2014-11-01 00:12:51 更新

概要

この作品は東方の世界からとあるの世界に行く設定のSSです。

主人公
柑菜 雪 能力名「ありとあらゆるものを防ぐ程度の能力」 その能力名の通りありとあらゆるものを防ぐが御坂美琴のレールガンのような一点集中の攻撃は防げない

コメディ要素も入ってるため時系列がおかしくなるかも…最初のうちはシリアス多めです


前書き

初めましてエルと申します。
私は以前から東方やとあるのSSに興味をもっていて書きたい!と思いSSを書くことにしました。
投稿は週末ですが生暖かい目で見守ってくれるとありがたいです。


いきなりだが私はかなり驚いている…さっきまで博麗神社で宴会をしていたはずだ。なのになんで…なんで私は変な動くものが行き交っている道の真ん中にいる?


柑菜(見たところ幻想郷ではなさそうだしどこだろう…しかも記憶がないしなぁ…まぁいいか)


ふと横を見ると巨大な何かが私に近づいてくる、しかもかなり速い速度でだ。

その時、誰かが私に逃げろ!と声をかける、見たところ私と同じくらいの年齢のようだ…だが私は気にせず立ち上がる。

そしてその巨大な動くものに向かって自身の能力を発動させる。「ありとあらゆるものを防ぐ程度の能力」

この能力はその名の通りあらゆる攻撃を防ぐ。

例えば、弾幕など防げるがレミリアのグングニルのような一点集中の攻撃は私の体を覆っている円形のバリアを貫通する。

ちなみにこの能力は他人にも使えてしまったりもする。


そのバリアに当たった巨大な何かはその場で止まってしまい円形に陥没していた。


上条「お、おい!大丈夫か!?しかし、いきなりトラックが止まるなんてな…うわ、よく見たらフロント潰れてるじゃねえか」


柑菜「ええ、心配してくれてありがとう。私は大丈夫だけど…それよりこれトラックっていうの?」


上条「知らないのか?これはn


白井「ジャッジメントですの。事故があったと連絡を受けて来たのですが…なんで類人猿がいるんですの?」


その青年?は自慢げに説明しようとしてたところを突然現れた少女に中断され少々不満げな顔になっている。


上条「白井いつも思ってるけど類人猿って言うなよ…はぁ…俺はこの子に声をかけていただけだよ。」


柑菜「ちょっとごめんなさい聞き忘れたんだけどあなたたちは?」


上条「俺の名前は上条だ。よろしくな」


白井「私はジャッジメントの白井と申しますの」


柑菜「上条くんに白井さんね。私は柑菜、柑菜 雪だよ。よろしくね」


白井「さて柑菜さん、自己紹介も終わったところで事故の状況整理といきたいのですけれど見たところ怪我はないようですの」


柑菜「うん、怪我はないし大丈夫だよ」


白井「うーん…ここではなんですし後処理はアンチスキルに任せて一度支部に移動して話を伺いたいのですがよろしいでしょうか?」


柑菜「ええ、ここじゃ人も集まるし移動しよう」


白井「では私に捕まってくださいな。少々ふわっとしますわよ」


どうやら白井と柑菜は白井のテレポートでジャッジメントの支部に行ったようだ…後にぽつんと残った上条さん途中から完全に空気である


上条(あれ?俺はどうすればいいの?)


――――――――――――――――――――――

ジャッジメント第177支部


白井「到着しましたの」


初春「あっ、白井さんお帰りなさい!」


白井「初春ただいまですの、先程の事故の連絡での重要参考人を連れて参りましたので一緒に事情を聞いてくださいな」


初春「いいですよ!ちょっと待ってください」


白井「では柑菜さん、こちらの椅子に座って少々待っていてくださいな」


柑菜「はいはーい」


どうもあの頭に花をのせている初春という彼女を見るとあの花妖怪を思い出してしまう…

彼女ももしかしてドSなんだろうか…


初春「お待たせしました!先程白井さんから名前を伺いました。私は初春と言います。よろしくおねがいします」


柑菜「初春さんね。よろしく、それで私は何から話せばいいのかな?」


白井「ではまずどうして事故にあったのかから聞きたいですの」


柑菜「いや、私も気付いたらあそこにいて良く分からないのよ」


初春「うーん…気付いたらですか?」


柑菜「ええ」


白井「不思議ですの…ではなぜ怪我もなくご無事で?」


柑菜「それは私が能力使ったからよ。ちょっとトラック?凹んじゃったみたいだけど」


白井「能力?能力者なんですの?」


柑菜「ええ、私を連れてきたあなたも能力者でしょ?」


白井「そうですの。私は瞬間移動のレベル4ですの」


初春「ちなみに私は定温保存のレベル1です」


私も能力名を言おうと思ったが幻想郷とは言い方がどうも違うようだ。

程度とつければここの能力者にとっては違和感がすごいだろうと思う。そこで私はこう答えた…


柑菜「私の能力は そうねぇ…こっち風に言うなら衝撃防壁(ショックシールド)かしら」


白井「衝撃防壁?聞いたことがない能力ですの。初春、あなたは聞いたことあります?」


初春「いいえ私も聞いたことはないですね…ちょっと調べてみます」


柑菜(2人の話を聞いてる限り珍しい能力なのかな?…ん?スカートのポッケになんか入ってる…手紙とカード?)


