2017-03-13 23:36:23 更新

概要

主夫だったひとが赤紙を贈られたことによりいきなり提督になってしまい、トラブルを主夫思考で解決してしまおうとする提督のお話し。


前書き

どうもこっぺです。

これが私の初めての艦これssとなっています。初めてなので内容や書き方が今のとは異なりますが、どうぞよろしくお願いします。


あと、文章下手くそなので、コメントで指導おねがいします。


ある朝......



提督「畜生、せっかく主夫としての仕事を覚えたのに...。何で赤紙がくるかねー。」

スタスタ


提督「よりによって提督かよ.....こんなことなら出会いを求めて海軍士官学校に入るんじゃなかったな。」」ボリボリ


提督「...っと、ここか。くそ、だれだ海軍士官学校には女子だらけって言ったのは。男しかいねーじゃんか....よっと!!」ガチャリ


吹雪「.....っ!!初めまして司令官!私、特型駆逐艦一番艦吹雪です!よろしくおねがいします!!」


提督「はいよろしく。早速だけど今後の目標を発表する。」


吹雪「はい!!どんなことでもやる覚悟です!」


提督「よく言った、して、その目標は昼寝は一日2時間だ!!」


吹雪「…はい?」


提督「では私はこれからお昼寝をする。異論は認めん、以上おやすみ……zzz」


吹雪「しっしっししし司令官!?!?!?!?」



二時間後


吹雪「司令官さん起きて下さい、二時間たちましたよ。」ゆさゆさ


提督「ん〜ーあと二時間…」ゴロン


吹雪「司・令・官・さ・ん‼」ばさっ


提督「させるか‼」ガシッ


吹雪提督「ンググググ…」




ビリビリビリ


吹雪提督「へ?」



ブチん


提督「わぁぁぁぁ!」

吹雪「きゃゃゃゃ‼」


…ゴス


吹雪「っててて…司令官大丈夫ですか?」


提督「」たらーり


吹雪「し、司令官さん頭から血が…」オロオロ


提督「」ふらーり


吹雪「ご、ごめんなさい‼司令官にこんな大怪我を…」


提督「」カッカッ


吹雪「ば、罰ならいくらでも受ける覚悟です‼」


提督「」カッ…


吹雪「し、司令官…」うるうる


提督「」カッカッカッカッカッカッ


吹雪「司令官⁉ちょっはや…」


提督「」カチッ


テレビ「3分クッキング」


吹雪「…へ?」


提督「ふぅ〜見逃すとこだった、あ、吹雪お茶〜」ゴロン


吹雪「……ブチ」


提督「吹雪はやく〜あとお菓子ちょーだい。」


吹雪「せいっ‼」ブンッ


提督「ッ‼」ひらっ


吹雪「司令官のばかー‼」ブンブンブン


提督「見える…見えるぞ‼」ひらひらひら


吹雪「ふざけないでください‼もういいです、こんな鎮守府やめてやりますよ!」たったったっ…バタンッ


提督「……やべ」




夜の砂浜


吹雪「はぁ〜。私、勢いであんなことを…」


吹雪「うんん、全部司令官が悪いだよ。何が昼寝は二時間だって、意味がわからない。」


吹雪「…よし、今から謝ってから別の鎮守府にいこ。」スタスタ…



ドン‼


吹雪「あいたっ…て、え?」


提督「…今なん時だ。」


吹雪「え、え?司令官がなぜ…」


提督「今なん時と聞いている‼」くわっ


吹雪「ひゃい‼えっと…フタマルマルマルです。」ビクッ


提督「こんな時間に一人でそとに出たら危ないだろ‼…まあいい、帰るぞ」カタグルマー


吹雪「わぁ、ちょっと司令官⁉」


提督「…トランザム‼」


吹雪「は、はやい…でも私スカートってきゃゃゃゃ」




提督の部屋


提督「ただいま〜」

吹雪「た、ただいまです」


ピカピカピカピカ


吹雪「綺麗…私が掃除した時よりも綺麗です!」


提督「主夫なめんな…よっと」くるん


提督「ほら、食べろ。オムライスはあったかトロトロが命だからな。」


吹雪「はい、いただきます。」バクリ


提督「」チラチラ


吹雪「」ポロ…ポロポロ


提督「」! オロオロ


吹雪「」ブンブン


提督「」?


