2015-10-25 16:00:09 更新

概要

執筆中のやつの小ネタ。

本編の息抜きとかかな。


前書き



しおい
いわずと知れた伊401のようなもの

妖精さん
ナンデモツクッチャウヨー

あといろいろ


本編こちらになります。






コミケ



パラオの外の見回りを済ませて帰ってきた。


そういえば今頃はコミケの時期だったか。


なつかしいな。


「どうしたんだい、そんなにたそがれて」


「なに、前の世界の同人誌即売会を思い出して、懐かしんでいただけだ」


紫瑞のほうを向かずに返した。


何やら弄っているようだ。よこから機械音がうるさい。


「へえ、おもしろそうだね。それに特に面白いのが、君がよりによって伊401の同人をあさっているなんてね」


紫瑞は以前に使った機械を使ったらしい。


それで俺の記憶を読み取ったようだ。


「うるせえな。こんななりになるなんて、誰が想像できるか」


「まあ、ふつうはそうさ。へえ、他にも色々かっているんだね」


紫瑞はニヤニヤと笑いながら機械の映像を見ている。


まあ、艦これの全般で同人を買いあさっていたのは間違いないが。


「しれええええええ」


む、時津風か。


「おい紫瑞、それを即刻停止しろ」


それを聞いた紫瑞は悪戯を思いついた少年のような笑みを浮かべた。


機械にある情景が映し出される。


いやな予感がした。


俺は即座に機械を蹴り上げるとそれをキャッチして回収する。


危ない危ない。


映し出されていたのは、時津風の同人誌が並んでいる様子だった。


本人に見せるようなものでもない。


「む、しれえ、なにかくしてんの」


「いや、なんでもない、なんでもないぞ時津風」


実際、R18だの強○だのetc、いろいろなものが映し出されている。


見せたらどうなることやら。


…レインに殺されるかもしれないな。


他の女にセクハラして、とか。


いかん。己の命が危ない。


「しれえそれみせて」


指し示したのは後ろに隠した機械。


「これは極秘事項だ。見せるわけにはいかない」


「うっそだあ、だってしれえが嘘つくときだいたいこっち見ないもんね」


額から冷や汗が滴り落ちる。


「とにかく、見せるわけには行かないの!」


もういいや、しおいの思考で乗り切ろう。


「むう、しれえのけち」


いうやいなや後ろに回りこまれた。


俺はとっさに振り返り、機械を抱きかかえて逃げる。


うちの駆逐艦はやたら早いんだよな。


改装したから。


んなことを考えている場合ではない。


あいている窓から飛び降りると、そのまま茂みに潜む。


「あれ、しれえが消えた。まあいっか」


時津風はそのままどこかへといったらしい。


ふう、危ない危ない。


茂みから出て機械を止めようとするが、スイッチがない。


どうしたものか。


「しれえ」


うしろから変な声が聞こえる。


「なに、それ」


冷たい冷たい、海の底から響くような声。


ギギギギギと振り替えてみると、時津風が。


その目に映っている光景は、ちょうど俺が時津風のを物色しているところだった。


つまるところ、俺目線だからよく見えてしまうのだ。


嗚呼オワタ。


「しれえ、そんな趣味があったんだ、へえ」


「レイン、こい」


「どうしたの?」


すごいな。呼ぶとすぐきてくれる。


「時津風のここ1時間の記憶を消せ」


「?いいけど」


レインが時津風の頭部をゴツンとやると、失神してしまったようだ。


さあて、もどるか。


「ねえ、しおいなにかあったよね」


きこえないきこえない


「そう、ならしおいの体に聞けばいいよね」


つまるところ拷問ではないだろうか。


「さて、今夜はゆっくり楽しもうね」


ガツンと時津風のときと比べ物にならない強さの力で殴られた。


視界がブラックアウトし、意識を失ってしまった・・・。





IFの世界への入り口


「ちょっと面白いものをつくったんだ」


「今忙しいんだが。葵のやつ、資源と一緒に書類も送ってきやがった」


「まま、ちょっとそこのベッドに寝てよ。書類くらいならボクがやっておくからさ」


「うんじゃ任せた。んで、寝ればいいんだな?」


「その後にこのヘルメットをかぶって」


「こうか」


「それじゃあはじめるよ、スタート」





『さて、設定を始めようか』


脳みそに直接紫瑞の声が響く。


そして、すぐに目の前にメニュー画面と説明が表示された。


まず、説明を読む。


おおよそ読み終わり、設定画面を開いた。


紫瑞は緊急用らしい。


設定画面ではヴェル、イムヤ、レイン、時津風、大鳳、秋月のステータス、装備、性格の欄がある。


ほかの艦娘については、色々と弄る事ができるが、どうやらはじめのほうは単純な性格になるらしい。


まあ、データが足りないのだから、仕方がないのだろう。


その他、設定可能なことは人間関係などなど。


『大体のことはわかったかい?』


「おおよそは」


『なら、ちょっと試したいデータがあるんだよ。ちょっとためしてもいいかい?』


「まあそれくらいはいいだろう」


そうして手元にデータが送られてきた。


データの内容を見て、面白そうだと思った。


面白がるためだけに作られたと思われる、高度なデータ群。


無駄な努力をしやがって。


まあ最近は暇だったんだろうな。


暇つぶしに付き合ってやろう。


データを入力する。


設定完了を押して、目を瞑った。





後書き

本編更新できなくてすみませんorz

垢ばれェ

本編こちら


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