2017-02-19 15:26:36 更新

概要

この作品は単独行動隊提督に出てくる瑞鶴の過去のお話です
かなり過激に書いてるのでお読みになる際は前書きに注意事項を書いておきますので目を通してからお読みください


前書き

注意事項

・瑞鶴の精神をかなり崩壊させています
・瑞鶴loveの方はブラウザバックを勧めます
・瑞鶴の傷つくところを見たくないと言う方もブラウザバックを勧めます
・こんな提督とイチャラブなんか許せないと言う方もブラウザバックを勧めます
・以上の注意事項を了承致す方のみお読みください










瑞鶴

元呉鎮守府に着任した艦娘…だが、呉鎮守府の提督は五航戦はいらないと言い追い出された


提督

大湊警備府提督(本作品では南我原鎮守府提督)
捨てられた瑞鶴を拾った本人
仲間思いが強く、艦娘を犠牲にしたり捨てるような真似は絶対しない


翔鶴

大湊警備府に着任してる艦娘
瑞鶴の姉である
































私は…捨てられた…


着任先の鎮守府に行ったら…追い出された…


五航戦なんかいらないと言われ…追い出された…


…なんで?確かに一航戦と比べれば私は弱いかもしれない…でも、仮にも正規空母


正規空母なら必ず戦力としても役立つはず…軽空母と比べたら燃費は悪いけど役立てるはず…でも、捨てられた…


…なんで、私はこんな目に合わなくちゃいけないの? なんで?どうして?わかんないよ…



瑞鶴 「…」ザー… 適当に海を走ってる


瑞鶴 「(…あぁ、本当に…なんでだろ?なんでわたし…こんな目に…)」ザー…


瑞鶴 「(五航戦でも役立てるはず…燃費の事を考えたら私の方がまだ削減できる…でも、捨てられた…)」


瑞鶴 「…」ザー…


瑞鶴 「(…わたし、役たたずなの?五航戦だから私役たたずなの…?)」


瑞鶴 「(…そうだ きっとそうなんだ…私が五航戦だから追い出されたんだ…そうに違いない)」


瑞鶴 「(きっと他のところに言ってたとしても五航戦だからと言って追い出すに違いない…うん 絶対追い出すに違いない)」


瑞鶴 「(もしくは性奴隷として使うかもしれない…そうだ そうに違いない…)」


瑞鶴 「…」ザー…


瑞鶴 「(…あぁ なんか考えるの疲れたな…早く寝たい…)」


瑞鶴 「(いや、寝たらもう起きたくないな…永遠に、ずっと…)」


瑞鶴 「(そうすれば…こんな馬鹿みたいなこと考えなくて済む…そうだよね?永遠に眠れば…もう考えなくていいんだよね?)」


瑞鶴 「…あは、あはは?あはははは…」ツツー… 目が見開いていきながら涙がこぼれ落ちる


瑞鶴 「ねぇ…深海棲艦 誰でもいいから来てよ?私を沈めてよ?ねぇ…誰でもいいからさ?」


瑞鶴 「ぐちゃぐちゃのバラバラにしてもいいから誰か来てよ?ねぇ深海棲艦…」


瑞鶴 「好きなようにしていいからさ?誰か来てよ?ねぇ…誰でもいいからさ!?」


瑞鶴 「あはっあはは!あはははは!?」ザー…






アハハ!アハハハハ!ハハハハハハ! 夜の海の上で不気味な笑い声が響き渡る



提督 「…っん?」ザー… 海を走行中


翔鶴 「どうしましたか?提督」ザー…


提督 「…今誰か笑った?なんか笑い声が聞こえた気がするんだけど」


伊19 「っえ?…誰も笑ってないと思うのね?」


吹雪 「私も笑ってませんよ?」


天龍 「俺も笑ってないぜ?」


龍田 「私は天龍ちゃんをずっと見てたけど笑ってなかったわよ?」


天龍 「気持ち悪いな!?」


提督 「うーん?聞こえたような気がするんだけど…気のせいかな?」


川内 「…いや、気のせいじゃないよ?提督 向こうに誰かいるよ?」スッ 指を差す


提督 「…っえ?」



瑞鶴 「あはは?あはははは!はははははははは!!」ザー… 発狂しながら海を走っている


翔鶴 「…あれは瑞鶴!なぜこんなところに?」


提督 「しかも凄い笑ってるな?なんか不気味なんだけど…」


川内 「なにかあったのかな?行ってみよう!」ザー…


ザー…



瑞鶴 「あはは!あはははは!はははははははは!!」


瑞鶴 「ねぇ誰もいないの!?これだけ騒いでるのに誰もいないの!?誰か一人ぐらいいてもいいんじゃないの!?」


瑞鶴 「もしかして隠れてるの?驚いてるの?警戒してるの!?そんなの気にしなくていいわよ!」


瑞鶴 「私は一人なんだから殺すならすぐ殺せるわよ!?私以外誰もいないわよ!?いるわけないんだから!!」


瑞鶴 「さぁ殺すなら早く殺しなさいよ!?早く殺してよ!!あはっあはは!あはははは!?」


ザー…


提督 「…これはどういう状態だ?完全にイカレてるようにしか見えないんだが」ザー 瑞鶴の元まで来る


翔鶴 「…瑞鶴?」


瑞鶴 「…あれ?翔鶴姉じゃん なんでこんなところにいるの?」


翔鶴 「それはこっちのセリフよ?瑞鶴こそなんでここにいるの?」


瑞鶴 「わたし?私は今から死のうとしてるの!」


瑞鶴 「私は役たたずだからいらないって追い出されたの!だから私は深海棲艦に沈めてもらおうとしてるの!」


川内 「いらない?それは誰が言ったの?」


瑞鶴 「呉鎮守府の提督さんによ!五航戦は役たたずだから家にはいらないって私を捨てたの!? 一航戦の方が強いから五航戦の私はいらないって言って追い出したのよ!」


瑞鶴 「だから私は死のうとしてるの!役たたずな艦娘は死んだ方がいいわ! 解体なんかしないで捨てた方がよっぽどいいわ!」


瑞鶴 「あはっあはは?あはははは!あっはははは!!」


提督 「…かなりイってるな?ちょっとまずいな」


提督 「みんな この子を連れて帰るぞ?このままだと本気で死にかねない 文句はないな?」


伊19 「文句なんて何一つないのね!早く連れて帰るのね!」


天龍 「その呉鎮守府の提督って奴マジふざけてるな?今からでも殺しに行きてぇ!」ギリッ


龍田 「天龍ちゃん 今はそんな奴のことよりこの子をどうにかすることが先よ?今は抑えてね?」


天龍 「…わかってるよ そんなこと」


提督 「翔鶴 川内 二人でこの子を運んでくれ?今日の夜戦は中止だ いいな?」


翔鶴 「はい!」


川内 「わかってるよ!夜戦より仲間を救う方が優先だよ!」


提督 「ならよし!瑞鶴 一旦俺達の警備府に行くぞ?拒否権はないと思ってくれよ」


瑞鶴 「なに?連れていくの? 拷問するの!?それとも性処理道具に使うの!?それとも私を殺してくれるの!?」


提督 「そんなことしないよ?行くよ」


翔鶴 「瑞鶴 もう大丈夫だからね?だから元に戻って!」ジワッ… 瑞鶴の残酷さに涙目になる


瑞鶴 「何泣いてるの?翔鶴姉 私は普通だからね?」目には光が指していない…


川内 「…かなり重症だね?早く治さないとかなりまずいよ」


瑞鶴 「治す?何を治すの?」


提督 「いいから黙ってきてくれ?拷問や性処理道具なんかしないから安心してくれ?」


瑞鶴 「しないの?それじゃ私を拉致監禁するの?それとも殺すの?」


提督 「…行くぞ」


全員 「「了解!」」


ザー…



提督 「…」ザー…


瑞鶴 「ねぇ翔鶴姉 私はなにされるの?殺されるの?監禁されるの?ねぇ翔鶴姉」ザー… 翔鶴達に引っ張られながら付いてくる


翔鶴 「…大丈夫よ あなたは殺されたりしないわよ」ザー…


瑞鶴 「それじゃなんで私を連れていくの?連れてっても私邪魔だよね?そうだよね?」


川内 「…静かにして?今みんなそんな気分じゃないから」


瑞鶴 「そんな気分じゃない?あっそうか!その気になったら殺してくれるんだね!?そんなんだよね!?」


川内 「…黙ってくれない?誰もそんな事言ってないでしょ?」


瑞鶴 「…それじゃ私をいつ殺して…?」


翔鶴 「…瑞鶴…」ググッ 拳を作って涙を流すのをこらえる


提督 「(…完全に精神が崩壊してるな?いつ見放されたかわからないけど一日二日で精神崩壊する程人間の感情はやわじゃない…)」


提督 「(…けど、あんな状態で今まで深海棲艦に見つからなかったのは無理がある 昨日今日追い出されて精神崩壊したならまだわかるけど…)」


提督 「(どっちにしても艦娘を見捨てたことには違いない…しかもよりによって翔鶴の妹)」


提督 「…殺す」ボソッ


伊19 「…っえ?」ザー… 水面に上がってみんなと一緒走ってる


提督 「瑞鶴を捨てた糞野郎…必ず殺す!!」ギリッ!!


伊19 「っ!!!?」ビクッ!!


天龍 「? どうした?伊19 今なんかビクッてしてたような気がするんだが?」ザー… 走る音で提督の口走った言葉が聞こえていなかった


伊19 「っえ!?あっいや、何でもないのね!気にしないで欲しいのね?」


天龍 「…そうか?」


龍田 「ほら天龍ちゃん?喋ってる暇があるなら辺りを見渡してないと危ないわよ?」ザー…


天龍 「おっとそうだった?すまねぇ」ザー…


伊19 「(…今、完全に提督殺すって言ってたのね…絶対聞いたのね)」


伊19 「(確かに提督がそう思うのは仕方ないと思うけど…流石に殺したらまずいのね!)」


伊19 「(私がちゃんと見ないといけないのね!)」


ザー…













朝ー大湊警備府帰還 翔鶴の部屋



瑞鶴 「すぅ…すぅ…」 翔鶴のベッドで一時的に落ち着いたかのように寝てる


翔鶴 「…」


提督 「…今のところは落ち着いてるようだな?よほど疲れていたのかぐっすり寝てるな?」


翔鶴 「…そうですね 今のところは…」


瑞鶴 「すぅ…すぅ…」


翔鶴 「…提督 お願いがあります」


提督 「瑞鶴の着任許可か?」


翔鶴 「…駄目でしょうか?」


提督 「誰が駄目と言った?許可するに決まってるだろ?」


提督 「こんな状況になってるのに手放せるわけないだろ?今手放せば今度こそ瑞鶴は自ら自ら死にに行くぞ」


翔鶴 「…」


提督 「…ちょっと俺は呉鎮守府の提督に電話してくる 翔鶴は瑞鶴の事見といてくれ?」


翔鶴 「…わかりました」


提督 「なにかあったらすぐ呼んでくれ?起きたら伊19にご飯頼んでおいたからそれを食べさせてくれ」タッタッタッ…


翔鶴 「…提督 私はこの怒りをどこに向ければいいでしょうか?」


タッタッタッ


提督 「…」


翔鶴 「私は瑞鶴が捨てられたことがどうしても許せません…瑞鶴を、私の妹をこんなにして…腹が煮え繰り替えそうです!」


提督 「…そう思ってるのはお前だけじゃない 俺だって一緒だ?」


提督 「艦娘を見捨てるなんて提督としてやっちゃいけないこと、解体するならまだしも解体しないで鎮守府から追い出すなんて…そんなことする奴どこにいる!」


提督 「んな糞野郎は提督をやる権利はねぇ!!必ずぶっ殺す!!」ギリッ!!


翔鶴 「提督 流石に殺すのはまずいです?私もその提督を殺したいと思っていますがそんな事をしたら…」


提督 「…わかってるよ 自分の身分がやばくなったらみんなを見れなくなっちゃうからな?安心してくれ」


翔鶴 「…すいません 私が余計なことを言ったばかりに…」


提督 「いいよ?俺も心配させるようなことを言ってごめん それじゃ、めんどう頼むぞ?」タッタッタッ…


翔鶴 「はい」 ガチャッ


パタンッ…


翔鶴 「…」


瑞鶴 「すぅ…すぅ…」


翔鶴 「…翔鶴 もう大丈夫だからね?私達の提督はすごく優しいから…もう捨てられることはないわよ?」


翔鶴 「だから起きたとき…精神を崩壊させないでね?お願いね…」


瑞鶴 「すぅ…すぅ…」













提督室



提督 「…」プルルルル…プルルルル… 呉鎮守府に電話してる


提督 「…でない なんでだ?今日は集まりとか緊急集合なんかかかってないはず…なのになんででない?」プルルルル…プルルルル…


提督 「…っち!本気ふざけんなよ!」ピッ 通話を切る


提督 「なんでこういう時に限って出ないんだよ!いっその事殴り込みに行くか!?」


提督 「…いや、それはやめておくか?殴り込みなんかしたらみんなに心配させちゃうからな?それだけはやめておこう」


提督 「はぁ…」


コンコンッ テイトクイクナノネ イマナカニハイッテモヘイキ?


