾォ!!」



レ級改F「んあ!?」損害軽微



土佐「チッ・・・効いてないな」



信濃「・・・こちらも行く、観測頼むぞ!!」



土佐「ああ・・・彩雲どうか!?」



彩雲妖精「キョリソクドカンペキデス・・ドウゾ!」



信濃「任された!!全砲門・・・斉射ァ!!」ドォンドォン



レ級改F「・・・ぁ・・・効かないねぇ、えへへへ」小破



信濃「な・・・こいつ、装甲がいままでの非ではないぞ」



レ級改F「んーぁーなぁら・・・・こっちも行くぞぉ!!」ドォンドォン



土佐「ふん!・・・当ってたまるかぁ」ヒュン



信濃「回避・・・よし、もう1度行くぞ!!」



レ級改F「さぁーせぇーるぅーかぁよぉぉぉぉ!!」



赤城改F「!?主砲だけじゃないわ!後方から魚雷接近、回避を!!」



土佐「なに!?・・」



信濃「くぅ・・・・」



レ級改F「いひひひ・・・あははぁ・・・」



土佐「な?・・・」



信濃「損傷なしだと?」



レ級改F「んぁあ?・・・なんだ倒せなかったのかよぉ」



赤城改F「当たり前でしょう?私がいる限りそんなことさせますか!」中破



土佐「赤城!!なんで」



赤城改F「・・・レ級を救うためにはあなたの力が必要なんです」



信濃「・・・すまない」



土佐「行くぞ・・・信濃」



信濃「ああ・・・絶対に助けるぞ」



レ級改F「・・・なぁ?もう良いかぁい?・・・さっさとよぉ殺して帰りたいんだよぉ!!」ドォン



土佐「・・・当ってやらん!!」ヒュン



レ級改F「んあ?・・・なんだ動きが」



信濃「余所見は許さんぞ・・・」ドォンドォン



レ級改F「はぁあ!!無駄だぁ無駄だってなぁ!!」小破



土佐「無駄?・・・そうは思わんがな」バシュ



レ級改F「あはは・・・だってなぁ」小破



赤城改F「おかしい、損傷が変わらない?」



レ級改F「ん~惜しいねぇ損傷が変わんないんじゃないんだよぉ」 



レ級改F「・・・常に装甲が回復しているんだよ、だから無駄なのさ」



土佐「常に装甲が回復・・・か」



信濃「ふむ・・・」



レ級改F「ん、んーあれぇ?まさかあきらめちゃう?あきらめちゃうぅ!?」ジタバタ



土佐「んなわけがあるか・・・お前のヒントのおかげで良い作戦が思いついたのさ」



信濃「ああ・・・次でしとめる、これは嘘ではないぞ?」



レ級改F「あ?・・・・]



赤城改F「・・・どういうこと?」



土佐「やってからのお楽しみさ・・・行くぞ信濃!!」



信濃「任せろ!!」



レ級改F「・・・やってみろよ」ジャキ



レ級改F「この砲撃と爆撃をかわせんならなぁァァァ!!」ドォンドォン



土佐「ふむ・・・確かにこの攻撃は厳しいな」ヒュン



信濃「関心してる場合か?・・・まったく」ヒュン



土佐「ん?関心している場合なのさ・・・これがな」



レ級改F「クソっ・・・舐め腐ってんじゃねぇぞぉぉぉ雑魚がぁぁぁ!!」ドォン



信濃「なるほど・・・確かにな」



レ級改F「クソッ!!クソッ!!」



土佐「ふむふむ・・・これなら目を瞑ってでもよけれるぞ?」



信濃「ふん・・・狙うことも出来んのか?これでは話にもならん」



レ級改F「うぁぁああ!!」ドォン



赤城改F「突っ込んできたわ!?」



土佐「狙い通りだ!!・・・問題ない!!」ドォン!!



信濃「ああ・・・」

















































レ級改F「うぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ドォン



土佐「・・・・レ級よ知っているか?」



妖精江草「ジュンビイイゾー!!」



レ級改F「んなぁぁぁぁぁぁ!!」ドォン



土佐「戦場で真っ先に死ぬ奴は・・・」



妖精友永「・・・イチニツイタ」



レ級改F「ふーふー・・・・あ?」



土佐「冷静さを失った奴だ!!」ドォン



妖精友永&妖精江草「ゼンキトツゲキ!!」



レ級改F「ぁあああ!?」



赤城改F「すごい・・・・これだけの爆撃と雷撃なら」



信濃「まだだ」



赤城改F「え!?」