2015-08-26 18:11:09 更新

概要

やっぱり雰囲気や自分大事にしないとやっていけないですよね・・・


”春”と言えば大体の人は”桜”をイメージするだろう。だが16歳になった彼ら3人の頭の中は・・・



「ついに来たね!僕らの・・・」



「緊張するね、絶対に成功させなくては・・・」



「いやいや、少し待とうよ何故にこんな時間に集まったの?」



「それは決まってるじゃん!祈願だよ!」グッb



「”グッb”じゃないよ、朝早すぎるんだよアルミン」ゴシゴシ



アルミン「まぁまぁこういうのも大事さ。ねぇミカサ?」



ミカサ「えぇとても大事な事」



エレン「そういう事を言ってるんじゃねぇよ、時間だよ!時間!」



エレン「まだ7時だぞ!」



アルミカ「「遅いよ!」」スパァン!




ギャアアアァァアァァアアァアァアア




行きの道



アルミン「本当にエレンの寝坊助さんは治らないね」



ミカサ「”これからは一人で起きる”って言ってなかったけ?」



エレン「そうは言ったけどまぁ無理だよね」



アルミン「昨日は何時に寝たの?」



エレン「うーんと多分今日寝たかな」



ミカサ「夜遅くに寝るといろいろと悪いよ」



エレン「そうだな~いろいろと気を付けるよ」



アルミン「今日からこの町でも程よく頭のいい進学校の入学式なんだから!」




そう彼らの頭の中は”青春”なのだ!






―――――【進撃高校】―――――




ガヤガヤ ザワザワ




アルミン「わーお!人が沢山いるね!」



ミカサ「流石この町で程よく頭のいい進学校ね」



エレン「あーそうだな・・・頭のいい進学校だな・・・」



ミカサ「エレン間違ってる。 ”この町で程よく頭のいい進学校”」 キリッ



エレン「もう良いよ!?変なところに拘らないでさっさと行くぞ・・・」 ハァ



アルミン「そうだね!嬉しいことに3人ともクラスが一緒だから向かおう!」




 クラス



エレン「・・・ここみたいだな」



[1-2]



