2016-10-09 21:57:11 更新


 つまらない日常・・・・つまらないと言うより毎日がパッとしない。



 

 本当に何もしなくてダラダラ過ごしていた大好きな夏休みも終わってしまい今日から学校なのだ・・・



 

 学校に行っても同じような事を繰り返す毎日に生きている意味はあるのか?・・・・・・と言う疑問すらも抱いてしまう




 これは、そんな俺の物語・・・




宮本「俺もいい時期だから今日から頑張りますか」 カチャ




俺の名前は宮本 真(みやもと まこと)  高校2年生で剣道部に所属している。 



誰に自己紹介しているのかは分からないけど、俺はいつものように鍵を掛けて登校した。




オ~イ ミヤモト~




宮本「ん?」





どこからか聞き覚えのある声が俺を呼ぶのが聞こえた





「よっ! 宮本!」 バシッ



宮本「よっ、久々だな松井」



松井「ああ!めっちゃ久々だな!元気だったか?」





こいつは松井 錬(まつい れん)。小学校からの友人だ。





宮本「もちろん元気だったさ、お前はどうだった?家族で沖縄行ったんだろ?」



松井「いや~~ッ!もう最高だったぜ!海もいいけど飯もさ―――――――。」 ペチャクチャ





こいつは楽しかった思い出とかはずっとマシンガンの如く喋る。とにかく喋る。 まぁこいつが居るから暇にはならないんだけどね




松井「―――――それでよ!・・・・あっ!そう言えばお前どうだった?」



宮本「急になんだよ・・・つーか何がだよ」



松井「お前さ夏休み前に部活辞めるとか言ってなかったけ?」



宮本「・・・あー・・その事だけどな・・・無理だったわ・・」



松井「無理ってどういう事だよ? あんなに嫌がってたのに・・・まさか気が変わった?」



宮本「違うよ、夏休み中に言ってやろうと思ったんだけど俺さ右足の靭帯切っちまってよ。行く気失せたんだわ・・・」



松井「・・・・・・・お前は本当にダメな~」



宮本「え? ちょっ! なに?ダメってなに?」



松井「ほらっ、もう学校に着いたから・・・先に行くからよ」 スタスタ



宮本「いや無視するなよ! ちょ、ちょっとぉぉお!」





―――――――――――――――





―――――――





――




 【教室】



宮本「ファァァア・・・ (今から授業か、怠いな~・・)」



宮本「・・・ (怠い以前に眠いしな・・・もう一層このまま寝てやろうかな・・)」




 「おっはよ~!まこっちゃん!」




宮本「あ・・・あっ?」



思わず2度も返事をしてしまうほどのネーミングセンス・・・ こんなあだ名で呼ぶ奴は一人しかいない・・・



宮本「ハァ・・・だから俺を変なあだ名で呼ぶな成宮」



成宮「あはは~! ごめんごめん! ついね・・・」 テヘヘ




こいつは成宮 楓(なりみや かえで)。 こいつとは高校からの仲で同じ剣道部だ・・・




成宮「そういえば夏休み中に一回も部活に来なかったね・・・どうしてかな?」 ズイッ



宮本「その事なんだけどよ実は右足の靭帯を切っちゃってさ、行けなかったんだよね」



成宮「はぁ!? なに馬鹿な事言ってんの? 足でしょ? 素振り位できるだろうが!」 ゴンゴン



宮本「ばっ・・・無茶言うな! 分かったから・・・悪かったから!・・・頭を振り回すのを辞めてくれ・・・!」 ブンブン



成宮「そう思ってるなら今日、私と勝負しなさい!」 ブンブンブン!



宮本「――ッ! 分かった分かった! 分かりましたから! 辞めて・・・くだ・・・さいぃ!」 ゴウンゴウン



 パッ  ゴンッ!



