2015-08-28 23:48:50 更新

概要

この作品は『攻略に時間がかかる鎮守府』の おまけストーリーをまとめています。
先に『攻略に時間がかかる鎮守府』を読むことをオススメします!
URLはこちら➡ http://sstokosokuho.com/ss/read/3156


前書き

少し内容を変更している場合があります。
『』内の会話は本編と重なる部分です。


PV1000記念 おまけストーリー 


ちょっと悪い電ちゃん


ユーマが外出している間に装備をチェックするようにいわれた電ちゃん。


電  「装備のチェックと言われても…装備1つしか持ってないのです…」


妖精 「ボク ガ ナニカ ツクッテ アゲヨウカ?」


電  「で、でも、資材が限られているので あまり勝手なことは出来ないのです…」


妖精 「シュツゲキ スルナラ ソウビガトトノッテイル ホウガ イイトオモウゾ」


電  「なら、最低限の資材でお願いしてもいいのです?」


妖精 「ワカッタ ガンバッテミルヨ」



電  「えーっと、ドラム缶なのです?」


妖精 「ドラムカン ダ」


電  「一応、開発に成功しているのですが…」


妖精 「セントウ ニハ ムイテナイナ」


電  「どうしようなのです…龍驤さんに強く言ってしまった手前 顔向け出来ないのです…」


そう、電ちゃんは少し前に開発を失敗した龍驤にキツく言ってしまっていたのです。


妖精 「カイハツ セイコウ デハアルンダケドナ」

    「サイアク キョウ ハ カクシトイタラ?」


電  「か、隠すのですっ!?」


妖精 「ベツニ ココナラ ドラムカン ガ アッテモ オカシクナイ」


電  「でも、みんなに隠し事は良くないと思うのです」


妖精 「トリアエズ ヘヤノスミ ニ ヨケトクヨッ」


電  「それ ほぼ隠してると同じなのです…」


妖精 「オンナ ニハ 1ツヤ2ツ アルノガ フツウダヨ」


龍驤 『ね、ねぇ電ちゃん?』


電 『どうしたのです?』←ヨウセイ ヲ ミル


妖精 ←オヤユビヲ タテル


こうして、この鎮守府にドラム缶が作られたのであった。




海に落ちてからの話


釣りをしていた電ちゃんの竿に大物の魚がかかった。

龍驤と電ちゃんでは歯が立たないので、龍驤と交代したユーマだったが、電ちゃんとユーマの2人では軽くて、海に落とされてしまった。

龍驤に引き上げられた2人はこの後すぐに行う出撃のため、ビショビショの服を着替えることとなった。

龍驤にはすぐに戻ると言って待ってもらうことにした。


ユーマ 「まさか落ちるとはね…」ハイ、タオル


電  「びっくりしたのです」アリガトナノデス


ユーマ 「でもすごい大物だったよね」フキフキ


電  「皆で食べたかったのです」フキフキ


ユーマ 「またチャレンジすればいいよ」キャリー パカリッ


電  「それがユーマさんの私服なのですか?」


ユーマ 「そうだよっ」


電  「…カラフルなのですね」


ユーマ 「黒とか白が似合わなくてね…」


電  「あ、この服カワイイのです!」


ユーマ 「着てみるか?」


電  「はいなのです!」



ユーマ 「似合ってるじゃん!!」


電  「この舌を出しているのがカワイイのです」


ユーマ 「その服あげるよ」


電  「それは、悪いのです」


ユーマ 「こないだ服貸してくれたお礼として受け取って」


電  「わかったのです!ありがとうなのです!」


ユーマ 「そろそろ行かないと龍驤待ってるよね」


電  「そうなのです!着替えてくるのです!」


ユーマ 「俺も着替えるわっ!」



龍驤 「2人ともちょっと遅ない?」


ユーマ 「ごめん。体拭いたりしてたら遅くなった」


電  「ごめんなさいなのです」


龍驤 「風邪ひかれたら困るし、ちゃんとした理由があるならええよっ」


電  「……」


龍驤 「?」


ユーマ 『よし、出撃しますか!!』


龍驤 『やっと出撃や!』


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