アルミン「二人とも行くよ!」 キッ




ガラガラ




ミカサ「取りあえず適当に座りましょ」スタスタ



エレン「ふぅ・・・そう言えばお前ら忘れ物とか無いよな?」 ガタッ



ガタッ   ガタッ



アルミン「問題ないよ!完璧そのものだよ!ね、ミカサ?」



ミカサ「えぇ、それについては問題ない。アルミンと昨日のうちに準備したから」



エレン「お前らは遠足前日の小学生か!」パァァン




「ねぇ、お取込み中悪いんだけど・・」




エレン「ん?」




「そこの席私の所なんだけど・・・」




エレン「あ・・ああ・・・済まねぇな・・・・前に座席表が有ったんだな。気付かなくて悪いな・・」 ガタリッ




「いや・・気にしてないから大丈夫だよ」




エレン「ありがとう。俺はエレンって言うんんだお前は?」



アルミン「エレン初対面の人に”お前”は失礼だよ」 プンスカ






アニ「いや・・いいよ・・私はアニ・・・アニ・レオンハート」



エレン「そうか!よろしくなアニ!」 



ミカサ「私はミカサ。よろしく。」



アルミン「僕はアルミン!これからよろしくね









 ホール



ブー・・ブブッ




 『え~・・只今より新入生の入学式を行います。』





 『早速ですがここに居る多くの生徒はここに来るのに多大なる時間を使ったと思います。』





 『なので我々はこの敷地内に学生寮を建設した!』



  パチパチ  パチパチ



エレン「だからアルミンはお泊りセットを持って来いって言ったのか」



「もしかして知らなかった?」



エレン「ん?お前は誰?」



クリスタ「私はクリスタ。クリスタ・レンズだよ。よろしくねエレン?」 ニコッ



エレン「あれっ?どうして俺の事知ってるの?クリスタ」



クリスタ「さっき楽しそうに話してるのを聞いてたから」 フフッ



エレン「じゃあ入学式が終わったら皆を紹介する」



クリスタ「フフフッ・・ありがと」



 『しかしながら学生寮には全員が入ることはできない』




  「おい、どういう事だ?」


  「聞いてないよな?」




 『この寮に入ることができるのはこの後に行われる入学テストの上位300人だ!』




クリスタ「わー・・大変だねエレン」




クリスタ「ん?エレン?」 クルッ



エレン「」 ヒュー



クリスタ「エレン!しかっりして!」 ユサユサ



エレン「・・・・はっ!・・・だ、大丈夫だクリスタ・・・あまりに衝撃的過ぎて思考が停止してた」



クリスタ「・・しっかりしてね」




 『では次に――――――。』









 



 『―――――以上で入学式を終わります。みなさん教室へ戻ってください。』








 【1-2】



 ザワザワ 



アルミン「いやぁ、長かったね~」



ミカサ「流石は校長、どこに行ってもアイツの話は長い」



エレン「そういやアルミン!テストがあって結果次第で寮に入れるなんて聞いてないぞ」



アルミン「あはは・・僕だってそこまでは知らなかったよ」



アニ「そういえばエレンそっちの人は?」



エレン「あぁそうだそうだ!こっちはクリスタって言うんだ!」



クリスタ「いま忘れてたでしょ!」



エレン「ははは・・わりぃわりぃ」



クリスタ「もう・・・じゃ、改めて!私はクリスタ・レンズ。クリスタって呼んで!」



アルミン「僕はアルミン・アルレルト。アルミンでよろしく!」



ミカサ「私はミカサ・アッカーマン」



アニ「私はアニ・レオンハート。アニでいいよ」

 