提督 「っん?伊19か いいよ入って」


ガチャッ


伊19 「失礼するのね!」タッタッタッ…パタンッ


提督 「どうした?何か用か?」


伊19 「さっき翔鶴のところに行ったんだけど提督電話してくるって言って出てったって聞いたから来たのね?」


伊19 「それでどうだったの?呉鎮守府の提督はなんで言ってたの?」


提督 「それがいくら電話しても出ないんだ?今日は特に集合もかかってないから勤務してるはずなんだが…」


伊19 「…そうなの?」


提督 「あぁ…まぁ後でまた電話するからそれはいいとして、とりあえず今は休もう?ずっと夜起きてたから流石に眠い…」ファ…


伊19 「そうするといいのね?伊19も翔鶴に瑞鶴のご飯持ってったら休むのね」


提督 「翔鶴に少しの間瑞鶴の面倒を見とくよう言ってくれないか?俺も少し休んだら変わると」


伊19 「わかったのね 提督も無理しないでね?」タッタッタッ…


提督 「わかってるよ?伊19も無理するなよ?」


伊19 「わかってるのね!それじゃ、失礼するのね?」ガチャッ


タッタッタッ…パタンッ


提督 「…」


提督 「…一旦シャワー浴びてから寝よう?潮風に当たりすぎて髪がガサガサだ…」カタッ


提督 「…絶対に許さねぇからな?あの糞野郎!」ギリッ












お昼頃ー翔鶴の部屋



翔鶴 「すぅ…すぅ…」ウトウト… 夜の疲れが溜まっていて寝てる


瑞鶴 「…っん…」スゥ…


瑞鶴 「…あれ?ここ…どこ?私、海を走ってたはず…」パサッ 起き上がる


翔鶴 「…っん?」スゥ… 目を覚ます


瑞鶴 「…あれ?翔鶴姉…なんでここに?」


翔鶴 「…瑞鶴?目を覚ましたの!?」


瑞鶴 「っえ?うっうん…それより、ここはどこ?私海を走ってたはずなんだけど…」


翔鶴 「ここは大湊警備府 私が着任してる鎮守府よ?」


瑞鶴 「…大湊警備府?あぁ…あの最高提督と呼ばれてる提督が居る鎮守府ね?すごく有名だから聞いたことあるわ」


瑞鶴 「…提督…」スゥ… 目に光が消える


翔鶴 「…瑞鶴 もう大丈夫よ?ここの提督は誰よりも優しいからもう追い出されることはないわ だから安心して?」


瑞鶴 「…」


翔鶴 「…瑞鶴…」


瑞鶴 「…ごめん、翔鶴姉 私…」ググッ 布団を握り締める


翔鶴 「…謝ることないわ?あなたは呉鎮守府の提督に追い出されたのだから信用出来ないのも無理ないわ」


翔鶴 「信用出来なくてもいいわ?でも、ここの提督はどこの誰よりも優しいから誰も見捨てる事はしないと言うことだけは覚えといて?」


瑞鶴 「…うん わかった」


翔鶴 「ありがとね?瑞鶴」


翔鶴 「それじゃ、そろそろお昼だからご飯にしましょっか?実は先ほど伊19にご飯作ってもらったの!」ヨイショット


カタッ 翔鶴の手元にはごく一般的な食卓に出されるご飯がお盆に乗ってる


翔鶴 「伊19が作ったご飯はすっごく美味しいのよ!とくにひじきなんか絶品よ! 提督の一番の好物だから何度も練習してこんなにも美味しく出来たって言ってたわ!」


瑞鶴 「…ごめん 今は食欲ない…翔鶴姉食べて?」


翔鶴 「…瑞鶴」


コンコンッ ショウカク、オレダ ハイッテモヘイキカ?


瑞鶴 「っ!」


翔鶴 「提督?大丈夫です 入ってどうぞ」


瑞鶴 「ちょっ翔鶴姉!?」


ガチャッ


提督 「邪魔するぞ?」


翔鶴 「提督 もうお休みになられたんですか?もう少し休憩した方が…」


提督 「何言ってるんだ?休憩を取った方がいいのは翔鶴の方だろ?俺はもう大丈夫だから次は俺が見るよ」


翔鶴 「…よろしいんですか?」


提督 「あぁ 今日明日はみんな休暇にしたから俺の部屋でゆっくり休んでくれ?」


翔鶴 「…わかりました それではお言葉に甘えて…」ガシッ


瑞鶴 「いかないで!翔鶴姉 お願いだからここにいて!?」 翔鶴の服を掴んで部屋から出ていこうとするのを妨げる


翔鶴 「大丈夫よ?瑞鶴 提督は艦娘や女性の方に対してすごく優しいから何も心配することはないわ?」


瑞鶴 「いや!そうだとしてもいや!」


瑞鶴 「私は信用出来ない!翔鶴姉ならまだ信用出来るけど他の人は信用できない! お願いだから行かないで!!」


翔鶴 「…瑞鶴…」


提督 「…かなり疑い深くなってるな?それもそうか、あの糞野郎に一度捨てられてるんだから疑われてもおかしくないな?」タッタッタッ… 瑞鶴に近づく


瑞鶴 「いや!来ないで! あっち行って!!」


提督 「大丈夫だ?俺はあの糞野郎とは違うからお前にひどい事はしないよ」タッタッタッ 瑞鶴の目の前まで近づく


瑞鶴 「いやっ!!翔鶴姉助けて! また私ひどい事される!!」


瑞鶴 「もうイヤなの!もう捨てられたくないの!! 翔鶴姉助けて!!」


翔鶴 「…瑞鶴」


提督 「…瑞鶴 翔鶴は昨日の夜からずっと働きっぱなしなんだ?だから休憩させてあげてくれないか?」


瑞鶴 「いや!そう言って翔鶴姉がここを出てった瞬間を見計らって私になにかするつもりでしょ!? わかってるんだから!あんたがなにしようかなんてお見通しなんだから!!」


瑞鶴 「だからお願い翔鶴姉!休憩するならここでして! 寝るくらいなら私と同じベッドで寝られるでしょ!?」


翔鶴 「確かに寝るくらいなら一緒に寝られるけど、昨日出撃して帰ってきてからお風呂入らないであなたを見てたから…」


瑞鶴 「一日ぐらい平気よ!だからお願い翔鶴姉! 私を一人にしないで!」


翔鶴 「…」


瑞鶴 「翔鶴姉!」


提督 「瑞鶴 いい加減にしろ?翔鶴が困ってるだろ?」


瑞鶴 「いや!あんたには関係ないでしょ! 話に入ってこないで!」


提督 「別に俺のことを信用してくれなくてもいい…だけど、いつまでも翔鶴を困らせるな?」


瑞鶴 「困ってなんかないわよ! そうだよね!?翔鶴姉!」


翔鶴 「…」


瑞鶴 「…翔鶴姉?」


翔鶴 「…大丈夫 すぐ戻って来るから少しの間だけ提督を信用してあげて?」スッ 瑞鶴に服を掴まれてた手を外す


瑞鶴 「翔鶴姉!?」


翔鶴 「それでは提督 私はシャワーを浴びたら提督のお部屋で寝かせてもらいます それまでの間、瑞鶴をお願いします」タッタッタッ…


提督 「…わかった」


瑞鶴 「いや!行かないで翔鶴姉!お願い!?」


翔鶴 「大丈夫よ?すこし休んだらまた来るからそれまでの間、提督と一緒に居てね?」ガチャッ


瑞鶴 「待って!!お願い行かないで!? もう私は見捨てられたくないの!!お願いだからここに居て!!」


翔鶴 「…」タッタッタッ…


ギィィ… ドアが閉まっていく


瑞鶴 「翔鶴姉!!!!」


パタンッ…


瑞鶴 「…しょっ翔鶴姉…」


提督 「…大丈夫だよ?少しの間休憩に入るだけだからまた来るよ?だからそれまでの間は俺と…」


瑞鶴 「…棄てられた また私…棄てられた」(注:わざと漢字間違えてます)


瑞鶴 「今度は翔鶴姉に棄てられた…翔鶴姉に…見棄てられた…」スゥ… 目に光が消えて真っ黒になる


提督 「っ!? 瑞鶴!?」


瑞鶴 「翔鶴姉に見棄てられた…もう、私は一人ぼっち…そうだ?私は一人ぼっちなんだ?」アハハッ


瑞鶴 「提督さんにも捨てられて翔鶴姉にも棄てられて…もう私は一人ぼっち 約立たずの正規空母で一人ぼっち…」


瑞鶴 「…あは、あはは?あはははは、あはははははは!?」ツツー… 光が消えた目から涙が流れ落ちる


提督 「(まずい!?)」


提督 「瑞鶴!お前は一人なんかじゃない! 一人でもなければ約立たずでもない!だから落ち着け!?」


瑞鶴 「また一人!また一人!? 役たたずな艦娘は今すぐ死ぬべきよね!?ねぇそうでしょ!?提督さん!!」


提督 「違う!お前は役たたずじゃない!!だから死のうとするな!!」


瑞鶴 「ねぇここの提督さん!私を殺して!?今すぐ私を殺して!!」ガシッ 提督の肩を掴んで頼み込む


瑞鶴 「役たたずな私を殺して!?どうせ生きててもみんなに迷惑かけるだけだから死んでみんなを喜ばせて!?」


提督 「誰が喜ぶんだ!お前が死んで喜ぶやつなんか誰一人居ない! 居たら俺がぶっ潰してやる!」


瑞鶴 「お願い!私を殺して!もしくは解体して! もう私は生きてる意味なんてないの!私は約立たずで捨てられた!」


瑞鶴 「その上翔鶴姉にまで棄てられて…もう私生きてる意味なんてないのよ!」


提督 「いつ翔鶴がお前を捨てた!翔鶴はお前を捨ててない!」


瑞鶴 「でも翔鶴姉は私を置いてこの部屋から出てった!私が行かないでって言ったのに…翔鶴姉は…」ポタッポタッ… 段々と正気に戻ってくる


提督 「翔鶴は昨日の夜からずっとお前を見てたんだ?流石に身体を休めないと持たないから俺に任せて部屋から出てったんだ」


瑞鶴 「ならここで休んでも良かったじゃない!ここにはシャワーもベッドもあるんだからここでも休めたはずよね!?それなのになんで翔鶴姉は…」ポタッポタッ…


提督 「…瑞鶴…」


提督 「(確かに翔鶴の部屋にはシャワーもベッドもある この部屋でシャワーを浴びて瑞鶴と一緒にベッドで休むことは出来た…だけど、いつまでも翔鶴といるわけにはいかないから翔鶴は俺に瑞鶴の面倒を任せたんだと思う)」


