2016-04-15 13:34:37 更新

概要

告知した通り、被災地支援SSです。
でもヤマは越えたし、具体的に何を?と考えた時、これから活発になるであろう支援活動に的を絞って書いてみました。
知ったかぶりで知識を並べたててもアレなので、自ら実行した支援や実体験、人から受けたアドバイスを元に書いています。
※全て別垢にて行っております。
また、Twitterにて公式サイト・アカウントを纏めたツイートを流しますので、ぜひ共有、拡散にご協力をお願いします。

有楽(SS書き)@youluckss




ウォッカ「しかし、ここが組織の力の使いどころですぜ?」



ジン「人助けをしたい気持ちは分かるが、感情で動くな」



ジン「そうした独りよがりなボランティア精神は、かえって被災地の迷惑になる」



ジン「自衛隊・支援団体・山○組・江○2:○分・・・、そうした団体や個人が震災発生後すぐに現地入りできるのは、日頃から有事に備えていたり単独での機動力を持っているからだ」



ジン「備えもなしに安易な善意で被災地に入れば、逆に害をもらたす可能性すらある」



ジン「仮に被災地入りを強行した場合、そいつらの面倒は誰が見る?被災地の人々だ」



ジン「宿泊場所・食料・衣料・その他もろもろ・・・事前に用意しているならともかく、手ぶらで行くとなれば、当然負担は被災地が負うことになる」



ジン「実際、東日本大震災の時にも、それが問題になったようだ」



ウォッカ「・・・つまり、俺達はその備えがないから、足手まといになるって事ですかい?」



ジン「残念だがそういう事だ」



ウォッカ「しかし、何かできることはありやすかねぇ?」



ジン「そうだな・・・」



ジン「例えば、情報支援だ」



ウォッカ「情報?」



ジン「ああ。今は昔に比べはるかに情報インフラが整っている」



ジン「そして、持ち歩ける小型の情報端末、つまりはスマホやタブレットが普及した。被災者が質の良い情報を入手しやすくなっている」



ジン「だが一方で、平時から情報が溢れている状態だ。当然、有事ともなれば全国的に混乱する」



ジン「今回も早速、無関係な在日ヘイトやいたずらに不安を煽るツイートが行われている」



ジン「そこで、有益な情報を整理して流すわけだ」



ジン「運営しているサイトでもそれはできるだろうが、手軽で機動力の高いTwitterなどのSNSが良いだろう」



ジン「災害情報に強いNHKニュース、同局の生活・防災Twitterアカウント、個人で運営しているSNSアカウントなどをフォローする」



ジン「個人垢は確かに怖い部分があるが、それも選別できる目があれば問題ない」



ジン「他にも、タグ検索などで重要な情報を洗い出し、リツイートする。これで細かな部分まで網羅できる」



ウォッカ「しかし、俺の垢はフォロワー数が少ないですぜ?」



ジン「たとえフォローしていなくても、反応してくれるユーザーはたくさんいる。人は意外と見ているものだ」



ウォッカ「フムフム・・・他には何がありやすかい?」



ジン「何か物資や金銭での支援がしたいなら、募金が手っ取り早いだろう。これまたネット環境の向上で手軽に行えるようになっている」



ジン「近年はヤフーが機動力に優れている。クレジットがなくても、Tポイントなどでも払うことができるようになっているしな」



ジン「物資に関しては、手慣れた人間に任せた方が良い。これは多くの前例があるし、ドラマでも問題点が描かれている」



ジン「ましてや、個人宅配で被災地の役所などに送り付けるなど、混乱している状況では迷惑千万だ」※極端な例です



ウォッカ「さすがですぜ兄貴!しかし、やっぱり現地で何かできないですかねぇ・・・」



ジン「それでも現地で支援を行いたいなら、正規の機関でボランティアが編成されるのを待つんだ」



ジン「ノウハウのある組織の下でルールを守って行動すれば、力のない個人でも足手まといになることはない」



ウォッカ「なるほど・・・参考になりやしたぜ兄貴!」



ジン「やるからには、中途半端に投げ出すんじゃねえぞ」



ウォッカ「へい!」



ジン「・・・最後に告知だ。この非常時にそのような気分にはならないだろうがな」



ウォッカ「こんな時にも宣伝を忘れない兄貴はさすがですぜ!」



ジン「名探偵コナン20周年作品『純黒の悪夢(ナイトメア)』は明日16日から全国ロードショーだ」



ジン「被災地の方々も、落ち着いたらぜひ来てほしい。劇場で待っているぞ」






思い出して見てみたらかなり詳しく書いてあって参考になります(パクリじゃないよ!)

東北大地震「学園都市……?」(とあるSS)

http://minnanohimatubushi.2chblog.jp/archives/1644312.html



後書き

被災地に一刻も早い安息の時が訪れますことを、心より願っております。


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