吹雪「」ごくん


吹雪「ごめんなさい‼」


吹雪「提督が私を探してくれていたのに私…わたし」ポロポロ


提督「」…


吹雪「こんなに私を思っていてくれたのに裏切ってしまって…」ポロポロ


提督「」ダラダラ


吹雪「自分が恥ずかしいで…大丈夫ですか?司令官?汗がたくさん…」


提督「」ガシッ


吹雪「/////…し、司令官。わ、わたし、初めて…ん?」



スーパー石田激安広告

タイムセール

たまごお一人様2つまで 15時から


提督「ん?…やばっ」


吹雪「あの時間帯…オムライス…まさか…」


提督「ほ、ほら吹雪、はい、あ〜ん」ガタガタ


吹雪「あーん」パクリ


提督「ほっ」


吹雪「バカーー‼」パシーンッ


提督「ごふっ」


吹雪「司令官、これ、今日中に目をとおしてくださいね。」ドンッ


提督「吹雪、なんて殺生な…」


吹雪「ふんっ、司令官なんかしりません‼」ぷいっ


提督「南無三‼」バタンッ










第二話 働きたくないでござる‼


吹雪「司令官おはようございます。」ふぁ〜


提督「あぁ、おはよう。朝ごはんたべたら学校いく準備するんだぞ。」


吹雪「ふぁ〜い」パクン





提督「いってらっしゃい、吹雪」


吹雪「はい‼いってきます‼」たったったっ









提督「まさか学校作戦が通用するなんて、どんだけドジなんだ?」


提督「まあいいや…それより吹雪が帰る前にプラモ作っと…」ガチャ







吹雪「ただいまです。」ニコッ


提督「さらば‼」ダッ


吹雪「まてー‼」


提督「働きたくないでござる‼絶対に働きたくないでござる‼」


吹雪「司令官‼先月のも私がやりましたよね‼」


提督「さ、最後にやろうとしてたら吹雪がやっただけだし…」


吹雪「」ニコッ


提督「よしやろう、いますぐやろう‼」



5時間後


吹雪「…司令官」


提督「なんだ」


吹雪「私たちって、出撃しなくていいんですか?」


提督「っ‼…いま忙しい、あとにしろ」


吹雪「司令官、またさぼろう…「バンッ‼」


提督「…吹雪、あとは俺がやる。お前は休め。」


吹雪「司令官…」


提督「命令だ‼今すぐされ‼」


吹雪「っ‼は、はい‼」



ガチャリ

提督「……早苗。」



3話 クズ


吹雪「何で昨日司令官はあんなこといったのかな。」


吹雪「やっぱりわたしが駄目だからかな?」


吹雪「…やめよう、こんなことかんがえるの。」


吹雪「そう言えば鎮守府の裏にいったことないな〜」


吹雪「今日は休みだし、いってみよっと」



鎮守府の裏


その時吹雪は言葉を失った。


吹雪「……なに、これ。」


そこにあったのは慰霊碑で、艦娘の名前があった、その数約100人


吹雪「…っ‼この鎮守府まさか‼」


提督「まさかだよ。」


吹雪「司令官‼」


提督「この鎮守府は俺の嫁がやっててな、深海棲艦に1番最初にやられたらしい。」


吹雪「…。」


提督「この時艦娘はどんな存在か判明されてなかったから、何もできなかった。」


提督「妻は逃げたと言われてる、艦娘を捨てて自分一人で。」


提督「…どうだ幻滅しただろ。そいつの夫が提督なんかやってて。」


提督「吹雪。いまならまだ俺じゃないやつと変わってもらえる。そっちにいくか?」





パシーンッ




提督「ッ‼てえな、なにすんだ‼」


吹雪「司令官は馬鹿です。」


提督「なっ…」


吹雪「司令官はその人ではありません。司令官は司令官じゃないですか。」


提督「しかし…」


吹雪「それとも司令官は、わたしがいなくても仕事出来るんですか?」


提督「お願いしますいてください。」


吹雪「それでこそ司令官です。」


提督「よし、明日から出撃に向けて頑張るぞ。」


吹雪「いまからです‼」


提督「ふ、吹雪。カレーつくるからね。ね。」