アルミン「じゃあお昼休みだからご飯にでもする?」



ミカサ「そういう事なら下に大食堂がある」



エレン「おお!だったらよそこで話そうぜ!」



アニ「人がいっぱいに成るだろうから早く行こう」






―――――――――――――――――――――――





――――――――――――――――





―――――






 【食堂】



ガヤガヤ 



エレン「わー、結構人がいるな」 キョロキョロ



ザワザワ



アルミン「やっぱり時間が時間だからね」



ワイワイ



クリスタ「エレン背中借りるね!・・・ほっ!」 ピョン



エレン「うおっ!?・・・・何やってんだ?クリスタ」



クリスタ「あっ!あったよ!右側の隅が空いてるよ!」 グイグイ



エレン「おい・・暴れるな! ・・・アルミン席を確保してきてくれ!」



アルミン「了解!」 タタタ





―――――――――――――――――



アルミン「はっ!」 ガタッ


アルミン「ほっ!」 ガタッ


アルミン「ていっ!」 ガタッ


アルミン「よっ!」 ガタッ


アルミン「たっ!」 ガタッ



アルミン「ふぅ~・・完璧!」 スッ ←椅子に座った



エレン「サンキューなアルミン!」



アニ「いい手さばきだったよ」



クリスタ「〔椅子降ろし職人〕になれるよ!」



ミカサ「よかったねアルミン。履歴書に書けるよ。」



アルミン「そんな称号いらないよ!・・・・もう早くご飯にしようよ」





 エレン  ミカサ  アルミン

――――――――――――――

|    テーブル         |

|                   | ←こんな感じで座ってる

――――――――――――――

    クリスタ  アニ





アルミン「まぁ何だかんだ言ったって食堂と言えばカレーだよね!」 パクパク



ミカサ「私は断然ラーメン派」 ズズズ



アニ「私は生姜焼き定食だね」



クリスタ「私は唐揚げ定食!」



エレン「・・・」



アニ「エレンは?」



クリスタ「沢山メニューあるけど」



エレン「・・・悪いな・・・・俺は購買のパン派だわ」 ビリィ




    ・・・・・・・・



アニ「そう言えばエレン達は中学校から一緒なの?」



アルミン「僕たちは保育園から一緒だよ!」



ミカサ「うん ・・・・・・・あれ?」



クリスタ「? どうしたのミカサ?」



ミカサ「エレンも保育園から一緒だったけ?アルミン?」



アルミン「え? うん・・・その筈だよ? ・・・・・あれ?」



ミカサ「どうだったけエレn 「悪いけど覚えてねぇよ」



エレン「俺は忘れん坊だからな!」



アニ「ふふっ、威張れることじゃないでしょ」 



クリスタ「今日もしも5人とも寮に入れることが出来たら皆でご飯でも食べに行かない?」



エレン「それは名案だけどなクリスタ・・・・”もしも”じゃねぇ・・・”必ず”だ!」



エレン「絶対に上位300人に入ろうぜ!」




    「「おおー!」」



アニ「それは良いんだけどさ」



エレン「ん?どうしたアニ?」





アニ「アンタってさ・・・頭いいの?」



エレン「んーと・・・まぁ・・・ね・・・」 オドオド



アニクリ「「・・・ (あっ・・・察し)」






――――――――――――――――――





――――――――――――――





――――――――





―――







 【1-2】



先生「それではテスト・・・・・開始!」




 カリカリ  カキカキ






――――――――――――――――――




――――――――――




―――――――




―――





先生「え~・・これにてテストを終わります。お疲れ様でした。」



 「やっと終わったぜ~」


 「長かったな~」



先生「結果は30分後に出ますので各自で待つこと。 分かりましたか?」



 

 「うぃ~す」





エレン「ぐへぇ・・・」 ドサッ



アルミン「どうだった?エレン?」



エレン「どうもこうも辛かったわ・・・」



アルミン「またまた、そんな事を言っちゃて」



ミカサ「結果はまだ分からないから落ち込まないで」



エレン「・・・別に落ち込んでる訳じゃねぇよ。ただ疲れただけだ」



アニ「ほらっ、立ちな」 グイッ



エレン「んな事言ったって30分間と言う中途半端な時間じゃ何も出来ないじゃん」 ブー



ミカサ「アルミンが恒例のトランプを持ってきてるから”神経衰弱”でもやろう」 ユサユサ



エレン「誰もお前の神経に勝てねぇよ・・・て言うかさ、なんで!お前はそういうマニアックなゲームを持ってくる!? そこは”ババ抜き”とか”ダウト”とかでしょ!」 クワッ



ミカサ「じゃあそれで良いからやろ」



クリスタ「ふふふっ」 ニコッ







アルミン「・・・ふー」 そー・・・



アニ「・・・」 すー・・・



ミカサ「くっ・・」 プルプル



エレン「なんでお前らトランプって言ってたのにジェンガやってるの!? しかも割と持ち運びにくいおもちゃの一つであるジェンガをさぁ!」 カッ



クリスタ「わぁっ!」 グラグラ



ガララララ



アルミン「あーもう、崩れちゃったじゃないか」 ヤレヤレ



アニ「今とてもいい感じだったのに」



エレン「はいはい・・それは悪かったな」



ミカサ「でも、そろそろ時間だから終わりましょ」 ヒョイ



 ジー・・・・ジジッ



アルミン「おっ?」



 『あ~・・たった今テストの結果が一階全ての掲示板に張り出されたので見てください』



エレン「やっとかよ・・・・・・ん?」



ドドドドドドドド 



 「ウオオオオォォォオ」 ドドドドドト


ドドドドド


 「どけどけ~」 ドダドダ



アルミン「よし!僕らも行こう!」



エレン「だな!」 ニィ





――――――――――――――





――――――――





―――





 【掲示板前】



ワイワイ 


 

 「おい!どけよ!見えねぇだろ?」


 「うるせぇよ!こっちだって見たいんだよ!」


 

ドシドシ



エレン「どの掲示板もいっぱいじゃねぇか・・・」



アルミン「だね、もう少し待とうか」



アニ「私は待つのはやだよ・・・・・っと!」 ピョンッ!



