2014-12-31 19:57:11 更新

概要

提督と艦娘たちの日常ネタを書いていく作者の妄想ネタです。基本は提督とこの6人を使い話を広げていく感じです。


前書き

あとがきでも書く予定なのですが前までのSSを応援してくださった方、または、しおりに登録してくださっていた方には誠に申し訳ありませんが消させていただく事にしました。とても落ち度のあるこの作者の失態を許してくれとは言いません。ただ、弁明させていただくと次の話を更新しようとした際に急にエラー表示が出てしまい『やばい!』と思ったら案の定データの破損が起きてしまいました。

ただ、こんなことをウジウジ言っていても仕方がありませんので話をすすめることにします。今まで応援してくださった方も、これから初めて見る方どちらも楽しめるようなものを作っていきたいと思っている所存です。

では、文字稼ぎに主要人物の紹介です。提督の誕生日以外作者と何ら関係ありません。


最後に、紹介が終わり次第前のSSで次に出す予定だった話を更新してからにします。


主要人物の紹介1





提督(神野。基本的には提督と表記する。)


性別は男で身長は178cm。また、顔は周囲の人曰く上の中とのこと。誕生日は10月17日。運動能力が高く、頭脳明晰。それに加え、料理やお菓子作りの腕は一流そのもの。仕事は早く、

暇さえあれば次の日の仕事を減らすために仕事を行う。五月雨が初期艦で、1番好きだと公言している。ただ、そう言っているにもかかわらず2番目を狙われているほど艦娘たちに好かれている。また、自身も艦娘たちと出撃しては敵を一発で屠る。艦娘曰くまさに加賀の言う鎧袖一触らしい。


暗い過去を他の鎮守府、元帥と共有している。





主要人物の紹介2





五月雨


提督の初めての艦娘。また、提督に1番好かれており、自身も提督のことが好き。提督から最初の嫁艦にすると言われている。ただ、自分以外にも提督のことが好きな子がいるから自分だけケッコンするのは後ろめたいと言い、他の艦娘たちにもOKを出している心が広すぎる天使。家事全般を行っている鳳翔(後に紹介する)の手伝いなどをよくしている。そしてたまにドジる。天使。


白露型6番艦なのになんで露型1番艦の私じゃないの!?といじられてはなんて反応すればいいか困っている。





主要人物の紹介3





川内


提督の初めての軽巡。その為に、駆逐艦や他の軽巡などからも厚い信頼を得ている。多くの艦娘に大本営が実装させた改二のシステムを提督が一番最初にしたことに対しこれで提督に恩返しできると喜々として出撃や遠征を行っては完全勝利や大成功を収めては駆逐艦たちと姉妹でよく相手しているのを見かける。


姉妹仲はとても良く基本的には3人で行動している。たまに提督が呼んだらどこかしらから忍者のように出現する。五月雨同様提督スキー。





主要人物の紹介4





利根


提督の初めての重巡。川内と仲が良くよく2人で遊びに行ったりする。ただ、2人で本気の演習を行ったが改二になった相手を負かすことはできず負けてしまった。それがとても悔しかったらしく密かに特訓しようとするが川内がそれを見つけてはよく遊んでいるという。それに関しては利根自身も結局楽しんでしまうので特訓にならないとか。


これまた川内同様姉妹仲がよく、筑摩と2人で行動する。外出すれば必ずというほど妹の筑摩が姉に見られるというのが最近の悩み。一人称は吾輩と少し古風。





主要人物の紹介5





鳳翔


提督の初めての空母として当初は働いていた。昔、艦だった時代に世界初の空母としてそのデータが他の空母の建造などに使われたことから『お艦』伝説が生まれたが艦娘として生まれた現在では皆とそこまで変わらない。錬度は赤城(後に紹介する)と大差はない。


家事全般が趣味で提督に自分から行いたいと言た負担はあまりかけたくないと言われてたまに提督にも手伝ってもらっている。





主要人物の紹介6





赤城


提督の初めての正規空母。鳳翔の次に来たことから2人の艦載機でほとんどの海域を攻略してきたと言っても過言ではない。艦載機の錬度で言えばどちらかというと鳳翔の方に分がありこれからどんなに精進しても鳳翔には勝てないだろうとのこと。


見た目からは想像できないほど食べるし、寝る。たまに、提督と一緒に食べ放題の店に行ってはその店のものを食い尽くしてしまう。提督と一緒に。のため、秘書艦時に執務室に来た艦娘のみんなが『あれ?ホントに赤城?』と疑問を抱くレベルだという。当の本人も自覚はあるようだが変えることはない様子。





主要人物の紹介7





榛名


提督の初めての戦艦で持ち前の謙虚さからみんなから好かれている。料理などは鳳翔から教えてもらっているがお菓子作りに関しては間宮に並ぶレベルでとても高い。一癖も二癖もある戦艦たちをまとめる役割を担っている。また、高速戦艦であることを活かしてたまに相手の陣へ突撃を川内と共に行い内側から潰していく。


執務中の提督にタイミング良く休憩を勧める。これは、五月雨から提督の癖を教えてもらっているためである。とても健気で提督が大好きすぎる。





みんな暇になった時って何する?





伊勢「提督ー。」


日向「どうしたんだ?伊勢」


伊勢「日向提督とこに行ったか知らない?」


日向「執務室にいなかったのか?」


伊勢「うん。10分くらい待っても来なくてね。」


日向「珍しいな。」


伊勢「手伝ってよー。」


日向「いいぞ。私も提督に用があってな。」


伊勢「じゃあ、どこ探す?」


日向「え?」ガチャガチャ


伊勢「......え?何してるの?」


日向「何って......瑞雲を発艦させて探せばいいだろう。」


伊勢「いいの?そんな使い方。」


日向「提督はそんなに穴の狭い男じゃないだろう。」


伊勢「まぁ...そうだけどさ。」


日向「さて、やるぞ。伊勢も早くしろ。」


伊勢「分かったわよ。」ガチャガチャ


日向「よし、瑞雲たち。任せたぞ。」


伊勢「頑張ってねー。私たちはここで待ってるから。」


日向「お前たちもその方が分かり易いだろう。」


瑞雲妖精1「リョーカイ!」


瑞雲妖精2「マカセルダッチャ!」





伊勢「帰ってきたよ。」


日向「む。そうか。早かったな。あの子たちを労わなければな。」


伊勢「そうね。」


瑞雲妖精1「テートクサンハソトニデテタミタイダヨ。」


瑞雲妖精2「チンジュフキンペンノヒトタチトサイガイジノトキノハナシアイダッタラシイ。」


伊勢「そう。ありがとう。」


日向「君たちはもう休んでくれ。ありがとう。」





提督「ただいまー。」


伊勢「あ、提督お帰りー。」


日向「遅かったな。」


提督「すまんな。仕事がまだ途中で抜け出してしまって。」


伊勢「いいよいいよ。」


日向「仕事は私たちができるところはもう終わらせたぞ。」


提督「ん?」ペラペラ


提督「ホントだ......じゃあ、今日の仕事は終わってしまったな。」


伊勢「え?そうなの?」


日向「たったそれだけだったのか。」


提督「まぁな。つっても、このあとする事ねーんだよなぁ......」


伊勢「軍刀の手入れは?」


提督「昨日の夜もう終わらせてるし。」


日向「前に買いだめしてた本はどうなんだい?」


提督「もう全部読み終わった。」


伊勢「え?前何冊買ってたっけ?」


提督「20冊くらい。」


日向「何日で読み終わったんだ?」


提督「ん〜、1日ちょっと。」


伊勢「早すぎない?」


日向「君はホントにやることがないんだな。」


提督「新しい料理のメニューを考えて作ろかと思ったけどどうもそんな気分じゃないしな〜。」


提督「......あー、ダメだ。考えるのがだるくなってきた。だからもうこのまま寝よう。」


伊勢「やっぱりホントに暇な時って最終的には寝るよねー。」


日向「まぁ、そうなるな。」


提督「うん。なんなら一緒に寝るか?」


伊勢「え?いいの?」


日向「私たちは困らないが......」


提督「俺も困らねーよ。」


提督「じゃあ、ソファ倒して寝るか。」ヨイショヨイショ


伊勢「おー、ふかふか。」


日向「これは......眠くなるのも早そうだn......Zzzz」


提督「早!」


伊勢「いつもなのよねー。」


提督「俺たちも寝るか。」





コンコンコンコン




大淀「あれ?返事がないですね......」


大淀「失礼しま......」ガチャ


提督「Zzzzzzz......」スピー


伊勢「ん......」グッスリ


日向「ふふ......」ムニャムニャ


大淀「ふふ......お疲れでしたか。これは起こすのはとても後ろめたいですね。」


大淀「ゆっくりお休みくださいね。」クスッ


大淀「そう言えば......」ガサゴソ


大淀「ありました。これを扉の外に掛けておきましょうか。」




カタッ




『ドアを開ける時は静かに』





提督誕生日前日1





五月雨「提督ー。お仕事ですよー。」


提督「ありがとう。もう疲れてしまった......飯でも食いに行くか。」


五月雨「あ、提督。」


提督「ん?」


五月雨「そう言えば、間宮さんが今日は食堂は禁止と言っていました。」


提督「む?何も聞いてないんだがな......何かあったのか?」


五月雨「ご飯がまだでしでしたら一緒に鳳翔さんのところに行きませんか?」


提督「ん?そうだな、そうするか。久しぶりに五月雨と飯を食うな。」


五月雨「そうですね。では、行きましょうか。」


提督「おう。」ギュッ


五月雨「あ......」ギュウ





鳳翔「こんにちは、提督。間宮さんから聞いてますよ。」クスッ


提督「何したんだろうな?てか、今日は仕事少ねーからなぁ...終わったら何しようか。」


五月雨「街に出てみてはどうですか?」


提督「んー、あっ!」


五月雨「どうしたんです?」


鳳翔「なにかありましたか?」


提督「今思い出したけどあいつから遊ばないかという誘いがあったわ。」


提督「よし決まった!鳳翔、ついでに朝食も決まった。これ食う。焼き鮭定食。」


鳳翔「はい。分かりました。五月雨ちゃんは?」


五月雨「サンドイッチでお願いします。」





提督「んー、仕事終わったー。」


五月雨「お疲れ様です。」


提督「じゃあ、早速着替えて外に出てくるわ。後のことは任せていいか?」


五月雨「はい!お任せください!」


提督「ごめんな。土産、買ってくるからよ。」


五月雨「駅前にできたケーキがいいです!」


提督「分った分った。落ち着け。」クスッ


五月雨「あ......///」


提督「行ってくるよ。」


五月雨「はい。行ってらっしゃい。」





提督「ふぅ......待ち合わせ場所には着いたが......あいつはいるのか?」


??「おーい!神野くーん!こっちこっち。」フリフリ


神野(提督)「あ、いた。」テクテク


神野「よぉ、久しぶりだな中央。」


中央「ん、久しぶりだね。ていうか、せっかくの外出なのに中央はやめて欲しいな。」


神野「はぁ......見立。どこに行くんだ?」


見立「今から決めるわ。」


神野「誘ったのはお前だろ。」





提督誕生日前日2





見立「んー、そうだなー。じゃあ、RO○ND1」


神野「定番だなー。んじゃまあ、行くとしますか。」


見立「ほら!早く!行くわよ!」タッタッタッ


神野「はぁ......」





神野「さて、来たはいいけどよ、どうする?」


見立「並んでるときに決めちゃうの?あ、そう言えばね。」


神野「ん?なんだ?」


見立「みんな呼んでるのよね。」


神野「うぇ!?」


見立「それ言っちゃうと神野君来ないじゃん。」


神野「そりゃあな......」


神野「もしかして......あれ?」


見立「うん。」


神野「嫌だなぁ......ハァ......」


見立「私もよ。」


??1「おーい!早く来いよ!何時間パック?」


??2「お、来た来た。」


??「2人とも落ち着け。」


神野「バカ(舞鶴。ここからは神城)にハゲ(佐世保。ここからは報)に早風(呉。)か......」


神城「ぶっ飛ばす!」ダッ!


神野「ハァ......」ヒョイ ガッ


神城「あ......んごふ!」ビターン!


見立「避けられた上に足を引っ掛けられて転ぶなんて......」


報「ていうか、ハゲじゃねーよ。スキンって言え。」


早風「極論ハゲじゃねーか。」


早風「ていうか、お前変わんねーな。年上を呼び捨てにするとかよ。ってか、聞いたぞ。」


見立「何をです?」


神城「あぁ、あれか。」


報「怖いもの知らずって怖いよなー。」


見立「?」


早風「仕事上天皇と俺ら対面しないといけないだろ?その天皇にいつも通りの口調で会話したって。」


神野「あぁ、それか。なんか表彰されたけど好みの大きさじゃなかったから丸めてたらどっか行った。」


神城「お前......バカなのか?」


報「お前に言われたくはないと思うんだが......つっても、そのことに関しては同意見だ。」


見立「ハァ......あなたも大概ね。擁護できないわ。」


神野「何だお前ら......お前ら俺をそんなにいじめて楽しいか?」


早風「......ドンマイ。」ポン


神野「肩に手置いてそのセリフかよ。慰めは?」


4人「無い。」


神野「はぁ......」





提督誕生日前日3





神城「よし!テニスしようぜ!相手は......手始めに神野だ!」


神野「うえぇ......ダルい。」ダラァ


早風「バカだ。」


報「バカや。」


見立「バカね。」


神城「お前ら聞こえてんぞぉ!!」


早風「神野ー、神城ー。負けた方がジュースね。全員分。」


報「あと、この後の飯代もー。」


見立「あと、デザートもー。」


神城「うおおお!負けらんねぇ!」


神野(あいつら......絶対あのバカに勝たせる気がないだろ。)


神野「まぁ、いいか。飯代が浮く。」ヨッコラセ





神城「あふん......」ボロッ


神野「ハァ......」


早風「アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \!」ゲラゲラ


見立「目に見えた結果ね。」


報「んじゃよろしくね?」


神城「んごごごごご......」


神野「じゃあ、よろしくな。」ニコッ


早・報・見(うわぁ......めっちゃいい笑顔。)


見立「まぁ、みんな最初からその気だからいいか......」


早風「神野を相手にしたのが悪い。」


報・見「そうだな(ね)。」




数時間後




神野「けっこうあそんだな。」


見立「次どこ行く?」


報「んー、俺あんまこっち来ねーし、みんなに土産買う約束してるんだわ。だから観光コースでいいよ。」


早風「俺もだ。」


神城「俺、スカイツリー行きてぇ!」


神野「お前持ちでよろ。」


神城「ふぁ!?」


見立「いいじゃない。どうせお土産買う約束してないんでしょ?」


神城「ぐっ!忘れてた......」


早風「それにお前さっき負けたし。」


神城「おふ!」


報「......ドンマイ。」


神城「くっそぉ!」


神野「すげぇデジャブ。」





提督誕生日前日4





報「おぉ......東京タワーより高いだけはあるな。」


見立「あ!神野君、あれ見てよ!影ができてる。」


神野「おぉ、ホントだな。」


神城「お前ら仲がいいな羨ましい。」


見立「え!?そ、そんなことないし!ね、ねぇ?神野?///」


神野「ん?まぁ、じじいと俺仲良かったからな。必然的じゃないか?」


見立「......」


報「ダメだこいつ。」


早風「お前ほんっと変わんねーな」


神城「くそ!思った反応と違うじゃねーか!」





報「てか、那珂に店があったんだなー。」


神野「おいそれはギャグか?」


早風「ホントだな。飲み物売ってんじゃん。」


神野「喉渇いたから飲み物買ってくるわ。確か......見立チョコだったな。」


見立「うん。よろしくねー。」


神野「お前らは何がいい?」


報・城・早「なんでも。」


神野「分かった。」


見立「あ〜あ、やっちゃいけないのやっちゃったな〜。」ボソ




数分後




神野「おら、見立はこっちだ。」


見立「ありがと。んー、うまいなー。」


報「俺のは?」


神野「これ。」


早風「これ......か?」


神野「あぁ、神城はこれだ。」


神城「サンクs......」


早風「え?」チラッ


神野「飲め。」


見立「神野君に『なんでも』はだめよ。私の時はカカオ100%持ってきたから。」


報・城・早「......」ゴクッ


報・城・早「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!」


見立「......ドンマイ。」





神野「ん〜、今日は何げに楽しかったな。」


見立「そうねー。今度はいつになるかな?」


神野「分かんねーな。みんなの日程次第だろ。」


早風「おぉ......みんな土産の量多いな。」


報「ホントな。今さっき奇怪な目で見られた。」


神城「それなー。てか、重い。」


5人「......」


神城「おわるかね〜。」


早風「分からんな。」


見立「不安ね。」


報「あぁ、そうだな。」


神野「......それに俺たちの方もわからんしな。」


見立「そうね......あなたたち4人は。」


早風「つってもまだ生きてる。」


報「なら死ぬまで全力で生きるまでよ。」


神城「あいつらにも報告しないといけないしな。」


神野「そうだな。ウザがられるまでたくさんのことを話さないとな。」ニヤッ


見立「おぉ、悪い笑み。」クスッ


早風「そうか?いつもこんなもんだろ?神野は」


5人「......ククク!アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \!」


神野「今日は楽しかったよ。ありがとうな。」


早風「あぁ、ホントだな。」


報「次は飲み会断るなよ?」


神野「お前らはいいが俺はまだ未成年だ。」


神城「でも、お前明日誕生日だろ?」


見立「誕生日おめでとう!」


早風「これで飲めるな!」


報「ほらよ。俺たちからプレゼントだ。」


神野「......お前ら。てか、これ高い万年筆じゃねーか。」


早風「俺もお前にやられたからな。」


神城「あれ?お前もだったの?」


報「みんなだろ。」


見立「私もお返しがしたかったのにおじいちゃんに聞くまでわからなかったのよ。」


神野「俺自身忘れてた。」


早風「たまーにあるやつな。」


神城「まぁ、これで飲み仲間が増えたな。」


報「これからも5人でやっていきますか。」


神野「そうだな。ありがとう。」ニコッ


4人「......珍しい。」


神野「何が?」


見立「笑顔見せたこと。」


神野「お前ら最後までそれかよ。」





数週間後めちゃくちゃ飲まされることになる予定





提督誕生日当日1





提督「ふあぁぁぁぁ......ねむ。今日も確か休みだったな。」


提督「......明日の分の仕事でもすっか〜。」




提督着替え中




提督「うっし、仕事始めっかー。」


提督「......腹は...減ってねーな。朝食くらい抜いてもいいだろ。」


提督「......おお!あいつらからのプレゼントめっちゃ書きやすい!これは珍しく感謝できるな。」カリカリカリカリ




数時間後




コンコンコンコン




提督「はいどーぞー。榛名だな?」


榛名「失礼します。ていうか、よく分かりましたね?」ガチャ


提督「足音とドアのノックの力加減。」


提督「それで?どうしたんだ?」


榛名「どうって......食事お持ちしたんですよ。」


提督「む?すまんな。朝食は食堂まで行くのがだるくてな。行かなかったんだわ。」


榛名「休みの日まで仕事なんて......しなくてもいいのでは?」


提督「いやー、明日の分が少なくてな。だから今のうちにやっておくかと。」


榛名「頑張りすぎるのはよくないと思いますけど......」


提督「慣れだ慣れ。」


提督「そう言えば、土産はどうだった?」


榛名「ええ、とても美味しかったですよ。金剛お姉様がまだ余っているからそれを使って提督とティータイムを開きたいと言っていました。」


提督「ん、それは魅力的なお誘いだな。今度行かせてもらう。」


榛名「分かりました。では、そうお伝えしますね?」


提督「よろしくー。」


榛名「それと、夜ご飯ですが一緒に食べませんか?」


提督「ん?......いいぞ?何を企んでるかは知らんが。」


榛名「え?」


提督「照れてなかった。」


榛名「あ......」


提督「まぁ、ケーキか何かか?」


榛名「き......気づいて......」


提督「ありゃ、ホントだったの?」


榛名「し......」


提督「し?」


榛名「失礼しましたー!!」


提督「ちょっと......反応がわかりやすいんじゃないか?」





提督誕生日当日2





提督「ふぅ......さすが鳳翔の作る飯だな。文句無しにうまいな。」


提督「さて、昼飯も食い終わったし仕事はあと1時間もあれば十分終わるだろ。」


提督「よっしゃ!やりますか!」




1時間後




コンコンコンコン




川内「失礼するねー。」ガチャ


提督「俺何も言ってねーだろぉ。」


川内「細かいことは気にしなーい気にしない!」


神通「ね......姉さん。」


那珂「ねー、提督ー。睦月ちゃんたちが遊んで欲しいってー。」


提督「うへぇ......多いなぁー。まぁ、いいや。よしお前らも行くぞ!」ダッ!


川内「いぇーい!私も遊んじゃうよ!」ダッ!


神通「私も行きます。」ダッ!


那珂「あ、みんな待ってよー。那珂ちゃんも行くからー。」ダッ!





睦月「卯月がいれば人数が合ってるですよー。」


提督「...すまん。早く見つけ出すから。」


睦月「じゃあ、睦月たちのチームは、皐月、菊月、望月、三日月、長月、司令官さん。」


如月「じゃあ、私は弥生、文月、川内さんに神通さん。そして、那珂さんですね。」


睦月「睦月のどろぼー艦隊いざ、参りますよ!」


皐月「僕たち、司令官といっしょだね。」


菊月「あぁ、指令と一緒か。」


長月「これは勝ったもどうぜんか?」


文月「こっちには川内お姉ちゃんたちがいるから負けないよー。」


望月「卯月がいなかったら私を抜けばいいじゃん......めんどくさいぃ。」


弥生「ダメ。」


三日月「姉さんたちも頑張りましょう?」


川内「提督、負けないよー?」ニコッ


提督「やっべーよ。」


神通「負けませんよ。」


那珂「神通ちゃんの本気モード。」


提督「怖いな。」





ワーワーワー




睦月「司令官!助けるにゃしー!」


皐月「僕を助けてー!」


長月「不覚......」


菊月「悔しいな。」


三日月「助けてー!」


望月「動きたくなーい。」


川内「如月ちゃんと弥生ちゃん。そこを守ってて!」


如月「了解しました。」


弥生「了解。」


神通「文月ちゃんは、私たちの援護をおねがいします!」


那珂「那珂ちゃん、スピードアーっプ!」ダンッ!


提督「うおっ、あぶねー。」クルッ


川内「そっちに行ったよー。」


文月「司令官さんターッチ。」


提督「あ!」


川内「やったぁ!」


睦月「あーあ、負けちゃったのです。」


長月「惜しかったな。」


菊月「次こそは......」


三日月「次は警察側をやりたいです。」


望月「やりたくないよー。」ダラー


如月「だめよ......」


弥生「楽しかった......」キラキラ


皐月「僕はドローぼーがいいかな。」


文月「えへへー、司令官捕まえちゃった。」


提督「あの人数は無理だわ。」


川内「あははは。でも久々に遊んだら楽しかったんじゃない?」


那珂「童心に返ったて感じ?」


神通「またやりたいですね。」


提督「そうだな。またやるかー。」


睦月「司令官!ありがとうございましたー!」バイバーイ


提督「おう、じゃあなー。」





提督誕生日当日3





提督「うー、あー。結構汗かいちまって気持ち悪いな。」


川内「お風呂に入ったら?」


提督「そうしよう。」


川内「一緒に入ろうか?」ニヤッ


提督「じゃあ、入るか。」ニヤッ


川内「ふぇ!?で、でも......そういうのは......早いかな〜、なんて......///」


提督「赤面するなら言うんじゃねーよ。てか、そう返されてそうなるようじゃまだまだだな。」


神通「見事に打ち破られましたね。」


那珂「顔真っ赤にしてかわいいね。」


川内「う......うがああああああああ!!」ダッ!


提督「......からかいすぎたか?」


神通「逃げちゃいましたね......」


那珂「珍しいねー。やっぱり、提督が相手だからかな?」


提督「......青葉ー。出てきたらどうだー。あと衣笠も。」


神・那「え?」


青葉「バレちゃってました?」


提督「そりゃもちろん。この道通る時に。」


衣笠「なんで分かったの?」


提督「気配。」


青葉「提督のスクープは狙えず......今回は儲けられませんね。」


提督「ちょいと待ちなんせ。」


青葉「はい?」


提督「儲けってなんぞや?」


青葉「商売です。あと自分用に......」


提督「お前正直すぎないか?」


提督「まぁ、いいや。ところでさっきの川内の写真。撮ってんだろ?1枚くれないか?」


衣笠「撮ってましたね。」チラッ


提督「その写真一枚頂戴。」


神通「!?」


那珂「その写真どうするの?」


提督「アルバムに入れとこう。青葉。不問にする。」


青葉「ありがとうございます!」


衣笠「なんだろう......この助かったのにモヤモヤする感じ。」


提督「お前らのもたくさんあんぞ?着任当初からのが。」


神通「私のはありますか?」


提督「うん。みんなあるよ。お前たちに見せてあげようか。」


神通「はい!」ニコッ


那珂「やったー!」


青葉「提督のも見たいです!」


衣笠「さて、みんなのを見るぞー!」





川内「提督のばかぁ......」


神通「あ、いました。やっと見つけましたよ。」


那珂「お姉ちゃんやっと見つけたよ〜。」


川内「ん?どったの?」


神通(さっきの写真のことは......言えませんね。)


神通「私たちもお風呂に行きませんか?」


那珂「だからお姉ちゃんを探してたの。」


川内「うん。分かった。ほら、一緒に行くよ!」





提督誕生日当日4





提督「てか、何で食堂がまた使えねーんだ?間宮の飯も食いたくなってんだが......」


提督「まぁ、いいか。風呂も上がったことだし飯の時間まで本でも読んでるかー。」





コンコンコンコン


シーン




??1「あれ?いないよー?せっかく1番に来たのに。」


??2「白露、置いていくなんてひどいじゃないか。」


白露「あ、ごめんごめん。ていうか、提督いない感じだよ?」


??2「そんなことないと思うよ?あ、村雨たちが来たみたいだ。」


村雨「時雨姉さんも早いよー。」


時雨「ごめんね?あれ?夕立と五月雨と涼風は?」


夕立「ぽいぽいー。」


五月雨「みんな早いよー。」


涼風「あたしたちを置いて先に来てたみたいだけど......提督はどうしたんだ?」


白露「提督はいない感じだよー。」


五月雨「え?いるよ?」


白露「え?」


五月雨「開けたらいるよ?多分だけど本を読んでたら寝ちゃったんだと思う。」ガチャ


提督「」Zzzz......


五月雨「ほら。」


時雨「ホントだ。五月雨の言う通りだ。」


村雨「ていうか、白露姉さんなんで開けなかったの?」


白露「いやー、開けていいのか迷っちゃってねー。」


夕立「夕立は早く提督を起こして食堂に行きたいと思うっぽいー。」


涼風「あたしもそう思う。」


白露「じゃあ、早く起こそう!」


五月雨「提督ー。起きてくださいー。」


提督「ん......むぅ?」パチクリ


6人「おはよう(ございます&ぽい)。」


提督「ふぁ〜あ、どうしたんだ?」


時雨「早速食堂に行くよ。」


夕立「いいから早く行くっぽい。」グイグイ


提督「おわわわわ」





白露「白露、一番最初に連れてきましたー!」


村雨「村雨早く入ってー。」


涼風「うりゃー!」ドン!


提督「お"ぅ!?」


五月雨「せーの!」




「「「「「提督!誕生日おめでとうございます!!」」」」」





提督誕生日当日last





提督「うおぉ......」


五月雨「提督!どうですか!?昨日から......提督!?」


提督「」ツー


全員「!?」




<テイトクガナイテル!?