提督 「(他の人にも慣れてもらわないと今後生きていくには必要不可欠 俺には慣れなくてもいいから他の皆には慣れて欲しいな?)」


瑞鶴 「…やっぱり、私は捨てられたんだ?」


瑞鶴 「提督さんだけじゃなく…翔鶴姉にも棄てられてんだ?」ツツー… また目に光が消えて真っ黒になり涙が流れる


提督 「だから違うって言ってるだろ!翔鶴はお前のこと捨ててない! ただ休憩に行っただけだろ!!」


瑞鶴 「そうよ?翔鶴姉も私のめんどうを見るのが嫌になったから出てったんだ?そうに違いないわ!」ポタッポタッ… 提督の話しをまったく聞いてない


提督 「そんなことない!翔鶴はお前のことを大事に思ってる! お前のめんどうをめんどくさがるわけないだろ!!」


瑞鶴 「あはっ!あはははっ!!!?あはははははっっっ!!!!!?」ポタッポタッ…


瑞鶴 「捨てられた!私は捨てられた!? 提督さんだけじゃなく翔鶴姉にも棄てられて!?」


瑞鶴 「そして拉致監禁された!?ここの提督さんに閉じ込められた!! もう私は生きることすら許されない!?」


瑞鶴 「私は殺されるんだ?今ここでここの提督さんに殺されるんだ!?あはっ?あはははっ!!!?あはははははっっっ!!!!!?」


提督 「落ち着け瑞鶴!お前はもう捨てられることもないし翔鶴もお前を見捨ててない!」


提督 「だから希望を捨てるな!お前はまだ生きていかなくちゃいけないんだ! 死のうとなんかするな!!」


瑞鶴 「あははははっ!!ははははっ!?ははははははっっっ!!!!!?」


瑞鶴 「私は要らない艦娘!役に立たない艦娘!! 生きていてもどうしようもできない艦娘!?」


瑞鶴 「生きてるだけでみんなに迷惑かける艦娘!だったら早く死んだほうがいいわよね!?そうよね!?」


提督 「だめだ!お前が死んだらいろんなやつが悲しむ!死のうとなんかするな!」


瑞鶴 「もうダメよ!?限界よ!? 今すぐ死なないとみんなに大迷惑をかける!早く死なないと!?」バッ!! 自分の懐に手を突っ込む


スッ 懐から懐刀を取り出す


提督 「おっおい!?なにする気だ!!!?」


瑞鶴 「あはははっ!?さよなら提督さん!」スチャッ 鞘から刀を抜いて自分に向ける


提督 「やめろ!!」ガシッ 瑞鶴の腕を掴み自分に刺そうとするのを阻止する


瑞鶴 「いや!離して!死なせて!!」


提督 「ばかやろう!!死なせるわけないだろ!! 死のうとするんじゃない!生きる希望をもて!!」


瑞鶴 「あははっ?何言ってるの? もう私は生きる希望なんて持てないのよ」


瑞鶴 「私はすべてに捨てられた!仲間にも捨てられた! もう私は生きてる意味すらない!」


瑞鶴 「生きてるだけでみんなに迷惑をかけて邪魔になって…もう私は生きる資格なんてないのよ!」


提督 「そんなことない!お前が生きてるだけで誰に迷惑をかけるんだ!?少なくとも俺は思ってない!」


瑞鶴 「いいえ!あなただって裏では私を邪魔な存在だと思ってるわ! 口には出してないけどわたしにはわかるわ!」


提督 「そんなわけないだろ!俺はそんなことちっとも思ってない! 勝手な想像するのはやめろ!!」


瑞鶴 「あはははっ!あはははっ!!私は生きてちゃいけない艦娘!生きてるだけでみんなに迷惑をかける!!」


瑞鶴 「でも死ぬことも許されない!自分で死ぬことも誰かに殺されることも許されない! 私はなんて運が悪いの!?」


瑞鶴 「どうすれば私は死ねるの!?どうすれば私はこの世から去ることが出来るの!?どうすれば私は報われるの!?」


瑞鶴 「どうすれば私は…!」


提督 「(まずい!これ以上悩まさせていたら完全に精神崩壊しかねない!これ以上考えさせるのは危険だ!!)」


提督 「(かといってこれ以上考えさせないようするには…仕方ない あまりやりたくないがやむ得まい!)」スッ 懐に手を突っ込む


スッ 【懐から小さなショーケースを取り出す】


瑞鶴 「どうすれば私は…どうすれば…私は…」ポタッ…ポタッ… 精神が段々と崩壊していく…


提督 「瑞鶴…強引だが今は落ち着いてくれ」カパッ スッ… 【小さなショーケースを開けると小袋に白い粉が入った見るからに怪しい薬を取り出す】


ピー… 怪しい薬が入った袋を開ける


瑞鶴 「…あはっあはは?私は…どうすれば…どうすれば私は…」


提督 「…瑞鶴 口を開けてくれないか?」


瑞鶴 「…っえ?」


提督 「これを飲めば少しの間楽になれる 今はこれを飲んで落ち着け?」


瑞鶴 「…それっなに?毒薬…?」 意識が朦朧とした状態で返答を返す


提督 「睡眠薬だ 俺が夜眠れない時に使うものだがかなり強力でな?飲めばすぐに眠気が襲ってくる代物だ」


提督 「基本的には俺以外の奴には使わせたくないんだが…今回は仕方ない とにかくこれを飲んでくれ?」


瑞鶴 「…それを飲めば…私は死ねる?」


提督 「大量に含めば死ぬかもしれないがそんなことさせないからな?」


瑞鶴 「…その小袋一つで…私は死ねる…?」


提督 「…」


提督 「あぁ…これひと袋飲めば楽になれるよ?」 こうでも言わなければ飲んでもらえないと思い、半分嘘ついて半分本当のことを伝える


瑞鶴 「…あぁ?これで私は…死ねるのね…?これで…わたしは…」ニッコリ 輝きのない目で意識朦朧としてニッコリと笑う…


提督 「…口、開けてくれないか?」


瑞鶴 「…大丈夫 自分で飲むから…?」スッ… 提督から睡眠薬の入った小袋を手に取る


提督 「それだけだと飲みにくいから…」ゴソゴソ… 懐の中に手を入れる


提督 「ほら?水もあるから一緒に飲むといいよ」スッ 懐から五百mlのペットボトルに入った水を渡す


瑞鶴 「…ありがとう 私の死を手伝ってくれて?」スッ もう片方の手で水の入ったペットボトルを受け取る


提督 「…」 カチャカチャ…キュポッ 瑞鶴はペットボトルの蓋を開けて準備をする


瑞鶴 「…あなた、大湊警備府提督…だったっけ?」ここで初めて大湊警備府提督を呼ぶ


提督 「? あぁ、そうだが?」


瑞鶴 「…あなたみたいな人に死を手伝ってもらって私は凄く嬉しいわ?あの最高指揮官と言われてる人に死を手伝ってもらえるなんて思ってもなかったから…」


提督 「…瑞鶴…」


瑞鶴 「本当にありがとね?大湊警備府提督 それじゃ…私逝くね?」スゥ… 睡眠薬を口に運ぶ


サー… 睡眠薬を口の中に含む


瑞鶴 「(…さよなら…翔鶴姉…)」ゴクッゴクッ… 水を飲んで睡眠薬を胃の中に流し込む


フラァ…ポトンットポポ… 水の入ったペットボトルが床に落ちて残った水が床に流れ出て広がっていく


提督 「おっと?」ポスッ 倒れる瑞鶴を即座に腕で支える


瑞鶴 「すぅ…すぅ…」 睡眠薬が効き一旦理性を取り戻して寝てる


提督 「…さすが即効性の睡眠薬だな?もう効いたみたいだな」


提督 「…しかし、こうでもしないと落ち着かせることかできないとなると平常心に戻すのはかなり大変だな?俺はともかく翔鶴まで疑いを持ち始めたからどうやって治すか…」 信用していた翔鶴にも捨てられたと瑞鶴は勘違いをしてしまい、平常心に戻すのに翔鶴に頼ることが出来なくなってしまって迷っている


瑞鶴 「すぅ…すぅ…」


提督 「…とりあえず今は寝かせておこう?あの睡眠薬は大体6時間はグッスリのはずだからその間になにかいい案を思い浮かばせよう」ヨイショット…パサッ 瑞鶴をベッドに寝かせてかけ布団をかける


提督 「あと懐刀は取り上げておこう 起きてまた自殺しようとされても困るから?」スッ 瑞鶴が持っていた懐刀を手に取り瑞鶴が使わないように持っていく


提督 「他に武器持ってるか確かめたいけど…これは男の俺がやると変態になるから翔鶴にしてもらうか?」


提督 「…6時間の間にいい案が思いつけばいいが…」


瑞鶴 「すぅ…すぅ…」 ベッドですやすやと寝ている


提督 「…とりあえず部屋に戻って呉鎮守府に電話してみるか?さすがに昼ぐらいならあの糞野郎もいるだろ?」


提督 「…絶対許さねぇからな?あの糞野郎!」ギリッ 呉鎮守府提督のやったことを思い返すと再び苛立ち始める


提督 「さっさと電話して聞いてくるか?ここだと万が一、瑞鶴に聞かれたらいろいろとめんどうだからな 早く部屋に戻ろう」タッタッタッ…


ガチャッ…パタンッ 翔鶴の部屋から提督は出ていく


瑞鶴 「すぅ…すぅ…」












夕方ー提督室(翔鶴はまだ提督の部屋でおやすみ中)



提督 「…」プルルルル…プルルルル…


提督 「…でない…なんでだよ?なんででないんだよ!あの糞野郎こんな時間までなにやってんだ!!」


提督 「昼からずっと電話してんのになんで出ない!今日は緊急収集かかってないからいないわけがない!」


提督 「くそっ!!」ピッ 携帯の切りボタンを強く押す


コンコンッ テンリュウダ ナカニハイッテイイカ?


提督 「いいぞ?入って」スッ 携帯をふところにしまう


ガチャッ


天龍 「邪魔するぜ?」タッタッタッ…パタンッ


提督 「どうした?なにかあったか?」


天龍 「いや、まだ繋がらねぇのかなと思ってな?それでまだあのクソ野郎と繋がらねぇのか?」


提督 「あぁ?昼頃からずっとかけてるんだがまったく出ない あの野郎一体なにしてんだか?」


天龍 「直接行った方が早くないか?なんだったら俺が行ってやるけど?」


提督 「いいよ?お前はお前の仕事があるんだから無理しなくていい それに艦娘のお前が向こうの提督と話しをしたところで相手にされないだろ?」


天龍 「そんときは無理やりでも聞いてもらうぜ!」


提督 「やめろ 自分の首を絞めるような真似はするな?そんなことしたらお前は最悪解体されるぞ」


天龍 「さすがにそこまでやる気ねぇから安心しろ!それに提督だってすぐにでもあのクソ野郎から瑞鶴の事を聞かないとむしゃくしゃするだろ?」


提督 「確かにむしゃくしゃするけどそれでお前が首を絞めてたら元の子もないだろ?お前がただ聞いてくるだけで済むわけがない」


天龍 「うっ…確かに否定はできないが?」 自分でも話しだけで終わるとは思っていない


提督 「手伝ってくれる気持ちだけ受けとっておくよ?あの野郎のことは俺がなんとかするから天龍はなにもしないでくれ」


天龍 「…わかったよ?それじゃ提督に任せるよ」


提督 「ありがとな?今日明日は皆休みにしてあるからゆっくり休んでてくれ」


天龍 「提督は休まないのか?」


提督 「俺はやることがあるからな?休んでる暇があるならあの野郎に電話したり瑞鶴の様子を見ないといけないからな」


天龍 「俺が代わりに瑞鶴の様子を見てやろうか?そうすれば提督も少しは楽になるだろ?」


提督 「いいよ?その気持ちだけ受け取って置くから天龍はゆっくり休んでてくれ」


天龍 「…わかったよ でもあんまり無理すんじゃねぇぞ?お前は無理しすぎて何回もぶっ倒れた前例があるんだからやばいと思ったら俺じゃなくてもいいから言えよな?」


提督 「わかってるよ?それは伊19に言われてるから限界までやろうとはしないよ だから安心してくれ?」


天龍 「ならいいんだが…」


提督 「…っと?そろそろ瑞鶴が起きる時間帯かな?見に行かないとな」カタッ 椅子から立ち上がる


天龍 「翔鶴はまだ寝てるのか?」


提督 「まだ寝てるよ?俺の部屋でぐっすりとな」


天龍 「寝すぎじゃないか?そろそろ起こした方がいいんじゃないか?」


提督 「翔鶴は昨日の夜戦しに行ってた夜から今日のお昼までずっと瑞鶴を見てたんだ?ゆっくり寝かせといた方がいいだろ?」


天龍 「あっ…確かにそうだな?あいつ昨日の夜からずっと見てたな?それなら仕方ないか」


提督 「そういうことだ?それじゃ俺は瑞鶴の様子を見てくるからゆっくり休んでてくれ」タッタッタッ…


天龍 「わかった」 ガチャッ


パタンッ…


天龍 「…」


天龍 「…ほんとに提督は艦娘思いだな?自分が一番疲れてるはずなのに俺たちに頼らないで一人でやるところ…あんなんじゃまたぶっ倒れるぞ?」


天龍 「…無理しないよう見とかないとな?」













翔鶴の部屋



コンコンッ ズイカク テイトクダ?ナカニハイッテモヘイキカ?


シーン…


…ハイルゾ?


ガチャッ


提督 「邪魔するぞ?」


瑞鶴 「すぅ…すぅ…」 ベッドに寝っ転がって寝てる


提督 「…まだ寝てるのか?まぁ寝てるぶんに問題はないか」タッタッタッ…パタンッ


瑞鶴 「すぅ…すぅ…」 タッタッタッ…


提督 「…落ち着いて寝てるな?これなら今のところは大丈夫そうだな」


提督 「…でも、これで起きたら死んでないってわかるとどういう反応をするかな?それが心配だな」


提督 「死んでないとわかってまた死のうとしないか…もしくは一気に精神崩壊しなければいいんだが?それが一番心配だな」


提督 「…起きた時どうするか?」


…コンコンッ テイトク、イマイラッシャイマスカ?ハイッテモヨロシイデショウカ


提督 「翔鶴か?居るぞ 入っていいぞ?」


ガチャッ


翔鶴 「失礼します」


提督 「自分の部屋なんだから入る時そんなこと言わなくてもいいんじゃないか?」


翔鶴 「提督が居らしたので一応言った方がいいかと思いまして?」タッタッタッ…パタンッ


提督 「別に俺が居るからって自分の部屋なんだから普通に入ってきてもいいぞ?俺は気にしないし自分の部屋なんじゃないんだからな」


翔鶴 「…そうですか?」


提督 「あぁ、それよりもちゃんと休めたか?まだ完全に休めてないならもっと休んでいいぞ?」


翔鶴 「もう大丈夫です?おかげさまでちゃんと休めたので平気です!」


提督 「そうか?それならいいんだが」


翔鶴 「それより瑞鶴の様子はどうですか?今は寝てるみたいですが…」


提督 「今は俺が使ってる睡眠薬を飲ませて寝てるよ?ちょっとまずい状況だったからやむを得ず使っちまったよ」


翔鶴 「…悪化したんですか?」


提督 「…」


翔鶴 「…やはり、無理に提督に任せない方が良かったのかも知れませんね?瑞鶴が行かないでと言ってたのに私は…」


提督 「でもずっとそうするわけにはいかないだろ?いつかは離れないと行けない時があるんだから今やっておかないといつまでも離れられないだろ?」


翔鶴 「でもそれは今ではなくても後でも良かったのでは…」


提督 「…それは一理あるな?翔鶴から離れても平気な様にするのは今じゃなくてもよかった…でも、早くやっておいた方がすぐに離れられるように出来るから早くやってもよかったと思うぞ?」


翔鶴 「でも早くやったせいで瑞鶴の精神安定が崩壊して…」


提督 「自分を責めることはない いつかはやらないといけないことだったんだからそれが早まっただけだ?…まぁちょっと早すぎちまったけどな?」


翔鶴 「…」


瑞鶴 「すぅ…すぅ…」


提督 「…見るの変わるか?」


翔鶴 「…いいですか?」


提督 「構わないよ?俺もまだあの糞野郎に連絡が付いてないから丁度良かったよ 変わってもらえるか?」


翔鶴 「…わかりました 次は私が見ますので提督は呉鎮守府の提督に連絡をお願いします」


提督 「了解」スクッ 椅子から立ち上がる


提督 「それじゃまた瑞鶴の面倒を頼むぞ?翔鶴」タッタッタッ…


翔鶴 「はい 提督の方もよろしくお願いします」


提督 「あぁ 任せろ?」ガチャッ


パタンッ













夜中ー提督室



プルルルル…プルルルル…


提督 「…」プルルルル…プルルルル… 呉鎮守府の提督に電話しているが全く出ない


提督 「…出ない なんでだよ?なんであのクソ野郎出ないんだよ!」


提督 「今日1日中電話してたのになぜ出ない!あいつサボってるのか!」


提督 「くそっ!」ピッ 通話を着る


コンコンッ テイトク、イクナノネ ハイッテモヘイキ?