エレン「うおっ!? お前もかよ!」



クリスタ「あっ! アニずるい!」



アニ「ふふふ・・・早い者勝ちだよクリスタ」



エレン「うるせぇよ!お前ら揃ってガキか!・・・・って言うか見えるか?」



アニ「・・・」



エレン「おい、聞こえるか?」



アニ「・・・ごめん遠くて見えないや・・・」



エレン「何しに登ったんだよ!?」



アルミン「仕方ないよ、あんな細かい字をこの距離じゃ見えないよ」



ミカサ「しょうがないから待ちましょ」





~~10分後~~



 「う~クソ~」 シクシク


 「だ~~、俺も入ってねぇ」 ガックシ



エレン「おっ!空いてきたから見に行こうぜ!」



アルミン「やっとか、行こう!」





掲示板「  1位 アルミン・アルレルト

       

       2位 ミカサ・アッカーマン





       5位 エレン・イエーガー



      ~~~~~~~~~~~~




       40位 ライナー・ブラウン


       

       43位 ベルトルト・フーバー


       45位 マルコ・ボット


      ~~~~~~~~~~~~~


       82位 ジャン・キルシュタイン



       95位 アニ・レオンハート


       


       98位 クリスタ・レンズ



      100位 ユミル




      ~~~~~~~~~~



      300位 モブ     」





エレン「あちゃ~・・5位か・・・それよりも流石アルミンとミカサだな!」 ニシシ



アルミン「あはは・・・どうせエレンは後半少し寝てたんでしょ!」



ミカサ「でも順位表見る限りじゃあ全員とも上位300人どころか上位100人に入ってる」



エレン「な~んだ結構、楽勝だったのかもな~」





アニ「・・・」 ズーン


クリスタ「・・・」 ズーン



エレン「お前らどうしたんだよ?しょげた顔しちゃってさ」



アニ「アンタ頭が凄くいいじゃないか!」



クリスタ「そーだ!そーだ!」



エレン「いやいやいや、誰も悪いなんて言ってないじゃないか」 アセアセ



アニ「食堂の時には察してくださいみたいな雰囲気出しといてこれですか?」 プンプン



クリスタ「そーだ!そーだ!」



エレン「ごめんごめん、そう怒るなよ2人とも・・・・・・こんど勉強でも教えてやっからよ」 ポンポン



アニ「ふぅ・・・分かったよ、許してあげる」



エレン「ほっ・・・」 




 『では、上位300人に入ってる人は別棟の一階に集合してください』



エレン「んじゃあ、行こうぜ!」




   「「おお~!」」




―――――――――――――――――





――――――――





―――




 別棟 1F



エレン「うおおぉぉ! すげぇな!高級なホテルみたいだな!」



アルミン「うわぁ・・これに一体どれほどの資金が・・・・」



ミカサ「気にしたって仕方のない事・・・・・でも、あっちの校舎とは随分な差を感じる」



アニ「ここで何をするんだろうね」



クリスタ「そうだね・・・早く寮に行きたいんだけど」




 「おお! アニ!上位300人おめでとうだな」



 「僕からもおめでとう」



アニ「あぁ、アンタ達も上位300人に入ったんだっけ?」



エレン「ん? 知り合いかアニ?」



アニ「まぁね、さっきはクラスが違くて話せなかったんだ」



エレン「ふーん・・・まぁいいや。 俺はエレン・イエーガーだ!よろしくな!」 スッ



ライナー「おお! お前がエレン・イエーガーか! 俺はライナー・ブラウンだ!」 ギュ



ベルトルト「僕はベルトルト・フーバー。よろしくねエレン」



エレン「ふぇ~・・2人ともでかいな」



ライナ「ははは、よく言われる。 そう言えば上位5名おめでとう」



エレン「ありがとうな、でも俺なんかよりアルミンとミカサの方がよっぽどすげぇよ」 ハハハ



ベルトルト「いやいや、5位でも十分すごいよ!」