<ナンデ!?


<ドウシタッテイウノ!?




五月雨「どうして......どうして涙を流してるんですか?」


提督「......ん?あぁ、ごめん。」グシグシ


提督「あ、あれ?どうして止まんねーんだ?嬉しい筈なのに......」


五月雨「提督......今は泣いていいんですよ?」


提督「あぁ......ありがとう。」





提督「すまん。見苦しいところを見せてしまった。」




<ダイジョーブデース!!


<ソンナコトヨリハヤク!!




提督「今回俺のためにこのような催しを開いてくれてとても嬉しいかった。」


提督「なので、俺もお前らにできるだけお礼をしたい。」




<オレイッテナンダー?




提督「この鎮守府にお前たちが必要だと思ったものを俺が聞き許可を出したものを造る。」




<ナ、ナンダッテー!?




提督「流石にぶっ飛んだやつとか無理なものは断るがな。それ以外だったらなんでもいい。」


提督「それじゃあ、仕切り直して、かんぱぁい!」





こうして、誕生日すぎていったそうな





次の海域1





提督「今日の執務は終わったか......」


五月雨「提督、ご苦労さまです。」


提督「あぁ、ありがとう。五月雨もお疲れ様ー。」




コンコンコンコン




大淀「失礼します。」


提督「どうした?」


大淀「元帥様から提督へ秘匿回線を繋いでくれと命令が来ましたので。」


提督「......わかった。」


五月雨「......では、外れてますね?」


提督「そうしてくれ。......」


五月雨「無いですよ?」


提督「む?分かったか?」


五月雨「青葉さんのことですよね?」


提督「五月雨には隠し事はできないな。」ニコッ


五月雨「ふふっ」クスッ


提督「んじゃあ、繋ぐか。」





神野「こちら、横須賀鎮守府の神野。準備が整いました。」ザッ


元帥(この話では明全と表記)『......毎回毎回君の態度の差には驚かされる。』


神野「真面目な話ですからね。」


明全『他の者にも繋いだか?』


明全『......む?あと、少しか......』


神野「他の者と言うと、神城提督、報提督、早風提督と......」


明全『わしの孫の見立提督じゃよ。』


神野「......次の作戦のめどが立ったと?」


明全『そんな感じじゃな。あとは、あやつらと一緒に話すぞ?』


神野「了解しました。」





早風『ただいま準備完了しました。』


報『久しぶりです。どうしたのですか?』


見立『私は明全元帥様のところから参加します。』


明全『うむ。ん?神城はどうしたのじゃ。』


神城『すまん、じじい!遅れた。』


5人「......」


神城『ん?どうした?なんでそんな黙り込んでんだ?』


神野「神城。大事な作戦の話だ。遊ぶなら辞めろ。」


神城『......うぇ、神野が真面目なこと言ってらぁ。』


明全『貴様はホントに懲りないらしいな。』


神城『っ!』ゾクッ


神城『申し訳ありませんでした。』


明全『ん、結構じゃ。これより、連絡事項を伝える。』


神野「はい。」


早風『はい。』


報『......』


見立『』コクッ


神城『ええ。』


明全『明日、中央に来るのじゃ。そこで次のキス島撤退作戦の案を詰める。神野提督よ、前に頼んでおったさ海域データはとっておるか?』


神野「はい。明日は早目にそちらに伺い、書類などの印刷物を準備する予定でしたので。」


明全『感心じゃ。』


早風『神野提督はもう、分析を終えたのか?』


報『毎回のことながら仕事が早いな。』


見立『おかげでいつも助かるわ。』


神城『いつも被害が最小限で収まっているからな。』


明全『わしも助かる。そこで、海外基地の者もおる。その者たちにも説明を頼むぞ。』


神野「御意。」


明全『では、任せたぞ。』


見立『また、その際には私が補佐として出席します。』


早風『事務処理が早いから適任だな。』


報『俺たちは待機か......』


神城『しかし、キス島近くにも基地があったはずですよね?』


明全『あぁ。あるぞ。しかし、周りは荒らされておる。それが原因でこっちには来れんのじゃ。』


早風『幸い、敵戦闘力は依然として小さいものとして基地周辺は無事のようです。』


見立『早く救出しなければなりませんね。』


明全『そのための会議じゃ。』


神野「では、これで締めますか?」


明全『そうじゃな。では、切るとしようか。ではの。』





提督「ふぅ......終わったか。」ゴキッバキッ


提督「......やっぱり慣れんことはしないほうがいいな。」


五月雨「回線が切れたようなので片付けを手伝いに来ました。」


提督「ん?悪いな。」


五月雨「明日はいつ出るんです?」


提督「いや、今日の日付が変わらんうちに出るよ。」


五月雨「そうですか......」ショボン


提督「お前を連れて行く。」


五月雨「え?」


提督「五月雨を連れて行くって言ったんだが?」


五月雨「いいんですか!?」


提督「あぁ。」ニコッ


五月雨「やったー!じゃあ、じゅんびしてきますね!?」


提督「みんな寝始めてるから静かになー。」


五月雨「分かってますってー!」


五月雨「あ......きゃあ!」ドタン!


提督「ありゃりゃ、言わんこっちゃない。ほれ。」グイッ


五月雨「ごめんなさい......」


提督「ほら、早く準備していくよ?じゃねーと置いてくぞ?」


五月雨「は!そうでしたね!では!」


提督「ククッ、かわいいやつだ。」クスッ





次の海域2





提督「さて、着いたか......」


五月雨「意外と長かったですねー。」


提督「そのおかげで長い時間2人になれたけどね。」


五月雨「て、ていとく!?///」


提督「ん?どうした?」


五月雨「......ずるいですよ。」ボソッ


提督「眠くないか?眠かったらいつでも言ってくれよ?」


五月雨「はい。分かりました。」


提督「じゃあ、行こうか。」





職員「お待ちしておりました。横須賀鎮守府の方ですね?」


提督「あぁ。」


職員「では、案内いたします。こちらへ。」


提督「頼んだ。」


五月雨「広いですねー。」


提督「そりゃあな。文字通りの大きさだろう。俺もここには一時世話になったしな。」


五月雨「提督がですか?」


提督「あぁ。この話は少し辛いからな。もう少しあとになるかもしれん。」


五月雨「......無理は良くないですよ?」


提督「心配ありがとう。その時が来たら全部話すよ。」


五月雨「分かりました。」


五月雨(提督がいうほどの辛いことってどんな事なんだろう......?)


職員「今日1日元帥様から休むようにと仰せつかっておりますので何かあれば私たちに申し付けてください。」


提督「分かった。案内ありがとう。」


職員「......本当に元帥様が言っていた人物ですね。」


提・五「?」


職員「あぁ、いや、元帥様が横須賀の提督殿は下の者にも礼儀は通すと仰っていましたので。」


提督「......普通じゃないか?ていうか、俺は基本的には仕事以外は元帥のことも『じじい』としか言わないが?」


職員「それでもですよ。」


五月雨「良かったですね!」


提督「......いいのか?これ。」





次の海域3





元帥「む?さっきぶりだな。」


提督「そうだな。」


元帥「さっきの態度は?」


提督「じじいは顔合わせで俺の顔を見に来ただけだろ?」


元帥「まぁ...そうなんじゃが......その差は何とかならんのかね?」


提督「俺が今までそんなことしたことあったか?」


元帥「そうじゃったな......」


五月雨「久しぶりですね!おじーちゃん!」


元帥「おほぉぉぉぉぉ!五月雨ちゃん!お久しぶりー!」


提督「......キモ。」ボソッ


五月雨「お元気そうで何よりです!」


元帥「おぉ!わしは元気満々じゃ!五月雨ちゃんこそ無事だったか?そこの男に何もされてないか?」


提督「......何だ?この親戚のジジババたちと久しぶりに会った感。」


五月雨「それが......一切何もされてないんです。大事にされすぎて最近まで提督の補佐しかしてませんでした。」


元帥「こらー!神野!」


提督「なんなんだようるせーな!お前の質問は俺が手を出してたらダメって意味だろうが!手を出してなくて大切にしてて何が悪いんだクソじじい!」




バンバンバンバンバン!




元帥「な、なんじゃ?」


提督「あー、見立だろ。」


五月雨「中央鎮守府の提督さんですね。」


元帥「なに!?これは危ない!」


提督「見立ー、さっさと入ってこのじじいを連れて行ってくれー。」




ガチャ!




中央「こら!おじいちゃん!うるさいでしょ!舞鶴のバカと同じくらい馬鹿よ!」


元帥「oh......」ガーン


五月雨「何げにひどいこといいましたね......」


提督「あらかた間違いではないからいいんじゃね?」


中央「さっきぶりね。あら?五月雨ちゃんじゃない。お久しぶりね。」


五月雨「お久しぶりです。見立さんもお元気そうで何よりです。」


中央「そうね。みんな元気よ。約1名元気すぎる御老体がいるけど。」チラッ


元帥「返事がないただのしかばねのようだ。」チーン


提督「返事してんじゃねーか。」シュッ!


元帥「フグッ!」パカーン!


五月雨「あ。」


中央「いいのよ。お疲れ様ね。」


提督「このじじいさっさと病床についてくんねーかな......」


中央「そうね......少し落ち着いてもらいたいわ。」





次の海域4





佐世保「よう!3人とも。数時間ぶりだな。っと、ありゃ?秘書艦連れてくるんだっけ?」


提督「いや?五月雨が悲しそうにしちまったから我慢できずに。」


中央「......」


佐世保「なんだ、そう言う事か。てか、お前めちゃくちゃ五月雨ちゃんのこと好きだな。」


提督「当たり前だ。」


中央「ふん!」


提督「どうしたんだ?」


中央「知らないわ。」ツーン


呉「うぃーす。ありゃ?見立怒ってる?」


提督「なんか急に切れた。」


佐世保「それホントに言ってんのか?」ジー


提督「?」


呉「あぁ......察したわ。なんとなくだけど。」チラッ


五月雨「......すいません。」


提督「なんで五月雨が謝ってるんだ?」


五月雨「あの......少しは空気を読んでみては......」


呉「そういやそこでくたばってるじーちゃんは?」


佐世保「ホントそれな。」


提督「あぁ、それは今さっき......」





呉「じーちゃん、はっちゃけ過ぎだろ。」


佐世保「てか、病床とかwww」


元帥「誰かわしを慰めてくれるやつはおらんのか......」


中央「さぁ?どうだか。報君なんてどう?」チラッ


佐世保「んー、どうだろ。難しいな。早風なんてどうだ?」チラッ


呉「答えにくいな。パスだ。神野、お前は?」チラッ


提督「俺は五月雨の意見が聞いてみたかったり。」チラッ


五月雨「え......え!?あ......えーと......」アタフタ


元帥「......ひどい奴らじゃ。」





舞鶴「おうお前ら。」


提督「何だお前か。」


中央「期待して損した。」


佐世保「いつまでそこに?」


呉「てか、じーちゃんなんか無いのか?」


元帥「そこのお客さんや、ここは客室じゃないぞ。早風よここにあるぞ。」


五月雨「あははは......」


舞鶴「お前ら何なんだよチクショー!お前らそんなに俺はぶりたいか!?」


提督「うるせーな。今さっきここにいる薄汚い老いぼれが言ったろ。ここは客室じゃないぞ。」


中央「それとも理解できないのかしら?」


佐世保「いやいや。見立、理解できる頭がないんだろう。」


呉「可哀想な人だ。」


元帥「憲兵呼ぶぞい?」


舞鶴「最後こえーよ!五月雨ちゃん!なんとかこいつらに言ってやってくれ!」


五月雨「?」


五月雨「あ、私ですか?」スポッ


舞鶴「耳から出したそれ何?」


五月雨「えーと......提督から『かわいい五月雨にバカが移らないようにこれをつけておいてくれ』と言われたので///」ポッ


舞鶴「おいぃ!神野ぉぉ!」


提督「うるさいなー。」


舞鶴「あの......ホント......ごめん!話聞いて!?ホンットにお願いしますよ!」


元帥「仕方のないやつじゃな。なんじゃ?」


舞鶴「なんでそんなに俺を虐めたいの?」


提・中・呉・佐・元「「「「「他に誰を虐めろと?」」」」」


五月雨「......ふふ...」プルプル


舞鶴「ん!?五月雨ちゃん!なんで笑ってるの!?」


舞鶴「なんなんだよぉぉぉぉ!」





次の海域5





元帥「む?もうこんな時間か......楽しい時間は過ぎるのか早いな。」


提督「何だ?急にジジイくせーこといいやがって。」


元帥「いや、わし見た目通りじじいじゃからな?逆にどう思っておるのじゃ......」


中央「コナン君の真逆かしら。」


佐世保「『見た目はじじい!中身は5歳児!その名は明全!』みたいな?」


舞鶴「全然面白くなさそうだな。」


呉「でも、俺らはおもしろいと思うが?」


元帥「......なぜじゃ?」


五月雨「多分からかえるから......」


5人「「「「「その通り!」」」」」


元帥「それひどくね?仮にでもわしは日本の海軍でもトップじゃぞ?」


提督「知ってるよ。てか、もうそろそろ他の国外基地の奴らも来んだろ?準備に取り掛かるぞ。」


呉「ほいほーい。お前ら、あのレポート持ってきたか?」


舞鶴「あー、データ足らねんだわ。」


中央「それは仕方ないわよ。あなたのところは私たちとの所と比べて比較的に少ないから。」


佐世保「その分協力を依頼してもらってるがな。」


元帥「...わしを置いて話を進めるとは......しかも、随分とまとまりおる......なんかこう清々しいな。ここまで来ると。」


五月雨「ご苦労様です......」苦笑





提督「こっちの準備は整った。そっちはどうだ?」


呉「あー、大丈夫だ。」


佐世保「も少しだわ。」


舞鶴「こっちはたった今終わっぜー。」


中央「報君手伝うよ。」


佐世保「おっ、せんきゅー。」


元帥「む?国外基地の者たちが来たようじゃな。」


佐世保「終わったぜー。見立、助かったわ。」


中央「どう致しまして。」


元帥「よし。諸君らもそこの椅子に座ってくれ。」


提督「五月雨、お前はここにいなくてもいいがどうする?」


五月雨「います!」


提督「オーケーオーケー。じゃあ、隣に座っていてくれ。書記を頼む。」


五月雨「わかりました。」


元帥「これより、次の海域の作戦『キス島撤退作戦』についての会議を始める。」





次の海域6





神野「まずは私から報告しよう。」


明全「む?では、神野大将にトップバッターとするか。」


神野「はい。では、手元にある資料を見ていただきたい。これは、前に元帥殿から調査依頼を受けたので行ったものだがこの海域には今までとは一切異なる特徴があるようだ。」


元帥「む?」


神城「この、潮の流れのことか?」


神野「そうだ。この潮の流れは気候によるものだと答えを導き出した。」


見立「気候......」


他提督1「...どうやって出したんだ......」


神野「この海域の位置がこの場所だからこその流れだ。そして、潮の流れがとても複雑だ。遅く進んでしまうとあっという間に違う場所へと流れ着く。」


早風「待ってくれ。ということは速度の早い軽巡以下の艦ではどうなんだ?」


神野「いや、だめだ。」


報「じゃあ、どうしろと?」


他提督2「逆に海中からはどうなんですか?」


神野「それは、潜水艦を起用すると言う意味なら無駄だな。」


他提督2「え?なぜです?」


神野「考えてみろ。潮の流れというのはその海すべての流れということだ。と言うことは表面だけが流れということではなく、海中まで含めた流れだからな。」


他提督2「そうか......」


明全「......待て。」


神野「はい。何でしょうか。」


明全「お主はさっき、早風大佐が言った『速度のある軽巡』はダメだと言ったよな?」


神野「はい。」


明全「なぜ軽巡以下はダメなのじゃ?」


神野「軽巡は駆逐艦に比べて少し大きいので天候の影響、または、潮の流れの影響を受けやすくなっています。」


明全「...と言うことは......」


見立「駆逐艦オンリーの編成ということね......」


神城「神野大佐、では、敵艦隊の戦力はどのようになっているのだ?」


神野「その質問は最もだな。キス島周辺の基地の提督は来てないが電報が届いている。『敵艦隊の戦力は微力なり。すぐ制圧できる模様。』とのことだ。」


報「ふむ......それでも中からだろう。しかし困ったな......」


早風「駆逐艦をどの程度育てていればいいのか皆目見当がつかん。」


神野「今俺が育てている駆逐艦を参考にしてくれればいい。」


神野「練度70が吹雪、Вернъй、陽炎。練度65に時雨、練度63に夕立と綾波だ。また、この隣にいる五月雨は2週間程前から育てることを決めたが今は55となっている。」


他提督3「高い......流石に難しくはないですか?」


神野「しかし、安全マージンを大きく取らなければ艦娘を失うかもしれん。なら、言うまでもないだろう。」


神野「しかし、それでも渋るというのなら俺たち国内基地の提督に助けを要請するといい。」


他提督3「了解しました。」


神野「以上で終わるが、何かないか?無ければこのまま次へと進むぞ?」




シーン




明全「無いようじゃな。では、次のもの報告をよろしく頼むぞ。」


神城「はい......このようにして......であり、また......」





元帥「よし、他にはもう無いようじゃからこれでお開きとするかの。では、解散じゃ。」





会議後おまけ





提督「ふぃ〜、終わったー。」


元帥「お疲れ様じゃ。毎回毎回思うのじゃがどうしてそこまでレベルの高いレポートができるかね...... 」


佐世保「むっかしからだよ。」


中央「確か4人は幼少期からずっと同じだったのよね。」


呉「残念ながらそうだな。」


元帥「幼なじみと言う奴か?」


舞鶴「やめてくれよじーちゃん。そんなもんじゃねーよ。」


五月雨「違うんです?」


提督「腐れ縁。それも納豆とかそんな感じ。」


呉「ホントそれ思う。糸引きまくってる感じだよな。」


中央「あのネバネバ感はたまらなく嫌じゃ。」


佐世保「だろ?」


中央「でも、羨ましいわ〜。そういう相手いないもの。」


舞鶴「でも...見立も俺たちの仲間だろ?」イケボ


中央「やめて欲しいわ。気持ち悪い。」


五月雨「......ぷっ」プルプル


元帥「そういうのはイケメンが言うセリフじゃな。」


舞鶴「みんなひどくね。」


提・佐・呉「「「いや?全然。」」」





提督「おっと、そろそろ帰るわ。」


五月雨「ありがとうございました。また来ますね?」


中央「はーい、その時は事前に連絡ちょうだいね?歓迎するわよー。」


元帥「元気での。」


提督「おう。」


五月雨「楽しかったですね。」


提督「疲れなかったか?」


五月雨「はい。大丈夫でした!いつもあんな風に会議が進行してるんですね......」


提督「初めてだったか?」


五月雨「でも、いい経験でした。」


提督「そうか、それは良かった。」


五月雨「早く帰ってみんなに教えちゃおーっと。」


提督「じゃあ、早く帰らないとな。」


五月雨「はい!」





五月雨は帰って駆逐艦のみんなに会議の進行具合など、提督の補佐について教えたそうな





そう言えば、インタビュー受けて新聞に載ったことがあった。おかしいな。たくさんの人に聞いてたのになんで俺?





青葉「というわけでー、提督にインタビューですー!」


提督「何が『というわけで』だ。まだ俺は執務中だ。見てわからねーか。」


青葉「どうせ提督はあと数十分すれば今日の分のお仕事は終わるじゃないですかー。」


提督「まぁ......そうなんだが。」


青葉「じゃあ、やりましょう!」


提督「...ハァ。分かったよ。って、ビデオまで?」


青葉「そりゃもちろん。映像を撮ってなんぼですから。」


提督「えぇ......」


青葉「では、最初の質問デース。一番好きな艦娘は誰ですか?」


提督「そりゃもちろ......えっ?そういう系の質問なの?」


青葉「そですよー?」


提督「ハァ......五月雨だな。」


青葉「おー、やっぱり。」


提督「お前ぶっ飛ばすぞ。」


青葉「それじゃあ、2つ目の質問です。金剛さんが秘書艦の時に扉が開いていて聞こえて来たのですが『提督ゥー、触るのはいいけどさー、時間と場所をわきまえなよー。』これは、どういうことですか?」


青葉「なんですかこれ!?青葉すごく気になります!」


提督「それは、俺が逆にセクハラされたやつだ。」


青葉「えっ?」


提督「俺が執務中に休んでいたら金剛が手を握って自分の胸へ押し当ててそんなセリフを言ってきたんだ......あの時はホントに勘弁して欲しかった。」


青葉「おー、金剛さん流石ですねー。ていうか、どうして勘弁して欲しかったんです?」


提督「他の奴が入ってきてみろ。俺はクビだ。」


青葉「確かにそうですねー。」


青葉(ていうか、みんな逆に襲って欲しいと思ってますよ。)





青葉「そんなこんなでそろそろ時間が来ちゃいましたね。なので、最後の質問です。」


提督「やっとか......」


青葉「それじゃあ、行きます。私たち艦娘のことをどう思っていますか?」


提督「なんか今までのゴシップな質問からは考えられんくらいのまじめな質問が来たな......」


青葉「まーまー。」


提督「んー、そうだな......俺個人の考え方としては人の形をして意志を持ち、想いを共有することのできる『仲間』。世の中にはそれでも、お前たちを兵器だなんだという輩もいるが、俺はそう思わない。さっき、『仲間』と言ったが『家族』というのが俺の正直なしっくりとくる表現だな。」


青葉「おー、顔と同じようにイケメンな答えが返ってきましたねー。」


提督「お前マジでしばくぞ。」




数日後




利根「む?提督?取材なんていつの間に来てたのか?」


提督「ん?来てねーぞ。」


利根「え?じゃあこれはなんじゃ?」ユビサシ


テレビ「んー、そうだな......俺個人の考え方としてはうんたらかんたら」提督取材中


提督「」アングリ


テレビ「『家族』というのが俺の正直なしっくりとくる表現だな。」提督取材中


提督「......利根、マイクの準備だ。」


利根「言うと思って完了させてやったぞ。」


提督「青葉ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!至急執務室に出頭しろぉぉぉぉぉぉ!!」





元帥から頼まれてたようです。





元帥「ありゃ?あやつから贈り物とは......珍しいこともあるんじゃな。」


中央(仕返しとも知らずに......まぁ、神野君に知らせずにいたずらしたんだから自業自得か。)


元帥「なんじゃろうか。」ワクワク


ダンボール「1段目にはくさや!」


元帥「おえええええ......」


中央(神野君......おじいちゃんくさい臭いほんとにダメなのを知っててやってるわね。)


ダンボール「2段目には納豆!」


元帥「うおぉぉぉぉ......」


ダンボール「腐った牛乳もあるよー。」


元帥「おろろろろろろ......」ゲボロシャァァ!


中央「あー、もう、おじいちゃんここで吐かないでよ。」


元帥「ハァ...ハァ...何故奴はこんなものを送って......ハッ!」


中央「気付いた?」


元帥「あの仕返しか!?わしを殺しに来とるな......」


中央「大丈夫よ。おじいちゃんはしぶといから死な無いわ。」


元帥「ひどくね?」





今度こそ終わり!





秋イベ......ホントに怖いよね。次はどんな艦種の縛りがあるんだろう





提督「そろそろ...そろそろなのに!」


川内「ど......どうしたの?大丈夫?」


提督「つい最近から軽巡と重巡を育て始めたというのに!このタイミングで......秋イベのレベリングを行わなければならなくなった!」


川内「あぁ......夏イベはほとんど都合つかずだったからね〜。」


提督「そうなんだ......大淀の艤装を見つけ出すことを目標としていたのだが......前回は不甲斐ないところを見せてしまった。」


川内「でもさ、大淀さん赦してくれたじゃん。」


提督「それでもだ。一度言ったことを曲げることはプライドが許せない。」


提督「しかもその前の春イベについてはレベルが足りなかった......」


川内「今、目標練度に達してるのって誰がいたっけ?」


提督「お前と利根に鳳翔、赤城、榛名と比叡に加え伊勢だな。五月雨の場合は大事にしすぎたな......」


川内「でも、そろそろ追いつくんじゃない?っていうか、最近駆逐艦の子も上がってるよね。」


提督「今は吹雪にВернъйに陽炎だな。」


川内「あと、時雨ちゃんと夕立ちゃんに綾波ちゃんだね。」


提督「五月雨はカンストするまでだからねー。先が長いな。」





提督「ってそんな話してるんじゃなかった。」


川内「ん?何かあったっけ?」


提督「今、目標練度に達しているのはお前たち以外にいない。」


川内「うん。」


提督「最近、演習に連れ出し錬度上げをしている6人は神通、那珂、五十鈴と鳥海、青葉、そして衣笠か。」


川内「戦艦組は沖ノ島海域でレベリングしてるしね〜。」


提督「陣痛があと少しで目標練度に達するからその時は加賀と入れ替え空母も育てないといけない。」


川内「やばいね。」


提督「......ちょーやべー。」ダラダラ


川内「これも全部この前提督がふざけて建造しすぎたからだね。」


提督「ホントすんません......」


川内「いっと巡洋艦以下しか動かせなかったんだからね?」


提督「......今のうちに仕事を増やして資材を溜めなければ!」


川内「今から仕事増やす?」


提督「じゃないとイベントに間に合わない!」


川内「とってくるねー。」


提督「よろしく。」シュババババババ


川内(相変わらず仕事早いなぁ......)





このあと数日間仕事をめちゃくちゃ増やした





鳳翔にはお艦伝説があるだけでホントはもっとうら若き乙女





食事処 鳳翔(夜は居酒屋へとジョブチェンジ)




提督「鳳翔いるか?」ガラガラガラ


鳳翔「あら?珍しいですね。提督が食事の時以外にここにいらっしゃるなんて。」


提督「ホントはもっと来たいんだがな......」


提督「っと、そういや鳳翔に用事があってな。」


鳳翔「買い出しですか?」


提督「おう。行こーぜ。」


鳳翔「はい。わかり......え?」


提督「ん?」


鳳翔「提督も行かれるんですか?」


提督「ダメか?」


鳳翔「いえ、では行きましょうか。」ニコッ


提督「ん。俺は準備整ってるけど鳳翔は大丈夫なのか?」


鳳翔「あ......先に行ってもらっても大丈夫ですよ?」バタバタ


提督「大丈夫だよ。気にしないで落ち着いて準備しておいで。」クスッ


鳳翔「は、はい///」プシュー


鳳翔(私......焦ってはダメよ......でも、提督と2人というのは初めてなのですけど......)チラッ


提督「ん?どうした?」


鳳翔「!」


鳳翔(む、無理ィィ!)





鳳翔(なんとか慣れてきました......)


提督「さて......と、浴場の洗面具など買ってきてくれと妖精やら艦娘たちから頼まれていた買い物は終わったか......」


鳳翔「私だったら把握しているだろうと?」


提督「すまんな。こんなことのためだけに呼んでしまって。」


鳳翔「いえいえ、大丈夫ですよ。」


提督「む?そうか。」


鳳翔「2人でいれるならどんな...とき...でも///」


提督「お、おい......大丈夫か?」


提督(自分で言って照れるのかわいい)




ポツ......ポツポツポツ......




提督「ん?しまった...雨だ......」キョロキョロ


提督「ん?あそこで雨宿りするぞ。」ギュッ...グイッ


鳳翔「あ......///」ギュウ


鳳翔(提督の手......とってもあたたかいです。)





鳳翔「......///」ギュッ


提督(確かに最初に手を握ったのは俺だけに手を離してくれなんて言えねーな......)


