2016-03-14 12:21:30 更新

概要

カズヒラがヒューイに対抗して新しいバーガーを作るようです


前書き

MGSのSS衝動書きして、もったいないので上げることにしました



ヒューイ

「ハンバーガー屋を始めることにしたよ☆」


ヒューイ

「店の名前はバーガーヒューイズ、って名前にすることにしたんだ!」


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司令部にて


諜報班

「と島流しにされた先で、奴が言ってました。ミラー副司令」


カズヒラ

「ふざけるな!!!!うちの店のパクリじゃないか!!!」


諜報班

「売り上げも順調のようです。チェーン店も続々とできはじめていて」


コードトーカー

「味も悪くないぞ」


カズヒラ

「爺さん!?!?あんた、やつの作ったバーガーを食べてるのか!?!?」


コードトーカー

「マザーロードのネオンサインが...目に浮かぶワイ....!」


カズヒラ

「駄目だ...!捨てろ....!!こんな..!化学調味料ばかり使ったバーガー!!」


コードトーカー

「曲がりなりにも、あの男は科学者だからな。DDオリジナルの化学調味料の製作ノウハウについても、奴は全部持って行っておる」


カズヒラ

「じゃあうちのケミカルバーガーは.....!?」


コードトーカー

「現在、販売停止中だ。それどころか、あの男が自分の店で大量に販売しておる」


カズヒラ

「ヤツにハメられたんだ!!クソォ!!!

返してくれ!!!俺のケミカルバーガーを!!!」


コードトーカー

「もう一度、開発班でイチから作り直すしかあるまい.....」


カズヒラ

「.....いや.....」


コードトーカー

「?」


カズヒラ

「悔しいがヤツは科学者として一流...単純な技術競争だけでは勝てない」


コードトーカー

「では.....」


カズヒラ

「もう一度、自然な食材を売りにしたバーガーで出直すんだ!それしかない!」


コードトーカー

「しかし....」


カズヒラ

「ああ!自然食材はあんたの口には少し合わなかったかもしれない!!だが今回は顧客となるターゲットを変えていく!!今回は女性をターゲットにする」


コードトーカー

「女性をメインターゲットにしたマーケティング....!?」


カズヒラ

「そうだ。もともと自然の食材という言葉に敏感なのは、あんたのような老い先短い爺さんではなく、

自分や家族の健康にとにかく気を使う主婦がメインだ!!」


コードトーカー

「なるほど......しかしそうなると......」


カズヒラ

「そうだな.....あんたじゃなく、女性のモニターに味見してもらう方がいいだろう....」


諜報班

「さっそく基地内から女性スタッフを集めてきます」


カズヒラ

「頼んだぞ!!」


ーーーーーーーーーーーーーー


諜報班

「マザーベース内の女性は現在1名しかいませんでした」


クワイエット

「〜♪」


カズヒラ

「なんでよりにもよってこいつなんだ!!!!!」


コードトーカー

「まあそう言うな....カズヒラよ、客を選り好みしていれば、儲けを出すことはできんぞ。」


カズヒラ

「だが...第一この女は喋らないんだぞ!?食事も光合成で事足りるし....

そもそも胃袋があるのかどうか....

意見の取り用が無いだろ!」


クワイエット

「」


コードトーカー

「美味いかまずいかだけなら、表情を見れば分かるだろう。むしろ素朴なレスポンスが取れてよいかも知れんぞ。それに食事と光合成は別腹だ。そうだろう?」


クワイエット

(サムズアップ)


カズヒラ

「仕方がない.....!おいクワイエット!お前のことは信用してないが、特別にバーガーミラーズのバーガーを食わせてやる!有難く思え」


クワイエット

「」


コードトーカー

「顧客にはもっとソフトな対応を.....」


カズヒラ

「さあ食え」


クワイエット

(食事中)


カズヒラ

「ど......どうだ......?」


コードトーカー

「微妙そうな表情をしておるな」


カズヒラ

「バカな!!!女性消費者を想定してヘルシーに仕上げた特製バーガーだというのに!!!」


コードトーカー

「では次はこっちのバーガーヒューイズのバーガーを食べてみろ」


クワイエット

(食事中)


カズヒラ

「クワイエット〜??いくらお前でも無理してそんなゲテモノを食う必要は無いんだぞ?」


クワイエット

(サムズアップ)


