2015-12-12 20:35:24 更新

概要

ロボガで昔話や童話をやろうと思います!使う作品は、鶴の恩返し、きこりの泉です!次回は、雪女、赤ずきんにしょうと思っています!


「鶴の恩返し」


昔、昔在るところに、一人の若者がいた。


ある日、若者が畑仕事をしていると、鶴が、罠にかかっているのを見つけました。


若者は、慌てて鶴を罠から助けると、鶴は嬉しそうに空を飛び立ちました。


その日の夜。


~若者の家~


若者「今日は冷えるなぁ」


ドンドン!


若者「ん?誰だ?こんな夜中に・・・・」


若者が戸を開けると・・・


ガラッ。


若者「おぉ!」


そこには、美しい少女がいた。


凱の嬢「雪道で迷ってしまって・・・どうか一晩泊めて貰えませんか?」


若者「あ、あぁべつにかまわないけどとりあえず入りなよ」


若者は、少女を家に入れた。


凱の嬢「ありがとうございました。私は凱ともうします」ペコリ


若者「いいってよ!まぁ今日はもう晩いし、そこの部屋で休みなよ」


凱の嬢「はい・・・あっ、その前に一つ言いたいことが・・・」


若者「ん?なんだ」


凱の嬢「決して部屋をのぞかないでください・・・」


若者「お、おう分かったよじゃあ、おやすみな」


凱の嬢「はい、おやすみなさい」ニコッ


ピシャリッ


凱の嬢「・・・・・」シュリ


数時間後・・・


若者「ZZZ」


ギコン、バタン


若者「ん?」パチリ


ギッコン、バッタン


若者(何の音だ・・・)


若者は音が聞こえる凱の嬢が眠っている部屋の戸を恐る恐る開けると・・・


ガラリ


若者「あっ!」


そこには今朝若者が助けた鶴がいた。


若者「き、君はあの時の・・・」


若者が鶴を目撃した直後、鶴の体が光出し、少女の姿に変わった。


若者「あ、貴女はまさか・・・」


凱の嬢「・・・そうです・・・私は、貴方に助けられた鶴です・・・」


若者「でも、なぜこんなことを・・・」


凱の嬢「貴方に恩返しをするために、これを織っていました・・・・」スッ・・・


彼女は、彼に美しい織物を渡した。


若者「こ、これは・・・!?」


凱の嬢「でも、貴方に見られたからにはもう会うことはありません・・・さようなら・・・・」


そして彼女の体は再び光り輝き、鶴となって空を飛び立っていった。


若者「あぁ、待ってくれ、いかないでくれ待ってくれーーーっ!!!!」


彼の叫びは届かなかった・・・・


それから数年後・・・


若者は村一番の娘と結婚し、子供にも恵まれた。


時々、彼女からもらった織物を見ていると今でも彼女のことを思い出すという・・・・・


後半へ続く



「きこりと泉」



昔、昔ある所にライガという真面目なきこりがいました。


ある日、彼女はいつものように泉の近くの木を切っていると・・・


カコーーン、カコーン


ライガ様「もう少しですわ!」ブン!


ツルッ!


ライガ様「あっ!」


ヒューン、ポチャン!


運悪く手を滑らせ、斧を泉に落としてしまった。


ライガ様「しまった!どうしましょう・・・」


その時!


突然、泉が光輝いた!


ライガ様「な、なに!?」


ザパァ!


泉から女神が現れて、彼女にこう言った。


ポンちゃん「あんたが落としたのはこの金の斧なんか?それともこの銀の斧なん?」


ライガ様「いえ・・・・どっちも私の物ではございません・・・」


すると女神は、


ポンちゃん「あんたは正直じゃのう、正直もんにはこの二つの斧をあげるわ!」スッ


ライガ様「えっ!?よろしいのですか!?ありがとうございます!!」


彼女は女神にお礼を言うと、その場を後にした・・・


ガササッ


ゲッちゃん「ふーん、あの泉にそんな秘密が・・・ふふっ、だったら私も!」


少しケチで有名なきこり、ゲッちゃんは泉に近ずき、そして・・・


ゲッちゃん「それ!」ポイッ


ボチャン!


わざと泉に落とした!そして・・・


ザパァ!


女神が現れて、彼女にこう言った


ポンちゃん「あんたが落としたのはこの金の斧なんか?それともこの銀の斧なん?」


あろうことか、彼女はこう言った。


ゲッちゃん「どっちもです!」


すると女神は、


ポンちゃん「・・・あんた、嘘ついとるじゃろ・・・」ギロッ


ゲッちゃん「えっ?」ドキッ


ポンちゃん「嘘言っとるやつには何もあらへんわ!さっさと帰っとれ!!」


怒った女神は、斧を持ったままそのまま泉へ戻っていった。


ゲッちゃん「えぇーーっ!!?ちょっと待ってーー!!!どうせなら、普通の斧だけでも返してーーーーっ!!!!」


嘘をつくと良いことは無いとわかった、ゲッちゃんであった。


終わり


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