提督(しかも、鳳翔が強く握り返してきてるし......悪乗りしてやるか......)ニヤッ


提督「雨......止まねーな。」ギュウ


鳳翔「!!?」ビクッ!


鳳翔(え!?え!?提督が手を握り返して!?)アタフタ


提督(クッククククク......やばい...反応がかわいすぎる。)


提督(もっとやってみよう!)


提督「鳳翔......少し濡れて寒いだろう。もう少しこっちに寄れ。」


鳳翔「は......はい///」ウツムキ


提督「おー、あったけーな。」ダキッ


鳳翔「!!!!???」ビックゥ!


鳳翔(え!?あ、え?!ちょっ、どうなってるの!?提督が後ろから抱きついて......)


鳳翔(もう......だめ......)カクン


提督「ん?雨が上がったようだな......」


提督「......あれ!?鳳翔!?どうした!?何があった!」


提督「ほーしょー!」





料理できる男はモテるとか言うけど逆に「なんで男なのにここまで作れるの?」と悔しそうにしか言われない





食事処 鳳翔(夜は居酒(ry




蒼龍「ごめんくださーい。」


翔鶴「失礼します。」


提督「お?なんだなんだ?お前らとここで会うの初めてだな。」


鳳翔「いらっしゃい。」ニコッ


五月雨「こんにちはー。」


川内「珍しいねー。ここで会うなんて。」


利根「ホントじゃな。」


赤城「もしかして、提督の料理を食べに来たんですか?それは、譲れません。」キリッ


榛名「赤城さん、加賀さんが混じってますよ......」苦笑


赤城「はっ!頭の中で何かが......」


提督「ほんっとに赤城は執務中以外はネタ要員になっちまうな。」


蒼龍「みんなこの鎮守府内でトップの提督スキーな人たち......」


蒼龍「ていうか、そうじゃなくて。なんで提督が厨房にいるんですか?」


翔鶴「料理できたんですか?」


五月雨「すっごく美味しいんです!」


川内「ていうか、一流シェフなんて目じゃないよね。」


利根「そんなに気になるのならお主たちも食べてみるがよいぞ!」


榛名「なんで利根さんが威張ってるんですか?」


提督「榛名、ツッコミはもっと早く激しく的確にだ。」


鳳翔「提督......悪ノリしすぎてこの間みたいなことになってはダメですよ?」


提督「うん......鳳翔の反応が...なんでもありません。すんませんでした。」


蒼龍「みんなが言うなら食べてみたいです。」


翔鶴「わ、私もいいでしょうか?」


提督「もちろんだよ。」





提督「はい、俺の今日のお任せメニューな。」コトッ コトッ


蒼龍「え!?なにこれ?見た目完璧じゃない!?」


翔鶴「見た目より大事なのは味......ですけど......」


蒼・翔「「この見た目で美味しくないっていうことは無い......」」


提督「蒼龍の方にはジャガイモとチーズのニョッキ。翔鶴の方にはチーズと卵のカルボナーラだ。」


提督「ついでにほら、みんなも食べてみな。」


鳳翔「私たちもいいんですか?」


提督「そりゃもちろん。最初は6人に食べさせる予定だったからね。」


五月雨「やったー!」


川内「うまー!!」


利根「何度食べても飽きぬな。」


榛名「......こんなに美味しいとしあわせになれますよね。」


赤城「提督は戦いが終われば店開くんですよね!?」


提督「開かねーよ。」


赤城「美味しすぎます。提督の料理の場合は量がなくても満腹の時より満足感が得られますからね。美味しすぎて。」


鳳翔「提督、私と店を出しましょう。」


提督「開かねーよ!?」


鳳翔「それくらい美味しいのに......もったいないです。」


蒼龍「......私も料理できる方なんだけどさ......」


提督「うん?」


蒼龍「こんなの食べると自信なくしちゃう!」


翔鶴「私もですけど......そんなことより美味しすぎてどうでも良くなってきました。」


提督「うーん。みんなの評価は今回も高評価か......思いつきの割にはいい感じだな。よし!メニューに書き加えとこう。」カキカキ





もう少し早めに更新するつもりだった秋の話





長良「よーし!始めるよ!」


五十鈴「五十鈴が一番よ。」


名取「が、頑張ります!」


由良「由良のイイトコ見せちゃうぞー!」


鬼怒「マジパない鬼怒を見せちゃうぞー!」


阿武隈「ま、まけないよ!」


提督「愉快だなお前たち。何してんの?」


五十鈴「あ、提督じゃない。いやね、長良お姉ちゃんがスポーツの秋だねって言ってね。」


名取「誰が一番早いかという話になって......」


長良「じゃあ、早い話みんなで競った方が分かりやすいって話になって......」


由良「今の状況です。」


阿武隈「提督にも負けませんよ。」


提督「え?俺もやるの?」


鬼怒「いいじゃん。やろうよー。」


提督「えー、いいよ。」





提督「うっし、じゃあやるか。」


長良「って、何するか決めてなかったなー。」


五十鈴「やっぱり短距離かしら?」


由良「いいと思うわ。」


提督「じゃあ、何m走?」


名取「200くらいでいいんじゃないでしょうか?」


鬼怒「よっしゃあ!やるぞー。」


阿武隈「がんばります!」フンス!





提督「じゃあ、始めるぜ。」


提督「位置について......ドン!」


名取「でます!」タッ!


由良「行くわ!」タッ!


阿武隈「行きます!」タッ!





由良「勝ったー!」


名取「うぅ......負けちゃいました。」


阿武隈「は、速いですよぉ......」


提督「次は俺たちか......」


五十鈴「相手が提督だろうと容赦しないわ。」


長良「提督には負けませんよ!」


鬼怒「勝つぞー!」


阿武隈「準備できましたか?」


提督「おう。」


長良「まっかせてー!」


五十鈴「五十鈴が一番よ。」


鬼怒「五十鈴お姉ちゃんには勝つぞ。」


五十鈴「言ったわね?」


阿武隈「位置について......ドン!」


提督「ふっ......」ダン!


長良「行くぞー!」ダッ!


五十鈴「負けない!」ダッ!


鬼怒「頑張るぞ!」ダッ!





提督「余裕♪」フンス


長良「ハァ......ハァ......て...とく......速すぎ......」


五十鈴「長良......お姉ちゃんも......そうとうだけど......」


鬼怒「悔しいよ......」


由良「......提督、速すぎますよ。」


名取「び、びっくりしした......」


阿武隈「もう艦娘よりそれっぽい......」


提督「えぇ......」





提督稽古をつけるの巻





コンコンコンコン





龍田「入るわね〜。」ガチャ


提督「あぁ。」


天龍「おーっす、提督。」


提督「よお、どうしたんだお2人さんは。」


木曾「俺たちの稽古に付き合ってくれ。」


提督「ん?あぁ、あれか?いいぞいいぞ。」


天龍「やったぜ!」


龍田「やった♪」


木曾「なら、道場でいいだろ?」


龍田「あ、そう言えば。」


提督「ん?」


天龍「一緒に稽古つけてやって欲しい奴がいてな。」


木曾「ほら、叢雲。入ってこいよ。」


叢雲「司令官が相手って大丈夫なの?」


提督「お、言うね〜。」


天龍「叢雲、提督すんげーからな。」


木曾「そうだな。」


龍田「今日わかるわよ〜。」


叢雲「?」


提督「ま、先に行ってるわ。」





ブン! ブン! ブン! ブン!




提督「天龍、お前なにげに掴むのが早いな。いいぞ。今の動きだ。」


天龍「だろ!?」


提督「龍田ー。腋絞めろ。薙刀は型が難しいからまずは意識しろ。」


龍田「分かったわ〜。」


提督「木曾。お前もいい感じだな。天龍と木曾。お前たちはあと50回で上がっていいぜ。」


天・木「「おうよ!」」


提督「叢雲。身体の重心を安定させろ。」


叢雲「難しいわね......」





提督「さすがみんな艦娘なだけあって筋がいいな。」


天龍「世界水準軽く超えてるからなー。」


龍田「あらあら〜。」


木曾「流石にお前こういうのうまいな。」


提督「まぁな。そりゃあ、伊達に提督やってないしな。」


提督「っと、そうだ。お前らやるか?」


天龍「お?いいのか?」


龍田「今度こそ出させて見せるわー。」


木曾「おう。頑張ろうぜ。な?叢雲。」


叢雲「え?提督対私たち?」


天龍「そうだけど?」


叢雲「へ?」


龍田「まぁまぁ〜。そのへんはやってる最中にわかると思うけど......気を抜いちゃダメよ?」


木曾「かすらせたら何か奢ってくれよ。」


提督「いいぞ。間宮アイス5個な。」


天・木「「マジ!?ktkr!!」」





提督「よっ、ほっ、っと、そこぉ!」カン! サッ シュン!


天龍「んな!?」ドッ!


木曾「くっそォ!」フォン!


龍田「当たらないわね......」シュン!


叢雲「何でよけられるの!?後ろ向いてるじゃない!」


提督「ほれ、当たってねーよ。ホイサッサー」タッ! シュン!


叢雲「きゃあ!」ズサッ!


龍田「ここよ〜。」ヒュン!


提督「うおっ!あっぶねー!」パン!


提督「腹の黒さが表に出まくった攻撃だな......タイミングが殺人的じゃねーか。」トンッ


龍田「でも、当たってないじゃない。」ヒュン! シュン!


提督「まぁね、っと、これで終わりだ!」ギュルン!


龍田「んな!?」ガァン!




カランカランカラン




提督「ふぃ〜、終了〜。」


天龍「提督えげつないな。」


木曾「叢雲の攻撃飛んで躱して龍田の攻撃を空中でよけるって......」


龍田「あれおかしくないかしら?」


提督「あれは、空気塊に強い圧力を与えることによってそこに物があるような感覚で......ってどうした?」


叢雲「もはや人間じゃない......」


天龍「たまに俺たちと一緒に出撃してる時点でそうなんだけどね。」


木曾「3割?」


提督「3割ジャスト。」


叢雲「それって......力が?」


提督「そうだけど?」


龍田「全然かなわないわ〜」


天龍「前より強くなったんだけどな」


木曾「まぁ、今回は3割も出させたんだ」


龍田「そうねー。だいぶ成長したわね。」


提督「腐らずかんばれよ。」


提督「じゃーな。」





叢雲「あいつって一体......」





海外に旅行するならどこがいい?と聞くとだいたいの人はヨーロッパのどこか





金剛「提督ゥー!ティータァイムにしようねー!」


提督「いいぞー。仕事終わったし。」


比叡「早!」


榛名「昨日のうちにほとんど終わらせてしまいましたしね。」


霧島「司令のおかげというかせいというか私の出番がなくて困りますよ。」


提督「ん?だっただった。」


霧島「?」


提督「あとで、今調査してるデータとの統合を霧島、鳥海、大淀と俺でやるつもりだったんだ。」


金剛「霧島ずるいデース!」


比叡「私もお話したいです!」


榛名「榛名はお話してくれないと大丈夫じゃありません!」


金剛「もう準備はできてマース!早く行くデース!」グイグイ


提督「ちょっ、おわ!おい!引き摺んな!」


榛名「待ってくださいー!」


比叡「元気だねー。よーし、私も気合!入れて!」ダッ!


霧島「元気な姉さんたちだこと。」クスッ





金剛「そういえば提督ー。」


提督「なんだ?」


金剛「海外に旅行するならどこがいいですカー?」


提督「んー、なんで?」


比叡「先ほどそういう話になってしまって。」


榛名「提督はどこがいいかーなんてことを予想したりとかしてましたね。」


霧島「私が推測するにはヨーロッパの国々ですね。」


金剛「えー、イギリスonlyネー。」


榛名「私は霧島と同じですよ。」


比叡「インドに決まってます!」


提督「決まってんのかよ。」


金剛「本当はどうなのデスカー?」


提督「榛名と霧島が言った通りだ。」


比叡「ヒエ〜ッ」


金剛「えー!どうしてデスカー?」


提督「そりゃもちろん、本場のピザにチーズ!そして、チョコなどといったスイーツ!そして、特に期待してるのがドイツのジャガイモとか、ソーセージ!ビールというのもあるようだが......まぁ、楽しみが多そうだ!観光とかもあるしね。」


提督「でも、いろいろ言ったあとだけどぶっちゃけるけと本音はスイートとか食べ物にしか興味はない。」


比叡「ぶっちゃけましたね〜。」


霧島「でも、実際そういうものですよね。」





海外の料理って日本にも似たようなやつがあるけどなんでこうなった感がいなめない





金剛「わーお!それならイギリスがいいネー。英国のうなぎぜr4人「やめてくれ(ください)!」


金剛「ヒエー!」


提督「あれは......あれだけは勘弁してくれ......」ブルブルッ


比叡「すいません......お姉様。それだけは......」ウップ


榛名「お姉様......それだけは勘弁してつかぁさい......」ガクブル


霧島「私もちょっと......」ガクガク


金剛「みんなしてひどくないデスカー!?」


提督「日本にも鰻の寒天寄せがあるが鰻のゼリーは......」ウエップ


比叡「寒天寄せは美味しいんですけどね......」


榛名「比叡お姉様も人のこと言えないんじゃあ......」


霧島「あのカレーですね。」


比叡「ヒエッ!?」


金剛「あの超殺人的激物カレーを食べれるのは提督だけネー。」


提督「え?あれ美味しいだろ?」


比叡「提督だけが美味しく食べてくれす。」


榛名「他の娘たちは辛すぎて熱発したり寝込んだり気絶したりする娘も出たというのに......普通の料理はさすがお召し艦と言えるほどで鳳翔さんたちと並ぶのですけど......」


霧島「舌バカと言う奴ですね。」


金剛「提督と比叡のことですネー。」





怖いもの何?って聞いたとき答え人の顔と一致しなかった時の面白さは異常





とある心霊番組




高雄「い......いやぁぁぁぁぁ!」


摩耶「きゃぁぁぁぁぁ!!」


提督「」プルプルプルプル


愛宕「2人ともお子様ね〜。」


鳥海「て...提督?どうしたんですか?」


提督「プッククククク......」


提督「アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \!!」


高雄「ひゃぁぁぁ!て、提督......どうしたんですか?びっくりしたじゃないですか。」


摩耶「怖すぎて頭でもイカれたか......」




ガチャ




天龍「オース。」


龍田「来ましたよ〜。」


五月雨「こんばんわー。」


提督「ヒィ......ヒィ......ちょっ、プックククククハハハハハハ!」


天龍「......提督どうした?」


龍田「なんとなく分かったわ〜」


五月雨「私もなんとなくなら......」


摩耶「ん?あたしがなんだよ。」


天龍「......あぁ、なるほど。」


摩耶「だからなんだよ!」




番組終了後




高雄「怖かったわ......」


愛宕「えー、面白かったわよ〜。」


愛宕(何がとは言わないけど。)


摩耶「ところでみんなに怖いものとかってあるか?」


天龍「フフフ......俺は......提督が怖い。」


提督「......なんで?」


天龍「敵戦艦の砲撃を直でくらって死なないとかまず人間じゃねー。」


龍田「あぁ、あの時ね。」


天龍「それとあの超殺人的激物カレーを食べれるとか俺ら艦娘にもいない。」


提督「......」


龍田「私は天龍ちゃんと離れ離れになることかしら〜。」


鳥海「私は沈むことですね......」


愛宕「私もそういう過去の夢かしら......」


高雄「私だってそれもあるけど......やっぱり幽霊とか無理よ!」


五月雨「私は提督と出会えなかったことを考えると少し怖くなってしまいます。」


提督「大丈夫だよ。お前らは沈ませないしそんな無茶もさせんしな。」


摩耶「ふ、ふん!姉ちゃんたち、ビビリすぎなんだよ。」


提督「へ〜、ふ〜ん、ほ〜?」


摩耶「......なんだよ?」


提督「いや〜?さっきまで誰かが高雄と一緒に叫び声上げてたけど?」


摩耶「は!それあたしじゃねーよ!」


提督「誰も摩耶なんて言ってないんだが......でも摩耶の声だったよな?」


摩耶「んなわけねーだろ!」




『きゃぁぁぁぁぁ!!』




摩耶「......」


提督「プッククククク......」プルプルプルプル


提督「龍田......ナイス。」


龍田「どういたしまして〜。」


摩耶「うあああああ!そうだよ!あたしは幽霊が嫌いだよ!ばかやろー!」





天龍「そういや、提督の怖いものとかって何だ?てか、あんのか?」


提督「あるよ。」


7人「え!?」


提督「虫。」


7人「......無視?」


提督「違う。虫。」


高・愛・摩・天「「「「プックククククハハハハハハハハハ!!」」」」


提督「特にバッタ、クモ、コオロギ、キリギリスとか無理!」


五月雨「なんでですか?」


鳥海「ていうか、提督にも怖いものってあったんですね......」


提督「あの......どこに跳んでいくか分からない跳び方が嫌いなんだ。」


提督「しかもバッタにはとても辛いトラウマががががが......」ガクブル


龍田「ホントにダメなのね〜。」


五月雨「すごい怯えてますね......」





加賀さんは頑張ろうとしてドジっちゃうと思うの。そこがいい!





コンコンコンコン




提督「いいよー、入れ入れ。」


赤城「失礼します。」ガチャ


加賀「失礼します。」


提督「そんで?どうだった?」


赤城「お仕事の方に追加分がありましたから私に来ました。」


提督「お、ありがとさん。」


提督「加賀はどうしたんだ?」


加賀「明日が初めて秘書艦に付きますので私も手伝えることがあればと。」


提督「あぁ、なるほど。分かったよ。」


赤城「では、加賀さん。頑張りましょう!」


加賀「はい。頑張ります。」





提督「赤城、ファイリングしてあるアレを持ってきてくれ。」カリカリカリカリ


赤城「分かりました。では、あれも持ってきた方がいいですよね?」テキパキ


提督「いや、必要ないよ。昨日使う必要があったからそのここに置いてたんだ。」ヒラヒラ


赤城「では、取ってきますね。」


提督「すまんな。」




バタン




提督「......」カリカリカリカリ


加賀(一緒の空間に居れるのはいいのですけど...とてもいづらいわ......)


提督「ふぅ......」コキッコキッ


加賀「提督、休憩なされたらどうですか?」


提督「赤城が戻るまであと1、2分といったところだろうな。それとも赤城が来るまで待てないほど疲れてしまったか?」ニヤッ


加賀「あ......」カオマッカ


提督「冗談だよ。でも、恥ずかしがる加賀もかわいかったんだがな。」


加賀「か、かわ......///」ボン!




コンコンコンコン




提督「おう、赤城入れー。休憩すんぞ。」


赤城「戻りました。」ガチャ


赤城「では!休憩に!お菓子をたb......加賀さん?どうしたの?」


加賀「い、いえ。なんでも。」カオマッカ


提督「早速、休憩にしますかー。」





提督の設定につけ忘れてた赤城や加賀、大和型にも並ぶ大食らい属性





提督「さーて、本日の執務は終了しやした〜。」


加賀(私がいた意味があったのでしょうか......)


赤城「提督!お腹すきました!」


提督「そうだなー。俺も腹へったしなー。」チラッ


提督「おーし!焼肉食いに行くぞ!」


赤城「いいんですか!?」


提督「嫌だったらほかのところに行くぞ?」


赤城「焼肉がいいです!」


加賀「でも、いいんでしょうか?」


提督「あぁ、いいぞ。最近加賀は錬度上げの出撃に行かせっぱなしだったからな。」


提督「また、赤城も第一艦隊旗艦として頑張ってくれてるし。だからその労いとしてね。」


赤城「やった!一航戦!赤城!食べに行きます!」





提督「さぁ、食うぞ!」


赤城「赤城食べます!」キラキラ


加賀「いただきます......」


提督「......」


提督「加賀、元気出せよ。」


提督「分かってるよ?今日の仕事見て自分にできないのかもしれないと思ったんだろ?」


加賀「え?あ......はい。」


提督「そりゃあできなくて当たり前だ。赤城や五月雨とかと俺が『あれ』で言いたいことがわかるのは他の奴より長いこと秘書艦についてるからだ。」


加賀「......」


提督「でも、明日が初めてだろ?初めての奴に俺は『あれ』を持ってきてなんて言うつもりはないぞ?」


提督「だから落ち込む外なんてねーよ。」


加賀「分かりました。では、食べます。」キラキラ


提督「おう!」


赤城「提督!これ美味いですよ!」ガツガツ


加賀「これは......明日がんばれそうですね。」モグモグモグモグ


提督「おう。奢る甲斐があるってもんだな。」ガツガツ


提督「てか、いくら食っても太らないなんていう体質とかお前らいいな。」


赤城「こればかりは燃費の悪さに感謝してますね。」モグモグモグモグ


提督「俺はそれにとても苦しめられるがな。」


加賀「食べながら言うのもなんですけど...お金大丈夫ですか?」


提督「うん。てか、そんなことより食え食え。」


赤城「あ、すいませーん。ホルモン10人前、カルビ15人前にあとはタンを塩とタレ両方それぞれ10人前お願いしマース!」





店員「......108万8600円となります。」


提督「はいはいよー。」カードシャキーン


店員「ありがとうございましたー!」




カランカラン




赤城「さて、お腹も満たしましたし帰りましょうか」ニコッ


加賀「今日はありがとうございました。」ニコッ


提督「......」ボーッ


赤城「提督?」


加賀「どうしたのですか?」


提督「......ん?いや、お前たちが綺麗だなって。前から思ってたことなんだがな。」


提督「今日はいい日だ。特に恥ずかしがるかわいい加賀が見れたからな。」


赤城「......提督?そういうのは『私たち』以外には言わないでくださいね?」ダキツキッ


加賀「......ただでさえ顔がいいのですから。」ダキツキッ


提督「大丈夫だよ。もう開き直っちゃっし。お前たちを全員娶るって言ったからには護らなければならんしな。」


提督「まぁ、どのみちほかの奴なんて目に入らないと思うし、会う機会なんてないだろ。」クスッ


赤城「言ってることは誑しそのものですね、提督?」クスッ


加賀「でも、ずっとついていきますよ?私たちを護ってくれる提督に。」クスッ


提督「五月雨が一番だけどな。」


赤城「もう!ここはそう言う事言っちゃダメなところですよ!」


加賀「提督、それは照れ隠しですか?」


提督「......よし!帰るぞ!」ダッ!


赤・加「あ、逃げた。」





仲が良すぎるのも考えものかもしれない





提督「利根ー。あれあるかー?」


利根「これのことか?」


提督「おー、それそれ。」


利根「褒めても良いぞ?」フンス


提督「んー、どうしよっかなー。」


利根「してくれないじゃと......くっ、こうなれば、ちくまー!」ピュー!


提督「あ!てめっ!こら、利根ぇ!お前それ毎回毎回やめろ!仕事しろダアホ!」





提督「おーい、利根ー。久しぶりに鳳翔のところに飯食いに行くか?」


利根「む?鳳翔のところか?いいぞ、では参ろうか。」


提督「おう。んじゃ、行きますかねー。」


利根「早くするのだ。」


提督「そういや、最近調子はどうだ?」


利根「特に変わったことなどはないの。」


利根「そんなことより改二はまだなのか?」


提督「このままのペースだと1月頃になるな〜。」


利根「1月じゃと!?何と言うことじゃ......くっ、こうなってしまっては...ちくまー!」ヒュン!


提督「あ!ちょっ、飯はどうすん......だ?」





利根「味方どうしでの演習か......チームは誰じゃ?」


赤城「私と......」


五月雨「私です!」


利根「おー、これなら勝てるな!」


赤城「分かりませんよ?相手は榛名さんに鳳翔さん、さらに川内ちゃんですから。」


利根「吾輩が勝利してみせるのじゃ!」




手動で決闘開始の宣言だ!決闘開始ィィ!→終了




赤城「なんとか勝てましたね......」キラキラ


五月雨「少し被弾しちゃいました。」キラキラ


利根「くそぅ、なぜ吾輩だけ喰らっておるのじゃ......」ボロッ


利根「くっ!そんな時には、ちくまー!」ダッ!





暁「利根さんって傍から見てると面白いと思うの。」


響「うん、分からないでもないよ。」


雷「どうして?」


電「分かるのです?」


暁「だって、ことあるごとに筑摩さんを呼ぶじゃない?」


雷「確かに毎回のごとくすごい勢いね。」


電「そう言うことなのですか......」苦笑


響「そう言えば、この前筑摩が隠れてたよ。」


暁「どうして?」


響「姉さんに成長して欲しいって。」


電「妹の筑摩さんの方がお姉さんなのです......」


雷「ホントねー。」





おまけ!





提督「あれ?筑摩?お前こんなところで何してんの?」


筑摩「利根姉さんから逃げてるんです。」


提督「あぁ...理解できてしまう自分がなんかやだな......」


筑摩「いつも、姉さんが迷惑かけてすいません。」


提督「大丈夫だよ。いい意味で慣れたから。」ニコッ


筑摩「あっ、姉さんの気配が!」


筑摩「すみません!逃げますので見なかったことにしてください。」ピュー!


提督「うん...頑張ってね。」





なんか月1ペースで風邪ひいてる。





提督「あだまいでぇ......」ズビー


加賀「大丈夫ですか?待っててください。」ピタッ


提督「んー?どうした?手を俺の額に当てて。」


加賀「......熱い...私の代謝でもここまで熱くなることはありませんよ?」


提督「え?俺風邪?」グワングワン


加賀「みたいですね。熱を測ってから寝ててください。」


提督「......ちなみにしごt加賀「ダメですよ。ゆっくり休んでいてください。」


提督「うぇぇ......」





加賀「38度8分......軍医さんもインフルエンザではないと言われましたし休めば良くなりますよ。」


提督「春にかかったときはきつかった...タミフルはみんなに止められたしもう一つの方はもともと喘息持ってた人は治ったとしても再発症する可能性が高いという理由で薬が飲めなかった......」


提督「てか、すまんな......最初の秘書艦の日に風邪引くなんて。」


加賀「大丈夫ですよ。今後またチャンスはあるわ。」ニコッ


提督「ごめん。ホントきつくなってきた......寝るわ。」ゴソゴソ


加賀「はい、お休みください。」


加賀「また後で食べ物などを持ってきますから。」


提督「ありがと......」




コンコンコンコン




加賀「あら?」


加賀「提督、食べ物をお持ちしまし......」


提督「Zzz......」スピー


加賀「ふふっ。いつもはキリッとしててかっこいい顔なのに寝てるときはかわいい顔をしてるのね。」


加賀「初めて会った時のことを思い出しますね......」





なんでこうなった......なぜ加賀が圧倒的ヒロイン力を発揮してるんだ





コンコンコンコン




提督「いいぞ〜。入っちゃって〜。」


五月雨「失礼します」ガチャ


提督「ん?そちらの姉ちゃんは?」


五月雨「姉ちゃんって......っと、新しく着任した加賀さんです。」


提督「ん、分かった。じゃあ、自己紹介してもらっていいか?」


加賀「航空母艦、加賀です。あなたが私の提督なのですね。それなりに期待はしているわ。」


提督「よろしく。」


提督「そうだな...では、この後君の力を見たい。早速で悪いんだが準備してもらってもいいか?」


加賀「『ご命令とあらば』」


提督「」ピクッ


五月雨「......では、鳳翔さん、赤城さん、蒼龍さん、翔鶴さん、龍驤さんにお願いしてきますね?」


提督「いや、鳳翔だけでいいよ〜。」


五月雨「分かりました。」





鳳翔「失礼します。」ガチャ


五月雨「ただ今戻りました。」


提督「おう。おつかれさん。」


提督「鳳翔、悪いな。後で食べに行っていい?」


鳳翔「最近来てくれませんね。」クスッ


提督「いや〜、用事が入っちまって。」


加賀(何でしょうか、この軽率な男は。しかも今は仕事の時間でしょう。)


提督「それでは、鳳翔と演習を行なってもらう。」


鳳翔「お願いしますね。」クスッ


加賀「ええ、お願いします。」





提督「よし、双方位置についたな?カウントを始めようか。」


提督「10...9...8......1...始め!」


加賀「一航戦、出撃します。」ヒュンヒュンヒュンヒュン


加賀(相手は鳳翔さん......大先輩だけど今は関係ないわ。大丈夫。鎧袖一触よ。心配いらないわ。)


鳳翔「風向き...良し!航空部隊、発艦!」ヒュンヒュン




ボボボボボボボ!




