2016-06-06 07:03:53 更新

概要

需要があるかどうかはわからないけれども、何となく書いておこうかなと思ったハウツー物的な何かです。面白おかしく解説できればなとかと思ってます。


前書き

(だが言うほど私の文章はうまくないので、さらりと受け流すのもおーけー)

・基礎的なルール
・地の文の書き方
・一人称と三人称について
・いろんな表現技法を知ろう!
・地の文のステップアップⅠ(文の尻尾編)
・地の文のステップアップⅡ(混成接続編)

・心理描写について学ぼう
・戦闘描写について学ぼう
・文学的表現について学ぼう

(順序追加予定。脇道にそれることもある)



提督「提督とー!」


比叡「比叡のー!」


提督・比叡「地の文講座的なサムシング!」


パァンパァンパァン!


提督「と言うわけで始まりました、需要がない講座!」


比叡「……じゃあなんで、需要がないのにやっちゃうんですか」


提督「道楽的な」


比叡「道楽でどうこうできる講座じゃないですよ、コレ……」


提督「まぁまぁ。とりあえず講座といこう。時は金なり、光陰矢のごとしだ!」


比叡「ひえええ~っ!」






基本的なルール



提督「と、言うわけで。まずは基礎中の基礎! 地の文を書きたいあなたに、もしくはSSのクオリティをあげたい人に必須のルール!」


比叡「ひええ、そんなルールとかあるんですか? ちょっと敷居高いような……」


提督「その実、敷居はそんなに高くないのだよ、比叡クン。と、言うわけで……ここに悪い例といい例があります」


比叡「何か独りでに話が進んでいっているような気がしてなら無いんですが!」


提督「こまけえことはいいんだよ! と言うわけでコレだ!」ドンッ!



【悪い例】


「俺は提督。軍人・・・その中でもエリートだと言われる少将である。どうだ?偉いだろう?」


俺はそう言って、大きく胸を張った。




「俺は提督。軍人…その中でもエリートだと言われる少将である。どうだ?偉いだろう?」




比叡「……あれ、どこもおかしいところありませんよね。強いて言えば言い回しが臭いくらいでしょうか」


提督「…………傷口をえぐるのはやめてくれ。じゃあ、次はいい例だ」




【いい例】


「俺は提督。軍人……その中でもエリートだと言われる少将である。どうだ? 偉いだろう?」


 俺はそう言って、大きく胸を張った。




提督「とまぁ、こんな感じか」


比叡「ちょっと変わりましたね」


提督「と言うわけで、ここでポイントを説明したテキストを……ぽんと置いておく」




【簡単なルール】


一つ、地の文の地頭は開けるべし。


二つ、三点リーダやダッシュは、二つ使うべし。


三つ、「」内外を問わず、感嘆符『!や?』のあとは一文字開けるべし。




提督「とりあえず基礎的なところだから、コレだけ踏まえてれば地の文がかける~! って言うわけではないけど、覚えていて損はない……いや、損しかないことだ」


比叡「ほうほう、コレくらいならすぐに覚えられそうですね!」


提督「そうだろう? おっと、そろそろ時間だ。今回はここまでだ! シーユーネクストタイム~!」


比叡「し、しーゆー!」





地の文を書こう!(基礎編)







提督「……割と早いもので、この講座も第二回」


比叡「自主的にやってるのに早いも何もないと思うんですけど」


提督「細かいことは気にするな! 今日のテーマは……『地の文の書き方』!」デデン


比叡「おー、なんかそれっぽくなってきましたね。いや、前回がそうじゃなかったとはいえないんですけれども」


提督「まぁそうだな。とりあえず地の文の書き方なんだが、あくまで俺流の書き方。反感を買う可能性もあるし、書けない可能性も無きにしもあらずだから、そこだけは把握しておいてくれ」


比叡「はい!」


提督「という訳で、早速実技に入っていこうではないか!」


比叡「ひえー!」


提督「……今日は特別にゲストを呼んである。入って来い」


 提督がそう言うと、執務室の重厚なドアが小気味よい音を立てた。扉が開いた先にいたのは、ひと目で分かるくらい鍛えぬかれたその体。しかしその体からは女性の色香をこれでもかと感じさせる。そんな女性は、黒い髪を揺らしながら、長いコンパスで提督の執務机へと足を運ぶと……敬礼を行った。