成宮「ふぅ・・・・OK! なら今日ちゃんと来てね~」 フリフリ



宮本「ぬおお・・・気持ち悪いし・・・・頭いてぇ・・・」 ズキズキ




あの糞アマ・・・ボコボコにしてやる・・・




――――――――――――――――――――――






―――――――――――――――――






――――――――――――






―――――




~放課後~




宮本「ちっ・・・ここには足を運びたくなかったんだけどな・・・」




 【道場】



宮本「はあぁ~・・しゃーねぇーな」 スタスタ




ガララ  ゴソゴソ




宮本「ふぅ~・・・・失礼します!」 カッ





成宮「待ちくたびれたぞ・・・早く着替えろ」





宮本「ゲホッ・・・わ、分かってるよ・・・ゲホッゲホッ (あの挨拶やると喉が痛いんだよな)」





 【更衣室】




宮本「久々に着るな・・・この道着と防具・・・」 シンミリ





宮本「おっと危ねぇ・・・感傷的になってしまった・・・今日試合して顧問に言うんだ!」 






 【戦場】




 宮本「・・・待たせたな」 ヒュオー




後輩1「わぁ見て!宮本先輩よ!かっこいいね!」 キャー



後輩2「あの人夏休み中に一回も来なかったけど成宮先輩に勝てるのかな?」



後輩3「でも前は成宮先輩の事をボコボコにしてたらしいよ」



後輩2「え?あの成宮先輩が?・・・うそ」



後輩3「うん。なんか先生とかは【間合いの鬼】って言ってるらしいよ」



後輩2「・・・強そうだけど・・・・なんか・・・アレだね・・・」



後輩3「うん・・・」




 成宮「もう貴方には負けないからね!今日こそ勝つ!」 バッ





 宮本「ふっ! 抜かせ! 絶対に勝つ!」





審判「それでは!先に一本取った方が勝ちね」



審判「・・・・・ピ~  始め!」



 成宮「・・・ (一旦こいつから離れないと)」 サササ




後輩2「ほんとだ! 間合いを取った!」




 宮本「・・・」




ゴゴゴゴ




 成宮「・・・ (さぁ・・どう出る?)」




 ジリィ




 成宮「・・・! (・・・来る!)」





 宮本「・・・」 ダダダダ





 成宮「フゥ・・・ (ここで見切らないと・・・!)」 スッ





 ダッ!







 ズバァァァン!!





 宮本「・・・フッ」




審判「い、一本・・・」




後輩たち「おお~!」 パチパチ




 成宮「・・・ (つ、つよい・・・)」 バタッ




 宮本「ふぅ・・・・・また、俺の勝ちだな・・・・」




 成宮「クッ・・・・絶対に次は勝ってやるからね!」




 宮本「・・・ああ、首を洗って待っててやる・・・・うおっ!?」 グラッ




  突然強い振動が来た!



 ズゥゥゥン! ドドドドドドドド・・・




 宮本「ててて・・・・なんだなんだ? 地震か?・・・・・・ぐわっ!?」 ドサッ




 ドゥゥゥゥゥン!! ドドドドドドドド・・・




 さっきよりも強い振動だった。 そして・・・・





    ドゴォォォォォォォォォオッン!!





 宮本「!? 今度は爆発だと? 一体何がどうなってる?」 ドドド




オーイ!





先生「おーい! 逃げろ! 早く非難するんだぁ!」 ダダダ





 ドーン




  それは、全身煤だらけの先生だった






 宮本「どうしたんですか~?」 ドーン!





先生「お前は何をしているぅ!? さっさと・・・・・うぐわぁぁぁ!」 




 ボボボボボウン




 大きな炎が先生を包み込み・・・・




 ドォォオォォォォオンッ!!




 爆発した・・・





 宮本「やばっ・・・・・・・・・・ぐわぁぁぁあ!」 ヒュ~~ン・・・・






 ヒューーーーーン・・・・・ ドン!   ガララララ・・・





 宮本「・・・・・」 ドサッ




―――――――――――――――――――



――――――――――――――



――――――――



ドゥゥン・・・・ ドゥゥゥン・・・・




宮本「・・・」 




ヒュ~・・・・・・  バン!




宮本「・・・」  ドーン




・・・・・・・・・・



あれ?・・・・ なんだ?・・・・・何か聞える・・・



・・・・爆発音・・? それに・・・・・




   俺は生きてる・・・・のか?