提督 「あぁ いいぞ?」


ガチャッ


伊19 「失礼するのね」タッタッタッ…パタンッ


提督 「どうした?悪いが今日の相手なら出来ないぞ あのクソ野郎に連絡がついてないからとてもじゃないが無理だ」


伊19 「それは別にいいのね?ただ…1つ言っておきたいことがあるのな?」


提督 「言っておきたいこと?」


伊19 「…」


提督 「…伊19?」


伊19 「…提督 犯罪者にならないよね?」


提督 「…っえ?」


伊19 「私思うのね?瑞鶴を追い出した呉鎮守府の提督がくだらない理由で瑞鶴を追い出した事を提督が知ったら…」


伊19 「【提督は呉鎮守府の提督を殺しに行くんじゃないかって…】」


提督 「…」


伊19 「提督は艦娘に対する思いが強いのね?だからよけいに心配しちゃうのね…」


伊19 「提督 提督は犯罪者にならないよね?くだらない理由で瑞鶴が追い出された事を知っても殺しに行かないよね?」


提督 「…さぁな?悪いが断定はできないな」


伊19 「っ!」


提督 「確かに俺は艦娘に対する思いは大事にしてる 艦娘を見捨てる真似や道具のように使う真似はしないと決めてる それが俺自身で決めてる決め事だ?」


提督 「他の鎮守府の艦娘だって同じだ?自分の鎮守府に居る艦娘だけじゃなく他の鎮守府に居る艦娘にも優しくする だから瑞鶴を追い出した奴はいかなる理由でも俺は許さない」


提督 「たとえそれがふざけてない理由だったとしても俺は許さない 俺は納得しない!絶対そのクソ野郎を痛みつけないと俺は気が済まない!」


伊19 「…その言葉、聞きたくなかったのね…」


提督 「だろうな?俺もお前には言いたくなかった お前に言えば絶対止められることが目に見えてるからな?」


伊19 「ならなんで言ったのね?止められることがわかってたならなんで言ったのね?」


提督 「聞かれたから言っただけだ?それに事前に言っておいた方が後から聞いた時より気が楽だろ?」


伊19 「確かにそうかもしれないのね…けど、わかっていても嫌なのね!提督が犯罪者になることがわかっているならなおさら嫌なのね!」


提督 「ならどうする?俺は考えを変える気ないがお前は俺を止めるか?」


提督 「止めようとするなら例えお前でも俺は容赦しない 俺はお前を沈める気で殺るぞ!」ギロッ!!


伊19 「っ!!」ビクッ!!


提督 「悪いがさっきも言ったが今回のことだけは俺は許せない いらないんだったら解体すれば良かったはず…それなら俺もいやいやだが納得する」


提督 「だが瑞鶴は解体されずに鎮守府から追い出された…なんで鎮守府から追い出した?なんで解体しなかった?少しでも資源が取れるんだから解体した方がいいと思わないか?俺はそう思うな」


提督 「だからどんなに言われようが俺は呉鎮守府の提督を痛みつけないと気が済まない 瑞鶴と同じ目に合わせることは出来ないから拳でボコボコにしないと俺は許さない!」


伊19 「…」


提督 「…睨みつけてごめん お前の気持ちもわからないわけじゃないんだ?これが逆の立場だったら俺も同じことを言ってる…でも、今回だけはどうしても許せない それだけはわかってくれ?」


伊19 「…わかりたくないのね わかりたくないけど、今の提督になに言っても無駄だから仕方なく納得するのね…でも」


伊19 「限度は考えてほしいのね?痛みつけるにしても殺すまではやらないで欲しいのね?もし呉鎮守府の提督を痛みつけて殺したら…」


提督 「…出来る限りやってみるよ?嫌々でも納得してくれてありがとな?」


伊19 「…今日はもう休むのね 提督も早く寝て明日に支障が出ないようにするのね?」


提督 「わかってるよ?それと瑞鶴の精神が安定するまで出撃や遠征はなしにする 資源はまだ余裕があるから平気だからな?」


伊19 「わかったのね 明日みんなに知らせとくのね」


伊19 「それじゃおやすみなのね?提督」タッタッタッ…ガチャッ


提督 「あぁ おやすみ?」


パタンッ…


提督 「…」


提督 「…ごめんな?伊19…」













次の日の早朝ー提督室



提督 「…」プルルルル…プルルルル… 早々と起きて呉鎮守府に電話してる


提督 「…出ないな、さすがに早すぎたか?まだ朝7時だから寝てるか?鎮守府によっては8時から起床と言うところもあるからな」プルルルル…プルルルル…


提督 「…仕方ない とりあえず瑞鶴の様子でも見に行くか?」ピッ スッ… 通話を切って携帯を懐にしまう


タッタッタッ…








翔鶴の部屋



翔鶴 「すぅ…すぅ…」 椅子に座って寝てる


瑞鶴 「すぅ…すぅ…」 昨日のお昼辺りからずっと寝てる


コンコンッ ショウカク、オレダ ナカニハイッテモヘイキカ?


翔鶴 「すぅ…すぅ…」


…アレ?ショウカク イナイノカ?


翔鶴 「すぅ…すぅ…」


…ハイルゾ?


ガチャッ


提督 「邪魔するぞ?」


翔鶴 「すぅ…すぅ…」 タッタッタッ…


提督 「…寝てたのか?どうりで返事がないわけだ」


瑞鶴 「すぅ…すぅ…」


提督 「…瑞鶴もまだ寝てるみたいだな?薬の効果はもう切れてるはずなんだけどな?」


提督 「…まぁいいか?寝てる分には問題はないだろう」


提督 「…起きたらどんな反応するかな?自分が死んでないとわかったらまた発狂しなければいいけど…」


瑞鶴 「すぅ…すぅ…」


提督 「…とりあえず、今はまだ寝てるから寝かせておくか?翔鶴も夜遅くまで見てたんだと思うしそのままにしておくか?」


提督 「朝飯食いに行こっと?」タッタッタッ…


ガチャッ…パタンッ








食堂



ガヤガヤ…


扶桑 「鳳翔さん チキン南蛮定食をお願いします?」


山城 「私も同じものをお願いします!」


鳳翔 「はい 少々時間かかりますがよろしいでしょうか?」


扶桑 「大丈夫です お願いしますね?」


山城 「お姉さま!早く席に着きましょう 場所がなくなってしましますよ!」


扶桑 「そんなに慌てなくても大丈夫よ?席はまだ空いてるところはいっぱいあるんだから?」


山城 「…それもそうですね?」


鳳翔 「出来次第お持ちしますのでお待ちくださいね?」


山城 「お願いします」 タッタッタッ…


提督 「おーっす?みんなおはよう」タッタッタッ…


時雨 「提督 おはよう?」 席について朝食を取ってる


夕立 「おはよっポーイ!」 同じく席について朝食を取ってる


神通 「おはようございます?提督」 時雨達とは別の席で朝食を取ってる


那珂 「おっはよー!」 同じく朝食を取ってる


鳳翔 「おはようございます 提督?」


扶桑 「提督 おはようございます?」


山城 「おはようございます」


提督 「おはよう?今日も二人揃って朝食か?」


山城 「はい!今日もお姉さまと一緒にご飯を食べにきたんです!」


提督 「ほんと仲いいよな?良いことだ!」


扶桑 「提督も今から朝食ですか?」


提督 「あぁ?今日は伊19と一緒じゃないけどな?」


山城 「…なにかあったんですか?いつもは一緒に食べているのに…」


提督 「いや?別に何かあったわけじゃないよ ただ朝やることがあったから伊19と朝食の時間がズレただけだ?」


扶桑 「朝からやることですか?」


山城 「…それってまさか、瑞鶴さんのことですか?」


提督 「あぁ 昨日から呉鎮守府の提督に電話をしてんだが繋がらなくてな?まったくなにをやってんだか…」ハァ…


扶桑&山城 「「…」」


鳳翔 「…提督 今は朝食の時間なのでそのような話は控えてもらえないでしょうか?空気が重くなってしまいます」


提督 「あっ悪い?別に空気を悪くするつもりは…」


鳳翔 「わかっています 提督がわざとやったんじゃないとわかっているので心配しなくても平気ですよ?」


提督 「…すまん」


鳳翔 「提督はなにをお食べになりますか?いつものひじき丼で良いですか?」



ひじき丼=ご飯の上にひじきが盛られたなんとも見た目悪そうな丼のこと(作者も流石に食べたくないです ひじきは好きですがご飯と一緒に食べるのは…by作者)



提督 「あぁ?ひじき丼で頼む あと唐揚げも付けてくれるか?ゴマとしょうがで揚げた唐揚げが食べたいんだが?」


鳳翔 「わかりました 少々時間かかりますがよろしいでしょうか?」


提督 「いいよ?気長に待ってるからお願いな?」


鳳翔 「はい!」


提督 「扶桑 山城 今日は俺も一緒にお前達と食べていいか?1人だと寂しいからな?」


扶桑 「私は構いませんよ?山城はどうする?」


山城 「もちろん構いません!お姉さまがいいのでしたら私も許可します!」


提督 「ありがとな?2人とも」


鳳翔 「ご飯は出来次第お持ちしますので席について待っていてください?」


提督 「わかった?それじゃ行くぞ 二人とも?」


扶桑&山城 「「はい!」」


タッタッタッ…


鳳翔 「…」


鳳翔 「…行きましたよ?いつまで隠れてるおつもりですか?伊19さん」


伊19 「…」鳳翔の隣にしゃがんで隠れてる


鳳翔 「朝のごあいさつぐらいした方がよかったんじゃないでしょうか?提督がここへやって来たんですから?」


伊19 「…別にいいのね?私に心配させるんだから仕返しなのね」


鳳翔 「朝の挨拶しないだけで仕返しって…」


伊19 「だって、提督は呉鎮守府提督を許さないって言って痛みつけようとしてるのね 自分のことはどうなってもいいって…」


鳳翔 「確かに伊19さんの気持ちは凄くわかります 私だって提督が犯罪者になって欲しくないですからね?」


鳳翔 「でも、提督の気持ちもわかります いらない艦娘を解体するならまだしも、解体しないで鎮守府から追い出すなんて私には考えられません」


伊19 「それは私も同じなのね 解体しないで追い出すなんて言語道断なのね!」


鳳翔 「だから提督は呉鎮守府の提督を許さないと思ってるんですよ?私はそう思います」


伊19 「…」


鳳翔 「…伊19さん 提督が犯罪に手を染めないよう見てくれませんか?恐らくですが、提督は犯罪を犯すかもしれません あくまでも私の感ですが…」


伊19 「…鳳翔の感はよく当たるのね?というか、一度も外れたことがないのね その嫌な予感…必ず当たると思うのね?」


鳳翔 「…」


伊19 「私もできる限りはするのね 私だって提督が犯罪者になるなんて絶対嫌なのね?」


鳳翔 「私もできる限りはします 今は瑞鶴さんがまだ治ってないので行かないと思いますけど、念には念で見ておかないといけませんね?」


伊19 「そうなのね 提督が行かないよう見ておかないといけないのね!」


鳳翔 「…そろそろ頼まれたものを作らないとまずいですね?伊19さん 手伝ってもらえますか?」


伊19 「わかったのね!」スクッ 立ち上がる













提督室(朝食食べ終わって戻ってくる)