柑菜は2人に見られないように机の下で手紙を確認する。その手紙にはこう書かれてた…


「無事着いたかしら?今回あなたを学園都市という場所に送ることにしました。

お酒飲んでて覚えてないと思うけどあなたは外の世界に行きたいと言っていたので送りました。

まぁ2年か3年くらいそこで頑張りなさい…

PSその学園都市で使える身分証明書を同封したわよ。ついでに服装もセーラー服というものに変えたわよ。 八雲紫より」


………でた…胡散臭さ満点のスキマ妖怪 、妖怪の賢者 八雲紫である。多分彼女の暇つぶしも兼ねているだろう。まったく、とんでもない迷惑であった…


柑菜(はぁ…まぁ自分で言ってたらしいししょうがないか…ていうか酒飲んでたから記憶がないのね…そしてこのカードが身分証明書?)


白井「ところで柑菜さん申し訳ありませんが学生証の確認をさせてくださいまし」


柑菜「(学生証ってこのカードのことかな?)ええ、いいわよ」


白井「ありがとうごさいますの。初春、確認してくださいな」


初春「わかりました。少々待っていてください………確認できました!確かに柑菜 雪さんでした」


白井「ありがとうですの。さて柑菜さん長々と時間をとらしてしまい申し訳ないですの」


柑菜「気にしてないし謝らなくてもいいよ。瞬間移動も体験できたしね…時間も時間だしもう行ってもいいかな?」


白井「はいですの。本当にありがとうごさいましたですの」


初春「私からもありがとうごさいました!」


柑菜「いいよいいよ!それじゃあね…」


キィ…バタン


柑菜(そういえば手紙の裏にまだ何か書いてあったような……これは地図?てか○×△号室ってなによ…)テクテク


柑菜「この地図の通りに行くと…この建物の中ね」


上条「あれ?柑菜じゃないか?どうしたんだ?」タッタッタ…


柑菜「 …あれ?さっきの上条くん?どうしたのその傷?」


上条「あぁこれはちょっと転んだりしただけだよ」ハハハ


柑菜「無茶しないでよ…」


上条「そういえば俺の家の正面から見て左の○×△号室に引っ越して来る人がいるんだけど…もしかして柑菜か?」


柑菜「(○×△号室…!)そうよ。○×△号室に引っ越してきたのよ」


上条「おお!そうか!よろしくな!」


柑菜「こちらこそよろしくね!」


――――――――――――――――――――――

紫「ふふっ上手くやってるみたいね…」


藍「紫様もしかして柑菜 雪のことですか?」


紫「えぇ、しばらくは手出ししないで様子を見るとしましょう…藍、もうすぐ夕刻だから食事の用意をしてくれる?」


藍「わかりました。今すぐに」


紫(そうだ、手紙に書き忘れたことがあったからもう一通送りましょう…)


紫「さぁ柑菜はどういうふうになっていくのか…楽しみでしょうがないわね」クスクス


――――――――――――――――――――――

柑菜の部屋…


柑菜「ふぅ…やっと一息つけるわね…改めて思うけど紫の手紙に書いてあった2~3年て長すぎでしょ…」


パサッ


柑菜「ん?なにこれ?」


「ごめんなさい。伝え忘れたことがあったからもう一通手紙を送らせてもらったわ。

貴方は明日から学校に行ってもらうわ。まぁ此方でいう寺子屋みたいなものだから心配しないでも大丈夫よ。

PS 隣の上条くんに連れてってもらいなさい 八雲紫より」


柑菜「また変なことを…ていうかなんで上条くんの名前知ってるのよ…」


柑菜「ふぁぁ…とりあえずもう今日は寝ましょう…」


翌日の朝


朝というべきか、柑菜にとっての朝とは午前3時である。柑菜はいつもその時間帯には起きて体術やスペカの練習をする。

いつもの癖で起きてしまいやっていたらいつの間にか6時半になっていた。明らかにやりすぎである。


柑菜「やり過ぎたかな…時間も頃合いだし朝ご飯食べよ」


――――――――――――――――――――――


柑菜「そういえば学校に行くとかなんとかって書いてあったような…そろそろ行きましょうか…」


ガチャ


上条「ん?おお柑菜か、おはよう!」


柑菜「上条くんおはよう!」


上条「制服着てるってことは柑菜も学校か?」


柑菜「ええ、見たところ校章も同じだし同じ学校みたいね」


上条「え?…本当に同じだな。じゃあ一緒に行こうぜ!」


柑菜「ていうか上条くん体中歯形だらけじゃない…」


上条「はは…上条さんにもいろんな事情があるのですのことよ…」


柑菜「まぁ怪我には気をつけてね…そろそろ時間もやばくない?」


上条「うぁ…やべぇ遅刻する!!」


柑菜「(遅れるなら飛んでも大丈夫だよね…)上条くん!学校の場所教えて!」


上条「学校の場所?この道をまっすぐ行ってたら右手にあるぞ。」


柑菜「よし、私につかまって!一気に学校まで行くわよ!」


上条「え?ガシッ ちょ、ちょっと待ってくれ」


柑菜「さぁ、行くわよ!!」ニィ


ドンッ!


