2015-10-30 13:13:10 更新

概要

お初にお目にかかります、助教授です。
主に、日常系の作品を執筆していこうかなと思います。
チャプターに分けて書くのが一番書きやすいので、そんな感じに。

「司令官は、最前線ブイン基地の白露型をこよなく愛する提督なのよ!」
「白露型が増えて司令官さんは大歓喜なのです!」
「というか司令官は、どこか幼い容姿の駆逐艦が大好きなのよ!幼いって言うな!」
「司令官はいつも駆逐艦はхорошоだ!って言っているね」

はい、では頑張っていきます!
1チャプターごとに我が鎮守府の艦娘が数名登場します!


前書き

ブイン基地提督の、何の変哲もない日常のお話。
今日もブインは平和です。

提督:白露型大好き。駆逐艦大好き。駆逐艦じゃない艦娘も好き。結局みんな好き。今日も今日とて、平和に生きる。


徒然なるままに・・・


初秋のある日。


提督「すっかり涼しくなったなぁ・・・」


提督「秋は過ごしやすいし静かだし・・・それにやることもry)」ドタンッ!バタンッ!


白露「遠征から帰ってきて、執務室にいっちばーん!」


夕立「あー!白露お姉ちゃんずるいっぽい!夕立が一番っぽい!」


涼風「いやいや!あたいのが早かったね!夕立姉!」


村雨「え~?村雨だと思うけど!」


江風「なーに言ってんだ!姉貴たち!江風が一歩早かったね!」


ギャーギャーガヤガヤ


提督「・・・」


時雨「白露姉さん、村雨、夕立、涼風、それから江風・・・もっと静かにしないと」


海風「もう・・・江風、姉さん達ったら・・・」


五月雨「涼風ちゃんったら・・・もー!先にやることがあるでしょ!」


春雨「そうです、姉さん達!司令官に報告が先ですよ!」


夕立「あっ、そうだったっぽい!」


白露「じゃあみんな、いっくよー!せーの!」





白露型一同「「「提督(さん)(司令官)!ただいま!」」」






提督「ああ!みんなおかえり!」


提督「よーし!みんな!今日はみんな頑張ったから間宮さん行くぞー!」


わーい!やったぁ!ガヤガヤ




提督「徒然なるままに、騒がしいな・・・はははっ」




当然、白露型だけとはいかず、鎮守府の艦娘全員が参加する秋祭りパーティになったのは別のお話。




秋の味覚


ある秋の良く晴れた早朝。


提督「・・・ん・・・」ガバッ


提督「・・・まだ5時か・・・」


提督「・・・なんか微妙に寝るに寝れない時間に起きちまったなぁ、仕方ない起きるか・・・」


提督「散歩でもするかね・・・ん?」


そこには釣りの道具が一式置かれている。


提督「こんなところに釣り竿・・・?全く誰が・・・あっ!」


提督「そうだ!せっかく早く起きたし釣りでもしよう!」


提督「久しぶりだな~!よっしゃ!そうと決まれば即急行だ!」


ガチャッドタドタ・・・


???「ふふ・・・計画通りです・・・これで今夜の晩御飯は・・・おっといけないわ、涎が・・・」ジュルリ




~鎮守府埠頭に向かう途中~


提督「ふんふ~ん♪何が釣れるかなぁ!」


???「おはようございます!提督!」


提督「ん?おお、おはよう。大鳳!ランニングか?」


大鳳「はい!ちょうど一汗流してきたところです!」


提督「相変わらず偉いなぁ・・・大鳳は・・・」ナデナデ


大鳳「こっ、このくらい普通です・・・あ、あの私汗かいてるから・・・///」


提督「おっと、すまんすまん、デリカシーが無かったな」


大鳳「いえ・・・ところで提督、こんな時間に何を?いつもは寝坊して時雨に怒られているくせに」ジトッ


提督「うっ!?なぜをそれを・・・まぁ、それは置いといて、ちょっと釣りでもと思ってな」


大鳳「釣り・・・ですか?いいですね!あの・・・///」


提督「ん?どうした?」


大鳳「私もご一緒しても・・・いいですか?///」


提督「ああ・・・構わんが、暇だぞ?見てるだけって」


大鳳「いえ!提督となら何でも楽しいです!」


提督「そうかそうか!じゃあ一緒にしようか!」


大鳳「はい!では、ちょっとシャワーを浴びてきますね!」


提督「埠頭の方にいるから、ゆっくりおいで」


大鳳「はい!では、また後で!」


タッタッタ


提督「・・・大鳳はかわいいなぁ・・・」




~鎮守府埠頭にて~


提督「さて、俺は釣りを行う!」


< 了解! 了解! 了解! 駄目だ!