鳳翔「本気でかかってきなさい。」ヒュンヒュン


加賀「!!」


加賀(...数では勝っている筈です...一機一機の練度の違い......では、作戦を変えて2方向から)


鳳翔「そちらには行かせませんよ!」




ボボボボボボボ!




鳳翔「先ほど出した私の航空機見てませんでしたね。」


加賀「......え?」


鳳翔「策に掛けたと思っていたら掛けられたのですよ。」




ブゥウウウゥゥゥウン


ドゴォォォォォォ......




加賀「...かはっ!」





提督「勝負あったな。ここからが大変だなぁ......」


五月雨「何とかなりますよ。」


提督「手伝ってよ?」


五月雨「当たり前ですよ。提督のためなら。」


提督「うれしいね〜。」





この手の話は幾つか思い浮かんじゃうんだよ......赦して





コンコンコンコン




提督「どぞどぞ、入りたもうれ。」パラパラパラパラ


加賀「失礼します」ガチャ


提督「んぉ?加賀じゃねーか。」


提督「......そうだ!加賀、外に出よう。うん、そうしようそうしよう。な!」


加賀「......なぜですか?」


提督「遊ぶため!」ドーン!


加賀「この際仕事は横に置いておくとして......」メガシラオサエ


提督「なんぞや?」


加賀「私は......」


提督「兵器なのですが......ってか?」ピクッ


加賀「......そうです。」


提督「......」イラッ


提督「そんなもん俺には関係ない。行くぞ!」ガシッ!


加賀「ちょっと、離してください。」


提督「離したら逃げられる。だから無理!」


加賀「......」ムッ


加賀(本当にムカつきますね、この男は。)





提督「暑い......そういや夏だった......腹へった......」


加賀「......」


提督「腹減ってねーか?」


加賀「......」


提督「......おい、加賀。」


加賀「......はい。何でしょうか?」


提督「何か返事くらいしてよ。」


加賀「......はい。」


提督「何食う?」


加賀「......何でも。」


提督「...ハァ......」タメイキ





提督「結局感じで今日が終わっちまった......」


五月雨「えぇ......」


鳳翔「辛くないですか?」


提督「めちゃくちゃ辛いよ。何となんねーかなぁ。」


五月雨「ま、まぁ、何とかなりますよ。」


提督「なんかこう...次の日になったら急に人が変わったみたいに......」


鳳翔「もはや別人では......」





このシリーズの名前何にしような





赤城「提督。」


提督「どうした?」


赤城「明日の出撃メンバーはどのようにしましょうか。」


提督「んー、明日は加賀は確定なー。」


赤城「了解しました。」


提督「赤城や。蒼龍、翔鶴もよろしく頼むわ。」


赤城「あとの2人はどうしますか?榛名さんと鳳翔さんは非番となっています。五月雨ちゃんは執務のお手伝いをしてもらいますし......」


提督「川内と利根ならいないぞ。遠征に出させた。何か企んでるっぽいから。俺に。」


赤城「提督に!?」




翌日 出撃中




提督「んぁ?」ピクッ


蒼龍「どうしました?そろそろ発艦しますが......」


加賀「蒼龍、放っておきましょう。」


提督「待て!加賀、7時の方向5000先に偵察機とともに出した艦爆機で攻撃しろ!」


加賀「はぁ......そこに何があるというのですか?」


提督「早くしろぉ!くそっ、もう遅いよけろ!」


翔鶴「私がおこないま......加賀先輩!危ない!」


加賀「!?」


加賀(なぜ......?いつの間に接近されていたの?戦艦相手に......こんな......)


赤城「加賀さん!」


提督「くっそがァ!」ダン!




ボガアァァァァァァン!


シュウウゥゥゥゥゥゥ......


加賀「...痛く......ない?」


加賀(外れたのかしら?でも、よか......あら?あの男の指揮が出ない......いったい何をしてるのかしら。)クルッ


赤城「提督!そんな体じゃ......」


提督「っくぅ......結構来るモノがあるな......ハァ......ハァ......加賀...だいじょ...ぶか?」


加賀「......あ...」


提督「赤城、目の前の敵を片付けて逃げろ......」バチャン


赤城「分かりました。」


蒼龍「赤城さん!指示をお願いします!」


赤城「みなさん、まず余裕を作るために艦爆で一掃して下さい!艦載機の相手は艦攻でお願いします!」


翔鶴「私は艦攻を出します!」


赤城「加賀さん!何してるんですか!?早くしてください!」


加賀「あ......あぁ......」


蒼龍「赤城さん!そろそろできそうです!」


翔鶴「逃げる準備をしてください!」


赤城「全速力で戻ります。私も含めて艦載機を出したまま周囲に細心の注意を払ってください!」





五月雨「みなさん、ご苦労様です。」


赤城「五月雨ちゃん!それどころではありません!早く医務室へ!提督を運ばないと行けません!」


五月雨「......えっ?」





そうだ『着任当時の艦娘』シリーズにしようかな





五月雨「......」カリカリカリカリ


鳳翔「五月雨ちゃん?あまり根を詰めすぎると体に毒ですよ?」


五月雨「え?......あ、もうこんな時間なんですね......」


鳳翔「提督は大丈夫って話じゃないですか。」


五月雨「それでも目を覚ました時に少しでも負担を減らしておこうかと......」


鳳翔「駄目ですよ?それで五月雨ちゃんが倒れたら1番責任を感じるのは提督なんですから。」


五月雨「......それもそうですね。休みます。」




ダダダダダダダダダダ!


ガチャ!




夕張「五月雨ちゃん!提督の目が覚めたわ!」


五月雨「!」


五月雨「すぐ行きます!」タッ!





五月雨「提督!」ガチャ!


提督「んぉ?」モッチャモッチャ


五月雨「大丈夫ですか!?心配したんですよ!?」ダキッ!


提督「ん...んぐ。」ゴクン


提督「大丈夫だよ?心配かけさせてすまんかったな。」ナデナデ


五月雨「はぅ......///」


提督「加賀を......呼んでくれるか?」


五月雨「分かりました。」





加賀「......失礼します。」


提督「よぉ、お前は残念かもしれんが死ねんかったわ。」


加賀「っ......」


提督「っと、嫌味はここまでにしようか。さて、加賀。俺にいうことは何かあるんじゃないか?」


加賀「もうしわけ......ありませんでした......」


提督「ハァ......ちげーよ。」


加賀「えっ?」


提督「俺が欲しいのはそんな言葉じゃねー。」


加賀「なら、どのような形で謝罪を提督「謝罪じゃねーよ。」


加賀「......」


提督「礼だよ。お礼。」


加賀「あっ......」


提督「お前はいらなかったかもしれんが俺はお前を失いたくなかった。だからかばった。そしてお前は助かった。それが意図した結果かどうかは問題じゃない。この時に言うことは1つだ。」


提督「謝罪でも何でもない。本気で思ってなくていい。建前だけでもいい。お礼を言ってもらいたい。こう思うのが普通のことだ。」


加賀「でも......」


提督「でもじゃねーよ。お前はもう俺の、いや、俺たちの仲間だ。家族だ。ここの鎮守府に来たのが運の尽きだ。誰も兵器扱いなんてしねーよ。」


加賀「......あなたは大馬鹿者ですね。」クスッ


提督「踊るならバカより大バカの方が楽しいだろ?」ニヤッ


加賀「でも、ありがとうございました。私もどこかで焦っていたのかもしれません。」


提督「やっとお礼を言ってくれたね。てか、笑顔めちゃくちゃかわいいじゃん。なんでもっとそうしないの?」


加賀「な......かわ///」


提督「もったいねーな。ちゃんと撮れてるかなー。」ゴソゴソ


加賀「えっ?」


提督「おっ、あったあった。」カチャカチャ


提督「......この笑顔眼福もんですわ。」ジー


加賀「......」プルプル


加賀「沈んでください!」ブン!


提督「ごふぁ!」ゴン!


加賀「ハァ......ハァ......」フー!フー!


加賀「...あ......」





赤城「心配いらなそうですね。」


五月雨「よかったですね。」


赤城「加賀さん気付きませんでしたねー。」


五月雨「そうですねー。提督きっと保存しちゃってますよ。」





提督「ククク......こんな事もあろうかと予備があるのですよ。」





食べることが大好きな自分としては甘いものは別腹は本当のことだと思う。内臓の構造的にもう1つ甘い物専用の





提督「ん〜、いいねぇ...痺れるねぇ。」ウキウキ


提督「この甘さ、この加減の良さがわかる塩気。このレシピが今までで一番いいチョコレートブラウニーだな。」


提督「じゃあ...こっちのクッキーはどうだろうか...プレーンにプリン、チョコチップ......んー、もう少しバターを減らした方が良かったか?」


提督「55gくらい入れたから43~47gくらいがちょうといいかな。」


提督「さてっと、こっちのドーナツはどうだろうか......」


提督「うん。見た目もいい。それに匂いも!味は苺にカスタードにクリーム、更にはチョコレート、抹茶!きなこ!どれをとっても完璧だ!」


提督「っと、でも手に付きやすいな......」ペロッ


提督「うん、満足だ。まさに一本○足バーだ。つっても一本じゃ足んねーし、あまりおしくないから満足しないけどね!」




ガチャ




間宮「ただい......あら?」


伊良湖「どうしました?あら?」


提督「よっ。おかえりー。」


間宮「提督?どうしたのですか?」


伊良湖「何か御用でもありますか?」


提督「いやね、君たち二人から頼まれてたおやつの新メニューの開発?考案?みたいなやつ。」


提督「レシピはこの通りだ。」テワタシ




ズラアァァァァァアァァア




間宮「よくもまぁ、ここまで細かくかけますね......」


提督「そりゃ元々自分が食べようとしてたものだからな。」


伊良湖「なんか...こう...給糧艦の私たちの存在意義に関わってきますよ?」


提督「あっ、そうだ。余ってるんだよ。良かったら食べてみねーか?」


間宮「良いんですか?」


伊良湖「頂いても?」


提督「素直な感想宜しくお願い。」


間・伊「......」ゴクッ


間宮(この、各々の香り...チョコレートからの匂いからは焼き加減が一番いいことを示してる......クッキーからはバターのいい匂い...さらにはドーナツからも......)


伊良湖(この見た目からも美味しいということが分かってしまいます......)


間・伊「い......いただきます。」パクッ


間・伊「......」ゴクン


間宮「...うますぎます......!」ポロポロ


提督「な...なぜ泣く!?」


伊良湖「ふぇ〜ん」ボロボロ


提督「お前までも!?」


間・伊「美味しすぎます〜。」ボロボロ


提督「それのどこになく必要がある!?」


間宮「お義父さん!このレシピさんをください!」


伊良湖「絶対幸せにしてみます!」


提督「ん?あれ?どゆこと?どゆこと!?俺、お義父さん!?」


間・伊「「お義父さん!!」」


提督「分かったよ!レシピやるよ!てか、もともとお前たち2人にやるつもりだったって言っただろうが!」


間・伊「「ありがとうございます!お義父さん!」」


提督「あれ!?まだ続くのその設定!」




ワーキャーワーキャー




子日「新しい遊びかなー?それともおままごとかな?」


若葉「確かに楽しそうではあるな......」


初霜「混じりたいです。」


初春「こら!3人とも!あんな風になってはダメじゃ。大人のおままごととかドロドロにしかならんじゃろうが!」


子日「何げにひどくないですか?初春姉さん。」





久し振りにするとめっちゃハマるゲームがたまにある





提督たち買い物中......




提督「んお?」


夕張「どうしたんですか?」


明石「あっ」


夕張「明石さんも...どうしたんですか?」


提督「おい、これ見てみろよ。ぺー○ーマ○オだー。めっちゃ懐かしい」


明石「こっちにはピ○ミンですよ!」


夕張「あー、そういう...あら?これは......」


提督「ん?お前も見つけたのか?どれどれ?」


夕張「はい!これ見てくださいよ!私も前なくしたやつなんですけど東方地○殿が!」


提督「おー、それさぁ、個人的には1、2番を争うレベルで難しいと思う。」


明石「ホントですよねー、なんかノーマルが他のノーマルじゃなくてハードより少し下って感じですよね。」


夕張「やったことあるんですか?」


提・明「「そりゃもちろん(です)!」」


夕張「話が分かってるじゃないですか!」


提督「さーて、他にいいゲームがないかなー。探してこようかなー。」


明石「私も行きます!」


夕張「私もお供します!」





提督「うおぉ!桃○じゃん!しかもこれだいぶ前のやつ......」


明石「カー○ィのエア○イドもあります......」


夕張「うわ!サ○ゲッ○ュとかも......」


提督「ボン○ーマンも......」


明石「ロッ○マンも久しぶりに......」


夕張「バイオ○ザードが......」


提督「ラチェッ○......」


明石「ファイナルファンタジーのⅠのオリジナル版......」


夕張「スーパーロボット大戦......」





提督「めちゃくちゃ買ったな......」


明石「いやー、何と言うか昔やってたゲームを見るとさ、久し振りにしたくなりますよねー。」


夕張「ホントにいい買い物ができたわー。」


提督「ん?」


明石「どうしました?」


提督「なんか忘れてる気がしてね......」


夕張「なんかありましたっけ?」


提督「覚えてねーわ。」


提督「まぁ、帰りますか。」


明石「そう言えば、提督の買ってたゲーム面白そうですねー。」


夕張「なんか新しいやつも買っちゃいましたからみんなでやります?」


提督「おー、いいねー。そうするか。」




キャッキャッ ワイワイ




鳳翔「......で?頼まれてた買い物を忘れてしまったと?」ゴゴゴゴゴゴゴゴ......


提督「はい。本当にこの度は申し訳なく思っており心から深く謝罪申し上げます。」ビクビク


間宮「提督?顔を上げてください。」ニコッ


提督「はい。」カオアゲ


鳳・間「「1週間、1人で食事当番お願いします。」」


提督「はい......え?ちょっ!それはm......」


鳳・間「「返事は?」」ゴゴゴゴゴゴゴゴ......


提督「は、はいぃ!すんまっせんしたー!」





伊良湖「......あの2人は絶対に怒らせてはならないです......」ガクブル





おまけ





提督「はいはい!ほーい!」サッサッ ガタガタ


<テートクノリョウリスゴクウマイヨー!


<ハウゥ、シアワセデスゥ......


<イチリュウシェフドコロジャナイトカ......


<テイウカ、オトコノヒトデココマデツクレルノ?


提督「ほいさっさー!出来上がりー!」ガチャガチャ ジャー


提督「うん!このレシピはみんなにウケがいい!明日は何作ろうかな~。」ウキウキ ワクワク





鳳翔「......間宮さん。」


間宮「......多分言いたいこと同じですよね。」


鳳翔「失敗でしたね......」


間宮「忘れてましたね......」


鳳翔「提督はお菓子を主に作りましけど......」


間宮「本来は料理の方が専門だと......」


鳳・間「「......せーの」」


鳳・間「「罰になってない!」」





伊良湖「あっ、提督幸せそうな顔しました。というより、本当に美味しいです。」





最近急に寒くなってきたから鍋率増加。めっちゃ美味しく感じるし飽きないからずっと続けばいいのに





鳳翔「ふー、寒いですねー。」ヌクヌク


五月雨「はいぃ......最近急に寒くなってきましたから、準備できてませんでしたよぉ......」ヌクヌク


川内「マフラーはあるけど肩出てて寒いんだよね...那珂は『アイドルは風邪ひかないよ?』なんて言いながら熱出しちゃったし......」ヌクヌク


利根「吾輩は筑摩が編んでくれた手袋があるのでな!」ヌクヌク


榛名「私たち姉妹も肩出てますからね...隙間から風が入り込んでくると寒いです......」ヌクヌク


赤城「提督は冬の間は出撃を減らすと言っていましたから助かりますね。艦載機を出すとき悴んで辛いんですよねぇ......」ヌクヌク


鳳翔「もうそろそろしたら鍋の準備でも始めましょうか。」


五月雨「いいですねー!何鍋にします?」


赤城「鍋ですか!?それなら全部いただきます!」


川内「やみなb利根「却下じゃ。」


川内「えー、なんでさー。」


利根「前に一度川内たちと私たち2人の5人でやったとき大変な目にあったじゃろ!忘れたとは言わせんぞ!」


榛名「カレー鍋というのはいかがでしょうか。」


赤城「おでんもいい......いや、しかししゃぶしゃぶというのも捨て難い......榛名さんのカレー鍋というのもこれまた......」


鳳翔「みなさん、今日は提督と一緒に食べましょうか。」


川内「提督も一緒食べるのかー、いいよねー、冬の鍋はさー。団欒って感じで。」


五月雨「傍から見れば私たち家族ですよね。人数多いですけど。」


利根「そうじゃな。もちろん吾輩が一番上なのじゃ。」


五月雨「赤城さんですね。」


利根「はぅ!!」


五月雨「榛名さんが次女、3女が利根さん。私の上が川内さんで最後にお母さんは鳳翔さんです!」


榛名「楽しそうですね...そういう家族。」


鳳翔「......」


川内「どうしたの?鳳翔さん。」


鳳翔「それでは、その方向で提督と一緒に食べましょうか。」


赤城「はい?何の話ですか?」


五月雨「赤城さんは長女役ということです。もちろんお父さんは提督です!」


川内「本来は五月雨ちゃんが本妻だけど私たちもそれ以外に比べれば一番それだからねー。」


赤城「おもしろそうですね。やってみましょう!」


鳳翔「はいはい、では、鍋の準備と致しましょうか。」クスッ





鍋はいいよねー、鍋はさ。あれ?鍋の中で何かが......という状況になったことがある





居酒屋 鳳翔


ガラガラガラ




提督「すまんな。少し遅れてしまった。」


鳳翔「あら?あなた、お帰りなさい。」ニコッ


鳳翔「ご飯にします?お風呂にします?それとも......ふふっ、冗談ですよ。」クスッ


赤城「お父さーん、お帰りなさーい。お仕事どうだった?」


提督「......」ポカーン


利根「む?父よ、帰っておったのか。早くしないと夕食が冷めてしまう。早く座るのじゃ。」


榛名「お父様、お帰りなさい。今日のお夕食はお鍋のようですよ。榛名、楽しみです。」


川内「あっ、父さんだー。早くー。ご飯食べようよー。」


五月雨「あっ、おとうさーん!」ダキッ


提督「......うおっ!?」ビクッ


五月雨「あはは、変なおとーさん。早く食べよー。」グイグイ


鳳翔「あなた、早く食べましょうか。」クスッ


提督「えっ?あ、あぁ......うん。」


鳳翔「いただきます。」


赤・榛・利・川・五「いただきまーす。」


提督「いただきます......」


提督(...どういうことだ......?なぜ急に家族のような会話に?俺は何もしていない。何もしていない筈なのに......なんだ?何なんだ一体ぃぃぃぃ!)


<サミダレー、ソコノオタマトッテー


<センダイオネエチャンドウゾー


<トネチャン、ソレワタシガソダテテタオニクデスヨ


<カンケイナイノジャ


<トネ、サッキモアカギネエサマノヲトリマシタヨネ


<コラ、フタリトモ?クイイジヲハッタラダメデスヨ?


<ハーイ


提督(何がとうして何なんだぁぁぁ!?)





提督(結局...何がなんだか分からずじまいだった......)


鳳翔「あなた、今日はお疲れのようですね。いつも頑張ってらっしゃるのですから少しくらいお休みになってもいいのですよ?」


提督「......なぁ。」


鳳翔「どうしました?」


提督「お、俺、お前たちに何かしてしまったか?な、なぜ急に家族のような感じに......」


提督「鳳翔?」


鳳翔「...プッ......」プルプル


提督「......」ポカーン


鳳翔「すいません。我慢できなくてつい......」


提督「演技......だよな?」


鳳翔「そうですよ?」




ドタドタドタドタ




五月雨「あっ、鳳翔さん。ネタバレしちゃいました?」


鳳翔「はい。今してるところですよ。」クスッ


提督「...ハァ......良かった。最初めちゃくちゃ驚いたんだぞ......」


川内「ごめんねー。いやー、おもしろそうだったからつい、ね。」


利根「何げに楽しかったの。」


榛名「そうですねー。みんなで食べるお鍋...美味しかったです。」


赤城「提督のレアなポカーンとした顔も見れましたね。」クスッ


提督「うえぇ......みんなして俺をからかいやがって。」


鳳翔「でも楽しかったですね......また、やりましょうか。」クスッ


提督「えぇ...またやんのぉ?」





最近、空耳が多い気がする。エクゾディアがウィキペディアって感じで





伊58(以降ゴーヤ)「強くなりたいよ!」


提督「...え?何?BL○ACHの作者?作者に強くなって欲しいの?メンタル面的な?」


伊19(以降イク)「週刊少年ジャ○プの久○帯人じゃないのね。」


提督「聞き間違えたか?」


伊168(以降イムヤ)「当たり前じゃない。っていうか、何よ『強く久保○人』って。」


提督「いや...俺に聞かれても......」


ゴーヤ「でもなんか似てるでち......」


イク「全く思わないのね......」


提督「...前からよぉ...」


イムヤ「ん?」


提督「思ってたんだけど......」


ゴーヤ「そんな...『想っている』だなんて......嬉しいでち......」


提督「ん?ニュアンス違くね?」


提督「ってそうそう、イクの話し方ってあれを思い出させるんだよ。えっと...遊戯王がGX時代の...ク...クロ...あれ?ス何とか?」


イムヤ「あー、何となく分かるわ。」


イク「あの変なカタコト喋りのヤツ!?」


提督「そうそう。」


イク「イヤなのね!」


ゴーヤ「それが問題なのに......」


イムヤ「でも、1ターンか2ターンで古代の機械巨人(アンティーク・ギア・ゴーレム)出したのはすごいと思うわ。」


提督「だよな。しかも効果何げにめっちゃいいっていう。っていうか、持ってた。」


イク「でも、1話で十代に負けてるからイヤなノーネ!」


提督「それ狙ってねーか?」


ゴーヤ「そんなことより!」ガタッ!


提督「うおっ!?」


提督「何?何なんだよ?」


ゴーヤ「強くなりたいよ!」


提督「...え?強く久○帯人?」


イムヤ「それもういいから。」





史実でそう言われることがあるのは分かるけど異名多過ぎ





天龍「ん?あれは......」


龍田「天龍ちゃーん、どうしたの〜?」


天龍「いや...あれだよ。」ユビサシ


龍田「あら?綾波ちゃんと...夕立ちゃん?あら〜?今度は雪風ちゃんと青葉ちゃんも来たわね〜。」


天龍「何の繋がりだ?あいつら仲良かったっけ?」


龍田「あらぁ〜?青葉ちゃんに嫉妬〜?」クスクス


天龍「んなわけねーだろ。ただ...珍しいと思ってな......」


龍田「大丈夫よ〜。私立天龍学園の生徒を誰も取ったりしないわよ〜。」


天龍「なんだそりゃ?っていうか俺より鳳翔学園じゃねーか?」


龍田「...そうね〜。母性ではあの人には誰も勝てないわ......」





天龍「......ってことがあってよ。」


提督「あぁ......あれか。」


龍田「提督は何か知ってるみたいね〜。教えてくれるの?」


提督「まぁ、口止めされてるわけでもねーし、聞かれたら答えるよ。」


天龍「へー、どんなんなんだ?」


龍田「私も気になるわね。」


提督「...『異名クラブ』なるものらしいぞ......」


天・田「......は?」


提督「やっぱそういう反応するよな。」


提督「俺も最初そうなった。」


天龍「......なんか分かった気がする。」


龍田「何を目的に活動する組織かしら。」


天龍「ていうか、メンツの異名ホラーじゃね?」


提督「...だよね。」


龍田「『鬼』に『悪夢』に『死神』に『オオカミ』...完全にホラーね。映画が作れるんじゃないかしら。」


提督「内容薄そうだな。」


提督「まぁ、ただ単に遊んだりだべったりするだけらしいぞ。」


天龍「やってること普通のことじゃねーか。」


龍田「何か...期待して損したわ〜。」


提督「次は鳳翔を引き込もうとしてるらしい。」


天龍「は?なんでまた鳳翔さんを誘うんだ?」


龍田「理由は分かってるの?」


提督「うん。『お艦』という異名を用いて引き込むらしいぜ。」


天龍「だいぶ力技だな!」


龍田「いきなりホラー要素がなくなってマイルドになったわね......」


提督「...天龍もなんか作れば?」


天龍「ヤだよ。」





ご都合主義ってすごいよね。物理的な問題とか科学(化学)的な問題をガン無視だから





島風「提督ー。」


提督「島風と雪風か。どうしたんだ?」


島風「秒速500kmで走ってみたいって話になって。」


雪風「雪風も走ってみたいです!」


綾波「それは無理なのでは......」


提督「無理だな。」


敷波「だよねー。」


朧「理由......分かるの?」


島風「えー!?できないの!?なんでなんでー。」


雪風「雪風は速くなりたいです!」


曙「ていうか、そんなに速く走ると目で物が追えないでしょうが。」


漣「ありゃ?ボノボがまともなこと言ってる。」


曙「誰がチンパンジーよ!」


潮「...ぷふっ...ほ、ホントだね。」プルプル


曙「ちょっ!潮まで!」


提督「んー、まあ、理由は簡単だよ。」


綾波「そうなんですか?」


敷波「簡単に説明がつくってさ。諦めなよ。」


島風「嫌だよー!」ブーブー


雪風「理由を聞いて納得したら諦めます!」


朧「強情だねぇ。」


提督「うん。まあ、そうだな。まず、物体が秒速500kmを超えると理論上ではブラックホールが生成される。」


曙「...えっ?」


提督「と言っても、まぁ、その前に物体が一瞬で消滅しちゃうんだけどね。耐えられなくて。」


漣「え?」


提督「でも、相対性理論を用いた話しだとブラックホールが生成されるという結果だよ。ブラックホールは次元の穴。すなわち異次元の穴。」


潮「え?」


提督「因みにこの異次元。ブラックホールはこの世界、いや、地球上の物理的エネルギーとは全く異なるエネルギーがあるとされる。その代表的な例が未元物質、またの名をダークマターという。」


綾波「え?」


提督「ダークマターが発見された経緯?はブラックホールの生成実験の時に短い時間だったのだが物理的なエネルギーを無視するという結果が出たという。」


敷波「え?」


提督「そうそう、宇宙の話と速さの話で思い出したけどさ、双子のパラドックスというのがあってだな、まぁ、簡単に言うと老化を実験したものだ。」


綾・敷・朧・曙・漣・潮「は?」


提督「この双子のパラドックスというのは片方がロケットに乗って宇宙へ行く。もう片方は地球に残る。それぞれの老化の問題なんだ。結論から言うと、ロケットに乗って宇宙に行った方が地球に残った片割れより老化は進まい。理由はこれも相対性理論なんだが特殊か一般かは忘れたけどね。これは速く動く物体はそれに対する時の流れが遅くなる。そしてある一定以上の速さに達するとその物体の持つ時間と言う概念は止まる。これはその時間という概念の中に閉じ込められてしまうというわけだ。」ペラペラ