宮本「ッ・・・!・・・・」 ムクッ




あれ? ・・・・ 誰かがこっちに来る・・・




男の人「―――っかりしろ! しっ――――しろ!」 ペシペシ




宮本「うっう・・・・」




辞めてくれよ・・・・・視界はぼやけてるし



       ・・・・・・・・・音もしっかりとは聞き取れないんだ・・・・




男の人「おい! 皆! 一人だけ生存者が居たぞ!」





仲間1「ならっ!そいつ抱えて面狩るぞ!」





仲間2「お前らァ! さっさとアプトノスの馬車に乗れェ!」 ダダダ





ん? ・・・・・アプトノス? ・・・・どこかで聞いた事あるな・・・・・



あっ・・・もうダメだ・・・意識が・・・・





男の人「了解!・・・ほらっ! 暫く我慢しろよな」 ガシッ




宮本「」 グラッ





―――――――――――――――――――――――





―――――――――――――――





――――――――





―――




ニャー・・・ ニャー




宮本「・・・うっ・・・」 ウーン




「にゃにゃ! 意識を取り戻したニャ!」




「ほんとにゃ! よかったニャ!」




宮本「くっ・・・・」




あれ? なんかめっちゃ”ニャーとにゃー”が聞こえるんだけど・・・・



               あっ・・・そういう事か・・・俺は猫メイド喫茶に拾われのか・・・ふっ・・・





「にゃ? こいつ笑ったんだけどまた眠っちゃたニャ」






「にゃに!? 笑う余力があるにゃら起きやがるニャ!」 ピョーン





 ドス!





宮本「ぐをっ・・・・!・・・!?」 ガバッ





「やっと起きたかニャ」





「寝坊助さんだにゃ!」





宮本「あたた・・・・?・・・なんだ?・・・・・・・ 喋る猫?」





「まぁ、そう思うのも無理はないニャ!」





宮本「・・・あれ?  どこかで見た事あるかも・・・・?」





「にゃにゃにゃ! そんな古典的なナンパは初めてニャ!」 ケラケラ





宮本「いや、そういう事じゃないんだけどよ・・・・あれ? おかしいな?・・・」





「でも今ナンパされt「だから違うよ!・・・ッ!・・・うぐぅ・・・」





宮本「うぐぐ・・・・いてぇ・・・」 ズキン!





「そりゃそうにゃ、その重症でよく生きていた方だニャ」





宮本「へ、へぇ・・・そりゃどうも・・・・ (明らかにこいつが圧し掛かったからだろ・・)」





「因みに名前はココアって言うニャ!」





「うちはシンバだにゃ!」





宮本「俺は宮本だ。よろしくな」




ココア「よろしくは良いけどニャ」





宮本「おん?」





ココア「お前さんいつまでここに居るつもりニャ?」





宮本「え? どういう事?」





シンバ「君は怪我をしたから運ばれてきたんだよ!」





宮本「・・・ハッ!  ・・・・・そうだあの時だ! 俺を運んでくれた人はどこに居る?」 





シンバ「もう旅に行ったにゃ」





宮本「なに!?  じゃあ何処に行ったんだ? 直ぐに追いかける!」 ガバッ





ココア「ハァ・・・そんなの無理に決まってるニャ」





宮本「なんでだよ? まだ間に合うかも知れないだろ? どこに行ったんだ?」





ココア「お前さんは3日間も寝てたんだニャ。追いつける訳ないニャ・・・」





宮本「!・・・3日間!?・・・そんなに・・・・・俺は寝てたのか」





シンバ「なら君も旅をするにゃ!」





宮本「・・・俺が・・・旅?」





シンバ「そうにゃ! どうせここに居たって何もする事にゃいだろ?」





宮本「ああ・・・・確かに何も目的が無いな・・・」





シンバ「そうと決まれば! 【集会所】に行くにゃ!」





宮本「・・・・【集会所】・・・・!」 ハッ!





・・・何か見た事ある猫たちに、集会所と言う聞き覚えのある言葉・・・・・まさかこの世界は・・・・!





宮本「おい! お前らもしかして”アイルー”・・・なのか?」





ココア「・・・」 クルッ


シンバ「・・・」 クルッ




ココア「・・・”もしかして”も何もうち等は獣人族のアイルーだにゃ! 処で、なぜお前さんは知ってるニャ?」





シンバ「・・・?」





やっぱりだ!・・・ここは[モンスターハンター]の世界だ!