吹雪「今日は参鶏湯の気分なので。」


提督「ちくしょー〜〜‼」







⁇⁇「チンジュフ…テイトク…コロス」






第4話 たまごって万能だよね。


深夜


提督「ぐがーー」


ガチャリ


⁇⁇「ふふふ…。あなたに恨みはないけど…」


⁇⁇「私、人が嫌いなのよね。」


⁇⁇「だ・か・ら。」包丁


⁇⁇「しんでくれるかしら。」





ザクッッ‼





⁇⁇「っ‼枕で防がれた‼」


提督「」むく


⁇⁇「…殺しなさい。もう、私に勝てる可能性はないのだから…」


提督「」ガシッ


⁇⁇「覚悟はできてるわ。さあ、はやく‼」






提督「よっと。」お姫様抱っこ


⁇⁇「ひゃあっ、ちょっと、あなたいったい…」


提督「っ‼このおしりの感覚、吹雪じゃない‼」すたすたすた


⁇⁇「だ・か・ら、あなたを殺しにきたって言ってるでしょ!」



食堂


提督「ほら、食え。」オムライス


⁇⁇「なんでこんなことしてるの。」


提督「お腹空かせた子どもが目の前にいたら、ご飯食べさせるのは主夫として当然だろ?」


⁇⁇「殺そうとした子どもでも…」


提督「ああそうだ。」


⁇⁇「…。」バクリ







⁇⁇「しょっばいわ…」


提督「そうか…」


⁇⁇「ほんと、なんてものを食べさせるのかしら…」パクパク


提督「塩、入れすぎたな…。」


⁇⁇「そうよ、あなたが…あなたが悪いのよ。」ズビッ


提督「ご馳走様するか?」


⁇⁇「…いいえ。もったい、ないから…あったかいから、食べるわ。」


提督「そうか…。」


30分後


提督「今日は俺の部屋でねとけ。」


⁇⁇「…また、殺すかもよ。」


提督「あんなに美味しそうに食べるやつが人を殺せるとはおもわんけどな。」


⁇⁇「…私の名前は」


提督「そんなのは明日だ。早く寝ないと、そね小さな胸はふくらまなあべし‼」ドゴッ


⁇⁇「…おやすみ。」ボソ


提督(このバンチ吹雪そっくりだな…。まさかあいつも)






吹雪「司令官、これはどういうことですか?」イライラ




散乱した下着



提督「っ‼朝のスーパーの特売が…」


吹雪「まだ、空いてませんよね。」ニコッ


提督「」だらだらだら


吹雪「そしてあの人は誰なんですか‼」


⁇⁇「すや〜」


提督「オムライス大好きっ子」


吹雪「司令官、いい加減にしないと叩きますよ。」


提督「ム、ムスメダヨー…「


吹雪「へ〜娘さんって、艦娘なんですね。」


提督「何だって⁉」


吹雪「ひゃぁ。急に大声あげないで下さい‼」


提督「それよりあの娘が艦娘って…」


吹雪「太ももと腕に艤装焼けしたあとがあります。なので艦娘かと…。」


吹雪「でも、ここら辺の艦娘は私だけと聞きました。」


提督「もしかしたら、生き残りかもな。」


吹雪「…刺されても知りませんからね。」


提督「お、おう。」




⁇⁇「ん、んん〜」


提督「おはよう。いい朝だな。」


⁇⁇「私…生きてる?」


提督「聞くな、自分で確かめろ。」


⁇⁇「そっか…そうよね。」クスッ


提督「やっと笑ったな。って昨日のマヨネーズついてるぞ。」ふきふき


⁇⁇「そ、それくらい自分でふけるわよ‼」


提督「遠慮すんなよって吹雪、なんで今にも殴れるたいせぐべら‼」ドゴッ


吹雪「司令官のロリコン‼」


提督「何故…なにも…してないのに…」


吹雪「口の周りについた白い液体に、散乱した私の下着…。これらを合わせると、いかがわしいことをした証拠になります‼」


提督「白は…マヨネーズ…下着は…知らん。」バタンッ


吹雪「え?じゃあ私の勘違…」


提督「」チーン


吹雪「し、司令官‼」



⁇⁇「…なんか、あんたたちみてるとどうでもよくなったわ。」


提督「じゃあまず名前を教えてくれるかな。」キリッ


吹雪(復活はや‼)


