2015-09-25 19:59:42 更新

2015.09.25 修正 :野分の読みが"のわけ"になっていました。大変失礼いたしました。ご指摘ありがとうございました。


※ちょっとグロテクスな表現が含まれています。

駄目な方はご注意ください。



野分「えっ、指輪がない!」



野分「嘘、どうして!昨日まではあったのに・・」


野分は今までくらいに無いほど、混乱していた。


そう、いつか自分が貰えると思っていた指輪がなくなっていたのだ。


野分「昨日試着した後、ちゃんと戻しました」


野分「が今ここに無い!なんで!」


野分の脳裏に考えたくもない事が駆け巡る


野分「もうだれかに渡してしまったの・・」


野分「いえ、そんな事はありえない!」


野分「ふふふ・・ふふ」


野分「あっ、もしかしたら私に渡そうと持ちだしたのね」


野分「提督ったらやりますね!」


野分「ふふっ」


野分「早速、ドレスを注文しなきゃ・・」


タタタ



別の日


提督「おはようー!」


野分「おはようございます、提督」


提督「ん?どうした?ドレスなんか来て」


野分「どうです?」


提督「ああ、似合ってるなぁ」


野分「ふふ、それでは」スクッ


提督の手前に左手を差し出し、笑みを見える野分


提督「どした?急に」


提督「ああ、手マッサージしてほしいのか?」


提督「どれどれ」モミモミ


野分「くっ」


野分「違います!指輪です指輪!」


野分「さぁ早くしてください!」


提督「指輪?」


野分「そうです!あそこの棚に隠してあった指輪ですよ!」


提督「な・・なんでお前それを?」


野分「私が知らないかったとでも?鍵の隠し場所だってしってます」


提督「お前・・それは知ってても・・」


野分「さぁ、指輪を私の薬指にはめてください」


提督「っ、野分・・聞いてくれ・・」


野分「聞きたくありません!」


提督「おい、野分!」


野分「私が、提督をどれだけ慕っているかおわかりですか?」


提督「まさか・・そんな」


野分「あはははは!まったく鈍感過ぎて笑ってしまいますね!」


野分「そんな提督には私が必要なんです!分かりますかぁ?」


提督「おいどうした野分・・ちょっと怖いぞ・・」


野分「それで指輪はどうしたんですか?」グイ


提督「・・・っ、分かった正直に言うよ」


提督「足柄に渡したんだ・・」


野分「ふざけるな!」


野分「本当の!事を言ってください!」


野分「嘘ですよね!あのいきお」


提督「こら野分!それ以上は言うな!」


野分「っ!」


野分「うわぁぁぁぁ!」


野分は信じられなかった、信じたくなかった。


もう生きてても仕方ないと思うほどに。



提督「すまない、野分・・」


野分「触らないでください!」


バシッ


野分「どうしてあのひとを選んだんですか!?」


野分「どうして・・どうして・・」ヒック


提督「あいつは俺が辛かった時、いつも傍にいてくれた」


提督「支えてくれたんだよ」


野分「ふふ、あの野郎、提督が弱っている所に漬け込んだんですね・・」


野分「・・・雌狐」ボソ


パチン


提督「野分いい加減にしてくれ・・・」


野分「」


野分「わかりました、失礼な事を申し訳ございません・・」


提督「俺も今回の事は忘れる、明日からは」


スッ ヌチュ


提督「グッゥ、野分お前!」


野分「ふふふふふふ」


提督「やめろぉ!のわきぃぃ!」ゴフォ


野分「提督、駄目ですよ、あまり抵抗してしまうと楽に死ねません」


野分は刺したナイフをゆっくり抜いて呟く


野分「あぁ、提督の血暖かいですね・・」


野分「ハァハァ」


野分「次はもうちょっと、上を刺しますよ」


提督「はぁはぁ」


提督「野分・・・」


野分「まだ口が聞けるんですね、じゃあもうちょっと上を」


野分が押し込んだナイフは素直に、提督の中にめり込んでいく


野分「グサッ!なんて音なんてしないんですよねぇ」


野分「けど、刺した時、ナイフから伝わる振動・・最高です・・っふふ」


グニュシ


野分「提督の血おいしい」ヌチャ


提督「はぁはぁ」


提督「野分、もう・・今なら間に合うやめろ・・」


野分「うるさいですねぇ」


シュッ


提督「ぐぁぁ”、の”わ”き”ぇ・・」プスー



浦風が提督室の扉を開けた時、

その光景に浦風は、思わず嘔吐してしまった。


今までに見たことがない。


想像を絶するというのはこういう事をいうのだろう。


浦風「なんしようと!!!!」


野分「ああ、浦風ですか・・今良いところなので邪魔しないでくれますか」


野分「提督・・邪魔が入りましたね・・続きをしましょう」


浦風「うわ!!」


浦風は野分のもたれかかっている物が提督だと最初はわからなかった。


だが目を凝らすと、なんとなく人の形をしていた、それに血に染まっているが

元の色は白だったのだろう・・


浦風「提督・・・うわあああああ!」


野分「ふふ、騒がしいですね・・」


野分「さぁ続きをしましょう」


~エンディング~

提督役:提督

野分役:野分

浦風役:浦風



提督「わー!良かったなぁ!」パチパチ


提督「俺の演技よかったろー」ワハハ


浦風「はぁ・・」


浜風「野分羨ましいですね、あんな密着して」


天津風「あなたなんなのこれは!野分!」


野分「役得です!」


時津風「しれー次あの役やりたいー!」


提督「あはは、まぁ今度暇な時また撮るかー」


足柄「ちょっとー!酷いじゃない!」


羽黒「ねぇさん、ただの映画ですし・・落ち着いて」


提督「あはは」



綾波「」スタスタ


綾波「」ガチャ


綾波「あれ、指輪がないですねぇ」


「えーー!!!!!」


END


このSSへの評価

1件評価されています


SS好きの名無しさんから
2015-09-25 10:46:54

このSSへの応援

このSSへのコメント

2件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2015-09-24 23:24:54 ID: kYzuVQEX

のわけって誰だよ、、、

2: SS好きの名無しさん 2015-09-25 07:26:20 ID: bhsPOn6_

↑激しく同意
結構書いてるのに、読み方間違えてたなんてな……


このSSへのオススメ


オススメ度を★で指定してください