ライナー「ああ、全くだぜ!今度教えてくれよ!」



エレン「おう!俺で良ければ力になるぜ!」





教頭「はい・・・大変長らくお待たせいたしました。」 ペコリ

アルミン「おーい! エレン!」



エレン「おっ! ミカサ、アルミ―ン、クリスタ! こっちに来いよ!」



ライナー「あれがミカサとアルミンか! ・・・・・・そして彼方が女神だな?」



エレン「・・・は? 女神?・・・お前大丈夫か?」



ベルトルト「あはは・・・気にしないでくれ」



 タタタ



アルミン「もう探したよ・・・・・って大きい!」 ビクゥ



クリスタ「どこ行ってたの?・・・・・っわぁ!大きい!」 ビック



ミカサ「急に居なくならないで欲しい・・・・・ってデカっ!」 ササッ



エレン「いや、お前までする必要ないだろ・・・言うほどの身長の差が無いんだからよ」



ライナー「はっはは、よろしくな3人とも!」



アルミン「うん!これからよろしくね!」



ミカサ「もちろん」



クリスタ「当然だよ!」



ベルトルト「ねぇ、僕の事忘れてない?」



アルミン「ははは・・・・忘れてるわけないじゃないか!うんうん・・・よろしくね! ベル・・・・トルトォ!」



ベルトルト「なに!? 何なの最後の言ってやりました感! 絶対に少し忘れてたでしょ!」



アニ「まぁ落ち着きなよ・・・アンタの名前が長いんだよ」



ベルトルト「何その理由!? そしたら”アルレルト”だって長いじゃん!」



アニ「確かにそうだけど私たちは”アルレルト”なんて呼ばないもん。それともアンタの事を”フーバー”って呼んであげようか?」



ベルトルト「うっ・・・そ、それは辞めて」



ハハハハハ







教頭「まず初めに、皆さま・・・おめでとうございます。」



教頭「ここにいる方達は選ばれた人間です。どうかその事を誇って頂きたい」




 エレン「何か優越感半端ないな」



 アルミン「エレンしゃべっちゃダメだよ」 シー



教頭「そんな上位300人の諸君にはなんと!この【ロイヤル・タイタンズ・ホテル】に住むことを許可します!」



 エレン「えっ!? ここってホテルだったの?」



  アルミン「なんか壮大だね・・・どれほどの敷地面積があるんだろう・・・」



教頭「ここの敷地の大きさは東京ドーム2個分の大きさ!」



教頭「それに加えて!【マク〇ナルド】や【サイ〇リヤ】、【ガ〇ト】などなどの飲食店が充実しております!」




        「さらに!」



教頭「なんと!【選べる学生寮】と言うのもやておりまして!”個室タイプ”と”仲良しタイプ”と言うのもあります!」




  エレン「はぁ? ”個室タイプ”と”仲良しタイプ”だぁ? なんじゃそりゃ」



  アルミン「多分”個室タイプ”は本当にホテルのワンルームで、”仲良しタイプ”はシェアハウスみたいな感じじゃないかな?」



  エレン「あ~・・そういう事ね。 さすがアルミン」



  ミカサ「私は”仲良しタイプ”が良い」 ズイッ



  アルミン「あはは、ミカサはそう言うと思ったよ! 僕もそれに賛成かな!」



  エレン「まてまてまて! 俺も賛成だけどよ何人まで大丈夫なのか聞こうぜ・・・4人とかじゃ中途半端だろ・・・?」



  アルミン「それもそうだね!」




教頭「え~補足だが”仲良しタイプ”の人数は5人が限界です!そこを考慮してください!」



教頭「以上で説明を終わります!あとは美人のスタッフさんが案内してくれるぞ!」





 美人スタッフ1「は~い!では上位100人の方は私に着いてきてくださいね~」



 割と美人スタッフ「では、こっちは上位200人の方で~す!」



 普通の女スタッフ「私の方では上位300人の方です」



エレン「まっ 今考えても仕方ねぇや。 上に行ってから考えようぜ」



アルミン「それもそうだね!」



 美人スタッフ「それではエレベーターに乗ります!」



ゾロゾロ 






――――――――――――――――――





――――――――――





―――









 ウィーン・・・・・・・チン!