⁇⁇「…いいわ、教えてあげる。私は叢雲。特型駆逐艦よ。」


提督「特型ってことは、吹雪の妹か‼」


吹雪「ほんとですか‼」


叢雲「ほんとよ。でも、あなたたちと一緒に鎮守府で働くきはないわ。」


吹雪「何故ですか?」


提督「俺が元帥の野郎に嫌われてるからな。」


叢雲「そうよ、提督が元帥に…ってあんたなにしたのよ…。」


吹雪「なるほど、だから出撃しなかったんですね。」


提督「そーゆーこった。まあ、いたきゃいてもいいし、逃げたきゃ逃げても…」


叢雲「本音は?」


提督「いてくださいお願いします書類整理が終わりません。」どげさー


吹雪「…うわー」


提督「吹雪お前だんだんキツくなってない⁈」


叢雲「まあいいわ。あなたを監視するためにいてあげるわ。」


提督「じゃあこれ頼む。」どーん


叢雲「…え?」


提督「俺は昼寝を…」


吹雪「するには15時間ほど早いかと。」にこっ


提督「はっはっは、冗談きついな吹雪。15時間後って夜中だぞ。」


吹雪「」にこっ


提督「冗談だよな…。」


吹雪「」にこっ


提督「は、ははは…」


吹雪「仕事」くわっ


提督「さらばだごふっ‼」


叢雲「仕事しろ。」


提督「…はい。」






第5話 人生三代袋


コンコン


元帥「…入れ。」


提督「おじゃましまーす。」


元帥「貴様、あれほど入るときに階級、名前、所属を言えといっただろうが!」


提督「資源も工廠もない鎮守府に個人的な感情で配属したやつがなにをいう。」


元帥「黙れ、貴様に口答えする資格はない。」


クズ大将「それに、資源はあるだろ?」


提督「何処にだ?」


クズ大将「先日捕獲したやつだよ。」


提督「…。」


クズ大将「所詮兵器だし、解体して使ってやるのが本望だろうww」


元帥「やめろ大将。」


クズ大将「まあ、鎮守府の兵器を全部壊して逃げたお前の嫁よりかマシだろww」


提督「…。」ぐっ


クズ大将「どうした?嫁のせいでろくに鎮守府としての運営が出来ない提督さんww」


提督「…。」すたすたすた


クズ大将「おっと、俺を殴る気か?こいよ。もう鎮守府と海軍の縁はきれるがあべし‼」どがっ


提督「彼女たちは兵器ではなし、嫁は逃げてない。そして、海軍の縁なんかいらん…。」



ガチャリ



クズ大将「」びくぴく


元帥「…使えぬ兵器など、いらぬ。」








ガチャン



吹雪「…叢雲ちゃん。」


叢雲「…なによ。」


吹雪「帰って、晩ご飯一緒に作ろうよ。」


叢雲「ふふっ…そうね。」


吹雪「叢雲ちゃん今笑ったでしょ?」


叢雲「な…笑ってないし////」


その日の晩ご飯はカレーで、提督は泣き過ぎて家計簿を駄目にしたことは言うまでもなかった。







第6話 ニート


提督へ

貴様を軍人として異常とみなし、これより解雇とみなす。

元帥








提督「…。」くしゃくしゃ


提督「スリムダンク‼」ぽい


提督「…ふぅ〜。」


提督「寝るか。」


叢雲「いや、現実をみなさいよ…。」


提督「叢雲、これは違うんだ。」


叢雲「ふ〜ん、何が?」


提督「これは…」


叢雲「これは?」








提督「げ、元帥からのラブレターだ‼」


叢雲「うぁ…。」


吹雪「これ以上ない酷い答えを選びましたね…。」


提督「くっ、艦娘たちからの痛い視線が…。」




小一時間後




提督「なんでこんなことに…。」


叢雲「あんたが大将殴るからでしょ。」


提督「そうか!だからか〜って何で知ってんだ?」


叢雲「い、いや、別に覗いてなんか…」


吹雪「私と一緒に覗いてましたよ。」


叢雲「吹雪っ‼」


提督「覗きをする子に育てた覚えはありません‼」


叢雲「あんたは黙ってなさい‼」







ボコッスカザクッスカ…






叢雲「みねだから感謝しなさい。」


提督「…はい…ありがとう…ございます…。」


吹雪(切れてる音聞こえたけど、つっこんじゃだめだよね。)




提督「さて、収入がないしどうすっかなー。」メソラシ


吹雪「司令官、働いて下さい。」


叢雲「働きなさいよ。」


提督「とりあえず、前の家に戻るか…」


吹雪「前の家って何ですか?」


提督「嫁と3ヶ月住んだマイホーム…」


叢雲(重いわね…。)


