私は中学二年生の桜。

成績は至って普通で、運動はちょっぴり苦手。

最近、私に好きな人が出来たんだ。

こんなにも愛おしいのに。どうして、私は伝えられ無いんだろう.....。

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ある、肌寒い秋の日。

友達「おっはよー！桜。」

桜「あ、おっはよー。」

友達「ねえねえ、桜さ、一樹君の事大好きなんでしょ？」クイクイ

桜「な///ちょ////い、いわないでよぉ 笑///」

友達「あっはははーｗ」

そう、私の好きな人は一樹君。運動は出来るけど、勉強はちょっぴり苦手。らしい。

キーンコーンカーンコーン

桜「あ、チャイム鳴っちゃった！遅刻するよ！」

--------------------一限目-----------------------

桜「国語かぁ....」

一樹「あ、桜。おはよっ。」

桜「あ、おはよ。」

先生「はい、この読み方を言いなさい。桜。」

恋

桜「え.....。あ、「こい」ですか？」

先生「そうそう。正解。ま、これ位分かるよね。」

桜「は、はぁ.....。」

一樹「オレでも分かったぞ～」

桜「だよね～....。」

----------------------時間は流れ、お昼休憩--------------------------

純一「お～い。一樹。」

一樹「ん？なんだよ。」

純一「ちょっと来いよ。」

純一「お前、桜がお前の事好きらしいな。」　コソコソ

一樹「ええ？マジで？」

桜「あ、純一君、何話してんの？」ひょいっ

純一「え、あ、あ、なんでもない。」

一樹「な、なー。」（顔赤い）

桜「...?」きょとん

キーンコーンカーンコーン

純一「あ、鳴った。じゃーなー、桜、一樹。」

一樹「うーい。」　ﾉｼ

桜「じゃねー。」　ﾉｼ

----------------------------５限目体育--------------------------------------

桜「うわぁ....マラソンかぁ....」

先生「そこ！ダラついてんじゃないの！行くわよ！」

桜「はーい.....」

タッタッタッタッタッタ

桜「ふっ、ふっ、ふっ、ふっ。」タッタッタッタ

桜「.......（あっ、一樹君目の前で走ってる。やった。）」

桜「ッ！？」どてっ

桜「イタタタタ.....」

一樹「あっ。桜、大丈夫かよ.....。ほら、保健室にでも行こうぜ。」

桜「え...?///」

一樹「ん、行かないのか？」

桜「あ、ううん！////行く！///」

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コンコン

一樹「あれ、先生居ないな。俺、絆創膏中から取ってくる。」

桜「う、うん....////」

桜「....////（ああ～、幸せ～...。）」

一樹「ほら。」ぺた

桜「あ、ありがと。////」

一樹「さ、行くぞ。」

桜「ま、待って！////」

一樹「？」

桜「ど、どうしてそこまで私に優しくしてくれるの？」

一樹「ん.....そだなぁ。」

一樹「今日、純一から、桜が俺の事好きって聞いたんだ。」

一樹「勿論、好きになってくれたのは嬉しい。まさか、お前が俺の事好きだったなんて。だから、こっちもそう言う気持ちで、優しくしてるんだ。ダメか？」

桜「えええっ！？//////純一のばかぁ....///」カァァァ

一樹「て、照れんなよ。俺だって恥ずかしいんだからさ。」

桜「.....どう言ったって照れちゃうよ....。/////」ぐすっ

一樹「お、おいおい。泣くなよ.....」なでなで

桜「うぅぅ.....////なでなでとか卑怯なんだもん....////うわぁぁぁぁん！////」ぽろぽろぽろぽろ

一樹「おいおい....。.....ったく。じゃぁ、俺が付き合ったら泣き止んでくれるか？」

桜「えっ...？///」きょとん

一樹「泣き止むの早ッ。んじゃま、これからも宜しくな。桜。」

桜「えっ....？//////こ、こちらこそ.....。//////」

一樹「へへっ。」

桜「えへへっ。///」

こうして、私たち二人は結ばれました。

でも、私から言えば良かったのかな。

純一君、ありがとう。

そして、これからも宜しく。一樹君。

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