長門「戦艦長門、提督の招集により参上しました」


提督「おう長門、おつかれさん」


比叡「長門さん、こんにちは!」


長門「ん、比叡か。なんか提督がまたいろいろとやってるなとは思ったが、まさか比叡が一枚噛んでいるとは思わなんだ」


比叡「一枚噛んでるなんて失礼ですね! 私は巻き込まれた側です!」


 比叡はその頬をりんごのように赤くして、長門へと向き直った。対する長門はどこ吹く風とその視線を受け流しながら、提督へと呼び出した真意を問いただす。


長門「して、どのような用事があって呼び出したんだ?」


提督「いやな、お前には今から出すモノの感想を言って欲しくてな」


長門「……? まぁ、それくらいならどうってことはないが」


提督「じゃあ早速。比叡、長門。これを見てどう思う?」


比叡「……どう見てもりんごですね」


長門「りんごだな」


 二人の眼前には、赤いリンゴが存在していた。むしゃぶりつくと果肉から甘い果汁が滴ってきそうな幻視さえも覚える程の瑞々しさを、その赤い果実は放っていた。


提督「さて、ここからは力量というかイマジネーションが重要になってくるぞ」


比叡「と、言いますと?」


提督「今からお前たちには、りんごの様子と、りんごが含んでいる可能性を上げていってもらう」


長門「ふむ。様子はわかるが、可能性とは一体何なんだ」


提督「上の地の文を見てくれ。【むしゃぶりつくと果肉から甘い果汁が滴ってきそうな幻視さえも覚える程の瑞々しさを、その赤い果実は放っていた。】。りんごは噛み付いたら甘くて美味しいだろう?」


長門「そうだな」


提督「しかも噛むと果汁が溢れてくる。だけどこれは、『噛む』という行為があって初めて成立する情報なんだ。だけど、それを『噛む』という行為なしに描写したのが……さっきの地の文だ」


長門「……いまいちわからんぞ」


提督「じゃあ、ちょっと例を上げてみよう。俺がざっと思い浮かべたりんごのイメージは、これだ」




【提督のりんごイメージ】

・赤い

・丸い

・つやがある

・噛んだら果汁が溢れてくる




提督「……こんな感じだな」


長門「随分と簡潔なんだな」


比叡「これなら私にもできそうです!」


長門「そうだな、よし、やってみよう!」


~~数分経過~~


長門「よし、思いつく限りの要素を列挙してみたぞ!」


比叡「私もできました!」


提督「よし、じゃあ比叡から公開してもらおう」




【比叡のりんごイメージ】

・赤い

・丸い

・榛名のスカートみたい

・中に種がある

・時々酸っぱい

・蜜がある




比叡「こんな感じです!」


提督「お、面白い物が入ってるな。よきかなよきかな」


長門「……。ふむ、そういうのもアリか、なら良かったのだが」


提督「? とりあえず長門も、行ってみよう」




【長門のりんごイメージ】

・丸い

・赤い

・頬

・血

・エリートの目

・蒼龍




提督「こ、これまた独特の観点だな」


比叡「……? 他の5つはわかるんですけど、蒼龍さんが連想されるのってなんでです?」


長門「いや、昨日蒼龍がりんごを食べててな。ソレがネットにアップされてて大変な反響を呼んでいたそうだそうだから……」


提督「ああ、あの動画か。左上の資材表示が減るのは、提督の任についている俺にとっては核兵器よりも強い威力を持っていた……」


長門「そ、そんなことよりも。なんでこんなことをしたんだ? 地の文を書くためだ、と私は聞いていたのだが」


比叡「そうですよ! なんでりんごのイメージを書かなきゃいけないんですか?」


提督「まぁまぁ。説明するから聞いてろって」







このSSへの評価

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Schnitzelさんから
2016-06-17 00:39:12

SS好きの名無しさんから
2016-06-06 01:11:14

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Schnitzelさんから
2016-06-17 00:39:14

山椒さんから
2016-06-10 18:04:32

このSSへのコメント

2件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2016-06-05 22:31:09 ID: Ec3dDOqV

為になる。
φ(..)メモメモ

2: SS好きの名無しさん 2016-06-28 02:10:53 ID: u-5Rmov_

最近、台詞形式ってちょー難しいって気付いた。誰が話しているかの描写がいらないから楽にゃしいと思ったら、反面、心理描写や情景描写が疎かになる。
地の文とのバランスを勉強中なのです。


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