吹雪「なら、3人で住めそうですね。」


提督「…それなんだか、俺の知り合いに提督がいるんだが…」


吹雪「いやです。」

叢雲「いかないわ。」


提督「早っ‼」


吹雪「私は、司令官についていくと決めましたから。」にこっ


叢雲「私は、あんたをいじめるのが楽しいからよ。」ふふっ


提督「め…女神がいる…。」どばー


吹雪「し、司令官⁉」


提督「安心しろ、2人ともちゃんと養ってやるからな。」


叢雲「…あなた、提督?」


提督「勿論だ。さあ行くぞ、俺たちのマイホーム‼」










⁇⁇「たす…けて…しれい…かん。」









第7話 あれは嘘だ


引っ越して職さがしに明け暮れる提督。裏でサポートする吹雪と叢雲。そんな提督一家に悲劇?が…



提督「働きたくないでござる。」


叢雲「あんたの場合は働けないでしょ。」


吹雪「なにかあったんですか?」


提督「実は、元帥のじじいが裏で俺のこと悪く言いやがって、面接さえできねぇんだちくしょー‼」


叢雲「そんなことより、貯金が底をつくわ。」


吹雪「もって、2.3日ですかね。」


提督「…つんだ。」


叢雲「そして、死にそうだった艦娘拾ってきたわよ。」


提督「そうか…どうせ俺なんて社会のごみ…ってなんだって‼」


⁇⁇「…⁉」ガタガタ


吹雪「怖がらせないでください‼」


提督「すまない、悪かった…。」


叢雲「あなた名前は?」


⁇⁇「…きさ…ら…ぎ。」


吹雪「如月ちゃん?」


如月「…。」こくん


叢雲「確か睦月型よね。」


如月「…。」こくん


提督「しかし随分汚れてるな。何処にいたんだ?」


如月「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…」ガタガタ




吹雪叢雲「如月ちゃんを怖がらせるな‼」



ボコッザクッボコッザクッ……




提督「…。」チーン


吹雪「もう大丈夫だからね。」


如月「ごめん…なさい。」


叢雲「お風呂、私たちと一緒に入ろうか。」


如月「っ‼…はい‼」


提督「あれ、使って…いいぞ…。」バタンッ


叢雲「了解。」







かぽーん



吹雪「叢雲ちゃんあんまし大っきくないね。」


叢雲「うっさい、あなたよりあるわよ‼…多分。」


如月「おじゃま…します。」ぼんっ


吹雪「…私たちはなんて醜い争いをしてたんだろ…。」


叢雲「…くっ。」


如月「?」


叢雲「まあいいわ。吹雪アレ使うわよ。」


吹雪「準備はできてるよ。」


如月「いまからなにを…。」

.