宮本「ふっ・・・なんでもねぇよ・・・さっさと【集会所】に案内してくれよ」





シンバ「了解だにゃ~!」 タタタ





―――――――――――――――――――――




―――――――――――――




―――――――





シンバ「にゃ! 着いたにゃ!」




宮本「ここが・・・・」




ハハハハハ!  ズンチャズンチャ!   ウーイ!





そこはとても賑やかな場所だった。疲れを感じさせないほどに輝いていた。





ヤフ~~イ!   イエーイ!




陽気な音楽が中を駆け巡り



それに合わせて歌ったり踊ったりして楽しむ人と



それを見て楽しむ人でいっぱいだった。






シンバ「にゃにゃ! こっちにゃ!」 グイッ





宮本「・・・しかし楽しそうだな・・・ははは・・・」   ワイワイ





シンバ「当然にゃ! なんせ楽園だからにゃ!」





シンバ「・・・・・っと・・・・ついたにゃ!」





シンバ「おーい!マスター! ”さっちゃん”は?」 ピョンピョン!





宮本「? ”さっちゃん”? 誰だそれ?・・・・つーか・・この人がマスター・・・・?」





俺は”さっちゃん”と言う人物よりも



今、目の前に居るヨボヨボの生命線が薄そうなマスターに驚いている。





マスター「お・・・おお。・・・・・シ・・シンバか・・ ”さっちゃん”なら・・・あそ・・あそこに・・おるよぉ・・・」 





シンバ「ありがとにゃ~! いくにゃ!」





宮本「・・・あっ・・どうもです・・」 ペコリ





俺は何故か軽く会釈をしてその場を後にした。










シンバ「やっほにゃ! さっちゃん!」 ピョン!





「わぁ! こんにちはシンバ♪・・・・・はい、マタタビ」 スッ





シンバ「にゃっふ~! ありがとうにゃ!」





「ところでシンバ、その後ろのお方はどちら様?」





シンバ「そうそうそうだったにゃ! こっちは君と同様に怪我をしてここに運ばれてきた者にゃ!」





「あっ、そうなんですか? っていう事は貴女も爆発に巻き込まれたのですか?」





宮本「はい・・そうなんですよ・・・・もしかして貴方もですか?」





「実は私もなんです・・・・・!・・そう言えば自己紹介がまだでしたね・・」





如月「私は如月 咲夜(きさらぎ さくや) と言います」





俺はその女性を見て思った・・・・・




         めっちゃ!美しい・・・・と。




透き通る肌に、サラサラな髪の毛・・・





こんな人が学校にいたら女神のように扱われるんだろうな。





宮本「俺は・・・宮本 真(みやもと まこと) って言います」





シンバ「にゃにゃ!」





シンバ「では、2人とも自己紹介が終わったようにゃので、本題にゃ!」





シンバ「さぁ、言うにゃ! さっちゃん!」





如月「うん・・・・・・宮本さん」





宮本「!・・・・は、はい!・・・!?」 ピシッ





突然マジメな雰囲気になり、名前を呼ばれた俺は緊張して、無意識だが綺麗に直立した。





如月「そ、その・・・・どうか・・・・・その・・・・」





シンバ「ほらっ! 頑張るにゃ! 今ので80%は出てるにゃ!」





如月「・・・うん!・・・頑張る!」





宮本「・・・」





え、えぇ~・・・・今ので80%も出たの!? 残りの20%の言葉が気になる!!!





宮本「・・えっと~・・・如月さん・・? あまり緊張しなくていいからね?」





トクン!        その時・・彼女から緊張が和らいでいくのが見えた。





如月「は、はい! (何だろう・・・今ならなんでも言えそうな気がしてきた・・・!)」





如月「私と一緒に〔狩猟旅〕をしてくださいィ!!!」 バッ





いや、その勢いだとそれが80%だろッ!!・・・そんなことよりも・・・





宮本「・・・・ん?・・・・ちょっと待って」





ツッコミを入れてしまったが



唐突な言葉に俺は動揺を隠せなかった。





如月「ご、ごめんなさい・・! そうですよね・・・いきなりこんな事を言われても・・・」





宮本「・・・・・如月さん」





如月「!・・・・はい?」





宮本「・・・〔狩猟旅〕って何ですか?」 キョトン





ズコーッ!





