2014-11-19 01:24:32 更新

概要

ライブが終わったμ's。そんな俺たちの前に現れたのは?
μ's、文字化け、ちゅらいね。


前書き

ライブのシーンは後で過去回想として書く予定です。


まきりんぱな


曲を作り終えた俺と勇樹は穂乃果たちの所へ着いた。


翔:穂乃果ぁ!曲出来たぞー‼︎


3人:え⁉︎もう!⁉︎


驚くのも無理はない。午後のたった3時間程度で自分たちの曲ができたのだ。


勇樹:歌詞は俺らが考えてんけど、作曲は1年の西木野さんって子が即興で作ってくれてん。


翔:で、その西木野さんの歌に合わせて俺らがベースとか合わせてきた。


俺も勇樹もこんなんで信用してもらえるとは普通は思わないが相手は…


穂乃果:2人とも、すっごーい‼︎ありがとね!


勇樹は苦笑いしながらこちらを見ている。予想通りだ。


海未:じゃあ、早速聞いてみましょうか。


ことり:そうだね♪一応パソコンも持ってきたし。


そういうと3人はパソコンの前に座り、曲を聞き始めた。


翔:曲の名前はSTART:DASH。


勇樹:これからの俺らにぴったりやろ!





曲が終わった。3人とも感動してくれているようだ。


翔:さ、後はパート分けとダンス。


勇樹:ささ、立って立って。


3人が呆然としているなか、勇樹が急かす。


翔:ん?どーした?3人とも。


海未:い、いぇ、まさか私たちの曲が


ことり:こんなに早く


穂乃果:こんなすごいのができるなんて思ってもいなかったよ‼︎


そりゃそうだ。というか、もう少し怪しむそぶりがあってもいいものだ。


勇樹:そう言ってもらえるとこっちも嬉しいわ。


ーーーーーー

ーーーー

ーー



あの後、穂乃果たちは一生懸命練習した。それなりのものになっていてとは思うが、結果は惨敗。客は真姫と花陽と凛ぐらいだった。


花陽:あ、あの!


翔:ん?あぁ、花陽か。


昨日のことで少し暗くなっていた俺に花陽と凛が話しかけていた。


凛:昨日のライブ、よかったにゃ〜!


翔:ありがとう。素直に嬉しいよ。


花陽:それで思ったんですが…


勇樹:ミューズに入りたくなってんやろ?


俺の後ろから勇樹が声をかけてきた。


凛:そうにゃ!


翔:ありがとう。これは俺たちだけじゃ決めかねないから今日の放課後、屋上に来てくれ。


花陽&凛:はい‼︎


花陽と凛のずいぶん後ろから真姫がこっちを見ている…ま、おいておこう。

元気よく挨拶すると2人は自分たちの教室に向かった。


勇樹:まぁメンバーが増えるのはえぇけど…


翔:…


ーーーーーー

ーーーー

ーー


放課後


屋上で練習する俺たち5人の元に花陽と凛がまんざらでもない真姫を連れてきた。


穂乃果:あなたが西木野さん?素敵な曲をありがとう!


穂乃果はそう言って頭を下げ、真姫は照れくさそうにしながら何も言わない。


海未:ここに来た、ということは


ことり:もしかして3人ともミューズに?


花陽:はい!


凛:これからよろしくお願いしますにゃ!


真姫:よ、よろしくね。


3人とも個性があっておもしろい子たちだ。まさか…


勇樹:じゃ、新生ミューズ。頑張ろー!


一同:おぉー‼︎


まさかこの時思わぬ壁があるとは誰も思わなかった。


ーーーーーー

ーーーー

ーー



真姫:それで、どこで活動するのよ。


そう、今日は一日中雨。屋外でしか活動できない俺たちは雨になるとできることがほとんどないのだ。


ことり:屋内でも活動したいよね。


海未:部活動として申請したのなら部室などをくれてもいいと思うのですが…。穂乃果?部室はどうなったのです?


勇樹:こいつのことだからどーせまた申請忘れたりしてんじゃねーの?ハハハ!


穂乃果:ギクッ!⁉︎


翔:お、お前まさか…


凛:部活動の申請…


花陽:ほんとに忘れちゃってるの⁉︎


穂乃果:ははは〜…ごめん!


一同+⁇:忘れてたんかーい!


ん?気のせいだろうか。今俺たち以外の声が聞こえたような…まあ、ファミレスだし考えすぎか…


穂乃果:いや〜、ちょっと考え事をしててねー。


真姫:考え事なんてあるの?


翔:何気に酷いこと言うよな。真姫って


苦笑いをする。すると穂乃果は本当に考え事をしていたらしく


穂乃果:なんかね、今日の朝練の時に「あんたたち!アイドルやめなさい!」って言われちゃってさー。


凛:いきなりそれは酷いにゃ〜。


穂乃果:でしょ⁉︎しかも顔も名前も分からないからどーしたらいいのか…ってあれ?海未ちゃん。私のポテト食べた?


海未:食べてません!穂乃果こそ私のポテト食べたでしょう‼︎


穂乃果:食べてないよ‼︎


あーだこーだあーだこーだ


翔:穂乃果。テーブル見てみ。


穂乃果:何⁉︎って、え?


そこには穂乃果のハンバーガーに隣から伸びている手が。


翔:はい、捕まえた。


俺は犯人が逃げないように抑える。


⁇:ちょ、ちょっと‼︎離しなさいよ!あんたらがいつまでたってもアイドルやめないからよ‼︎


穂乃果:じゃああなたが!‼︎


俺が一瞬目を離した隙に頭にう◯このようなものを乗せたすごいファッションのその女子は一目散に逃げた。


真姫:でも何でアイドルをやめろ!なんて言うのかしら。


勇樹:アイドル好きの小学生ちゃうん?


ばらばらになっていた8人が各自の席に着く。


翔:ってか8人になったからまた新しくダンスとか決めないと…


花陽:で、でも…。ミューズは9人の女神って意味なんですよね?じゃあ後3人の女子生徒が必要に…


確かにそうだ。厳密に言えば俺と勇樹はwith boys の方だ。


ことり:後3人…


一同:う〜ん…


後書き

でてきましたね。あの人が。
本編よりもまきりんぱな登場が遅くなったので後3人はちゃちゃっと入ります。


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