 美人スタッフ「ここが貴方たちの地上15階の家です!」 バーン



   

   「おおおお~!」



エレン「まじか! 俺らこんな所で暮らせるのか!」



アルミン「よかったね! 頑張った甲斐があったよ!」



ミカサ「とても良いのだけれども・・・タイプはどうしよう?」



エレン「まぁ待てよミカサ・・・もう少し感傷に浸らせてくれよ・・・」



アニ「アンタは何に傷ついてんのさ」



クリスタ「ふふっ・・・ (・・・やっぱり面白い) 」



エレン「そうだな~・・ライナー達はどうするんだ?  あれっ?アイツ等は?」



アルミン「ライナー達ならあっちの”個室タイプ”の方に向かってるよ」 



ダダダダ



エレン「ちょっと待てぇ」 ガシィ



ライナー「ぬおっ!? 」 グイッ



エレン「お前ら何でどっかに行こうとしてんだ?」 グググ



ライナー「いや・・・俺らは元々だな・・・個室がいいなって話をしていたんだ・・・よ」 グググ



エレン「あっそうなの?」 パッ



ライナー「あ、ああ・・・何も言わないで行ったのは済まなかったな・・・」



ベルトルト「ははは・・・ごめんね。 でも、同じフロアだからいつでも会えるよ・・・・っておいぃぃい!」




   エレン「ふっふ~♪」 スタスタ




ベルトルト「~~~~~ッ うっう・・・・う~~」 グスッ



ライナー「ど、どんまい・・・・・」 サスサス






エレン「なんかアイツら”個室タイプ”が良いらしいからあそこで暮らすらしいぞ」



アルミン「へ~そうなんだ! 彼ら大人っぽいもんね」



クリスタ「なんか似合ってるよね」 ポワ~ン



アニ「・・・ (・・・アイツら粋な真似しちゃってさ)」



エレン「まっ、つー訳で改めて人数を確認するとだな・・・」




エレン「俺に」



エレン「アルミンに」



アルミン「はい!」



エレン「ミカサに」



ミカサ「はい」



エレン「クリスタに」



クリスタ「はーい!」



エレン「そして最後にアニ!」



アニ「ほい!」





アルミン「と言う事は・・・・1・・2・3・・・4・・5・・・5人だね!」



エレン「あれぇ!? いま俺が数えなかった!? 点呼とった意味ないじゃん!」 クワッ



ミカサ「エレン落ち着いて欲しい。今はここに5人居る。そして”仲良しタイプ”の最大人数は5人。・・・・・と言う事は?」



エレン「何でそこで ”と言う事は?”になるんだよ! 最後まで言えよ!」



アルミン「言いたい事は分かったよミカサ・・・・つまり・・・・・・・」




 ・   ・   ・   ・   ・




エレン「おいぃ! 学年1位しかっりしろよ! 今の間はとり過ぎだと思うよ!?」



アニ「ハァ・・・・・・もう良いよ! ミカサが言いたいのはここに5人居るから皆で”仲良しタイプ”にしようって事でしょ!」



クリスタ「そういう事でしょミカサ?」



ミカサ「そういう事・・・流石はアニとクリスタ。理解が早い」



エレン「で、どうなんだよお前らは・・・俺らと一緒でもいいか?」



アニ「?・・・当然でしょ? 寧ろそっちは私たちが一緒でもいいの?」



クリスタ「私もアニと同じ意見だよ。大丈夫?」



エレン「・・・聞いた俺がバカみてぇじゃねぇか・・・」



アルミン「そうと決まれば!行こう!」






――――――――――――――――





―――――――――






――





 【ロビー】



フロントのお姉さん「それでは部屋番号【1500】です。こちらがカードキーとケースになります」 スチャ 



エレン「ありがとうございます。」 スチャ



アルミン「へぇ、カードキーなんだ」 ジー



ミカサ「とても立派だね」 サワサワ



エレン「お前ぶっ壊すなよな・・・」



ミカサ「壊さないけど、エレンこそそうやってフラグを建てるのは良くない」



エレン「仕方ないだろ!お前は力つえーんだから!フラグこそ建わ!」



ミカサ「じゃあ返す」



エレン「おう・・・それじゃあ行くか」




 【エレベータ】



 ウィーーーン・・・・・・・