シンバ「・・・まずそこからかにゃ!」 ビシッ





如月「ははは・・・〔狩猟旅〕と言うのはですね・・・」





 狩猟旅



世界を旅して世界の真相を解明する事。 



だがどうしても道中で、モンスターと遭遇して戦闘になり狩猟するので



名前が〔狩猟旅〕となった。



正式名称:調査団





如月「こういう事です!・・・・・どうでしょうか?」





宮本「・・・」





俺は悩んでいた・・・





モンスターと遭遇し俺は生き残れるのか・・・






はたして俺の剣術が通用するのか・・・と。






だが直ぐに答えはでた・・・・・






宮本「・・もちろんOKだ! これから宜しく頼むぜ・・如月!」





如月「わぁぁ!!  うん! こっちこそよろしくね! 真!」




今まで生きる意欲が湧かなかったけど・・・




今は最ッ高に!!!




            生きてる!





シンバ「それにゃあ、宮本はこれから旅に必要なアイテムを揃えるから帰るにゃ!」





シンバ「出発は明日の5時でいいかにゃ?」





如月「私は大丈夫だよ。 真は?」





宮本「ああ、俺もNo problem(問題ない)だ」





シンバ「それにゃあ、明日にゃ~」 フリフリ





如月「うん! 明日ね!」 フリフリ






俺は明日からの旅に備えて荷物を整理するためにシンバとココアの家に戻った





宮本「なぁシンバ。旅って何が必要なんだ?」





シンバ「まぁいろいろ有るんだけどにゃ、今持ってくるから待ってるにゃ!」





~~数分後~~





ガションガション





宮本「ん?・・・・・んんん!!?」





シンバ「をっ・・・とっと・・・」 グラグラ





シンバ「・・・持って来たにゃっ!」 





ガッシャーンッ!





宮本「えっ・・・・こんなに・・・持ってくのか・・・?」





シンバ「このアイテムは前のハンターがうちに置いてったアイテムにゃ! うち等は使わないから持っていってにゃ!」





アイテムたち「沢山だよー!」 ドッサリ





宮本「ま・・・・・まじかよ・・・・ハァ・・・」





その日の夜、俺は・・・・



そうとう興奮していた。





宮本「・・・ (旅か~、ワクワクするな~・・・)」 ウキウキ





宮本「・・・小学生かよ」 ボソッ





宮本「・・・寝よ」zzz









────────────────────────────

────────

─────



如月「ふふふっ・・・本当に楽しみッ!」 ワクワク





こちら側も小学生だった。







――――――――――――――――――――――――――






―――――――――――――






――





~~翌朝~~





宮本「よっ! 如月!よく眠れたか?」





如月「おはよっ、真。 緊張と興奮であまり眠れなかったよ・・・ファ~」 





宮本「眠くても気合い入れてかないとな。怪我したら大変だ」





宮本「そう言えば、旅はその恰好でするのか?」





如月「えっ? そのつもりだけど・・・・似合ってないかな?」 モジモジ





如月の装備



武器:ハンターカカリンガ(片手剣)


頭:なし


胴:レザーベスト


手:レザークラブ


腰:デニムのホットパンツ


足:三眼の足輪



発動スキル:なし





宮本「いや、とても似合ってて可愛いんだけどさ、防御の面が・・・・心配で・・・ (ホットパンツって・・)」





如月「ほ、ほんとに?・・・でも・・・・そう言う真はどうなの? 随分とラフだけど・・・・」





宮本「ああ、俺か?・・・・・んー、俺も人のこと言えないか・・・」





宮本の装備



武器:鉄刀【禊】 (太刀)




頭:なし


胴:黒と白のボーダーの長袖Tシャツ


腕:なし


腰:スキニーのジーパン


足:pumaの靴



発動スキル:なし




如月「相当にお洒落な格好だね。旅の恰好じゃないよね」





如月「どちらかと言えば遊びに行く格好だよね」





宮本「そう言うお前もホットパンツじゃん」





如月「違ッ! これは・・・その・・・似合うのがこれしかなくて・・・・・」 モジモジ





宮本「まっ!いいけどよ。 武器がありゃどうって事はなぇよ」 キッパリ





如月「!・・そっ・・・・そうだよね! 動きやすさ重視だもんね!」 





宮本「・・・つー訳だから、お世話になったなシンバとココア」





ココア「にゃ! 気にする事ないニャ! 気を付けるニャよ!」





シンバ「しっにゃりと、さっちゃんを守るにゃよ!」





宮本「ったり前だよ!!!」 スタスタ





如月「それじゃあねココア、シンバ!」 フリフリ






ココア「頑張るニャよ!」 ピョンピョン!