カズヒラ

「何故だ!!!!!」


コードトーカー

「やはり化学調味料の時代だな....」


カズヒラ

「認めん......俺は認めんぞ.......」


クワイエット

「〜♪」


カズヒラ

「そうだ....俺は....時代と戦う事を決意した男の元で働いてるじゃないか.....!」


クワイエット

「〜♪」


カズヒラ

「ボスに意見を貰おう.......それにボスは自然の食材について詳しいとオセロットのヤツが言っていた」


コードトーカー

「なんと」


カズヒラ

「まずは勝手にバーガー屋をやっている事を謝らないとな.....」


コードトーカー

「ワシからも口添えしてやろう」


カズヒラ

「爺さん......!!!!」


諜報班

「ではボスを呼んできます」


カズヒラ

「頼んだぞ」


ーーーーーーーーーーーーー

ヴェノム

「カズ.......お前.......」


カズヒラ

「すまない.....!!ボス.....!!本当にすまないと思っている.....!だが、これはダイアモンドドッグズの可能性を広げるためにも必要な事なんだ!!」


ヴェノム

「何故もっと早く言わなかった!?」


カズヒラ

「え」


ヴェノム

「そんなウマそうなモノを作っておきながら俺にずっと黙っていたのか!?」


カズヒラ

「ボ....ボス....!」


ヴェノム

「ボートを用意しろ」


諜報班

「ハッ!」


カズヒラ

「待ってくれボス!!!あんたにも!!あんたの分もちゃんと用意してあるんだ!!!!」


コードトーカー

「味はイマイチだがな」


カズヒラ

「爺さん.....!!」


ヴェノム

「そうか。それを聞いて安心した。さあ早く持ってきてくれ。任務帰りで腹ペコなんだ」


カズヒラ

「あ、ああ!これだ....!」


ヴェノム

「ウマそうじゃないか......

サバイバルビュアー!!!!」


コードトーカー

「どうだ......?」


ヴェノム

「ンンン.....!!ウマイ!!!!!!!」


カズヒラ

「え?あ?ホント?」


ヴェノム

「ああ!!!中々いい味だ!!ここしばらく食べていた住民がいなくなった事で野生化したヤギよりよっぽど」


コードトーカー

「なるほど.......」


カズヒラ

「そ....それは何よりだが......!その.....生のヤギは料理じゃないだろう...?比較対象としてそれは....」


ヴェノム

「だがカズ.....お前は自然食材をウリにバーガーを作るつもりなんだろ?」


カズヒラ

「あ....ああ......」


ヴェノム

「なら自然のウマいモノと比較してこそウマいと思われるバーガーでないといけないハズだ」


クワイエット

「」


カズヒラ

「そ....そうなのか....?」


コードトーカー

「あながち間違いとも言えん気はするな......」


ヴェノム

「俺も今のはホメ過ぎたとも思ってる。密林で食べたインドガビアルと比較するとまだまだウマさが足りない!!!」


カズヒラ

「やはり力不足ということか....くそッ...俺にバーガー屋は無理なのか....!?」


ヴェノム

「心配するな。つまり俺が言いたいのは....逆に言うとインドガビアルを使えば.....このバーガーはもっとうまくなるということだ!!」


カズヒラ

「ワニの肉を!?」


クワイエット

「」


コードトーカー

「それは正直....」


カズヒラ

「流石だボス!!!やはりあんたを頼ってよかったよ!改めて言わせてもらう...あんたこそビッグボスだ!!!」


ヴェノム

「大した事じゃない」


諜報班

「では早速手配します」


カズヒラ

「頼んだぞ!」


コードトーカー

「なんと......」

ーーーーーーーーーーーーーーーー

カズヒラ

「というわけで出来たぞ。

ガビアルバーガーだ!!

ワニ肉をフライにして自然食材のフルーツをふんだんに使ったバーベキューソースを添えた、特性品だ!!」


コードトーカー

「何故ハエがたかっている....?」


クワイエット

「」


ヴェノム

「.............」


カズヒラ

「ほ、保存料も使ってないし......

ガビアルを調達するまでにかなり距離があるし.....だが、フライにして加熱したから問題は無いハズだ!!」


ヴェノム

「フライバーガー(蠅のバーガー).......」


カズヒラ

「さあ食ってくれ爺さん.....!さあ遠慮せずに!!俺たちの努力の結晶を....!!食ってくれ頼む......!!」


コードトーカー

「カ、カズヒラよ.......今回のメインターゲットは女性だったハズだ....ワシではいささか役不足だ.......」


カズヒラ

「ククク.....ああ、そうか....

そういえばそうだったな......

丁度いい毒味係が俺たちのマザーベースにはいたんだったな」


ヴェノム

「カズ.........」


カズヒラ

「クワイエット!!!さあお前に任務を持ってきてやったぞ!!どこにいる!?」


諜報班

「連絡が入りました........クワイエットが脱走したそうです.......」


カズヒラ

「あの女ァ........!?やはりサイファーのスパイか.......!!」


コードトーカー

「では、わしは、これからバーガーヒューイズに行かねばならんので....」


カズヒラ

「爺さん!!!待て!!!待つんだ!」


ーーーーーーーーーーーーー














後書き

もし見てくれた人がいたなら有難うございます(笑)


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2019-12-26 14:07:36

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2018-11-06 21:49:54

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2018-08-27 01:58:27

2017-04-09 15:02:34

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2017-03-15 20:31:06

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2018-11-02 13:48:14

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2017-09-11 21:37:02

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2017-07-22 08:33:00

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2017-07-13 23:46:05

このSSへのコメント

1件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2018-11-06 21:51:12 ID: S:ObV66H

笑った、続編やシリーズ期待してます


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