アニ「にしても、どんな部屋なんだろうね」



クリスタ「やっぱり大きいのかな?」



アルミン「ある程度の大きさはあるんじゃない?」



ミカサ「部屋もいくつあるんだろうか」



エレン「何はともあれ、行ってみなきゃ分かんねぇだろうな」




        チン!




 スタスタ スタスタ



【1500】



エレン「ここのみたいだな・・・」



アルミン「早く入ろう!」



アニ「私もう疲れたよ」



エレン「わーってるよ、急かすんじゃねぇよ・・・・ったく」 スチャ



扉「キュイーン・・・カード認証・・・OK・・・ロックを解除します。」 ガチャッ



ピカ~~~



エレン「おおおおおおお!」



アルミン「す、すごいよ!」



ミカサ「これが寮・・・?」



アニ「正解だね!」



クリスタ「本っ当によかった~~」




エレン達がこれから生活する部屋は部屋と言うより一つの家に近かった。


扉を開ければ左にお風呂場、正面には下り階段があり、それを降りればすぐ右に部屋があり、中央にはソファーとテーブルがある。


そしてそのすぐ後ろにはキッチンがあり、中央の左にはまた部屋がある。奥の通路にはなんと! またお風呂場がある!(トイレはお風呂場にあります)



エレン「最高だな」







アルミン「それじゃあ皆! 今日はお疲れ様~!乾杯!」 



 「かんぱ~い」 カラ~ン  ※お酒ではありません



エレン「いや~お疲れ!」 ゴクゴク



アニ「あんた良い飲みっぷりだね!」 グビグビ



エレン「ははは!お前もな!」  ※お酒ではありません



アルミン「2人ともおじさん臭いよ」



ミカサ「今日くらい許してあげようアルミン」



クリスタ「私は皆と友達に慣れて嬉しいよ」



アルミン「それは僕たちもだよクリスタ!また友人ができて最高だよ!」



クリスタ「ふふふ・・・ありがとアルミン」 ニコッ





――――――――――――――――





―――――――





――




グ~ グ~ zzz



エレン「あらら・・・みんな寝ちまいやがって」     ※お酒は飲んでません




エレン「・・・ (まぁ無事にスタートをきれて本当によかったぜ・・・最高の友人もできてよ・・・)」




  やっぱり・・・・

      


           初めが大事だよな!

























































 























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2022-08-25 14:22:10

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1: SS好きの名無しさん 2019-04-05 00:33:30 ID: S:bRIpfB

?もう終わり?

2: SS好きの名無しさん 2019-05-28 23:23:04 ID: S:VYr_Jh

すごく面白いのでつ、続きをお願い致します…

3: SS好きの名無しさん 2020-03-07 16:21:54 ID: S:AW-n5B

続きをお願い

4: SS好きの名無しさん 2022-08-25 14:22:06 ID: S:BMqg3n

続きお願い!!!!


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1: SS好きの名無しさん 2019-02-21 12:20:01 ID: S:CGzjSc

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2: SS好きの名無しさん 2019-04-05 00:34:07 ID: S:BTB1hk

面白い

3: SS好きの名無しさん 2019-10-27 02:35:08 ID: S:hS50Bs

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