大鳳「!?どこからか声が・・・?」ソレトナンカキョヒサレタヨウナ・・・?


提督「気にするな大鳳・・・社交辞令だ・・・それにしても早かったな」


大鳳「て、提督とご一緒するのが久しぶりだったから・・・///」


提督「(かわええ・・・)」


提督「さて、始めますかな」ドサッ


大鳳「何が釣れるか楽しみですね!」


提督「ああ、そうだな!それっ!」


ポチャン


提督「投げてすぐかかるわけじゃないからな、しばし待つとしよ・・・」


大鳳「あっ!浮きが沈みましたよ!提督!」


提督「って早ぁ!?うおおおお!」


大鳳「網は私が!」


提督「来るぞっ!」




ざばーん!




提督「・・・」


大鳳「・・・」


提督「えっと・・・あの大鳳?」


大鳳「はい」


提督「これは・・・?」


大鳳「イ級・・・ですね」


イ級「イーイー!」ビチビチ


提督「でーすよねー・・・」


大鳳「・・・どうしますか?」


イ級「イーイーイー!」


提督「焼いて・・・食べる?」


大鳳「・・・」


提督「うん、ごめん・・・なんかかわいそうに思えてきたが・・・お願いします」


大鳳「・・・了解しました」メリグシャア


イ級「」




提督「・・・さっ、さぁ!気を取り直して行こう!」


大鳳「そ、そうですね!一応・・・直掩機出しておきますね?」


提督「・・・ああ、頼む」




~その後も~


ざばーん!


提督「うおおおおあああ!?大鳳!チ級釣れた!やべぇ!!!」


大鳳「提督さがって!601航空隊!攻撃開始!」




~その後の後も~


ざっばーん!


提督「ひえええええ!?リ級!釣れた!大鳳!!!」


大鳳「はい!提督!601航空隊全機!攻撃開始!」




~その後のその後のそry)~


ドオオオオン!


提督「アイエエエエ!?タ級!?ナンデ!?」


大鳳「601航空隊!全機!全力で迎撃!!!」




~そして現在、夕刻ヒトハチマルマル~


提督・大鳳「ぜぇ・・・ぜぇ・・・」


提督「な、なんで今日はこんなに奴らが釣れるんだ・・・」


大鳳「はぁはぁ・・・厄日ですね・・・今度お払いに行きましょう・・・」


提督「ツイてないなぁ・・・そろそろ大鳳も限界みたいだし最後にしようか・・・」


大鳳「はい・・・そうですね・・・」


提督「それっ!」


ポチャン


大鳳「あっ・・・浮きが沈みましたね・・・」


提督「またか・・・大鳳、準備を」


大鳳「はい!」


提督「行くぞおおおおお!こなくそおおおおかかってこいやオラアアアアア!」




ざっぱーん!!!