吹雪叢雲「ふっふっふ…」









吹雪叢雲「背中流しっこ対決よ」


如月「?なんで2人ともこっちに…きゃぁぁぁ⁉」



吹雪「くすぐったかったかな?ごめんね。」


叢雲「如月、私の背中あらってくれる?」


如月「は、はい‼」



ゴシゴシゴシ…ぷにっ



如月「ひゃいっ‼」


吹雪「この大きさ…うらやまし…くらない‼」


叢雲「ほんと、おっきいわよね。」むにっ


如月「やめ…て。」


吹雪「もう少し…。」


叢雲「」むにむにむに


如月「じゃないと…」


吹雪「あとちょっと…。」


叢雲「くっ…。」すかすか








如月「スイッチ入っちゃうから…。」ペロ







きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼





提督「楽しそうだな…よし、久しぶりに俺がつくるか。」


提督「えっと、キャベツに豚肉にご飯にピーマンに卵か。」


提督「豚丼にサラダといったところか…ん?」ぴらっ


提督「これ、如月がもってた紙…」



如月てめぇ逃げたんじゃねえだろな?2日やる、戻って来い。戻らないときには殺す…

ホテルLOVELOVEオーナーより



提督「…。」てきぱき


提督「…。」かきかき


提督「あのくそ野郎ーー‼」だっ








吹雪「」ビクピク

叢雲「」ビクピク


如月「大丈夫…ですか…。」


如月「あれ?紙がない…あっ」




吹雪叢雲如月ちゃんへ、

友達の提督に仕事紹介してもらえるからいってきます。ご飯食べててね。

提督より



如月「字…綺麗…。」


吹雪「それ、走り書きだよ。」


叢雲「ったく、何処にいったんだか…」


如月「なんで2人とも立てるの⁉」


吹雪「私たち艦娘だからかな?」


叢雲「さあ?それより、話すことあるんじゃないの?」


如月「…私、実は捨て艦だったんです。それをオーナー…ラブホテルの人が拾って育ててくれて…。」


如月「でもある日、私が接客やらされて…汚れてしまったんです。」


如月「何度も何度も汚されて…いやになったんです。育ててくれたひとが酷い人だったなんて…。」


如月「それで気がついたら道で倒れてるとこを拾われてて…。」



吹雪「はぁ〜。」

叢雲「まったく…。


如月「ごめんなさい、くだらなかったわよね…。」


叢雲「違う違う、ただご飯食べるのが遅くなるなって思っただけ。」


吹雪「一人で食べるごはんは美味しくないからね。」


如月「⁉…2人ともあの人のこと好きなの?」


吹雪「ば、馬鹿いわないでよ。あ、あの人は…。」かあー


叢雲「あの人はお、親なだけなんだから‼」かあー


如月「ふふふっ。2人ともかわいいわ。」


叢雲「やっと、普通に話してくれたな。」


如月「…あ。」


吹雪「そっちの方が可愛いよ、如月ちゃん。」


如月「い、いやだ〜////」





その頃の提督は…


提督「ここか…。」


ガチャ


ヤクザA「なんだ?ここは関係者以外立ち入り禁止だ、帰れ。」


提督「ちょっと失礼‼」ぶんっ


ヤクザA「ぐはっ‼」


ヤクザB「ヤクザA‼」


ヤクザC「てめー、生きて帰れると思なよ…。」






提督「上等じゃぼけー‼」ダッ




ヤクザB「このっ‼」


提督「遅い‼」バキッ


ヤクザB「がはっ‼」


ヤクザC「いい気になるなよ‼」ナイフ


提督「…。」


ヤクザC「へっ、びびってやんのwwダセーww」


提督「…貴様、子どもはいるか?」