島風「......」ガクガクブルブル


雪風「......」ガクガクブルブル


提督「そういえば、特殊相対性理論を応用とした兵器開発もあったみたいだがあれはムリだろうな。質量を直接エネルギーに変換する方法らしいがそれはアインシュタイン公式通りにいけばの話だけど。それが成功してしまえば世界の軍事バランスの崩壊だな。海水の一粒の雫でさえ軍艦を丸々飲み込むレベルの大きさの爆発が起きるしね。1kgの質量を対象にしてしまったら地球上にもうひとつの太陽ができてしまう。さらにいえば水素爆発を起こしてしまったり」あーだこーだ


島風「あー、お花畑だー。」死んだ目


雪風「綺麗な川ですねー」死んだ目


綾波「提督!止まってください!島風ちゃんと雪風ちゃんが!」


敷波「誰かぁ!この2人をこの世界に連れ戻してぇ!」





日本語は世界で2番難しいらしい。ということは日本人は頭がいい!因みに1番はドイツ語だった気がする





金剛「Hey!テートクゥ!」


提督「ん?どないした?っと、書類を持ってきたのか。」


金剛「Yes!テートクと少しでも長くいるためネー。」


提督「ていうか、随分と早いな。俺がお前に私のはついさっきだろう?」


金剛「高速戦艦の力とテートクへの愛の力ですヨー。」


提督「高速戦艦っスゲー。」


提督「うーん...ん?ひのふのみの......5、6ヶ所間違ってるよ。ほらー、杜撰な書き方してるからー。」


金剛「えー?本当デスカー?」


提督「しょうも無いことで嘘ついて俺に何の利益があんだよ......」


金剛「あっ...本当デース。」


提督「早いことはいいことだが雑にするのはよくねーぞ?」


金剛「解りマシター。」


提督「でも、まぁ、日本語は難しいしな。」


金剛「本当デース。よく分からなくなるネー。」


提督「ん?例えば?」


金剛「まぎわらしいと紛らわしい。」


提督「あー、なるほどねぇ...分からなくはないな。」


提督「他には何があるかねぇ......」


金剛「暁と曙デース。」


提督「ん?え?」


提督「...あぁ、そう言うことか。確か英語ではどちらも『Daybreak』なんだっけ?」


金剛「イエース!よく解りマシタネー。」


提督「まぁな。」


金剛「んー、他はガンダ○ロボとカンタ○ロボ。」


提督「ガ○ダムとクレ○ンし○ちゃんね。」


金剛「ウナギのゼリーとウナギの寒天寄せ。」


提督「イギリス人には失礼だけどさウナギのゼリー超臭い。まずい。」


提督「ていうか、関係ないじゃん!」


金剛「プー○んとカーネル。」


提督「名前が『サンダース』ね。ってだから日本語関係ないじゃん!?」


金剛「それともう一つ疑問がありマース。」


提督「......何?」


金剛「女の子がトイレに行く時に『お花を摘みに行ってくる』って言うケドサー。男の人のって何かあったりするんデース?」


提督「いや、知らんよ。」


金剛「男らしさを醸し出しつつ下世話なことは言わない......んむむ...難しいデース。」


提督「無駄なことで頭を回転させてどうすんだよ...早く間違い修正してよ。」


金剛「No problem!だい↓じょー↑ぶデース!」


提督「だい↓じょー↑ぶじゃねーよ。お前の頭の方がだい↓じょー↑ぶか?」


金剛「あっ、ひどいデース!」





人がやってると面白く感じるのとそうじゃないのがある。特にガンシューティングと太鼓の○人以外の音ゲーは面白く見える





ゲーセンにて




提督「うっし、お前らも各自で遊んで来い。俺もたくさん遊んでこよー。」スタコラスタコラ


球磨「クマー!いっぱい遊ぶクマー!」


多摩「あまりうるさいのは好きじゃないニャ。」


北上「あー、あれ楽しそう。」スタスタ


大井「あ、北上さん。あれもおもしろそうですね。」


木曾「あっ、ちょっ、おい!北上姉!大井姉!まっt......」


木曾「ハァ......ったくよぉ〜球磨姉と多摩姉は一緒に......」クルッ


木曾「」ポツーン


木曾「おいぃぃぃいい!」




提督「おっ?maimaiあんじゃん。」


提督「久し振りにやろうかな〜。」




提督選曲中......




提督「よし!この曲に決めたぜ。」


提督「よっ、ほっ、はっ、うおっ?!」


提督「うわぁ!あぶねぇ!」


提督「うおぉぉぉぉ...くっ、ふっ、ほい!」




提督プレイ終了後




提督「......キター!久し振りにフルコンボだドンwwwwww」


提督「まだまだ時間はある!まだできる!まだ始まったばかりだぁ!」





球磨「メダルゲームやるクマー。」


球磨「100円でいいクマ。」


球磨「クマ?この魚がいっぱいのスクリーンのやつおもしろいやつクマ。久しぶりにするクマ。」


球磨「魚のことは球磨に任せるクマー。必ず仕留めるクマ!」




球磨プレイ中......




球磨「やっぱり楽しいクマ。けど100円だから気を付けないといけないクマ......」


球磨「このタイミングクマ。」ガチャガチャ




ジャラジャラジャラジャラ




球磨「きたクマぁぁぁぁぁぁ!」


球磨「100円で儲かったクマァァァ!」





多摩「あまりうるさいゲームはしたくないニャ。」


多摩「あれは?......カーレース?」


多摩「やってみるニャ。」スワリスワリ




多摩プレイ中......




多摩「ニャ、遅いのニャ。この多摩にかかればお前たちみたいなグズでのろまな奴なんてすぐにこてんパンにできニャ。」


多摩「ニャッ!?あのクルマ早いのニャ...さすが全国対決ニャ。けど負けないニャ!」





北上「大井っちー、あれにしよー。」


大井「分かりました。では、やってみましょうか。」


北上「えっと...説明は......」


大井「この銃を画面に向けてトリガーを引く。」


北上「ゾンビに向けるんだね。」


大井「そして、画面両端に私たちのライフポイント、銃の弾数が表示されている、と......」


北上「弾は無限らしいね。銃を振ったら弾が塡装されるらしい。」


大井「それなら話が早いですね。」




少女たちプレイ中......




北上「あ、大井っちー、そっちに隠れてるのが見えたよー。」ズババババ


大井「北上さんの方に2体行きましたよ。」ズドドドド


北上「あいあーい。」ドンドン


大井「あら?もうラスボスですか?」


北上「おー、強そうだねー。」


大井「頑張りましょうか。」




少女たち「が」討伐中......




北上「あ、相手ゲージなくなったよ。相手の。」


大井「やりましたね!倒しましたよ!」キャッキャッ





木曾「......あいつら...今自分たちの周りにすごい人だかりができてるのに気付いていないのか?てか、みんな凄すぎだろ。」


木曾「全国レベルの奴らに連戦連勝......」


木曾「俺は大人しくしてるか......」


木曾「ん?クレーンゲームか......いいよなぁ。楽しいし。」


木曾「...ん?あの菓子は......限定品じゃねぇか!」


木曾「......よし!やるか。」




木曾プレイ中......




木曾「お?引っ掛かったぞ?おお、一回で取れた。」


木曾「まだまだ限定品のがあるな。まだまだできる余裕があるな。」ガチャガチャ


木曾「あれも欲しいしこれもいいなぁ。」ウィーン


木曾「よっしゃあ!2つ目ー!」




数時間後


ザワザワザワザワ......




提督「ん?今何時だ?」チラッ


提督「うお!?もうこんな時間か!」


提督「さっさと球磨型のみんなを探して帰りますかねぇ......」





人だかりとか人が多い場所とかホント無理





提督「なんだ?なんでこんなに人だかりが?」


提督「しかも俺の周りと......あと数ヶ所......」


提督「しゃあねぇか。行くとしますか。」


提督「おーい、お前らどこだー。」





球磨「クマ?今どこからか提督の声が聞こえたクマ。」


球磨「提督ー!ここクマー!」


提督「おぉ、やっと1人見つけた......」ギュウギュウ


球磨「ん...来たクマか。」


提督「ってお前すごいな......この人だかりの中心にいたのはお前かよ。」


球磨「クマ?...ほんとクマ......」


提督「俺のところにもあったわ......」


球磨「提督のところにもクマか?」


提督「うん......」


球磨「そういえば、探してるということはそろそろ帰るクマ?」


提督「まぁ、そうなるな。」


球磨「なら一緒に探すクマ。」


提督「そうだな。」


球磨「じゃあ、行くクマ。」


提督「ていうか、そのメダルどうするの?」


球磨「......換金制は?」


提督「パチンコじゃねぇよ。」





提督「さーて、次は誰かなー。」


球磨「多摩の匂いがするクマ。」クンクン


提督「ん?ホントだ。多摩がいる。」


提督「多摩ー。そこにいんだろー?帰んぞ。」


多摩「ニャ?」


多摩「もう帰るのニャ?」


提督「そんなところだ......」


多摩「どうしたのニャ?疲れてる感じがするニャ。」


球磨「人が多かったクマ。俺のところと球磨のところにも人だかりができてたがお前のところもだよ。」


多摩「...ほんとニャ......」


提督「次...探しに行くか。」





提督「ガンシューティングか......」


球磨「もうこれ誰たちか分かるクマ。」


提督「もう『たち』って言っちゃったしね。」


多摩「しかも、2人用ニャ。」


北上「んぁ?提督?ちょっと待っててー。」ドンドン


大井「もう少しかかりまーす。」ズドドドド


提督「え?周りうるせーのにこの声量を聞き取ったの?」


球磨「電探か何かつけてるクマか?」


多摩「我が妹ながら怖いニャ。」


提督「それお前らが言うか?匂いで分かるお前らが。」


球磨「それを言うなら提督もクマ。」


多摩「普通の人ならありえない距離から敵の数と艦種当てるニャ。」


提督「......」フイッ




数分後......




北上「ふー、終わった終わったー。」


大井「楽しかったですねー。」


提督「お前らのところにも人だかりが......」


北上「『も』ってことは提督も?」


球磨「球磨のところにもできてたクマ。」


多摩「多摩もニャ。」


大井「とても視線が不愉快でした。」イライラ


北上「次は木曾っちかー。」





提督「あいつのところ......菓子が人だかりがある中でも積み重なって見えるから分かるな。」


球磨「木曾はお菓子大好きクマ。」


多摩「提督と食べ歩きがしたいって言ってたニャ。」


提督「マジか。今度誘ってみよー。」


北上「うわぁ...しかも全部限定品だし。」


大井「昔から木曾は空間把握能力すごいですし。」


提督「おーい、木曾ー。帰んぞ。」


球磨「3秒以内に出てくるクマー。」


多摩「さもなくばお菓子全部貰うニャ。」


北上「うわぁ......これは恥ずかしい。」


大井「球磨姉さんと多摩姉さん......」


提督「...お前らも大概だけどね......」ボソッ


大井「はい?何か言いましたか?て・い・と・く?」


提督「...い、いえ......何もございません。」





木曾「おい!2人ともやめろよ!恥ずかしいんだぞ!」


球磨「知らないクマ。」


多摩「どうでもいいニャ。」


北上「そんなことより早く帰ろー。」


大井「久し振りに鳳翔さんの料理を食べようかしら。」


北上「いいねぇ。」


木曾「なんで誰も取り持ってくれないんだ......ただの末っ子いじめじゃねーか。」


提督「ドンマイ。」


提督「あーもう疲れた......人だかり多すぎ。ハゲるわ。」


球磨「疲れたクマ......」


木曾「ハァ......」





ネタ切れが起こっている。だからしんみりENDにしてみた





鎮守府内廊下




扶桑「あら、山城。提督を見かけなかったかしら......」


山城「扶桑姉さまもですか?」


扶桑「『も』ってことは山城も?」


山城「はい。全く、提督はどこで何しているのかしら。扶桑姉さまと私を待たせるなんて。」


扶桑「仕方ないわ。瑞雲を飛ばしましょうか。」カチャカチャ


山城「分かりました。では。」ガチャガチャ


扶桑「妖精さん。よろしくね?」


山城「頑張ってね。ここにいるから。」


妖精「リョーカイシマシタ!」





鎮守府内堤防




提督「......」ネコロガリ




ブロロロロロロロロロ......




提督「ん?あれは......扶桑と山城の瑞雲じゃねーか......」


提督「あ、しまった。」


提督「ここの場所を伝えるの忘れてたわ。悪いことしちまった......謝ろう。」





ブロロロロロロロロロ......




扶桑「お帰りなさい。どうだったかしら?」


山城「お帰り。ありがとうね。」


妖精「テイボウノトコロニイタヨ。」


妖精「ヒトリデネコロガッテタ。」


扶桑「分かったわ、ありがとう。休んでいてね。」


山城「姉様、向かいましょうか。」





扶桑「提督。どうしたんですか?」


山城「こんなところに呼び出して何です?早くしていただけませんか?寒いですよ。」


提督「寒いのは仕方ないとして......すまんな。場所を伝えてなくて。今さっき瑞雲が来たのを見てそのこと思い出したんだ。」


扶桑「......少し雰囲気が違いますね。」


山城「提督が寒くなる時期に毎年調子が変わることに関係あるんですか?」


提督「......まあな。」


扶桑「......」


山城「......」


提督「まま、座んなさいな。立ったままだと俺もなんか話しづらいわ。」


扶桑「失礼しますね。」スワリスワリ


山城「分かったわ。」スワリスワリ


扶桑「それで、理由とか...聞けたり......?」


提督「......なぁ、お前らはなぜ戦争とか争いが起こると思う?」





しんみりENDも難しい





扶桑「......」


山城「......」


提督「ん?分かりにくかったか?ならいいなおそ......」


扶桑「い、いえ、そう言う事ではなく。」


提督「そうか。」


扶桑「でも、なぜそのような質問を?」


提督「もう少しした時に色々あったからな。」


山城「私は......分からないです。」


提督「扶桑は?」


扶桑「何かの利益...でしょうか?とは言ったもののあまり分からないのですけど。」


提督「2人には失礼なことをいうが、だろうな。元々は戦うための『兵器』として生まれてしまったお前たち。けど俺たちはそういう扱いは良しととしていない。だからこそ聞いたんだ。」


扶桑(......『たち』?『俺たち』とはどういうことなのかしら......)


山城「......」


提督「では、答えだ。それは自体には答えはない。しかし、答えはある。」


扶桑「......」


山城「......どういう意味ですか?」


提督「これといった限定される理由はないが複数の理由があるということだ。」


提督「分かり易い例を挙げるなら宗教だ。自分たちの信じる流派、宗派、宗教では相手が悪いことをしている。なら自分たちが信じる神に変わって悪を蹴散らす。これは相手にも言えることだ。」


提督「この時点で宗教による『正義』は2つあることになる。また、扶桑は利益と答えたな。あらかた間違いではないだろう。それが原因で戦争が起こることもある。相手をねじ伏せたあとは利益しかないからな。」


扶桑「......」


山城「...提督の言っていることはもしかして深海棲艦との抗争のことですか?」


提督「聡いな。お前たちは頭がいい。だから聞いたんだ。」


扶桑「......」


山城「......」


提督「...なら深海棲艦たちは何を以て俺たちを悪、自分たちを正義としているのだろうか。」


扶桑「......そう言うことですか。」


山城「自分の仕事に自信が持てなくなったと?」


提督「自身などもともと持っていない。だが、この時期に色々ありすぎたせいで寒くなると悩んでしまうんだ。」


提督「恥ずかしいことだがな。」クスッ


扶桑「大丈夫です。私たちは2人は提督にずっとついていきます。たとえ島風よりもはるかに速い速度で前に進もうとも。」


山城「私たちは、提督のために頑張ります。提督があなただからこそがんばれます。頑張りたいと思えるのです。」


提督「嬉しいことを言ってくれるねぇ。」ニヤッ


扶桑「私たち2人を救ってくれたこのご恩。」ニコッ


山城「提督に一生ついていくことで返します。」ニコッ


提督「...ありがとう。」ニコッ


扶桑「その顔ですよ。」クスッ


提督「え?何が?」


山城「提督には悲しそうな顔とか似合わないって話よ。」


提督「ひっでえ......せっかくいい感じで終われそうだったのに。」


提督「でも、おかげで今年は大丈夫だよ。」ニカッ





自分は絶対に酔うタイプ





とある鎮守府の重巡洋艦寮一角




足柄「提督とお酒飲んでみたい!」


那智「うるさいぞ...急にどうしたんだ。」


妙高「ま、まあ落ち着きなさい。」


羽黒「提督とお酒ですか〜。楽しそうですね。」


足柄「ほら〜、羽黒だってこう言ってるじゃない。」


妙高「私たちはまだ何も言ってないけど。」


那智「まぁ、言うつもりではあったがな。」


羽黒「でも、大丈夫でしょうか?提督忙しくないでしょうか?」


足柄「大丈夫よ。多分明日の分でもやってるんじゃないかしら。」


足柄「それに〜、提督が酔った勢いで規制事実〜とか?」


那智「五月雨を筆頭にあいつらがいなくて助かった。利根がいたら死んでるが。」


妙高「今のは私たちの手でも救えないわ。」


羽黒「私はダンボールに隠れるレベルです......」


足柄「みんな薄情過ぎやしないかしら!」


足柄「しかも、羽黒に至ってはまともに隠れる気のないと思わせるピー○ウォー○ー!?」


足柄「なんてことなの......姉妹じゃない。」


妙高「でも、せっかく提督もお酒を飲める歳になったのですし飲んでみるのも良さそうね。」


那智「そうだな。どんな感じに酔うのかも見てみたい。」


羽黒「荒れたりするのかな......いじめてくれるかな?」ボソッ


足柄「あら!?今度は言い出した私を差し置いて話が盛り上がってる!」


妙高「じゃあ、行きましょうか。」スクッ


那智「そうだな。」スック


羽黒「はい。」サッ


足柄「あれ!?私置いていかれるの!?」





コンコンコンコン




提督「ん?どげんした?」


妙高「失礼しますね。」ガチャ


那智「失礼する。」


足柄「失礼するわね。」


羽黒「し、失礼しますね......」


提督「んぉ?揃いも揃ってどうした。」


妙高「提督とお酒を一緒しようかと。」


提督「え?何も聞いてないぞ?」


那智「まぁ、言ってないしな。」


足柄「どうせ提督のことだろうから明日の分の仕事でもしてるんだろうと思ってね。」


羽黒「だ、ダメでしたでしょうか?」


提督「...まぁ、いいけどさ......」


提督「今度から言ってくれよ。言いだしっぺはどうせ足柄だろ?」


妙高「よく分かりましたね。」


提督「わかったも何もアル中は足柄だけだろ?」


足柄「ちょっ、しつれいじゃない!?アル中じゃないわよ!」


那智「なんだ。違ったのか。」


足柄「那智姉さんまで......」


羽黒「あははは......」


提督「ほい、じゃあ準備しますよ〜。」





提督「ん〜、美味しいね。」


妙高「あら、意外。」


提督「何がだ?」


妙高「飲み始めはだいたいの人が苦いとか言うのですけど......」


那智「確かにそうだな。」


足柄「私は飲み慣れるまで時間がかかったわ。」


羽黒「私もです。」


提督「そうなのか?あまり苦いとは感じないが......」


足柄「まぁ、いいわ。今日はお酒を飲みながら提督に色々なことを聞いていきましょうか。」


提督「それが目的たと思ったよ。」




1時間後




足柄「あひゃひゃひゃひゃ。」


妙高「飲む勢いが早いと注意したのですけどね......」


那智「いつものことだろう。」


羽黒「足柄姉さんも学習すればいいのですけど......」


妙高「ムリよ。ムリムリ。」


提督「ひでくね?」


那智「それよりさっきの話の続きだ。」


足柄「そうよ!まだまだ話は終わってないわ!」


提督「まだ続くの?」


足柄「当たり前じゃない!」


提督「ハァ......」




また1時間後




那智「ほうほう。そう言う事があったのか。」


妙高「楽しそうですね。」


羽黒「私は最初に話してくれた料理の話が良かったと思います。」


提督「マジで?お〜、気に入ってくれたようで何より。」


足柄「ちょっろぉ〜、もう話し終わっちゃヒックうの〜?」


提督「......めっちゃ酔ってんじゃん。」


妙高「......」


那智「足柄。もう寝ろ。運んでやるから。」


羽黒「明日出撃ありますよ〜?」


提督「ハァ......まぁ、いいや。それでさっきの続きなんだが......」


妙高「...ことが......」


那智「そこに......」


羽黒「フフフ...それは......」




その2時間後




提督「ん?もうこんな時間か......楽しい時間がすぎるのは早いな。」


妙高「羽黒は明日出撃あると言って自主的に戻りましたし那智はもともとお酒が飲めなかったので自分で飲める量を把握しているのですが......」


提督「こいつはなぁ......」


妙高「すいません。言い聞かせておきますので。」


提督「まぁ、明日に響くようであれば減俸も考えるか。」


妙高「一度は痛い目見た方がいいかと......」


提督「まぁ、冗談なんだがね。そんなことしたら足柄が一段とうるさくなってしまう。 」


妙高「フフフ......そうですねぇ。」


提督「こいつは黙ってりゃ普通に持てるレベルで美人なんだがな〜。」


妙高「あら?提督、酔ってらっしゃるのですか?」


提督「んにゃ?俺は酔わない体質らしくてな。酒にはめっぽう強い。」


妙高「そうなのですか。ならまた今度相手おねがいしますね?」


提督「暇があればな。」


妙高「いつも暇でしょうに。次の日の分の仕事してるだけで。」クスッ


提督「......言うようになったな。」ニヤッ


妙高「提督のおかげですよ。


提督「ん。じゃあ、おやすみー。」


妙高「はい。おやすみなさい。」




ガチャ バタン




提督「さーて、こいつをどうするかな?」





次の日




足柄「ああああああああああああああああああああああああああああああ!!!吐く!!吐くからぁ!ウップ!」


羽黒「姉さん......」


那智「ほっとけばいいさ。」


妙高「提督も人が悪いですね。よってる人を朝からジャイアントスイングするとは。」


提督「おらぁぁぁぁ!二日酔いになるほど飲むんじゃねぇぇぇぇ!」ブンブンブンブン


足柄「ああああああああああああああああああああああああああああああ!!!ごめんなさぁぁぁぁい!」





話を流してたら痛い目見る





鈴谷「て・い・と・く〜。暇だよ〜。」バタバタ


熊野「鈴谷、はしたないですよ?」


提督「暴れんなよー。埃が舞っちまうじゃねーか。しかも俺仕事してんだろ?」シュバババババババ!


最上「そうだよ。せっかく掃除してるのに散れるじゃないか。」サッサッサッ


鈴谷「えー、じゃあ、何かお菓子でも用意くらいしてよー。」


提督「うっせー。明石のところで何か買ってこい。」


鈴谷「動きたくなーい。」


提督「鈴谷ぁ...てめぇ、本気でぶん殴るぞ......」


熊野「そうですよ。鈴谷、本来なら私たちは仕事中なんですよ?」


最上「そんなに暇なら自分の艤装でも整備しなよ。」フキフキ


鈴谷「いまやる気しな〜い。」ダラダラ


熊野「......」


提督「ハァ......」


鈴谷「何?そのため息。」


最上「当たり前の反応だと思うよ。」





提督「ふぅ......やっと仕事が終わったー。」


鈴谷「終わった?じゃあ...どうする?ナニする?」


提督「ゲーム。」


鈴谷「鈴谷と?いいよ!この鈴谷様が相手になってあげる!」


提督「1人で。」


熊野「またあのゲームですか?」


最上「僕もパソコン持ってきて久しぶりにやろうかな〜。」


熊野「私も久しぶりにやりたい気分ですよ。」


提督「あー、1人でやるつもりだったがみんなでやるのもいいか。じゃあ、待ってるから早く持って来い。」


鈴谷「......」


鈴谷「...え?なんで2人はやってるのに鈴谷だけ仲間はずれなの!?」


提督「え?なんでって......たまにゲームして遊んでたから?」


熊野「前に誘ったら流されてしまいましたので2人で遊びに来たら提督がやっていたので自分もやってみようかと思いまして。」


最上「楽しいよね〜。」


熊野「そうですね。」


提督「前までやられっぱなしだったもんな。」




ワイワイ キャッキャッ




鈴谷「うわーん!3人ともおたんこなすー!」ダダダ!




ガチャ! バターン!




提督「あぁ......ドアが......結構高かったドアが壊れそうだ......」


熊野「もう少しお淑やかになってくれればいいのですけれど......」


最上「それもう鈴谷じゃないよね。」


提・熊「......だなぁ(ですね)。」





小さい子には優しくしろと言われる。なのに言われた通りにしてたらロリコンと言われる。どうしろってんだよ。





提督「む?もうこんな時間か......あいつらが帰ってくる頃だな。」


川内「ほいほーい。じゃあ、迎に行こ。」


提督「あぁ、正直言って心配だからな。あいつらは。」


川内「確かにねー。」


提督「そんじゃ、行こうか。」スクッ


川内「オーケー。」





阿賀野「ふぅ......今日の遠征お疲れ様ー!」


雷「お疲れ様ー!」


電「お疲れ様なのです!」


響「2人とも、目上の人にはお疲れ様は適切じゃないよ。」


暁「ご苦労様です、よ。」


阿賀野「あははは、私はお疲れ様でも構わないのに。」


響「あっ。」タタタタ


阿・暁・雷・電「「「「?」」」」


響「司令官、ただいま。」ダキッ


提督「おう、お疲れさん......うおっ!」ガシッ


川内「あははは、親子みたい。」


提督「ったく、いつも言ってるだろう?危ないぞ。」ナデナデ


響「ごめんよ、司令官。」ヒョイ




ダダダダダダダダダダダダ




提督「ん?何だこの音......うぉぉぉぉぉ!?」


暁「しれーかーん!」ダキッ


雷「待っててくれたの!?」ダキッ


電「疲れが吹っ飛んだのです!」ダキッ


提督「ぐぼろげぇあ!」ドゴォ


提督「み...鳩尾に......」


川内「提督大丈夫?」


提督「いっつつつつ......ったく」ナデナデ


川内「ほろほら、提督も忙しいんだから早くしないとダメだよ?」


暁「そうだったわ。」


阿賀野「えっと...遠征は成功しました。補足も特にありません!」


提督「そっかそっか。報告ご苦労。休んでいいぞ。」


川内「そう言えば、今日は間宮さんが出張に行っててお菓子が無かったから提督の手作りお菓子があるよ。」


暁「やった!」キラキラ


響「スパシーバ......」キラキラ


雷「今日は何かな〜。」キラキラ


電「やったのです!」


提督「そうかそうか、喜んでくれて良かったよ。」ニコッ





阿賀野「...提督さんって......ロリコン?」


川内「違うよ。」


阿賀野「でも...小さい子を......」


川内「あの子たちは仕方ないでしょ。」





悩みを察しろと言われた。いや、無理だろ。





五月雨「ハァ......」ボー


涼風「五月雨?どうしたんだ?」


五月雨「あ、涼風ちゃん......」


涼風「大丈夫か?悩みだったら涼風が聞くぞ?」


五月雨「あ、うん。大丈夫だよ。」アハハ...


涼風「大丈夫って感じじゃなかったんだけど。」


五月雨「......そんなに?」


涼風「うん。」


五月雨「うん......じゃあ、言ってもいいかな?」


涼風「いいぞ。」


五月雨「実は......」


涼風「うん...え?なんだって......!」





執務室




提督「ふぅ......仕事も目処がついたし...ふっ......休むとするかぁ......」ノビー




ドタドタドタドタドタドタドタ




提督「ん?なんだこの音。なんかめっちゃ近くなってくるんだけど......」


提督「なになになになになになになに!?何なんだよこの音!」




ドゴォォォォォん!


