2016-05-27 20:43:33 更新

概要

公開忘れてました。
流血表現&暴力表現ありです(主に痛い思いするのはモブ)
twitterで描いている「闇落ちソルゲシリーズ」の番外編。りんぱな編です。
僕ラブ12にて配布しました『闇落ちソルゲ【Why don't you come down】』完売ありがとうございました。
ほぼ出番がなかったりんぱな……すまん。


前書き

闇落ちソルゲ【Why don't you come down】pixivリンク→ http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6460603
べったーで公開していたものをまとめたものです。
僕ラブ12では、無料コピー本制作しました。いずれ全文公開予定です。


静かに息を吐く。


まるですべての感覚が一つになったような――。


手に握られた拳から”赤い筋”が垂れる。


その赤を舐めると鉄の味がした。


凛「あぁ」


懐かしい。                           この、感覚が懐かしい。


 

 自分は永く平和の中で過ごせた。              かよちんが拾ってくれたから、



                   幸せだった。



 

             独りぼっちだった凛を、拾ってくれた。

                                               優しくしてくれた。

 


だから、大好きなかよちんを 

                                    凛は







                           かよちんを傷つけたやつは

 

   




                                ユ ル サ ナ イ





今の自分はどんな顔をしている?


凛「ねぇ、かよちんはどこ?」













――――――







『一匹狼』なんて言葉があるけど、自分は猫。狼なんて大それた存在じゃない。


身軽に振る舞い、「戦い」では華麗に舞う。


そして誰にも悟られないうちに消えていく。


それでいいと思っていた。




凛「・・・・・・もう、だめにゃ」



体を大の字にして地面に寝転がる。


先ほどの「戦い」で大分、やられたらしい。


体が動かない。いうことを聞かない。


どうせ一人だ。このまま、誰にも見つからずひっそりと消えてしまいたい………。


もうやけくそで目を閉じた。さようなら、世界。





「大丈夫?」



不意に目の前で声がした。ビックリして目を開くとそこには、一人の少女がいた。



「!!!!??」


突然の出来事に身構えるが、少女は凛の頬を撫でた。


「怪我、大丈夫?手当てしないと」




それはまるで道端に放置された幼い捨て猫を拾うように、少女は”猫(凛)”を拾った。


このSSへの評価

このSSへの応援

このSSへのコメント

1件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2017-01-19 22:45:27 ID: bem-EW-n

Åh TAKK. Akkurat dette trengte jeg nå. Venter en liten prins om ca 6-7uker til, og er helt clueless mtp klær! Har to jenter fra før, så jeg burde virkelig få handlet inn litt ikke-rosa babytøy ;) Den dessen fra MeMini var nyiygelyd!


このSSへのオススメ


オススメ度を★で指定してください