シンバ「またにゃ~~!」 ピョンピョン!





今思えば、周りの風景はとても現代物の建物が沢山あった。



住んでる”世界”が変わったと言うより、住んでる”環境”が変わったと言うべきだろう。









宮本「出発したはいいけど最初はどこに行くんだ?」





如月「聞いて驚かないでよ? 最初の目的地はね~・・・・・【青森県】だよ!」





・  ・  ・  ・





宮本「・・・・・・ハァ」 スタスタ





如月「ちょっと待って! どうして溜息をつくの!?」





宮本「だって可笑しいだろ!? なんでこの世界に【青森県】が有るんだよ?」





宮本「日本じゃあるまいし!」





如月「何を言ってるの真?」





宮本「・・・え?」





如月「これを見て。 村を出る前にマスターがくれたの」 ペラッ





宮本「ん?・・・・紙?」





如月「ただの紙じゃないよ。 これは・・・・・」





宮本「ま・・・・まさか・・」





如月「そう。 これは・・・〔日本地図〕だよ!」 





宮本「それが、マスターから渡されたって事は・・・・本当にここは日本なのか?」





如月「そうだよ。 そして因みに私たちはここに居る。」 スッ





宮本「えーとっ・・・ここは・・・北海道・・の? 函館?」





如月「うん。 まずは海を渡って【青森県】に行く。」





宮本「・・・海・・か・・・・」





俺は”海”という単語聞いて思った。




ここはモンスターハンターの世界。




っていう事は〔ガノトトス〕でも居るんじゃないかと。





如月「どうしたの真?」





宮本「うん?・・ただ、海を無事に渡れるかなって思っただけだよ」





如月「え? どうして? 船を調達すれば渡れるよ・・?」





宮本「渡る手段じゃなくて、モンスターに遭遇したら辛いって事」





如月「はははっ! 海にモンスターなんて要る訳ないじゃん! 大丈夫だよ!」





如月「さっ、早く港に行こ?」





宮本「・・・おう」





本当に居ないのかな?



ここでは海に居ない設定なのか?




それとも単に如月が知らないだけなのか?




さっぱり分からん・・・・




ちょっと試してみるか・・・。






宮本「なぁ如月、ここら辺はどんなモンスターが出るんだ?」





宮本「長龍種でもでんのか?」





如月「?・・・さぁ?・・・・分かんないよ? 長龍種って何?」





宮本「!・・・・・長龍種って言うのは恐竜みたいなやつらなんだけど・・・」





やっぱり! こいつは・・・・




モンスターハンターを全く知らない!!!