ドア<ふっ......この俺を蹴倒すとは...越えて行け......




提督「うぉぉぉぉぉ!?ドアが!高かったドアが!」


涼風「てやんでぇぇぇぇぇ!こんの!すっとこどっこいバカ提督ぅぅぅぅ!」


提督「え?何?罵倒するキャラは曙と叢雲と霞と満潮だけでいっぱいいっぱいなんだよ!最近刺がなくなってきたけど!あいつらが限界なんだよ!」


涼風「そういうことが言いたいんじゃないぞ!」


提督「え?じゃあ何?」




パタパタパタパタパタパタ




五月雨「提督、ここに涼風ちゃん来て......あれ?ドアが!」


提督「涼風が壊しちゃった......」


五月雨「ええ!?」


提督「ていうか、どうしたんだ?」


五月雨「涼風ちゃんに悩みを相談したら『提督許すまじ!』と言って......」


涼風「あたしの五月雨を大切にしなかったのか!?」


五月雨「えぇ!?ちょ......どういう......」


提督「違う!俺の五月雨だ!だから大事にしている!」


五月雨「えぇ!ノルの!?」


五月雨「って、そうじゃなくて!///」


五月雨「涼風ちゃん、落ち着いて。あのあとには続きがあって......」


涼風「え?そうなのか?」


提督「全く話が見えん。」


涼風「暁ちゃんたちが提督に頭を撫でられてるのを見て最近私はされてないって言う話だろ?あと特別に作ってる提督お手製のお菓子とか。」


提督「え?そんな話なの?」


五月雨「はぅぅ......涼風ちゃん、提督いるのに......///」


五月雨「って、その話のあとなんだけど......」


涼風「そうなのか?」


五月雨「私にもして欲しいってお願いしようか迷ってたんだよ。提督いつも忙しくしてるから。」


涼風「......は?」


提督「涼風......俺、悪いか?」


涼風「......悪く、ないです......」


提督「だよなぁ......それはそうと...ドア...べんs」


涼風「それだけは勘弁してつかぁさい!」


提督「ハルナかよ!」





フラグ乱立するやつはたいていフラグ回収される





電「は、はわわわわわわ......負けちゃうのです......」


木曾「はっはっはっは。この木曾様に勝とうなんざ100年早いぜ。」


雷「次!次は私が木曾お姉ちゃんの相手する!」ピョンピョン


木曾「いいだろう。かかって来い。」


響「...オセロをやりたいと言われて何かと思えば......」


暁「木曾お姉ちゃん大人気ないわね......」




数分後




雷「あー!負けちゃった......」


電「木曾お姉ちゃん強いのです。」


暁「どうするの響。やるの?」


響「いや、私はいつでも勝てるからやらなくていいよ。暁はどうなんだい?」


暁「私も響と一緒よ。頭で勝てないのは提督を含めて一部の人たちだもん。」


響「提督のところに熱心に通ってたのは勉強するため?」


暁「それもあるけど響きといっしょで一緒にいたかったのもあるわ。」


響「バレていたのか......」


<アー!マタマケチャッタワ!


<イカヅチャン、ニカイレンゾクハズルイノデス!


<ホラホラ、カテナイゾー


暁・響「ハァ......」





天龍「何やってんだ?木曾。」


木曾「おっ、天龍。オセロやってんだよ。」


天龍「チビども相手に......お前たちはどうだった?」


電「負けてしまったのです......」


雷「私も負けちゃったわー。」


響「私はやってないよ。」


暁「私もやってない。」


天龍「あー、そうだな。お前たち2人は......そうだな。」


木曾「どういうことだ?」


天龍「んにゃ、何でもない。」


天龍「そうだ。チビども相手にやるなら俺とやろうぜ?」


木曾「コテンパンにぶちのめしてやるよ。」


天龍「はは、言うね〜。」


暁・響・雷・電(あっ......木曾お姉ちゃん......)




数分後




木曾「...黒が...黒が1つたりともなくなってしまう...だと......?」ガクガクガクガク


天龍「残念だったな。これが俺の実力ってもんよ。」


木曾「くっそぉ!納得行かねぇ!もういっぺん勝負だ!」


天龍「別にいいけど...恨むなよ?」


木曾「そう強気でいられるのは今のうちだけだ!」


暁・響・雷・電(木曾お姉ちゃん......)




数分後




木曾「ぐぐぐぐごががががが......」


天龍「ほれ、今回は白を1つだけ残してやったよ。」


木曾「くっっっそぉぉぉ......」





暁「......ということがあったのよ。」


提督「木曾ェ......」


響「自業自得というか...なんというか......」


雷「バカね。」


電「雷ちゃん。そこはオブラートに包まないとダメなのです。」


提督「真似すんじゃねーぞ?恥かいちまう。」


暁・響・雷・電「はーい(わかったよ)。」





まだ出していない艦娘がいた。多過ぎると大変だぁ





コンコンコンコン





提督「いいよ。お入んなさいな。」


古鷹「提督さーん。加古知りませんk......」


提督「し〜。」


古鷹「え?......あ。」


加古「Zzz......」提督の膝枕中


提督「今日は秘書艦担当だったからね。」


提督「......もしかして何か約束してたのか?」


古鷹「あ、いえ...そこまで大した用事ではなかったのでいいのですけど......」


提督「けど......なんだ?」


古鷹「あの...加古はしっかりお仕事していますか?」


古鷹「あの子昔から集中すれば何でもできるんですけど...逆にそれが原因でやる気を無くしてしまっているようなので......」


提督「ん?あぁ、なんだ。そういうことか。」


提督「心配は不要だよ、古鷹。加古は仕事中は助かってるよ。仕事は早いし気も遣ってくれるからね。」


提督「まぁ、その分疲れて寝ているんだろうな。っと、俺も最近働き詰めで疲れてきちまったよ......」ノビー


古鷹「大丈夫ですか?あまり無理してはいけませんよ?」


提督「ん、分かってる......とは言ってもこればかりは性分なんでね。」


提督「ほれ、聞かずに勝手に入れたけどココアだ。脳が休まる。」


古鷹「あ、ありがとうございます。」


加古「ん...ふぁ......あぁぁ......」ゴシゴシ


加古「...ありゃ?古鷹?」ボー


古鷹「どうしたの?」


加古「何...飲んでだ?」


古鷹「ココア...だけど。」


加古「私にも飲ませてよ......」


提督「入れてくるから待っていてくれ。」


加古「え?あ、ごめん......」


提督「気にすんな。」





提督「そういえば、古鷹。」


古鷹「はい?」


提督「お前を対象にした改二の案件がある。」


古鷹「...え?は?ほ......本当てすか?」


加古「お、やったじゃん古鷹!」


古鷹「...絶対無いと思ってました......」


提督「それがあったんだなぁ。まぁ、俺が理論を立てて設計案を出したら通ってよ。」


古・加「えっ?」


提督「まぁ、そううことだ。鳥海、青葉、衣笠など他数人が終わり次第お前たち2人の練度上昇を行う予定だ。」


古鷹「......また、提督の力になれるんですね?」


加古「私も参加させるということは改二の余地があるということだよな......」


提督「あぁ。というか元々俺に力を貸してくれているじゃないか。」


古鷹「それを言うなら改造とか妖精さんの仕事なんじゃ......」


加古「提督って妖精さん?」


提督「おいおい、馬鹿いうなよ。こんなに男くせェ妖精なんていねぇだろう。」


古鷹「男くさいって......ふふっ。」


加古「どちらかというとかっこいい神様だよね。」


古鷹「だよねー。」


提督「......過大評価だよ。」フイ


古鷹「......ねぇ、加古。」


加古「うん......古鷹。」


古・加「ふふふ......アハハハハ!」


提督「お、おい......どうしたんだ?」


古鷹「ふふ...なんでもありませーん。」


加古「知らない方がいいことだってあるぜ?」


提督「なんだそりゃ?」





数日後 鎮守府通信





提督「ふんふふ〜ん♪」ペラペラ


提督「ん?何だこれは...えっと......『提督は意外と照れ屋さん』......?『現場を目撃したFさんとKさんは』......」


提督「ハァ......そう言うことかよ......」


提督「...ま、こういうのもありでもいいかもねぇ......」





たまには意味のない話もまた一興





居酒屋 鳳翔


ガラガラガラガラ




鳳翔「いらっしゃい。あら?」


隼鷹「あれ?提督じゃん。こっち来て飲もうぜー。」


飛鷹「こら!まだお昼なのに飲んでるのがおかしいの。それに提督は仕事中よ?」


千歳「あら?提督。こっちに来てくれないのかしら?」


千代田「お姉の隣は私のものだから提督はそっちにいてよ!」


提督「うわっ!一斉にお前ら喋んな!何言ってるかわかんねーよ!」


鳳翔「ふふっ大変ですね。」クスッ


提督「他人事のように言わんでくれ......」


隼鷹「提督、ほら水ー。」サッ


提督「お?気が利く......違うだろ?なぁおい酒の匂いすんぞ。酒だろダアホ。」


飛鷹「提督が来てくれて助かったわ。私1人じゃ捌ききれなくて......」


提督「飛鷹も大変だな。」


千歳「ほら〜、炭酸なんてどう?みかん味だけど。」


提督「確かに炭酸だけど!ビールだろ!」


千代田「提督!お姉から離れてよ!」


提督「お前に至ってはベクトルが違うんだよォ!ボケるなら同じ系統でボケろやぁぁ!!」


鳳翔「提督、いつものでよろしいんですよね?」コト


提督「あ〜、すまんな。ありがとう。」


隼鷹「お、卵焼きいつも食ってんのか?お一つ頂戴致す。」ヒョイ パクッ


提督「あ、てめっ......」


隼鷹「う...うめぇ......」


飛鷹「私もいいかしら?」ヒョイ パクッ


千歳「私もー」ヒョイ パクッ


千代田「お姉が食べるなら私も......」ヒョイ パクッ


提督「あ...俺には拒否権はないのか......」


飛鷹「...何この卵焼き......」


千歳「うますぎるんですけど......」


千代田「提督ズルくない?」


提督「ズルくねーだろ。」


鳳翔「このメニューは提督に初めて食べてもらった品なんですよ。」


隼鷹「えっ...食べてよかったのか?」


飛鷹「提督...ごめんなさい......」


提督「まぁ、気にしなくていいよ。」


鳳翔「そうですよ。そこまで心は狭くありませんし。」


鳳翔「ただ、人のものを勝手に取ったらダメですよ?」


飛・隼・歳・代「はーい。」


隼鷹「そうだ、提督。侘びとして今度何作らせてくれ。」


飛鷹「それは自分も初めて食べてもらった品が〜とか言うつもり?」


千歳「あ、いいね〜。」


千代田「わ、私は提督得がして欲しいなら......」


鳳翔「あらあら......提督、大人気ですね。」クスッ


提督「堂々と話されると少しあれだな......」


鳳翔「あら、鎮守府通信のあれは本当でしたか?」クスッ


提督「......」フイ





作者は嘘が言えません





龍驤「ちょいと君〜、ひどない?」


提督「あー、あれか......まぁ、その、なんだ?俺のちょっとした遊びだよ。」


龍驤「人のコンプレックスで遊ぶってどういう了見や!?」


提督「落ち着けって。そんなにエキサイティーン!すんなよ。」


龍驤「これが落ち着いてられると思っとんのか!?」


提督「まぁ、そんなんじゃ俺の話が入ってこないだろ?」


龍驤「ぐっ......」ギリギリ


龍驤「ふぅ......で?」


提督「んーと、まぁ、今回はふと思いついたからやってみたんだよ。」


龍驤「嫌な思いつきやな......」


提督「いやー、あいつら5人には悪いことしたな〜。後でしっかり謝っておかないとな。」


龍驤「私にや!一番最初に悪いことしたんは私にやろ!」


提督「高雄にー、千歳、陸奥、龍驤、千代田が来て、愛宕......この6人で演習か。」


龍驤「酷すぎやろ!するならせめて端に置いても良かったんやないか!?挟むとか頭やられとんちゃうか!?」


提督「飛龍が来たら...蒼龍と飛龍と出撃......」


龍驤「まだ飛龍おらんやん...どんなんか知っとるん?」


提督「ん?まだ知らんが他の奴が言うには『巨乳』らしいぞ。」


龍驤「『巨乳』を強調すんなや!」


提督「それも、蒼龍と並んで超弩級の......らしいぜ?」


龍驤「尚更タチが悪い!!」





龍驤「うぅぅ...そんなにでっかいおっぱいがええんかぁ......?」


提督「俺の意見を言わせてもらえれば小さくても大きくてもどっちでもいい。おっぱいには貴賤無しだな。」


龍驤「じゃあ、どこがええんや......」


提督「そんなもん普通に考えれば一発モンじゃねーか。」


龍驤「そうなんか?」


龍驤(『内面にしか興味ない』とか言うんやろうな......この提督は。)


提督「脚に決まってんだろ!その次はうなじ!そして鎖骨!いやー、やっぱこの3つは大事だわ。」


龍驤「マジな方で答えるんかい!」


提督「え?ダメだった?」


龍驤「いや...マジで答えるとは思ってへんかったから......ていうか、マジ?」


提督「うん。マジ。」


龍驤「いや、バカちゃうか?」





だいぶ前だけど......





利根「提督?我輩を呼んだのは何の用じゃ?」


提督「おう、来たな。用事というのはだな......」


利根「なんじゃ?焦らすでない。指輪か!?早くするのじゃ!」


提督「だー!待て待て!五月雨が最初だ!お前もまだ99行ってねーだろ!」


利根「くっ...ちくm提督「すとぉぉぉっぷ!」


提督「話を聞けバカたれが。」


利根「むぅ......仕方のない。」


提督「やっと聞いてくれるか......」


提督「ホントはクリスマスプレゼントまでとっておくつもりだったんだがな......当日は別のものを当てることにした。」


利根「ふむ......クリスマスまでとっておいても良かったのではないか?」


提督「んー、まぁ、なんて言おうか......現金な話になるが一刻もお前の喜ぶ姿が見たくてな。」


利根「ほう......我輩を喜ばすことができるものなのか。期待していいのじゃな?」


提督「おう。」


提督「ほれ。これだ。これをお前にやるよ。」ドーン!


利根「書類?㊙と書かれているが?仕事しろと......はっ!ちくm提督「すとぉぉぉっぷ!」


提督「ハァ......まず中を見ろ。」ペラペラ


利根「えっと...なになに?『重巡洋艦 利根 航空巡洋艦改二設計図』......?」


利根「......改二?」


提督「そうだ。」


利根「......これは夢なのか?」


提督「現実だ。」


利根「...ということは......本当なのか?」


提督「ホントホント。」


利根「......」プルプル


提督「!?」


提督「どうした!?」


利根「提督ー!めちゃくちゃ嬉しいのじゃ!」ダキッ!


提督「うおおぉおわぁ!」ドタン!


提督「いっ...つつつつつつつ......」


利根「提督!ホントにいいのか!?」


提督「いいに決まってんだろ。さっきも言ったがお前の喜ぶ姿が見たくてやった事だしな。」


提督「ってか、そろそろ離れて......」


利根「提督!」ギュー!


提督「......なんだ?」


利根「我輩は自分の惚れた相手にはとことん尽くすぞ。おぬしの目標のためならいくらでもこの力を貸すぞ。お主にもらったこの力でな!」


提督「ククククク......そうかいそうかい。」クスッ


利根「まだ練度は足りんがケッコンできるようになったらすぐしてくれるのじゃな?」


提督「そりゃ、もちろん。」


利根「自分で言ったこと、忘れるでないぞ?」


提督「おう、忘れるかよ。」





川内「てやあぁぁああぁ!」ドンドンドンド! パシュパシュッ!


利根「うりゃあぁぁぁああ!」ブロロロロロロロ...... ドンドンドンド!


川内「っく!これなら!どう!?」パシュパシュッ! ドンドンドンド! ドンドンドンド!


利根「やりおるな!っとうわわわわ!っく!」ドンドンドンド!


川・利「あっ......」




ドゴオオオオオオオオオン!




提督「あーあーあーあー。やっちゃったな。やっちゃったよ、おい。」


五月雨「ま、まぁまぁ。単純に戦力が増えて良かったじゃないですか。」


鳳翔「でも......これは痛いですね。」


赤城「ええ。改二で結構資材使いましたからね。」


榛名「でも、これからもまた強くなっていけますね。」クスッ


提督「まぁ......そうだねぇ。」クスッ





いつも詳しく聞かれる





祥鳳「提督は龍驤さんに脚やうなじ、鎖骨がいいと仰られたとお聞きしたのですけれど......」


瑞鳳「その3つのどこがいいの?胸が大きくならなくても提督を堕としたいんだけど。」


提督「漢字のニュアンス危なくねーか?」


瑞鳳「大丈夫だよ。」


提督「てかあいつ......言いふらしてんのかよ。」


祥鳳「ええ......結構広まってますよ?」


提督「え?マジで?」


提督「このままでは変態扱いされてしまいそうだな......」


瑞鳳「えっと......鈴谷とか摩耶とかねー。」


提督「結構あいつらに言われると他のやつに言われるより辛辣だと感じるんだよな。」


瑞鳳「って、そうじゃなくって。」


提督「どこがいいかって?」


祥鳳「私は鎖骨には自信がありますけど......」


提督「ああ。とても綺麗だ。」


祥鳳「ほ、本当ですか!?」


提督「ああ。」


瑞鳳「...むぅー。」


瑞鳳「早くー!」


提督「分かった分かった。怒らないでくれ。」


提督「そうだな。まぁ、脚についてはだな、やっぱりあれだよな。細すぎず太くないって、感じだかな。」


瑞鳳「えー、あんまり分かんないよ。」


提督「うん。まぁ、俺が見てきた中で一番いいのは川内と利根なんだよなぁ......」


祥・瑞「あぁ......」


提督「あの......何と言うのだろうか。」


提督「白く透き通るように綺麗でちょうどよく筋肉がついてあるがそれでいても筋肉特有のガチガチさをおくびにも出さない。さらに言えばスラッとしていて長く、上半身とのバランスがいい......」


祥鳳「なら私も良くないですか?」


瑞鳳「私だって綺麗であるとは自負してるよ!」


提督「当たり前だ。みんなとても綺麗だ。ただ......」


提督「一番があいつらというだけだ。」


瑞鳳「あー。」


祥鳳「では...うなじの方は......?」


提督「うなじか。あれは特有の艶かしさを感じる。」


祥鳳「艶かしさ......ですか?」


提督「うん。あれが一番いいのは鳳翔と赤城なんだよ。」


瑞鳳「あー、なるほど......ん?赤城さん?赤城さんは髪の毛おろしてますけど?」


提督「あいつ、たまに髪を掻きあげるんだよ。」


提督「たまたま目に入ってみたときに目を奪われてね......」


祥鳳「なるほど。」


提督「髪を掻きあげる仕草もよければ風呂上がりの湿った髪の毛を纏めるために見えるあの髪もまた......」


提督「あっ、そうそう。脚に関してはもう1つあった。絶対領域。」


瑞鳳「私ないや......」


提督「最後に鎖骨だが......ほんとに爆発力が高すぎるんだよ。」


提督「一番いいのは五月雨と榛名なんだ。あの、鎖骨に水が溜まる感じ?あれとても魅力的じゃないか?」


祥鳳「分からなくはないですよ。」


瑞鳳「雨の日とかにもたまにあるもんね。」


提督「いやー、鎖骨に関しては全てがヤバイっす。」


提督「っと、まぁ、こんな感じでいいっすか?嘘いつわりのない本心なんだけど。」


祥鳳「勉強になりました。」


瑞鳳「勉強にするのはどうかと思うけど......参考程度にはなったよ。ありがと。」


提督「......思ったけど、青葉にいうつもりでしょ?」


祥・瑞「......」


祥・瑞「」ダッ!


提督「あっ、待てこら!」ダッ!





このssの本題へ......





五月雨「フンフンフ〜ン♪」サッサッサッ


川内「おっ掃除おっ掃除〜。」フキフキ


利根「む〜、吾輩はちと疲れたぞ!」


鳳翔「提督がお帰りになるまでに済ませたいですね。」


榛名「あら?提督は今どちらに?」


赤城「妖精さんと今後の開発や装備の点検。また、来年まで後もう少しですからその報告書や今年使ったお金の計算をして来年使うお金の見積額を計算してるところですよ。」


五月雨「早く終わらせて迎えましょう!」


川内「おー!」


利根「仕方ないの。頑張るか!」


鳳翔「あらあら、ふふっ。」クスッ


榛名「そうですね。お菓子も作らないといけませんね。」


赤城「榛名さん、何作るんですか?」


榛名「まだ決めてませんよ?」


赤城「スコーンをご所望します!」


鳳翔「赤城さん、落ち着いてください。」


赤城「え?あ、すいません。つい......」


五月雨「あははは。いつもどおりですね。」


川内「まぁ、それが赤城のいいところだよねー。」


利根「むっ?何だこれは......」


鳳翔「写真立て......ですか?」


榛名「どんなのですか?」


赤城「......気になりますね。」


五月雨「...なんか、触れてはいけない気もしますけどね......」


川内「...ふぅ......そんなに身構えることもなかったりしてね。」


利根「...そう......じゃな。」


榛名「止めておきます?」


鳳翔「でも、これを知らなければならない気もしますけどね......」


赤城「私たちが知らないといけないという不思議な感覚が......これが提督と自分たち艦娘との何かしらの鍵を握ってるかもしれません。」


川内「......私もそんな感じだよ。」


五月雨「......っ!」ビクッ


鳳翔「...五月雨ちゃん?どうしましたか?」


五月雨「い、いえ...大丈夫です。ただ......」


利根「ただ?」


五月雨「前に私が運営側に作戦案考察のために提督と向かったことがありましたよね。」


川内「うん。」


五月雨「その時にその『話は少し辛いからな。もう少しあとになるかもしれん。』といってたんです。」


榛名「もしかしたらそれに関係するかも......と?」


赤城「......聞いてみましょうか。きっとこの写真も関係しているのは感覚的にみなさん分かってますよね?」


五・川・利・鳳・榛「......」コクッ


赤城「覚悟は決めました。では、観てみましょうか......」コトッ


6人「......え?」


五月雨「一体...どう...いうこと?」


川内「......なんで?提督に艤装がついて...今はつけてないじゃん......」


鳳翔「...みなさん、何ヶ所か気が付いたことがありませんか?」


榛名「......ええ。舞鶴、呉、佐世保、中央、元帥のおじい様がいます......」


赤城「他にも艤装をつけた人達が......」


川内「でも......おじいちゃんと中央のお姉ちゃんは付けてない......」


利根「誰じゃ!?」バッ




ガチャ......





提督の過去の間にクリスマスのネタ挟むかも。すいません





提督「俺だ......何をしている?」


6人「......っ!」ビクッ


提督「俺は質問を......」


提督「その写真......見たのか?」


五月雨「......すいません。」


川内「......都合の悪いことだった?」


提督「......」


鳳翔「......すいません。」


赤城「ただ、提督。質問させてください。」


提督「......拒否権は?」


赤城「無しです。」


提督「......何だ?」


利根「何故......お主『たち』が艤装なんぞを付けておるのじゃ?」


提督「......」


榛名「......それと、何故元帥のおじい様と見立さんは付けていないのですか?」


提督「......」


五月雨「......提督。」


提督「......何だ?」


五月雨「前にいいましたよね?『もう少しあとになるかもしれん。』と。」


提督「......ああ。」


五月雨「今がそのと......」


提督「もう...隠し通すことはできないか......」


6人「......」


提督「先に言っておこう。予定では、時機が来れば話すつもりだったんだがな......」


川内「『時機』......?」ピクッ


提督「......お前たちはホントに敏いな。毎回毎回驚かされるよ。」


提督「......何回も話すのは俺が辛い。一回で終わらしたい話だ。」


鳳翔「......みなさんをブリーフィングルームへ集めた方がいいでしょうか?」


提督「そうだな。そうしてくれ。」


赤城「......話したくなければ話さなくてもいいんですよ?」


提督「もう......そういうわけにはいかないんだ。そろそろはさないといけない。」


提督「話すという覚悟は決めていた筈なんだがな......とても胸が痛い。」


五月雨「提督......」


提督「ただ、お前たちも覚悟していてくれ。」


五・川・利・鳳・榛・赤「えっ?」


提督「お前『たち』に関することも話さなければならない。そして、話終えた時に自分たちの答えを俺に聞かしてくれ。」





覚悟を決めることはホントに難しい





赤城「では、時間はいつにしますか?」


提督「そうだな......晩飯を食い終わって1時間くらい経ってからの方が落ち着いて話すことが出来そうだな。」


鳳翔「では、7時くらいに夕食を食べさせたあとに集めましょうか。」


提督「話が長くなるからそのくらいの時間でいいだろう。」


川内「その時間になるというと明日、明後日、明々後日は休みだね。」


利根「この2年間2日、3日は休みだしの。」


榛名「......明日、どこに行くのか、目的は何かは聞きません。今回話を聞けばわかると思います。ただ......」


提督「ただ?」


榛名「ムリはなさらないで下さいね?」


五月雨「もし、そのままいなくなるなんてことはしないでください。それでも、するというのなら私を、いえ、私たちを連れて行ってください......!」


提督「......あぁ。了解した。」


鳳翔「......では、夕食の準備をしておきますね。」


提督「あぁ。じゃあ、お前たちも準備か何か手伝ってこい。」





夕食後 8:00


ブリーフィングルーム





鳳翔「みなさん揃いましたね。」


提督「済まない。ゆっくりしている時間にみんなを集めてしまって。長い時間話すことになるが許して欲しい。その代わりと言っては何だが明日から明々後日まで休みだ。」


提督「お前たちには時機が来るまで話すつもりはなかったのだが話すことにした。これ以上隠しておくことは赦されない。お前たち『艦娘』を生んでしまった罪深い俺たちの過去の話だ。」


艦娘's「......えっ?」


提督「驚くのも無理はないだろう。」


提督「今更赦してくれなんて言わない。そんなことを言える立場ではないことを解っている。ただの自己満足にしかならないかもしれないが先に謝らせてくれ。」


提督「本当にすみませんでした。」


五月雨「......提督、顔を上げてください。」


川内「そうだよ。もしかしたら謝らなくてもいいかもしれない。」


利根「まずは話してからにしようではないか。」


提督「......解った。」


提督「話していこうか。あれは今日のように雪の降る寒い時季だった____」





提督 過去の回顧





神野「イェーイ!まった一番とったぜ!」


<おー!すげー!


<くそー!お前ずるいぞ!


友人1「ハハハ、お前たちが遅いんじゃねーか!」


神野「俺がいれば百人力だ!」


友人2「やっぱ、神野すげー!あっという間にリレーでごぼう抜きじゃん。」


友人3「中学でもみんなで一緒に馬鹿やっていけるな!」


友人4「俺たち育ててくれてる聖母さんと牧師さんのために勉強して将来恩返しをしないとな!」


友人1「お世話になってるもんな。」


神野「あと数日で中学生だ!みんなで勉強やって馬鹿やって中学でも遊び倒すぞ!」


<イェーイ!