提督 「…」プルルルル…プルルルル… 呉鎮守府提督に電話してる


提督 「…だめだ?何度電話しても出ない あの糞野郎何やってんだよ!」プルルルル…プルルルル…


提督 「なんで昨日も出なくて今日も出ない!サボってんのかあいつは!!」ギリッ!! プルルルル…プルルルル…


プルルルル…プルルルル…ガチャッ


提督(呉) 『もしもし?呉鎮守府提督だが?』


提督 「っ! 大湊警備府提督だ こんな朝早く電話して悪い」


提督(呉) 『…別に構わん それより何の用だ?俺は昨日の朝から遊びに行ってたから眠いんだ 早く行ってくれ?』


提督 「…遊び行ってた?」ピクッ


提督 「おいお前、瑞鶴を追い出しといて遊びに行ってたとはどういうことだ?」


提督 「瑞鶴を追い出してお前は優雅に遊びに行ってたのか?業務も放ったらかして遊びに行ってたのか?っあ?」


提督(呉) 『瑞鶴?…あぁ、あのくそ使えねぇ五航戦のことか あんな奴解体してもたかがしれてるし、解体するのも面倒だったから追い出したんだ』


提督(呉) 『別に優雅になんか遊びに行ってねぇよ 昨日は1日全員仕事をオフにしてゲーセンとかに遊び行ってたんだから業務は放ったらかしてねぇよ』


提督 「…おい、今なんて言った?瑞鶴が使えねぇだと?」


提督(呉) 『使えねぇよ あんな貧乳野郎?あんなクズ使うなら一航戦や二航戦を使った方がよっぽど役に立つわ』


提督 「テメェ!艦娘差別してんじゃねぇぞゴラァ!!」


提督 「瑞鶴が使えねぇだァ!?ふざけたこと言ってんじゃねぇぞおんどれェ!!」


提督 「一航戦だろうが二航戦だろうが五航戦だろうが関係ねぇ!みんな頼りになる艦娘だろうがよ!!それなのに使えねぇだァ!?ふざけたこと言ってんじゃねぇぞゴラァ!!!!」


提督(呉) 『お前には関係ないだろ?俺のやり方は俺のやり方なんだから他の奴が口出しする権利はない』


提督 「テメェのせいで追い出された瑞鶴は精神崩壊してんだぞ!自分は使えない艦娘なんだと思いこんで大変なことになってんだぞ!!」


提督(呉) 『だからなんだ?俺はいらないから捨てたまでだ お前にそんなこと言われる権利はない』


提督 「テメェ!!」ギリッ!! タッタッタッ!!…


バタンッ!!


翔鶴 「提督!大変です 瑞鶴が!?」


提督 「っ!?」













翔鶴の部屋



伊19 「瑞鶴落ち着くのね!」グググッッ!!!! 瑞鶴を取り押さえてる


川内 「そうだよ!落ち着きなよ!」グググッッ!!!! 同じく瑞鶴を取り押さえてる


瑞鶴 「いやぁぁあぁっっ!!!!なんでよ!なんで私死んでないのよ!?おかしいじゃない!!」 発狂状態


瑞鶴 「なんで死んでないのよ!!昨日確かに飲んだはずなのになんでよ!?」


瑞鶴 「あれを飲めば死ぬって言ってたのに死んでないじゃない!おかしいでしょ!!」


川内 「伊19!もう少し強く抑えた方がいいかもしれないよ!このままだと手を解かれて何しでかすかわからないよ!」


伊19 「わかったのね!」


瑞鶴 「いやぁぁあぁっっ!!!!」ジタバタジタバタッッ!!!!


川内 「瑞鶴落ち着いて!!今ここで暴れても何も意味ないでしょ!!」グググッッ!!!!


伊19 「そうなのね!落ち着くのね!」グググッッ!!!!


瑞鶴 「あぁぁあぁあぁぁぁっっっ!!!!!!」グググッッ!!!!


スポッ 瑞鶴の手が伊19から離れる


伊19 「あ、しまったのね!?」


瑞鶴 「うぁぁあぁあぁぁぁっっっ!!!!!!」ブォンッ!! 川内に拳を振るう


川内 「やばっ!?」スッ 瑞鶴から手を離して拳を防ごうとする


ゴスッ!!!!


ガンッ!!


川内 「がぁっっ!!!!」 腕で防ぐが殴られた衝撃が強すぎて壁まで飛ばされる


伊19 「川内!!」


瑞鶴 「あぁぁあぁあぁぁぁっっっ!!!!!!」タッタッタッ!!…


ガンッ!! 瑞鶴は壁におでこを勢いよくぶつける


伊19 「っえ!?」


瑞鶴 「死んでやる!死んでやる!!死んでやる!!!!」ガンッ!!ガンッ!!ガンッ!!!!


伊19 「ずっ瑞鶴!?やめるのね!」


瑞鶴 「うわぁぁあぁぁぁっっ!!!!」ガンッ!!ガンッ!!ガンッ!!


川内 「伊19!早く止めてっつぅ!!」ズキッ!!


伊19 「川内!」 タッタッタッ!!…


ガチャッ


提督 「瑞鶴!大丈夫か!?」


伊19 「提督!」


瑞鶴 「死んでやる!!死んでやる!!死んでやる!!あぁあぁぁぁっっ!!!!」ガンッ!!ガンッ!!ガンッ!!タラー… 頭から血が流れ落ちてくる


提督 「瑞鶴やめろ!!」タッタッタッ!!ガシッ 瑞鶴を取り押さえる


瑞鶴 「はなせ!私は死ぬんだ!!死なないといけないのよ!?」ジタバタジタバタッッ!!!!


提督 「死んで何になるんだ!死んだところでなんも得することなんてない!だから落ち着け!」


瑞鶴 「うるさいうるさい!!あんたが渡した薬を飲めば死ねるって言ったから飲んだのに死んでないじゃない!私は死ぬ気で飲んだのに死んでないじゃない!!」


提督 「出来るわけないだろ!俺は一時的でも精神が安定出来ると思ってお前に飲ませたんだ!殺す為なんかに飲ませられるわけないだろ!!」


瑞鶴 「私は死なないといけないのよ!!今すぐ死なないといけないのよ!?」


瑞鶴 「死んで私は楽になるの!どうせ私が生きていても人に迷惑をかけるだけなんだから!!」


提督 「誰に迷惑がかかってるんだ!お前が生きてると誰に迷惑をかけてると言うんだ!」


瑞鶴 「うるさいうるさいうるさーい!!あんたには関係ないでしょ!あんたなんかに私のことなんて関係ないんだから離しなさいよ!!」ジタバタジタバタッッ!!!!


提督 「関係がなくても死んでほしくないから抑えてるんだ!とにかく落ち着け!」グググッッ!!!!


瑞鶴 「いやぁぁあぁっっ!!!!」ジタバタジタバタッッ!!!!


提督 「(っくそ!このままだと埒が明かない!しかもここは翔鶴の部屋だから暴れられるとめんどうだ!)」


提督 「(…仕方ない 独房に入れよう!本当は入れたくなかったんだがこのままだと無駄な体力が消耗するだけだ!)」


提督 「伊19 一号室の独房の鍵を開けて来てくれ!今すぐ頼む!」


伊19 「っえ!?独房に入れるの!?それはそれで危ないのね!」


提督 「わかってる!だから俺も入るから安心してくれ!」


伊19 「っ! わかったのね!それなら納得なのね!」タッタッタッ!!…ガチャッ


提督 「川内!顔の方は大丈夫か?大丈夫なら独房まで瑞鶴を連れていくのを手伝ってくれないか?」 タッタッタッ… 伊19は部屋から出て独房を開けに行く


川内 「平気だよ!でも提督 今1人でも抑えることが出来てるんだから私が手伝わなくても平気じゃないかな?」


提督 「正直言うが…かなりキツイ!」ジタバタジタバタ!!…


瑞鶴 「はなせ!私を死なせろ!!どんなことしてでもいいから死なせろ!!」ジタバタジタバタ!!…


提督 「流石正規空母ってところだな?戦艦程じゃないがかなり力が強くて今にも力負けされそうだ!」ジタバタジタバタ!!…


川内 「本気で抑えてるの?」


提督 「いや、本気で抑えると手にあざとか出来たりするとまずいから2分の1ぐらいで抑えてる」


川内 「…提督は本当に優しいね?私や伊19は本気で抑えてたのに…」


提督 「それより早く手伝ってくれないか!かなりキツイんだ!」ジタバタジタバタ!!…


川内 「わかった!(提督だけで抑えた方が絶対楽だと思うんだけど…)」タッタッタッ!!ガシッ 瑞鶴の足を掴んで持ち上げる


瑞鶴 「はなせ!はなしやがれ!!私は死ぬんだ!!死なないといけないんだ!!」ジタバタジタバタ!!… 足を持ち上げられて運ばれるように持たれる


川内 「ちょっ!?そんなに暴れないでよ!抑えるだけでも精一杯なんだから!」ジタバタジタバタ!!…


提督 「このまま独房に連れていくぞ!ここだと部屋がめちゃくちゃになる!」


川内 「了解!」


タッタッタッ…






通路



ガヤガヤ…


提督 「みんなどいてくれ!道を開けてくれ!」タッタッタッ…


川内 「瑞鶴暴れないでよ!マジでキツいんだってば!?」タッタッタッ…


瑞鶴 「いや!死なせて!!もう私を殺して!!」ジタバタジタバタ!!…


瑞鶴 「私は死なないといけないのよ!死なないと私はみんなに迷惑をかけるわ!!だから死なせて!!」ジタバタジタバタ!!…


提督 「川内大丈夫か?まだ持ちそうか?」タッタッタッ…


川内 「大丈夫だよ?暴れてるからかなりきついけどまだ平気!」


提督 「よし!このまま運ぶぞ!」タッタッタッ…


川内 「了解!」タッタッタッ…


翔鶴 「瑞鶴!」タッタッタッ!!… 提督達の元へやってくる


提督 「翔鶴!今は来るな!」


翔鶴 「っ!」ピタッ 来るなと言われてすぐ立ち止まる


提督 「お前だけは精神が完全に崩壊した瑞鶴を見るな!お前はただでさえマイナス思考が強いから今の瑞鶴を見るな!」


翔鶴 「でっですが!」


提督 「大丈夫だ 今は俺に任せろ?だからお前は今の瑞鶴を見ないでくれ いいな?」


翔鶴 「…わかりました」ググッ 手に拳を作って我慢する


提督 「川内 行けるか?」


川内 「行けるよ!私の体力が切れる前に早く連れて行こう!」


提督 「わかった!」


瑞鶴 「うわぁぁあぁあぁぁぁああぁぁぁあぁあぁあぁぁぁぁっっっ!!!!!!」ジタバタジタバタ


川内 「うわっと!?一気に暴れないでよ!もう少しで離しそうになったよ」


提督 「気をつけてくれよ 行くぞ!」


川内 「了解!」


タッタッタッ…


翔鶴 「…瑞鶴…」 ハナセ!シナセロ!シナセロォォ!!ウアァァアァアァァァァッッッ!!!!!!


吹雪 「…翔鶴さん 大丈夫ですよ?提督ならなんとかしてくれますよ!」


翔鶴 「…だといいけど…」


吹雪 「…」








独房ー1号室



ガチャッ


伊19 「提督開けたのね!」タッタッタッ…


提督 「わかった!」タッタッタッ…


瑞鶴 「離せ!今すぐ死なせろ!今すぐ殺せ!!」ジタバタジタバタ


川内 「提督 ここまで連れてきたのはいいけどこれからどうするの?」タッタッタッ…


提督 「俺も一緒にこの独房に入って瑞鶴を見る 落ち着くまで見てるから2人は俺がいない間執務を頼む」


伊19 「わかったのね!」


提督 「川内 もう離していいぞ?あとは俺に任せろ」


川内 「…わかった」スッ… 瑞鶴を抑えていた手を離す


瑞鶴 「うわぁぁあぁあぁぁぁああぁぁぁあぁあぁあぁぁぁぁっっっ!!!!!!」ジタバタジタバタ!! 足が自由になって暴れが激しくなる


提督 「おっと?暴れがひどくなったな ちょっと痛いかもしれかないが我慢してくれよ」ギュッ…ストッ 瑞鶴に抱きついて無理やり座らせる


瑞鶴 「離せ!離しやがれ!私のことなんて放っておいて!!」ジタバタジタバタ 提督に腹の部分に抱きつかれていて思うように動けない


提督 「放っておけないよ?艦娘を見捨てるような真似なんか出来るわけがない」


瑞鶴 「私は死なないといけないんだ!死なないと私はみんなに迷惑をかけるんだ!!」ジタバタジタバタ


提督 「誰に迷惑をかけると言うんだ?少なくとも俺にはかかってないぞ」


瑞鶴 「だまれ!黙れだまれだまれっ!!お前なんかどうでもいい!!お前以外のやつに迷惑をかけてるんだ!」


提督 「そうなのか?それじゃ伊19 川内 お前らは瑞鶴が居るだけで迷惑だと思ってるか?」


伊19 「思ってないのね!そんな酷いことをされた艦娘をそんな風に思うわけがないのね!」


川内 「私も思わないよ 逆に瑞鶴を追い出した提督を殺したいと思ってるよ?」


瑞鶴 「嘘だ!嘘だうそだうそだ!!絶対そんなこと思ってない!お前達も私なんかいなくなればいいと思ってんだろ!!」


川内 「思ってるわけないでしょ あんたが居なくなっていいなんて思うわけがないでしょ?」


瑞鶴 「うるさいうるさい!!どうせこの提督が言ったからそう言ってんだろ!?この提督に言われてなければ邪魔とか早く死ねばいいと言うんだろ!!」


川内 「あいにくだけど私は正直者でね?答えろと言われたら正直に答えるし、嫌なら嫌だと言う それは私の中で決めてる事だから自分に嘘はつかないよ!」


瑞鶴 「善人ぎってんじゃねぇ!!この提督の前だけ良い顔して嘘ついてんじゃねぇ!!ウザったいのよ!」


瑞鶴 「素直に言ったらどうなの!?私はいらないのよね!いらないならいらないと言いなさいよ!!」


川内 「…人の話聞いてた?私は嘘をつかない 答えろと言われたら素直に答える 自分に嘘つかないって言ったの聞こえなかった?」


瑞鶴 「絶対嘘だ!今この提督がいるからそう言ってるんだろ!素直に言いやがれ!!」


川内 「っ!!」ギリッ!!