提督「・・・なぁ、大鳳」


大鳳「はい」


提督「これって・・・?」


大鳳「秋刀魚・・・ですかね?」


秋刀魚「」ピチピチ


提督「なーんだ、やっぱり秋刀魚かぁ!ははは!」






提督・大鳳「やったあああああああああ!」


大鳳「提督!やりました!秋刀魚です!旬のお魚です!」ダキッ


提督「ああ!頑張ったかいがあったな!」ダキッ


大鳳「あっ・・・///」


提督「あっ・・・す、すまん///」


大鳳「いえ・・・私は平気・・・少し嬉しかったし・・・///」ボソッ


提督「(かわいい)」


提督「何はともあれ、一匹だけだが秋刀魚が釣れてよかったな!」


大鳳「はい!でも・・・取り合いになりますよね・・・みんな秋刀魚大好きでしょうし・・・」


提督「うーん・・・そうなんだよなぁ・・・」


大鳳「ううーん・・・あっ、提督!船がこっちに来ますよ!」


提督「・・・ん?ほんとだ」




漁師「おーい!提督さーん!」


提督「漁師さん!どうしたんですか?」


漁師「いやぁね、この辺で暴れまわってた敵の主力を誰かが引き付けて退治してくれたおかげで、今日は秋刀魚が大量でね、是非お裾分けをと思ってね!」


提督・大鳳「えっ」


漁師「なーにをハトが豆鉄砲食らったような顔してんだい!いつもお世話になってるんだ!ほんの気持ちよ!」


提督「あ、ありがとうございます!」


漁師「大鳳ちゃんも可愛いからサービスってのもあるがな!がははは!」


大鳳「そんな・・・か、可愛いだなんて・・・///」


提督・漁師「(かわええ)」


漁師「さて、ほらよっと!ざっと100以上はいるから鎮守府のみんなで食べなよ!」ドサッ


提督「おお・・・まばゆいばかりの秋刀魚が・・・」


漁師「んじゃあ、俺は帰るかね、女房に怒られちまう!」


提督「はい!本当にありがとうございます!」


漁師「いいってことよ!じゃあまたな!提督さん!」


ブーン


提督「ありがたい話だ」


大鳳「そうですね!」


提督「さーて!今日はごちそうだ!秋刀魚パーティーだ!」


提督「他のみんなを彩雲に呼びに行かせて、来たら鳳翔さんと間宮さんのところに運んで調理してもらおう!」


大鳳「はい!了解です!彩雲、発艦!」


彩雲妖精「イクゼ!ダレヨリモハヤク!」ブイーン




~そして秋刀魚パーティーにて~


提督「えー・・・本日はお日柄もよく・・・」


< 早くたべたーい! 提督! おっそーい!


提督「ええい!黙らんか!採ってきたのは俺と大鳳だぞ!」


大鳳「ふふっ、提督、みんな待ちきれないようですので・・・」


提督「ったく・・・仕方ないな!ではこれより秋刀魚パーティーを始める!秋の味覚を各自、存分に楽しめ!」


< ワー! いただきまーす! ガヤガヤ


提督「落ち着かない奴らだ・・・さて、俺も食べるとしようかな・・・」


大鳳「て、提督・・・」


提督「ん?なんだ大鳳・・・」


大鳳「あ、あーん・・・してください!///」


提督「おおう・・・///あ、あーん・・・」


パクッ


提督「!?う、旨い!!!大鳳もほら!食べてみ・・・じゃないな」


大鳳「?」


提督「ほーら、あーんしろ、あーん!」


大鳳「てっ、提督!?それは・・・その・・・あ、あーん///」


パクッ


大鳳「おいひいれす・・・///」モグモグ


提督「(天使だわ)」


周りの艦娘「「「いちゃつきやがってぇ・・・おのれぇ・・・」」」




提督「やっぱり秋の味覚と言えば秋刀魚だな!大鳳!」


大鳳「はい!そうですね!」




ある日のブイン基地の秋刀魚な1日のお話。




秋の風物詩?


~執務室にて~


時雨「報告は以上だよ、提督」


提督「・・・奴が・・・今年も来るんだな?」


時雨「うん・・・到達確立は9割越え・・・これはもう確実だね」


提督「そうか・・・遂にこの時期なのだな」


提督「来てしまったか・・・」






提督「台風の時期が!!!」


海風「・・・えっ?」


提督「ん?いたのか海風」


海風「いましたよ・・・時雨姉さんと提督があまりも神妙な顔つきだったので話しかけづらくて・・・」


海風「敵かと思ったら台風で拍子抜けしちゃいました・・・」ハァ


提督「そうか・・・お前はまだこの鎮守府に来たばかりだから知らんのだな・・・あの恐怖を・・・」


海風「日本本土では日常茶飯事ですからね、慣れましたよ」


提督「そうか・・・ではついでに江風も読んで去年の台風の様子を録画したものを見てから、対策に移ろう・・・時雨」


時雨「了解、海風、江風を呼んできて」


海風「は、はい」




~10分後、再び執務室~


海風「提督、海風、江風到着しました」


提督「ご苦労さま」


江風「んで?なんだよ提督、用事って?」


提督「ああ、これから海風と江風は去年のブイン基地に訪れた台風の映像を見てもらう」


江風「台風?・・・そりゃあ、またなんでさ?」


海風「台風の恐怖を教えてくれるらしいですよ」


江風「ふぅ~ん?台風なんて本土じゃ日常茶飯事で怖くもないんだけど、暇だったしちょうどいいや!」


提督「では、二人には専用のヘッドホンをしてもらって映像を見てもらおう、時雨頼む」


時雨「了解だよ、じゃあこれを付けて二人とも・・・」


海風「わかりました」


スチャッ


提督「では、上映を始めよう・・・」


時雨「・・・二人とも・・・頑張って」


江風「ははは!余裕だぜ!」




< ザザーッザザザ・・・


< ゴォォォォォォォ!ドォォォォォン!