友人5「たっだいまー!」


友人6「お帰り、楽しかった?」


友人7「今日も神野の活躍すごかったよ!」


<えー!いいなー!私も行けばよかったー


神野「ばあちゃん。」


聖母「今日の夜ご飯かい?」


神野「そう!いっつも楽しみなんだよ。」


牧師「今日はお前の好きな揚げ出し豆腐も出るぞ。」


神野「キタァ━━━━━━━━ッ!キエェェェエエェェェ!」


友人1「アハハハハ!またそれかよ。」


<アハハハハハハハハ





「「「「「ご馳走様でした!」」」」」


神野「おう、お前ら茶碗洗うから持ってこーい。」


聖母「ごめんね?いつもいつも。」


神野「謝罪じゃなくて、おれいがいいなー。」


聖母「ふふっ、ありがとう。」クスッ


友人8「神野くーん。手伝おうか?」


神野「ん?じゃあ、頼もうかな?」


友人1「神野ー、先に上に行ってるぜ!」


神野「おーう。」


神野「よし!早く終わらせようぜ。」


友人8「うん!」





友人9「うおー!また負けたぁぁ!」


友人10「お前ババ抜き弱いなー。」


神野「ん?やっべ!早く寝るぞ!就寝時間だ!」


<え!?やっべ!




ドタドタドタドタ ガタタタッ




神野「電気消すぞー。」


<お休みー





ブロロロロロロ...... ガタン......





間に挟むと話わかりにくなりそうですね。このまま行くと





神野「んぁ...あ......」ボー


神野「もう...6時...か。」グシグシ


神野「朝の運動でもするかな......」ガチャ バタン


神野「よし、外に行くか......寒!......おお!?雪積もってんじゃん!」


聖母「あら、もう起きたの?おはよう。」


神野「ばあちゃん、おはよう。じいちゃんは?」


聖母「外にいるよ。そろそろご飯ですよと伝えてくれるかい?」


神野「おっけー。分かった。」ザッザッザッ





神野「じいちゃーん!」


牧師「ん?おはよう。元気だな。」


神野「まぁな!それより、ばあちゃんがそろそろ飯だって言ってたぜ。」


牧師「そうかそうか。お前はいいのか?」


神野「俺は今から運動すんだ。早起きは三文の徳って言うしな。」


牧師「気をつけるんだぞ?じゃあ、先に食べておくとしようか。」


神野「おう。」





神野「ふぅ...そろそろ家に......ん?郵便受けに何かが......」ガサガサ


神野「何だこれ......?」


神野「『日本国海軍能力開発研究所』...『日本国海軍特殊命令』......?」ピクッ


神野「...じいちゃんの知り合い......ってわけじゃ、なさそうだな。」


神野「っ!?」バッ!


牧師「うお!?どうした?」ビクッ


神野「じいちゃんか......」


牧師「......今の反射。久しぶりに見たぞ。どうかしたのか?」


牧師「その手に持ってるのはなんじゃ?」


神野「......これだよ。」


牧師「そ...それは......まさか......」


神野「?」


神野「じいちゃん、これのこと......なんか知ってるみたいだな。」


牧師「...話さないといけないな......」





牧師「『命令ニヨリ、子供タチヲ軍ニ引キ渡セシム』」


牧師「『コレニ対シテ謝礼を出ス』」


神野「......」


友人's「......」


牧師「こんな...こんな紙切れごときの命令で......お前たちを離さなければならないのか......?」


聖母「...そんな......」


神野「......じいちゃん。」


牧師「......なんじゃ?」


神野「...俺たち、行くよ。」


牧師「何故だ!?危ないと分かっているだろう!」


神野「けど......分かってるんだろう?背いたら俺たちも含めてじいちゃんたちも殺されることが。」


聖母「!!」


友人1「心配すんなよ。大丈夫だから。」


友人2「そうだ。俺たちは『異端児』なんだよ。その能力をかして欲しいだけなんだよ。」


神野「じいちゃん、俺たち絶対帰ってくるから。だから、泣くの...止めてくれよ......」ポロポロ


友人's「...うっ......っく......」ポロポロ


牧師「ぐぅ...うっ......すまない......お前たちを...守れなくて......」





この話どこまで引っ張ろう......





軍人1「迎えだ。別れは済ませたのか?」


神野「待っていてくれ。最後の別れをしている。」


友人's「おじいちゃーん!おばあちゃーん!ありがとー!」


神野「元気でなー。」フリフリ


軍人2「......終わったみたいだな。」


軍人3「さぁ、出るぞ!」





軍人1「10時間も車に乗って疲れただろう。ほら、降りなさい。」


神野「解った。お前ら、降りるぞ。」


軍人3「ここから先はおじさんたちは案内できない。」


軍人2「入ったら受付のところに人が待っている。その人について行くんだ。」


神野「ありがとう。」


友人's「ありがとうございました。」





軍人1「...あんな小さい子どもたちが......」


軍人2「まだ、小学生を卒業したばかりの子どもたちが研究所のおもちゃにされるのか......」


軍人3「...他にも多くの子どもたちが犠牲になってきているというのに......」


軍人2「こればかりは、命令だから背けないとはいえ罪悪感がひどいな......」


軍人3「......この命令が出るときはいっとき飯が喉を通らない。」


軍人1「一生......引き摺るんだろうな。」





神野「あんたが案内を任された人なのか?」


研究者1「ええ、その通りです。10時間お疲れ様です。」


神野「じゃあ、案内をよろしく頼むよ。」


研究者1「では、ついて来てください。」


神野「あぁ。」


友人's「へぇー、研究所ってこんな感じなのか。」


神野「なんだあれ?」


友人11「おもしろそうだ!」


研究所「そうですか?あまり私は思いませんよ。ただの機械ですからね。」


神野「......」


神野(......あれは、俺たちが『使わされる』機械なんだろうが......今ここでそれを修正する必要もないだろうな。)





研究所長(以降、所長)「諸君!これで全員揃った!今から検査を受けてもらう。男女別に分かれてもらう。」


所長「女の子の君たちはあの女性の研究者のところへ、男の子の君たちは向こうの男性の研究者のところへ行きたまえ。」


所長「それでは、いい結果を楽しみにしているよぉ?」ニヤッ


研究者2「では、男の子たちはこっちに集まってきてくれ。」


研究者3「女の子はこっちですよー。」


神野(......あの気味の悪い最後の笑みは何だ?何が引っかかっている?)


友人1「おーう、お前らまたあとでな。」


友人8「分かったー。じゃあねー。」


神野「気をつけろよー。」


友人12「うん。ありがとー。」





だいぶ長くなりそうです





神野「検査は......全員受かったようだな。」


友人1「良かったぁ!」


所長「素晴らしい!ここに連れてこられただけのことはありますね!」


所長「では、早速実験に移行させて頂きます!」


神野「......」ピクッ


所長「今さっき、検査の時に履いてもらったその靴で君たちが海に立てるかどうかの実験です。」


所長「では、ついて来てください。実験の場へ案内します。」





??「う...おおお......でっけぇ!」


神野「......」


??「どうしたんだ?お前。」


友人3「ん?俺か?俺は『神城____』ってんだ。よろしくな。」


神野「よろしく。俺は『神野____』だ。呼び捨てでいいか?」


神城「おう。俺も呼び捨てで呼ばせてもらうぜ。」


神城「ってか、ホントにこの靴で海の上に立てるのか?」


神野「知らん。そのための実験だろうが。」タンッ


神野「っとぉ......おお?立てた......」


<...すげぇ......ホントに立ってる......


<うおおおおおおおお!


所長「す、素晴らしい!これを一発できたのは初めてですよ!」


神野(ん?初めて?なら今までに......?)


神城「俺もやってみよー。」タンッ


神城「うおお!?すげぇ!すげぇよコレ!」


所長「こ......今回は研究がかなり進みそうですねぇ......」


神野(......またか。『今回は』...か。今までにあったかのような口ぶりだな......少し調べてみる必要がありそうだな。)


友人2「俺もだー!」タンッ


<俺も行くぜー!


友人2「うわぁぁあぁぁあ......」ドッパァァァァン!


<アハハハハハハハハ


所長(今回の子どもたちは実験し甲斐がありそうですねぇ......)ニヤッ





神城「楽しかったな。」


友人8「神野くんすごかったね!」


友人5「明日は砲撃実験らしいぞ。」


神城「楽しみだな!」


神野「危なさそうだな。」





最初に見るものはだいたい不気味





神野「艤装を着けて射撃演習......か。」


??「何浮かない顔してんだよ。どうかしたのか?」


神野「......いや、基礎中の基礎のことも教えずにいきなり射撃演習をするというこの状況について考えてたんだ。」


??「何か気になることでもあんのか?」


神野「そりゃあ、気になることがあるから考えているんだ。まぁ、俺の勘としか言えないが戦況があまり芳しくないんじゃないか?」


??「そんなものかねぇ......っと、自己紹介がまだだったな。俺は『報____』って言うんだ。よろしくな。」


神野「......よろしく。」


報「ん?次は俺の番みたいだな。行ってくるよ。」


神野「...俺の晩もそろそろ......か。」





神野「......」


友人2「神野ー、楽しかったな!」


友人5「ホントだよな!ドッカーンって!ドバーンって!」




ワイワイ ギャーギャー




神野(これは...覚悟した方が良さそうだな......)





1ヶ月後......





所長「今日はついに、実戦を敢行します!では、艤装を着けて港へ出てきてください!」


神野(前に教え込まれた深海棲艦とどう戦うのか...今まではバーチャル映像で行っていたが......)


神野「おい。あんた、1つ聞かせてくれ。」


所長「......なんです?」


神野「安全は......確保できてるんだろうな?」


所長「今まで通りやれば大丈夫ですよ。」


神野「今まではバーチャル映像でのゲーム感覚しかない。それによって危機感の薄れている俺たちに安全はあるのか?という意味だ。」


所長「......」ピクッ


神野「どう考えたってねーだろう。」


所長「いえいえ、今から行くのは一番弱いものばかりが釣れる場所ですから。」


所長「それに、みんなで行くから危険はないでしょう。」


神野「......」





ザザザザザザザザーーー・・・・・・





??「君、俺と同じこと考えていたみたいだな。」


神野「そうなのか?」


??「まぁね。多分この中じゃ俺が一番年上だろうし。」


神野「へぇ。いくつなんだ?」


??「15だよ。」


神野「俺は10月で13だ。」


??「ふーん。っと、俺は『早風____』。君は?」


神野「『神野____』だ。」


早風「よろしくな。」


神野「おう。」





所長「では、ここで私たちは深海棲艦を呼び出します。」


所長「それを射撃して沈ませてください。」


神野「ついに......か。」


友人1「頑張ろうぜ。」


友人10「おっしゃ!やったるぜー!」


友人11「頑張ろうね。」


所長「出てきなさい!」シュッ!


神野「あれは......エサかなにかか?」




ポチャン......




神野「......!」





昨日更新できず誠に申し訳ありませんでした





神野(何か......来る!)ピクッ!


神野「おい!そこぉ!逃げろぉぉぉ!」


その他1「えっ?」


神野「早く動けぇぇ!」


その他1「何を言って......」




サバァアァァアアァン!




神野「......っく!あの、マッドサイエンティストが!」


その他1「あ...あ......なに...が......」


その他2「おい!大丈夫か!?」


その他3「死ぬなよ!」


神野「おい!早く退けぇ!」




ドゴオォォォォォォォォォン!




友人's「......」


城・報・早「......」


その他「......」


所長「全く、ダメじゃないですかぁ。少し予想外のことがあったくらいで何を驚いているんです?」


神野「っく!」


友人9「う...う......おええぇぇぇぇぇ!」


その他's「う...うああああぁぁぁぁあ!」


神野「おい!待て!落ち着けお前ら!」


神野「クソがァ!」


神城「神野ぉ!なんとかしねーと!」


報「神城こっち来い!来るぞ!」


早風「そっちは任せた!」


友人1「神野、行くぞ!」


神野「あぁ、分かってる!」





所長「ふむ......流石に検査と実験の上位者は落ち着いて対処できているようですね......」


研究者1「いい結果が期待できそうですね。」


現在「100人中15人が死亡。また、他のところからの連絡があります。」


所長「まぁ、『スペア』はまだまだありますからねぇ。楽しませてくれると嬉しいのですが。」


研究者3「そうですね。」





神野「____!そこから逃げろ!砲撃来るぞ!」


友人6「分かった!」


神野「神城、早風!後ろから援護頼む!報、俺について来い!」


城・早・報「おう!」




ドンドンドン! ぼちゃんぼちゃん!




神野「堕ちろオォォォォォオオォ!」ドンドンドン!


ホ級「...グゥォォ...ア゙ア゙ア......」


神野「だいぶ数がへって......!」


神野「そこの女子ぃぃ!固めるなぁ!散れぇ!早く!」


その他's女子「え?なに......」




ドゴオォォォォォォォォォン!




神野「う......あぁぁぁぁぁぁぁああぁぁぁあ!」





一昨日は午後から合宿で昨日の午後に帰宅......





報「...おいおいおいおい......」


早風「っく、神野!引くぞ!」


神野「......」パチャ パチャ パチャ


神城「神野!そっちに行くな!」


リ級「ウォ...ウォオオオォォォォォァァァァ......」


神野「よくも...よくも...仲間を......」


早風「お、おい!」


神野「死んでぇぇ!償えぇぇぇえ!」ドンドン!


リ級「ッ!?」ボゴボガァァァァン!


リ級「ックゥゥゥォォォォォォァァア!」ドンドンドンドン!


報「お...おいおい...マジかよ......」


早風「あいつ...音速に近い弾避けてんのか?全速で......?」


神城「......」


リ級「ッグゥアァァァ!」


神野「...このままだと全段命中......けど......」ドンドンドン!




ボゴォォォボガァァドゴォォォォン!




早風「...相殺しやがった......」


神野「......」ドンドンドン!




ドパドパドパァァァァン!


ザザザザザザザザーーー・・・




神城「外れたか!?」


報「......ははは、マジかよ。」


早風「どうした?」


報「後ろだよ。回り込んでやがる。」


神野「終わりだ。」ピタッ......


リ級「!?」


神野「零距離射撃だ......どんなバカでも分かる。」


神野「沈めええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇええ!!」




ドゴオォォォォォォォォォン!




報「神野!」ザザザザー


神城「無事か!?......良かった。」


神野「......」


友人、その他's「う......っく...うあああああぁぁぁぁ!」ボロボロ


早風「......帰らないとな。」





2ヶ月後




所長「もう、そいつは動かなくなってしまいましたか。」


研究者1「ええ。もう、動くこともままなりません。」


研究者2「苦痛を与えどこまで保つかの実験で壊れてしまったみたいですね。」


所長「ならもう『いらない』よ。」


研究者3「了解しました。」





そこから野暮用で家に帰ってきたのは10時すぎでした。





野・城・報・早「......」


友人、その他's「......」


所長「おやおやぁ?元気がありませんね。どうしましたか?」ニヤニヤ


神野「......」ピクッ


所長「いやー、今回君たちのおかげでいい報告ができそうです。」


所長「どうです?まだまだ私たちと研究して神城「うるせぇよ!」


所長「どうしたんですか?そんなに怖い顔をして。」


神城「ふざけんなよ!人の命を奪って何も思わないのか!?」


所長「ふむ...君たちは何か勘違いをしているね。」


報「......何がだ?」


所長「我々は研究者!諸君はただのモルモット!兵器開発のため人間の形をした人間ではない君たちを集め、そして研究や実験を積み重ねようやく完成したのだ!」


早風「ふざけやがって......」


報「俺たちは人間じゃないだと......」


所長「その通り。まぁ、上からの命令で早く受け渡せ言ってきましたからねぇ......残念ながらお別れのようです。」


神野「......ッチ。」


所長「君はほんとに聡いですね。」


所長「どちらにせよ苦痛しかないことを分かっているようだ。」


神野「もういい...この実験に参加させられた時からこれから先に起こることは変えられない。」


所長「そう、破滅の......」


神野「けど、運命は変えられる。」


報「......そうだな。」


神城「ここにいるよりいいよ。」


早風「先に逝った奴らのためにもこれから来るかもしれない奴らのためにも終わらせなければならない。」


所長「...解せませんねぇ。まぁ、いいでしょう。どうせ君たちはそんなことをいっている間に死に逝くでしょうから。」


所長「では、諸君!また会えることを願っておこう!さらばだ!」





年内のうちに書き終わらせたい





報「明日、ここに海軍大将が何人かで来るらしい。」


神城「お前ホントそういう話をどこから持ってくるんだ?」


その他4「......そいつ昔からなんだ。」


報「教えねーよ。俺の特殊な技能だからな。」


友人1「ここ、やっと離れらるな。」


その他5「死んでいった奴らのためにも戦わないと。」


野・早「......」


友人2「おい......2人ともどうしたんだ?さっきからずっと黙ってるけど。」


友人3「気分でも悪いのか?」


早風「......ここにいるのは何人だ?」


その他6「何人って......200人いるかいないかだな。」


早風「被験者は何人だったか覚えているか?」


神野「約5000人だ。」


友人、その他’s「っ!」


神野「4ヶ月ない中で多くの仲間が死んだ......その状況は実験で1000人、そして、実戦で3800人近い人数が死んでいる。」


友人4「...数にしてみればすごいな......」


友人5「あいつらは悪いことしてないのに...人間じゃない!?ふざけんな!」


神野「ここにいるのは俺たち...実践に集中していた奴だけ......」


報「何が言いたい?」


早風「分からないのか?」


神城「もったいぶんなって言ってんだよ!」


神野「望み通りに言ってやろう。早い段階で実践を経験させ生き残った奴らは本当に使える奴。今の戦況が伺えるな。」


友人、その他's「......」


早風「わかったね?俺たち2人はだいぶ前にこの結論にたどり着いた。」


神城「そんな......冗談だろ?」


報「悪い冗談なら潰すぞ。」


神野「冗談で言ってると思うのか!?」


神野「人を殺してきた人間の一番上が今度は『戦場』へと向かわせる!お前らよりとっくに気づいてる俺たちがイライラしてないわけねーだろ!」


城・報「......」


神城「すまん......」


報「......悪い。」


神野「分かればいい。」


早風「......もし、海軍に属する事になるなら俺たちは数十人ずつ別れて各々の地へ離れる。」


神野「もし、誰かが死にそうならお互い助け合え。俺たちはいつまでも......『仲間』なんだからよ。」





文字数足りるかなー?疑問です





軍人「では、君たち私の軍艦に乗り込んでくれたまえ。」


神野「少し、待ってくれないか?」


軍人「分かった、待とう。」


神野「早風、報、神城、お前らも!」


早風「みんなに別れを言わないとな。」


報「あいつらもおんなじこと考えてるみたいだな。」


神城「みたいだな。」


友人5「おう!お前ら元気にやれよ!」


その他7「任せろ!お前たちもな。」


友人2「おい!神野、そっちは任せたぜ。」


神野「お前らもな。」


早風「昨日言ったことを全員忘れるな。俺たちはいつまでも......」


全員「『仲間』だ。」


神野「......ふふ...アハハハハハハハハハ!」


報「みんな!また会おうな!」


神城「元気でな!」





軍人「別れと再会の約束は済ませたみたいだね。」


友人3「はい。また、生きていれば会えますからね。」


軍人「おお、そうだ。自己紹介をしようか。」


明全「私の名前は『明全____』。階級は大将。これから宜しく頼む。」


神野「よろしく。」


神城「お前タメ口かよ。」


報「今更感半端ないな。」


早風「まぁ、作戦中じゃなければいいんじゃないか?」


明全「そうだな。作戦中以外ならタメ口でも構わない。」


神野「変わってるな。」ニヤッ


明全「君に言われるのもなんだが......よく言われるよ。」ニヤッ





神野「明全のおっちゃん。2人になれるところはないか?」


明全「......ついて来てくれ。」


神野「分かった。」


明全「どうしたんだ?」


神野「個人的に質問があってね。」


明全「......ここだ。入りなさい。」ガチャ バタン





神野「さて、質問いいか?」


明全「構わないよ。」


神野「俺たちのことは?」


明全「データを見ているから知っている。」


神野「自己紹介の必要は無いっと......」


神野「じゃあ、どこ所属?」


明全「中央だ。」


神野「ほう?優秀だね。」


神野「3つ目だ。現在の敵、味方の勢力は?」


明全「......どこまで知っているんだ?」


神野「ニュースで流しているのは嘘。」


神野「それだけだ。」


明全「なぜそう思う?」


神野「本来アメリカは名目を重視する。俺たちの実験のことを掴んでいるだろう?なら、協力するはずが無い。非人道的な実験にそれこそアメリカは協力するはずはないからな。」


明全「その通りだ。質問の答えだが味方勢力は君たちが最後だ。そして、向こうの勢力は......未確認だ。」


神野「......呆れたよ。」


明全「同感だよ。」





毎回毎回話と話ごとのタイトルが関係なくてすいません





神野「......じゃあ、最後の質問と行こうか。」


明全「何だ?」


神野「俺たちのことをどう思っている......?」


明全「......」


明全「本当に...申し訳なく思っている......」


神野「ほう......それで?」


明全「私たち全提督の弱さが原因だ。」


明全「現、元帥の発案した『海上歩行歩兵兵器案』......」


明全「私たちはその内容を聞いた時に猛反対をした。けど...それでも......」


神野「......」


明全「もしかしたら、この状況を打破できるかもしれないと考えたものが多かった。国の上の老いぼれどもだ。」


明全「君たちのような子どもの命のことを微塵も考えてなかった。私には君たちと同じくらいの娘がいる。それがあったからこそ自分は反対派でいられたと思っている。」


神野「だからか......あいつらが強気でいられたのは。」


明全「今更赦してくれとは言わない。言うつもりもない。それ以前に言える立場にない。赦してくれはしないだろうがもし、君たちに上から無茶な命令があれば私が全力で反対しよう。」


神野「......本当に変わってるな。」


明全「えっ?」


神野「いいよ、俺はあんたに命を預ける。あんたの手となり足となり働こう。だから、生き残れるよう俺たちを勝たせろ。」


明全「......ハハハハハハハハハ!」


明全「君もたいがい変わってるな。」ニヤッ


神野「あんたと比べ物にはならないけどね。」ニヤッ





中盤くらいかな?どうだろうか





早風「どこに行ってたんだ?」


神野「......早風、ついて来い。」クルッ


早風「お、おい......」


神野「明全、ここ使わせてくれ。」


明全「あぁ、ほれ、鍵だ。」


神野「せんきゅー。」


早風「......大事な話か?」


神野「まぁな。」ガチャ バタン





神野「......という訳だ。」


早風「だからさっき探してもいなかったのか。」


神野「他の奴らが行った鎮守府も悪い評判もなく腕のいい提督だということだ。」


早風「取り敢えずは一安心だな。」


早風「というか、お前いつも仕事早いなー。」


神野「そうか?」


早風「そうだよ。まぁ、おかげで判断良く動けるからいいけど。」


神野「本来ならお前の仕事じゃねーのか?」ニヤッ


早風「ははっ、違いないよ。」ニヤッ


神野「でも、まぁ、俺とお前はだいたい考えが同じだからな。意見がごっちゃになる事はない。これから先手に入れた情報は交換し合わないと。」


早風「だな。」


野・早「......」


神野「何を考えてる?」


早風「どうせ同じだろ?」


野・早「...せーの......」


野・早「発案者の下に行っていいのか......」


神野「やっぱり、」


早風「ここだよなぁ......」





神野「明全、部屋の鍵締めてきた。」


早風「ありがとうございました。」


明全「ん、どう致しまして。」


明全「っと、早風君。そんなに畏まらなくてもいいんだが? 」


神野「慣れるまで時間がかかるんだろ。」


明全「君は最初からじゃないか。」


神野「今まで神城「今までこいつが敬語で話したのを聞いたこと無いっすよ。」


報「俺もっす。」


神野「...被せてん来んじゃねーよ、クソバカ野郎......」


神城「は?俺?」


神野「お前以外誰がいんだよ。」


神城「ハァ!?俺バカじゃねーよ!」


神野「うるせぇ、喚くな。」


神城「バカって言う方がバカなんだよ!このバーカ!」


早風「結局神城バカになってんじゃん。」


明全「ん?ほれほれ、喧嘩はやめんか。明全「あそこを見てみろ。あれが中央鎮守府だ。」


<うおー!でっけえ!


<ここで俺たち働くのか......


<やっべぇ...ションベンちびれそう......





??「おじいちゃーん!」


明全「おお!?『____』か!?ただいま!」


??「あれ?おじいちゃん、その男の子たちは?」


明全「私の下で働く子たちだよ。」


??「そっか!」


??「私は『見立____』!よろしくね!」


友人、その他s「......」


神城「......」


<よ、よろしくおねがいしまぁぁす!


見立「あははは!息ピッタリだね!」


神野「ハァ......」


神野(ここが中央鎮守府か......)


神野(降りかかる火の粉は払い除けなければな......)






あともう少しなんだぁぁぁ!





明全「さて、みんな降りたか。ようこそ!我が艦隊へ!」


神野「中々に決まらないセリフだな。」


明全「言わんでくれ...自分も『鎮守府』と言いたかったんだ......!仕方ないだろ...元帥じゃないし!」


早風「ハハハハハハハハハ!これからですよ。」


神城「大丈夫。あんたならなれるさ。」


報「多分な。」


<アハハハハハハハハハ!


明全「ボロクソ言いやがってぇ......」


神野「はははっ。」





明全「今から、老いぼれに挨拶しに行かなければならない。」


明全「全員で行くと迷惑だと言われる。だから、4人だけ来てもらう。」


明全「神野、神城、報、早風。この4人は私についてきてくれ。」


野・城・報・早「はい!」


明全「他の者は先に孫が待っているから案内してもらえ。」


明全「......くれぐれも質問攻めしないようにな!」


<は、はい!


神野「早風......」


早風「分かってる。」





コンコンコンコン


ガチャ バタン




明全「失礼します。」


元帥「おぉ、戻ってきたか......それが例の?」


明全「...ええ。その通りです。」


元帥「全員か?」


明全「いいえ、多忙な元帥殿に御迷惑をかけさせたくなかったので少数人数で来ました。」


元帥「そうか......兵器の研究成功か。」


野・城・報・早「......」ピクッ


元帥「ふむ。では、活躍を期待しているぞ。」


明全「ハッ!」





明全「ふぅ......危なかったよ。」


神城「何がっすか?」


神野「分かれよ。」


報「俺たちがぶちギレしなくてだろ?」


早風「そういうこと。」


神城「あ!あぁ...俺だって分かってたぜ?」アセッ


野・報・早「......バカが。」


明全「ぶっははははははは!」


神野「そういや、あんたもだいぶ言葉の端々にトゲのある言葉があったようだが?」チラッ


明全「ハァ......良く分かるね。」


早風「何のことだ?」


神野「いや、何でもないよ。」





時系列は現在へ





提督「......その日から3年間はとても楽しく過ごせたな。後から話す戦いが終わった日を全員の命日として、毎年墓参りに行ってんだよ。まぁ、墓じゃないんだが大将たちが石碑を建ててくれてね。」


提督「始め半年は出撃する際の連携、訓練のメニュー。」


提督「後の2年半は出撃もしたが被弾は全くなかった。」


提督「そのうち前半は戦場区域、敵艦の出没ポイント、弱点の位置、時間帯を変更した際の敵艦の変化、その他データの統合。」


提督「そのデータが今、お前たちが出撃をしている際に行っている効率のいい動き方、陣形移動にも使われてんだぜ?」


艦娘s「えっ?」


五月雨「そうだったんですか?」


提督「うん。」


利根「だからあんなに細かく指示できたのじゃな......」


川内「初めて知ったよ。」


鳳翔「ええ。」


提督「逆に知らなかったのか?」


艦娘s「......」コクン


提督「マジか。」


赤城「そう言えば...艤装などは今と変わらないんですか?」


提督「......いや、今と比べるとゴミと宝石との違いだよ。」


提督「それと、俺たちの時は艤装を作戦によって取っ替えてたんだ。」


榛名「え?今はできませんけど......」


提督「そりゃあ、さっき言ったように効率を考えたんだよ。」


榛名「?」


提督「適性が合わないのに作戦によって替えるのは場合によっては逆転される。」


艦娘s「......」


提督「まだ休むか?」


五月雨「私は大丈夫です。」


提督「他の奴らは......全員同じか。」





過去へ遡りそこから3年とちょっと





神城「......嘘だろ?」


報「いや......本当の事だ。」


友人3「待ってくれよ......あそこの提督はどうなって......」


その他7「いや...もうダメだ。」


友人3「そんな......」


神野「......」


その他s「......」


友人3「お、おい神野......」


早風「おい、____!」


友人3「あそこに行った奴らとも約束しただろ?俺たちは仲間だって......」


神野「黙れ。」


友人3「神野...見捨てるって言うのかよ!」


神野「......黙れ。」


友人「おい!じん神野「黙れぇ!」


神野「____。」


神野「お前だけ気が立ってると思うなよ?」ギロッ


友人3「......」ブルッ


その他s「......」ゴクッ




ガチャ バタン




明全「......作戦が下った。」


報「佐世保鎮守府が奇襲をうけた件だろ?」


明全「お前はいつも早いな。」


早風「で?」


明全「他の鎮守府と共に出撃を行なえとのこと。」


神野「報、聞きたいことがある。」


報「俺にか?」


神野「上から教えてくれないだろうからな。」


神野「いつだ?」


報「三日前だ。」


神野「聞いたな、じいさん。今日か明日にはどっか狙われるぞ!」


明全「っく...どうする?」


早風「移動しながらの方がいいだろう。」


明全「そうだな。よし、準備に取り掛かれ!」


<はい!