ガシッ!! 川内は瑞鶴の胸ぐらを掴む


伊19 「せっ川内!?」


提督 「川内落ち着け!真に受けんじゃない!」


瑞鶴 「殺す気になってくれたかしら!?さぁ殺しなさいよ!ムカついたなら殺しなさいよ!!」


瑞鶴 「私は死なないといけないのよ!今あなたが私の胸ぐらに掴んでる手で私の首を絞めるなり目をくり抜くなりして殺しなさ…」


川内 「だまれっ!!!!!!」ギンッ!! 目を険しくして怒鳴る


全員 「「っ!!!?」」ビクッ!! 川内の気迫に驚く


川内 「私が提督の前だから善人ぎってる?ふざけんじゃないよ!!私は本当にあなたには死んで欲しくないから言ってんのよ!」


川内 「死んで欲しいと思ってたら無理してまでこんなこと言わないよ!考えればすぐ分かることでしょ!!ふざけたこと言ってんじゃないよ!!」


瑞鶴 「…」 気迫に押されて何も言えない


川内 「そんなに殺してほしいならお望み通り殺してあげるよ!顔の原型がなくなるまでね!!」スッ もう片方の手に拳を作る


伊19 「川内!?流石にそれはやりすぎなのね!落ち着くのね!?」ガシッ 川内の腕を掴んで動きを抑える


川内 「離して伊19!こういう奴は1回死なないとわかんないだから!!」グググッ!!


伊19 「殺しちゃだめなのね!殺したら川内犯罪者になっちゃうのね!」


川内 「別に構わないさ!こいつを殺せれば犯罪者だろうがなんだろうがなってやる!」


提督 「川内!!てめぇふざけたこと言ってんじゃねぇぞゴラァっ!!!!!!」ギンッ!! 川内に鋭い目つきで眼光を放つ


川内 「っ!?」ビクッ!!


提督 「瑞鶴を殺して犯罪者になってもいいだァ?ふざけんじゃねぇぞ!!」


提督 「艦娘が艦娘を殺すこともどうかと思うのに犯罪者になってもいいなんてよく俺の目の前で言えたなぁっ!!いい度胸してんじゃねぇか!!」


提督 「お前がそんな奴だとは思いもしなかったよ!お前には失望した!今すぐここから出ていけ!!」


川内 「っ!!」


伊19 「てっ提督!?いくらなんでもそれは言い過ぎなのね!」


提督 「お前も出ていけ!伊19 今すぐこの独房から出ていけ!」


伊19 「っ!」


提督 「…後は俺がやるからお前達は執務を頼む これ以上お前達にストレスを与えたくない だからここから出てってくれ」


川内 「…わかったよ その、ごめんね?提督 私…ふざけたこと言って?」


提督 「俺の方こそすまない お前達は悪くないのに怒鳴っちまって」


伊19 「…それじゃ提督 後の事はよろしく頼むのね?」


提督 「あぁ わかってるよ 2人も執務よろしく頼むな?」


川内 「わかった それじゃお願いね?」


伊19 「お願いするのね」


タッタッタッ…


提督 「伊19 鍵も閉めといてくれ もちろん二重にな?」


伊19 「…わかったのね」キィイ…ガシャンッ


ガチャッガチャッ 提督と瑞鶴の独房は二重に鍵を付けられる


伊19 「それじゃ提督 ご飯の時間になったら持って来るから瑞鶴をお願いするのね」


提督 「あぁ 翔鶴にも必ず治してやるから安心しろと言っておいてくれ」


伊19 「わかったのね」


タッタッタッ…


瑞鶴 「…」 タッタッタッ…


提督 「…どうだ?少しは落ち着いたか?瑞鶴」


瑞鶴 「…」 放心状態でなにも話さない


提督 「…瑞鶴の気迫に押されて放心してるか まぁ仕方ないか?あいつを怒らすとかなり怖いからな 腰が抜けてもおかしくない」←失礼にも程がある


提督 「…まぁ今はこの状態の方がいいか?暴れ回られるよりじっとしてくれてる方が俺も助かる」


瑞鶴 「…」


提督 「…瑞鶴 今は放心状態だから聞いてくれるかわからないが今は落ち着くために寝てろ」


提督 「今お前に必要なのは落ち着くことだ 死ぬ事や殺されることは考えないで今は落ち着いて寝てろ いいな?」


瑞鶴 「…」


提督 「(…聞いてないか?まっ仕方ない とりあえずは様子を見て精神が落ち着くまで執務などは伊19達に任せよう どのくらいかかるかわからないが絶対助けてやるからな!瑞鶴)」













精神崩壊してから2日目ー独房 お昼頃



瑞鶴 「…」落ち着いて提督に抱かれてる


提督 「…」ナデナデ 瑞鶴の頭を撫でてあげて抱きついてる


提督 「(…今は落ち着いてるみたいだな 昨日みたいなことになってたらどうしようかと思ってたがこれなら楽に瑞鶴を見れるな?)」


瑞鶴 「…」


提督 「…」


タッタッタッ…


伊19 「提督 お昼の時間なのね?」タッタッタッ… 提督と瑞鶴の分のご飯を持ってくる


提督 「んっもうそんな時間か?瑞鶴 昼食の時間だってよ?」


瑞鶴 「…」


提督 「…」


伊19 「…朝からずっとその調子なのね?」


提督 「…あぁ 朝からずっとこの調子だ なに話しても無視されるよ?まっ暴れ回られるよりかはマシだけどな」


瑞鶴 「…」


伊19 「…ご飯 置いておくのね?」カタッ…カタッ 受け取り口に二人分の昼食を置く


提督 「おう すまないな?いろいろ任せて」


伊19 「大丈夫なのね!それじゃ提督 瑞鶴のことお願いするのね」


提督 「あぁ 任せといてくれ!」


タッタッタッ…


瑞鶴 「…」


提督 「…瑞鶴 昼食食べないか?お前昨日からなにも食べてないだろ さすがに腹減ってんじゃないか?」


瑞鶴 「…」


提督 「…今持ってくるよ」スッ… 瑞鶴から離れる


タッタッタッ…カタッ


提督 「…」タッタッタッ…カタッ 独房内に用意されてる机の上に昼食を置く


瑞鶴 「…」


提督 「…瑞鶴 食べようぜ?朝食も食べてないんだから腹減ってるだろ 冷めないうちに食べようぜ?」


瑞鶴 「…」


提督 「…また俺が食べちまうぞ?」


瑞鶴 「…」


提督 「…はぁ 瑞鶴」タッタッタッ… 瑞鶴に近づく


瑞鶴 「…」


提督 「俺はお前を見捨てないから安心してくれ お前を見捨てるような真似は絶対しないから今だけでもご飯食べてくれないか?」


瑞鶴 「…」


提督 「…はぁ…」タッタッタッ…スッ 昼食が置いてある机の前に座る


提督 「(まいったな…昨日も食べてないのに今日も食べなかったらさすがにまずいな?艦娘が飲まず食わずでどのくらい持つかは知らないが普通の人間なら1週間飲まず食わずでも生きてられるが厳密に言うとまずそこまで持たない)」


提督 「(大体2日〜3日ぐらいで身体中に痙攣が始まって、4日〜5日でかろうじてまだ動かせると思うが身体が動かなくなる 6日〜7日でもはやただ息をしてるだけの状態になって完全に動けなくなる)」


提督 「(まだ動けなくなるだけならまだしも、なにかしらの後遺症が残る確率は零じゃない…それどころか食べる力もなくて餓死する可能性も十分にある)」


提督 「(なんとかして食べさせたいけど無理に食べさせたところで喉を通してくれるとは限らないし、吐き出されても面倒だしな…)」


提督 「はぁ…」モグモグ 1人で昼食を食べる


瑞鶴 「…」


ググゥ~…


提督 「…」


瑞鶴 「…」


提督 「…瑞鶴 やっぱり、腹減ってるよな?」


瑞鶴 「…」


提督 「無理しないで食べようぜ?別に毒とか盛ってるわけじゃないから安心してくれ」


瑞鶴 「…」


提督 「…それとも、俺が邪魔で食べたくないのか?邪魔なら出ていくが…」


瑞鶴 「…」


提督 「…瑞鶴 こっちに来て昼食を取ってくれ?俺は離れるから」カタッ タッタッタッ… 自分の昼食が乗ったおぼんを持って机から離れる


瑞鶴 「…待って」


提督 「…っえ?」


瑞鶴 「…持ってきてくれる?私のご飯…」


提督 「…わかった」タッタッタッ…カタッ 自分の昼食を置いて机を運ぶ


タッタッタッ…ガタッ 瑞鶴の前に昼食の乗った机を置く


瑞鶴 「…」


提督 「持ってきたぞ それじゃ、俺は離れて食べるからゆっくり食べて…」


瑞鶴 「だめ」


提督 「っえ?」


瑞鶴 「…お願い 一緒に食べて…」


提督 「…いいのか?俺も一緒で」


瑞鶴 「…うん…」


提督 「…わかった」スッ 瑞鶴の反対側に座る


瑞鶴 「…」スッ 箸を手に取る


提督 「いただきます」


瑞鶴 「…いただきます」


パクッ


瑞鶴 「…」モグモグ…


提督「どうだ?美味いか」


瑞鶴 「…ふつう…」モグモグ


提督 「…そうか まぁまずくないようなら良かったよ」


瑞鶴 「…」モグモグ


提督 「…」モグモグ


提督 「(…なんで急に食べてくれたんだ?さっきまで食べてくれるような素振り見せなかったのに…)」モグモグ…


提督 「(…まぁいいか 食べてくれて良かったし、なにも困ることはないから考えるのをやめよ)」モグモグ…


瑞鶴 「…」モグモグ…













精神崩壊してから3日目ー独房 夜



瑞鶴 「すぅ…すぅ…」独房に設置されてるベッドに寝てる


提督 「…」床に敷いた布団で寝っ転がって起きてる


提督 「(今日は普通にご飯とか食べてくれたな あいかわらず無口なのは変わらなかったが…)」


提督 「(でも、この調子なら良くなってくるだろ?ご飯はちゃんと食べてくれてるから餓死する事はないし ちゃんと寝てるから睡眠不足になることもない)」


提督 「(…後は感情がまた戻るかどうかだよな 最悪ずっと戻らない可能性もあるからな…それだけは俺もどうしようもできない)」


提督 「…戻ってくれればいいが…」













精神崩壊してから4日目ー独房 朝



提督 「すぅ…すぅ…」


…オキテ


提督 「すぅ…すぅ…」


…オネガイ オキテ


提督 「…っん?」スゥ… 目を覚ます


瑞鶴 「…あっ起きた…」


提督 「…瑞鶴?どうした なにかあったか?」


瑞鶴 「…呼んでる…」スッ 独房の入口の方に指を差す


伊19 「提督ー!」


提督 「…伊19 どうした?てか、もう朝か」


伊19 「もう朝なのね!ご飯ができたから起こしてもらったのね」


提督 「そうか もう朝か?」


瑞鶴 「…」


提督 「起こしてくれてありがとな?瑞鶴」


瑞鶴 「…うん…」


提督 「(…あれ?昨日までほとんど無口だったのに今は自分から喋ってる…)」


伊19 「今日のご飯は提督の好きなひじきもあるのね!」


提督 「なに!?ほんとうか!?」(✧▽✧)キラン!!