この事態は想定外だぞ




この世界は知識がなけりゃ生きて行けない世界だ




どうしたもんか。





如月「ねぇ! 港が見えてきたよ!」





宮本「お、ほんとだ! そしていい風だな」





如月「朝の海風は最高だね!」





まぁ、何が出て来ようとも俺が守ればいい話だ。




深く考える必要はないな。





宮本「それじゃあ時間もいい感じだから朝飯で喰うか」





如月「いいけどご飯持って来たの?」





宮本「んにゃ、そこら辺の建物に缶詰めでもあるだろ」





如月「・・・それって大丈夫なの?」





宮本「分からんけどもう住んでないから大丈夫だろ」





如月「それもそうだね」





コンコンッ コンコンッ





宮本「・・・お邪魔しますッ!」 ドンッ





ガララララ・・・





如月「!・・・・ちょっ! どうして扉を蹴り破るの!?」





宮本「まあ、念には念をだよ」





如月「何の念なのよ・・・」





宮本「にしても汚い家だな・・・荒らされてる形跡しかないぞ」





如月「唯一現状維持してた玄関は真が破壊しちゃったしね」





宮本「よーするにこれは唯の一軒家だ」





宮本「食糧とか使えそうな物を拝借していこう」






如月「丁寧に”拝借”とか言ってるけどやってることは盗難だけどね・・・」





宮本「細かい事は気にするな~、人生そんなもんだ」 ガサゴソ





如月「人生って言う言葉を使うとスケールが大きくなるよね・・・」 





宮本「だからこんな事は小さい事に過ぎないから気にするな・・・・おっ!」 ガサガサッ





如月「何かあった?」





宮本「俺の読みは間違ってなかったようだなっと」 スッ





如月「あっ! 缶詰めがいっぱいある!買貯めかな?」





宮本「ざっと数えて20個あるな。 これだけあれば目的地まで大丈夫だろ」





如月「じゃあ頂戴して早くでよ!ここ居心地が悪いよ・・・」





宮本「へいへい」







宮本「海を見ながらサバの缶詰め食べるのもなかなか乙だな」





如月「ふふっ、おじさん臭いよ」





宮本「ははっ! 確かにそうだな」





如月「ねぇ真?」





宮本「ん?どうした?」





如月「今はたのs 「シッ!静かに!」





ガサガサ






宮本「静か~にしてろよ」 ヒソヒソ






如月「一体どうしたの?」 ヒソヒソ






宮本「きっと直ぐにわかるよ」






タタタタタッタタタッタタ






如月&宮本「「!?」」






 「クヲォォォォォォン!!! ヲォンヲォン!!!」


タタタタタタタタタタタタタタ

  タタタタタタタタタタタタタタ

      タタタタタタタタタタタタッタタタッタタ



  ギャオー  ギャイ!ギャイ!






如月「な、なに?あの恐竜みたいな群れは?」 ビクビク





宮本「あぁ、あいつはな・・・」



あのとかげの強化版つーか恐竜の劣化版みてーな奴は・・・



   間違いねぇッ!!





宮本「あいつは・・・・・・[ドスジャギィ]だ  {長龍種}の一種だな・・・」





如月「{長龍種}ってさっき言ってた爬虫類の延長線上の事?」 キョトン





宮本「い、いや俺はそんな酷くは言ってねぇぞ・・・・」






ジャギィ「ギャギャオォォォ!」 バッ!






宮本「!!・・・へっ、真っ先に飛びついてくるとは生きが良いなぁ!」 カチャ






宮本「つぁぁぁぁぁぁああッ!!!」 ブォン!!






 ズバッ






ジャギィ「ギャオオ・・・」 ブシャァァァ




ジャギイギャ・・・オォ・・・」 ドサー






宮本「ふぅ・・・余裕かな」 ニィ






如月「・・・・・(す、すごい・・・躊躇なく剣を振り下ろしたよ)」






宮本「如月ぃ! 怪我しねぇように盾構えて下がってろ!」




宮本「俺が叩き斬る!!」 ダッ






如月「・・・・うん!!」 サササ






宮本「だぁあッ!!」 タタタ






 ザシュ  ザシュ





ジャギイ「ギャオオ・・・」 ブシャ



ジャギイ「グヲォオン・・・」 ブシャ




宮本「・・・・・ふッ!」 ズバッ




ジャギイ「クヲォォン・・・・」 ブシャァァァァ






宮本「ふぅ、あとは親玉さんだけだな」 スチャ






ドスジャギィ「グルルルルルrrrr」






宮本「・・・行くぜ」 ダッ





 ダダダダダダダダッ!!!!





俺は助走をつけて思い切り飛んだ。





   そして・・・・・・・






宮本「はぁッ!」 ブオォォォン!!







ドスジャギィ目がけて剣を振り下ろした!!









      が、






ドスジャギィ「・・ギャギャギャギャ!!!」 サッ







ズダ―――――ン!!








宮本「!?・・・・な、なんだと」






如月「かわされた・・・!?」






宮本「チッ・・・速ぇな・・・・・(まさか避けられるとは思わなかったな)」 スッ






宮本「・・(今度は懐に入って斬ってやる)」






ダダダダダダダダダダダッ!






宮本はドスジャギィに向かって走り抜刀の準備をして懐に入り込んだ!