あと10000字くらいかなー





神野「提督。」


明全「なんだ?」


神野「ここは何ヶ所かの鎮守府に別れた方がいいでしょう。」


報「見立提督のところに行かれますか?」


神城「え?見立『提督』?孫の?」


報「お前話聞いてなかったのか?」


早風「最年少での初女性提督だと騒がれていただろう。」


明全「そんな場合じゃない。」


神野「話を戻すがそれは得策じゃない。」


明全「そうだな。」


神城「見捨てるのか?」


神野「そうじゃない。」


早風「考えろ、見立提督は被害のあったところから一番近い。それなりに準備が整っているはずだ。それに...分かっているだろう。」


神野「そして、他の奴らを率いなきゃいけないうちのうちの提督は他の所に行って指示を出さなければならない。」


明全「皮肉だな...国民守ることで家族一人を守れなくなるとは......くそっ!」


明全「......神野、早風、報、神城。」


神野「了解しました。」


明全「孫のところに......え?まだ何も......」


神野「『孫の所に行ってもらえないだろうか。これは軍規に違反すると分かっているが身内も助けたいという思いは捨てきれん。責任は取る。』でしょう?」


明全「ハハハ...適わないな。」


早風「そういうことなら任せてください。」


神城「提督と少数の者たちは横須賀へ向かってください。」


明全「任せろ。」


明全「そうだな。その他の者たちは神戸の港から陸路で急いで舞鶴に向かわせる。」


早風「頼みます!」


明全「......武運を祈る。」


野・早・報・城「っ!」


野・早・報・城「ハッ!」ビシッ


明全「では、4人は行動を始めてくれ。あとはこちらで指揮を執る。」





もっと早く始めてれば良かった





神野「もうそろそろ呉の鎮守府だ。」


早風「あぁ、分かった。」


報「神野、あとどんくらいだ?」


神野「そうだな......あと、10分ってところだ。」


神城「神野、やってるか?」


神野「......!急げ!全速力だ!」ザザザザーー


早風「あ、おい!」ザザザザーー


神城「どうした!?」


神野「襲われてんだよ!」


早・報・城「っ!」





見立「くっ!左から回り込んで!」


友人5「む、無理です!う...うわぁああぁぁぁぁ!」


その他8「に...逃げて......」


見立「逃げれないわ!何としてもここは守らないと!」


その他9「提督、危な......」ドゴォォォォォン!


見立「っ!」


見立(ここまで......かな?おじいちゃん許してくれるかな?)




ドゴオオォォォォォォォン!




見立(あれ?全然痛く......ない?)パチッ


見立「え?」


神野「......っぐぅぅ!」ボタボタ


神野「挟め!」


早・報・城「おう!」


神野「おい、指示を出せ。今俺たちの命はあんたが握ってる。」


見立「え?だって......」


神野「だってじゃねぇ...いいか?俺たちは生きて帰るために戦ってんだ。お前が生きたいと願うなら......力を貸そう。」


見立「でも、そんな身体じゃ......」


神野「任せた。」ザザザザーー


見立「......」


見立(神野君は生きるために戦ってる。この状況で......かっこいいなぁ。けど...私だって生きたいの!なら負けてられないな。)クスッ


見立「3方向から囲い込んで!動ける人は真ん中から潰していって!」


<はい!


見立「よし!いい感じ!」





神野「っつつつつ。見立、あとは自分でやるから。」


見立「だめよ。出血がひどいんだから。」グルグル


神城「もうここには来ないんだな?」


神野「ん?あぁ。」


報「お、おい!大変だ!」


早風「どうした?」


報「......壊滅だ。」


神野「は?」


報「舞鶴壊滅した。」


全員「......」


早風「え?うちの...奴らも?」


報「う...ぐっ......」ポロポロ


神城「嘘...だろ?」ポロポロ


早風「......」


神野「う...あぁぁああ......」ボロボロ


神野「っぐぅぅぅぅあああぁぁぁぁぁ!」ボロボロ





書き溜めてたネタ尽きちゃった





神野「...すまん。落ち着いた。」


早風「仕方ない。」


神城「...多勢に無勢だな。」


報「でもやらないとな。」


早風「お前ケガはどうなんだ?酷いが。」


神野「死んだ奴と比べれば...このくらい。」


早風「......」


見立「ごめんね......」


見立「私いい気になってたみたい。周りから持て囃されて足元を見てなかったみたい。」


神野「仕方ないよ。」


神野「何がどうあれ見立が手に入れたその力は自分の物だ。今までの頑張りが無駄になる?そんなわけ無い。だから、気にするな。」


早風「そうだ。1000対1って訳じゃない。こっちは大幅に減ったとはいえまだ50人はいる。」


神城「俺たちが最後の砦だ。」


報「横須賀までは頼むぜ?」


野・城・報・早「見立提督。」


見立「っ!」


見立「ええ。では、準備は整いましたね。横須賀へ向けて、出発します!出て!」


<はい!


見立(神野君、みんな...ありがとう。)





即興で作るって頭フル回転で疲れる





見立「......っ!」ガチャ


明全『見立提督か!?』


見立「はい!」


明全『済まない!こっちも急いでくれ数人が動けな......っく!頼む!』


見立「了解しました!」


見立「そろそろです!空母の子は艦載機を出してください射程圏内に入ったら戦艦の艤装の人たちは主砲を一斉射撃を!それ以外の駆逐艦、巡洋艦の子たちは雷撃準備!」


<了解!


<こちら整いました!


見立「撃てぇぇぇぇえ!」




ドンドンドンドンドンドン!


ボゴォォボガァァァァアン!




神野「雷撃整ったか!?準備できたら放て!」


シュパシュパシュパシュパシュパシュパ


ドゴオォォォドガアアアァァァン!


見立「だいぶ片付いたわね......」


見立「よし、このまま横須賀に突っ切るわ!」


見立「周りの砲弾から守って!」


<了解!


神野「っ!」


神野「6時、1時、11時の方向から5秒後に砲撃が来る!向かい撃て!」


城・報・早「わかった!」


見立「え?」




ドンドンドンドンドンドン!


ボゴォォボガァァァァアン!




見立「当たった......え?」


神野「見立提督!明全提督に通信!」


見立「は、はい!」


見立「明全提督!今つきました!どのくらい減りましたか!」


明全『今のでだいぶ減った!けどまだ多い!こっちの人数が少ない!できればそっちを早く潰してくれ!』


見立「了解!」


神城「っ!新型か!?ネ級とツ級!?くっそがぁ!」


早風「参ったな......」


報「おい、神野!」


神野「......そこを、どけえぇぇぇぇぇ!ドンドン!




ドゴオオォォォォォォォン!




ネ級「ッグゥゥアアアア!」ブクブク


ツ級「ッグゥゥ!」


早風「大破止まりか!くそ!突っ込め!」ドンドン!


神城「くっそがァ!」ドンドン!


報「神城!危ない!」グイッ




ドパァァァァン!




神城「あっぶねぇ!」


報「周りを見ろ!」


神城「わーったよ!」


その他s「う...うあおおォォォォ!」


見立「......何で?なんでみんな怖くないの?なんで生きようとしながら戦おうとするの?」


見立「おかしいよ。絶対......」ポロポロ


明全『見立提督!こっちはもうギリギリだ!軍艦の砲撃でなんとか凌いでるだけだ!早く!』


見立「うっ......」


明全『っく!こっちはもうあと5人か!』


大将『こっちはもう2人です!』


見立「あ...あぁ...こっちもあと15人......」ヘナヘナ


神野「見立ぇ!諦めんじゃねぇぇ!生きたいならいくらでも力貸すつったろうがぁぁァ!」


見立「っ!」ビクッ


神野「早く!指示を出せぇぇ!」


見立「そう...だね。うん。みんな!突っ込んで!今はそれしかできません!早く!向うにたどり着けるようにして下さい!」





文字制限足りるかな





明全「くそ!もう誰も......ここまでかもしれんな。」


大将「敵の手に掛かって死ぬよりは......」ピクッ


明全「ん?」


見立「来ました!大丈夫ですか!?」


明全「......そうか、あいつらは生きてるのか?」


見立「......もう10人もいません。それでも!あの人たちは自分たちで戦ってるんです!生きるために!」


明全「......分かった。すぐに準備しよう。」


大将「俺も行こう。」


明全「ここで指揮を頼む。」


見立「ハッ!」





神野「____!」


神野「くっそがぁぁぁぁ!」ドンドン!


神城「墜ちろォォォォォ!」


早風「キリがねぇ!」


報「あと...50......。」


神野「弾が切れそうだな...4人でこの数か......」


報「50......多いな。」


早風「じゃあ、諦めるか?」


神城「はっ、んな訳ねーだろ。」


神野「何発残ってる?俺は13だ。」


早風「11。」


報「12。」


神城「10だ。」


神野「特攻覚悟だ。一発も外せねーよ。行くぞ!」


野・城・報・早「うおぉぉぉぉぉぁぁぁぁぁ!」ドントンドン!




ドゴオオォォォォォォォン!




見立「っ!もう、作戦らしき作戦はないね。ごめんね......最後まで役に立たなくて。けど!最後くらいは!」タッ!





明全「報告します!敵艦隊が攻めてきています。それによりこちらは大打撃を受け動けるのがもう4名しかおりません。」


元帥「...結局。役に立たなかったか......」


大将「そんな知ったような口をきかないでください!彼たちは自分たちが生きるために戦いそれでもなお死んでしまったのです。」


明全「私たちよりもはるかに危険な場所で戦い、守ったのです!」


元帥「結果は?」


明・大「っぐ!」


元帥「結果が全てなのだ。」


明全「......自分たちで動きますよ。」カチャ


大将「覚悟してください。」カチャ


元帥「......何の真似だ?」


明全「もう、逃げることはできません。貴方がこれまでにしてきた事、全て調べてあります。」


大将「因みに助けを呼ぼうとも無駄です。私たちは彼らと共に罪を背負う。」


元帥「っぐ!くそがぁぁぁぁ!」




パァンパァンパァンパァン!




明全「......急ぐぞ。」


大将「あぁ。」





もう無理矢理感半端ない





神野「ハァ...ハァ...ハァ!」


神城「くっそぉ!もう、動かねぇ!」


報「もう、ここまでかな。」


早風「やることは、やったな。」


神野「まだだ...俺はまだやることがあんだよ。」ググッ


神野「弾寄越せ。」


神城「1人でか?」


神野「お前らが動かないからな。」ダッ!


報「あー、悔しいな。」


早風「俺なんてもっとだよ......」


神城「この中で一番年下の奴に言いように言われたままじゃ、かっこ悪いなぁ!」ググッ


報「そうだな。」ググッ


早風「はっ、ボロボロの癖に無理しやがって!」ググッ


報「行くぜ!」





見立「あと、10......多分余るのは4体。運がよければ!」





大将「見立提督は!」


明全「っ!あそこだ!」ダッ!


大将「急がなければ!あの子たちが!」ガチャガチャ


明全「あのあたりがポイントだろう。」


大将「分かった。先に渡してこい!」


明全「わかった!」





神野「あと、5だ!つっても、俺の1発しかねーのか。」


神野「最後くらいは!派手に!当ててやるよ!」ザザザーー


神野「消えろォォォォォ!」ドォン!




ドゴオオォォォォォォォン!




見立「神野君!しゃがんで!」ブン!


神野「見立!?」


神野「っ!」サッ




ドゴオオォォォォォォォン!




報「終わった......」


神城「......勝ったのか?」


早風「みたいだな。」


神野「っ!見立!危ねぇ!」ダッ!


見立「えっ!?」


明全「____!」




ドゴオオォォォォォォォン!




見立(あれ?暗い...って、重いな。)


見立「ん...んしょ......」ズルッ


見立「え?神野...君?」





ごめんなさい。拙すぎる





神野「...ん......」ピクッ


神城「起きたか!」


神野「......ここは?」


報「軍病院だ。」


神野「終わったのか?」


早風「あぁ。大将さんが対深海棲艦用に研究者たちを締め上げて作らせたようだ。」


報「最後の隠れていた数体はやったそうだ。」


神野「......そうか。」


神野「ところで俺はどんくらい寝てた?」


早風「5日。」


神野「え?」


早風「5日。」


神野「マジかよ......」





明全「どうした、こんなところに。それより動いていいのか?」


神野「......俺、どうすればいいかな?」


明全「......」


神野「無責任なことを言ってみんなを守ることすら出来なかった。悔しいよ!」ポロポロ


明全「お前は頑張っただろう。」


神野「結果なんだよ。全ては......」ポロポロ


明全「なら私たちは君たち以上の罪だ。君たちを守ると言いながら結局死なせてしまった。」


神野「......そうか。愚痴に付き合ってありがとう。」


明全「もういいのか?」


神野「今のは卑下してるんじゃなくて気遣ってんだろ?それだけで......嬉しいよ。」


明全「......敏いな。」クスッ


神野「っと、見立は?」


明全「多分もうそろそろ来ると思うが?」


神野「......会わないことは?」


明全「させん。」


神野「そうか。」




ガチャ! バタン!




見立「神野君!」ダキッ


神野「痛い!」ドゴォ


見立「あ、ごめん!」


見立「って、ごめんね......私、提督としても役に立たないどころか足を引っ張っちゃって......君たちの友達......奪っちゃって......」ポロポロ


神野「なぁ、それより俺はお礼がいいな。謝罪じゃなくて。」


見立「?」


見立「あっ、ありがとうございました!」


神野「......どう致しまして」クスッ





分かりづらくて本当にすいません





数日後......




明全「神野、怪我はどうだ?」


神野「だいぶ。さすがケミカル強化。人間の比じゃないよ。」


明全「自分を卑下するもんじゃない。」


神野「おう。」


明全「それと、お前には今度横須賀の鎮守府に着いてもらいたい。他の奴らはもう着くって言ってるぞ。」


神野「......今、あんたには俺みたいに自由に動ける『駒』が必要だろ?」


明全「......」


明全「仕事を与えよう。因縁の地へと赴いてもらう。」


神野「また何かしてんのか......」


神野「分かった。」





神野「ここに来るのは久しぶりだな......チッ」


所長「おやぁ?待ってましたよ。ほんとに生きているとは......驚きました。」


神野「......」ピクッ


所長「怖いですねぇ。」ニヤニヤ


神野「好きに行かせてもらう。」


所長「いいでしょう。」


神野(さて、探るか......)


神野(ん?何だあれは。)ピクッ


神野(結構奥の部屋だな。)


神野「行ってみるか。」





神野「ここか。台の上に何か。」カツカツ


神野「......は?」ペラッ


神野「ハハハ...おい......ふざけんなよ。」


神野「『艦娘改造計画』......『先の研究により男性より女性の方が反応が強く出た。また、研究も進み艦種別に別けた方が』......『そして、1つの艦の名前ごとに1人ずつしか適性を持たないことも発見した。運良く全員を見つけることができた』......?」


神野「ここの部屋の培養器にいるのが?」


神野「まさか...クローン?」


所長「おおっとぉ、そこまでぇ。」


神野「......」


所長「ここまで知られたら帰せませ...ん?」ドスッ


神野「ふ......っざけんなよ!」


所長「あぁぁぁぁあああぁぁ!私の!私の優秀な血がぁ!」


神野「このことは上へ報告させてもらう。それより、この子たちを戻せ!」


所長「無理...タイムリミット...だよぉ......」


神野「え?」




ゴゥゥゥン プシューーー・・・




神野「......」


所長「タイム...オーバー......」


神野「くそっ......くそ!クソクソクソクソクソ!」


神野「また、守れなかったのかよぉ!」





こういう経緯で





神野「......もしもし?明全、迎えよこせ。」


明全『......どうした?』


神野「迎えよこせ。」


明全『分かった。』プツッ


神野「......」チラッ


艦娘s「......」


神野「俺たちよりも......か。」





明全「迎えに......え?神野、その血は?」


神野「......自分の血と、他人の血だ。」


明全「......」ダキッ


神野「......あっ。」


明全「すまんな...本当にすまん。」ボロボロ


神野「っくぅぅううぐぅぅ......」ポロポロ





明全「さて、この子たちをまずは出さないとな。」


神野「......あぁ。」


神野「向こうについたらどうする?もう......培養器に入れられた時点でクローンは完成されてる。」


明全「多分、もう変えることはできない。」


神野「......」


明全「もう、この子たちを死なせずにするしかないよ。」


神野「......そうだな。おい、オリジナルのこいつらは俺のところに寄越してくれ。」


明全「話に乗ってくれるか?」


神野「あぁ。俺の自己満足にしかならんが、あいつらとの約束を俺たちの『子』を死なせないことであいつらとの約束を守ってみせるよ。」


明全「あぁ、任せた。」


明全「それより、冬にその格好寒いだろう。」


神野「......まぁな。」


明全「早く帰るぞ。家に......『我が鎮守府へ』。」


神野「っ!」


神野「おう。」





今日中終わらす





艦娘s「......」


提督「本当に......すまん。自分たちが生きていくために戦っていけばお前たちのような『子』は出てこないと思っていた...けど......」


提督「本来ならもっと早くにお前たちに話すべきだった。」


提督「分かってはいる。ただ、自分の最後になる時に話したかったんだ。」


艦娘s「え?」


提督「お前たちは研究が進み身体に負担は全くない。必要な部分だけ取り込み不必要なものは削ぎ落としたものだ。俺たちは研究始めだからね。」


五月雨「それって......」


提督「分かった奴もいるかもしれんが俺たちは『調整体』なんだ。明日には死ぬかもしれないしもっと長く生きるかもしれない。流石にこれは極端すぎるが。」


川内「嘘......」


提督「すまんな。だからと言って俺は生きることを諦めたわけじゃない。死ぬまでもがき続けるつもりだよ。」


提督「自分でもいうのもなんだけど仕事を次の日の分まで進ませたがるのは何かをしてないと不安になるんだよ。今後それだけは目を瞑ってくれないか?」


艦娘s「......」


提督「それと、お前たちの考えを聞かせてくれ。」


艦娘s「え?」


提督「え?最初言ってなかったっけ?」


艦娘s「言ってないです。」


提督「う〜ん、まぁ、じゃあ聞かせてくれないか?」


鳳翔「なら1つ聞かせてくれませんか?」


提督「なんだ?」


鳳翔「私たちがそんなことで怒ると思っているんですか?」


提督「は?......そりゃあ。」


利根「失礼ながらバカかお主は!」


提督「は?」


赤城「そうです。例え私たちを守れなかったにしても救おうとしてくれたんです。」


榛名「ええ。それでも自分を責め続けて苦しんでいるのにこれ以上苦しもうとしています。」


川内「もう苦しまないでいいんだよ。私たちはもう......」


五月雨「『家族』、なんですよね?」


提督「...バカだな、俺。こんなに慕ってくれてるのに......お前らはいいのか?こんなバカについてきて。」


利根「なーに、バカと付き合うことが楽しいんじゃ。それも、提督という大バカ者とな。」


提督「...はっ、言うねぇ。」ニコッ





一話一話保存する時重い





提督「......ふぅ、おーいみんな降りろ。」


五月雨「お疲れ様ですね!」


提督「......分って言ってるのか?」


五月雨「?」


提督「いや、いいよ。」


川内「人数100人以上いたし、その中でも黒一点だったもんね。そりゃ気疲れするよ。」


提督「分かってたのか?」


利根「おおぅ!?こんなところにカエルが!かわいいのじゃ!」


筑摩「ダメですよー。持って帰れませんからね。」


利根「て、提督ー!」ダキッ


提督「うお!バカっ!いってぇ!」ドゴォ


鳳翔「ふふふ......でも、お墓参りが今日だとは思いませんでした。」


提督「墓じゃないが......てか、目的は聞かないんじゃなかったのか?」


赤城「ええ、だから着いて来てるんじゃないですか。」フンス


提督「そんな頓知はいらねーよ......」


榛名「でも、こんな田舎だったんですね。」


提督「悪かったか?」


霧島「そんな訳ありません!」ヌッ


提督「うおおおっ!いきなり出てくんなよ!びっくりするだろ!」


霧島「そんなに驚かなくても......」


提督「まぁ、防寒しすぎることはなかったろ?」


霧島「ええ。これでもまだ寒いです。」


提督「ここだよ。」


提督「おう、お前ら。本当なら酒飲める歳だろ。ほら、ここに並べとくから。」


艦娘s「......」


提督「後ろの女の子たちか?俺たちの『子』だよ。あぁ、分かってるよ。お前たちとの約束、今度こそ守るよ。じゃあ。来年も来るからよ。」


艦娘s「提督と楽しく過ごしてます!大丈夫です!安心して任せてください!」


提督「えっ?お、おい......」


艦娘s「ね?提督?」


提督「......ハハハ。ハァ......そうだな。」クスッ





次で終わり





提督「さて、もう1ヶ所付き合ってもらってもいいか?」


五月雨「どこか行きたいところがあるんですか?」


提督「まぁな。今まで避けてたんだけどやっぱり挨拶に行かないといけないだろうな。」


五月雨「挨拶?」


提督「そうだよ。伝えないといけない。生き残った俺の役目だからね。」


川内「ふーん、どんなところなの?」


提督「ついて来れば分かるだろう?」


利根「そうじゃが気になるのは気になるんじゃよ!」


提督「まぁ、お前たち全員は将来来ないといけないぜ?俺と未来を共にするなら。」ニヤッ


艦娘s「??」


提督「ハハハ、そのうち分かるよ。あと、2時間もすればね。」


提督「予想してみたらどうだ?」





提督「おー、久しぶりだな。」


鳳翔「ここら辺ですか?」


提督「近いよ。」


提督「ほら、あそこ。」


赤城「美味しそうな農園があります!」ダッ


提督「待て待て待てーい!」ガシッ


赤城「グフッ!ちょ、ちょちょちょ!ヘルプー!」ジタバタ


提督「バカか!あれは俺のじいちゃんの農園なの!」


艦娘s「えっ?」


提督「そう、正解はじいちゃんとばあちゃんの家だ。」


艦娘s「で、でかぁ!」


提督「そりゃあ、人がいっぱいいたからな。」





提督「......久しぶりだな、この家。」


提督「色々...思い出すな。」


五月雨「どうしたんですか?」


提督「いや、なんでも......」


<キャッキャッ ワーギャーワーギャー!


提督「っ!?」バッ


川内「っうわ!びっくりした......驚かさ...え?」


鳳翔「な、なんで泣いてるんです!?」


提督「...っぐぅ、っうく......」ツー


提督「お前ら...すまん......頑張るよ。」


艦娘s「?」


赤城「あの、提督?何もいませんが......」




ガチャ・・・




神父「お前...____か......?」


聖母「......お帰り、____。」ポロポロ


提督「うっ...ああぁぁぁぁあ......」ボロボロ


神父「落ち着きなさい。君たちもお入り。」


艦娘s「......はい。」





提督「おいおい......勘弁しろよぉ。」完結





艦娘s「......」


神父「落ち着いたか?」


提督「あぁ、すまん。」


聖母「でも......貴方だけでも生きてくれてて良かった。」


提督「......俺だけじゃ意味はないだろ。」


神父「____よ。世の中には意味のないものなんてない。」


提督「...昔、教えてくれたな。」


神父「あぁ。全てのものは意味を持つために生まれ意味を持ったまま果てる。____、今そのように考えている方が無駄にしている。賢いお前ならわかるだろう?」


提督「......あぁ、そうだな。すまん。」


神父「うむ。それより......」


聖母「ふふふ......」


艦娘s「......」ゴクッ


提督「......拒否権は?」


義祖父母・艦娘s「なし!」


提督「ハァ......で?」


神父「この娘たちはとうしたんだ!」


提督「うちの仕事場の働き手!」


聖母「そんな話聞いてないわ!」


提督「は!?じゃあなんて言えばいいんだよ!」


義祖父母「オフィスラブはどうなの!?」


提督「ブッ!」


提督「な、なんでそんなことを!」


神父「その反応はいるな!」


聖母「誰なの!?」


艦娘s「えっと......せーの、」


提督「おい!お前ら、ちょっ......」


艦娘s「全員です!」


提督「......終わった。」


神父「ほほう!やることはやってんだな!」


提督「え!?思ってた反応と違う!」


聖母「全員分の結婚はここでやってね!割引しちゃうから!」


提督「俺が払うの!?負担はしてくれないの!?」


義祖父母「当たり前!」


艦娘s「提督!約束ですよ!」


義祖父母「期待してるから!」


提督「おいおい......勘弁しろよぉ。」苦笑


後書き

さて、前書きで述べましたとおり反省すべきことがありましたのでお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。

さて、反省はここまでにしておかないと延々と続いてしまいますから終にしてここからお礼を言います。今回、やっと約100000字埋めることができました。これも、皆さんが読んでくれたから書ききることができまし。本当に感謝しています。ありがとうございます!

では、次回の予告ということで作品の名前を言っておきたいと思います。次回作は『五月雨「提督、一生懸命頑張ります!」』で行こうと思います。

では最後に、次回も拙い文になりそうですが今回これを踏まえて成長して行きたいと思います。では、これからもよろしくお願いします!


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1: ホワイトレイヴン 2014-10-14 00:48:30 ID: 8hW1UncI

まぁドンマイとしか言い様がない。俺も1度経験しているから気持ちは痛いほど分かる。次からはバックアップをとることを強くおすすめするよ。

2: カチューシャ二世 2014-10-14 08:04:53 ID: ZVwRp_XC

あぁ、僕もやったよ・・・。

3: いわちゃ 2014-10-15 09:42:15 ID: cBWaTF4Q

再開してくれて嬉しいです
頑張ってください

4: SS好きの名無しさん 2014-12-02 19:26:01 ID: 7YoXPcT6

相対性理論、恐るべし
そして、地球、恐るべし

5: SS好きの名無しさん 2014-12-29 21:52:00 ID: YwXLE7Md

さながら、「プロトタイプ・艦娘」か…

6: SS好きの名無しさん 2015-01-01 16:48:02 ID: OASnJXF1

おつかれさまです!
つぎも楽しみにしてます


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