ヤクザC「あ?命乞いかよ?いいぜ、楽にしてやんよ‼」


提督「…親は子どものためなら何でも出来ると言うが、あながち嘘でもないな。」ぐさっ


ヤクザC「な、なんだこいつ…ナイフ刺さってんのに痛がらねぇ。」


提督「これくらいの痛み…如月ちゃんに比べればどおってことないんだよ‼」ボコッ


ヤクザC「グフッ‼」


提督「まだいるんだろ…まとめて来いよ‼」


ヤクザたち「「「うぁーー!!」」」




提督「とうっ‼」ぶんっ


ヤクザD「ごふっ!」


提督「へやっ‼」.ばこっ


ヤクザE「のわっ‼」






ヤクザZ「たすけ…」ばたっ


提督「ハァハァ…オーナー出て来いよ…。」


オーナー「…はっはっは。君強いね、うちで働かない?」


提督「ふざけるな‼」ダッ


オーナー「おっと、手が滑った。」銃






パンッ


第8話 別れ


提督「ぐっ‼」だらだら


オーナー「悪い悪い、ところで、如月は何処だ…。」くわっ


提督「教える必要はない。貴様はこれから俺にやられるからな…」



パンッ



提督「ぐっ‼」だらだら


オーナー「もう一度聞く、如月はどこだ…次は殺す。」


提督「ハァハァ…如月は…」


オーナー「如月は?」かちっ







提督「俺の大切な家族の中の一人だ‼」


オーナー「そうか、死ね」







⁇⁇「あんたがね。」


グサッ…



オーナー「…⁉貴様は…ぐはっ‼」


⁇⁇「あんたに教える義理はないわ…死になさい。」


オーナー「ただでは死なんぞ‼」カチッ


⁇⁇「相討ちする気か⁉」


オーナー「死ね‼」








提督「やめろ‼」ダッ




パンッ…グサッ




提督「ハァハァ…やめるんだ叢雲…お前がすることはない…」


叢雲「提督…血が…。」


提督「これくらい、如月の痛みに比べれば…ぐはっ‼」


叢雲「提督‼」


オーナー「ちぃ…。次はお前だ小娘‼」


提督「させるか‼」ぶんっ


オーナー「ゔっ…き…さら…ぎ。」バタンッ


提督「何とか…終わった…。」バタンッ


叢雲「提督‼…2人とも、手伝って‼」


吹雪「うん‼」

如月「う、うん////」かあー





第9話 戦友


…く …とく …てい

提督「はあっ⁉」


叢雲「目が覚めたみたいね。」


提督「叢雲…昨日はありがとうな。」


叢雲「なっ////別に、あんたが心配なわけじゃ…なくもない。」


提督「でもあんな無茶はやめてくれよ。いくら如月のためだからって…。」


叢雲「あんた…いつか刺されるわよ…。」


提督「なんでだよ…。」


叢雲「自分で考えなさい。」


提督「解せぬ。」


叢雲「あんたたちもいつまでそこにいるの?さっさとでてきなさいよ。」


如月「え…えっと…司令官。」


提督「なんだ?」


如月「昨日はありがとうございます…。そ、それじゃ/////」たったっ


提督「…もう少しなにかあってもいいんじゃ…。」


吹雪「司令官‼」


提督「吹雪か、どうしたんだそんなに慌てて?まさか俺の心配を」


吹雪「いえ、そんなものはしてません。」


提督「…あっそ。で、なんだ?」


吹雪「司令官にお手紙が。」


提督「手紙って…俺にくる手紙っていったら…っ‼これは!」


吹雪「どうしましたか?」


提督「来たプリントはその日に渡すようにいっただろ?3日も前だぞ。」


吹雪「司令官が3日も寝てたんじゃないですか…。」


提督「そうか、わるい。」


叢雲(3日も寝てたことに突っ込まないんだ…。)