海風「っ!」ビクッ


< 明石「こちら工廠班!提督!工廠の壁が暴風により倒壊!」


< 提督「明石か!物以外の被害は!?」


< 明石「作業に当たっていた妖精の数名が瓦礫の下敷きに!生死不明です!」


< 提督「クソッ!医療班!急げ!」


江風「(・・・や、やばいことになってるぞ・・・?)」


< 提督「外には出るな!各員に通達!暴風で物が飛来する恐れあり!外には出るな!」


< バリーン!キャアアア!


< 利根「こちら利根じゃ!避難区画の窓が割れたのじゃ!駆逐艦たちがパニックになっておる!」


< 提督「ええい!母性のある艦を投入しろ!候補は加賀、赤城、蒼龍、飛龍だ!配置急げ!」


< 利根「了解したのじゃ!」


< 提督「くっ!これほどとは・・・!」ギリッ




~そんなこんなで30分経過~


海風「・・・」


江風「・・・」


提督「如何だったかな?」


海風「ふぇっ・・・こ、怖かったです・・・」グスン


江風「・・・やばかった・・・」グスン


提督「と、いうわけで油断は出来ないということがわかったかな?」


海風「はい・・・疑って申し訳ありませんでした・・・」


江風「わ、悪かったよ・・・」


提督「よし!では、事の重大さが分かったところで各員に通達!」




~鎮守府食堂~


ガヤガヤ、ワイワイ


< ピーッガガガーッ


< 提督「各員に通達!今夜巨大台風の直撃が予想される、各自緊急対応アニュアルに従って各々の配置に就け!」


赤城「・・・この時期が来たのね、加賀さん」


加賀「ええ・・・」


飛龍「遂に・・・来たのね」


蒼龍「さ~て!頑張りますか!」


利根「さーて!駆逐艦たちは避難区画に移動じゃ!」


暁「い、一人前のレディーは台風くらい・・・」ガタガタ


雷「大丈夫よ!暁!私がいるじゃない!」


電「電もいるのです!」


響「私もいるよ、暁」


金剛「さぁ!一丁やるのデース!鎮守府をpower upネー!」


陸奥「パワーアップというか・・・戦艦組は補強作業ね・・・」


長門「久々の力仕事か・・・腕が鳴るな!」


ドタバタドタバタ




~時刻マルフタマルマル、台風直撃まであと2時間~


提督「・・・各班報告を」


< 明石「工廠班、全ての妖精は待避済み、道具等も倒壊防止のため固定しました」


< 神通「医療班、応急修理用品等、すべて準備完了です」


< 長門「こちら、補強班だ、鋼材を使って鎮守府の窓や壁のもろいところに装甲を施した、抜かりはない」


< 武蔵「警備班だ敵影は無し、この機に乗じて鎮守府を襲撃・・・というわけでは無さそうだが、警備を続ける」


提督「武蔵、危なくなったら屋内に待避しろよ、お前の傷つくところは見たくない」


< 武蔵「ふっ・・・この武蔵の装甲は伊達ではないが、命令とあらば仕方がない、了解だ」


< 赤城「避難区画班です、駆逐艦の子たちも落ち着いて寝る子も出てきています、ここはお任せを」


提督「・・・よし、奴を迎え撃つ準備ができたようだな・・・各班、現配置のまま待機!」


提督「台風は明朝4時に鎮守府近海を通過する、警戒を怠るな!」


< 各班「了解!」




~時刻マルサンマルマル、台風直撃まであと1時間~


提督「風が強くなってきたな・・・」


時雨「そうだね」


提督「秘書艦とはいえ避難区画に行ってもいいんだぞ?」


時雨「いや・・・いいんだ、それに僕だけじゃないさ」


海風「さぁ!どこからでもかかってきなさい!」


江風「江風に喧嘩売ってくるとはいい度胸だ!今は夜戦!駆逐艦の見せ場だぜ!」


提督「・・・そうだね」


時雨「なんかすっごい気合い入ってるね・・・」


海風・江風「当たり前です!(だよ!)」


提督「めちゃくちゃ効いたな、ビデオ・・・」


時雨「そうだね、用心することに越したことは・・・あれ?」






< TV「では、台風情報です」


< TV「非常に大きな勢力の台風でしたが、先ほど進路がずれ、直撃はしないようです」






提督「・・・」


時雨「・・・」


海風「・・・」


江風「・・・」


提督「えーと・・・あれだ」


提督「直撃しないで良かったな」


海風・江風「・・・」


提督「えっと・・・各員に通達、台風は進路を外れ直撃はしないらしい、警戒態勢解除、諸々の片づけは明日行う、ゆっくり休んでくれ」


時雨「じゃあ・・・僕たちも寝るね?」


提督「・・・ああ」


時雨「ほら、海風、江風」


海風「・・・はい姉さん、おやすみなさい提督」


江風「おう・・・姉貴・・・おやすみ提督」


ガチャッバタン


提督「・・・」