上条「うわぁぁぁ!!!!」





柑菜「……見えた!あれね…上条くん!舌噛まないようにね!」


ヒュゥゥゥゥドンッ!!


柑菜「ふぅ…どうやら間に合ったみたいね…」


ザワザワ ガヤガヤ オ、オイ!イマ、ソラカラコナカッタカ!?


柑菜(変に注目浴びちゃったわね…)



???(写真と同じ子…!やっと見つけたのですよ!)


???「そこの男の子を抱えてる男の子ー!こっちに来てくださーい!!」


――――――――――――――――――――――


柑菜「ん?何あれ幼女?」


上条「あ、あれは俺の担任の先生だよ…」


柑菜「おっ、上条くん復活したわね…で、あれが先生?どう見ても幼女にしか見えないわよ」


???「もう!さっきから聞こえているのですよ!早く来るのです!」


柑菜「はいはい、ほら行くわよ」


上条「ちょ、引きずるなって」ズルズル


???「やっと来てくれました…では気を改めて、私は月詠小萌と申します!そこの上条ちゃんの担任の先生なのですよー」


柑菜「(本当に先生だった…)わ、私は柑菜雪よ。よろしくね!」


小萌「よろしくなのです!じゃあ先に上条ちゃんは教室に行っていてください」


上条「了解でーす」タッタッタ…


小萌「柑菜ちゃんは私についてきてください!」


柑菜「どこ行くの?」


小萌「先に職員室でいろいろ説明することがあるのです」


柑菜「(職員室?)わかったわ、じゃあ行きましょ」


――――――――――――――――――――――

職員室にて…


小萌「さてさて、いろいろあるのですけどとりあえずこれからにしましょう」


小萌「まず柑菜ちゃんは転校生という形になってます」


柑菜「転校生?なんでですか?」


小萌「さぁ…?私も良く分からないのですよ。人づてに柑菜ちゃんが転校生として来るとしか聞いてないので…」


柑菜「うーん…まぁめんどくさいんで他のことお願いします」


小萌「わかりました。えーと…柑菜ちゃんのクラスはと……柑菜ちゃんは私のクラスに入るのです!」


柑菜「了解でーす…」


小萌「とりあえず教室に行って自己紹介の後にすぐにシステムスキャンを受けていただくのです!」


柑菜「システムスキャン…ですか?」


小萌「簡単に言えば能力を調べることです!」


柑菜(なるほど…ここは能力を調べることもできるのね…)


小萌「それでは教室に行くのですよ!」


柑菜「はいはーい」


――――――――――――――――――――――

教室


ワイワイ ワイワイ


青ピ「どうやら転校生が来るらしいで!」


土御門「相変わらず青ピの情報は早いにゃー」


上条「…!」


上条(俺の予想が正しければ十中八九柑菜のことだろうな…)


青ピ「どうしたんや上やん?急に黙りこくって」


上条「あ、あぁすまん。ちょっと考え事をしていたんだ…」


ガララッ


小萌「はいはーい!早く席に着くのですよ!」


小萌「みんなに伝えることがあるのです!このクラスに転校生が来るのですよ!」


オオオオオ!! ザワザワ ザワザワ


小萌「それでは、入ってきてくださーい」






柑菜「初めまして!柑菜 雪といいます!なれないことが多いけどよろしくおねがいします!(挨拶はこんな感じかな…)」


青ピ「おお!!めっちゃ可愛ええやん!僕と付き合わへん?」


柑菜「」


小萌「落ち着くのですよ!青ピちゃん!」


上条(やっぱり柑菜だったか…大当たりだな)


小萌「それでは柑菜ちゃん、すぐにシステムスキャンをするので運動場に来てください!」


柑菜「はーい…」


――――――――――――――――――――――

今週は仕事のため投稿はお休みです。その代わり来週は投稿量多めになります。


このSSへの評価

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SS好きの名無しさんから
2015-08-19 22:45:43

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2014-12-02 15:43:42

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2014-10-19 02:27:00

このSSへのコメント

3件コメントされています

1: 知恵の輪 2014-10-19 00:20:09 ID: FTqhOhi4

東方にとあるとは!!
私と趣味が合いそうな予感!

文のねじれには気をつけて下さいね!

2: エル 2014-10-19 01:41:54 ID: XYT_lnQm

コメントありがとうございます!実は私は以前にも別の小説投稿サイト様で文のねじれを指摘されたことがあったので是非良ければご教授願いたいです!

3: 銭助 2014-10-19 02:26:54 ID: eAz0OaGA

東方からとあるの発想はなかった。
すごいです


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