提督「えっと内容は…あぁ鎮守府のことか。」


吹雪「鎮守府ですか⁉」


提督「あぁ、俺の友達が提督をやってるからな。下につかないかってことだ。」


叢雲「何してんのよ、さっさといくわよ。」


吹雪「そうですよ司令官‼いきますよ‼」


提督「俺に拒否権は…」


吹雪「ないです。」


叢雲「ないわね。」


提督「デスヨネー。」



こうして提督はニートから提督になるのだった…。


べ、別に章のタイトルの仕方を知らなかったわけじゃないんだからね‼



提督「来たぞー友督。」


友督「やっと来たか…どんだけいやなんだよ…。」


吹雪「これからよろしくお願いします‼」ビシッ


友督「お〜えらいな〜。さすが提督だ、良いしつけしてるな。」


提督「まあな…ってそれより、俺たちはなにをすればいいんだ?」


友督「ああー、いってなかったっけ?うちの第二艦隊を任せるってことを。」


提督「…は?」


友督「いや、俺たちは第一艦隊へ戦力を集めてやれば効率がいいからさ。」


提督「断る‼あの子たちをそんな危険なめにあわせられr「時給1500円でどうだ?」よろしくお願いします‼」


吹雪「司令官…。」


叢雲「安いわね…。」


如月「私のお給料のほうが高かったわ。」


時給1500円、第二艦隊司令官

それが提督の肩書きになったのは言うまでもなかった…。




提督「おい…幾ら何でもこれが執務室はないだろ。」



段ボール

異様に硬い段ボール。投げるもよし、殴るもよし。


座布団

綿のないタイプの座布団。正直いらない。


ちゃぶ台

足が4つで使い勝手がいいちゃぶ台。


異様によいタンス

この部屋に全く合わないタンス。小指…う、頭が…


扇風機

羽のある扇風機。あああ禁止。


提督「そして8畳のへやに4人って無理だろうが‼」


友督「でもあの子たち喜んでるぞ?」


提督「え?」


吹雪「扇風機だ動いてるすごい‼」


叢雲「タンスがつかえるのか⁉」


如月「提督がこんな狭い部屋に私を連れてくるって気があるってことよね。」くねくね


友督「お前の家に何があった…。」


提督「べ、別に差し押さえがあったわけじゃないんだからね‼」ダッ


友督「あ、おい、逃げんなよ‼」






食堂


提督「ハァハァ…ここまで逃げれば大丈夫だろ…。」


提督「ん?なにから逃げてんだ?」


友督「現実からだろ。」


提督「そっか〜そうだな…ってなんでいんだよ。」


友督「お前に頼みたいことがあってな。」


提督「断る‼」クワッ


友督「拒否する‼」クワッ


提督「くっ、負けた…仕方ない聞いてやろう。」


友督「俺上官なんだが…まあ、いっか。」


友督「間宮さんが旅に出たからその代わりに飯つくって。」


提督「はあ⁉飯くらいじぶんでt「小遣いやる」OK、Myプレジャー」


提督「ん?なんで間宮さんが急に旅に?」


友督「お前が料理出来るっていったら3日前に急に…。」


提督「その3日どうしたんだよ…。」


友督「そろそろ飯の時間か…もう時期わかるぞ。」





ガヤガヤ…





⁇「もうカップ麺飽きたくま〜。」


⁇「魚が食べたいにゃ…。」


⁇「お前ら少しは我慢しろ。今は戦争してんだから。」


⁇⁇「もう…カップ麺はいらない…。」


⁇⁇「姉さんしっかりして‼ほら、那珂ちゃんも‼」


⁇「なっかちゃんだよ〜(錯乱)」







友督「なあ、わかっただろ。3日間カップ麺だったんだよ‼」キラッ


提督「ひでぇ…。」


提督「ところで、あの娘たちは?」


友督「あぁ、あの娘たちは我が鎮守府の艦娘で、きた順から球磨、多摩、木曽、川内、神通、那珂だ。」


球磨「提督、いい加減カップ麺以外が食べたいくま〜。」


友督「あぁ、分かってる。今からこいつが作るから少しまっとけ。」


木曽「ん?見ない顔だか…新入りか?」


提督「新入りってか友督から誘われた第二艦隊の提督だ。」


多摩「挨拶はまたにして、早く作るにゃ…。」


提督「おう、任せとけ。」


友督「間宮さんが残したやつつかっていいぞ。」


提督「あいよ〜。」






厨房


提督「えっと・・・キャベツに豚肉か…よし、冷しゃぶ作るか。」


提督「あたたたたたた!!」ザクザク


提督「あたたたたたた!!」ぐつぐつ


提督「ほわたぁ!!」もりつけ




食堂


提督「ほらで来たぞ。」


友督艦娘たち「「「「「「うわぁーーーーいただきます!!」」」」」」


球磨「おいしいくま~。」んぐんぐ


多摩「魚じゃないけどおいしいにゃ~」んぐんぐ


木曾「おい、食うかしゃべるかどっちかにしろ。」


川内「はむはむはむはむ」


神通「わぁおいし・・・。」


那珂「那珂ちゃんスマイル!!」にこっ


提督「おまえどんだけカップラーメン食わせたんだよ。」


友督「ははは…そうだ、こずかいやるから俺の部屋に来てくれ。」


提督「おう。」






友督執務室


提督「ほら、こずかい渡せ。」


友督「まあ落ち着け。まずは話をしようじゃないか。」





友督「主席殿。」




提督「・・・主席っつても俺は赤紙でのへいd」


友督「赤紙は嘘で海軍には自分の意思で入ったんじゃないのか?」


提督「・・・ばれてたか。」


友督「そりゃそうだ、俺たち何年の付き合いになるんだ?」


提督「さあな・・・。」


友督「早苗か・・・。」


提督「あぁ・・・。」


友督「まあ、探すなら何も言わない。ただ、」





ドサドサドサ…




友督「仕事しろ。」


提督「え?こずかいは?」


友督「これ。」


提督「そうだ夕食の買い出しにいかないとな。ってことで・・・さら」





とんとん…




提督「なんだよまだ話があるのk」


吹雪「司令官。」


提督「」


提督「なんでここに・・・」


友督「おまえが逃げるだろうとおもってだ。」


叢雲「そういうことよ。あきらめなさい。」


提督「ちくしょー!!俺は絶対働かないぞ!!」


如月「そんなことで主夫が務まるとは到底おもえないわ。」にこっ


提督「はい・・・すみません・・・。」


友督「じゃあな、さぼるなよ。」


提督「おれは・・・俺は絶対に働かないぞ!!」



提督「だが働かん‼」吹雪「パート1です!」完


後書き

読んでいただきありがとうございました。これからも頑張っていきますので、よろしくお願いします。


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3件コメントされています

1: 赤ヘル提督@ラブライバー 2016-07-07 10:07:10 ID: IbC8f2fm

駆逐艦sかわいい!

執筆頑張ってください!

2: こっぺ 2016-07-07 23:23:14 ID: EAWqISmA

赤ヘル提督@ラブライバーさんへ

返信ありがとうございます。頑張って続編書きたいと思います。これからもよろしくお願いします。

3: SS好きの名無しさん 2019-08-25 01:30:41 ID: S:o7Zit0

提督さんが面白いっす。鎮守府は現実の旧日本帝国海軍にあったんっすよね。


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