伊19 「さらに唐揚げも作ったのね!だから早く顔とか洗って食べる準備するのね!」


提督 「わかった!今日の朝ごはんは豪華だぜ!」スクッ タッタッタッ… 起き上がって洗面所に向かう


瑞鶴 「…」


伊19 「…だいぶ落ち着いたみたいなのね?提督には慣れたのね?」


瑞鶴 「…まだ…かな?もう少しかかるかも…」


伊19 「…そうなのね まぁすぐには無理なのね!時間かけるのも一つの手なのね!」


伊19 「提督は仲間を見捨てたり差別したりは絶対しないから安心するのね 時間かかってもいいから提督を信用できるようなって欲しいのね?」


瑞鶴 「…うん 頑張ってみる…」


提督 「伊19 朝ごはんplease!」


伊19 「わかったのね!それじゃ今からおぼんを入れるのね」カタッ 食器が乗ったおぼんを持ち上げる


瑞鶴 「…」













精神崩壊してから5日目ー独房 夜



瑞鶴 「…」ワシャワシャ…


提督 「…」ナデナデ… 瑞鶴の頭を撫でてる


提督 「(だいぶ落ち着いてきたな この調子なら感情も戻ってくれるだろ)」


提督 「(一時はどうなるかと思ったが余計に酷くならなくてよかった 今は普通に話しするし、数少ないが笑顔も見せてくれた 後は完全に戻るのを待つだけだ!)」ナデナデ…


瑞鶴 「…」ワシャワシャ…


タッタッタッ…


伊19 「提督ー!夕食持ってきたのね!」


川内 「今日のご飯は川内特性カレーだよ!」


提督 「っお!今日の夕食は川内が作ったカレーか!お前の作るカレーはうまいから楽しみだな」


伊19 「提督!伊19が作ったカレーだっておいしいのね!」


提督 「わかってるよ 伊19が作るカレーだってうまいから安心しろ?」


伊19 「えへへ~照れるのね!」///


瑞鶴 「…」


伊19 「それじゃ いつも通りここに置いとくのね」カタッ おぼんを受け渡し口に置く


川内 「なにかあったら呼んでね?それじゃ」


瑞鶴 「…待って」


伊19&川内 「「…っえ?」」


提督 「…瑞鶴?」


瑞鶴 「…行かないで 一緒に…ご飯食べよ?」


伊19 「…」


川内 「…いいの?提督はともかく私たちが一緒だと落ち着かないでしょ?」


瑞鶴 「…いいの 一緒に食べて?」


提督 「…平気なのか?無理はしない方がいいぞ」


瑞鶴 「…大丈夫 無理はしてない…」


提督 「…わかった」


提督 「伊19 川内 お前達も夕食を持ってきて中に入ってきてくれ」


伊19 「わかったのね!」


川内 「わかったよ 今持ってくる」


提督 「わるいな?二度手間かけちまって」


伊19 「気にすることないのね!それじゃすぐ戻ってくるのね」


タッタッタッ…


提督 「…」


瑞鶴 「…」ブルッ…


提督 「…瑞鶴 無理はするなよ?無理なら無理と言えよ」


瑞鶴 「…大丈夫…慣れるためには無理をしないと…」ブルブル…


提督 「…そうか」


提督 「(完全に無理してるな…さっきより震えが激しい これじゃ逆効果だ…)」


提督 「(…しかたない 俺で落ち着かせるかわからないがなんとかしてみるか)」


ギュッ…


瑞鶴 「…っえ?」提督に強く抱きつかれる


提督 「…大丈夫だ おちつけ?なにかあれば俺が守ってやるから」


提督 「俺だと心配かもしれないが必ず守ってやる…だから安心してくれ?」


瑞鶴 「…提督…」


瑞鶴 「…うん ありがとう」ニコッ













精神崩壊してから6日目ー独房 昼間



瑞鶴 「…提督さん もっとなでて?」


提督 「っん?こうか?」ナデナデ… 瑞鶴の頭をなでてる


瑞鶴 「…うん!もっと…!」///ワシャワシャ…


提督 「…なぁ 朝からずっとなでてるけど…まだなでられたいのか?」


瑞鶴 「うん!もっとなでて?」///


提督 「(…手、疲れてきたな…そろそろ休みたい)」ナデナデ…


瑞鶴 「〜♪」///ワシャワシャ…


提督 「…なぁ瑞鶴 そろそろ手が疲れてきたんだが…」


瑞鶴 「だ〜め!もっとなでて?」


提督 「…休ませてくれないのかよ…」ナデナデ…


瑞鶴 「〜♪」///ワシャワシャ…


提督 「(…でも、だいぶ良くなってきたな?昨日も伊19達とご飯食べれたし、よく笑顔だって見せてくるようなったし これなら安心だな?)」


提督 「(…それにしても、あのくそ野郎は本当にイラつくぜ!なにが五航戦はいらないだ!一航戦しかいらないとか頭狂ってんじゃねぇか!?)」


提督 「(あいつは瑞鶴が完全に戻ったら絶対ぶっ殺しに行ってやる!そうしねぇと俺も気が収まらねぇ!!)」ギリッ!!


瑞鶴 「…ねぇ提督さん 痛い…」ワシャワシャ!!… 力強くなでられている


提督 「っえ?あっ悪い ちょっと考え事してて…」


瑞鶴 「…」ワシャワシャ…


提督 「…」ナデナデ…


瑞鶴 「…ねぇ、提督さん 一つ…お願いがあるんだけど」


提督 「おねがい?」


瑞鶴 「…わたし、あなたの事を信用したい…でも、今のままじゃ私はあなたを信用出来ない…だから」


瑞鶴 「【私に信用させるために…元提督を殺してきて?】」


提督 「…呉鎮守府の提督をか?」


瑞鶴 「…うん」


提督 「…それでお前は俺を信用してくれるのか?」


瑞鶴 「…うん 私の代わりに元提督を殺ってきてくれれば…私はあなたを信用できる」


提督 「…」スゥ…


提督 「わかった お前のお願い…引き受けよう!」


提督 「俺もあのくそ野郎にイラついてたし、ちょうど良かったよ あいつの息の根を止めればいいんだろ?」


瑞鶴 「…うん 息の根を止めるだけで平気…」


提督 「わかった 明日の朝、あいつの鎮守府に乗り込んで必ず息の根を止めてやる!それが終わったら俺を信用してくれよ?」


瑞鶴 「…うん わかってるよ?」


提督 「(…これはまずい事になったな 瑞鶴の代わりに呉鎮守府提督を殺ってきてくれか…伊19達に怒られるどころか、提督解任されそうだな?)」


提督 「(…だが、それで瑞鶴が信用してくれるなら俺はなんだってやってやる!俺だってあのくそ野郎を殺したかったから怒られようが解任されようが関係ない!)」


提督 「(俺は艦娘を絶対に見捨てない!なにかあれば艦娘の代わりに俺がやってやる!それが俺の決め事だ!!)」


提督 「(…明日の朝 覚悟しておけよ?呉鎮守府提督)」













精神崩壊してから7日目ー独房 朝



タッタッタッ…


伊19 「提督!朝ごはん持ってきたのね!」


瑞鶴 「…」 独房の中には瑞鶴しか居ない…


伊19 「…あれ?提督は…?」


瑞鶴 「…」


伊19 「…瑞鶴 提督はどこ行ったのね?」


瑞鶴 「…」


伊19 「…瑞鶴?」


瑞鶴 「…出ていったよ 数時間前に日本酒を少し飲んで日の丸が描かれた鉢巻をつけて…」


伊19 「…っえ?提督が日本酒飲んで鉢巻付けて…?」


伊19 「(【提督が日本酒を飲んで、鉢巻を付けた時は決死を決めた時だけ見せる行動なのね…】)」


伊19 「(提督はお酒苦手だから普段は絶対飲まないけど、日本酒だけは飲めることを知ってるのね)」


伊19 「…瑞鶴 ちょっと聞いていいのね?」


瑞鶴 「…なに?」


伊19 「提督がお酒飲んで鉢巻をつけた時は決死を決めた時に取る行動なのね …提督はどこ行ったのね?」


瑞鶴 「…」


伊19 「…まさかとは思うけど、呉鎮守府に行ったなんてないのね…?」


瑞鶴 「…」


伊19 「…瑞鶴 まさかあなた!」


瑞鶴 「…」


伊19 「…提督!」ガシャンッ!! 持っていた食器を落としてぶちまける


タッタッタッ!!…


瑞鶴 「…」


瑞鶴 「…ごめんね 伊19…」













呉鎮守府ー提督室



提督(呉) 「あぁ…今日も仕事か?めんどくせぇな」


提督(呉) 「先週みたいにまた遊びに行きてぇな?…まっ仕事しないと金が入らないから仕方ないか」ハァ…


提督(呉) 「…そういえば、先週と言えば大湊警備府の野郎から電話が来なくなったな 瑞鶴を捨てたからどうとか言ってたが関係ねぇだろうが…あのくそ野郎が!」


提督(呉) 「俺のやり方は俺のやり方なんだから一々他の鎮守府の奴が口出ししてくんじゃねぇよ!次電話してきたら怒鳴りつけてやる!」


提督(呉) 「あぁー!あいつのことを思い出したらイラついてきた!今日は仕事やめて遊びにいこうかな?」 ヒュー…


ドガアァァァンンッッッ!!!!!! 提督の部屋に取り付けられている窓ガラスが粉砕して壁に穴が開く


提督(呉) 「っ!!!? なっなんだ!?敵襲か!?」 ザー!!…


スピーカー 『提督!敵ではない何者かがそちらに向かっています!』


提督(呉) 「敵ではない何者か?一体誰だ!」


スピーカー 『わかりません あまりにも早い速度でそちらに…あっあれは!?』


提督(呉) 「わかったか!一体誰なんだ!」ヒュー…


ドガアァァァンンッッッ!!!!!! 先ほどと同様、ミサイルが壁に当たって粉砕する


提督(呉) 「おわあぁぁぁっ!!!!!?」


提督 「…俺だよ?くそ野郎が!」ギリッ!! 粉砕した壁から入ってくる


提督(呉) 「おっお前は大湊警備府提督!?なんでお前がここに!?」


提督 「なんでかだって?そんなの一つに決まってるじゃねぇか」タッタッタッ…ガシッ 呉鎮守府提督の頭を掴んで持ち上げる


提督 「瑞鶴を捨てた罪を断罪しに来てやったんだよ!!」ギロッ


提督(呉) 「ひぃっ!!!?」ビクッ!!


提督 「悪いがお前だけは許さない いくら他人の艦娘だからと言っても、それを見過ごすことは出来ない」


提督 「お前を殺す前に一つだけ聞きたいことがある 瑞鶴がいらなかったならなぜ解体しなかった?少しでも資材になるんだから経済的にも解体した方が良かったんじゃないのか?」


提督(呉) 「そっそんなの関係ねぇだろ!艦娘を解体したところで資材はちょっとしか出てこねぇじゃねぇか!」


提督(呉) 「あんなちっぽけな資材なんかのために解体したら、解体した時に使った燃料のコストの方が大きいから解体しないで鎮守府から追い出したんだよ!」


提督 「…っは?お前…それ本気で言ってるのか?」


提督 「そんなふざけた理由で瑞鶴を鎮守府から追い出したのか?そんな理由で追い出したのか!」


提督(呉) 「そうだよ!それだけの理由で追い出したんだよ!それの何が悪い!」


提督 「…そうか テメェはそんなくだらねぇ理由で追い出したのか」


提督(呉) 「くだらなくねぇよ!俺は経済的に考えて追い出したんだ!いらない艦娘は解体するより追い出した方が効率もいいと考えて…」


提督 「」ブンッ!!


グシャアッッ!!!!


提督(呉) 「っ!!!!!?」顔面に拳を入れられて鼻や歯が折れる


ドサァァ…


提督(呉) 「があぁぁぁっっっ!!!!!?」


提督 「テメェの考えはよーくわかった」タッタッタッ…ガシッ 再び呉鎮守府提督の胸ぐらを掴んで持ち上げる


提督 「お前だけは絶対許さねぇ ぜってぇ殺してやる!」バキィッ!!


提督(呉) 「げえぇぇっっ!!!!!!」 再び顔面に拳を入れられる


提督 「おらおら!テメェも瑞鶴と同じぐらいの傷を追わせてやるよ!傷ついた瑞鶴の心みたいにテメェも同じ傷を追わせてやるよ!!」バキィッ!!ベキッ!!ゴスッ!!グシャアッッ!!!!


提督(呉) 「あぁぁっっっ!!!!!!」


タッタッタッ!!…バタンッ!!


艦娘(呉) 「提督!大丈夫ですか!?」


艦娘2(呉) 「…っえ?あなたは…」


提督 「あぁっ?んだテメェら ここの艦娘か?」


提督 「俺は今忙しいから邪魔するんじゃねぇぞ?邪魔するなら…」


提督 「殺すぞ?」ギロッ


艦娘(呉)&艦娘2(呉) 「「っ!!!?」」ビクッ!!


提督 「さぁて、まず最初はお前の手を使いものにならなくさせてやるよ?」


提督 「骨をへし折って粉々にして治療できないくらいにしてから次は目を潰してなにも見えないようにしてやる!」


提督(呉) 「ひぃっ!?やっやめてくれ…お願いだ…」ガクガク…


提督 「あぁ?やめてくれだ?テメェふざけたこと言ってんじゃねぇそ?」ガシッ 呉提督の腕を掴む


提督 「瑞鶴はお前に捨てられてどんだけ傷ついたと思ってんだ?いまさら許されると思うなよ」ミシミシ… 呉提督の腕を段々と握り締める力を強くしていく


提督(呉) 「あぁあぁぁぁっっ!!!!!!うぅうでが折れる!!腕があぁぁあぁぁぁっっ!!!!!!」ミシミシ…


提督 「痛いか?痛いよな だが瑞鶴はこれ以上に心が痛かったはずだ!こんな痛みでギャーギャー騒いでんじゃねぇよ!」ミシミシ…


バキィッ!!!!