ドスジャギィ「?・・・ギャギャギャ!」 






宮本「・・捉えたぜ!!!」 キンッ!!







勢いよく宮本は抜刀した!!







ドスジャギィ「ギャオオオ!」 バッ!!







宮本「は?」







 シャキ―――――――ン!!!







宮本の剣は甲高い音を立てて空を斬った・・・






宮本「・・・・(おいおいおい聞いてねぇぞ、あいつってかなり速ぇじゃねぇか)」 






宮本「・・・・クソが」 ギリィ ←歯を食いしばる音






   ヒュンー





宮本「!!!」






  ドガッ!!






宮本「!ぁぐァッ!!?」 ドッ





  ズザザザザザザザザザ・・・・





宮本「カハッ・・・ なかなかイテェな・・・(まさか尻尾があんな勢いで来るとはな)」






如月「真!大丈夫ー?」






宮本「あぁ!問題ないー!そこで見といてくれ!」






宮本「(とは言ったものの、俺の斬撃が入らんからな・・・)」






ドスジャギィ「グルルルルル」 ノッソノッソ






宮本「(どうしたもんかね・・)」 






ドスジャギィ「 ギャオォォォオオ!」 バッ






宮本「!! クソッ!」 グルン!!





 ドスン!!






宮本「クッ・・・危ねぇ・・(マジに俺が緊急回避をするとは思わんかったぜ)」 ゴロゴロゴロ






ドスジャギィ「ギギャギギャギャ」






宮本「(遊ばれてるな・・・こんな雑魚に遊ばれるとか胸糞悪いぜ)」 スクッ






宮本「(ぶった切ってやりてぇのに当たらないのが辛いな)」






ドスジャギィ「ギュゥゥゥウ」 グググ・・・






宮本「ん?」






ドスジャギィはいきなり体を丸め始めた






宮本「(あのモーションは確か・・・あの突進か!)」 






ドスジャギィ「グヲォォォォォオ!」 ドドドド





宮本「(あ!そうか、別に俺から行かなくてもいいじゃん!あっちから来てんだからカウンター入れればいいんじゃね?)」






ドスジャギィ「グヲオオオオオォ!!」 






宮本「・・・ッあああ!」 カチャ






 ズバ――――ン!!






ドスジャギィ「グ・・・グギャァァァアア!」 ブシャ





 ブシァァァァァアアアアアア・・・・






宮本「俺もまだまだだな・・」






如月「おつかれ~!!!」 タタタ






宮本「おう、悪いな長くなって」






如月「ううん!カッコよかったし全然大丈夫だよ!!」






宮本「ありがとな。無事に討伐したことだし船でも調達しにいきますか」 スタスタ






如月「おおー!」 スタスタ







正直俺は、この旅に不安を感じている。






さっきはモーションを覚えてたからどうにかなったものの・・・





これから俺の知っている[モンスターハンター]の情報だけで生きて行いけるのか分からないからだ・・・





でも、やる事は決まってる。






自分の生きている証明をする為、彼女を守るために俺は何としてでもこの世界で生きていくんだ!









――――――――――――――――――――――







――――――――――――――







―――――――








如月「ねぇ、真?」




宮本「んー?どうした??」




如月「さっきの爬虫類みたいな奴らとの闘いすごくカッコよかったよ!!」





宮本「あー、あれね。ありがとうな!あの程度なら余裕だぜ!」 ニィ





如月「うん!!とても心強いよ!!」 パァァ!





宮本「おう!任せとけ!!」





とは言ったものの・・・流石に剣術まではいかないけど護身術くらいは身に着けさせた方がいいよな・・・






まぁ、まだいいか・・・取り敢えず落ち着ける場所を探さないと。













宮本「お!ボートが見えたぞ!」





如月「ホントだ!いこ!!」 タタタ


























































































 


































































































































 


 


 



 











 



















































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matuさんから
2016-02-27 19:30:44

このSSへのコメント

2件コメントされています

1: matu 2016-02-27 19:31:38 ID: POApma0e

モンハンか

アイルーの装備紹介してください

2: ぱせり 2016-02-28 16:38:18 ID: hCO5bYYT

matuさん
とても申し訳ないのですが今回オトモアイルーの設定は入る予定が今のところないです(´;ω;`)


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