提督「あれ?台風来ないことって良い事で合ってるよね?」






~次の日~


< 利根「おーい!それはこっちじゃ!こっち!」


< 陸奥「にしてもすごい装甲ね・・・これじゃあ装甲空母ならぬ装甲鎮守府ね・・・」


< 明石「もうこのままでいいんじゃない?」


ガヤガヤ




時雨「提督、鎮守府を補強するために使った鋼材の請求書が来たよ」


提督「おうおう・・・えーっと・・・」


提督「・・・詰んだわ」


時雨「・・・」




「提督の 心晴れねど 空は晴れ」 by提督


ある日のブイン基地の騒がしい夜のお話。




冬の足音?


ある日の朝


大鳳「提督!起きてください!朝ですよ!」


提督「んおお・・・あと2時間・・・」


大鳳「駄目です!」


提督「・・・仕方ないなぁ・・・よっこらせっと」ガバッ


提督「というか、今日は何で時雨じゃないんだ?」


大鳳「白露型の皆さんは北方海域に遠征中ですよ!」


提督「あっ・・・そうだったな・・・寒そうだなぁ・・・ん?」


提督「そういえばさ、大鳳」


大鳳「はい?」


提督「今って11月だよな?」


大鳳「?ええ、そうですけど・・・」


提督「ふと思ったんだけど、ブインは冬ってあるの?」


大鳳「赤道に近くて、常夏の島ですから、本土のような冬は来ないかと・・・」


提督「だよなぁ、本土ではこの時期になると布団に出るのが嫌になったなぁ・・・」


大鳳「分かりますけど・・・」


提督「布団があったかくて出るに出られない、全人類が経験することだと思うんだよ」


大鳳「常夏の島の人たちは経験したことが無いでしょうけど・・・ほぼ全人類ですね」


提督「と、いうわけで布団から出ちゃったけどまた潜っていいかな?」


大鳳「駄目です」


提督「えぇ~いいじゃんかよ~仕事は大方昨日片付けたしさぁ~あったかい布団が恋しいんだよ~」


大鳳「提督」


提督「ん?」







大鳳「そもそも提督のお布団には掛布団はありませんが・・・?」


提督「・・・」


大鳳「今の気温は26度です」


提督「・・・」


大鳳「言わば、常に布団を被っているときの快適な温度と同じです」


提督「はい・・・」


大鳳「お仕事・・・しましょうか?」


提督「分かりました・・・」


大鳳「えっと・・・その・・・///」


提督「どうした?」


大鳳「もし・・・お仕事を頑張って早めに終わったら、今日もいい天気ですし・・・ご褒美として膝枕でお昼寝でも・・・///」


提督「なん・・・だと・・・」


大鳳「ですから・・・頑張りましょう?///」


提督「よっし!頑張るか!」


大鳳「欲望に素直ですね・・・あ」


提督「?」


大鳳「そういえば本土からきりたんぽが送られてきましたよ」


提督「おお、きりたんぽか!」


大鳳「暑いですが、今日の夕食は鍋にしましょうか」


提督「そうだな、たまにはみんなで鍋をつつくとしよう」


大鳳「・・・もう、冬ですね」


提督「ああ、足音が聞こえてきたな・・・こっちは常夏だけど」


大鳳「食べ物で季節を感じるってことは良いことだと思いますよ」


提督「そうだな、風流なもんだ」


提督「さて、そろそろ仕事しに執務室に行こうか、大鳳」


大鳳「そうですね」






提督「あー・・・少しゲームしてからでいい?」


大鳳「駄目です!」




「夕飯が 少し冬めく 夏の島」 by提督


後書き

というわけで、頑張ってみましたがいかがでしょうか?
これからも更新を続けていきますので、是非また見に来てくれたら嬉しいです!
拙い文章ではありましたが、読んでくれてありがとうございました。
意見や登場してほしい艦娘などなどありましたら是非お待ちしています!


このSSへの評価

2件評価されています


SS好きの名無しさんから
2015-10-18 02:01:32

SS好きの名無しさんから
2015-10-12 17:15:40

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SS好きの名無しさんから
2015-10-18 02:01:02

SS好きの名無しさんから
2015-10-12 17:15:41

このSSへのコメント

1件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2015-10-18 02:01:27 ID: LLt7KOwG

良いですね~(●´∀`●)


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