提督(呉) 「あぁぁあぁああぁぁぁっっっ!!!!!!」腕を握り締められて骨が折れる


提督 「折れたか それじゃ次は反対の手を折らせてもらう」


提督(呉) 「やめてくれ!!謝るから!?謝るから許してくれ!!!!もう誰も捨てる真似はしない!!だから…」


提督 「今さら遅い 罪は償ってもらうぞ?」ガシッ 呉提督のもう片方の手を掴む


提督(呉) 「いやだ!!やめてくれ!!もう折らないでくれ!!!!」


提督 「悪いがそれは無理なお願いだな」ミシミシ…


バキィッ!!!!


提督(呉) 「あぁあぁぁあぁあぁぁぁっっっ!!!!!!!!!!」もう片方の手を折られる


提督 「腕は終わったな?そんじゃ次は目を潰させてもらう」


提督 「瑞鶴は精神崩壊して周りが見えなくなった…だからお前も目を見えなくする 同じ苦しみを味わえ」スゥ… 人差し指と中指を立てて狙いを定める


提督(呉) 「…いっいやだ…やめてくれ…」


提督 「…叶わない願いだな」シュンッ


ブスゥッ!!


提督(呉) 「あああぁあぁぁあぁああぁぁぁぁぁっっっっっ!!!!!!!!!!」右目を潰される


提督 「もう1発」ブスゥッ!! もう片方の目に指を突き刺して潰す


提督(呉) 「ああぁぁぁあぁあぁぁぁぁあぁあぁぁぁっっっっっっ!!!!!!!!!!!!」


ガクンッ…


提督(呉) 「…」痛みで失神する


提督 「…おい 気絶してんじゃねぇよ?さっさと起きろ!」ドスッ!! 腹に蹴りを入れる


提督(呉) 「ごふぅっ!!!?」


提督 「まだ終わってねぇんだから気絶してんじゃねぇよ?終わってから気絶しろよ」


提督(呉) 「あっあぁぁ…」ピクピク…



艦娘(呉) 「…」プルプル… 恐怖で動けず立ち尽くしている


艦娘2(呉) 「…」プルプル… 同じく動けずにいる



提督 「そんじゃ、次は足を折らせてもらう 足を折り終わったらトドメを刺してやるよ」


提督(呉) 「…いやだ、もう…いっそのこと、殺してくれ…」ピクピク…


提督 「足を折り終わったら殺してやるよ」スゥ… 足を上げる


ボキィッ!!


提督(呉) 「あぁぁあぁぁあぁあぁぁっっっ!!!!!!」すねに蹴りを入れられて折られる


提督 「もう1発」ボキィッ!!


提督(呉) 「あぁぁあぁあぁぁぁっっっ!!!!!!」


提督 「これで全体的に折り終わったな?そんじゃお望み通り殺してやるよ」スゥ… 指を突き刺すような形にして胸の辺りに狙いを定める


提督 「俺の手でお前の心臓を貫いて殺してやる 本来ならじわじわと殺そうかと思ったが、生憎様おれはそんな趣味はない」


提督 「殺す時はすぐに殺す…それが俺のやり方だ?死んで地獄に落ちて罪を償ってこい」


提督(呉) 「…いっいやだ…やっぱり、死にたくない…」プルプル…


提督 「good bye See you again…」 タッタッタッ!!…


伊19 「提督!」


提督 「っ!? 伊19!なんでお前がここに!?」 タッタッタッ!!…


上官 「居たぞ!取り押さえろ!」


憲兵十人 「「っは!」」タッタッタッ!!…


ガシガシガシガシッッ!!!!


提督 「っ!?」ガンッ!! 腕や足、頭を取り押さえられて床に押し付けられる


上官 「全体重を使って本気で取り押さえろ!その物の力は尋常じゃないから力を抜くと一瞬で吹き飛ばされるぞ!」


全憲兵 「「はい!」」


提督 「〜っ伊19!お前上官に言いやがったな!!」


伊19 「当たり前なのね!伊191人じゃどうしようもできないから上官さんに協力してもらったのね!」


上官 「大湊!お主なにをやっておる!伊19から話を聞いた限りだとお前さんここの提督を殺そうとしてると聞いたが本当なのか!」


提督 「あぁそうだ!こいつは艦娘を捨てた大馬鹿野郎だ!艦娘を指揮する提督が艦娘を捨てるとは言語道断!そんな奴が艦娘を指揮する資格はない!」


提督 「瑞鶴を捨てて精神崩壊した苦痛をこいつにも味わさせるために殺そうとした!バカは死なねぇと治らないと言うから俺はこいつを殺さねぇと気が済まねぇ!!」


上官 「バカモノ!そんなことをしたらお主は提督解任されるぞ!」


提督 「別に構わねぇよ!俺が提督解任されようが死のうがこのバカを殺せればそれでいい!自分のことはどうでもいいんだよ!!」グググッ!! 憲兵に取り押さえられてるが身体を徐々に起こしていく


憲兵 「っな!?嘘だろ!?本気で抑えてるのに!?」グググッ!!


憲兵 「もっと力を入れろ!マジでやばいぞ!?」グググッ!!


憲兵 「これ以上は無理です!手錠をかけましょう!」グググッ!!


憲兵 「無理だ!この方の力は異常だから壊されるだけだ!」グググッ!!


憲兵 「それじゃどうすれば!」グググッ!!


提督 「〜っ!! 邪魔だ消えろ!!」ブゥンッ!! 身体をうねらせて押さえつけてる憲兵達を振り払う


全憲兵 「「うわぁぁっ!!!?」」ドサドサドサドサッッ!!!! 周りに飛ばされて床に落ちる


上官 「憲兵!」


提督 「てめぇらなんかが俺を抑えられると思ったら大間違いだ!」


提督 「さぁ呉鎮守府提督 拷問を再開しようじゃないか?」


提督 「お前だけは絶対に許さない!確実に俺の手で息の根を止めてやる!」ガシッ 呉提督の頭を掴んで持ち上げる


提督(呉) 「ひぃっ!!」


提督 「それじゃあな?クズ野郎が…」


ダァンッ!!


バシュッ!!


提督 「っ!!」銃弾を打ち込まれる


全憲兵 「「っ!?」」


伊19 「…やりすぎなのね 提督」麻酔銃で提督の背中に打ち込む


提督 「…いっイク…てめぇ!」プルプル…


ドサッ…バタンッ


提督 「…」麻酔が効いて倒れ込む


伊19 「…ごめんなさいなのね 提督…」


上官 「…伊19 いくら麻酔銃とはいえやりすぎじゃないか?しかも即効性の銃弾型だから本物の拳銃と変わらないし…」


伊19 「わかってるのね 伊19もやりすぎたと思ってるのね…でも、こうでもしないと今の提督は止められないと思ったから打ったのね…」


上官 「たしかにそうかもしれないが…」


伊19 「…呉鎮守府提督 あなたに選択肢をあげるのね」タッタッタッ…スチャッ 麻酔型拳銃を呉鎮守府提督に向ける


伊19 「今ここで死ぬか…もしくは、単独行動隊に入って少しでも生き続けるほうがいいか どっちがいいのね?」


伊19 「伊19も提督と一緒であなたを許す気はないのね 艦娘を捨てるような事をして許されると思ったら大間違いなのね!」コツッ 呉鎮守府提督のおでこに麻酔型拳銃を押し付ける


提督(呉) 「ひぃっ!!」ビクッ!!


伊19 「さぁ選ぶのね 今ここで頭を撃ち抜かれる方がいいか…もしくは単独行動隊に入って深海棲艦に殺される方がいいか選ぶのね」


提督(呉) 「しっ死ぬのは確定なのか!?」


提督(呉) 「いやだ!まだ死にたくない!お願いだから生かしてくれ!」


伊19 「だめなのね あなたはもう手足使えない上に目も使えないのね もはや生きていても意味がないのね」


伊19 「指揮官からも降ろされてあなたは生きていけなくなるのね 死ぬなら早く死んだ方が楽なのね」


提督(呉) 「いやだ!死にたくない!まだ死にたくない!!」


伊19 「なら単独行動隊に入るのね?少しの間は延命できるのね」


伊19 「運が良ければ生き続けることができるのね …正直、私はあなたに生き続けて欲しくないのね 今すぐにでも死んでほしいのね!」


伊19 「さぁ選ぶのね!今すぐに死ぬほうがいいか 目や手足動かせない状態で単独行動隊に入る方がいいか選ぶのね!!」


提督(呉) 「いやだ!どっちもいやだ!まだ死にたくない!!」


伊19 「なら今すぐ死ぬのね!」スゥ… 銃口の引き金を引く…


ガシッ


伊19 「っ!?」バァンッ!! 銃弾は呉鎮守府提督からかなりズレて外れる


提督 「…やめろ 伊19!」伊19の手を掴んで銃口を上に向けて外れさせる


伊19 「てっ提督!?なんで、まだ麻酔は切れてないはずなのね!?」


提督 「あいにくだが、俺はそういう薬はあまり効かなくてな?昔何度も投与されてたから耐性が付いてるんだ」ヨット


提督 「まっ多少は受けちまうんだけど…」スゥ…


提督 「っな!」ゲシィッ!!


提督(呉) 「ぶふぅっ!!!!!?」ガンッ!!顔面を蹴られて後ろの壁に頭をぶつける


ドサッ…


提督(呉) 「」


提督 「殺すのだけは許してやる 生きてても目が見えない上に手足が使えないからどうせ死にたくなるだろ?」


艦娘(呉)2人 「「…」」未だに立ち尽くしたままで動かない


提督 「怖い思いをさせて悪かったな?だが、お前達は関係ないから手を出す気ないから安心してくれ ここの提督は変わるけどな?」


上官 「大湊 落ち着いてるなら一緒について来い 悪いが今回のことは目を潰れん」


提督 「わかってるよ そうなる覚悟でやったんだからおとなしくついてくよ」


上官 「憲兵 手錠をかけてくれ」


憲兵 「はっはい!」スッ タッタッタッ…


提督 「そんなもの付けなくても逃げたりしないからな?付けられても壊せるし」


上官 「わかっておる お主が逃げたりしないのはわかっているが付けないといろいろとな」


提督 「…めんどくさいな?」スゥ…ガシャン 腕を出して手錠をかけられる


上官 「憲兵 そのバカ(呉鎮守府提督)を運んできてくれ」


憲兵複数 「「はい!」」


上官 「それじゃ行くぞ?」


提督 「はいはい?」タッタッタッ…


伊19 「提督!」


提督 「っん?なんだ?」


伊19 「…ぜったい、戻ってきてほしいのね!約束なのね!」


提督 「…安心しろ お前達を残して提督を解任されてたまるか?必ず戻るよ」


伊19 「…鎮守府で待ってるのね」


提督 「出入口で待っててくれよ?一番にお前の顔を見させてくれよ!」ニカッ


伊19 「わかったのね!」


上官 「…憲兵 うちわあるか?ものすごく暑いんだが?」


憲兵 「あるわけないじゃないですか…てか、あったら仕事中になんでそんなのを持ってるのか聞かれますよね?」


上官 「ごもっとも」


タッタッタッ…


伊19 「…」


伊19 「提督…」













夕方 大湊警備府ー通路



川内 「なんだって!?提督が捕まった!?」


翔鶴 「そうみたいです 呉鎮守府提督の手足や目を使い物にならないようしたらしく…」


天龍 「あのばか!薄々感づいてたがマジでやっちまったのか こりゃまずいことになったな?」


吹雪 「…提督…」


龍田 「…どうする?1度上官に電話してみる?」


川内 「いや、それはやめといた方がいいんじゃないかな?そういう事で電話するのはあまり良くない気がする」


川内 「それに伊19が一緒なんだから多分平気じゃないかな?確証はないけど…」


天龍 「…まぁ、提督の事は伊19に任せるとして?」


天龍 「瑞鶴にはなんて言えばいいんだ?提督のこと…」


全員 「「…」」


天龍 「瑞鶴は提督に呉鎮守府提督を殺すよう頼んだんだよな?」


翔鶴 「…はい ですが…」


川内 「呉鎮守府提督は瀕死状態だけどまだ生きてる この事を話したらまた精神崩壊してもおかしくないからね?話そうにも話せないね」


龍田 「かと言って伝えるのが遅すぎてもまずいものね?変な勘違いされて精神崩壊されても困るわ」


天龍 「どうしたらいいものか?」ウ-ン


翔鶴 「…正直に話しましょう!下手に嘘ついたりして精神崩壊されても困ります」


川内 「でも正直に話して精神崩壊されても困るよ?提督は呉鎮守府提督を殺せてないんだから約束は守れてないよ」


翔鶴 「だとしても話さないわけにはいきません いつかは知ることになるんですから早く知っておいた方が後から知った時よりもずっと気が楽なはずです!」


吹雪 「それはそうかもしれませんが…」


天龍 「…まっ姉であるお前がそれでいいと思うならそれでいいんじゃないか?俺は否定しないぜ」


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